「SFCのゲーム制覇しましょ」まとめ

バハムートラグーン

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
クリア条件:EDを見る
開始時間:2021/10/25(月) 21:37:52.10
終了時間:2021/11/03(水) 01:13:35.47
参加人数:1

ある方向で有名なSRPG
プレイ中ストレスがたまったら雷魔法で建物をぶっ壊してやろう

親切設計なので難易度はそう高くない。



タイトル画面
物語の舞台は空に浮かぶ島々「ラグーン」からなる世界「オレルス」

主人公「ビュウ」は「カーナ王国」が誇る戦竜隊の隊長
ヒロインである王女「ヨヨ」とは主従の立場を超えた親しい間柄
しかし皇帝「サウザー」率いる「グランべロス帝国」の侵攻によりカーナは滅亡
神竜と語る力を持つ「ドラグナー」の末裔たるヨヨも囚われの身となってしまいます

カーナ滅亡から数年後
反乱軍として決起したビュウたちは辛くもヨヨの奪還に成功

しかし長きに渡る幽閉生活の末、
いつしかヨヨはグランべロスの将軍「パルパレオス」とただならぬ関係になっており……

そして(ある意味)本作最大の山場と言えるシーン
思い出の教会を魔物から死守し満身創痍のパルパレオスと合流
ヨヨ曰く「わたしのたいせつな人」とのことで……

三者は思い出の教会の中へ
ビュウにこれまでの謝辞を述べるも、もう昔には戻れないと告げるヨヨ
……それはそうと台詞が妙に上から目線なのは何故なんでしょうかw

そしてヨヨとパルパレオスはビュウを残して教会の奥へ
愛し合う2人はこれ以降話しかけても何の反応も示しません、悪しからず!

その後パルパレオスはヨヨの後ろ盾を得て反乱軍に加入
しかし元敵将の彼に反感を抱く者もあり、不用意な一言から手厳しい非難を浴びる場面も
このあたりから艦内の人間関係にはどことなく微妙な空気が漂うようになっていきます

更にはヨヨの部屋で行われている何らかの行為を匂わせるような描写もあり……
風紀が乱れてますね

一方ヨヨとの一件以来、何となく気の毒な人扱いになっているビュウですが……
「バハムート」からの熱いラブコールをはじめドラゴンたちからはモテモテ
泣けるぜ!

ラスボス「アレキサンダー」
本体を叩く為にはそれ以外に出現する3体を先に倒す必要があります
攻略的には然程問題になる点はない筈です

アレキサンダーの復活を阻止するべくビュウに協力を仰ぐヨヨ
このやり取りにも賛否あるみたいですが、個人的には結構好きなシーンだったりします

依り代となる竜人を得たことによりヨヨの内から次々と解放されていく神竜たち
しかしアレキサンダーだけは依り代が足りずヨヨの内に留まることに

そしてバハムートからは微妙に傷口を抉ってくる激励の言葉
高圧的な頑固親父だった「マテライト」からの労いなどグッとくるシーンもあり

マテライトの問いかけに「きあいをいれて!」を選ぶとこんな感じで締め

以下後日譚
ビュウの舎弟三人組は念願のマイホームをゲット
「マハール」では「タイチョー」が新国王に就任

グランべロスには一人戻ったパルパレオスの姿が
しかし彼の戦争責任を追及する暴徒の凶刃が迫り……

時を同じくして不吉な予感とともに目を覚ますヨヨ
一方マテライトは王座に向かい亡きカーナ王へと語りかけています
そしてビュウは一つの国家となったオレルスの守護者となっていました

場面が転換して「ビッケバッケ」のモノローグ
オレルスが「バハムートラグーン」と呼ばれるようになった顛末が語られ……

スタッフロールに突入
バハムートに乗って空を翔けるビュウの姿が表示されEND

なお、クリア後は「Ex-Play」(所謂強くてニューゲーム)が選択可能になります

Ex-Playの主な追加要素としてラスボスのアレキサンダーが召喚可能に
なお、うにうに状態では「アレキチャンダ」となります

・雑感

ライブ・ア・ライブの中世編などと共に、折に触れてそのシナリオが話題に上るスクウェア発の戦略SLG。
往年のスクウェアらしい精緻なドットは本作でも健在で、グラフィックに関してはSFCソフト中でも最高峰の一つと評して差し支えない水準。
BGMについては「ヨヨのテーマ」や「ファーレンハイトのテーマpart1」などがとりわけ印象深く、本作のイメージを代表する楽曲になっていると思います。

ゲームとしての難易度はかなり控え目であって、良く言えば初心者向け。しかしながら、大半のステージは適当にプレイしていても全く苦戦しないことが殆どで、バランス調整には幾分か甘さが残る印象も否めません。
目玉の一つであるドラゴン育成についても特定アイテム(主にキノコ)の大量投与や寄り道等の要素によって比較的序盤から容易に大幅な強化が可能であるなど、割合大味な設計になっているのは惜しい所。

シナリオ面ではヨヨとそれにまつわる展開ばかりが取り沙汰されがちですが、その他のキャラクターたちも相当の曲者揃いで群像劇風の色合いも強め。
アクが強い台詞回し、悪ノリ感のあるギャグ、意味がわかると生々しい下ネタなど、有り体に言ってやや人を選ぶ傾向はあるものの、ふとした会話やイベントなどから窺い知れる登場人物たちの強烈な個性と人間模様こそが本作の醍醐味と言えるでしょう。

最後にヨヨについての私感を述べると、大昔の初見プレイ時には割とビュウに感情移入していたこともありヨヨに対して結構批判的な感情を抱いていた記憶がありますが、久し振りにプレイしてみると思ったほどには腹も立たなかったりして(「サラマンダーより、ずっとはやい!!」には相変わらずイラっときたがw)、時の流れや自身の変化を感じるとともに「おとなになるってかなしいことなの……」などと思ったりしました!
そんなこんなで初見の方は勿論のこと、既プレイ勢にも新たな発見がある(かも知れない)名作バハムートラグーン、是非今一度プレイしてみては如何でしょうか。

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