【ライダー名】 |
ヴァルバラド トライカスタム |
【読み方】 |
ゔぁるばらど とらいかすたむ |
【変身者】 |
黒鋼スパナ |
【スペック】 |
パンチ力:13.5t キック力:9.8t ジャンプ力:6.1m 走力:100mを12.4秒 |
【基本形態】 |
ヴァルバラド |
【声/俳優】 |
藤林泰也 |
【スーツ】 |
不明 |
【登場作品】 |
仮面ライダーガッチャード(2023年) |
【初登場話】 |
第9話「ダッシュで京都!修学旅行!」 |
【詳細】
ヴァルバラッシャーに「ゲキオコプター」、「ドッキリショベル」のライドケミーカードをセットし、「マッドウィール」に加え「ゲキオコプター」と「ガッツショベル」の力を三重に重ね合わせた姿。
ヴァルバラドの右腕にゲキオコプター、左腕にガッツショベルの力を宿したケミー錬成アームを装備。
【各部機能】
変身時に使用するのはレベル6のビークルケミー「マッドウィール」に加え、レベル4のビークルケミー「ゲキオコプター」、レベル8のビークルケミー「ガッツショベル」。
変身者が「スパナ」という名前のせいか体の各部にネジの意匠を持つ上、頭部レンチフェイスの左半分には顔面を覆うように巨大なモンキーレンチ(スパナ)が覆っている。
その部位メタルレンチは全身の装甲の中でも最も強度が高く、頭部の打撃力を最大化している他、左目部分に備わるウジャトアジャスタは強大なケミーの力を抑制することで錬金術師への負担を軽減する役割を持つ。
右目の部位ヴァルバラドアイは目視により対象の組成を分析し、物質の分解や再錬成を容易にする形でスパナが行う錬金術をサポートする。
ヴァルバラドのヘッドカウル、シルフサーキュレーションはマッドウィールの外装を再錬成したものでエアロ効果を生み出して衝撃や衝突物を受け流す。
シルフとは風の精霊の名であり、風の力を使いベクトルを操る効果を指しての名前であろう。
上半身はマッドウィールの再錬成によるアーマジストと呼ばれるケミー錬成装甲に覆われて爆発的なパワーと突破力を錬金術師にもたらす。
両肩にはウィールオブフォーチュンという動力源を持ち、凄まじい回転を生み出して全身各部に伝達し錬金術師の身体能力を増強する役割を持つ。
トライカスタムとしてゲキオコプターを多重錬成したトライカスタムであるため、左肩に小型のショベルカーのようなパーツが追加され左腕と一体化したショベルバーサークはスーパートルクと掘削力をもたらす。
オーラショベルを展開し、最大でショベルカー20台分の量を一度に掘削することが可能。
ゲキオコプターの力を宿す右側には扇風機のファンのような部位が右肩に追加され、そのまま右腕と一体化したコプターバーサークに繋がっている。
ゲキオコプターを再錬成したケミー錬成アームであるコプターバーサークは回転翼による飛行能力と先端部分のガトリング等の砲撃戦能力を付与する。
飛行能力を持つゲキオコプターと高い発掘力、パワーを有するガッツショベルの力を同時に扱える。
ヴァルバラドの全身は錬金強化服ヴァルバラシュラウドとなっている。
鉄鋼化錬成により錬金術師を強化し、ケミーの力に耐えうる鋼鉄の肉体を構築している。
常人を遥かに超えた強度と腕力を生み出すクレイトンアームは鉄鋼化錬成によってより錬金術師の肉体をより強靭な鋼鉄の筋肉に変換している。
これによって血液と特殊錬成油「V.V.R.」の交換が可能になり凄まじい腕力を実現した。
油にまみれた作業衣を思わせる下半身、特にアダマントレッグという脚部はマッドウィールの優れた走破性を継承し、どんな悪路であろうと高速で疾走する。
凄まじい回転力の伝達を受けることでキックの破壊力を飛躍的に高めることにも成功した。
【活躍】
第9話にて初登場。
複数のケミーの力を重ねがけしマルガムの能力を強化できるラケシスに対し、同じビークルケミーの力を三重に錬成して変身した。
飛行能力を駆使した機動力で翻弄しつつ、オーラショベルを叩きつけてクローバーマルガム バンブーミクスタスとなったラケシスを圧倒するも、転移した彼女に逃げられてしまった。
【余談】
スーツはヴァルバラドを基礎に、それぞれのカスタム形態に使われるパーツを一つにまとめたものと思われる。
アギトトリニティフォーム等に見られるいわゆる「全部のせ」形態。
最終更新:2023年11月17日 02:09