仮面ライダーマッドローグ

「コウモリ!発動機! エボルマッチ! アーユーレディー!? バットエンジン! フッハッハッハッ!」

【ライダー名】 仮面ライダーマッドローグ
【読み方】 かめんらいだーまっどろーぐ
【変身者】 内海成彰
【スペック】 パンチ力:43.5t
キック力:50.8t
ジャンプ力:ひと跳び73.3m
走力:100mを1.3秒
【声/俳優】 越智友己
【スーツ】 中田裕士
【登場作品】 仮面ライダービルド(2018年)
ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス(2019年)
【初登場話】 第38話「マッドな世界」

【詳細】

内海成彰が「バットフルボトル」と「エンジンフルボトル」をエボルドライバー(2機目)にセットし変身した仮面ライダー。

エボルドライバー、ビルドドライバー、スクラッシュドライバーで変身を行う、どのライダーシステムとも異なるエフェクトで変身する。
通常レバー操作後、ドライバーからフルボトルの成分がチューブ状のパーツを通してビルダーを形成、スーツを構成するが、
このマッドローグはペインライドビルダーを形成し、変身者の周囲をまるで蜘蛛の巣のようにチューブが出鱈目に走り、変身者に巻きつき、蠢いてスーツ形成が完了する。

身体スペックはクローズマグマやエボルらに劣るが、体の各部に組み込まれたエンジンによるパワーブーストと、
コウモリの羽を形成することによる飛行能力、及び暗闇の中での戦闘に適した機能を有する。

またエボルドライバーに既存のフルボトルとライダーエボルボトルをセットすることで「クリエーション」の能力を使用でき、
フルボトルの成分に対応したベストマッチウェポンを作り出すことが可能。
さらにスチームブレード、ネビュラスチームガンといった武器も扱い、ライフルモードも変わらずに使えるため、
マッドローグそのものの能力と、様々な武器を組み合わせた戦法を構築でき、数値に囚われない柔軟な戦い方を取る。

隠し玉としてハザードレベルではなくエボルと同様に自力でフェーズを上昇させることによって赤熱化して攻撃力をあげたり、高速移動を繰り出したりと、短時間で飛躍的に戦闘能力をあげることが可能。
この能力には油断していたエボルを一時的に圧倒したが、肉体への負担が大きい上にオリジナルのエボルの領域には達しておらず、彼と同等のフェーズ4に移行しようとした瞬間に限界を向かえてオーバーヒートを起こした。

2機目のマッドローグバージョンのドライバーで変身するが、その出自は不明(『仮面ライダー図鑑』では葛城忍作のドライバーと記載)。
内海もエボルトに問いかけたが、はぐらかされてしまった。

【各部機能】

頭部は翼を広げたコウモリとエンジンを組み合わせたようなマッドローグヘッド
並外れた強度を有する防爆ブロック装甲、サイバットアーマーで保護され、戦闘の影響で各部に組み込まれたエンジンが爆発してもスーツ内部までダメージが及ばない。
紫色に染まったマッドシーカーアイは暗視機能を備え、動態反応や熱源反応を瞬時に察知。
超音波センサーが組み込まれているため無視界状態でも普段と変わらない戦闘能力を発揮する。
メタルバットブレードは変身者の思考をクローンスマッシュやハードガーディアンに伝達する司令装置となっており、大量の戦闘部隊を意のままに操ってしまう。
額に赤く光るMRシグナルはデータ収集装置であり、戦闘データをリアルタイムで集約。

シグナルを上下になぞることで内部モニタの位置や視界を微調整する機能があり、メガネを着用している内海の動きの癖が戦闘に活かせるようなカスタマイズとなっている。
口元には敵の物理攻撃に対しその衝撃を打ち消す波動を放つMSフェイスガードがあり、同じ機能を持つエボル同様、
ダメージの無効化が可能。
その左右にはエアフェイスダクトと呼ばれる吸排気装置があり、周囲の空気を取り込む際有害物質を取り除き、有害な気体を排出する。

全身はMRアンリミテッドスーツが覆い、肉体のリミッターを解除すると共に、メックヴァイラスと呼ばれる特殊な微小体が肉体を強化する。
スーツ内部にはこのメックヴァイラスと変身者の親和性を高める特殊な薬液で満たされているという。

マッドローグの紫や白の装甲は並外れた強度を持つサイバットアーマーであり、各部のエンジンが爆発してもスーツ内部への影響は無い。
腕の装甲には特殊な蒸気を用いて戦闘能力を強化するMRスチームジェネレーターが搭載され、一定時間あらゆる動作を高速化することで攻撃の威力を高める。
背面からはマッドナイトフライヤーと呼ばれる爆撃飛行ユニットを展開することも出来、地上を攻撃しながら飛び回るほか、
必殺技発動時にも展開する。

フルボトルの成分を燃料とするエンジン、駆動装置が組み込まれたハイバーストラッシュアームは高圧縮成分を相手に叩き込み、
攻撃対象の内圧を急激に上昇させ崩壊させる。
脚部も同様のハイバーストラッシュレッグとなっており、揃えた両脚から高圧縮成分を叩き込む双発炸裂キックで対象の内圧を急激に上昇させ崩壊させる。
マッドヴェンジェンスグローブは格闘攻撃に特化した形状を持ち、指先に超硬穿孔クローを備え、これを利用した連続突きを特異としている。
攻撃対象への敵意や憎しみが高まるに連れてパンチ攻撃の威力が上がるという特性も持つ。
バトルシューズであるマッドヴェンジェンスシューズもまた対象への敵意、憎しみが高まるに連れキック攻撃の威力が上昇、
フットワーク最適化機能も持ち、足裏に射出型の穿孔クローを格納しているためクローから神経毒を相手に流し込む。

腕部にはナイトレイドエッジと呼ばれる鋭利な刃が装着され、戦闘エリアが暗いほど切断力が上昇。
暗闇となったエリアにおける一撃はわずかに触れただけでも致命傷に成り得る威力にまでなり、マッドローグは暗闇でも問題なく行動できるため、
煙幕を展開した状態で相手の視界を一方的に奪った上での一撃必殺の攻撃が可能になるだろう。

両肩のバッドスチームショルダーは全身各部に組み込まれた内燃機関の発する熱を放出し、稼働状態の維持と管理を担う。
フルボトルの成分を利用して有毒気体、煙幕を散布可能で特殊弾の打ち上げも可能。

必殺技はエボルドライバーのレバーを回して発動する「エボルテックアタック」。
背部装甲からマッドナイトフライヤーを展開、ハイバーストラッシュレッグの機能により高圧縮成分を相手に叩き込んで内圧を上昇し崩壊させる。
他、上記のようにクリエーションの能力でベストマッチウェポンの作成が可能。

【活躍】

第38話にて初変身。

第39話では仮面ライダーたちと戦い、ローグを圧倒した。
その後、ハードガーディアンと共にグレートクローズ、グリスを追い詰める。

第45話ではエボルトが憑依した状態の内海が変身し、ライダーたちと交戦して更に変身した状態で内海を排した直後にエボル(フェーズ1)へと改めて変身した。
第47話で難波への忠誠心を捨てていないことが発覚、ローグと共に複製エンジンブロスとリモコンブロス、合体したヘルブロスと戦う。
更にかつてローグ=氷室幻徳から受けた傷が元でサイボーク手術を施されていたことが明かされた(アバンのメタネタを本編で拾ってくる形となった)。

『仮面ライダーグリス』にて桐生戦兎が新たなガス処置を行うことで、旧世界の記憶を取り戻し変身した。
ダウンフォールに属するファントムクラッシャーやガーディアンと戦う。

【余談】

スーツはナイトローグの改造。頭部のみ新造かもしれない。

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最終更新:2023年07月09日 21:55