HOOK - 「SFCのゲーム制覇しましょ」まとめ

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1991年公開の洋画「HOOK」のゲーム化。
洋ゲーのように見えるし実際海外展開が多いが、SFC版の開発は日本メーカーの浮世亭。ドマイナーな会社だがSFCの良作ACT「迦楼羅王」も作ってたりする。

話は、ピーターパンが成長し結婚して子供も数名居て幸せな所になんやかんやでまたフック船長が悪さしたが、少年では無くなったからネバーランドの頃をなんもかんも忘却してて戦えないという、夢も希望も無い状態から始まる。
そしてティンカーベルが救援を求めて「とっとと少年心と飛行と剣技を思い出せやあ！」とケツ叩かれて旅立つ（意訳）。

同じ題材で有名なのはアイレム製のAC版であろうか。版権モノに有りがちな全部同じタイトルのゲーム化でややこしい。ベルトスクロールなあちらと異なり、横スクロールアクション。

グラフィックも音楽も素晴らしいが、動きが全体的にモッサリしている。
移動しながら攻撃もできるので操作性が悪い訳ではないが、特に空中での重力が妙に弱くてフワフワしているというクセが有る。
肝心の飛行は道中のティンカーベルに触れる事で貯まるゲージ消費性。ただし燃費が悪くかなり時間が短い。

ちなみに海外のみSFCより後に発売されたSEGA CD版ではステージ間の会話が原作俳優達によるボイス付き。ムービーも追加されている。