仮面ライダーローグ

「割れる!喰われる!砕け散る! クロコダイルインローグ! オーラァ!」

【ライダー名】 仮面ライダーローグ
【読み方】 かめんらいだーろーぐ
【変身者】 氷室幻徳
【スペック】 パンチ力:32.7t
キック力:37.5t
ジャンプ力:ひと跳び57.2m
走力:100mを2.3秒
【声/俳優】 水上剣星
【スーツ】 渡辺淳
【登場作品】 仮面ライダービルド(2018年)
【初登場話】 第22話「涙のビクトリー」

【詳細】

氷室幻徳がスクラッシュドライバーにクロコダイルクラックフルボトルを装填し変身した「西都の仮面ライダー」。

ハザードレベルが身体スペックに影響するスクラッシュドライバーの仮面ライダーであるが、元々彼のハザードレベルは不明であり、
ナイトローグとして戦っていた時はハザードレベルが変化せず、初期値のまま戦うしかないトランスチームシステムの影響で強化されていくビルドに力が追いついていなかった。

それ故に東都を追い出され復讐を誓った幻徳が、おそらくスタークが西都に流したと思われるスクラッシュドライバーを使い仮面ライダーに変身。
その力は圧倒的であり、能力を制御下に置くことに成功した仮面ライダークローズチャージや、ビルドのラビットタンクスパークリングの攻撃を物ともせず瞬殺する能力を見せている。
元からビルドドライバーの使用資格であるレベル3.0に到達したばかりの万丈より上のハザードレベルであると本人が発言しており、
ローグの強さはそれが反映された故と思われる。

変身エフェクトはスクラッシュドライバーのライダー達と似ているが、ビーカーのようなフィールドが展開しそこにゲル状の液体が満たされた後、
ワニの顎を模したエフェクトがビーカーを噛み砕くことで素体が形成、さらに頭部も装甲剤であるクロコダイラタンアーマーをセルフェイスクラッシャーが噛み砕くことで白色の強化フレームが走り、
ツインアイが露出して変身が完了するという、他のライダーとは違ったものが使われている。

専用武器は無しだが、ネビュラスチームガンを持つ。

部下として同じくネビュラスチームガンを使う鷲尾兄弟が変身したカイザーシステムの強化型戦士、リモコンブロスとエンジンブロスがいる。
第33話にてローグへの変身のためにネビュラガス注入処理を施されたことで、パンドラボックスの光の影響が薄らいでいることが判明している。

【各部機能】

頭部のローグヘッドはヴァリアブルゼリーで満たされたクロコダイラタンアーマーが保護している。
通常時は柔らかく動きやすいが、攻撃を受けることで瞬時に硬化し相手の攻撃を防ぐようになっていて、その硬度は徹甲弾を受け止める程だという。
また変身時に発生する白い紋様は装甲にヒビが入ることで発生する超硬化した装甲強化フレームである。
通常額にあるRRシグナルはワニの瞳を模したのか右顎の部分にあり、集めた戦闘データから自身と敵の能力を正確に把握、全身の状態管理や応急補修を担当する。
ストラグルエンハンサーもまた搭載され、変身者の闘争心を高める機能を持つ。
視覚センサーであるハードゼリーアイは反応速度を強化し格闘戦における命中率と回避率を引き上げる。
感触は硬いグミのようであり、ハードスマッシュに殴られてもワレナイ。
ワニの顎のようなセルフェイスクラッシャーは頭部へのダメージを最小限に抑える保護パーツであると同時に装甲破砕ユニットでもあり、
自身の頭部装甲を適度に破砕することで内部の視覚センサーを露出させる。
クロコダイラタンアーマーはヒビが入った部分を超硬化させ装甲強化フレームとして利用する機能があるため、あえて砕くことで視覚センサーの露出と頭部の防御力強化を両立させたのだろう。
また後頭部には「割れ物注意!」などといった様々な国の言葉が記された注意書きシールが貼られている。

胸部装甲もまたクロコダイラタンアーマーで保護されており、通常時は柔らかく、被弾時に硬化する。
頭部以上のひびが入った装甲強化フレームが走っており、その防御力は極めて高い。

全身はRRエンハンスメントスーツという耐衝撃ボディスーツが覆い、ハザードレベルに応じた身体強化を担当。
内部の伸縮ゲルパッドが各動作をアシストするフォースクラックアームフォースクラックレッグは戦闘を重ねることでより他界攻撃性能を発揮する。
拳を覆うデスロールグローブとバトルシューズであるデスロールシューズは超硬質のクローを備え、クローを使った連続格闘攻撃を得意とする。
変身者の闘争心が高まるに連れ威力が上昇し、敵にクローを突き立てたまま高速回転することで深刻なダメージを与えることも可能。
また腕部や脚部にはクランチャーエッジと呼ばれる鋭利な刃を備え、クランチャーファングというエネルギーのキバを生成する。
必殺技のクラックアップフィニッシュが発動するとクランチャーファングを両足に展開し噛み砕くように破砕する。

肩部はファンガードショルダーが保護し、腕部の動作を最適化することで攻撃制度を向上させる。
またクロコダイルクラックフルボトルの成分を利用した特殊な煙を噴出することで一定時間攻撃の威力を高めるという、
ビルドのハザードフォームに似た能力を持つ。
戦闘データから搭載されたのか、ハザードトリガーの解析から搭載されたのかは不明。

必殺技はクランチャーファングを展開した両足で敵を挟み噛み砕くように破壊する「クラックアップフィニッシュ」。
更にネビュラスチームガンを利用した「ファンキーブレイク」があり、フルボトル各種をセットして能力を付与できる「ファンキーアタック」を発動する。

【活躍】

第22話ラストにて登場。ガーディアンしかいない北都首相官邸を襲撃し、ガーディアン撃破後に西都側のガーディアンと共に制圧した。

その後、北都内部に侵攻し、東都に逃げ込んだグリスらをエンジンブロス&リモコンブロス達が追撃している際に別の場所で変身、
ブロス達が退却した後に姿を見せ、ビルドとクローズチャージの攻撃を物ともせず圧倒し、変身を解除した彼らの目の前で自身も変身を解き正体を明かした。

第24話では東都に侵攻しブロス達と共にライダーに襲いかかり、ビルドが強化変身したラビットタンクハザードフォームも圧倒して変身解除させてみせた。
その後もビルドなどと激闘を繰り広げたが、グリスら北都勢と同様に対抗戦で決着をつけることになり、ラビットラビットフォーム、タンクタンクフォームと戦い、西都敗北と共に戦闘意欲を失う。

以後は身体の中に埋め込まれている肉体破壊チップをネタに難波重工側にいいように利用されビルド達との戦闘を強要されていた。
しかし、戦兎がチップの周波数をいじることで機能が封じられた上に、実はローグへの変身が可能になった段階でパンドラボックスの光を浴びた影響が消えており、
野心に燃えていたかつての幻徳ではなく、光を浴びる前の人格に戻っていたことが判明。
仮面ライダーエボルに父親を殺されたことで、共通の敵であるエボルトを倒すため戦兎達と共戦状態に入る。

第48話にてハザードレベルの限界を超えて究極態化したエボルトに立ち向かい、激闘の末にエボルトリガーの機能を停止させるがその代償として肉体に限界を迎えてしまい、紫の粒子と共に消滅した。

【余談】

スーツ担当は前身的な戦士のナイトローグも演じた渡辺淳氏。
クラックアップフィニッシュの際にグリグリと動くその様は、ワニが獲物を引きちぎる際に行う「デスロール」を思わせる。