新地下(The New Underground)は、いわゆるアングラ的な自由な風土を愛しつつ、何か自分たちだけにしか出来ないことをやろう、という意図の下に命名されました。メインストリームから一歩離れた場所に自由な空間を設け、新しい情報、新しい価値の発信地となることを目指します。
新地下は、
- インターネット・マガジン(ウェブジン)です。
- ジャンルを問わないWeb上における同人企画です。
- 新時代の同人誌とでも言うべき、複数人による表現形態です。
- 読者作者共に、男性女性全年齢問わず表現を求める人を対象とします。
- 「国民皆表現者社会の擁立」を指標に掲げます。
- コンセプトはしかし、真面目に馬鹿をやる!です。
新地下では、
1.Wiki雑誌という形式をとっています。
これは、インターネット時代の現代において、同人雑誌が冊子体のみにとらわれる必要はない、という考え方に基づいています。Wikiという形式を選択した理由には、一に可変性がありかつ更新が容易であるということ、二に文芸・写真・絵画・音楽など様々な表現が可能であること、三に無料であるということを挙げます。
2.編集者がつきます。
新地下には編集長である大津英太を中心に複数人の編集がつきます。とはいえ、大手出版社のような職能編集者ではない有志なのでそれほど高度な作業を行えるわけではありません。しかし、私たちは個人の表現に第三者の目を入れることで質を高め、独力では不可能な作品として昇華させるという目的を持っております。ですから新地下に発表される作品は原則として推敲を重ねた末のものであって、作者や編集者の独断で消去・更新はできません。これが、新地下がWeb上の個人サイトや投稿サイトと違う点だと言えます。
3.常に有志・同志を求めます。
表現することを求める人が表現できる場であるということ、それのみが新地下の存在意義です。新地下の理念は自己を表現することに飢えたる人と、他人の表現に飢えたる人によって支えられるべきもので、この場において作者と消費者の差異はありません。作者が消費者となり、消費者が作者となる、つまりそれが「国民会表現者社会」なのであり、新地下は表現の保護区となることを望みます。経験や実績にとらわれずやりたいことがやりたいと言える、そんな人を新地下は常に募集しています。また、他の表現者の方の第一次表現を見た上でよりよい表現を創りたいと願う編集者有志も常に募集しています。
最終更新:2010年09月02日 00:59