一方通行「俺と契約して魔法少女になンねェか?」 > 03


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~~ 常盤台寮 ~~

御坂「うへへへへ…」

御坂「ついに!ついにアイツと……」ゴロンゴロン

御坂「明日のデートvについてメールしとこうかしら」ソワソワ

御坂「『夕方4時にあの公園で会いましょう』…でいいかな」メルメル

御坂「ちょっとそっけないかな…?でもでもアイツのメールでのテンション判らないし」

御坂「はあああ明日はまだかなーまだかなー」ゴロゴロ

御坂「……魔法少女かあ…魔女とかいうのと戦わなきゃいけないって言ってたわね…。
   そんなことアイツに言ったらきっと止められちゃうだろうな。
   アイツの方がもっと危ないことに首突っ込みまくってるくせに。
   でもきっと、わかってくれるよね……
   アイツが私やあのシスターやこの街やいろんなものを守るために戦ってるみたいに
   私にだって戦う力があるんだもの。アイツの大事なものを一緒に守るために私は戦える」

ピロリーン メールヲジュシンシマシタ

御坂「!!!返事きた!」パカッ

QB『ボクキュゥべえ(`ェ´)ピャー
  念話も通じないくらい舞い上がってるみたいだからメールにしてみたよ
  このキャリアセキュリティ甘いんじゃないのwwすぐ電波ひろえちゃうんだけど(ワラ
  それじゃ明日昼過ぎに公園で待ってるからね☆ミ』

御坂「……(#^ω^)ビキビキ」ミシッ




小萌「食休みもすんだし、お風呂に行きましょうかー」

幼年通行「!!俺はいい!」ビクッ

結標「ダメよ子供は代謝が活発なんだからきちんと毎日入浴しないと」ウフフ

小萌「お風呂屋さん楽しいですよー。おっきいお風呂に入りたくないですかー?」

幼年通行「…お風呂屋さン?」

小萌「先生のおうちにはお風呂がありませんから、毎日銭湯なのですー。広くていいですよー」

幼年通行「行く!(それじゃァきっちり男湯と女湯別れて入れるじゃねェか!よかったー!)」

結標(クックック…計 画 通 り)ニヤリ



銭湯「10歳以下のお子さんは保護者の方と一緒に入浴して下さい」ハリガミ

幼年通行「なン…だと…?」

結標「はーいあーくんv一緒に入りましょうね~」ウフフフフ

幼年通行「やだァァァァ!!!」バタバタ

小萌「照れ屋さんですねー。おや、あれはシスターちゃん?」

イン「小萌だ!こんばんはなんだよ」

小萌「銭湯で会うなんてめずらしいですねー」

イン「急にお風呂壊れちゃったみたいでお湯が出ないんだよ。あの寮は古いから仕方ないかも」

番台「このあたりのガスを制御してる施設に落雷があったみたいで、今日は近隣の人がかなり来てるよ」

小萌「そうなのですかー。どおりでいつもより混んでると思ったのです」

「まったく予定外の出費ですよ…不幸だ」「たまには銭湯もいいもんだにゃー」ガラガラ

幼年通行「!!!この声は!救世主!」ダッシュ

結標「あっちょっと!待ちなさい!」

幼年通行「土御門ォォォォ!!!」ダキツキッ

土御門「うわっ?…お嬢ちゃんどうしたんだにゃー?」

幼年通行「誰がお嬢ちゃンだァ!」

結標「その年じゃ一人で入浴禁止なのよ離れたらダメでしょ…あら、土御門」

土御門「……結標、未成年略取はやめとけ」

結標「ちっがうわよ!私はその子の保護者なの!」

上条「土御門ー先に行ってるからなー」

土御門「上やんの薄情者!」

幼年通行「土御門、このひとこわい」ヒシ

土御門「番台さんスイマセン、アンチスキルに連絡「しなくていいわよ!」

小萌「土御門ちゃんも銭湯ですかー。あーくんと知り合いなのですかー?」

土御門(あーくん?ってこの特徴的な白髪で赤目のチビッコは…)チラ

幼年通行「」コクコクコク(必死)

土御門「小萌先生こんばんはー。コイツ、知り合いの弟ですたい。オレが風呂つれて行くにゃー」

結標「んなっ…!!!」

小萌「助かりますー。あーくん良かったですねー。土御門のお兄ちゃんの言うこと聞くんですよー?」

幼年通行「(助かったァァァ)」コクコク

結標「……土御門…貴方、覚えてなさいよ…!」ギリギリ


土御門「何で捨て台詞食らわないといけないんだにゃー…」

幼年通行「助かったぜェ土御門…」ハァ

土御門「とりあえず風呂に入るにゃー。おまえ、一方通行で合ってるのか?」ヌギ

幼年通行「飲み込み早くて助かるぜェ……
     話せば長くなるンだが『魔法』とやらでこンなナリにされちまったンだよ」ヌギヌギ

土御門「魔法だと?」スタスタ

幼年通行「あァ、他にも魔女がどうとか使い魔がどうとか。心当たりねェか?」ペタペタ

土御門「あるといえばあるが、ないといえばない」ガラッ

幼年通行「なンだァそりゃ適当な事ほざきやがって…うわっ床が石だぞオイ」ペタペタ

土御門「それだけの情報じゃなんとも言えないってだけだ。銭湯は初めてなのか?あーくん(笑)」

幼年通行「その呼び方やめろブチ殺すぞ…俺に銭湯に行くような趣味があったと思うか?」

土御門「そんな趣味も機会もなかっただろうさ第一位にはな。濡れてる所はすべるから気をつけろよ」スタスタ

幼年通行「ガキ扱いすンじゃねェ」ペタペタ

上条「やっと来たな土御門、シャンプー貸してくれ。ん?その子どうしたんだ?」

土御門「知り合いの弟なんだが保護者が女しかいなくてな、女湯嫌がってたから連れてきたんだにゃー」

幼年通行「(なァに三下に紹介なンぞしてやがるンだ!)バーカ!」スタタタタベチャ←こけた

上条「あっ逃げた…女の子に見えたけど男の子だったのか。土御門、バーカだってよ」アハハ

土御門「バカって言った方がバカだにゃー。すべるから気をつけろって言ったのに」クックック


土御門「どうだった銭湯の床のすべりごこちは」

幼年通行「(おでこ痛ェ…)うるせェ黙ってろ…つゥか何ナチュラルに人に紹介してンだよ」

土御門「どれどれあーくん頭を洗ってやるにゃー!…ツレに紹介しとけば幼児と話してても不自然じゃないだろ」

幼年通行「あーくンとかオマエに呼ばれたくねェよ気持ちワリィ。あっシャンプー目に入ったぞコラァ!」ワシャワシャ

土御門「完全に幼児じゃねーか…で、さっきの魔女とやらの話を詳しく聞かせろ」シャワワー

幼年通行「あァ、実はな……」


カクカクシカジカ


土御門「なるほど『未知の物質で出来た生物』『願いを叶える力』か。広い風呂は気持ちいいにゃー」フイー

幼年通行「『魔力』がどォのとか言ってたからオマエの領分じゃねェのか。お湯あちィ」ハフー

土御門「『魔女』に関する魔術的逸話はかなりの数があるからな。それだけの情報じゃ特定は難しい」

幼年通行「まァな。御伽噺にだってくさるほどあるモチーフだ」

土御門「しかし魔法少女か…そんなものに結標がなったって?」プククク

幼年通行「笑うなよ…ククク、どォするよ子供向けアニメみたいなエフェクトと共に変身したら」

土御門「ゴフッ。そりゃーたいそうな見物になるぜい!携帯でムービー取っといてくれ」

幼年通行「そンなことになったらムービー撮る前に笑い死にしそォだぜ…」

土御門「とりあえずこっちでも探る準備はしておく。他に何かわかったら連絡しろ」ザバー

幼年通行「あァ、頼む。……あゥ、のぼせた…」ザパーフラフラ

小萌「お風呂上りの武蔵野牛乳は格別ですねー」グビグビ

結標「……チッ…クソミカドが……」ブツブツ

小萌「結標ちゃん、あーくんが心配なのはわかりますけどいいかげんシャンとしてくださいー」

結標「小萌…うぅぅ、だってあーくん…あーくんとお風呂…」グス

小萌「あーくんも男の子なんですから恥ずかしがったのですよー。さ、早く服着て帰るのですよー」

結標「だってだってメインイベントだったのに…うぐぅぅ…あら?」
  (キュゥべえにもらった宝石の色がさっきより濁ってる気がするわ…気のせいかしら)



小萌「さて帰りましょう!あーくんきちんとお風呂できましたかー?」ホカホカ

幼年通行「(クソっいちいちガキ扱いされるとイラつくぜ…)」ホカホカ

結標「湯上りあーくんほっぺマジおいしそうなんだけど舐めさせてくれないかしら」ウフフフフ

幼年通行「……そォいう歪みきった欲望は口に出さねェでくンねェかな…」ゾワワ

結標「さて、念願のおねんねの時間よ」キリッ

幼年通行「嫌な予感しかしねェ」

小萌「あーくんには先生のパジャマを貸してあげるのですー」ハイ

幼年通行「……」ウサミミフード

結標「さあ!はやくお着替えしましょうね!お手伝いしましょうか?!」

幼年通行「あのォ…もォちょっとフツーなの無いンでしょォか」

小萌「先生のパジャマはウサちゃんタイプしかないのですよー。嫌なら、結標ちゃんのTシャツとか」

結標「ナイスアイディア小萌!あーくん私の貸してあげる!!そしたら使用後もクンカクンカして楽しめるわ」

幼年通行「ウサギがいいですゥ!」


パジャマデオジャマ


幼年通行「……なンだよこっち見ンな」ウサミミ

結標「いいわーいいわよーハァハァ目線こっちくださーい」パシャパシャ

幼年通行「写メ撮ってンじゃねェェェ!!」

結標「子供の成長を記録するのは大人の務めなのよ」キリッ

幼年通行「ケータイよこせコラァァァ!」バッ

結標「甘いわ!私の能力を忘れたの?」ヒュンパシャ ヒュンパシャ

小萌「あわわ、家の中での座標移動は危ないですよー」

幼年通行「くだらねェ事で無駄に能力使ってンじゃねェェェェ!!!」

結標「……」

小萌「……」スヤスヤ

幼年通行「……」スースー

その夜、かつて無いほど結標の意識は研ぎ澄まされていた。
家主の小さな体の向こうから聞こえてくるかすかな呼吸音に耳をすませる。
深くゆったりとした呼吸のリズムは、寝息の主である少年が深い眠りについていることを伺わせた。

(眠りについてから三時間……そろそろノンレム睡眠に入ったはず)

少年の脳が休止状態であることを確信すると、埃すら動かさないような慎重さで自らの布団から抜け出す。
上体を起こしてチラリと目をやると、カーテン越しのかすかな明かりの中ぼんやりと浮かび上がる白い影。
やわらかそうな頬にかかる細い髪が弱い光を受けて銀色に輝いているようにすら見える。
ごくり、と意図せず結標の喉が鳴った。
慌てて口を押さえ、就寝中の二人の様子を伺う。

(……まあ、これくらいで目を覚ましたりしないわよね……)

自身にそう言い聞かせてそろそろと這うように移動し、小さな布団のそばに陣取る。

「ン……」

獲物の子ウサギはのんきに夢でも見ているのか、むにゃむにゃと小さな口を動かすだけだ。
ゆるく握られた小さな手、くるりとカーブを描く白い睫、真っ白い顔ので唯一淡く色づいた唇。
見ていると胸がしめつけられるような感情が湧き上がってくる。

「……無防備に寝ちゃった貴方が悪いのよ、わかってるわよね…?」

声に出さないように呟くと、結標は標的へ踊りかかった。

チュンチュン

小萌「あーくん起きてください~」

幼年通行「ン~」スヤスヤ

小萌「結標ちゃんがいないのですよー。知りませんかー?」

幼年通行「うー?腹減ったァ…」ムニャムニャ

小萌「やっと目を覚ましてくれたのですー。夜何か聞いたり見たりしませんでしたかー?」

幼年通行「ふわァァ……結標ェ?さあ…(久々に反射全開で寝てたからなァ)」キョロキョロ

小萌「そうですかー…困ったのです…」ションボリ

幼年通行「ンー…ンン?おい、天井になンか穴が開いてンぞ」

小萌「ああ、それは前に上条ちゃんがぶっ壊して…って穴が増えてるのですー!」ガバッ

幼年通行「確かめてみるかァ」ベクトルジャーンプ


 ~~ 屋根の上 ~~

幼年通行「……」

結標「」

幼年通行「…オイ」

結標「」

幼年通行「なァに屋根の上で寝るなンてサバイバル生活開始してンだコラ」ゲシッ

結標「ハッ?!あーくん?」ガバッ

幼年通行「なンだよ」

結標「うおっまぶしっ!?いつの間にか朝になってるじゃない!せっかく夜這いペロペロしようと」ハッ

幼年通行「……なかなか興味深い話じゃねェか。詳しく聞かせてくれねェかなァ」

結標「ウフフ何のことかしら?あっおはようあーくん今日も愉快に素敵にサワヤカな朝ね☆」

結標「」ボロボロ

小萌「結標ちゃん?屋根の上で寝てたと思ったら朝からあーくんとケンカってどうしたんですかー?」

幼年通行「朝メシは和食かァ(コーヒー飲みてェ…)」

小萌「あーくんだって男の子なんですから女の子に暴力なんてダメダメなのですよー?」

結標「いいのよ小萌」

小萌「そんな、結標ちゃん」

結標「全然痛くない……いえ、むしろ心地いいくらいよ!ちっさいグーが頬に突き刺さった感触…
   思い出すだけでご飯三杯いけるわ!いただきます!」パクパク

小萌「む、むすじめちゃん…」ガタガタ

幼年通行「……すまン、諦めてくれチビ教師」イタダキマス


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