中小企業のグローバル化への対応

輸出を通じた中小企業のグローバル化

  • 日本の輸出入は拡大傾向・主にアジアが牽引
  • 中小企業においても、売上高に対する輸出の比率が上昇
  • 最近は輸出を行う企業の方が業況感が良い
  • サービス輸出額も訪日外国人客の増加、特許使用料の増大等から増加傾向

輸出による企業の価値向上

  • 輸出を行う企業の方が労働生産性が高い
輸出の有無と労働生産性(中小製造業)
生産性
輸出有り 883百万
輸出無し 716百万
  • 輸出によって付加価値が増大した企業の割合も4割を超える
輸出による付加価値額の変化(中小製造業)
増加 やや増加 変化なし やや減少 減少
14.0% 28.7% 42.7% 10.1% 4.5%

輸出における課題

  • 輸出希望企業の課題は優秀なパートナー企業の獲得
優秀なパートナー企業の確保 56.7%
海外現地企業・居住者のニーズの把握 41.3%
現地の制度運用・商慣習への対応 33.3%
  • 輸出実施企業の課題は海外製品との競合激化
海外製品との競争激化 33.9%
為替変動への対応 28.7%
優秀なパートナー企業の確保 24.3%

海外展開を通じた中小企業とグローバル化

海外展開を行う中小企業数は増加傾向・非製造業の伸びが大きい

海外展開を行う中小企業数の推移(非一次産業)
1996年 2001年 2006年
非製造業 3,274 3,381(+3.3%) 4,067(+20.3%)
製造業 2,157 2,988(+38.5%) 3,484(+16.6%)
5,431 6,369 7,551
  • 海外展開をしている方が労働生産性の水準が高い
  • 海外展開(直接投資)により、労働生産性が向上したという企業が4割弱

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最終更新:2008年05月28日 17:24