クウガの仮面ライダー

  • 平成仮面ライダーシリーズ第1作。
  • 様々な実験的試みが含まれる作品で、登場する仮面ライダーは1人のみだが、後の小説版の中で同じ名を持つ2号ライダーとも言える存在が登場する。

  • 劇中では仮面ライダーとは呼ばれず、「クウガ」という呼称のみが登場。
    また、フォーム名や必殺技の名前も関連書籍などで明かされ、フォーム名が色で表される以外は劇中では一切登場していない。


アマダムと呼ばれる霊石を内蔵した変身ベルト「アークル」によって五代雄介が変身する古代の力の持つ戦士。

超古代において九郎ヶ岳遺跡の棺に埋葬されていた人物がクウガに変身していたとされ(HERO SAGAによれば当時クウガに変身しグロンギと戦っていたのはリクという青年だったとされているが、それと埋葬されている人物が同一人物かは不明)、
グロンギの封印を永遠のものとするために、自らもアークルと共に棺に入り封印を司っていたという。

異形の戦士故に当初は「グロンギ」と同一視されており、徐々にその活躍から人類の味方として認識されていく。
呼称自体は上記にあるようにズ・ゴオマ・グが漏らした「クウガ」という単語を聞き取った五代雄介、及び彼の知人達はそれを名前だと認識しそう呼び、一般市民や警察関係者には「未確認生命体第4号」や「4号」という呼称が浸透している。

ベルトに内蔵されたアマダムは装着車の意思に呼応し、モーフィングパワーと呼ばれる能力で物質を原子、分子レベルで分解し再構成することで様々な形態へと姿を変える。
手首にあるハンドコントロールリングからも発せられ手にした物体を各形態専用武器に変形することも可能。

五代雄介は形態変化を「超変身」とし(雑誌などでは序盤からこの名称であるが、本編で掛け声として使用し始めたのは本編の中盤※第20話からである)、装甲、もしくはコンパウンドアイズと呼ばれる複眼の色で「○○のクウガ」と呼び分けている。

中盤においてメ・ギノガ・デとの戦いによって雄介が蘇生処置を受けた際に電気ショックを浴びたアマダムは変質を始め、基本4フォームの発展・ライジングフォームを発現。
更に電気ショックを浴びたことで当初は時間制限のあったライジングフォームの変身時間永続化及び、アメイジングマイティへの変身も獲得した。

アマダムはグロンギが宿す魔石・ゲブロンと同質の力を宿し、力を使い続け戦いを続けると心を失った凄まじき戦士ことアルティメットフォームへ覚醒してしまう。
この状態ではグロンギ最強のン・ダグバ・ゼバと同等の力を有し、全身が刺々しく禍々しい姿となる。

必殺技を繰り出す際は手足のコントロールリングから発せられる封印エネルギーをキック、または専用武器を介してグロンギの身体へと流しこむ。
この際流し込まれた封印エネルギーはたとえ相手に直撃せずとも物質を伝って伝達する特性があり、これとグロンギのベルトが反応することで爆発を起こしグロンギの身体は木っ端微塵になる。

【余談】

クウガのデザインモチーフは「クワガタムシ」。
また、全体的なデザイン自体は初代仮面ライダー1号をベースとしている。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年01月12日 22:29