平沢家

唯「うい~、これおいしい~!」

憂お手製の夕飯を美味しそうに頬張る唯

憂「お姉ちゃん、男の子だといっぱい食べるから大変だよ」

唯「えへへ~美味しいからいっぱい食べたいんだもん!」

ピルルル

憂「お姉ちゃん携帯鳴ってるよ?」

唯「おおう」

携帯を手に取りディスプレイに目をやる唯
和からのメールであった

唯「和ちゃん~」

無題
唯、彼氏できたの?

唯「ぬ」


和の部屋
和「お、送ってしまったわ…」

和はふと我にかえる
なんでこんな事聞いてるんだろう私…と

和「ま、まぁ唯は大事な友達だしね…変な男じゃないか確認しないとよね」

和は自分に言い聞かせる
しかしその本音は違っていた


平沢家

唯「あ、さっきのか~!」
憂「どうしたの?お姉ちゃん」

憂が食べおわった食器を片付けながら唯に問う

唯「あ、ううんなんでもないよ」

唯「んーなんて返そうかな~」

ピッピッピッピッピッ

Re
え?なんの事?

唯「和ちゃんを騙したら悪いし、無かった事にしよう…」

憂「お姉ちゃん、片付けおわったよ」

憂が少し照れ臭そうに唯の傍に寄ってきた
憂の方も準備万端である

唯「あ、うい~!お風呂一瞬に入ろうよ!」
憂「うん、いいよ」


和の部屋
ピルルル

和「ビクッ」
和「ドキドキ…」

和は震えながら携帯を開きメールを読む

和「なんの…事…?」

和は少しほっとした
やはり唯に彼氏なんていない
そう思うと安堵のため息が出た

和「はっ!わ、私は別に唯が変な男に騙されてなくてよかったと‥」

誰もいない部屋で和が自己弁解する

和「そうだわ!明日唯と久しぶりに遊びに行こうかしら」
ピッピッピッピッピッ

和は手早くメールを打った



平沢家お風呂
男唯「憂~、早くおいでよ~」

湯槽に浸かった唯が憂を呼ぶ

何度か身体を重ねている2人だったがやはり照れ臭い憂
胸からバスタオルを巻き入ってきた
平沢家のお風呂は大きく、軽く旅館の風呂くらいある
憂は唯から少し離れて湯船に浸かった

憂「……」

熱気と緊張で顔が火照る憂、それに気付いた唯はゆっくりと彼女に近付いた

唯「ほらほら憂~ケツだけ星人~!」

上半身を湯槽に埋め尻を出した唯は楽しそうに披露した

憂「ふふっ…アハハハハ」

憂の緊張は解け笑顔がこぼれる

唯「へへ」


律の家のお風呂
男律「ふーっ!」
律「あっばばんばばんばんばんっ」
律「あびばびば!」

先程の自己嫌悪はお風呂の気持ち良さで消えていた

律「よーし…日曜こそ澪に…」
律「そのために、明日は街に出てデートスポット完全に網羅してやんぜ!」
律「うぉぉやるぜぇ!!」
律「あっうまくいった時用に…ホ、ホテルも調べとかないとか!?」
律「うおおおおおお」

聡「うっせぇなぁ…」
洗面所で歯を磨きながら聡は呟いた


紬の家
斎藤「お帰りなさいませお嬢様、道場の方はいかがでございましたか?」

男紬「皆さんとても仲良くして下さるので」

斎藤「それはようございました。お風呂の準備は出来ております」

紬「ありがとう斎藤」

むぎは男に変身出来るようになってから武術にハマっていた
既に前回斎藤から教えてもらった技はマスターしていたのだが
それでは飽き足らず、今は空手テコンドーボクシングを習っている


~ムギ専用の大浴場~

紬「ふぅ…」

紬「また前みたいな事あるといけないし…明日はこのまま行こうかしら」


~本屋~
「ありがとうございました~」

顔を赤くしながら本屋から出てくる澪
生まれて初めて女性ファッション誌を買っていた

澪「こ、これで勉強を…」

今までシマムラで済ませていた彼女は、明日買いに行く服を勉強するつもりであった


~澪の部屋~
ベッドに横たわり本を捲る澪

澪「ど、どんなのが好きなんだろうあいつ…」

澪「やっぱあいつもこんな過激なのが…!?」

1人で興奮しながら夜は更けていった


平沢家のお風呂
唯「うい~」

唯は緊張の解けた憂を、背後から軽く抱き締めた

憂「お姉ちゃんっ」

顔を赤らめ唯を受け入れる憂
そのまま2人の唇が重なった
舌を絡ませる唯と憂
卑猥な音がお風呂場に響いた

30秒程たった所で2人の唇が離れる

唯「ね、ねぇ憂」

憂「なに?」

唯が少し言葉を震わせて切り出した

唯「ふ…ふ…ふぇ…」

憂「え?何お姉ちゃん?」

唯「その…ふぇ…」

唯はその言葉が恥ずかしくて口から出てこない
以前は性の知識に関して全く皆無だった唯も、一度憂としてからは興味深々で調べていた

唯「ふぇ…ら…」

憂「フェラ…?」

憂も真面目な子である、姉を気持ち良くしたい心から色々調べていた

唯「そ、そうそれ!」

憂「…してほしいの?」

声を奮わせ、言葉にならない唯を見て憂の母性本能が刺激される
愛らしくなった唯に対し、少し意地悪な、少しお姉さんのような口調で問い掛けた

唯「う、うん…」

憂「しょうがないなぁ、お姉ちゃんは…」

湯槽から上がり、膝をつく憂

唯「い、いいの本当に?」

あっさり承諾してくれた憂に唯は少し驚いた

憂「うん、お姉ちゃんの為なら…頑張るよ」

勿論憂も初めての試みである、不安がないと言えば嘘になる
だがそれ以上に唯が愛しかったのだ

唯「ドキドキ」

下半身を隠さず湯槽から上がる唯
既に極度の興奮から、ソレは拡張しきっていた

憂「ゴクッ…」

唯「お、おねがいしま…」

唯が言い切るうちに意を決した憂はソレを口に含んだ

唯「うぐっ」

大きさとしては標準サイズな唯のソレ
憂にとってもさほど苦しいモノではなかった

憂「んっ…ン…」

慣れない口つきで先の方を必死に舐める憂
奥まで入れては憂が苦しむと唯の腰が若干引き気味になる

憂(お姉ちゃん…?)

それに気付いた憂が更に奥まで口に含む
カリの部分を舌で責め、唯のために一生懸命口を動かす

憂が初めてなのもあり、唯にとって想像していた程気持ちいいものではなかった

だが自分のために一生懸命ソレを舐める憂の姿が唯を興奮させた

唯「う、うぃぃ…」

憂「うんっ…んっ…んっ…ン」

お風呂場にとても卑猥な音が響き渡る…

唯「ウッ」

憂「!?」
唯「うぐぅ」

唯は達してしまった
憂の口の中で…

憂「げほっげほっ…ゴホッ…」
憂が咳き込む、イく瞬間唯は無意識の内に憂の喉奥に押し込んでしまっていた

唯「ご、ごめん憂!大丈夫…?」
理性を取り戻し焦る唯
興奮のあまり口内で出してしまった
急に自己嫌悪が込み上げてくる

唯「ごめん…!大丈夫…?気持ち良くてつい…」

憂「ゲホッ‥本当?よかったぁ…ゲホッゲホッ」

憂が満面の笑みで喜ぶ

唯「憂…」

唯は憂に対し申し訳ない気持ちでいっぱいになる
なんとか憂に恩返しを…

唯「あっそうだ!」

憂「?」

2人は身体を流し風呂を後にした
髪をかわかし憂の部屋のベッドに一緒に入る

女唯「明日どこ行きたい~?」

憂「どこでもいいよ、お姉ちゃん」

唯はせめてものお返しにと、明日は2人で遊びに行こうと約束した
軽音部に入ってから唯と遊ぶ機会が減っていた憂にとってはすごく嬉しかった

唯「よーしじゃあ任せてっ!」
唯「あ、男と女どっちがいーい?」
憂「どっちでもいいよ、お姉ちゃん」

顔に笑みを浮かべながら憂が返事する
明日が楽しみであった


平沢家の夜は更けていく


和のお部屋
和「返事が来ないわ…」

和「まさか…」

和「あの男…やっぱり唯と」

和の頭に様々な思いが駆け巡り夜は更けていった


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