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ドラマの中でのマックスロボ


マックスロボと須藤威一郎の関係


「小3の時、俺に奇跡が起こった。
アニメで見ていたロボットが、3次元、ていうか立体の形で
売られてて、それがまた、よく出来てて。
すげーと思った。
だって、どんなに好きでも、アニメの中に人間は入っていけないわけじゃない?
手の届かないと思っていたヒーローが、自分と同じ空間にあって、
しかもそれ、思う存分いじれるわけ。
こんなことあるのかと思ってびっくりした!
絶対無理だと思ってあきらめていたことが無理じゃなかった!
この先も、きっと、そういう奇跡は、起こると思う!
だから!生きていける!
それが俺の、生きてる、原動力なんだ!!」

ドラマの主人公、須藤威一郎(ロボ)はロボット物のフィギュアオタクである。
その中でもマックスロボは朝起きてすぐに見られるようにビデオがセットし
てあり、原作者の色紙も飾っていたりと、特別好きなことがわかる。
口癖も「いただきマックス」や常時主題歌を口ずさむなどしている。
また会社に行くときもマックスロボを持って歩くなどしている。

各話のマックスロボ


1話
  • 朝、マックスロボのビデオでなんとか起きるロボ。このあたりからマック
スロボが彼にとって特別なものだとにおわせる伏線が張ってある。

  • 怪しい露天商が売っていた2万円相当のロボのフィギュアを、ニコが
靴底からだしたお金を借りて買うロボ。三日坊主ともみあいになり、
信号機の上に乗ってしまったフィギュアを取ろうとして、三日坊主とニコ
のバックではしごを持ってきたり落胆している姿が面白い。
マックスロボを通じてロボにとってニコや人との出会いが始まる話。

2話
  • ごぼ蔵をスズと会わせてあげよう、と決心したロボが機嫌よく
「マックススターート!5つの勇気が集まって♪限界突破のマックスロボー♪」
と歌うシーンで、マックスロボの主題歌の歌詞が登場。

3話
  • オタク仲間たちが集まって品評会を開き、「またマックスロボ」と
いわれていることから、ロボが以前からマックスロボ集めをしている
のがわかる。マックスロボフィギュアが高評価を受けていることから、
貴重品であることを印象づけてくる。
(尚ここに登場するブライガーも造形師による一点物で超貴重品)
  • 生きるのに悩む月子にロボが言う「小3のとき・・・」と、少年のロボの回想
姿が熱いシーンである。

4話
  • マックスロボのオープニングアニメが登場。押収されたマックスロボの
定位置に、黒いマックスロボ?が置かれているのがわかる。

5話
  • 特にロボットは活躍しないが、ロボのオタクとしての誇りが見える話。

6話
  • ロボットやアニメビデオが片付けられてしまったロボと、大人になるため
にロボットを手放す少年、なにかに頼らないと生きるのが辛い人間の心を
うまく表した話。

7話 (未放送のためあとで追加)

8話
  • 会社にいくのにまでマックスロボを持って歩いていたロボが、やがて
恋のために変わっていく様を、ロボットを捨てることでうまく表現されている。
マックスロボがニコとロボにとって重要であったことを示すラストは名シーン。

9話
  • ロボと、捨て去ろうとしたフィクション=ロボットたちの関係を感じさせる
ラスト。

10話
  • 親友だったケロ山との別れはロボの優しさと、彼にとってフィギュアが
ただのコレクションではないのを感じさせる。ロボの絵心もわかる。

11話
  • 一海とのデートでも鞄の中にマックスロボを持っていたロボ。
バラバラにされてもけして壊されることのないもの。
ロボにとって「マックスロボ」とは彼自身なのかもしれない。


ライナスの毛布とマックスロボ説


「ライナスの毛布」 とは、漫画スヌーピーに出てくる毛布を手放すことの
できない少年ライナスから由来された、発達心理学の用語である。

本来は乳児が成長するにつれ、母の乳房や好きな玩具などが離されていく
不安感から、自身を守るために毛布やぬいぐるみに執着する心理の意味。
フィギュアやコレクション、ある物に執着する大人たちは、
ライナスと同じように自分のまわりの(容赦ない)不安から、
その世界に浸ることで精神の安定を守っていると言われている。

幼いころに自身に影響を及ぼした物を手放せないこと(執着)、
それはある種の精神安定剤とされる。自分を変えていってしまう時間の
流れ、抗えないものからの防護策として、あるものに執着することで
(子供のままの)日常的な心の平穏を得るのである。
ロボのマックスロボへの過度の執着もこの背景が見てとれる。