第一幕 目覚めるとき-16


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785 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2010/10/18(月) 09:00:36 ID:UcHsepQc [2/4]



   ___ 、                                ___
   三_  \                                /  _三
    し´ ̄ヽ \∧            __             ∧/  / ̄U
.         ,ヽ/:::::\         /     \        /:::::::ヽ/
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            `\:::::::::::::\    | ._ノ ヽ、_ |     ./:::::::::::::./´
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| 話し合いに区切りが付き、やらない夫は車から降りて荒ぶる鷹の如く伸びをした。
| やらない夫は己を賢いとは思っていない。
| 物事は単純にしか見れないし、テレビドラマを見ていても、複雑な背景があったりしたら理解できなくなる。
|
| それは、彼が明快すぎる故であるが、やらない夫自身がそんなことに気付くはずもない。
|
|「『血族』が『結社』のクチキって奴に襲われた。
| 死傷者多数。夢宮さんのお婆さんも被害者にあった。
| 責任を感じた生存者が、単独で追いかけてる……と」
|
| やらない夫は大きくため息をついた。
| ハッキリ言って現実感が湧かない。肩に乗るニャンコ先生を一瞥する。
| 空を飛び、傷を癒し、雷を落とし、言葉を喋るデブネコ。
| ダメだ、無理。理解の範疇を越えている。
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786 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2010/10/18(月) 09:00:58 ID:UcHsepQc [3/4]



                       __
                  /    \
                     | \_    .|           『拳銃』を持った『強盗殺人犯』が、
                     | (●)   |           『爆弾』を持って逃走中……。
                 __(人__) __|,二ヽ- 、
              ∠爪∠!´ ̄    .`l    \
                  (___∨  ヽヽ、/      ∧
               ∨  ∧ .`ー ‐ヽ、´ヽ      ∧
               ∨  ∧     \ ヽ    ゙∧
               ∨  ∧      .∨ |      ∧
                     ∨  ∧      ) `ヽ     |
                     ∨  ∧       /_   .|  ゙\|
                   _∨_, -`─::´ ̄::::::\/.   \〉
                  /´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|_  \/
                   |::::::::::::::,:::::::::::::::::::::::::::::::::::,\__ゝ
                 X/:::::::::::::,!| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
                /:/::::::::::::/ .T'.TT ̄ ̄ ̄ ̄ ̄TT'.T
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.    ,- 、__/` :::::/::::::::::: /   | | |           | | |
.    \   l `ヽ、__」::::::::::::/    .| | |           | | |
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| それは、ほんの思い付きだった。
| 分からないならば、分かるように例を当てればいい。
| そして、思いのほかしっくり来た。
|
|「オレたちの最悪は、二つ。
| 『銃』を持った『犯人』と遭遇すること。
| 『生存者』が『犯人』に殺害されること」
|
| ニャンコ先生が三日月型の目を細めた。やらない夫のひとり言の意味を取りかねているのだろう。
| やらない夫はふと気付いた。ニャンコ先生も『爆弾』だ。
| 『銃』も『犯人』も知っている。
|
|「なあ先生。なんで『銃』は『犯人』に協力してるんだ?」
|「お前は何を言っておるんじゃ?」
|
| まったくである。
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787 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2010/10/18(月) 09:01:16 ID:UcHsepQc [4/4]


                _________
           , -‐.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ‐- 、   ∧
      _ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>x/  \
     / /.:.:.:.: '´: : : : : : : : : : : : : : ` >≠´.:.:.:.:.`ヽ`丶
      {  /. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/〃. : : :.:.:.:.:.:.:.:.} , ,,ヽ      なるほど、悪くない表現じゃな。
     ヘ ,'. : : : : : : : : : : : : : : : : :r‐- </. : : : : : : : :.:.:.:/ / _,',     理解できん単語を分かる言葉に
        ! : : : : : : : : : : : : : : : : : '、  `ヽ: : : : : : : : /    - }‐- 、  置き換えたという訳か。
        {: : : : : : : : : : : : : : : : : : 丶    ` ー  ,    _, _, /…'
     _入 ` 、 : : : : : : : : : : : : : : ト、    、、 /    _ノ┘'
    ("._ __、    ̄          ヽ',    ´ -,    /
         `ヽ           _.z-\    __z '⌒ヽ
           ` …‐─… ´     `¨ ¨´   ̄´



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| 『銃』……すなわちニャルラトホテプ。
| ニャンコ先生は鷹揚にうなずいて、顎を撫でた。
| 何故? 何故か……ニャンコ先生は話をし忘れていたのを思い出し、苦笑した。
|
| しかし、無償で教えるのもつまらない。
| サマナーが何か愉快なことをしたら、益になる情報を与えてやろう。
| そう考えてほくそ笑む。
|
|「しかしサマナー、わし以外に頼りになる相手はおらんのか?」
|「あ~、ちょっと思いつかないだろ。
| 後輩のディオはヤクザとかにも顔が利くが、悪魔はそういうのとは違うしな」
|
|「裏社会へのコネがあるなら、悪くない話が聞けるかも分らんぞ?
| 『組織』も人間が属しておる以上、人間社会とは関係が深かろう」
|「ニャンコ先生、頭いいな。
| ……もしかしたら、オレの知り合いにも悪魔を知ってる奴がいるかもしれない」
|
| そうそういるものではない。ニャンコ先生は苦笑した。
| 知り合いに片っぱしから連絡して、変人扱いされるやらない夫の姿を想像し、
| ニヤケそうになる顔を我慢。澄まし顔を作る。
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797 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2010/10/19(火) 09:35:42 ID:0gLUKCCw [2/4]


          ___  ヤ::::::::::ヽ, i:::::::ヽ  l  /,     え? 悪魔?
        ゙ヾミ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::キ:::::::::\i!ン/:i'     知ってますよ。
          ー-ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! i
       -ッェュ=ニ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::iノ,'    ええ。私も悪魔ですから。
         ゙゙''ミ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ン゛
        ー''''''".ッ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ     ちなみに『結社』のお笑い芸人でも、
        -=ニ三::ニ_ニ、:::::::::::::::::::_::::::::::y::ァ:::::::::::',     『教会』の犬っころでもありませんよ。
      r'''''" ̄    ニミソ:::::::,ァtッチ'ソノメツTi::::::ィ::i
     i   ‐ォ--==こFLいt::i" ゙''''"/   ゙''" i::::::ハリ     いわゆる【無所属】です。
.     i   i´    ソ`|.l::::!|:!:::l      . ,:   ノ::;:::lヾ、
    ,r,'   l ',   !, | i:::! |i ソ、   ,. -┐ / リ ヤ  i    聞きたいことがあるなら、条件次第で教えてもいいですよ。
   f'_/    |', ',   ゙'i~U~|:! : ヽ、  ̄ /  ゛ `//    やらない夫君は『糖分同盟』の参加者ですしね。
   lト、゙'ー- .ト、' ! i.   l   |! :   `=ソ ,'    /,イ!
.  li ',     ~゙゙i' i    ',_|:!=ェュ、、=´´ /    // イ     でも今は忙しいんですから、後にしてください。
  |l! ',    ! , '             /     '/  |


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| やらない夫が最初に電話したのは、行きつけの甘味処の常連だった。
| 名前は知らない。ただ『L』と呼ばれるその男は、変な知識をたくさん持っていた。
|
|『ああ、こっちの話ですよ、さっきの続きですね?
| 壁沿いに歩いて次の角にたどり着いたら、そこに立ってる人物の肩をたたいて呪文を唱えます』
|
| いまも、やらない夫の電話がつながったままで他の誰かに何やら怪しげなことを教えているようだ。
|
|『おいL。それはあまり教えん方が……』
|『ハハハ、ロリカードさん。狂気の沙汰ほど面白いってものですよ。
| 呪文はこうです。【ペルソナ様ペルソナ様、おいでください】。
| これでバッチリです。完璧です。怪奇現象バリバリです』
|
| 店の主人が止めるのも右左。Lはぺらぺらと都市伝説的なモノを語るのに夢中の様子。
|_________________________________________________
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798 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2010/10/19(火) 09:35:59 ID:0gLUKCCw [3/4]







     ∧_∧
     ( ゚ω゚ ) 悪魔の話なら任せろー
 バリバリC□l丶l丶
     /  (   ) やめて!
     (ノ ̄と、 i
        しーJ


(イメージAA)

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|「……知り合いが無所属の悪魔だった」
|「死にたいか?」
|「いや、別に」
| 
| 困惑を隠せないやらない夫。 だが、万に一つもないと考えていたニャンコ先生の狼狽は、彼の比ではなかった。
|
|「しまった。『銃』のことを聞き忘れただろ」
| 
| はっとして携帯電話を開き直すやらない夫を、ニャンコ先生は苦笑しながら制した。
| 
|「『契約』じゃとよ」
|「なんだって?」
| 
| きょとんとする召還者を横目に、ニャンコ先生は自身が『盗まれた』時の事を反芻する。
| この期に及んで尻込みするクチキとやらを、ニャルラトホテプは力強く肯定していた。
|_________________________________________________
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799 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[sage] 投稿日:2010/10/19(火) 09:36:18 ID:0gLUKCCw [4/4]


              , -‐:、
.            /:::::::::::::``''ー-、
          /:::::::::::::::::::::::::::::::::::`'ヽ、_
         /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ,
        /::::::::::::::r;::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::':,
.       /:: .:: .::/ i::::lヽ::...   ::::::::::::::::::::::',
       /:::.  .::/  l;::l, \:::::::::....  : :::::: :::i
      i::::::::.. .:::/__ヽ,'、':,  ,.、::::::::::::::.   :::::l
      |:::::::::::::::i──、ヽ'、':,∠二'、:::::::::::..... :::::|
      ヽ;:::::::::::|、.  l   ヾ;':,  l  \:::::::::::::::::::|
       ヽ:::::::::!ヽ__,.ノ   ヾ';、__,ノ':::::::::::::::::::!
        \::::|   ___ ヽ,  ./::::::::::::::::/
          \':、.  l   l  ヽ./::::::::::::/
           ,l::;:`ヽヽ__ノ,. -'^i´::::;::::::i'~
          /:/:::/ヽ;:`=:゙r''~ /;_'~ l::;、:\
        ,.〃'/r'、~ヾ; i゙  /,. :ヘ、i! ヾ、;''ー-;
        /~i',ヽ) ! )ヽニニr;ュ~,:'ニ) `ヽ,  ̄
          Fミ'  `' ノ. 〈 ー'゙ メ‐ニ⊃ :i
          |ヒ',.__  〈   ヽ,   ´ニ⊃/
          |   !、 ヽ, _,ノ  _,.、ヽ,/
          し‐'"~!ヽ,.‐'" , ‐ヽ、 ソ
          レ<"~/''~  /i~゙ヽ i/

 (チビスケ イメージAA)

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|「悪魔像の一つが、クチキじゃったか?あのチビスケの【望み】を叶える力を持つらしい。
| 具体的にどれで、どんな願いなのかもわからん。じゃが、奴は言っておったぞ」
| 
| ニャンコ先生には、矜持がある。
| 契約に関しては、特に強いこだわりがある。
| だが、あの嘲笑う無貌の神はニャンコ先生のプライドとは真っ向から対立する。
| 
| 端から見れば同様なのだろう。しかし、違う。当人同士からしてみれば、天地ほどの差がそこにあった。
| 
|『あなたの願いを叶えるまでは、私は味方ですよ。
| しかし、あなたが願いを諦めるというのならば、それもまた構いません。
| けれど、私ヘの『支払い』は、いま、こうして達成されたのです。
| そして幸運にも、【星辰正しき刻】は間近です……次のチャンスは、いつになるでしょうね』
|
| ニャルラトホテプはクチキの選択をすべて肯定するだろう。
| しかし、その選択は本当にクチキの選択なのだろうか?
| もう後がない。それしか道がない。それは既に選択ではない。
| 
| ただ、『自分で選んだ』と錯覚させることで、さらに道を狭める罠なのではなかろうか。
|
|「悪魔像を得ることが、『代償』じゃ」
|_________________________________________________
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805 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/20(水) 10:02:19 ID:8/NAl/Sk [2/5]


                r-、__
               / / ,' ヽヽ
                / /ヽヽ_ノ/
           / /〃/ /
            / /〃/ /
             / /〃/ /
         / /〃/ /
         /\〃/‐-!
        ム/ /ヽ}  }l    ← True culprit??
       /7ァLゝL/〈ヘ/ノ
     ./// /フ77,.ヘ==〉
      /ヽ' / ////こ!} } )
    [ゝ/  ̄ ̄ ./j .j`ヽ、
    /      _// /__)
  /   _∠「フ/ / ̄/
 ,/   ̄     \ノ、
| 、  -───‐ 、ヽ
|      ,. -‐─- 、ヽ〉   ← Culprit?
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| 眉をしかめるやらない夫。
| 悪魔像、やらない夫の論理でいう『爆弾』。
| 『銃』の主目的が『爆弾』の入手であり、『犯人』からの報酬であるなら……。
|
|「ちょっと待て、話が全然違うものにならないか?」
|
| つまり、ニャルナンチャラップが主犯格であり、クチキは唆された?
| ミステリなら終盤で明かされるはずの真犯人判明のどんでん返しが、最序盤で行われた事実に、やらない夫は戦慄した。
|
|「先生、どうしてその話をすぐにしてくれなかったんだ?
|「聞かれなかったしのぅ。あ、いや、睨むな。忘れておったんじゃ」
|
| どっちもどっちな言い訳である。が、今はそれより先に、やることがある。
| 頼りにすべきはやらない夫の脳細胞ではない。
|
| 外付け頭脳補佐装置、やる夫と蒼星石である。
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806 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/20(水) 10:02:37 ID:8/NAl/Sk [3/5]



     |┃三   / ̄ ̄\
     |┃三 /  \,_.  \
     |┃  (●)(● )    |
     |┃  (__人__)      |   やる夫!
 ガラッ .|┃  ヽ`⌒ ´     |
     |┃   {         |
     |┃三  {        /
     |┃    ヽ     /
     |┃  .   ン    ヽ
     |┃三   /     |
     |┃(⌒二_/|   . |


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| 車のドアを勢いよく開けたやらない夫。
| しかし、すでに誰の姿もない。
|
| 皆、どこかに話を聞きに行ったりしてしまったのだ。
| やらない夫は小さく息を吐き、目を閉じた。
|
| 別に慌てる必要はない。みんなすぐ戻る。
| それまでに、皆が理解できるように話をまとめておくだけだ。落ち着け。落ち着け……。
|
|「……ニャンコ先生、ニャルナンチャラップっていうのは、何なんだ?」
|
| ニャンコ先生は眉を寄せた。それは非常に難しい質問である。
| ニャルラトホテプを語るには、神々と悪魔、そして人間の関連性から説明する必要があった。
| 信仰と恐怖。物語と夢。忘却と無意識。
|
| ニャンコ先生は説明できる知識を持っている。
| ニャンコ先生は語るだけの語彙を持っている。
|
| しかし、ニャンコ先生は質問に答える真面目さを持ち合わせていない。
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807 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/20(水) 10:02:54 ID:8/NAl/Sk [4/5]



                     , ヘ
            ,-、___.  -‐r‐〈  '、
           __{   { : : : : V/ノ  \      混乱と破滅を好む高位の悪魔じゃ。
        ,.x≦//7   ` ‐--‐'´-‐"¨ ヽ     ついでに言うと、
      /. : : : : : ,'  -‐ "¨  、,    _ }     自分で手を下すよりも回りくどいのが好みじゃな。
   /⌒/. : : : : : : : {  _   t__ノ >'   -,′
    { ,'. : : : : : : : : 入  -    V  {   ノ
   ヽ!: : : : : : : : ノ   `‐z、_______ゝ_ノィ '´
     { ` ‐--‐ '        ̄¨`‐'´ }
    ヽ                 /
      `ー ------ --------- ‐'

|lニニニニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニニニニ
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|「せめて三行以上で頼むだろ」
|
| 噛み砕いて説明してくれるのは嬉しいが、二行は少なすぎである。
| やらない夫の要望に、ニャンコ先生は露骨に嫌な顔をした。
|
|「人間を欺いて、暗い願望に付け込んで破滅させるのが趣味じゃ」
|「ってことはクチキって奴は!?」
|
| やらない夫の燃える瞳に、ニャンコ先生は困惑した。
| この馬鹿は、どれだけ阿呆なのだ?
| 邪神と契約して、己の欲のために殺人を犯す輩を、まさか『被害者』とでもいうつもりか?
|
|「『可哀想な屍人操りは悪い悪魔のせいで足を踏み外しました』とでも言うつもりか?
| もしそうだとして、どうするつもりじゃ?」
|「どうもこうもないだろう?
| 『二人とも』説得して、無理ならぶんなぐる。」
|「ちょwwwwおぬしwwww」
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824 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/21(木) 09:26:26 ID:KUVxCfPY [2/6]



                          ,.ヘ
                     /  >-‐…- 、
                     ノ /: : : : ::::::::::::::::`r─‐=ァ
                  rヘ  /  {: : : : .:::::::::::::::::/  /
                  } ∨``,. -ミヽ: : _::::::::::__/,   {
                  | {` ⌒ヽ} Ξ /⌒ヽ '' /   ぎゃはははははは!
  ノ。ヽ   ,. '"  ̄``=┴=弋   t_.x.__, ´ ̄ ̄ -‐/ ,.._
  }゚O゚ } /               \ノ/j7 /       -/ ̄ _〉
  l   \               ∠./___{_{zzzッ=‐'"   /
  八    ヽ                      /
   ゝ                           {
    }                        /
    {: : .                           /
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     \/    ヽ              /
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       ゝ、_______ノ、::::::::::....    o )
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| ニャンコ先生は爆笑した。馬鹿だ。
| いや、馬鹿なのは分かっていたが、ここまでとは思いもよらなんだ。
|
| そもそもどっからツッコミを入れればいいのだ?
| ニャルラトホテプすら説得の対象にあるところか?
| ニャンコ先生は腹を抱えつつも、そんなやらない夫が嫌いになれないことに気付いた。
| ああおかしい。なんだこいつは?
|
|「何がおかしいんだ?」
|
| 本気で分からない様子の長頭。ニャンコ先生はそれを思いきりひっぱたいた。
|
|「たわけーッ!」
|
| いかにニャンコ先生が肥えていようと、所詮は猫。
| 小揺るぎもしないやらない夫。ニャンコ先生の額に青筋が浮かんだ。
|
|「余裕も、情けも、『特権』じゃぞ! 
| サマナー。貴様がこれまでどの様な世界で暮らしてきたかは知らん。興味もない。
| 『特権』を持ちたいならば、今すぐ『そちら』に帰るんじゃな!
| その方がわしにとっても都合が良いわ!」
|_________________________________________________
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825 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/21(木) 09:26:43 ID:KUVxCfPY [3/6]



                ̄   、
            ´        \
     /              ヽ
      /                ノヾ
    '            ー ´  ヽ
    l              / .,.....、ヽ
.   l              l {::::::} l
.    l              冫.ー く
   l               l    ノ!    先生……。
   l               `ー‐ f r'
   l                  ノ'
   !                     /
   ,'                   /
 ̄ `ー -               /
        `  、        /
:.:.:.:.:.:...        、      /
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| 顔を伏せるやらない夫。ニャンコ先生は鼻を鳴らして威嚇した。
|
| ニャンコ先生に言わせれば、彼ら四人で最も『危機感』が足りないのはやらない夫だ。
| それまでの生活で、世界で、その理想を押し通すだけのものを彼は持っていたのだろう。
|
| 故に、故にだ。
|
| 闇の世界で生きてきた、蒼星石の警戒心も。
| 唯一の肉親を失った、アリカの絶望も。
| 日常においても持たざる者たる、やる夫の無力感も。
|
| この非日常な世界において必要な才能なのだ。
| 恐れること。無力を知ること。己の実力に線を引き、可能と不可能を分別すること。
|
| やらないは変わらないだろう。だが、このままでは真っ先に死ぬ。ニャンコ先生はそれを危惧している。
| 彼は、理想のためならば不可能なんて言葉を認めないだろう。
| ニャンコ先生は、それを好ましく思っている。だが。
|
|「念のために言うておくが、時間もないぞ。
| 【星辰正しき刻】……それがリミットじゃ。いつかは分からんが……そう遠くは無いぞ」
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826 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/21(木) 09:27:20 ID:KUVxCfPY [4/6]


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| やらない夫は開きかけた口をきつく閉じた。
| 力が足りないなら、力をつけたい。不足を補うための努力を怠る理由はない。
| 
| だが、やらない夫も知っている。
|
| 努力が実るまでには、時がかかる。
| 努力には近道もショートカットもない。
|
| ならば、今のやらない夫には……。
|
|「先生、今のオレには実力がない。当然、余裕もない。
| だがそれでも、諦めたくはないんだ。何もかも。だから……」
|
| ニャンコ先生はやらない夫の肩に乗り、その長い頭に肘を乗せてふんぞり返った。
|
|「ならばまずは、あの帽子の言うことをきちんと聞くんじゃな。
| それと、もう少し頭を使え。わしばかりを頼るでない」
|「……がんばってみるだろ」
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827 名前:ξ*゚⊿゚)ξ<死を夢に ◆PvLsLjGm0M[] 投稿日:2010/10/21(木) 09:27:47 ID:KUVxCfPY [5/6]

∩ 情報収集:【強壮なる使者・ニャルラトホテプ】
∩ コネ:ニャンコ先生との交渉(絆3レベル)成功
∩ キーワード:【無所属の悪魔】【ペルソナ様】【クチキの望み?】【星辰正しき刻】 ゲット
∩ アイテム:日本刀(格闘武器) 一個 ゲット(蒼星石の車に積んであったものとする)


┏┳┳━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣絆╋.やらない夫.┫
┣┻┻━━┻━━┛
┃L                30→31
┃ディオ..          30→39
┃ニャンコ先生         30→36
┃ニャルナンチャラップ  0→5
┗━━━━━━━━━━━━━
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