第一幕 目覚めるとき-19


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67 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/11/11(木) 09:37:36 ID:x3yfk4bs [3/5]


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| やる夫は翠星石からのメールにため息をつき、そしてふと、正午を過ぎている事に気づき愕然とした。 
| 九時頃には長門に連絡を入れるつもりだったのに、完全に忘れていたのだ。
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| どうしよう。
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| 怪訝な顔の蒼星石。それもそうだろう。
| これは完全に私用だ。やる夫はしばし躊躇した後に、決心した。
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| ええい、ままよ!
| 有希のことだ。皮肉の三つ四つは覚悟しておくべきである。
| やる夫はアドレス帳から入速貸本を選択し、電話をかけた。
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| 運よく今日は平日だ。みゆきはいないはずなので、迷惑はかけていないだろう。
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68 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/11/11(木) 09:37:52 ID:x3yfk4bs [4/5]




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    l/ ,/ト、::l゙__゙ヾ::ii::|ヽ  ,/  .|:::illi:::゙ii/ |:::::::::::::::j¨゙ l    『何か』
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| 用が無いなら電話をするなと言わんばかりの有希。
| 受話器を取って第一声がそれとは、さすがのやる夫も想定外であった。
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|「連絡入れるのを忘れててすまねーお。今日は戻らないから適当に閉めておいてくれお」
|『他に言うことは?』
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| 有希の返答に、やる夫は困惑した。
| 怒っている? いや、実際よく分からない。
| そもそも、やる夫は立場で勝っているはずの有希に勝てないのだ。理由は分からないが。
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|「あ~」
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| 間を持たせるためにまぬけな声を上げてしまう。
| 横を見ると、蒼星石が紙ナプキンにペンを走らせていた。
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|『何か飲む?』
|『アイスコーヒーを頼むお』
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| 財布を手に席を立つ蒼星石。その尻を見て、ふとやる夫は思い出した。
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69 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/11/11(木) 09:38:15 ID:x3yfk4bs [5/5]


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       / ノ  \\           阿部さん……
      / (●)  (●)\         いや、今は誰がいるお?
    / ∪  (__人__)  \
    |      ` ⌒´    |
     \ /⌒)⌒)⌒)   //⌒)⌒)⌒)
    ノ  | / / /   (⌒) / / / /
  /´    | :::::::::::(⌒)  ゝ  :::::::::::/
 |    l  |     ノ  /  )  /
 ヽ    ヽ_ヽ    /'   /    /
  ヽ __     /   /   /

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| 有希、無言。
| 彼女は、あの同性愛者が嫌いだった。
| 失敗したと思いつつ、耳を澄ます。
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|『売れ残りが二人、暇だ暇だと文句垂れながらスプートニクについて議論している。
| あの変態はいない』
|「あー、そうかお」
|
| 蒼星石は、阿部さんが『こちら側』だと言っていた。
| 彼ならば、何かしらの知識や情報を持っているかもしれない。
| そう考えての問いだったが、いないものは仕方ない。
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| しかし待てよ?
| ふと思う所があり、やる夫は『切』ボタンに伸びた指を止めた。
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|「そこにいるのはマグロ女とピンクなナースかお?」
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73 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/11/12(金) 09:32:13 ID:YMvEFQ2U [1/4]


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      l.::,' : .:l :::::l ::::::l ::::{  ::::ヽ ::::::::\:::::ヽ::.. ..::l  :::::::::l::: :: :::. :l.:l
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       ! ! :. ;小、.:::::{ 代ート、 ヽ ..::l   >七´__,ィ=-、.」  :::::::::j::::::::;::: l:,'
        ', :::: l:: \::ムx≠于=ミ、\ヽ x=≠旡丁 `ドレ!  ::::::::;イヽ ::i:::::リ
          ヽ:::::lヽ::::\<ヾハ{.::::ヽヽ _ {    V、::::::.}├|  :::::∧ l:::,' .::/
         \l ∨::{!ハ  Vzイ} {!⌒ヘ}    r'zィリ / l .:::/ } ,ノ/l:::/
           `  ',:::ゝム   ー' /   ヽ、   ̄ノ' | ::/ フ´::/ ル′     『表現が卑猥』
              ヽ::::`ヘー ‐ '´ '      ̄      |.::/´;::〃/
              ヽ::::{\      ャ‐、         jl:/::/:/ ″
               \:ヘ ヽ 、    ¨        //イ::/V
                 \!  ヽ>,、     , イ 〃:|::ト、
                     ヽj父rー<: : : : : : : {::l) ヽ、
                    /...::::::| : : :    : : 'y'     \
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| 言われてから慌てて蒼星石を探すが、彼女はまだレジにいる。
| 小さく嘆息。
|
|「ちょっと聞きたいことがあるから変わってくれお」
|『不人気、電話』
|『あら、どなた? まあいいわ。有希、お茶のおかわりを頂戴。
| それと、その呼び方は何とかならないの?
| まるでこのスレのヒロインたる私が、人気不足のようだわ』
|
| いつも通りの無意味に偉そうなオーラと、メタによる読者への媚びの両立。
| やる夫にとって彼女は、頼りにはなるが面倒な人物であった。
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74 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/11/12(金) 09:32:38 ID:YMvEFQ2U [2/4]



               ̄7 ヽ_,                  ,- 、
  ̄7 ヽ_,     / オ ´                  ̄7 ヽ_<ヽ>>
  / オ ´                        / オ ´<ヽ二>\\\
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   ,"^ヽ´,ij  /,`゙fヽ、::`ー:ィ:,厶≡", ー=‐`\\∂゚ソ,_/ο(、.,,')ノ ,
  ε゙( (  // ゝ。ω`/ /, ̄,..:.-  、.τ、 . \\彡   ゙' '´ ='
  `、(.、ミ//.、_  `´`ヽ/ /=´≡=......,,`彡゙//´ \\"  ≡    、
  、.ぃ<二/=ミ≡, ゙ /≡=:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;. ,'{二> _= _,'っ ))'、
   ゙ε/二>ー, ,   //':':':':':':':':':':':':':':':':':':':':':':':':'´=≡<ニ}  、彡 'ノづ
     `    <二/                        "、j 彡
          /二>≡=



(マグロ女 イメージAA)

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|『はい。入速貸本よ』
|「間違ってないけど、それはどうかと思うお」
|『あらやる夫?
| なにかしら。今忙しいのだけれど?」
|「暇を持て余してるって聞いたお」
|『相変わらず細かいわね。女のわがままを笑って許すのも男の器量よ。
| それで、なに?
| まさか雑談のために呼んだ訳ではないのでしょう?』
|
| やる夫は苦笑した。よく分かってらっしゃる。
| この辛苦だかなんだかそんな名前のジャーナリストは、オカルト関係への造詣が深い。
| 都市伝説や噂話は専門分野であり、中でもUMA。
| いわゆる未確認動物(Unidentified Mysterious Animal)の知識は目を見張るものがある。
|
|「今、東京湾に鯨がいるらしいお」
|『……それで?』
|「いや、単なるネタの提供だお」
|「……別に東京湾に鯨が出たくらい、珍しい話では無いのだわ。
| ダイオウイカか『ヒトガタ・ニンゲン』でも出ないとお話にならないの」
|「合衆国の潜水艦が接触したから、その関係で何か広げられないかと思ったけど残念だお。
| ……っつうか『人型人間』ってなんだお?」
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75 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/11/12(金) 09:33:04 ID:YMvEFQ2U [3/4]


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           l       ノ
            |                          ,r''"´ ̄``丶 、  __,. -- .、
            |                ̄ ̄`ヽ                          i
           |                 ___,ノ                       ノ
         !                                        ,/
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(ヒトガタ・ニンゲン イメージAA)

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| 想像すると不気味な名前である。『人型人間』。
| それとも、人型ではない人間が存在するということか?
|
| 電話の向こうの巻き毛は一瞬考え込んだ様子だった。
| おそらく、彼女から見たら知っていて当たり前の知識なのだろう。
|
|『合衆国の潜水艦ねえ……まあいいわ。
| 『ヒトガタ・ニンゲン』は日本のネットロアから生まれたとされるUMAよ。
| 全身白で大きさは数十メートル。体表は海洋哺乳類らしくつるりとしているわ。
| 人類のように丸い頭部と首のくびれ、五指ある前足を一対持ち、南極海と北極海で目撃情報があるのだわ』
|「南極……パターン青!」
|『ええ。一世を風靡したアニメ、
| 『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する巨大生命体『使徒』が『ヒトガタ・ニンゲン』のモデルとされているわ』
|
| 流石は萌大国日本。恐るべし。
| ……しかし、やる夫が『夢』に見たのは『鯨のように巨大な魚類』であった。
| 全身を鱗におおわれ、吐き気を催すグロテスクな『それ』と、白い人型は、明らかに違う。
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82 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2010/11/13(土) 14:20:37 ID:5wpPUkXg [1/4]

屋上に行って、少し反省するところがありました。
ヒートシンクさんの扱いが、少々度を越していたことをこの場を借りて謝らせていただきます。

絆欄では『真紅』表示されるものの、地の文章では一切『真紅』表示されないという伏線は、
最悪気づいてもらえず、ただのディスり行為に見える可能性が極めて高いと判断しました。

なお、念のために言っておくと、私は辛苦さんが大好きです。

追伸:以上を踏まえたうえで、不人気さんの扱いは変えません。

83 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/11/13(土) 14:21:35 ID:5wpPUkXg [2/4]





      ` '' - .._    |._             |
   :::::.....       ` '' - .`_'' - .._     |
  ,_r_;‐y‐、            `..::::‐::, -‐ 、!
  キ'ニfィヘ.ノ` ‐ .._        .::::::::::/_  __ l` '' - ...__
  `tク‐-ミヽ、   ` ‐ :::::____:::::::::::::/ l. /,z' )      ` '' ‐ .
       ` .._         ̄`ヾ、 亠ミイ              |
 - ....___    ` ー-------ャ  、   ` 、´` ‐ ._  ...._,:::r_、. |
        ̄` '''' ー-- .  ::|   !    i  }、_   ̄__..、_'iフ! |
               |  ::ゝ.._ ヽ -― ノ‐-  ̄..._   .|
               |   ::ヘ `  '⌒ ノ        ̄ `
               |     ::|     ^' !
               |    ;ノ^ '、 , ヽ' )
               |   ノ'{  iii }  }‐ヘ
               |   ::{i^iーllr'i`T´-トミ
               |   j^{ ´ゝiii'‐リ「
               |   ::(`Yir介ァ'ヘ'、
               |      rリi !!l  i’
               |      l ll  l  |
               |      l ll  l  |

(ヒトガタ・ニンゲン イメージAA)

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|『プラズマよ~』
|『ひゃんッ!?』
|
| 不意に、電話口に別の女性の声が入りこんだ。
| 同時に不人気さんの悲鳴。
|
|『み、三四! やめ……ひぅんッ』
|
| どういう状況なのかは、何となく理解できた。
| 入速貸本に現在いる最後の人物。狂科学者・鷹野三四が何かいかがわしいことをしているのだろう。
|
|『やる夫君。いまどこ?
| 今日はミニかつタイトな黒ナースで網タイツ&ガーダーなんだけど、見たくはないかしら?』
|「お台場だお。それと、遠慮しておきますお」
|
| 三四は科学者でありながらオカルトの信者でもある。
| 科学によるオカルトの解明を命題にしており、プラズマがどうこうとよく口にしている。
|
|『南極の『ヒトガタ・ニンゲン』は、人語を解するというわ。
| 捕鯨船はよく遭遇するから、関係者は皆知っているという話ね』
|「何故関係者だけなんですかお?」 
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84 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/11/13(土) 14:22:31 ID:5wpPUkXg [3/4]



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  |    |     .|  ' "〆    ゛  // ' '' ト 、!.!  !   !   !
  |    |     .| ,/===t、  /   ,ィェ,,_  .! ! !   /   .!
   !    .!     <.K レ:.,ii,.:リ   /    ´て ミc㍉、',!  /    .!
   !    !     !゜‐ゝ‐ ′        ゝ ',ツ / ! /    !    『―――科学で解明できないからよ』
   |    !     !                ゜  / /     !
   |    λ     .!.          |      / ./      !
   |     !     !          ,!     /〆    |  !
   |    ! !     !、     t――ッ     / !     | !
   |    !  !      ! ' 、         , " !      ! !
   |    !  .!      !   ゛ ,,    ,  "   !     ∧!
   !   ,!  !     ! 、   '' -ヒ、      !      ! |!
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| 底冷えのする。氷のように冷たい声。
|
|『人類以外の知的生命体が地球上にいたら、世界的大問題よ。
| 『ヒトガタ・ニンゲン』の『実力』は分からないけれど、
| 平和的に接触しているのならば公表は控え、秘密裏に詳細を探るのが得策ね』
|
| 歌うように、言い聞かせるように三四。
| やる夫は彼女の考えを理解した。彼女は『ヒトガタ・ニンゲン』と人類の戦争を想定しているのだ。
| 
|『相手の身体能力も、知能も、数も、本拠も分からないのよ。
| もしかしたらその正体はどんな器官も有する不定形の巨大な肉塊かもしれないのに』
|『それは相手にならないのだわ。ショットガンを用意しないと』
|『【てけり・り】!』
|『狂気山脈死の咆哮』
|『もうやめて! 探索者のSAN値はとっくにゼロよ!』
|
| いつの間にか長門も混じっている。この三人に任せておくと、どんどんと話が脇道にそれて行く気がする。
| やる夫は話が途切れたところで電話を切るべく口を開いた。
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85 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/11/13(土) 14:23:22 ID:5wpPUkXg [4/4]


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         Y::.::.::.::.: |::./::.:::/:/ ヽ::.::\::.::、::.::\::.::__:}::.::.i::.::l : ∧
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           ∨::.::./::.::/:r=f芹示ミ    ヽ   { rケリ_ 从: |/:/
             八::/:::イ八 弋:::zリ        ゞ=く /:::/:/イ       はい、どうぞ。
         / }ハ::.::.ヽ::.\´ ̄゛     i     / イ::.:::ハ!
           { い::.::.:::\::\""              ノ::.::::八       僕はちょっと車の方見てくるから、
              i::ト::.::.::.ハー     -__ '   ,.イ∧: /        ちょっと待っててね。
              |ノ ヽ::.::.:::|>.._      ..イ ./ Ⅴ
              /⌒ハ: : |>'¨| ≧ ーイ  \
                 /コ  .∧: !   ∧    /    >..  __
              /廴 ./ Ⅴ .//Yヘ イ           7/´ ∧ァ
              /:rソ ./    / ノ〉〈 \        .// 入 (
         /::/:::Y /     { {// | |〉、 }       ./ フ':::::::ヽ)
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| が、想定外の相手に邪魔をされた。
|
| その間にも、姦し三人娘は適当な会話を続けている。
| タイミングを失ったやる夫は、次のタイミングを待つことにした。
|
|『『ヒトガタ・ニンゲン』は人類に警鐘を鳴らすために南極の黒い球状空間から遣わされた古き神ね』
|『あら三四。プラズマ繋がりかしら? 考えたものね』
|『残念。そのネタはこのスレの原作の一つになりうる。却下を』
|『プ~ラ~ズ~マ~』
|『人間は携帯獣を手放し、自由にしてやるべき』
|『自由ね……じゃあ、原点に戻るべきかしら?』
|『鯨を別方向に膨らますという話ね? 全身屍装束色の悪魔、モビーディックは?』
|『現代に復活したモビーディックという切り口で語るなら、米軍潜水艦には沈没してもらう必要があるのだわ』
|『そも、その米軍の潜水艦という話が眉唾。ソースを出させるべき』
|『あら有希。潜水艦は別に存在しなくてもよいのだわ。クジラと潜水艦が衝突したという噂だけで十分なのよ』
|『汚い。流石ジャーナリスト。汚い』
|『褒めても何も出ないのだわ』
|『それだったらやっぱりクジラである必要もないのね。東京湾……Gとかはどうなの?』
|『マグロ食べてるような奴はダメなのだわ』
|『酸素爆弾で殺せる方なら大問題。至急芹沢博士を探すべき』
|『ああ、東京湾なら別の切り口を思いついたわ。
| 最近お台場で浮浪者がたむろしているって聞いているのだわ。
| もしかしたら彼らは『混血の異教徒』かもしれないわね』
|『イクシオピテクス・ダゴヌゥスですね。分かります』
|『だとすると埋立地の底には巨大な洞穴が広がっていて、長老がたが眠っているはずね』
|『なら、潜水艦が接触したのはその【深きもの】ということになるのだわ』
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93 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/11/15(月) 10:02:17 ID:En2x9Jek [1/5]


   ヽ::_::::::::::_:::: -‐ '' ¨  ̄        ',
   /   ̄  / /      , ハ  ヽ. !         ',
   ,'     ,' /      ,イ / ',  `i        !
.  ll      i ./ /    // /  ヽ.  l l      l
  lll      !/ /    / / /     ヽ、! !        l
  lll      !.7 ̄ニ≠-、 //_ -__――_-l l   l   .l
  lll   l  l i ''又辷ァ 〃  ´'¨弋辷ァl l    l.   l     『やる夫君』
  lll   !  l ! ./   ̄ /      `ー-1 .l    !   l
  lll   l   !l ハ    l          l l   l    l
  lll   l  l/ l ',     !        l l.  l   ,'
  lll   .l   l  l l_ヽ、  ` 、___    l l  l   ,'
  ll !   l  l/  ``ヽ 、   ̄    , イ .l  !  .∧
.  ll l  ,, -''´ ,  ̄ l l l lヽ、   / .l l  .l  ,':::::ヽ、
  _.! -''´    /-‐ ィl l l l`l `T´`ー:1 !  ! ,'::::::::::::
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| 流し聞きしていたところを急に名を呼ばれ、やる夫はとっさに返事が出来なかった。
|
|『今の話で分かったかしら?』
|「いや、ぜんぜん」
|
| そも先ほどの会話は完全に>>1の趣味の領域であり、読者の理解などは完全に埒外のもでであった。
| それが何だって? 分かるかだと?
|
| 無論。分かる訳がない。
|
|『じゃあ聞きなさい。いいかしら?
| 閉じる事が出来なくなるほどに目が盛り上がっている。
| 肌は冷たく湿っぽい灰緑色になって表面に鱗が現れ、指と指の間には水かきのようなものが出来ている。
| 首に溜まった皺には鰓が形成されている。
| 唸るような鳴き声で会話する。陸上で移動する際には飛び跳ねるようにして移動する。
| ……以上の特徴が現れている者に遭遇したら、すぐに逃げなさい』
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94 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/11/15(月) 10:02:32 ID:En2x9Jek [2/5]


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    ノ  | / / /   (⌒) ./ / /
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 |    l  |     ノ  /  )  /
 ヽ    ヽ_ヽ    /'   /    /
  ヽ __     /   /   /


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| 困ったことに、三四の口調は真剣そのものだった。
| 故にやる夫は困惑するしかなかった。すぐに逃げろ? 何故?
|
| ……いや、もしかして、彼女も……?
| 忠告された姿を想像して、やる夫は総毛だった。半魚人?
| いや、まさかそれは、それでは、先日の『夢の』……。
|
|『逃げるのならば、その前に携帯でいいから写真を撮ってほしいわ。
| 可能な限りピンボケがいいのだわ。綺麗に撮るとむしろ嘘っぽいのよ』
|
| と、思ったが、そういうことでもなさそうだ。
| 不人気さんが神妙な声で台無しにしてくれた。
|
|「まあ、もし出会ったら撮っとくお」
|_________________________________________________
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95 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/11/15(月) 10:03:04 ID:En2x9Jek [3/5]


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       .:..:..; ',´;'  ',:::,.',:.:.:.     :.:.::.:.:.:´  ;;;:;:;:;:;:;:;;;:;::;;;;;: ;::; :.:.:.:.   くヽ   }:;:;::;' ,`ヽ.:.
       .:.:.:.; ヾ   i,´ ',:.:.    .:.:.:' ,:.:ゞ.,,,,:;:;::;;;;:;:;:;;:;:;:;;:;::;;:::::,.''';;.:.:.   ヾ.:ヽ .:i.:.::.´;; ,'.:.:.
       .:.:., ',,  ;  ; ;  ;:.:..   .:.:.:.:.,,  ,,::,:::;;;;;; : : : , ,::,:,::,....,...: .: ; .:..   };;:;::i.:.; ;;ゞ `ヽ.:.:.
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| 夢が……。
| 先日の、夢。やらない夫が巨大な魚に殺される夢が。
|
| もしも、オプーナの時と『同じ』なら。
|
| もしもまた、『夢』が『現実』であるのならば。
| やる夫は瞑目し、拳を握った。
|
| 絶対に防がねばならない。
| やらない夫を、殺させはしない。
|
| 故に、三人娘の冗談交じりの話も馬鹿にはできない。
|_________________________________________________
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96 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/11/15(月) 10:03:28 ID:En2x9Jek [4/5]
┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋.. やる夫 ..┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃夢宮アリカ.   27→34 LVUP! 無茶はさせたくないお。
┃蒼星石       45→47
┃翠星石       62→71 LVUP! あの……馬鹿!
┃入速貸本    38→42 LVUP! 便利な我が家だお。
┃長門有希   .14→18
┃真紅         3→4
┃鷹野三四    11→15
┗━━━━━━━━━━━━━

97 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/11/15(月) 10:03:41 ID:En2x9Jek [5/5]

ω 情報収集:【クジラ】
ω コネ:入速貸本(絆3レベル)使用→成功
 (ランダム常連:真紅・鷹野三四)
ω 真紅(絆0レベル)との会話判定→成功
ω 鷹野三四(絆1レベル)との会話判定→成功
ω キーワード:【てけり・り】【深きもの】 ゲット
ω アイテム:チャクラドロップ(MP回復アイテム)
   一個 ゲット(蒼星石の車に積んであったものとする)

.

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