仮面ライダーグリス

「ロボットゼリー!潰れる!溢れる!流れ出る! ロボットイングリス! ブラァ!」

【ライダー名】 仮面ライダーグリス
【読み方】 かめんらいだーぐりす
【変身者】 猿渡一海
【スペック】 パンチ力:31.3t
キック力:34.3t
ジャンプ力:ひと跳び54m
走力:100mを2.5秒
【強化形態】 仮面ライダーグリスブリザード
【声/俳優】 武田航平
【スーツ】 藤田慧
【登場作品】 仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー(2017年)
仮面ライダービルド(2017年)
【初登場話】 第18話「黄金のソルジャー」

【詳細】

猿渡一海がスクラッシュドライバーとロボットスクラッシュゼリーを使って変身したビルドにおける3人目の仮面ライダー。
北都に横流しされたスクラッシュドライバーのデータを使って内海成彰が開発、北都にあったロボットフルボトルの成分を元にしてスクラッシュゼリーを作ったと思われる。

フルボトルをより発展させたスクラッシュゼリー、それに対応したスクラッシュドライバーを使って変身しているため、
フルボトルを使うライダーと性能が異なっており、一海自身が戦い慣れしている上に各部機能を熟知した戦い方を取るため、
ビルドはおろか、登場当初は仮面ライダークローズチャージをも圧倒する力を見せた。

なお、仮面ライダークローズチャージと同等のスペックは初期値であり、変身者のハザードレベル上昇に伴い増大していく
ハザードレベルが表記された時点で、一海のハザードレベルは「4.2」。
その時点で龍我のハザードレベルは「4.0」であり、ハザードレベルの高さがスペックに反映されるため、
その時点でグリスがクローズチャージを圧倒できたのも納得の話である。

変身の際にはビーカーのようなエネルギーフィールドが展開しそこに満たされたゲル状の液体が素体を構成、
頭部から勢い良くゼリーが噴出し各部アーマーを形成して完了する。
これ自体はクローズチャージと同様だが、銀色の素体を持つチャージに対し、グリスの素体スーツは金色と対になっている。
なお吹き出すヴァリアブルゼリーは金色だが、スクラップフィニッシュ発動時には黒色のゼリーが引き出し、その様子はあたかも烏の羽のようにも見える。

専用武器はツインブレイカー。
ビームガンとパイルバンカーを使い分ける武器だが、グリスは射撃戦を重視しているため主にビームモードで使用する。
距離に応じてアタックモードも使用する。
第40話ではドラゴンスクラッシュゼリーを利用したことでその力が作用し、両腕に装備できるようになる。

第46話ではクローズマグマの使用した武器「ブリザードナックル」の改良版「グリスブリザードナックル」を使う。

【各部機能】

頭部はヴァリアブルゼリーが硬化したGヴァリアブルヘッドアーマーに保護されたグリスヘッド
攻撃を受ける度、アーマーの内部構造やゼリーの密度バランスを最適化し耐久性を向上させる。
顔面にはクリアフェイステクターと呼ばれる装甲パーツが装着されており、衝撃吸収性に優れたゲル状のクッションが装甲下に取り付けられ、
敵の攻撃が直撃した場合でも頭部へのダメージを最小限に留める。
側頭部にはGバトルモジュールと呼ばれるデータ収集装置があり、集めた戦闘データから戦闘相手の能力を正確に把握し、
全身の状態管理、及び装甲の応急補修が可能。またツインブレイカーに転送シグナルを発信し、手元に出現させる機能も持つ。
内部アーマー頭頂部にはスクラッシュファウンテンというゼリーの噴出装置があり、スクラッシュドライバーのゼリータンクとつながっているため、
変身時に大量のヴァリアブルゼリーが噴出し、アーマー形成が行われる。
またストラグルエンハンサーという変身者の闘争心を掻き立て各機能を最適化する装置が内蔵されており、
より高い能力を引き出せるようサポートを行い、場合によっては基本性能を超えた戦闘力を引き出すことも可能。
視覚センサーであるツインゼリーアイは変身者の反応速度を強化、格闘戦に置ける命中率と回避率の引き上げを行う。
グミのような弾力性を有し、ハードスマッシュに殴られてもワレナイ。

全身を包む対衝撃ボディスーツであるGエンハンスメントスーツは戦闘ダメージから変身者を保護、ハザードレベルに応じた身体強化を行う。
これによって凄まじい身体能力を獲得し、スーツ内部に張り巡らされたゼリーパイプがドライバーとつながっていて、全身各部の噴出ユニットを繋ぐ役割を持つ。

胸部装甲は頭部と同様の機能を持つGヴァリアブルチェストアーマーで保護。
両肩部にはマシンパックショルダーと呼ばれる装甲が備わり、必殺技を発動時に内部に蓄えられたゼリーを勢いよく噴射、
その特性を活かした特殊攻撃及び、武装化を実行する。

スーツ内部の伸縮ゲルパッドが各動作をアシストするフォースクラッシュアームは腕力や運動速度を大幅に引き上げ、
戦闘を積み重ねることでゲルパッドが変身者の肉体に馴染み、より高い攻撃性能を発揮していく。
脚部も同様の機能を持つフォースクラッシュレッグとなっており、後述する強化グローブと強化シューズによる攻撃を最大限補佐する。

ツインブレイカーを利用した連続格闘攻撃を得意とするロボストラグルグローブは、変身者の闘争心が高まるにつれてパンチ攻撃の威力が上昇。
掌にはマシンスプラッシュアーモリーという噴射攻撃装置があり、内部に蓄えられたヴァリアブルゼリーを必殺技発動時において、
特性を活かした特殊攻撃、武装化を行う。
フルボトルをドライバーにセットした「チャージクラッシュ/ディスチャージクラッシュ」の発動時にはマシンスプラッシュアーモリーでフルボトルの性質に応じた形状のゼリーを形成、
ヘリコプターフルボトルでプロペラを作り飛行するなどのシーンがある。

バトルシューズであるロボストラグルシューズは打撃式の破砕装置を内蔵し、踏みつけ攻撃で岩盤をも崩壊させる威力を持つ。
グローブ同様、変身者の闘争心が高まるにつれキック攻撃の威力が上昇していく。

必殺技はドライバーにセットしたロボットスクラッシュゼリーを潰して発動するライダーキック「スクラップフィニッシュ」と、
ツインブレイカーを使った「シングルフィニッシュ」、「ツインフィニッシュ」など。
一度スクラップフィニッシュを発動したスクラッシュゼリーをツインブレイカーに装填し、ツインブレイクを発動するという大技も披露したことがあるが、肉体の負荷が大きく使用して間もなく変身解除を余儀なくされた。
また第26話ではスクラップフィニッシュとツインフィニッシュを同時に発動する技を行い、エンジンブロスを撃破している。

【活躍】

劇場版で先行登場、北都で生み出されたフルボトル2本の奪還に登場。
高速で2大ライダーが戦っていたガーディアンを撃破し、フルボトル2本を奪っている。

ビルドとクローズには認識はされたものの正体はわからずじまいだった。

ビルド本編では2017年最後の放送の第16話で一瞬だけその姿を現しており、東都へのゲートを破壊している(第17話では変身前のみ)。
第18話で正式参戦、変身が解けた三羽ガラスのために現れ、ビルド、クローズチャージの前で変身して2大ライダーを変身解除まで追い詰めた。

彼自身のハザードレベルの上昇はこれ以上見込めないらしく、ハザードトリガーによるレベル強化も出来ないらしい。

ライダーシステムを凌駕する戦闘力を持つエンジン&リモコンブロス、仮面ライダーローグと言った西都の戦力を相手取った際には遅れを取ることも多かったが、
「闘争心が打撃力を強化する」スクラッシュドライバーの性質ゆえか、散っていった三羽ガラスの弔い合戦である西都の代表戦においては、
これまで歯が立たなかったエンジンブロスに対し当初は劣勢だったものの、次第に打撃攻撃が通り始め、
スクラップフィニッシュ+ツインフィニッシュの大技で勝利した。

その後もハードガーディアンの投入、仮面ライダーエボルの存在など作中のパワーインフレが駆け足で上がっていく中でも、
新たな武装などなく、地道にハザードレベルを上げつつ対応している。

第40話ではロストボトルを使用した処置を受けてしまい、肉体消滅の危機に陥るが龍我から餞別に渡されていたドラゴンスクラッシュゼリーを使ってハザードレベルを引き上げることで一時的に中和、
ツインブレイカーを両腕に装備するというパワーアップを果たす。

第44話では強化のためにネビュラガスによる処置を受け、更に第46話ではエボルトとの最終決戦を前にグリスブリザードナックルを得る。
だが、三羽ガラスを模倣したロストスマッシュ3体との戦いで、グリスブリザードナックルと勝手に持ち出していたプロトビルドドライバーを使って新たな変身を行う。

【余談】

演じる武田航平氏は『仮面ライダーキバ』で過去編の主人公、紅音也を演じており、イクサやダークキバという複数の人間が変身したライダーとなった。
本作でようやく他のキャラが変身しないライダーになったと言える。

またスクラッシュドライバーの電子音声を担当する若本規夫氏は仮面ライダーキバの劇場版において2大ライダーの変身アイテムの音声を担当している。