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ja
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あいうえお
2011-07-09T22:56:56+09:00
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①のSS置場
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各ユーザーのSSの誤りを指摘する場所です。存分に暴れてください。
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- 新しいシゴト、新しい自分 -- こっぽらちゃん (2009-06-26 00:14:06)
- 誤字脱字多いけど文がだんだんうまくなっててわろた -- うんち (2009-11-08 07:19:52)
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2009-11-08T07:19:52+09:00
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save the kingその③
https://w.atwiki.jp/ssprofessional/pages/38.html
彼は近くにあった演説台に上り、禍々しい玉を掲げ上げ呪文のような言葉を唱え呟く。
「βψιθωι...ξψχλγφωδψτ...............τακα!!」
唱え終えた瞬間、穏やかだった風が急に強風になり砂煙が荒れはじめる。
・・・が、それ以外は何も変わらず。
彼はしばし玉を見つめ、不可思議な状態に首をかしげる。
呪文がおかしいのかと思い、もう一度呪文を唱えるが何もおきない。
「ナゼダ・・・ナゼナノダ・・・」
これは混沌玉だ、それは間違いない。呪文だって一字一句間違えてないはずだ・・・
彼は、脳内で自分自身を詮索し始める。
しかし、その行為が次第に怒りへと変わり憤怒する。
「ナゼダ・・・ナゼダナゼダナゼダァァァッァァァァァァァァ」
彼は気づいていなかった。
固体に乗り移る際、元ある能力の半分を犠牲にするという事が。
力や知識、そして記憶なども薄れるために彼は肝心な部分を思い出せずにいた。
しかし、このまま終わるわけにはいかない。
彼はその場を後にし、ねぐらに戻った。
体育座りになり、左手の人差し指を噛みながら考える・・・
日が悪かったのか、呪文は本当に正しいのか、あの玉は本物か、場所が悪いのか。
思い尽くす限りを頭に浮かべ、繰り返し脳内の記憶を探る。
しかしそれもやがて限界が訪れ、ため息をつく。
どうしたらいい・・・どうしたら・・・
彼は情報が欲しかった。古代の記憶、あの時代のすべての。
・・・ふと、大図書館の事を思い浮かべる。
100年前に設立し、今もなお原形を留めつつ経営している図書館。
"あそこにいけば、探し物は大抵見つかる"などとキャッチフレーズが付くぐらいに大量の本が貸し出しされている。
彼は他に行く当ても、思い当たる節もないため、大図書館に向かう事にした。
ねぐらからは3.4駅をまたがなければならないため、そこまでお金を持ってない彼にとって、これは痛手である。
電車に揺られて2時間30分。ようやく目的地が見えてくる。
彼は早々と図書館に入り、古代云千年の情報がある本を探す。
「何かお探し物ですか?」
通りがかりのスタッフに聞かれたが、彼は首を振る。
混沌玉についてなど、誰に聞いてわかるほど知名度はない。
ましてや、世界を破滅させる道具などと言ったら、笑われて恥をかいてしまう。
彼は近辺の本をすべて読み漁り、調べつくした。
だが、特に目ぼしい情報は見つからなかった。
あと3冊で、大図書館にある云千年の情報がある本が読み終わる。
ぺらぺらとページを捲るたびに、もしや!と、次第に確信へと深まっていく。
そこには云千年前に悪魔の異名を持つ玉が、世界を壊滅に導いたと記されていた。
次のページにその玉の力を発動させるための何かが載っているに違いない。
そう彼は思いつつページを捲った。
おや?
次のページにはそれとは別の事が載っていた。
・・・よく見てみると、次に値するページが破られている!
「ギギギギ・・・・」
彼は怒りを抑えつつ、冷静になるのを待つ。
2009-10-25T17:02:53+09:00
1256457773
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save the king
https://w.atwiki.jp/ssprofessional/pages/29.html
[[その①>http://www35.atwiki.jp/ssprofessional/?page=save%20the%20king%E3%81%9D%E3%81%AE%E2%91%A0]]
[[その②>http://www35.atwiki.jp/ssprofessional/pages/36.html]]
[[その③>http://www35.atwiki.jp/ssprofessional/pages/38.html]]
その④
その⑤
2009-10-25T03:09:07+09:00
1256407747
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麗しのディストピア
https://w.atwiki.jp/ssprofessional/pages/37.html
1
スモッグの匂いの漂う朝の気だるい空気の中、彼は目を覚ました。
彼はベッドからむくりと起き上がると、朝一番のガムを一枚噛んだ。こうでもしないと、彼は自分の指を齧り尽くしてしまうからだ。最初は爪を噛むだけだったが、そのうち指に齧り付き、骨をしゃぶるようになった。既に彼の左手の小指の長さは第一関節を切っていた。
彼は気ままに街をふらつき、寝泊りに困れば同じように街をふらつく適当な女を強姦し、その家に転がり込んだ。これは若者達の間で流行のライフスタイルであり、「バックドラフト」と呼ばれた。
「適当な女」という単語は、彼にとって多少語弊があるかもしれない。通常「バックドラフト」は集団で行われる事が多く、女一人の腕力などは軽く御せるのだが、彼は数を恃もうとしなかった。自分以外の人間を低俗な連中として軽蔑していたからである。なので彼は女を選ばざるを得なかった。出来るだけ意志が弱そうで、頭の悪そうな女を選んだ。長年の経験の勘か、或いは生れつきの天稟か、彼には不思議とそんな女の区別ができた。
今彼の隣で寝息を立てる彼女もそうだった。利己的で、刹那的で、その癖他人に依存し、ランチのメニューさえ一人で決められないような白痴だった。彼はそういう女を毛嫌いしていたが、彼女のような女が腕を掴まれ、押し倒され、服を剥ぎ取られる際に見せるあの諦めの表情は、彼の性的欲求を十二分に満たした。特に今度の女は癖になる。彼女の太腿に釘を打ち付けた時、彼はそう直感した。彼女は娼婦だった。項から背中の辺りまで、質の悪い蛇の刺青が施されていた。どうせ仲間内での流行り病だろう。彼はそう思った。
《夜までに戻る。鍵は持っている。変な気を起こすな》
彼は書き置きを残すと、昨晩の出来事など嘘のように眠る彼女の両手両足を縛り上げ、部屋を後にした。何をするわけでもない、ただ街をふらつく為である。
街には最新式の球体型浮遊家屋が溢れている。いくつかはバックドラフトに襲われたのか、墜落している。交番には金属バットで頭を砕かれた警察犬の死体が転がっている。公園では資本主義者達の決起集会が開かれている。その脇のベンチで浮浪者がうわ言のように延々と円周率をつぶやく。彼はそんな街の様子を見回して、今日二枚目のガムを噛む。
今の社会に不満を持つ人々を、彼は理解できなかった。財産は全ての人間に平等に分け与えられる。身の丈以上の金が欲しければ誰かから奪えばいい。性的快感が欲しければ誰かを犯せばいいし、イライラする事があれば誰かを殺せばいいじゃないか。この世はこの上なく自由だ。彼はそう思った。
2
彼はその日行う遊びを、「移民狩り」に決めた。これも若者達のオーソドックスな遊びのひとつだ。
この国では数十年前に移民が迎えられた。日に日に減少する国民総人口の増加のため、閉塞した文化の活性化のため、と仰々しく銘うたれたこの計画だったが、移民達はこの国を食い尽くした。総人口の数こそ爆発的に増えたものの、彼らは原住民達から奪いつくし、そして時には殺した。この国の治安は一変し、移民達にされるがままの状態に陥った。
しかし、現政党に政府が譲渡されてから移民は徹底的に排斥された。国家社会主義は単一の民族でなければ実現し得ないという考えの下に、肥えた金持ちの移民は財産を根こそぎ押収され、ならず者の移民達は処刑された。残された移民達は日の当たらない場所に追いやられ、政府の影に怯える毎日を過ごす事になる。
若者達はそんな移民達を弄んだ。好きなだけ自分達の衝動のはけ口として利用し、飽きれば殺した。殺してもお咎めがくるわけでもない。政府は若者達の行為を黙認し、泳がせた。
そして彼も、移民を快く思ってはいなかった。奴らは蝗と同じだ。好きなだけ畑を食い潰し、またどこかの別の土地へと移り住む。そうやって馬鹿の一つ覚えのように同じ事を繰り返す。彼の心にナショナリズムやイデオロギーといったものは存在しなかったが、彼は一旦移民の事を考え出すと無性に腹が立ち、剥き出しの左小指の骨をガリガリと齧るのだった。
彼は移民の集落に辿り着いた。集落は人通りはなく閑散とし、木製の家屋が軒を連ねている。彼は手はじめにジッポライターのオイルを適当な家にぶっかけた。それからおもむろに煙草に火をつけ、投げ付ける。炎はたちまちに燃え広がった。この家の中にもし人間が住んでいたとすればあっという間に火達磨になって死んでいるだろう。その物々しさに気付き、家から間抜けに顔を出す移民達一人独りを、彼は持っていた金属バットで殴り殺す。頭をかち割った。背骨を粉々に砕いた。男のペニスを潰した。女のヴァギナにバットを突っ込んで引き裂いた。逃げ惑う奴らから先に殺した。今日はそういう気分だった。
3
仮宿に帰ると両手両足を縛られた女が舌を噛み切って死んでいた。
しまった。轡をつけるのを忘れていた。彼はそれだけ思った。
2009-09-22T01:20:46+09:00
1253550046
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save the kingその②
https://w.atwiki.jp/ssprofessional/pages/36.html
時は十分に満ちた・・・
彼は施設を抜け出すために、必要な物をすべてバッグに詰め込んだ。
そう・・・自らの願望・欲望・夢を果たすために。
彼にとって施設というものは監獄に等しかった。
何も出来ずに時が流れるだけ。自分の欲望さえも果たせない辛い生活。
明日は施設を管理する大人達が子供達の今後の育成方針を決めるべく、他の場所で会議をするためにここを離れるらしい。
願ってもないチャンスをものにするため、彼は動き出す。
「セカイヲカエル」ために・・・
施設脱出翌日-
大人達が居なくなった午後1時頃
荷物を持ち、堂々と正門から出る。
もちろん、彼を知ってる施設の子供にここぞとばかりに質問をされる。
「どこ行くの?」
「どうしたの?そんな荷物持って」
「出て行くの?」
「待ちなさいよ!」
彼は冷めた目で気に留めてくれた彼等をにらみつけ、無言で手を振り払い立ち去る。
彼等は何がなんだかわからず、呆然と過ぎ去って行く彼の背中を見つめた。
彼が最初に向かった場所・・・それは廃墟と化した校舎。
この校舎は今から14年前に不景気のため、経営が厳しいとの判断でやむを得ず廃校となる。
以後、校舎を解体できる費用もなく現在まで放置されている。
だが、なぜ此処に用事があったのか・・・
彼は違う学校に通っていて、此処にはお世話になってはいなかった。
彼は誰かに取り憑かれたように花壇の作業用の道具が並んでいた倉庫からスコップを持ち出し、彼は校舎の真ん中、校長の銅像が立っている場所を掘り始めた。
ザクッ・・・ザクッ・・・ザッ・・・コツン
スコップに何か硬そうな物が当たる。
彼はその周りを掘り、その硬い物体を掘り出す。
その物体はいかにも古代を思い振るわせる、バレーボールぐらいの大きさの玉。
そう、ここは彼の中に潜む"ヤツ"が居たという云百年前と同じ場所。
何百年もの間、"ヤツ"はこの場所だけは忘れていなかったらしい。
その玉にどんな効果があるのかは現代には"ヤツ"しかわからないのであろうか。
いつしかの時代で悪魔とも呼ばれていたベージュ色の宝玉・・・
その禍々しい玉を彼はタオルで綺麗に土を拭き取ると、大きく掲げ持つ。
「ミセテヤロウ・・・ナガキヨリオモイシワガエンコン」
2009-06-29T19:41:16+09:00
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トップページ
https://w.atwiki.jp/ssprofessional/pages/1.html
ようこそSS専用WIKIへ
ここはユーザーがSS(小説)書き残しできるwikiです。
ここに書き残してる人は全員プロではありません。
少なからず文章に誤りがあるかと思います。
だからと言って叩いたりせずに、ご指摘をしたい方はコメントフォームにてお願いします。
書き残す方も観賞する方もwikiのシステムを把握し、正しく丁寧に迷惑をかけないように使用しましょう。
編集のわからない方は[[こちら>http://www35.atwiki.jp/ssprofessional/pages/8.html]]へ
ノ
(^o^)
( (7
<⌒ヽ
2009-06-26T00:15:16+09:00
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再会
https://w.atwiki.jp/ssprofessional/pages/35.html
とある場末の居酒屋で、私は奴と再会した。
奴は学生時代、とろくさい男で通っていた。
授業のたびに忘れ物をし、その度私や友人などに物を借りた。
「借りるのが当たり前」といったような態度にも辟易していた。「礼の一つぐらいしろよ」と常々思っていたことを記憶している。
また、奴は極度のあがり症で、学生サークルの催しで演劇を行った際、彼は「村人」の役割であるにも拘らず、泡を吹いて失神した。
サークル仲間から顰蹙を買ったのは言うまでもない。
そして、奴は単位不足で留年し、私より1年遅れて卒業した。私はそれから、奴とは会っていなかった。
特に親しい間柄というわけでもなく、連絡も程なくして途切れた。そんな折での再会だった。
声をかけたのは奴からだった。奴は一人で安酒を煽り、同じく独りであった私に気付くと大袈裟に手を振った。
「おー、浅田じゃないか。久しぶりだなぁ」
私は特に感傷に浸るでもなく、相槌を打った。
「まぁ、飲もうや」
奴はそう言って、私を相席へと誘った。
暫くは沈黙が続いた。親しい友人関係を結んでいたなら積もる話もあるだろうが、私達はそのような関係でもない。
最初に口を開いたのも奴からだった。
「俺さ、まだ仕事中なんだけど、やっぱりこういう所に着たら、あれだよな。飲んじまうよな」
この男はやはり阿呆のままだ、と口をついて出そうになったが、奴の思わせぶりな口調が気になったので尋ねた。この場を取り繕う話の種にもなろう。
「ところで、お前は今何の仕事をしているんだ?」
待ってましたとばかりに、奴は答えた。
「探偵さ」
見計らったように奴は「おっ」と息を漏らし、ポケットから端子のようなものを取り出した。
そして、その横腹についているスイッチらしきものをカチッ、カチッ、と押した。
「俺な、今浮気調査やってるんだよ。こっから2つ向こうのテーブルの奴がターゲット。今浮気相手と接触中なんだ。これ、ちっちゃいけどデジカメなんだぜ。後で画像をパソコンで確認する」
2009-05-12T08:34:03+09:00
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