【ライダー名】 |
ライオトルーパー |
【読み方】 |
らいおとるーぱー |
【変身者】 |
オルフェノク |
【スペック】 |
パンチ力:2t キック力:4t ジャンプ力:ひと跳び25m 走力:100mを6.5秒 |
【登場作品】 |
仮面ライダー555(2003年) 仮面ライダーディケイド(2009年) 仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド(2024年) |
【初登場話】 |
第47話「王の出現」 |
【詳細】
量産型のベルト「スマートバックル」を着用したオルフェノクの戦士が変身する強化スーツ。
量産がきくので数が非常に多い。
性能はベースとなったライダーズギアよりも劣っており、ライダーズギア最大の特徴たるフォトンストリームは使用されていない。
フォトンブラッドは全く使われていないか、ほとんど使用していないものと思われる。
どちらかと言うと「強化スーツ」に近い存在で、能力も装着するオルフェノクに依存する。
TV版では6体ほどが確認されているのみ。
【各部機能】
フォトンストリーム以外にも、ファイズを筆頭とする各種ライダーズギアは大きなダメージを受けた場合、自動的に変身が解除される。
ライオトルーパーは劇中では変身した状態のまま、スーツの内部で灰化したオルフェノクの亡骸があるので、安全装置もおそらくはオミットされている。
頭部のソリッドシェルメットはルナメタル228の重層構造で高い強度を実現したヘルメット。内部にはアンチショックバッグを施されている。
複眼に相当する超高感度カメラシングルファインダーは200倍の望遠ズーム機能を持ち、厚さ2の鉛も透視することが可能。
アンテナ部分のライオットフィーラーはライオトルーパー同士が交信するためのもの、オルフェノクが本来持っている脳波交信能力を数倍増幅させ、あらゆる情報を共有できる。
エクストリームレギュレーターは毒素分解機能を持ち、水中でも酸素を生成して装着者へと供給する。ファイズやカイザに装着されているものと同様だが、こちらは簡単版となる。
胸部を守るライオットスーツはブレストシールズと呼ばれるルナメタルのボードを2重構造で使用した装甲板で保護されている。
胸部の一部に社章はスマートブレイン社のロゴマーク。
装着者がスマートブレインの命令へ背いた場合、内部の特殊薬が仕込まれた装置が起動し、装着者を瞬時に灰化させる。こちらの機能は社員たちには公表されていない。
変身ツールのスマートバックルを操作することで、軍事衛星イーグルサットから転送、装着される。
TV版ではバックルに描かれた社章を倒すことで起動し、劇場版では胸元に手を持っていくことで変身していた。
劇中では「オルフェノク」しか変身しておらず、通常の人間でも変身できるかどうかは不明。
専用ツールとして、オートバジンの簡易量産型バイク「ジャイロアタッカー」に騎乗する。
変形機能を廃止、純粋にバイクとして再設計したことで機動性をあげつつコストを削減することに成功しており、劇中でも多くのトルーパーが騎乗して戦っていた。
また、劇場版限定ではあるものの量産された「サイドバッシャー」、及びディレクターズカット版では「ジェットスライガー」も使用していた。
ジャイロアタッカーのハンドグリップは取り外すことで2つの形態を持つ「アクセレイガン」として使用でき、
光弾を放つガンモードと、コンバットナイフ状の刃を持つブレードモードを使い分けることができる。
ガンモード時はアクセレイガン内部に予め内蔵されたフォトンバンクと呼ばれる貯蓄用タンクからフォトンブラッドを弾丸として濃縮し発射に用いている。
このフォトンバンクはカートリッジ式であり、バーストモードとライフルモードを切り分けることが可能だが、
バーストシューティングでは1200発、ライフルシューティングでは300発の射撃で内蔵のフォトンブラッドがなくなってしまう。
ライフルモード時には濃縮フォトンブラッド弾を溜め撃ちすることで命中率や破壊力を増大させた射撃が可能。
また、ブレードモード時には刀身が高速振動し、更に1000度もの高温を放ち対象物を切り裂く。
ファイズエッジなど、物理的に切り裂くのではなく、エネルギーの放出により切り裂く武器が多いファイズの仮面ライダーとしては珍しいタイプの武器である。
必殺技は名称不明。
『パラダイス・リゲインド』では次世代型は作成されず、『パラダイス・ロスト』のように数多の個体が量産されている。
最終更新:2024年02月02日 12:43