拡散符号

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-本来の信号よりも広い帯域に拡散させるための鍵。 -直接拡散と呼ばれるスペクトラム拡散の一方式に用いられている。 -送受信双方がこの拡散符号を持ち、信号に対して乗算することで、エネルギーを拡散させる。 -受信側は拡散符号から逆拡散符号を作成、復号する。 -無線局ごとに異なる拡散符号を適用すると、多元接続が可能となる。 拡散符号は自己相関が小さい符号系列である擬似ランダム雑音(Pseudo random noise、PN)パターンが使われる。2種類のPN系列を加算して得られるGold系列や最長系列(M系列)も拡散符号に使われる。 拡散された帯域の一部にノイズが局在した場合はその影響も拡散されるためノイズに強くなる。また逆拡散符号によって復号演算を行なわなければノイズにしか聞こえず、拡散符号が判らなければ通信を傍受できないので通信の秘匿性にも優れているとされる。 **さらに詳しく -拡散符号の周期Tcは信号の周期Tbに比べて短い。 ⇒拡散された信号をフーリエ変換するとその帯域は周期に反比例して大きくなる(N倍)。(拡散率:N=Tb/Tc) -&color(red,white){拡散符号c1及びc2の相互相関関数が他局間干渉量を決定する。} -[符号[http://www35.atwiki.jp/space_escalator/pages/19.html]] #math(500){ a/b=c a=d/f } ----
-本来の信号よりも広い帯域に拡散させるための鍵。 -直接拡散と呼ばれるスペクトラム拡散の一方式に用いられている。 -送受信双方がこの拡散符号を持ち、信号に対して乗算することで、エネルギーを拡散させる。 -受信側は拡散符号から逆拡散符号を作成、復号する。 -無線局ごとに異なる拡散符号を適用すると、多元接続が可能となる。 拡散符号は自己相関が小さい符号系列である擬似ランダム雑音(Pseudo random noise、PN)パターンが使われる。2種類のPN系列を加算して得られるGold系列や最長系列(M系列)も拡散符号に使われる。 拡散された帯域の一部にノイズが局在した場合はその影響も拡散されるためノイズに強くなる。また逆拡散符号によって復号演算を行なわなければノイズにしか聞こえず、拡散符号が判らなければ通信を傍受できないので通信の秘匿性にも優れているとされる。 **さらに詳しく -拡散符号の周期Tcは信号の周期Tbに比べて短い。 ⇒拡散された信号をフーリエ変換するとその帯域は周期に反比例して大きくなる(N倍)。(拡散率:N=Tb/Tc) -&color(red,white){拡散符号c1及びc2の相互相関関数が他局間干渉量を決定する。} -[[符号>http://www35.atwiki.jp/space_escalator/pages/19.html]] #math(500){ a/b=c a=d/f } ----

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