絹旗「私が馬鹿っぽい……?」番外編


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VIPに立ってた、黒子「お姉様を無視し続けたらどうなるか」ってスレを眺めてたら唐突に絹旗版が読みたくなった
ってなわけで、本編には関係ないけれど一応短く書いたので投下します



浜面「絹旗を無視し続けたらどうなるか」

絹旗「ねーねー浜面、超見たい映画があるんですけど」

浜面「……」

絹旗「よかったら一緒に行きませんか?
    浜面の超好きそうな車がたくさん出てくる映画ですよ」

浜面「……」

絹旗「ねえ、聞いてます?」

浜面「……」

絹旗(えっ!? 超ガン無視!? な、なんですかこれ!?)

絹旗「あのー、私何か浜面を超怒らせるようなことしましたっけ」

浜面「……」

絹旗「言ってくれないと分かりませんよ?」

浜面「……」

絹旗「ねえ! 無視しないでくださいよ! 悪いところがあったなら超なおしますから!」

浜面「……」

絹旗「浜面! ちゃんとこっち向いて下さいよ! 聞こえてますよね!?」

浜面「……」

絹旗「ぴらーん」

浜面「……」

絹旗「ちらっ」

浜面「……」

絹旗「は、浜面ぁ……。超謝るから返事してくださいよ……」

浜面「……」

絹旗「分かりました。そちらがその気なら私にも考えがあります」

浜面「……」

絹旗「五秒以内に返事してください。しなかったら超殴る!」

浜面「……」

絹旗「5」

浜面「……」

絹旗「4」

浜面「……」

絹旗「さーーん」

浜面「……」

絹旗「にぃーーーーーーーい」

浜面「……」

絹旗「いぃーーーーーーーーーーーーーちぃーーーーーーーー」

浜面「……」

絹旗「……」

絹旗「浜面ぁ……」

浜面「……」

絹旗「無視しないでくださいよ……」

浜面「……」

絹旗「暴力振るったりしません……」

浜面「……」

絹旗「だから無視しないで……」

浜面「……」

絹旗「……ぐすっ」

浜面「……」

絹旗「はま……づらぁ……」

浜面「……」

絹旗「うえぇ……うぅ……何でぇ……?」

浜面「……」

絹旗「ごめ…なさっ……」

浜面「……」

絹旗「うぁぁ……う、うぇぇ……んくっ……」





浜面(やばい、止め時を見失った)



絹旗「……」

浜面(……どうしようマジどうしよう)

絹旗「……ねえ、浜面ぁ」

浜面(ん、何だ?)

絹旗「今更言っても……どうしようもっ…ヒクッ……、ないでしょうけどぉ……」

浜面(……)

絹旗「私っ、私っ……、浜面のこと……」

浜面(お、俺のこと?)

絹旗「本当に大事にっ……思ってたんですよ……?」

浜面(……)

絹旗「だからっ……だからぁ……!」

浜面「ごめん、絹旗」

絹旗「……え?」

浜面「無視してごめん、絹旗」

絹旗「浜面……浜面ぁあああああ……」ギュッ

浜面「へっ?」

絹旗「こわ……かったです……もう、口聞いてくれないんじゃないかって……」

浜面「本当にごめんな。初めは軽い冗談のつもりだったのに、どうにも引っ込みがつかなくなって」

絹旗「……え? 軽い冗談……? 私が何かしてしまって超怒ってたとかじゃなく?」

浜面「まあ、うん」

絹旗「あ、あはは……。なーんだ、そうだったんですか!」




絹旗「……で、全身の骨を砕かれるのと内臓を順に潰されるの、どちらがいいですか?」

浜面「できればお尻百叩きぐらいですませていただけるとありがたいのですが……」

絹旗「よろしい両方ですね」

浜面「き、絹旗さーん? 目がマジなんすけど?」

絹旗「浜面超殺す!」

浜面「超殺す!? 殺すの更に上!? ……お、ちょ、止め、うわあああああああっ!!?」



垣根「心理定規を無視し続けたらどうなるか」

心理「ねえ垣根、次以降の仕事のことだけど」

垣根「……」

心理「今まではあなたと狙撃手がペアを組むことが多かったでしょう?」

垣根「……」

心理「今度からこのペア分けを、私と垣根のペアに変えたらどうかなって思うの」

垣根「……」

心理「あなたがおおざっぱに敵を蹴散らして、狙撃手がピンポイントに攻めて、って今のやり方は確かに悪くない」

垣根「……」

心理「でも、そのね、私の方が垣根に足りない部分を上手く補えるんじゃないかなー、って感じるの」

垣根「……」

心理「あっ、別に他意は無いわよ!?」

垣根「……」

心理「ただどちらのペアにも精神面から攻めるのに長けた人材がいた方が、何かと便利じゃないかしら」

垣根「……」

心理「だからといってあなたとヘッドギアが組むんじゃ、私・狙撃手ペアとの戦力バランスが悪くなるでしょ?」

垣根「……」

心理「ね、ほら! だから私と垣根が組むのが一番じゃない!?」

垣根「……」

心理「わ、私の案、気に入らなかった……?」

垣根「……」

心理「垣根?」

垣根「……」

心理「聞こえてるでしょ?」

垣根「……」

心理「な、何よー! 少しぐらい気に食わなかったからって、何も無視しなくてもいいじゃない!」

垣根「……」

心理「ねえ、無視しないでよ!」

垣根「……」

心理「ねえったっら……」

垣根「……」

心理「私に意見されるのそこまで嫌だった……?」

垣根「……」

心理「……ごめん」

垣根「……」

心理「私、いつの間にかあなたと対等なつもりでいた」

垣根「……」

心理「でも実際は、リーダーと一構成員という立場の差があるのよね……」

垣根「……」

心理「今度から下手に口出ししないようにする」

垣根「……」

心理「立場をわきまえてちゃんと命令も聞きます」

垣根「……」

心理「ね、これで許して?」

垣根「……」

心理「……な、何よぉ」

垣根「……」

心理「そこまで意地張らなくたっていいじゃない……」

垣根「……」

心理「言うこと聞くだけじゃダメなの……?」




垣根(やべぇコイツ半泣きになってる面白ぇ)



心理「ま、まさかとは思うけど……」

垣根(……ん?)

心理「もしかして狙撃手のことが好き……、とか?」

垣根(そうきたか)

心理「貴方はかたくなに自分の心を覗かせないから、確かなことは分からないけど」

垣根「……」

心理「それなら怒ってる理由も納得できる、かも」

垣根「……」

心理「好きな人とは……、少しでも長く一緒にいたいものね」

心理(私だってできれば垣根と……)

垣根「……」

心理「……よし、決めた」

垣根「……」

心理「狙撃手が私のことを好きになるようしむける」

垣根(何その百合ルート)

心理「そんなの嫌でしょ?」

垣根「……」

心理「あなたがどうしてもそれを止めて欲しいって思うなら」

垣根「……」

心理「もう怒ってないって、私に一言そう言って?」

心理「そっ、そうしたら狙撃手のあなたへの好感度を……」

垣根「……」

心理「少しぐらいなら……操作してあげる……」ズキッ

垣根「……」

心理「ね? だから垣根、怒ってないって言ってよ……」

垣根「……」

心理「この際嘘でもいいから……」

垣根「……」

心理「……私、どうしても許してもらえないの……?」

垣根「……」

心理「いくらでも謝るよ! 生意気なこと言ったって反省してる!」

垣根「……」

心理「だからさ……、無視なんてしないでよ……」

ヘッドギア「今戻っ―――って、は!? リーダーって狙撃手のことが!?」

垣根(な!? ちょい待て、なんで今帰ってきやがる! 任せた作業が片付くの早過ぎだろ!)

心理「ちょっと! 勝手に人の心覗かないでっていつも言ってるでしょ!」

ヘッドギア「あ、ああ、悪い。少し空気が重かったもんだから、その原因を探ろうと思ってつい」

心理「だからって……」

ヘッドギア「それにしてもまさかリーダーが狙撃手を好きとはなぁ」

垣根(だーっ、面倒くせぇ! もう無視は止めだ止め! さっさと誤解を解いちま―――)

狙撃手「う、嘘……!? リーダーが私を……!?」

ヘッドギア「お、戻ったか狙撃手」

垣根(だからどいつもこいつも、どうしてこうタイミングわりーんだよ!?)

狙撃手「い、今の本当なの?」

心理「……多分ね」

狙撃手(えっ? そんな!? 本人は隠してるつもりみたいだけど、心理定規はリーダーのことが好きなように見えた!
     それなのにどうしてよりによって私なの!? すれ違い勃発!?)

心理(もうこうなったらヤケよ……)

狙撃手「ご、ごめんなさいリーダー。私は、私は……」

心理(えいっ、好感度操作ー)

狙撃手「心理定規のことが好きなんです!」

垣根「」

ヘッドギア「」

心理「本当に? 実はその、私もあなたのことが」

狙撃手「嘘っ!? そうだったの!?」

心理「うん」

狙撃手「嬉しい……!」

心理「ところであなた、さっきからずっといつもと違う口調になってるわよ」

狙撃手「っ!? わ、忘れてくれ。つい取り乱してしまった」

心理「うーん。でも私はさっきまでの喋り方の方が可愛いと思うな」

狙撃手「か、可愛い!? そ、そんなこと、ないって……、もうっ……!」




ヘッドギア「……何なんだこれ? 」

垣根「知らねえよ……」

 垣根が全ての誤解を解き、人間関係を完全に修復するのには、実に一週間を要した。
スクールではこの時のことを一切蒸し返さないというのが、暗黙の了解になっている。
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