コネクション

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コネクション」(2014/08/16 (土) 01:30:37) の最新版変更点

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 ここでは、公式でカバーされていない東方キャラクターのコネクション相手としての解説を掲載する。 ---- #contents *ダブルスポイラー ~ 東方文花帖 ***姫海棠はたて ----  念写をする程度の能力を持つ、鴉天狗の新聞記者。文とは新聞の部数を競うライバル同士。  かつては念写能力を使い新聞を書いていたため外に出て取材することはなかったが、最近は積極的に山の内外で取材を行っている。  発行している新聞は「花果子念報」で、あまり人気は出ていなかった模様(現在どうなっているかはGMの判断による)。 ・&bold(){コネクションの相手}:主に取材対象や新聞の購読者、情報源などとしての関係が考えられる。   また、妖怪の山の住人であれば同じ社会の一員としてのコネクションを結ぶ可能性がある。文と比べると白狼天狗に対して中立あるいは好意的であり、GM次第では下位の立場の場合でもある程度親しい関係と設定することも可能。 ・&bold(){情報源}:新聞屋として情報を集めているため、幻想郷の中でも事情通であり様々な情報が期待できる。ただし、鴉天狗の性質に加え経験不足から情報源としては不安定。自分が見聞きした情報以外もそれなりに信用する傾向がある。   また、念写(ぬえの能力のような心理的効果を無視する。詳細はGM判断)によって思わぬ写真を写してしまったり、それにより誰も知らないような情報を握っていることもある。ただし、はたて自身が撮ったものではないので勘違いや混乱を招くことも少なくない。 ・&bold(){援助}:情報による援助がほとんど。或いは、求められたものを念写することも考えられる。報酬を求める場合もやはり情報である場合が多い。 ・&bold(){依頼など}:何らかの情報を得るように依頼してくることがあり得る。外での取材を始めてから日も浅いため、手伝いや助言を頼まれることも十分に考えられる。   念写された写真を巡って騒動を起こす、トラブルメーカー的な役割となる可能性もある。 *神霊廟 ***幽谷響子 ----  仏門に入った山彦の妖怪。棲家は妖怪の山だが、命蓮寺でよく見かける。修行にはさほど熱心ではない。 ・&bold(){コネクションの相手}:命蓮寺の妖怪ならば気軽にコネクションを結ぶことが出来る。山の妖怪でも親交を結ぶ機会があるだろう。また、人里近くでミスティアと「鳥獣伎楽」というパンクバンドを組みゲリラライブを行っていることがあり、歌や音楽に関わるキャラクターと接点が生じることも考えられる。 ・&bold(){情報源}:命蓮寺で起こる出来事にはそれなりに詳しい。また、能力の都合上人の言葉をよく覚えているので思いがけない情報を持っていることがある。 ・&bold(){援助}:声にまつわる頼みごとのほか、命蓮寺の者への言伝などは引き受けてくれるだろう。 ・&bold(){依頼など}:命蓮寺にまつわる事件で助けを求めてくることが考えられる。反面、前述のパンクライブはトラブルを引き起こす原因にもなり得る。 ***多々良小傘 ----  お寺の周りをフラフラしている妖怪傘。入門はしていないものの、墓地がある命蓮寺に入り浸っている。  神霊廟で設定が追加されたためここで追記する。 ・&bold(){コネクションの相手}:墓場や人里で人を驚かせているため、知り合う機会は多い。驚かす対象の人間や、同じようなタイプの妖怪など多様な立場でコネクションを結ぶことができる。 ・&bold(){情報源}:人里および命蓮寺周辺や墓場で起こった出来事ならば多くの情報を期待できる。 ・&bold(){援助}:人を驚かす手伝い程度の他は難しいと考えられる。 ・&bold(){依頼など}:自分のテリトリーである墓場でのトラブルで、自分の手に負えない時は積極的に助けを求めてくることが考えられる。 ***宮古芳香 ----  青娥に蘇生させられた古代の死体。青娥の手先として働いている。 -&bold(){コネクションの相手}:墓場や青娥に縁のある者であれば知り合いとなる可能性があるが、意思疎通すら困難で近寄る者は問答無用で襲われるため、死霊を扱う能力を持つ者でなければ難しい。 -&bold(){情報源}:思考回路が前時代のコンピュータ並であるため、情報はほとんど期待できない。墓場周辺で見聞きしたことであれば知っている可能性はある。 -&bold(){援助}:守ってほしい場所の見張り番など。ただし、基本的に青娥を通しての交渉となる。 -&bold(){依頼など}:芳香から依頼が来ることはほぼない。 ***霍青娥 (通称:青娥 娘々) ----  最近幻想郷にやってきた、自己中心的な邪仙。興味を持った者に近寄っては飽きて離れるといったことを繰り返している。 - &bold(){コネクションの相手}:仙人と関わりが深かったり、青娥の興味を惹きそうなキャラクターであれば青娥の方から接触してくる。欲深かったり力を欲している者などが対象になりやすい。また、悪さをする青娥を止めようとする立場(人里の自警団など)からのコネクションも考えられる。 -&bold(){情報源}:仙術や道教のこと、古代日本のことなどであればよく知っている。しかし、知識のレパートリーは基本的に古い。また、勝手に人の家などに侵入する(時には盗みも働く)こともあるので、個人のよりプライベートな情報を知っていることもあり得る。 -&bold(){援助}:主に仙術や様々な術を授けてくれる。場合によっては芳香を貸し出すこともあるだろう。 -&bold(){依頼など}:主に自分の力を見せびらかしたい欲求や、道教・仙術などに関わることで依頼をすることがあり得る。 ***蘇我屠自古 ----  日本の古代豪族、蘇我氏の亡霊。神子と共に道場に住んでいる。怨みは消えつつあるが強力な怨霊であり、人間にとっては危険な存在。 -&bold(){コネクションの相手}:基本的に、道教や神子と関わりがある者に限られる。 -&bold(){情報源}:道場に関わることや、神子が封印されるまでの日本についての事柄など。また、道教や仏教・神道などに深く通じている。 -&bold(){援助}:雷を操る程度の能力(属性使い・雷に相当)を使ってくれるか、布都や神子らに話を通したり紹介することが考えられる。 -&bold(){依頼など}:基本的に、道教・道場に関わることでの依頼となる。神子が困っていることを内密に解決するよう頼まれることもあり得るだろう。 ***物部布都 ----  霊廟と共に復活した、物部氏の尸解仙を自称する道士(仙人)。神子と共に道場に住んでいる。順応性が低く考え方や言動が周囲とズレており、修行ついでに見聞を広めている。 -&bold(){コネクションの相手}:神子に関することで動いていたり、修行をしている布都と知り合うなどが考えられる。ただし、妖怪には敵意を抱いていることに注意。 -&bold(){情報源}:古い神道・道教に関する知識に加え、屠自古と同様の情報を知りうる。ただし早とちりや勘違いも多い。 -&bold(){援助}:我流の術([神術・陰陽術]に相当する)による援助や、神子の道場の関係者への口利きなど。 -&bold(){依頼など}:屠自古と同様に、基本的に道教・道場に関わることとなる。幻想郷についての見聞を深めるための調査なども考えられる。 ***豊聡耳神子 ----  霊廟と共に復活した、伝説の聖人(仙人)。どんな隙間にも無限の広がりを持つことができる仙界に建てられた道場に住み、ほとんどどこにでも現れることができる。十人の話を同時に聞くことができる程度の能力を持ち、複数人から同時に話を聞きそれぞれに的確な助言を与えることが出来る。普段は仙人の修行を行っているほか時折人里の人間などに干渉している。道教を信仰しており、神道や仏教の勢力とは微妙な距離を保っている。人間が妖怪に脅かされていた時代の人間(当時)であり、妖怪寺である命蓮寺(特に白蓮)に対しての心証は悪い。 -&bold(){コネクションの相手}:人里に赴き人の欲を聞いている他、どこにでも現れることができるためあらゆる場所で知り合う可能性がある。話を聞いてもらったり道教と関わりがある者か、或いは神子を尊敬・信仰しているなど様々な関係が考えられる。ただし、弟子入りしてもまともに仙術を教えてもらえたりはせず、小間使い程度にしか思われないので弟子という設定にする際は注意すること。 -&bold(){情報源}:道教や仏教・神道などに通じているほか、人から多くのことを聞いているのでほぼ無差別に様々なことを知っている可能性がある。特に個人の事情や噂話などは知る機会も多い。 -&bold(){援助}:話を聴いた上での(時にはGMの想定通りの)的確な助言などが考えられる。 -&bold(){依頼など}:基本的に話を聴き解決に導く側なので依頼をすることはあまりないが、メッセンジャーやお遣い、実働部隊などが考えられる。 ***二ッ岩マミゾウ ----  最近幻想郷にやって来て命蓮寺に棲みついた大狸。人に紛れて生活していたため人間社会に詳しく、古参妖怪らしく相応の知識と実力も備えている。妖怪狸の親分として時折暗躍している。 ・&bold(){コネクションの相手}:主に狸をはじめとした妖獣が知り合うことになる。若輩であれば子分や相談に乗ってもらう間柄、年を経た者であれば友人やライバルなど、様々な関係が考えられる。他には命蓮寺や外の世界と関わりがある者、人里での知り合いなどもコネクションとなり得る。 ・&bold(){情報源}:妖怪についての様々な事柄や、現在(神霊廟時点)の外の世界などもよく知っている。特に狸や仲の悪い狐に関係する事柄は知っている可能性が高い。 ・&bold(){援助}:化けさせる程度の能力(主に幻覚系や[チェンジ]の[妖術]に相当)の使用や、情報や(しばしば葉っぱの)金銭など。人里では人間に化けて助言を与えることもある。対価としてはアイテムや各種工作などが考えられる。 ・&bold(){依頼など}:狐とのトラブルや命蓮寺に関わることに加え、個人的興味からの依頼をもちかけてくることがある(特に妖怪に関わることには関心が高い)。また、ぬえを通じて聖に言えない案件を抱えるなどして、それらを秘密裏に解決するよう派遣されるなども考えられる。 *心綺楼 ***博麗霊夢 ---- 博麗神社の巫女。ルール的には高レベルの[神道術]、[当たり判定が小さい][直感][強運]などを習得している。 守矢神社や命蓮寺、神霊廟など同業者が増えたため参拝客の獲得には以前より貪欲になっている傾向がある。 ・&bold(){コネクションの相手}:宗教関係者であれば多くの場合関わることとなる。人里に出向くこともあるため、人里の人間もコネクションを結ぶ機会は多い。 ・&bold(){情報源}:幻想郷の宗教に関することや神術について多くの情報が期待できる。また、顔が広いため幻想郷に住む多くの妖怪のことを知っている。よく訪れる人里や、河童など山の妖怪の近況については特に敏感。何かあるときは大抵魔理沙と共にいるため、魔理沙のことは特によく知っている。 ・&bold(){援助}:博麗神社は宴会や縁日などが盛んに行われており様々な人妖(ただし妖怪が圧倒的に多い)が集まるため、イベントの開催などに適している。手懐けている光の三妖精(サニー、ルナ、スター)の力を借りることができるとしてもよい。報酬はお賽銭や神社の雑用、宴会用の酒や食べ物などが考えられる。また、封印を破る術(魔理沙曰く「どんな封印でも解いてしまうインチキ技」)を持っており、封印されたものを持っていけば解いてくれる場合もある。 ・&bold(){依頼など}:欲に忠実なため、信仰や金銭に関わるうまい話を簡単に信じてしまう傾向があるほか、周囲の出来事に影響を受けやすい(その上例外なく長続きしない)ためトラブルメーカーともなり得る。人間なため病気にかかることや、前述のようなトラブルからうっかり(過去には雷獣や狐など)妖怪に危害を加えられ動けなくなることもままあり、そういった場合にPCの助けを欲することもあるだろう。 ***霧雨魔理沙 ---- 魔法の森に住む、普通の魔法使い。種族は人間。ルール的には高レベルの[魔法](戦闘系中心、オリジナル属性である星属性を使用)、[アイテム回収範囲が広い][経験則]などを習得している。 どの宗教にも属しておらず、人間の代表的かつ中立的な存在。 ・&bold(){コネクションの相手}:魔法関係者のほか、人里の人間など。貴重な物品を持っている場合狙われることもあり得る。 ・&bold(){情報源}:魔法などに関する多くの知識のほか、人里に立ち寄ることが多いため人里にまつわる情報も多くが期待できる。何かあるときは大抵霊夢と共にいるため、霊夢のことは特によく知っている。 ・&bold(){援助}:魔法による援助や、必要な物品の調達など。報酬は金品や値打ちのある物などが考えられる。 ・&bold(){依頼など}:巻き込まれたり自分が起こしたトラブルの解決や、魔法の実験などに使う物資の調達が考えられる。霊夢と共にいることが多いため合わせてトラブルに巻き込まれることも多い。 ***雲居一輪&雲山 ---- 命蓮寺の妖怪僧侶と彼女を守る入道雲のコンビ。僧侶だが酒を呑み、寺の戒律にはルーズ。 ・&bold(){コネクションの相手}:主として命蓮寺関係者となる。一輪は元人間であり人間友好度も高いため、人間もコネクションを結ぶことは難しくない。 ・&bold(){情報源}:命蓮寺およびその関係者については見聞きすることが多いため、多くの情報が期待できる。 ・&bold(){援助}:雲山を使っての物理的な援助や、命蓮寺の妖怪への言伝など。 ・&bold(){依頼など}:聖が出払っている時に起きる命蓮寺関連のトラブルなど、人手が足りない時に助けを求めることもあるだろう。主に依頼するのは寺の一員になっているキャラクターとなる。 ***聖白蓮 ---- 命蓮寺の僧侶で、幻想郷における仏教の代表。妖怪と人間が争わず暮らすことを望む平和主義者だが、世のため人のためなら実力行使を厭わない積極性を持つ。 ・&bold(){コネクションの相手}:仏教の信者、または信者を通じて白蓮と知り合った者など。基本的に悪さをしなければ誰に対しても友好的で親切なため、コネクションを結ぶのは容易。 ・&bold(){情報源}:仏教と信者に関わることや、その他宗教関連。命蓮寺や人里で起こったことについてもよく知っている。 ・&bold(){援助}:命蓮寺の人材の活用や、肉体強化系の魔法、村紗に命じての聖輦船の利用などが期待できる。報酬を要求することはほぼない。 ・&bold(){依頼など}:白蓮の手が及ばない範囲での事件の解決や調査などが考えられる。報酬は命蓮寺にある値打ちのある品や金品などとなる。 ***河城にとり ---- 妖怪の山に住む河童。一部の河童には宗教を嫌う文化があり、にとりはその一員。河童は山の神様から様々な工事を請け負っているほか、山で起こる事件に巻き込まれるか、その発端となっていることも多い。 妖怪の山で様々なトラブルを起こしたり被害を受けたりすることが多いが、騒ぎに乗じて金儲けを企む一面もある。 ・&bold(){コネクションの相手}:河童をはじめとした山の妖怪や、金儲けに協力している者、河童の技術の恩恵に肖っている者などが考えられる。 ・&bold(){情報源}:妖怪の山と、そこに住む河童や天狗、神などの事情に通じているほか、手を出している商売に関連する事柄など。 ・&bold(){援助}:水を操る能力のほか、河童の技術の産物や知っている情報となる。報酬は金銭やキュウリなど。 ・&bold(){依頼など}:金儲けのための根回しや、自身や河童が巻き込まれた事件の調査・解決など。報酬もやはり河童の技術の産物が主となる。 ***古明地こいし ---- 心を閉ざしたさとりの妹。高レベルの[ステルス]を持つほか、自身への精神操作系能力を全て無効化する。 希望の面を拾ってしばらくは、その影響を受けて目立つことに快感を感じ積極的に行動していた。持っている希望の面の力が失われた後のこいしがどうしているかはGMが決める。命蓮寺に勧誘されているため、何らかの形で命蓮寺に関わることもあり得る。 ・&bold(){コネクションの相手}:希望の面の影響を受けている間は非常に目立っていたため、その時にコネクションを結べる可能性がある。その後も気にかけていたりコンタクトを取る関係が考えられるが、一方的な関係となることが多いだろう。 ・&bold(){情報源}:能力により気付かれず見聞きしたことや、地霊殿に関連する事柄となる。 ・&bold(){援助}:無意識を操る程度の能力による援助が主。報酬はこいしの興味を引くものとなるだろう。 ・&bold(){依頼など}:主に、こいしの興味の向くままに何かを頼まれたり巻き込まれる形となる。希望の面による影響を受けているなら目立ちたい願望に従うままに何か騒ぎを起こすことも考えられる。 ***秦こころ ----  六十六のお面が妖怪化した付喪神。感情を操る能力を持つ。常に無表情だが感情(とそれを表すお面の表情)は豊か。自我を持って間もないため世情に疎く周囲に影響されやすい。精神の安定のために博麗神社で能楽を披露している。 ・&bold(){コネクションの相手}:博麗神社や命蓮寺をよく訪れるため、それらの関係者であれば会う機会が多い。芸能関係者であれば能楽を通じて知り合ったり、こころが自我を持つことに(動機はなんであれ)協力している関係なども考えられる。 ・&bold(){情報源}:人々の感情に関わることには敏感なため、それらに関わる情報が期待できる。 ・&bold(){援助}:感情を操る程度の能力(ルール的には66種類の[エモーション]。その時必要な感情のものを持っていると設定するのが良い)を使い精神に影響を及ぼすことができるが、本人は感情のバランスを重視するため不用意には使おうとしない。 ・&bold(){依頼など}:自我を持つための活動の手伝いや、宗教家達の目に余る行動への実力行使などが考えられる。心綺楼本編のようにお面を失くした場合など他人の感情に大きな影響を及ぼす存在なため、トラブルメーカーともなり得る。お面を失ったこころは失ったお面と反対の感情(例:希望⇔絶望、失望)の[エモーション]常在化能力を持ち、解くことができない。 *輝針城 ***わかさぎ姫 ---- おっとり系の淡水人魚。霧の湖に住み、普段は歌を歌ったり、石を拾ったりして暮している大人しい妖怪。 影狼曰く虫も殺せないような性格で、人間への敵対心も持っていない。ルール上は怪異または妖獣(魚妖)で、[水棲]を持つ。 過去に打ち出の小槌に影響を受け、霊夢にも雑魚と呼ばれたことから、妖怪としての力は弱い。 ・&bold(){コネクションの相手}:霧の湖の住人であったり頻繁に足を運ぶなどの縁があるキャラクターであれば人妖問わずコネクションを結ぶことができる。妖怪であれば「草の根妖怪ネットワーク」の仲間ということにしてもいいだろう。 ・&bold(){情報源}:霧の湖周辺の情報や、「草の根妖怪ネットワーク」を通じての噂や妖怪の近況など。特に霧の湖の水中については多くの情報が期待できる。 ・&bold(){援助}:水中で自由に行動できることを活かした援助が考えられる。反面陸上の行動は苦手。報酬は金銭などのほかにきれいな石などが考えられるが、温和な性格なため報酬を要求しない場合もある。 ・&bold(){依頼など}:霧の湖にまつわる異変の解決や、知り合いの妖怪が巻き込まれたトラブルなどの調査依頼が考えられる。報酬は価値のある物はあまり期待できないが、霧の湖で思わぬ物を拾っているかもしれない。 ***赤蛮奇 ---- 人里で人間に紛れて生活している、ろくろ首の妖怪。首が伸びるのではなく飛ばすことができるタイプ。 打ち出の小槌に影響を受けたことから、妖怪としての力は弱い。 ・&bold(){コネクションの相手}:人里で生活しているため、人里に縁のある人妖がコネクション相手として適当。ただし、人間に紛れているため人里の治安を守る側のキャラクターは注意が必要。人妖に関わりなく、蛮奇が妖怪であることを知っているとした方がセッション進行には支障が無い。 ・&bold(){情報源}:人里で生活する妖怪という特殊な立場から、人里周辺で起きている様々なことを知っている可能性がある。 ・&bold(){援助}:土地勘のある人里での情報収集のほか、首を飛ばしての偵察や奇襲など、様々な用途での能力の使用。報酬は主に金銭となる。 ・&bold(){依頼など}:正体を隠すことが難しくなるような事態や、主に自分が人里で生活する上での障害の排除を依頼することがあり得る。報酬はやはり金銭が主。また、人里に暮らす妖怪という微妙な立場から、人里で起こる事件の矢面に立たされたりあらぬ疑いをかけられる、あるいは噂や怪談の類の発生源となるなどの場合も考えられる。 ***今泉影狼 ---- 竹林に住んでいる(?)、狼女の妖怪。落ち着いた性格で、満月の日には毛深くなるが冷静さは失わない。 ルール上は[月の魔力]を持つ。打ち出の小槌に影響を受けたことから、妖怪としての力は弱い。 ・&bold(){コネクションの相手}:月に関係する妖怪や竹林に縁がある者、妖獣(特に狼)などの共通点があるキャラクターはコネクションを結びやすい。妖怪であれば「妖怪草の根ネットワーク」の仲間ということにしてもいいだろう。 ・&bold(){情報源}:竹林周辺の情報や、「草の根妖怪ネットワーク」を通じての噂や妖怪の近況など。月に関係することにも気付くことがある可能性がある。 ・&bold(){援助}:狼女としての身体能力や、月に敏感なことを活かしての手助けなど。見返りは基本的に金銭や食べ物となる。 ・&bold(){依頼など}:竹林にまつわる異変の解決や、「妖怪草の根ネットワーク」をはじめとする知り合いの妖怪が巻き込まれたトラブルなどの調査依頼が考えられる。 ***九十九弁々&九十九八橋 ---- 伝統楽器の付喪神の姉妹。共通項が多いのでまとめて紹介するが、コネクションは個人と結ぶこと。 弁々は冷静で大人びたお姉さん役な琵琶の妖怪、八橋は勝ち気で無鉄砲な妹役な琴の妖怪。 二人は姉妹だと言っているが、同時期に付喪神になっただけで血のつながりは無い。 打ち出の小槌によって魔力を与えられていたが、今は自立した魔力を手に入れている。 ・&bold(){コネクションの相手}:主なコネクション相手は付喪神となる。楽器の付喪神のよしみや、同じく打ち出の小槌をきっかけに目覚めた付喪神などであれば容易にコネクションを結ぶことができるだろう。(二人の姉妹とする場合はGMの許可を得るのが望ましい) ・&bold(){情報源}:付喪神にまつわる情報のほか、楽器や音楽の事情にも詳しい。 ・&bold(){援助}:ほぼ唯一の援助として、楽器を演奏することが考えられる。 ・&bold(){依頼など}:付喪神関連(特に打ち出の小槌をきっかけに目覚めた同胞)や、楽器に関連すること、あるいは自分達の存在を保つ魔力に関わることで解決を依頼することが考えられる。付喪神として力を得て日が浅く、世界征服を企んだり雷鼓と共に騒ぎを起こすなど世間知らずで乗せられやすい一面もあり、二人揃ってトラブルを起こす存在にもなり得る。 ***鬼人正邪 ---- ひねくれた性格の天邪鬼。人が嫌がることを喜ぶ性格。 ・&bold(){コネクションの相手}:同じようにひねくれものの妖怪がまず考えられる。ただし、正邪は人が喜ぶことや見返りを与えることを嫌い、命令も聞かないため気軽にコネクションを結ぶことはできないだろう。日ごろから嫌がらせを受けたり何かと対立しているなど、ネガティブな方向でのコネクションも、活用は難しいものの結ぶ余地はある。 ・&bold(){情報源}:人が喜ぶことを嫌うため、良い事があった者やこれから良い事が起こりそうな物事、あるいはその逆に耳聡い。素直に情報を与えるようなことはほとんどなく、見返りを要求するかもその時々による。 ・&bold(){援助}:「何でもひっくり返す程度の能力」の詳細はわからないものの、スペルカードの性質から人の上下左右の感覚、あるいは平衡感覚などを狂わせる[コンフュージョン]や[ファンタズム]を能力の一端として使うことができると解釈できる。ただし、人が喜ぶことを嫌がるため援助も素直には行わないだろう。 ・&bold(){依頼など}:主に他人への嫌がらせが事件へ発展するトラブルメーカーとなるだろう。何かしらの異変や事件に扇動者や黒幕として関わっていることも少なからずある。 ***少名針妙丸 ---- 一寸法師の末裔で、小人族の妖怪(?)。正邪に騙される程度には純粋な性格。 打ち出の小槌という鬼の道具を持ち、代償を伴うが何でも願いを叶える力を振るえる。 ・&bold(){コネクションの相手}:弱かったり小さい妖怪には親近感を抱いて友好的なコネクションを結べる可能性がある。基本的に初期作成のPCは弱いため、針妙丸とコネを結ぶことも問題ないだろう。 ・&bold(){情報源}:あまり有名でない、弱い妖怪などの事情であればよく知っている可能性がある。 ・&bold(){援助}:打ち出の小槌は強力なアイテムだが、使用には代償が伴う。針妙丸も気軽に使ってくれることはないだろう。ただし、騙したりおだてるなどするか、深刻な事情があるなどして説得する余地はある。 ・&bold(){依頼など}:弱者の援助や、自身が何かしら危機に陥っている場合などに助けを求められる可能性はある。また、正邪をはじめとした悪巧みをする者に騙されて打ち出の小槌を使い異変を起こすなど、異変・事件の元凶となることも多い。 ***堀川雷鼓 ---- 和太鼓の付喪神として生まれ、後にドラムの奏者を魔力の源として自立した妖怪。 聡明で、付喪神の仲間には友好的。 ・&bold(){コネクションの相手}:付喪神であれば気軽にコネクションを結ぶことができる。他には音楽に関係しているキャラクターなども知り合いとなる余地がある。 ・&bold(){情報源}:主に付喪神や音楽についての情報となる。それに加え、少ない情報から推理して別の事実に辿り着いていることもある。 ・&bold(){援助}:「何でもリズムに乗らせる程度の能力」の使用のほか、情報や推理による援助など。報酬は仲の良い付喪神相手であれば要求しないこともあり得る。 ・&bold(){依頼など}:付喪神全体の危機などに関して、協力しての解決を打診されることが考えられる。その他には、付喪神のために騒ぎを起こすなど事件の元凶となる可能性もある。 *その他、書籍版(茨歌仙、鈴奈庵) ***茨華仙 (茨木華扇) ----  永い時を生きている、片腕有角の仙人。妖怪の山に大きな住家を持ち(ただし結界で隠されており、正路を通らなければ辿りつけない)、よく博麗神社に出向く。  全ての種類の[動物会話]を持っているほか、GMの判断によっては[クリーチャー]の妖術も使う。  実は仙人ではなく、人間でない何かが仙人になりすましているという描写が随所に見られる。具体的には鬼という説が有力だが、作中で正体は明かされていない。勇儀や萃香とは親しい仲。  自分の役目(ちから)を「山の動物を正しい方向へと導くこと」と語っており、山の動物には強い関心を持っている。 ・&bold(){コネクションの相手}:仙人という肩書きから人間の味方という立場を取っているが、基本的に仙人としての説教を聞かされる形となる。   妖怪相手でも比較的友好的(動物から妖怪になった者には特に)。博麗神社に入り浸る妖怪であればどんな形であれ華仙の興味を引く可能性は大いにある。   ただし、建前上は鬼や地底と無関係を装っているため、地底出身のキャラクターは注意すること。 ・&bold(){情報源}:妖怪に関わることをはじめとした様々な事を知っている。飼っている動物らが見聞きしたことも聞いており、噂話の情報網は広い。特に地底に関しては豊富な知識を持っているが、自身の地底との関わりは否定する。 ・&bold(){援助}:自らの力を行使することは(少なくとも表立っては)ほとんどないため、基本的に情報となる。動物と話したり使役することができ、右腕は怨霊を握りつぶしたり離れた場所に飛ばしたりと様々な力を持つ。 ・&bold(){依頼など}:自分の気になった噂の確認等で、自分の手が回らなかったり出ないほうが良いことに関して頼む可能性がある。ただし、基本的には自分で足を運ぶ。  ※単行本4巻時点での情報であることに注意。それ以降の情報を使いたいGMはその旨をプレイヤーに伝えた上で修正すること。 ***本居小鈴 ----  人里にある貸本屋「鈴奈庵」の娘。妖魔本コレクターで、どんな言葉で書かれた本でも読むことができる能力を持つ。ルール上は、あらゆる本の文字を読む判定に自動成功する(ただし、内容を理解できるとは限らず、本以外の文字を読めるかはGM判断)。 ・&bold(){コネクションの相手}:人里に関わるキャラクターや人間であれば友人や客としてコネクションを結ぶのは容易。付喪本などの本に関わる妖怪や、妖魔本に封じられていた妖怪などもあり得る。 ・&bold(){情報源}:妖魔本や外来本について博識なほか、妖怪自体についても妖魔本や祖父から知識を得ている。 ・&bold(){援助}:鈴奈庵にある本を貸したり、読めない本を代わりに読むなど。印刷業務も小規模ながら行っている。鈴奈庵では主に外の世界や妖怪などについて書かれた本を探す<文献検索>判定を行うことができ、小鈴に手伝いを頼んだ場合はGM判断で達成値ボーナスを与えたり自動成功としてもよい。また、霊夢や魔理沙と顔見知りなほか、阿求とは親しい友人であるため、紹介する形での援助もあり得る。報酬は本や金銭などが主。 ・&bold(){依頼など}:鈴奈庵には妖魔本が多数あるため、それらが付喪神化したものや中に封じられているものが事件を起こすことは多い。また小鈴本人も妖魔本に関わる事件を頻繁に起こすトラブルメーカーのため、それらのトラブルの解決が主となる。特に、所持している『私家版 百鬼夜行絵巻 最終章補遺』は内容を充実させようと様々な妖怪を生み出す危険な存在である。他には、本の収集の依頼などが考えられる。  ※単行本2巻時点での情報であることに注意。それ以降の情報を使いたいGMはその旨をプレイヤーに伝えた上で修正すること。
 ここでは、公式でカバーされていない東方キャラクターのコネクション相手としての解説を掲載する。 ---- #contents *ダブルスポイラー ~ 東方文花帖 ***姫海棠はたて ----  念写をする程度の能力を持つ、鴉天狗の新聞記者。文とは新聞の部数を競うライバル同士。  かつては念写能力を使い新聞を書いていたため外に出て取材することはなかったが、最近は積極的に山の内外で取材を行っている。  発行している新聞は「花果子念報」で、あまり人気は出ていなかった模様(現在どうなっているかはGMの判断による)。 ・&bold(){コネクションの相手}:主に取材対象や新聞の購読者、情報源などとしての関係が考えられる。   また、妖怪の山の住人であれば同じ社会の一員としてのコネクションを結ぶ可能性がある。文と比べると白狼天狗に対して中立あるいは好意的であり、GM次第では下位の立場の場合でもある程度親しい関係と設定することも可能。 ・&bold(){情報源}:新聞屋として情報を集めているため、幻想郷の中でも事情通であり様々な情報が期待できる。ただし、鴉天狗の性質に加え経験不足から情報源としては不安定。自分が見聞きした情報以外もそれなりに信用する傾向がある。   また、念写(ぬえの能力のような心理的効果を無視する。詳細はGM判断)によって思わぬ写真を写してしまったり、それにより誰も知らないような情報を握っていることもある。ただし、はたて自身が撮ったものではないので勘違いや混乱を招くことも少なくない。 ・&bold(){援助}:情報による援助がほとんど。或いは、求められたものを念写することも考えられる。報酬を求める場合もやはり情報である場合が多い。 ・&bold(){依頼など}:何らかの情報を得るように依頼してくることがあり得る。外での取材を始めてから日も浅いため、手伝いや助言を頼まれることも十分に考えられる。   念写された写真を巡って騒動を起こす、トラブルメーカー的な役割となる可能性もある。 *神霊廟 ***幽谷響子 ----  仏門に入った山彦の妖怪。棲家は妖怪の山だが、命蓮寺でよく見かける。修行にはさほど熱心ではない。 ・&bold(){コネクションの相手}:命蓮寺の妖怪ならば気軽にコネクションを結ぶことが出来る。山の妖怪でも親交を結ぶ機会があるだろう。また、人里近くでミスティアと「鳥獣伎楽」というパンクバンドを組みゲリラライブを行っていることがあり、歌や音楽に関わるキャラクターと接点が生じることも考えられる。 ・&bold(){情報源}:命蓮寺で起こる出来事にはそれなりに詳しい。また、能力の都合上人の言葉をよく覚えているので思いがけない情報を持っていることがある。 ・&bold(){援助}:声にまつわる頼みごとのほか、命蓮寺の者への言伝などは引き受けてくれるだろう。 ・&bold(){依頼など}:命蓮寺にまつわる事件で助けを求めてくることが考えられる。反面、前述のパンクライブはトラブルを引き起こす原因にもなり得る。 ***多々良小傘 ----  お寺の周りをフラフラしている妖怪傘。入門はしていないものの、墓地がある命蓮寺に入り浸っている。  神霊廟で設定が追加されたためここで追記する。 ・&bold(){コネクションの相手}:墓場や人里で人を驚かせているため、知り合う機会は多い。驚かす対象の人間や、同じようなタイプの妖怪など多様な立場でコネクションを結ぶことができる。 ・&bold(){情報源}:人里および命蓮寺周辺や墓場で起こった出来事ならば多くの情報を期待できる。 ・&bold(){援助}:人を驚かす手伝い程度の他は難しいと考えられる。 ・&bold(){依頼など}:自分のテリトリーである墓場でのトラブルで、自分の手に負えない時は積極的に助けを求めてくることが考えられる。 ***宮古芳香 ----  青娥に蘇生させられた古代の死体。青娥の手先として働いている。 -&bold(){コネクションの相手}:墓場や青娥に縁のある者であれば知り合いとなる可能性があるが、意思疎通すら困難で近寄る者は問答無用で襲われるため、死霊を扱う能力を持つ者でなければ難しい。 -&bold(){情報源}:思考回路が前時代のコンピュータ並であるため、情報はほとんど期待できない。墓場周辺で見聞きしたことであれば知っている可能性はある。 -&bold(){援助}:守ってほしい場所の見張り番など。ただし、基本的に青娥を通しての交渉となる。 -&bold(){依頼など}:芳香から依頼が来ることはほぼない。 ***霍青娥 (通称:青娥 娘々) ----  最近幻想郷にやってきた、自己中心的な邪仙。興味を持った者に近寄っては飽きて離れるといったことを繰り返している。 - &bold(){コネクションの相手}:仙人と関わりが深かったり、青娥の興味を惹きそうなキャラクターであれば青娥の方から接触してくる。欲深かったり力を欲している者などが対象になりやすい。また、悪さをする青娥を止めようとする立場(人里の自警団など)からのコネクションも考えられる。 -&bold(){情報源}:仙術や道教のこと、古代日本のことなどであればよく知っている。しかし、知識のレパートリーは基本的に古い。また、勝手に人の家などに侵入する(時には盗みも働く)こともあるので、個人のよりプライベートな情報を知っていることもあり得る。 -&bold(){援助}:主に仙術や様々な術を授けてくれる。場合によっては芳香を貸し出すこともあるだろう。 -&bold(){依頼など}:主に自分の力を見せびらかしたい欲求や、道教・仙術などに関わることで依頼をすることがあり得る。 ***蘇我屠自古 ----  日本の古代豪族、蘇我氏の亡霊。神子と共に道場に住んでいる。怨みは消えつつあるが強力な怨霊であり、人間にとっては危険な存在。 -&bold(){コネクションの相手}:基本的に、道教や神子と関わりがある者に限られる。 -&bold(){情報源}:道場に関わることや、神子が封印されるまでの日本についての事柄など。また、道教や仏教・神道などに深く通じている。 -&bold(){援助}:雷を操る程度の能力(属性使い・雷に相当)を使ってくれるか、布都や神子らに話を通したり紹介することが考えられる。 -&bold(){依頼など}:基本的に、道教・道場に関わることでの依頼となる。神子が困っていることを内密に解決するよう頼まれることもあり得るだろう。 ***物部布都 ----  霊廟と共に復活した、物部氏の尸解仙を自称する道士(仙人)。神子と共に道場に住んでいる。順応性が低く考え方や言動が周囲とズレており、修行ついでに見聞を広めている。 -&bold(){コネクションの相手}:神子に関することで動いていたり、修行をしている布都と知り合うなどが考えられる。ただし、妖怪には敵意を抱いていることに注意。 -&bold(){情報源}:古い神道・道教に関する知識に加え、屠自古と同様の情報を知りうる。ただし早とちりや勘違いも多い。 -&bold(){援助}:我流の術([神術・陰陽術]に相当する)による援助や、神子の道場の関係者への口利きなど。 -&bold(){依頼など}:屠自古と同様に、基本的に道教・道場に関わることとなる。幻想郷についての見聞を深めるための調査なども考えられる。 ***豊聡耳神子 ----  霊廟と共に復活した、伝説の聖人(仙人)。どんな隙間にも無限の広がりを持つことができる仙界に建てられた道場に住み、ほとんどどこにでも現れることができる。十人の話を同時に聞くことができる程度の能力を持ち、複数人から同時に話を聞きそれぞれに的確な助言を与えることが出来る。普段は仙人の修行を行っているほか時折人里の人間などに干渉している。道教を信仰しており、神道や仏教の勢力とは微妙な距離を保っている。人間が妖怪に脅かされていた時代の人間(当時)であり、妖怪寺である命蓮寺(特に白蓮)に対しての心証は悪い。 -&bold(){コネクションの相手}:人里に赴き人の欲を聞いている他、どこにでも現れることができるためあらゆる場所で知り合う可能性がある。話を聞いてもらったり道教と関わりがある者か、或いは神子を尊敬・信仰しているなど様々な関係が考えられる。ただし、弟子入りしてもまともに仙術を教えてもらえたりはせず、小間使い程度にしか思われないので弟子という設定にする際は注意すること。 -&bold(){情報源}:道教や仏教・神道などに通じているほか、人から多くのことを聞いているのでほぼ無差別に様々なことを知っている可能性がある。特に個人の事情や噂話などは知る機会も多い。 -&bold(){援助}:話を聴いた上での(時にはGMの想定通りの)的確な助言などが考えられる。 -&bold(){依頼など}:基本的に話を聴き解決に導く側なので依頼をすることはあまりないが、メッセンジャーやお遣い、実働部隊などが考えられる。 ***二ッ岩マミゾウ ----  最近幻想郷にやって来て命蓮寺に棲みついた大狸。人に紛れて生活していたため人間社会に詳しく、古参妖怪らしく相応の知識と実力も備えている。妖怪狸の親分として時折暗躍している。 ・&bold(){コネクションの相手}:主に狸をはじめとした妖獣が知り合うことになる。若輩であれば子分や相談に乗ってもらう間柄、年を経た者であれば友人やライバルなど、様々な関係が考えられる。他には命蓮寺や外の世界と関わりがある者、人里での知り合いなどもコネクションとなり得る。 ・&bold(){情報源}:妖怪についての様々な事柄や、現在(神霊廟時点)の外の世界などもよく知っている。特に狸や仲の悪い狐に関係する事柄は知っている可能性が高い。 ・&bold(){援助}:化けさせる程度の能力(主に幻覚系や[チェンジ]の[妖術]に相当)の使用や、情報や(しばしば葉っぱの)金銭など。人里では人間に化けて助言を与えることもある。対価としてはアイテムや各種工作などが考えられる。 ・&bold(){依頼など}:狐とのトラブルや命蓮寺に関わることに加え、個人的興味からの依頼をもちかけてくることがある(特に妖怪に関わることには関心が高い)。また、ぬえを通じて聖に言えない案件を抱えるなどして、それらを秘密裏に解決するよう派遣されるなども考えられる。 *心綺楼 ***博麗霊夢 ---- 博麗神社の巫女。ルール的には高レベルの[神道術]、[当たり判定が小さい][直感][強運]などを習得している。 守矢神社や命蓮寺、神霊廟など同業者が増えたため参拝客の獲得には以前より貪欲になっている傾向がある。 ・&bold(){コネクションの相手}:宗教関係者であれば多くの場合関わることとなる。人里に出向くこともあるため、人里の人間もコネクションを結ぶ機会は多い。 ・&bold(){情報源}:幻想郷の宗教に関することや神術について多くの情報が期待できる。また、顔が広いため幻想郷に住む多くの妖怪のことを知っている。よく訪れる人里や、河童など山の妖怪の近況については特に敏感。何かあるときは大抵魔理沙と共にいるため、魔理沙のことは特によく知っている。 ・&bold(){援助}:博麗神社は宴会や縁日などが盛んに行われており様々な人妖(ただし妖怪が圧倒的に多い)が集まるため、イベントの開催などに適している。手懐けている光の三妖精(サニー、ルナ、スター)の力を借りることができるとしてもよい。報酬はお賽銭や神社の雑用、宴会用の酒や食べ物などが考えられる。また、封印を破る術(魔理沙曰く「どんな封印でも解いてしまうインチキ技」)を持っており、封印されたものを持っていけば解いてくれる場合もある。 ・&bold(){依頼など}:欲に忠実なため、信仰や金銭に関わるうまい話を簡単に信じてしまう傾向があるほか、周囲の出来事に影響を受けやすい(その上例外なく長続きしない)ためトラブルメーカーともなり得る。人間なため病気にかかることや、前述のようなトラブルからうっかり(過去には雷獣や狐など)妖怪に危害を加えられ動けなくなることもままあり、そういった場合にPCの助けを欲することもあるだろう。 ***霧雨魔理沙 ---- 魔法の森に住む、普通の魔法使い。種族は人間。ルール的には高レベルの[魔法](戦闘系中心、オリジナル属性である星属性を使用)、[アイテム回収範囲が広い][経験則]などを習得している。 どの宗教にも属しておらず、人間の代表的かつ中立的な存在。 ・&bold(){コネクションの相手}:魔法関係者のほか、人里の人間など。貴重な物品を持っている場合狙われることもあり得る。 ・&bold(){情報源}:魔法などに関する多くの知識のほか、人里に立ち寄ることが多いため人里にまつわる情報も多くが期待できる。何かあるときは大抵霊夢と共にいるため、霊夢のことは特によく知っている。 ・&bold(){援助}:魔法による援助や、必要な物品の調達など。報酬は金品や値打ちのある物などが考えられる。 ・&bold(){依頼など}:巻き込まれたり自分が起こしたトラブルの解決や、魔法の実験などに使う物資の調達が考えられる。霊夢と共にいることが多いため合わせてトラブルに巻き込まれることも多い。 ***雲居一輪&雲山 ---- 命蓮寺の妖怪僧侶と彼女を守る入道雲のコンビ。僧侶だが酒を呑み、寺の戒律にはルーズ。 ・&bold(){コネクションの相手}:主として命蓮寺関係者となる。一輪は元人間であり人間友好度も高いため、人間もコネクションを結ぶことは難しくない。 ・&bold(){情報源}:命蓮寺およびその関係者については見聞きすることが多いため、多くの情報が期待できる。 ・&bold(){援助}:雲山を使っての物理的な援助や、命蓮寺の妖怪への言伝など。 ・&bold(){依頼など}:聖が出払っている時に起きる命蓮寺関連のトラブルなど、人手が足りない時に助けを求めることもあるだろう。主に依頼するのは寺の一員になっているキャラクターとなる。 ***聖白蓮 ---- 命蓮寺の僧侶で、幻想郷における仏教の代表。妖怪と人間が争わず暮らすことを望む平和主義者だが、世のため人のためなら実力行使を厭わない積極性を持つ。 ・&bold(){コネクションの相手}:仏教の信者、または信者を通じて白蓮と知り合った者など。基本的に悪さをしなければ誰に対しても友好的で親切なため、コネクションを結ぶのは容易。 ・&bold(){情報源}:仏教と信者に関わることや、その他宗教関連。命蓮寺や人里で起こったことについてもよく知っている。 ・&bold(){援助}:命蓮寺の人材の活用や、肉体強化系の魔法、村紗に命じての聖輦船の利用などが期待できる。報酬を要求することはほぼない。 ・&bold(){依頼など}:白蓮の手が及ばない範囲での事件の解決や調査などが考えられる。報酬は命蓮寺にある値打ちのある品や金品などとなる。 ***河城にとり ---- 妖怪の山に住む河童。一部の河童には宗教を嫌う文化があり、にとりはその一員。河童は山の神様から様々な工事を請け負っているほか、山で起こる事件に巻き込まれるか、その発端となっていることも多い。 妖怪の山で様々なトラブルを起こしたり被害を受けたりすることが多いが、騒ぎに乗じて金儲けを企む一面もある。 ・&bold(){コネクションの相手}:河童をはじめとした山の妖怪や、金儲けに協力している者、河童の技術の恩恵に肖っている者などが考えられる。 ・&bold(){情報源}:妖怪の山と、そこに住む河童や天狗、神などの事情に通じているほか、手を出している商売に関連する事柄など。 ・&bold(){援助}:水を操る能力のほか、河童の技術の産物や知っている情報となる。報酬は金銭やキュウリなど。 ・&bold(){依頼など}:金儲けのための根回しや、自身や河童が巻き込まれた事件の調査・解決など。報酬もやはり河童の技術の産物が主となる。 ***古明地こいし ---- 心を閉ざしたさとりの妹。高レベルの[ステルス]を持つほか、自身への精神操作系能力を全て無効化する。 希望の面を拾ってしばらくは、その影響を受けて目立つことに快感を感じ積極的に行動していた。持っている希望の面の力が失われた後のこいしがどうしているかはGMが決める。命蓮寺に勧誘されているため、何らかの形で命蓮寺に関わることもあり得る。 ・&bold(){コネクションの相手}:希望の面の影響を受けている間は非常に目立っていたため、その時にコネクションを結べる可能性がある。その後も気にかけていたりコンタクトを取る関係が考えられるが、一方的な関係となることが多いだろう。 ・&bold(){情報源}:能力により気付かれず見聞きしたことや、地霊殿に関連する事柄となる。 ・&bold(){援助}:無意識を操る程度の能力による援助が主。報酬はこいしの興味を引くものとなるだろう。 ・&bold(){依頼など}:主に、こいしの興味の向くままに何かを頼まれたり巻き込まれる形となる。希望の面による影響を受けているなら目立ちたい願望に従うままに何か騒ぎを起こすことも考えられる。 ***秦こころ ----  六十六のお面が妖怪化した付喪神。感情を操る能力を持つ。常に無表情だが感情(とそれを表すお面の表情)は豊か。自我を持って間もないため世情に疎く周囲に影響されやすい。精神の安定のために博麗神社で能楽を披露している。 ・&bold(){コネクションの相手}:博麗神社や命蓮寺をよく訪れるため、それらの関係者であれば会う機会が多い。芸能関係者であれば能楽を通じて知り合ったり、こころが自我を持つことに(動機はなんであれ)協力している関係なども考えられる。 ・&bold(){情報源}:人々の感情に関わることには敏感なため、それらに関わる情報が期待できる。 ・&bold(){援助}:感情を操る程度の能力(ルール的には66種類の[エモーション]。その時必要な感情のものを持っていると設定するのが良い)を使い精神に影響を及ぼすことができるが、本人は感情のバランスを重視するため不用意には使おうとしない。 ・&bold(){依頼など}:自我を持つための活動の手伝いや、宗教家達の目に余る行動への実力行使などが考えられる。心綺楼本編のようにお面を失くした場合など他人の感情に大きな影響を及ぼす存在なため、トラブルメーカーともなり得る。お面を失ったこころは失ったお面と反対の感情(例:希望⇔絶望、失望)の[エモーション]常在化能力を持ち、解くことができない。 *輝針城 ***わかさぎ姫 ---- おっとり系の淡水人魚。霧の湖に住み、普段は歌を歌ったり、石を拾ったりして暮している大人しい妖怪。 影狼曰く虫も殺せないような性格で、人間への敵対心も持っていない。ルール上は怪異または妖獣(魚妖)で、[水棲]を持つ。 過去に打ち出の小槌に影響を受け、霊夢にも雑魚と呼ばれたことから、妖怪としての力は弱い。 ・&bold(){コネクションの相手}:霧の湖の住人であったり頻繁に足を運ぶなどの縁があるキャラクターであれば人妖問わずコネクションを結ぶことができる。妖怪であれば「草の根妖怪ネットワーク」の仲間ということにしてもいいだろう。 ・&bold(){情報源}:霧の湖周辺の情報や、「草の根妖怪ネットワーク」を通じての噂や妖怪の近況など。特に霧の湖の水中については多くの情報が期待できる。 ・&bold(){援助}:水中で自由に行動できることを活かした援助が考えられる。反面陸上の行動は苦手。報酬は金銭などのほかにきれいな石などが考えられるが、温和な性格なため報酬を要求しない場合もある。 ・&bold(){依頼など}:霧の湖にまつわる異変の解決や、知り合いの妖怪が巻き込まれたトラブルなどの調査依頼が考えられる。報酬は価値のある物はあまり期待できないが、霧の湖で思わぬ物を拾っているかもしれない。 ***赤蛮奇 ---- 人里で人間に紛れて生活している、ろくろ首の妖怪。首が伸びるのではなく飛ばすことができるタイプ。 打ち出の小槌に影響を受けたことから、妖怪としての力は弱い。 ・&bold(){コネクションの相手}:人里で生活しているため、人里に縁のある人妖がコネクション相手として適当。ただし、人間に紛れているため人里の治安を守る側のキャラクターは注意が必要。人妖に関わりなく、蛮奇が妖怪であることを知っているとした方がセッション進行には支障が無い。 ・&bold(){情報源}:人里で生活する妖怪という特殊な立場から、人里周辺で起きている様々なことを知っている可能性がある。 ・&bold(){援助}:土地勘のある人里での情報収集のほか、首を飛ばしての偵察や奇襲など、様々な用途での能力の使用。報酬は主に金銭となる。 ・&bold(){依頼など}:正体を隠すことが難しくなるような事態や、主に自分が人里で生活する上での障害の排除を依頼することがあり得る。報酬はやはり金銭が主。また、人里に暮らす妖怪という微妙な立場から、人里で起こる事件の矢面に立たされたりあらぬ疑いをかけられる、あるいは噂や怪談の類の発生源となるなどの場合も考えられる。 ***今泉影狼 ---- 竹林に住んでいる(?)、狼女の妖怪。落ち着いた性格で、満月の日には毛深くなるが冷静さは失わない。 ルール上は[月の魔力]を持つ。打ち出の小槌に影響を受けたことから、妖怪としての力は弱い。 ・&bold(){コネクションの相手}:月に関係する妖怪や竹林に縁がある者、妖獣(特に狼)などの共通点があるキャラクターはコネクションを結びやすい。妖怪であれば「妖怪草の根ネットワーク」の仲間ということにしてもいいだろう。 ・&bold(){情報源}:竹林周辺の情報や、「草の根妖怪ネットワーク」を通じての噂や妖怪の近況など。月に関係することにも気付く可能性がある。 ・&bold(){援助}:狼女としての身体能力や、月に敏感なことを活かしての手助けなど。見返りは基本的に金銭や食べ物となる。 ・&bold(){依頼など}:竹林にまつわる異変の解決や、「妖怪草の根ネットワーク」をはじめとする知り合いの妖怪が巻き込まれたトラブルなどの調査依頼が考えられる。 ***九十九弁々&九十九八橋 ---- 伝統楽器の付喪神の姉妹。共通項が多いのでまとめて紹介するが、コネクションは個人と結ぶこと。 弁々は冷静で大人びたお姉さん役な琵琶の妖怪、八橋は勝ち気で無鉄砲な妹役な琴の妖怪。 二人は姉妹だと言っているが、同時期に付喪神になっただけで血のつながりは無い。 打ち出の小槌によって魔力を与えられていたが、今は自立した魔力を手に入れている。 ・&bold(){コネクションの相手}:主なコネクション相手は付喪神となる。楽器の付喪神のよしみや、同じく打ち出の小槌をきっかけに目覚めた付喪神などであれば容易にコネクションを結ぶことができるだろう。(二人の姉妹とする場合はGMの許可を得るのが望ましい) ・&bold(){情報源}:付喪神にまつわる情報のほか、楽器や音楽の事情にも詳しい。 ・&bold(){援助}:ほぼ唯一の援助として、楽器を演奏することが考えられる。 ・&bold(){依頼など}:付喪神関連(特に打ち出の小槌をきっかけに目覚めた同胞)や、楽器に関連すること、あるいは自分達の存在を保つ魔力に関わることで解決を依頼することが考えられる。付喪神として力を得て日が浅く、世界征服を企んだり雷鼓と共に騒ぎを起こすなど世間知らずで乗せられやすい一面もあり、二人揃ってトラブルを起こす存在にもなり得る。 ***鬼人正邪 ---- ひねくれた性格の天邪鬼。人が嫌がることを喜ぶ性格。 ・&bold(){コネクションの相手}:同じようにひねくれものの妖怪がまず考えられる。ただし、正邪は人が喜ぶことや見返りを与えることを嫌い、命令も聞かないため気軽にコネクションを結ぶことはできないだろう。日ごろから嫌がらせを受けたり何かと対立しているなど、ネガティブな方向でのコネクションも、活用は難しいものの結ぶ余地はある。 ・&bold(){情報源}:人が喜ぶことを嫌うため、良い事があった者やこれから良い事が起こりそうな物事、あるいはその逆に耳聡い。素直に情報を与えるようなことはほとんどなく、見返りを要求するかもその時々による。 ・&bold(){援助}:「何でもひっくり返す程度の能力」の詳細はわからないものの、スペルカードの性質から人の上下左右の感覚、あるいは平衡感覚などを狂わせる[コンフュージョン]や[ファンタズム]を能力の一端として使うことができると解釈できる。ただし、人が喜ぶことを嫌がるため援助も素直には行わないだろう。 ・&bold(){依頼など}:主に他人への嫌がらせが事件へ発展するトラブルメーカーとなるだろう。何かしらの異変や事件に扇動者や黒幕として関わっていることも少なからずある。 ***少名針妙丸 ---- 一寸法師の末裔で、小人族の妖怪(?)。正邪に騙される程度には純粋な性格。 打ち出の小槌という鬼の道具を持ち、代償を伴うが何でも願いを叶える力を振るえる。 ・&bold(){コネクションの相手}:弱かったり小さい妖怪には親近感を抱いて友好的なコネクションを結べる可能性がある。基本的に初期作成のPCは弱いため、針妙丸とコネを結ぶことも問題ないだろう。 ・&bold(){情報源}:あまり有名でない、弱い妖怪などの事情であればよく知っている可能性がある。 ・&bold(){援助}:打ち出の小槌は強力なアイテムだが、使用には代償が伴う。針妙丸も気軽に使ってくれることはないだろう。ただし、騙したりおだてるなどするか、深刻な事情があるなどして説得する余地はある。 ・&bold(){依頼など}:弱者の援助や、自身が何かしら危機に陥っている場合などに助けを求められる可能性はある。また、正邪をはじめとした悪巧みをする者に騙されて打ち出の小槌を使い異変を起こすなど、異変・事件の元凶となることも多い。 ***堀川雷鼓 ---- 和太鼓の付喪神として生まれ、後にドラムの奏者を魔力の源として自立した妖怪。 聡明で、付喪神の仲間には友好的。 ・&bold(){コネクションの相手}:付喪神であれば気軽にコネクションを結ぶことができる。他には音楽に関係しているキャラクターなども知り合いとなる余地がある。 ・&bold(){情報源}:主に付喪神や音楽についての情報となる。それに加え、少ない情報から推理して別の事実に辿り着いていることもある。 ・&bold(){援助}:「何でもリズムに乗らせる程度の能力」の使用のほか、情報や推理による援助など。報酬は仲の良い付喪神相手であれば要求しないこともあり得る。 ・&bold(){依頼など}:付喪神全体の危機などに関して、協力しての解決を打診されることが考えられる。その他には、付喪神のために騒ぎを起こすなど事件の元凶となる可能性もある。 *その他、書籍版(茨歌仙、鈴奈庵) ***茨華仙 (茨木華扇) ----  永い時を生きている、片腕有角の仙人。妖怪の山に大きな住家を持ち(ただし結界で隠されており、正路を通らなければ辿りつけない)、よく博麗神社に出向く。  全ての種類の[動物会話]を持っているほか、GMの判断によっては[クリーチャー]の妖術も使う。  実は仙人ではなく、人間でない何かが仙人になりすましているという描写が随所に見られる。具体的には鬼という説が有力だが、作中で正体は明かされていない。勇儀や萃香とは親しい仲。  自分の役目(ちから)を「山の動物を正しい方向へと導くこと」と語っており、山の動物には強い関心を持っている。 ・&bold(){コネクションの相手}:仙人という肩書きから人間の味方という立場を取っているが、基本的に仙人としての説教を聞かされる形となる。   妖怪相手でも比較的友好的(動物から妖怪になった者には特に)。博麗神社に入り浸る妖怪であればどんな形であれ華仙の興味を引く可能性は大いにある。   ただし、建前上は鬼や地底と無関係を装っているため、地底出身のキャラクターは注意すること。 ・&bold(){情報源}:妖怪に関わることをはじめとした様々な事を知っている。飼っている動物らが見聞きしたことも聞いており、噂話の情報網は広い。特に地底に関しては豊富な知識を持っているが、自身の地底との関わりは否定する。 ・&bold(){援助}:自らの力を行使することは(少なくとも表立っては)ほとんどないため、基本的に情報となる。動物と話したり使役することができ、右腕は怨霊を握りつぶしたり離れた場所に飛ばしたりと様々な力を持つ。 ・&bold(){依頼など}:自分の気になった噂の確認等で、自分の手が回らなかったり出ないほうが良いことに関して頼む可能性がある。ただし、基本的には自分で足を運ぶ。  ※単行本4巻時点での情報であることに注意。それ以降の情報を使いたいGMはその旨をプレイヤーに伝えた上で修正すること。 ***本居小鈴 ----  人里にある貸本屋「鈴奈庵」の娘。妖魔本コレクターで、どんな言葉で書かれた本でも読むことができる能力を持つ。ルール上は、あらゆる本の文字を読む判定に自動成功する(ただし、内容を理解できるとは限らず、本以外の文字を読めるかはGM判断)。 ・&bold(){コネクションの相手}:人里に関わるキャラクターや人間であれば友人や客としてコネクションを結ぶのは容易。付喪本などの本に関わる妖怪や、妖魔本に封じられていた妖怪などもあり得る。 ・&bold(){情報源}:妖魔本や外来本について博識なほか、妖怪自体についても妖魔本や祖父から知識を得ている。 ・&bold(){援助}:鈴奈庵にある本を貸したり、読めない本を代わりに読むなど。印刷業務も小規模ながら行っている。鈴奈庵では主に外の世界や妖怪などについて書かれた本を探す<文献検索>判定を行うことができ、小鈴に手伝いを頼んだ場合はGM判断で達成値ボーナスを与えたり自動成功としてもよい。また、霊夢や魔理沙と顔見知りなほか、阿求とは親しい友人であるため、紹介する形での援助もあり得る。報酬は本や金銭などが主。 ・&bold(){依頼など}:鈴奈庵には妖魔本が多数あるため、それらが付喪神化したものや中に封じられているものが事件を起こすことは多い。また小鈴本人も妖魔本に関わる事件を頻繁に起こすトラブルメーカーのため、それらのトラブルの解決が主となる。特に、所持している『私家版 百鬼夜行絵巻 最終章補遺』は内容を充実させようと様々な妖怪を生み出す危険な存在である。他には、本の収集の依頼などが考えられる。  ※単行本2巻時点での情報であることに注意。それ以降の情報を使いたいGMはその旨をプレイヤーに伝えた上で修正すること。

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