このページに書かれている事はネタバレを含みます。
この場合のネタバレは、「ゲーム中の真ボス以降に関わるストーリー」を指し、
公式による「スピリットコレクトが何なのか」というネタバレは含みません。
世界観とシステムに関するあらゆる要素はお互い密接に関わりあっています。
同時に、ほとんどの要素もかなりの規模で相関しています。
そしてすべての要素は、「子供、世界で最も美しいモノ」というフレーズに繋がります。
だったと思う。
概念
信念が結晶化したもの。具体的には、自身の倫理観(=美学)に基づき、
今回で言えば自身の意思のためにどれ程力を出し尽くしたか、という度合い、くらいの考え?
マニュアルに載っている「重要視されている」という文の「重要視」とは、
「リリアンがどこまで自分たちの魂を救済してくれるのか」と考える度合い。
故にレベルが高ければ出現する魂は大きくなるし、
一部ボスは最後の最後まで死力を尽くす事が出来る。
真ボス条件に絡むのにも理由があると思われるが今のところ不明。
ミュリエルは隊長なのでヴァルハラの体面も気にしないといけない。
その為に生まれた魂を基にしたルール、だという解釈でいいのかな。
(エピローグで魂達をファリスに渡しているシーンがあるが、
ファルサナ人の魂はゲーム中では練成されていたのか)
発動条件はその機体に乗っている人物の性格に由来するところも少々あるかと思います。
「自分達を嬲り殺しに来た正規軍と同じ人間」だと見られている限り魂は奮われません。
なので、「お前の本気(死ぬ気)を見せてみろ」というサインが必要になります。
自分なりの倫理観のために死力を出した結果。だそうです。
それ故に強く大きく魂は輝く事になるのでしょう。美学ですね。
内外共の評価を同時に受ける事になります。
内的評価=隊長からの評価、なのでスコア等に関係します。
外的評価=ファルサナ人からの評価、なので次のレベルまでの魂が半減します。
「近代兵器が跋扈する現代戦闘では全く無駄。それでも使う。」
これも自身の倫理観や美学に基づいた行動と言えます。
誇りを捻じ曲げてまで生きようとはしないのでしょう、と思います。
地名・その他
「外部」から決められた名前?霊性がどうとか。
一部のロリショタは概念でこの世界の名前を知っている、
マロンは説明されても理解する事は出来なかったので一部ではない、ぐらいか。
民主主義の大国。「ヴァルハラ」が所属する国。
宗教に支配された国。
作中ではファルサナ島全てを奪い取ろうとしイメル国に協力を求めるが
結果的にイメル国に滅ぼされてしまう。
ファルサナ島にある島国。紆余曲折あるが女王(国王)は死なず、
最終的にイメル国ファルサナ州となる。
子供、世界で最も美しいモノ。
「子供が好きな方々に、同意を求めるSTG。「スピリットコレクト」」
命題にして作品の基盤、
隠された「スピリットコレクト」の真実の内の一つでしょうか。
これを感じ共感してもらう事がこの作品の目的だったわけですが、
あまりに難解すぎるため、現在でも完全に理解している人物はテストプレイヤー一人だけ、だそうです。
最終更新:2007年06月26日 18:23