1章 自己紹介とオープニング(第1回)

夏真っ盛りの暑い夜、ネット上の某所。がちがちに緊張した私、usagikyoudaiことGMが、今回のPCたちを待っていた。
手元には、暑い夏には最適なちょっと肝が冷えるシナリオ。
今日も幻想郷の住人達が、異変を解決すべく集まった。

GM:じりりりりりり……
GM:皆様、大変ながらくお待たせいたしました。(ぺこり)
GM:ここに、怨零時異変の開幕を宣言します!
サブGM:監修・指導は僕、G_Betaによりお送りします
ももよ:ドコドコ
サージュ:パフパフ
ラム:わーわー

GM:では、さっそく自己紹介から始めましょう。
GM:ハンドアウトの逆順で、レコーズさんたちからお願いします。
サージュ:アルファベットで最後だからと油断していた!なんというアンブッシュ!
サージュ:が、がんばります


”学者肌な魔法使い”サージュ・レコーズ & ”由緒正しきファミリア”セリア・レコーズ
サージュ:「サージュ・レコーズ、魔女で学者をしている者だ。職業柄、何かを探す魔法を得意としているつもりだ。今回は何かしら新たな発見ができることを楽しみにしているよ」
サージュ:「こいつの使い魔やってるセリア・レコーズよ。運動音痴な主人に代わって色々するのが役目。邪魔するやつはまとめて切り伏せてやるわ!」
サージュ:とまあ、主人がブレイン、使い魔が実働(盾ともいう)担当です。よろしくお願いします
GM:サージュさんは黒い山高帽と亜麻色の髪に、四角い縁なしメガネ。セリアさんは黒猫耳と黒のセミロングの髪、そして二本しっぽですね
GM:今回は、調査担当枠である『自由2』でのご参加です。

ハンドアウト PC『自由2』
推奨コネ:特になし
この枠のオープニングはキャラクターを見てから構成します。
ただし、情報収集面での事故防止の観点から『情報収集能力を有するキャラクター』であることを望みます。

サージュさんは、多彩な知覚系スペル、そして使い魔との並行作業による高効率情報収集が特徴の、魔法使いだ。

GM:ほかの方から何か質問はありますかー?
ラム:何処住みだったっけ。魔法の森?
サージュ:です。ただし端っこの方、香霖堂の近所。
サージュ:そのせいか森の住人とはコネがない!
ももよ:香霖堂って里寄りだっけ?
サージュ:森と里の間あたりだったかと
GM:うんうん、なるほど。ありがとうございます。

GM:最後に何か一言ございますか?
サージュ:ダイス目がいいことを祈る!
GM:あはは、私からもお祈りしておきますね。


GM:ありがとうございました。では、次にももよさん。お願いいたします。
ももよ:あーい

”水辺の無許可医”多湖ももよ
ももよ:「えー、まずは名前、多湖ももよ。山の河童で医者のようなことやってるよ」
ももよ:「医者とは言っても私の特技は呪術だからね、奇病難病呪詛の類までなんでも治すよ!」
ももよ:「ま、あんま無いとは思うけど、妖怪の山で病気になったらうちにおいでー。安くしとくよ?」
ももよ:「そんな感じかな」
GM:薄桃色の髪と群青色の瞳で、黄色い合羽のようなものを羽織ってらっしゃる。あと、携帯電話と呪術で戦うのが特徴的ですね。
GM:今回は、戦闘枠である『自由1』でのご参加です。

ハンドアウト PC『自由1』
推奨コネ:特になし
この枠のオープニングはキャラクターを見てから構成します。
ただし、戦闘面での事故防止の観点から『十分な戦闘能力を有する前衛キャラクター』であることを望みます。

ももよさんは、神術/陰陽術の「術式のみの習得」により、転移結界を始めとした多彩なスペルを保有している。

GM:が、キャラクター性を鑑みて、ちょっと捻った導入としました。
GM:ふふふ
ももよ:なぬ…

GM:さて、ご覧の皆様から何か質問はございますか?
ももよ:私はありません!
ラム:せん!
サージュ:外見年齢どれくらいですか!
ももよ:13くらい(可変
GM:なるほど。ありがとうございました。


GM:では、次に参ります。ラムさん、お願いします。

”闇夜に踊る不気味な笑い”ラム・シャスティ
ラム:「ラム・シャスティよ。一応地下で仕事してるけど、普段は色んな所を巡り廻ってるわね」
ラム:「踊りと弾幕には自信があるわね。それと、面白い事があったら首突っ込んでるから、そこそこ幻想郷の土地勘はあるわ」
ラム:「さ、何かからかいやすそうな子はいないかしら…くすくす」いいつつ踊るような足さばきで移動
ラム:こんな感じかしらね
GM:13,4歳ほどの外見で細身の身体、長い手足に鋭い爪、サファイアブルーの目。ひらっとした黒いドレスに素足、の猫さんでしたね。
ラム:うむす
ラム:にやにや笑いと足捌きを欠かさない
GM:今回は、『妖獣』枠でのご参加です。異変の真相にもっとも近いところからスタートする、裏の主人公ともいえるでしょう。

ハンドアウト PC『妖獣』 
推奨コネ:火炎猫 燐
君は、古明地さとりのペットの中の一匹だ。火炎猫燐はあなたの先輩にあたる。
そのお燐が、仕事でミスをしたと君に言う。
力のある怨霊、山吹とかいうやつがお燐の指揮下を離れて地上へ逃げ出したそうだ。
それも、雑魚怨霊を15匹ほど従えて、だ。
風の噂によれば怨霊どもは地上ですぐに退治されたらしいが、お燐曰くそんなはずはないらしい。
しかし、お燐はさとり様から自室謹慎を命じられており、身動きがとれない。
お燐の代わりに地上へ向かい、山吹のやつをとっ捕まえてきてほしい。
君はお燐の頼みを快諾した。

ラムさんは、踊りによるへにょり弾を多用し相手を幻惑する戦い方が得意な妖獣の猫だ。

GM:ご覧の皆様から何か質問等はございますでしょうか?
ももよ:猫モードはどんな見た目ですか!
サージュ:髪型と色を教えてください!
ラム:猫モードは白い毛並みに顔の部分がちょい黒め。怒ると目が赤くなる
ラム:髪はふわっとウェーブかかった茶髪。そんなに長くない
GM:ふむふむ、なるほど。ありがとうございました。


GM:ついに、我らが主人公が到着しました。
ももよ:ワーワー
GM:こちらの方が今回の主人公になります。
GM:案山優子さん、自己紹介をお願いします。

”遠見の木偶の坊”案山優子
優子:「私、優子。案山優子。今日も人里を守るよ!」
優子:「近づくやつは片っ端からぶちのめしてやるのだ!」
優子:「(じーーーーーーー)・・・・・・」
優子:以上です
GM:青地に白の水玉模様の甚平を着て、笠(ZUN帽の一種。空を飛ばないものだけを指す)を被った黒髪ロングの少女(十代前半くらいの見た目)。黒と金のオッドアイ。右目が黒。左目が金色。
GM:とのことですね。案山子の付喪神であり、案山子としての性質が強いのでしたね。
GM:今回は『妖怪』枠での参加ということです。ヒロインとして、オリジナルキャラクターである七五三掛ちとせが付きます
GM:巻き込まれ型の主人公ですね。

ハンドアウト PC『妖怪』
推奨コネ:上白沢 慧音
君は、人間の里と縁の深い妖怪の中の一人だ。昨日の夕べも人間の子供たちと遊んでいた。
その時、あろうことか傍らの古井戸から怨霊が5匹も湧き出したではないか。
幸いにも君が対応したことで怨霊は素早く排除され、一件落着した、かのように思えた。
一夜明け、あなたは上白沢慧音に叩き起こされる。
慧音は君に、昨晩に各地で怨霊による被害が出たこと、
君と共に遊んでいた子供たちの一人である七五三掛ちとせ(しめかけ ちとせ)が行方不明になっていること、
そして、一連の事件の犯人として君の名前が噂されていることを告げる。
何とかしなければならないと、君は決意した。

優子さんは、プレコグニションを始めとした妖術と妖弾による攻撃を得意としている。案山子として土地を守る力だ。

優子:お腹がすくこと請け合いですね
GM:注釈・優子さんは案山子なので一人の時間を確保しないとお腹がすきます。

GM:さて、皆様から何か質問はありますでしょうか。
ももよ:面識のない妖怪はぼこぼこですか?
優子:「話も聞かずに攻撃するほど、短気じゃないよ。巫女じゃあるまいし」
ももよ:なるほど…
GM:ありがとうございましたー。

 


GM:では、オープニングを一気に行いまーす。
GM:優子さん、準備はよろしいですか?
優子:はーい


優子オープニングシーン  場所:畑 時間:朝の5時30分
GM:朝。今日の太陽はどこか昨日より綺麗だ。
GM:何気なく、君は昨夕の事を思い出す――。
GM:ここから回想です。

 回想  場所:人里、古井戸がある空き地 時間:昨日の夕方
♪ずいずいずっころばし ごまみそずい♪
♪茶壺に追われてとっぴんしゃん ぬけたらどんどこしょ♪
ここは、人里のとある一角。板塀に囲まれた10m四方程度の空き地。片隅には廃材や岩が積まれており、中央には分厚い板で封された古井戸がある。
古井戸の周りでは、里の子どもたちと優子が遊んでいる。

GM:女の子A「じゃあ、次の鬼は優子さんね♪」
優子:「追いかけるのはあまり得意じゃないのだけど・・・・・・」
GM:女の子B「わーい、逃げろー。」

GM:その時だった。
GM:ビキリと軋み、古井戸をふさぐ板が真っ二つに割れ、
優子:「いーち、にーい、さー・・・・・・ん?」
GM:古井戸から怨霊が飛び出してきた。それも、1匹ではない。5匹もだ。
GM:子どもたちの中に戦える者はいない。くもの子を散らすように逃げ出しはじめる。しかし、君の目の前で、女の子が一人、足をもつらせて転んでしまう!
優子:「むっ、大丈夫?ここは私に任せて早く逃げるのだ!」女の子を起こしつつ
サブGM:怨霊A「ヤ…ヤマブキ…」
GM:女の子「あわわ……」腰が抜けてしまっているようだ
GM:怨霊A「アイツガニクイナ、アイツガニクイナ……」
GM:怨霊B「オノレオノレ……」
GM:目についた生きているモノに向かって、怨みの衝動にまかせて怨霊が襲い掛かろうとする。
優子:カバーしたいです
GM:なるほど。では、どうぞ。ダメージは計算しません。昨日の話ですし。
優子:「危ない!」間に割り込む
GM:怨みの念をもって襲い掛かろうとするが、優子に阻まれ怨霊たちはまごついた!
GM:優子の精神に怨みの念がねじ込まれるが、致命傷ではない……。
GM:倒すなら、今がチャンスだ。

優子:「人里は私が守ーるっ!」虹色に輝く銀色の円盤が怨霊にホーミング!
GM:怨霊B「グハァ!」
GM:怨霊C「ヤマブキメ、タバカッタカ……!」
サブGM:*怨霊退散!*

GM:5匹の怨霊どもは、間違いなく全て倒された。転んだ少女は、呆気にとられていたようだったが、はっと我に返って起き上がる。
GM:着物姿に長く伸ばした黒髪、黒い瞳。いかにも日本人然とした13歳。遊び仲間の中では年長組。かくれんぼや華一文目には積極的に遊んでも、鬼ごっこやチャンバラには参加しない姿が印象的な、
GM:彼女の名前は、七五三掛 ちとせ(しめかけ ちとせ)。姓が少し読みにくいため、名前で呼ばれる事を好む。

GM:ちとせ「あ、ありがとう、優子さん。優子さんがいなかったら、私……。」顔色はまだ少し青い
優子:「どういたしまして。・・・・・・普段あんまり走らないからこういう時にこけるのだよ?」
GM:ちとせ「てへへ。あ、そうだ。これ、お礼の品で……」懐から取り出したのは、クッキーの小袋。しかし、さっき転んだはずみで中身が粉々になっていることに、差し出しかけた所で気づく。
GM:ちとせ「あ、あう……。ごめんなさい、明日の朝に、ちゃんとしたのを持ってくね。」顔が真っ赤だ。
優子:「ううん、それ頂戴よ。お腹空いてるからどうせなら今食べたい」
GM:ちとせ「は、はわわ。けど、粉々だよ……。」小袋と優子を交互に見やる。
GM:ちとせは恐る恐る優子にクッキーの小袋を手渡した。
優子:「じゃあ、いただきまーす」袋をひっくり返して口に流し込む
GM:ちとせ「あ、明日は!明日はちゃんとしたの持っていくから!」クッキーはおいしいです。
優子:「おいしい、これ。どこで買ったのだ?」
GM:ちとせ「わ、私が焼いてみたの」真っ赤
優子:「ちとせちゃんすごーい!もう毎日怨霊現れないかな?」
優子:「って、それは本末転倒だ」
GM:ちとせ「うーん、占いでは、今日はいい日になるはずって出たけど、当たったっていうことでいいんだよね。これは……」小さな声でもごもご

GM:さて、そろそろ別れないと君の魂に影響が出る。
優子:「じゃあ、私は帰るよ。明日のクッキー楽しみにしてるのだ!」
優子:ぶんぶん手を振りながら去る。
GM:ちとせ「うん。じゃあ、また明日ね、優子さん。」

GM:さて、何かほかにこの時間軸でやりたいことはありますか?
優子:うーん、特には
GM:はい、承知しました。
優子:「ぐごぎゅるるーーー(お腹の音)」
GM:これが、昨夕の話。優子はこの後、まっすぐ畑に帰って外から人里を襲うものがいないか棒立ちしていました。


GM:荒い足音が聞こえ、優子の意識は現在へと引き戻される。上白沢慧音がただならぬ様子で君へとまっすぐ向かってくる。
GM:慧音「おい優子、昨夕にいったい何があったか、説明しろ。詳細に、今すぐに、だ!」
優子:「あうわわ、どうしたのだ?先生。」
GM:慧音「こちらの事情説明は後だ。先にお前の話を聞かせろ。昨夕、ちとせと何があった?」
優子:「あ、先生先生、昨日ちとせちゃんからクッキーを貰ったのだ。美味しかったけど粉々だったから、今日も作ってきてくれるみたいで楽しみ!」
GM:慧音「ふむ。なるほど、把握した。七五三掛ちとせと今日に会う約束をしたのだな。確認するが、昨夕に別れてから七五三掛を見てはいないのだな?」
優子:「このあたりは通ってないと思うけど・・・・・・本当にどうしたのだ?」
GM:慧音「そうか……。わかった、お前を信じよう。」
GM:慧音「だが、優子。今から説明するが、大変なことになったぞ。」

GM:慧音「七五三掛が昨晩から行方不明だ。」
優子:「な、なんだってー!」
GM:慧音「加えて、人里の各地で怨霊による被害が発生した。夜の12時過ぎくらいの話だ。」
GM:慧音「……優子が倒したのとはまた別の怨霊だろう。」
優子:「怨霊・・・・・・そういえば怨霊を倒してクッキーを貰ったんだった!」
GM:慧音「なぜその話を直接すぐに報告しなかった………!いや、まあ、それはいい。過ぎた話だ。」
GM:慧音「昨夕にお前が七五三掛を庇って怨霊に立ち向かった話は、子ども達から聞いているよ。子ども達からすれば英雄譚だ。」
GM:慧音「しかし、里の大人はこれらの事件と子供たちの話を総合し、一つの誤解へと行きついてしまったようだ。」
優子:「・・・・・・?」

GM:慧音「『案山子の付喪神の奴が、怨霊を退治したふりをして里中にばら撒き、騒ぎに乗じて七五三掛ちとせを誘拐した』とな。」
GM:慧音「なにせ、七五三掛と最後に会っていたのはお前で、かつ二人きりだった。さらに、退治したはずの怨霊が人里中に被害を出した。最後に、これが最も大きな理由なのだろうが、お前は妖怪だからな。」
優子:「ひどい!私はみんなを守りたいだけなのに!!」
GM:慧音「優子が犯人で無いことは、私は知っているよ。しかし、人里の自警団は、優子が七五三掛を誘拐したという前提で話を進めている。私が言っても聞かん。」
GM:慧音「今のところ大きな動きはないが、この事態、放置すればどうなるかはわからんぞ。」
GM:慧音「とにかく、今回の一件には間違いなく首謀者がいる。偶然に湧いただけならば、かくも測ったように現れるものか。優子、お前は一刻も早く首謀者を取り押さえろ。」
優子:「ちとせちゃんは!?」
GM:慧音「黒幕さえ押さえてしまえば、後は私が何とかしてやる。七五三掛は……無事を祈るしかない。一刻も早く助けてやってくれ。」
優子:「分かった。私が必ずみんなを守るのだ!」
GM:慧音「……幸運を祈っているぞ。」
GM:シーンエンド


幕間
GM:よし、では、ラムさんのオープニングを始めたいと思います。
ラム:はーい


ラムオープニングシーン  場所:地霊殿、お燐の部屋 時刻:夜
GM:旧都の中央にそびえる大きな屋敷、地霊殿。
GM:住んでいるのは古明地さとりとその家族。妹が一人とペットがたくさん。
GM:その中の一人、怨霊の管理を担う地獄の輪禍、火炎猫燐。
GM:君はお燐に呼びだされ、彼女の部屋の前へ着いたところだ。
ラム:「呼び出しなんて珍しいわねぇ…こないだ仕事押し付けたのバレちゃったのかしら」ドアをknock knock
GM:お燐「ラムかい?鍵は開いてるよ、入っておいで。」
ラム:「お呼びかしら?」踊るようにお部屋へエントリー

GM:一歩踏み込んでみれば、お燐の部屋は大変な有様だ。
GM:本棚がひっくり返っていたりなど、強盗にでも入られたかのように荒れている。
GM:お燐はその片付けをしていたようで、いつもより少し元気が無い。
ラム:「ん~個性的な本棚の配置ねぇ。斬新だと思うわぁ」にやーっとしつつ片付けを手伝う気はないのだ
GM:お燐「いやいや、片づけを手伝わせようってつもりで呼んだんじゃないよ、ラム。ちょっと遠出してほしいのさ。手はあいてるかい?」GMから注釈すると、ラムは暇です
ラム:「んー、まあ、空いてない事もないけど……何処で何をするお話かしら」ラムはたとえ暇でしょうがなくてももったいぶる
GM:お燐「ちょいとしくじってね。怨霊が配下を15匹ばか従えて逃げ出したのさぁ。」
GM:お燐「しかも、よりによって逃げだした先が地上の人里さ。いったいぜんたい、配下の雑魚怨霊を引き連れたままでどうやって橋を越えたのやら……。」
GM:お燐「風の噂じゃぁ地上の妖怪にちゃっちゃと退治された、なんて聞いたけどね。アイツはそんなタマじゃ無いよ。」
GM:お燐「ここまではいいかい?」
ラム:「それはそこそこに大事ねぇ……逃げ出したのはどういうの?」
GM:お燐「アイツ、どうにも珍しい奴でね。怨霊としちゃあ、はっきりと知性を維持してるのさ。怨霊ってのは怨みばっかり独り歩きして、記憶も自我もポロポロと失くしているもんなのに。」
GM:お燐「ああ、そうだ。アイツ、『なんて呼べばいい?』って聞いたら『ヤマブキ』って答えてたね。たぶん生前の姓かなんかだ。」
ラム:「ふーん……じゃあそのヤマブキを連れ戻せばいいのね」
GM:お燐「その通り、ヤマブキのやつををシメた上でとっ捕まえてきてほしいのさぁ。頼めるかい?」

GM:お燐「お願いだよ、さとり様に今月分のおやつ増やしてあげてって頼んであげるからさぁ」ぱちんと拝むように手を合わせる。
ラム:「んー…お燐の頼みなら仕方ないわねー…時間割いて助けてあげるわ。それとモンプチも1ケースお願いするわね」暇でしょうがないということはひた隠しにする悪い子
GM:お燐「助かるよ。普通ならあたいが行くんだけれど、さとり様は私に自室謹慎なんて仰るし。」
GM:お燐「しょうが無いから、あたいはヤマブキのやつが荒らしてった部屋を直してるってわけさ。」

GM:お燐「今回は地上にまで遠出してもらうけれど、出かける前に確認しておきたいことは他にあるかい?」
ラム:「大変ねー…んー…一応そのヤマブキの特徴みたいなの聞いとこうかしら」
GM:お燐「……なぜだか警戒されちゃってて、あたいも詳しくは聞き出せてなかったよ。拾ってから10年くらい面倒を見てたのに、全く打ち解けてくれなくてねぇ。」
GM:お燐「ただ、強いていうなら……。アイツ、生前は人間じゃなかったかもしれないね」
ラム:「ふーん、シャイな子なのねぇ…なるほど、人間じゃない、と…」流暢な文字でメモメモ
GM:お燐「幻想郷隔離当初の妖怪の山の話なんてしたことがあったのさ。ただ、やけに人間の里の事ばかり気にしていたのも印象的だったかな。」
ラム:「人里辺りから調べてみたほうがよさそうね…」
ラム:「ま、なんとなくわかってきたから、早速行ってくるわぁ」綺麗にターンしながら出発進行
GM:お燐「いってらっしゃーい、お土産はヤマブキだけでいいよ」
GM:シーンエンドです。


幕間
GM:お疲れ様でしたー。
GM:では、次のオープニングはももよさんにお願いしましょう。
GM:準備はよろしいですか?
ももよ:出番だー


ももよオープニングシーン  場所:玄武の沢 時刻:早朝
GM:妖怪の山の麓、魔法の森の近くに位置する玄武の沢。ここには、多数の河童が住んでいる。
GM:その中の一人、多湖ももよの自宅兼診療所もここにある。

GM:早朝。ももよの枕元からポニョめいた何かの電子音楽。
GM:ももよの携帯電話に着信だ。画面には、姫海棠はたての名が表示されている。
ももよ:「んあー…こんな時間から…もしもし、多湖診療所です…急患?」 表示名を見ずに電話に出る
GM:はたて「あ、ももよー。聞いてよ聞いてよ、大天狗ったらひどいのよ!」
GM:はたて「昨日の夜に人間の里で事件があったらしくって、眠い目こすって人里に行ってみたら『報道部の取材禁止』ですって!やんなっちゃう。」
ももよ:「あー…はたてか…今何時よー…」 テンション低い
GM:はたて「あ、ごめーん。徹夜明けだもんでちょっと感覚がくるってたわ。まあ、ある意味じゃ急患みたいなものだし?」

GM:はたて「ねえねえ。ももよって、今日の予定あいてる?」GMから注釈すると、暇です。
ももよ:「えー今日? まぁ暇といえば暇…」
GM:はたて「ちょっと私の代わりに人里で何があったか調べてきてよ。」
GM:はたて「上には『人里からの往診依頼につき、出張中』って書類をでっちあげとくから。私の名前で出張費と診察費も出しとくし、悪い話じゃないと思うんだけどー。」
ももよ:「あっ…いや、やっぱ暇じゃないかなーたしか往診の予定があったようなー…いやあった!確かにあった!」 なんか面倒そうな気配を感じて
GM:はたて「『報道部の取材禁止』とは言われたけど、『医師の往診禁止』なんて一言も言われてないから大丈夫よ。」自信に満ちた声
ももよ:「えっ何行く前提で話進んでるの?」
GM:はたて「今ももよが言った往診の出張申請書、出てないもん。すぐにばれるウソついたって、全部わかってるからね。」
ももよ:「ぐぅ…そ、そういうの勝手に見るの良くないと思います!」 なんかヤケっぽい
GM:はたて「お願いよー、友達でしょー。人里でライスパフェ奢ったげるからさー」
ももよ:ライスパフェ…なにそれこわい

ももよ:「…というか、早朝にたたき起こして取材代行させるほどのことなの?」
GM:はたて「……気になるのよ。上が何か隠しているっていうのが」急に真面目な声になる。
GM:はたて「山の内部ならまだわかるわ。けど、人里での事件に『取材禁止』?」
GM:はたて「『報道禁止』ならよくあることだし別に気にはしないけど、よりにもよって『取材禁止』よ。」
GM:はたて「断片的な情報なら私も手に入れてる。確信はまだないけど……」
ももよ:「はぁ…まー見るなって言われたら余計見たくなるその気持はわかる」
GM:はたて「万が一の時に、ももよには責任が掛からないように情報倫理はちゃんと守るわ、ねえ、お願い!」
ももよ:「わかるけどー…得体のしれない事件に友人を乗り込ませておいて、お礼がパフェ1つかー1つだとなーやる気とかに影響しそうだなー1つだと」
GM:はたて「よろしい、好きなだけ食べなさい。今月分の給料はこの事件に突っ込むことに決めたわ。」
ももよ:「流石はたて、わかってるねー!よろしい、私が隅から隅まで調べて来てしんぜよう!」 テンションあがってきた
GM:はたて「ありがとう!良かったー。スタートダッシュが出遅れちゃってたんだけど、これは千載一遇の逆転チャンスだわ。」
GM:はたて「じゃあ、異変首謀者へのインタビューをよろしく。あと、誘拐された被害者がいるらしいからその娘の健康状態レポートとかあれば記事が映えるかも。お願いねー!」一息にさらっと言ってのける。
ももよ:「ちょ、ちょっとまって、首謀者にインタビュー?てっきり情報収集とかだとおもってたんだけど!」
GM:ぷつっ。つー、つー。
ももよ:「え、いやちょっと!って、勝手に切った!切ったよこの人!」 即座にかけ直しますよ

GM:はたて「おはよー、朗らかな朝だね!(しらじら)何か往診にあたって質問とか?」
ももよ:「里に首謀者がいるとか聞いてないし!危なくないの!?せめて状況ぐらい教えてよ!」
GM:はたて「んー。危なくはなさそう、かな?私も断片的にしか知らないけど……」

GM:オープニングだから省略しようかとも思いましたが、
GM:せっかくなので練習もかねて判定してみますか。
ももよ:お
GM:噂話/妖怪の山で、目標値は
GM:10、12、14、16
ももよ:初判定 振っちゃって良いですか?
GM:はい。地域知識専門ボーナスは+1さしあげます。

私の卓では、専門の地域知識を取得している者には情報収集にてボーナスを与えるケースがある。興味がある方は事前告知文書を読んでほしい。
あくまでハウスルールであり、公式では無い事を念のために明記しておく。

(ダイスロール) ももよ:7+2+1+3D6 = 7+2+1+[1,4,6] = 21知力+噂話/妖怪の山 で +1でいいのかな?
GM:ふむ、余裕で全部でましたか。
ももよ:11…まぁまぁですの
GM:では、順にあけてきますよー。

10:昨晩、二つの事件が人里で発生した。怨霊が現れた事件と、少女が誘拐される事件である。
12:怨霊が現れた事件について、怨霊は人里の各地に計8匹が現れた。昨日の夜半過ぎの事だ。概ね、発見され次第に退治されたため、大きな被害はない。主な被害として、怨霊が暴れたことによる建物の多少の損壊と、喧嘩による怪我人がいる程度だ。
少女の誘拐事件について、誘拐された少女の名前は七五三掛ちとせという。→オープンアップ 七五三掛ちとせについて
サブGM補足: しめかけ と読みます
14:里の子供たちの話によると、案山優子という妖怪がちとせを庇って怨霊を退治した、という一件もあったらしい。ただし、その一件以降にちとせの目撃証言はなく、かつ、人里に被害を出した怨霊どもは無傷であった。現在、案山優子は人里で聞き込みをしている。
16:怨霊は恨みごとしか言わない。それも、支離滅裂なうわごとじみた。しかし、人里で被害を出した怨霊は、それぞれ何らかの形で「ヤマブキ」の名を口にした。→オープンアップ ヤマブキについて
余談:なお、この件で発生した最大の被害は、酔ってその辺の女性に殴り掛かったという壮年の男性である。相手の女性は笑顔がステキな花の怪異で、返り討ちにされ半死半生の目に合ったそうだ。男性は怨霊のせいだと主張している。

GM:以上ですー。把握できましたか。
ももよ:首が吹き飛ばなくて幸いでしたね男性…
ももよ:だいたい大丈夫です この内容をはたてから聞いた感じでしょうか
GM:はい、そんな感じで
GM:はたて「ごめんね、これ以上は調べられてない。」

ももよ:「むーん…そんな凶暴なやつじゃないと…これなら私でもなんとかなるかもだけど…」
ももよ:「…危険手当」 ボソッ
GM:はたて「むう、公に危険手当出しちゃうと、色々と問題あるしなぁ……。うーん、ポケットマネーから相応にだしとくよ。」
ももよ:「おっけーまかせて!」 調子出てきた
GM:はたて「まかせた!」
ももよ:「で、いつ頃までに調べればいい?」
GM:はたて「あ、明日までにはよろしくー。」
ももよ:「結構早いね…じゃ、早速行っちゃおうかなー?」
GM:はたて「行ってらっしゃーい。……気を付けてね」最後はぽそっと
ももよ:「大丈夫大丈夫!それじゃ、おごり、忘れないでねー」 と言って電話切る感じで
GM:シーンエンド


幕間
 
GM:ふー。
GM:お疲れ様でしたー。次は、レコーズ一家のオープニングであってますかね。
サージュ:多分。
サージュ:一家といっても二人ですけどね!
GM:はい。でははじめましょう。


サージュオープニングシーン  場所:レコーズ家 時刻:朝
GM:魔法の森の端、香霖堂の近所に位置するサージュとセリアの家。
GM:ドアノッカーが重々しく鳴った。来客が来たようだ……。
サージュ:「来客とは珍しいな……どなたかな?」ドアを少しだけ開けて来客を確かめる
GM:マミゾウ「儂じゃよ、儂。マミゾウじゃ。学者さん(←サージュのこと)は……いらっしゃるようじゃの」
GM:マミゾウ「おう、いつもはお前さんが儂に話をせがむでの。たまには儂のほうから学者さんに質問をしようと思うたのじゃ。あがってもかまわんかの?」
サージュ:「おや、二ッ岩殿。珍しいこともあるものですね。私に答えられることであれば」扉を開けて迎え入れる仕草

GM:では客間に視点が変わりまして。
GM:マミゾウ「案山優子(つくえやま ゆうこ)という奴を知っておるかの?案山子の付喪神の。」お茶をずずーっと飲みつつ。
サージュ:「ええ、人里の畑を守っている彼女ですね。先日里に赴いた際に知り合いになりましたよ」
GM:マミゾウ「うむ。今も昔も人を象った物にはいろんなものが宿るという典型例じゃな。」
GM:マミゾウ「今な、人里じゃあ、そやつが人を攫ったという噂で持ちきりじゃ。」
GM:マミゾウ「ところがどっこい、この話がまた妙でのう。」
GM:マミゾウ「単刀直入に言ってしまえばの。案山優子、あやつは人を攫う類の妖怪ではないのじゃ。」
GM:マミゾウ「必要なら考察もできるぞい。少し長くなるが良いか?」
サージュ:「ええ、構わないですよ。まだ日も低い、何なら軽食も用意しましょう」
GM:マミゾウ「おお、助かるの。では……」

GM:マミゾウ「まずの、あやつは案山子としての性質で、一人の時間を確保せねば魂が疲弊するそうじゃ。それに加えて拠点は何も用意しておらず、いつも畑で棒立ちしているらしい。これが何を意味するかと言えばの、―――」
GM:マミゾウ「―――さらに、あやつは陰陽五行のうち木行に属する。なれば、あやつの能力は『視覚の延長』にて『土地の支配』、守るものは『何かの成長』、司るものは『誰かの喜び』のはずじゃ。これを加味して考えるとな、―――」
GM:マミゾウ「―――と、いうわけなのじゃ。」
GM:マミゾウ「どうじゃ、案山子のやつはいかに誘拐ができぬか、納得してもらえたかの?」
サージュ:「ええ、私の考えとも合致しているし、合理的に考えれば彼女が誘拐を犯すなどおおよそ不可能でしょう」
GM:マミゾウ「うむうむ、そうじゃろう。おっと、憑いた付喪神に変化がおきた、という可能性もまだ捨ててはいかんのう。」
GM:マミゾウ「十把一絡げの神にでもなって人間を祟る気にでもなろうたか。とにもかくにも、何が起こったのやら気になるところじゃて。」
GM:マミゾウ「のう、学者さんよ。ひとつ調べてきてくれぬか?明日にでもまた聞きにくるからのう。」
サージュ:「ふむ……彼女に何かが起こっているとしたらかなりのレアケースだな……分かりました、引き受けましょう。どのみち、知人が誘拐事件などの渦中にいるんだ、放って置くわけにもいきますまい」
GM:マミゾウ「そうか、調べてきてくれるか。それは助かるのう……」

GM:マミゾウ「……頼むぞ。あやつを救っとくれ。」ぽそっと
GM:ぽふん、と白煙。マミゾウの姿が隠れる。
GM:煙がはれた時には、マミゾウはもういない。
サージュ:「相変わらず、神出鬼没な方だ……。さて、早速準備をするか」てきぱきと出かける準備をして、寝ていたセリアをつまんで外に出るとします

サージュ:そう言えば今の季節は何でしょう
サブGM:大体今の季節ぐらいだと思っていいんじゃないかな。僕が聞いてる限り季節に指定なかったし
GM:現実と合わせて夏としましょう。
サージュ:では上に何も羽織らずに涼しげな格好のままでれっつごー
GM:シーンエンド

2章へ進む