ドライブの仮面ライダー

「ひとっ走り付き合えよ!」

  • 平成仮面ライダー第16弾の仮面ライダードライブに登場する戦士達。


該当するのは主人公格のドライブ、その先代にして試作品のプロトドライブマッハ、劇場版に登場したルパン、チェイスが新たに変身した仮面ライダーチェイサーなどが挙げられる。
また、敵組織ロイミュードには仮面ライダーの名前を冠さないがそれらと同等の似て非なる魔進チェイサーという戦士が存在する。

基本的にライダー達は自律して稼働するミニカー型装置「シフトカー(もしくはシグナルバイク、バイラルコア)」を専用ツールにセットすることで能力を発動する。
シフトカーにはベルトさんことクリム・スタインベルトが発明した コア・ドライビア という特殊な装置が組み込まれていて、これが働くことで周囲一帯の物理現象が遅延する「重加速」の中での活動、或いは自らがその重加速を発生させることができる。

番組の制作発表段階からドライブが「バイクに乗らない仮面ライダー」と吟われていたように、本作では「仮面ライダー」という名を持つからといって必ずしも「バイクに乗る」とは限らない。それどころか、番外編と言えるビデオ作品には、バイクでも車でもなく、飛行機を愛機にすると言う前代未聞の戦士も登場している。

加えて言うと、ドライブ(厳密にはプロトドライブが発端)が彼を危惧したロイミュード達からその通り名で呼ばれたり、ルパンが「英雄の称号」として認めるなど、「仮面ライダー」というワードは作品ならではの独特な意味合いを持っているらしい。

その呼び名の起源は総勢108体におよぶロイミュードたちが半年前に引き起こした「グローバルフリーズ」に遡る。
突如全世界で同時に発動した(ただし、クリムの解説だとそれでも規模は世界の四分の一程度しかなかったらしい)重加速による一斉蜂起は本来ならば無防備な人類をおびやかす一方的な侵略のはずだったのだが、クリムが発明したロイミュード以外で唯一活動できるプロトドライブただ一人の活躍で邪魔され、一派に大打撃を与えた。

そのときのプロトドライブの段階だとロイミュードのコアを完全に葬る能力を備えていなかったが、ロイミュード達を壊滅させるには十分で、命からがらロイミュード003(後のブレン)が敗走。偶然逃げ延びた中央情報局の通信センターから全世界の仲間達に「仮面ライダーに警戒せよ」という警告を発信して、自分達ロイミュードに仇なす存在=仮面ライダーという言葉が彼らの組織内で浸透することになった。

ドライブの場合は初めて倒した029の進化態アイアンロイミュードから、先のプロトドライブと同様の脅威になっていることから「お前は仮面ライダー?」と問われてその言葉を知ることになり、言葉の真意は分からないものの上記のようにクリムも「いい名前」だと気に入り、現在は「人々の平和を護るヒーロー」と解釈して自分や仲間内、世間体に浸透することになった。

『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』、『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』では仮面ライダーバースの様な装着型らしい描写がある。