『ローマ人の物語』時代考証サイト

XII-迷走する帝国-32・33・34


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アントニヌス勅令

2ch

633 :世界@名無史さん:2007/06/06(水) 19:19:13 0
   塩野本ではカラカラ帝のアントニヌス勅令を、税収と既得権益化という面から
   分析していたが、この勅令がローマ帝国の衰退・専制化にどの程度つながったの
   かはもっと掘り下げて考えたほうがいいのでは。

   カラカラ帝は帝国内の全自由人にローマ市民権を与えたが、これが専制君主の
   もと全市民がおしなべて「低い自由」に平均化されていく布石となる。
   あと、ギリシア・ローマの市民権はもともと平民が重装歩兵として戦争に参加する
   ことによって獲得されたが、その伝統がここで途切れてしまった。

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