美琴「アンタは……!」一方通行「超電磁砲か」3


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一方通行「ダイエットォ?」

※ほのぼの。台本形式。設定は維持



打ち止め「うん、今ミサカたちの間でいかにキレイに痩せるか競うのがはやってる
     ってミサカはミサカは説明してみる」

一方通行「くっだらねェこと流行らせてンじゃねェよ」

打ち止め「うー、もともとガリガリなアナタにはこの重要性がわからないみたい
     ってミサカはミサカは膨れてみる」

一方通行「ガキにゃ必要ねェだろ」

打ち止め「違うもん! 魅力的な女性の第一条件は痩せている事だって知ってるもん!
     ってミサカはミサカは駄々っ子っぽく手足を振り回してみる」

一方通行「つゥか誰だよそんな偽情報流したの」

打ち止め「リアルゲコ太先生だよってミサカはミサカは正直に答えてみる」

一方通行(あの医者かァ……やっぱいっぺンシメとかねェとな)

打ち止め「というわけで今日のお昼ご飯はコレでおしまい!
     ってミサカはミサカはアナタのお皿にピーマンとにんじんを移してみる」

一方通行「あァ!? 好きなモンだけ食っててダイエットになるかっつゥんだよ!!」

打ち止め「偏食家のアナタに言われたくないってミサカははミサカは頬を膨らませてみる」

一方通行「ちゃんと食え」

打ち止め「ごめんねー! ミサカは午後はお姉様と約束があるから。ってミサカはミサカは病室を飛び出てみたり」

一方通行「オイィ!」

打ち止め「あなたはちゃんと病室でおとなしく寝てるんだよーってミサカはミサカはお姉さんぶってみるー」

一方通行「言いたいことだけ言ってどっか行くンじゃねェよ!」

一方通行(……ったく、あのガキは手間ばっかかけさせやがって)モグモグ

一方通行(まァ今日のところは超電磁砲と一緒なら問題ねェだろ)モグモグ

一方通行「ニンジン不味いな……ふァ……寝るかァ」



打ち止め「お姉様ー!
     ってミサカはミサカは待ち合わせ場所でケータイの画面を見ているお姉様に手を振ってみる」

美琴「あ、きたきた」

黒子「ごきげんよう」

打ち止め「あれ? 変態のお姉さんも一緒なんだねってミサカはミサカは確認してみる」

美琴「どうしてもついてくるて言って聞かなくってさ。いいかな?」

打ち止め「もちろんいいよ! ってミサカはミサカはばんざいしてみる」

黒子「……なんで貴女までわたくしを変態などと」

打ち止め「あの人がそう言ってたからだよってミサカはミサカは答えてみる」

黒子「あんの白もやしぃぃぃ」

美琴「はは、まあ間違いじゃないけどね」

黒子「お、お姉様まで! 黒子泣いてしまいますわよ
   ……でもやっぱりSっ気のあるお姉様に罵倒されるのもなかなかよろしいかと」

美琴「はいはい」

打ち止め「やっぱり本格的に変態なんだねってミサカはミサカは若干後ずさってみる」

美琴「じゃ、いこっか。 アイツと一緒じゃ学び舎の園のケーキなんて食べる機会ないもんね」

黒子「雑誌にも紹介された有名店ですの。ってこれは受け売りですけれども」

打ち止め「う……ケーキ、なの? ってミサカはミサカは危機感を感じてみる」

美琴「あれ、もしかして甘いもの苦手だった?」

打ち止め「すごく大好きだよってミサカはミサカは……」

打ち止め(大好きだから困ってるってミサカはミサカは内なる声でつぶやいてみる……)

美琴「すみませーん、トリプルベリーとオレンジジュースください」

黒子「わたくしはチーズタルトと紅茶を所望いたしますわ」

打ち止め(うう、どれもおいしそうだけどできるだけカロリーの低そうなのは……)

打ち止め「低カロリーシフォンケーキにする、ってミサカはミサカは断腸の思いで選択してみる」

美琴「それ甘さ控えめのやつだけど、やっぱり甘いの苦手だった?」

打ち止め「ううん! そんなことないよってミサカはミサカは否定してみる!!」

黒子「ケーキセットですのでお飲み物もこちらから選べますの」

打ち止め「うう、コーヒー、ブラックで」

美琴「え、ブラック?」

黒子「コーヒーが飲みたいのならカフェオレもございましてよ」

打ち止め「あの人に付き合ってるうちにコーヒーのおいしさに目覚めたんだよ
     ってミサカはミサカは宣言してみる」

美琴「ならいいけど……」

黒子「意外と感性が大人ですのね」

打ち止め「アナタと見た目はそんなに変わらないよってミサカはミサカは指摘してみる」

黒子「あら、その数歳の差を重要視する殿方も世の中にはいらっしゃるそうですわよ」

打ち止め「よくわかんない、ってミサカはミサカは悩んでみる」

美琴「黒子、あんまりこの子に変なこと吹き込むんじゃないわよ」

黒子「あら、ケーキが早速来ましたの」

美琴「んっ、きたきた~。ここのケーキ生クリームが最高なのよね」

打ち止め(お姉様のケーキおいしそう)ジー

美琴「ん? 打ち止め、一口食べる?」

美琴「あ、シフォンケーキちょっとちょうだいね」

打ち止め「う、うん」

美琴「どれどれ……んー、私にはちょっと甘みが足りなくてものたりないかなー」

黒子「お、お姉様、わたくしのチーズタルトにも是非お口をつけていただけませんでしょうかハァハァ」

打ち止め「確かに甘みが足りないかもね、ってミサカはミサカはブラックコーヒーを恐る恐る口元に持ってきてみる」

黒子「お、お姉様二人にスルーされましたの!!」

打ち止め(ブラックコーヒー、ホントはあの人が飲ませてくれないから初めてなんだけど)ゴクッ

打ち止め(うう、にがいよぅ)

美琴「……やっぱりコーヒー慣れてないんじゃない? せめて砂糖とミルク入れたら?」

打ち止め「砂糖なんてとんでもない! ミサカはミサカは絶対拒否!」

黒子「かたくなに拒否なさいますわね」

美琴「はい、お返しに一口あげるわ」

打ち止め「ううん、ミサカは自分の分でおなかいっぱいになると思うって
     ミサカはミサカは零れ落ちそうなよだれを隠してみる」

美琴「遠慮しないでいいのよ。ほら、あーん」

打ち止め「うう」フラフラ

美琴「あーん」

打ち止め「あ、あーん……」パク

打ち止め(たべちゃった!ってミサカはミサカは後悔してみるっ)

黒子「わたくしも小さいお姉様にあーんして差し上げますわぁぁぁ!!
   ほ、ほらぁ、チーズタルトですのよ。あ、あーん……ハァハァ」

打ち止め「う、さすがにちょっと怖いってミサカはミサカは顔をしかめてみる」

美琴「怖がらせてんじゃないわよ」パシッ

黒子「あああ、今日もお姉様の愛の鞭が黒子の身体を刺激する……」

打ち止め「くやしいけどおいしいようってミサカはミサカは口をもぐもぐさせてみる」

打ち止め(うう、でもコーヒーの苦さでケーキが甘く感じるのは救いかなあ)ムキュモキュ

美琴「やっぱりケーキに甘さが足りなかった?」

打ち止め「そ、そんなことないってミサカはミサカは」

黒子「遠慮してちゃあダメですのよ」

美琴「そうだ、私の半分あげるから、打ち止めの分も半分ちょうだいよ。そしたら二つの味を楽しめるでしょ?」

黒子「なら三等分にいたしましょう。わたくしの分も召し上がっていただければ幸いですわ」

打ち止め「うう、優しさが目にしみるけど……けど……」

美琴「あらあら、そんなに食べたかったの? なら早く言いなさいよね、まったく」

黒子「強情なところもお姉様そっくりでかわいらしいですわ。ぐふふ」

打ち止め「うう、おいしいよう。甘いよう」パクパク

美琴「あー、おいしかった」

黒子「なかなかのお味でしたわ」

打ち止め(結局全部食べちゃったようってミサカはミサカは後悔してみる)

美琴「ん? 打ち止めどうしたの? なんか不満そうな……」

黒子「わかりましたわ。食べたりないのでしょう?」

美琴「なーんだ。まあ育ち盛りだもんね。何ならもう一個頼もうか」

打ち止め「ち、ちが……」

美琴「てんいんさーん、本日のオススメケーキ3つ追加お願いしまーす」

打ち止め(お、お姉様がせっかく気を使ってくれてるのに、言えない、言えないってミサカはミサカは)

美琴「こうしてのんびりケーキ食べるのもしばらくできないわねー」

黒子「そうですわね」

打ち止め「え? なんで? ってミサカはミサカは疑問に思ってみる」

黒子「そろそろ大覇星祭の準備がラストスパートですの。
   まあわたくしは怪我しておりますから参加できるかはわかりませんけれども」

打ち止め「大覇星祭?」

美琴「ええ、学園都市の学校すべてを挙げて行われる体育祭よ。能力の使用も許可されてるからすっごく迫力あるわよ」

打ち止め「そういえば知識としては聞いたことあったなあってミサカはミサカはネットワークにアクセスしてみる」

黒子「ネットワーク?」

美琴「あ、あはははは、なんでもないわよなんでも」

打ち止め「なんだかすっごく面白そうだねってミサカはミサカは目を輝かせてみる!」

美琴「よかったら病院抜け出して見に来なさいよ」

黒子「それはよろしいですわね。学園都市中がお祭り騒ぎですからどこへ行っても楽しめますわ」

打ち止め「なんだかわくわくしてきたってミサカはミサカはハイテンションになってみる!」

美琴「人が多いから迷子にならないようにするのよ」

打ち止め「そっかー、学園都市全体がお祭りなんだね……あれ?学生全員参加ってことはあの人も参加するのかな
     ってミサカはミサカは疑問に思ってみる」

黒子「あの人って白もやしのことですの?
   高校生くらいに見えますけれどもどちらの学校に通ってらっしゃるのでしょうか」

打ち止め「んー、よく知らないっていうかあの人学校通ってない気がする」

美琴「……でしょうね。アイツはまあなんていうかいろいろ特別だし」

黒子「?」

打ち止め「せっかくだからあの人といっしょにお祭りに行ってみようかなってミサカはミサカは心に決めてみる」

美琴「アイツがお祭りねえ。似合わない気もするけど一人よりは楽しいんじゃない?」

黒子「そうですわね。黒子もお姉様の雄姿をカメラに収めるのが今から楽しみで仕方ありませんわ」

美琴「……お願いだから寮で何度も何度も巻き戻しては再生するのはもうやめてよね」

黒子「く、黒子のひそかな趣味がお姉様にばれておりましたの!?」

打ち止め「これがストーカーってヤツなの? ってミサカはミサカはおぞましさを感じてみる」

美琴「ある意味ストーカーより有害かもねー」

黒子「そんなっ、笑顔でさらりとひどいことを言うなんて」

打ち止め「そっか、お祭りかあ……」ゴクゴク

打ち止め(うっ、苦い!!)



キャッキャウフフ オネーサマー



美琴「あ、もうこんな時間じゃない」

黒子「あら。本当ですわ。わたくしもおちびさんも病院を抜け出してきておりますのに、
   夕食の時間に間に合わなくなりますの」

打ち止め「ほんとだ! ってミサカはミサカは時の流れのはやさに驚いてみる」

美琴「じゃあ今日はこれで解散しよっか。二人ともこのまま病院に戻るんでしょ?」

打ち止め「うん、ってミサカはミサカは元気よく返事してみる」

黒子「わたくしは寮にいったん荷物を取りによりますわ。一人で帰れまして?」

打ち止め「任せて!ってミサカはミサカは胸を叩いてみる」

美琴「じゃ、そろそろ出ましょうか。今日は私がおごるわ」

打ち止め「ええ、悪いよってミサカはミサカは首から提げるタイプの小銭入れを取り出してみる」

美琴「いいから、ちょっとはお姉さんぶらせなさい」


アリガトウゴザイマシター



美琴「すっかり夕暮れねー」

黒子「おいしいものも食べましたし、今日はよい一日でしたの」

打ち止め「なんか店のドアをくぐった瞬間食べてしまったとう罪悪感にさいなまれてみたり」

一方通行「オイクソガキいつまでぶらぶらしてンだ。迷子ですかァ?オマエは」

美琴「」

黒子「」

打ち止め「あれ? 何でこんなところにいるの? ってミサカはミサカは首を傾げてみたり」

美琴「そ、そそ、そうよ、ここは学舎の園よ!」

黒子「基本的に許可のない男性は入れませんの! どうやって入り込みましたの!?」

一方通行「これでもいろンなところにコネ持ってンだよ」

黒子「そうでしたの……てっきり女装でもして入り込んだのかと」

一方通行「あァン!? 不気味な想像してンじゃねェよ」

打ち止め「案外似合うかもってミサカはミサカは想像し……やっぱ無理」

美琴「あー、遅くなったのは謝るわ」

一方通行「ったく、オマエが一緒だから許可した俺が甘かったぜ。ホラ、帰るぞ」

打ち止め「おっと。それじゃあお姉様たちー、またねーってミサカはミサカはずりずりと引きずられながら別れの挨拶をしてみたり」

一方通行「オラ、前向いて歩け。転ぶぞクソガキ」

美琴「……」

黒子「……」

美琴「過保護ね」

黒子「ですの」



一方通行「オマエが帰ってこねェから夕食の時間ずれたンですけどォ」

打ち止め「文句を言いながらご飯食べないで待っててくれたあなたにミサカはミサカは感謝してみる」

打ち止め(いっぱい喋ったからおなか減ったな。でも……)

打ち止め(今日はケーキを2個も食べちゃった。こんなんじゃダイエットできない)

一方通行「ホラ、無駄口叩いてねェで食え」

打ち止め「う……食欲がないってミサカはミサカは訴えてみる」

一方通行「はァ!? 何言ってンだ。まさかまたダイエットとか言ってンじゃねェだろォな」

打ち止め「ち、ちがうよ。ちょっと今日……ケーキ食べ過ぎたからってミサカはミサカは言い訳してみる」

一方通行「……超電磁砲か。余計なことしやがって」

打ち止め「お姉様は悪くないよってミサカはミサカは慌てて否定してみる!!」グー

一方通行「……」

打ち止め「……」

一方通行「……オイィ、今の可愛らしィ音はなンの音だァ?」

打ち止め「なんのこと?ってミサカはミサカはとぼけてみる」

一方通行「どォ聞いても腹の虫だよなァ、腹減ってンじゃねェかクソガキイイィィ!!」

打ち止め「いやー、ほんとにおなかすいてないもん! ってミサカはミサカは戦略的撤退」ダダダダダ

一方通行「オイコラァ! どこ行く気だ!」

打ち止め「ミサカはもう寝るもん! ってミサカはミサカは夜更かしは美容の大敵って言ってみる!」バタン

一方通行「まだ8時にもなってねェぞクソガキ!!」



一方通行「……ふざけンじゃねェよ。どォすンだよこの二人分のメシ」



打ち止め(うーん、部屋に戻って布団にもぐりこんでみたはいいものの)

打ち止め(正直全然眠くないってミサカはミサカは昼間に飲んだコーヒーのことを思い出してみる)グー

打ち止め(おなか減ったし)

打ち止め(だめだめ! 魅力的なスリムボディを手に入れるためだもん)

打ち止め(上位個体として下位個体に負けられないってミサカはミサカは決心を固めてみる)

打ち止め(今日はケーキ食べ過ぎちゃったんだから自重しないと)グー

打ち止め「……」

打ち止め「やっぱ、おなかすいたなあってミサカはミサカは呟いてみる」



一方通行(チッ、あのクソガキ変なこと覚えやがって)モグモグ

一方通行(ダイエットとかガキが色気づいてンじゃねェよ)モグモグ

一方通行(ケーキは食えてメシは食えませンだァ? 馬鹿言ってンじゃねェよ)モグモグ

一方通行(超電磁砲も勝手に食いモン食わせてンじゃねェよ)モグモグ

一方通行(超電磁砲にクレーム入れとくかァ、って連絡先しらねェな)モグモグ

一方通行(今度会ったらビシッと言ってやンねェとなァ)モグモグ

一方通行「……」

一方通行「やっぱ、二人分は多いなァ」モグモグ



一方通行「オーイ、クソガキィ、朝メシくらいはちゃんと食えっつゥの」ドンドン

シーン

一方通行「……」

一方通行(寝てンのかァ? まったくいつもは起こしに来る側だってェのによォ)

打ち止め「うう、カロリー計算したら昨日は食べすぎだったからその分朝食も抜くってミサカはミサカは篭城してみる」

一方通行「起きてンじゃねェか出て来いやコラァ!!」ドンッ

シーン

一方通行「……だめか」

prrrrrrrr

一方通行「あ? この番号……誰からだ?」ピッ

??『あ、もしもし。一方通行?』

一方通行「は? 誰だ」

??『私よ私。御坂美琴』

一方通行「はァァ!? なんでオマエが俺の番号知ってンだよ」

美琴『ちょっと調べたのよ』

一方通行「俺の個人情報に関してはそれなりに機密度が高いはずだが」

美琴『細かいことは気にしない気にしない』

一方通行「犯罪のにおいがするぜェ」

美琴『気のせいよ』

一方通行「……で、何の用だ。つまらねェことだったら切ンぞ」

美琴『今暇?』

一方通行「あァ!?」

美琴『ちょっと話があるんだけど病室行っていいかな。もう病院には着いてるんだけど』

一方通行「オマエが俺に顔つき合わせてなンの用があるってンだよ」

美琴『私だって別に会いたくなんてないわよ。でも、打ち止めのことなのよ』

一方通行「……」

美琴『授業抜け出してきてるんだからちょっとくらい時間作りなさいよ。どうせ暇なんでしょ』

一方通行「相変わらず失礼な女だな。まァ少しなら付き合ってやる」

美琴『ありがと。素直じゃないわねまったく。今から病室向かうから待ってなさいよ』ピッ

一方通行「切りやがった……ホントに勝手なヤツだな」



一方通行「……で、いったい何の用だ超電磁砲」

美琴「いきなりとげとげしいわね。まあアンタに馴れ馴れしくされても気持ち悪いだけなんだけど」

一方通行「ずいぶんな言い草だな。さっさと話し済ませて帰りやがれ」

美琴「ん、ちょっと昨日さあ、あの子……打ち止めの様子がおかしかったから」

一方通行「あァ?」

美琴「今日一緒にケーキ食べたんだけど」

一方通行「あァ。それを言い訳にしてあのガキ晩飯食ってねェよ」

美琴「ええ!? おっかしいなー、確かに閉店間際までしゃべってたけどケーキ食べたのはそんな遅い時間じゃなかったはず……」

一方通行「オマエのせいじゃねェ。なンか知らねェけど急にダイエットとか言い出しやがったンだよ」

美琴「あら。だからか」

一方通行「は?」

美琴「なんかコーヒーのブラック飲みだしたり甘くないケーキチョイスしてたのよ。
   あの年頃の子にしてはおかしいでしょ?」

一方通行「オマエの前でもンなことやってたのかあの馬鹿は」

美琴「結局ケーキいっぱい食べさせちゃったし、悪いことしたかな」

一方通行「ンだよオマエダイエット肯定してンのか」

美琴「思春期の女の子なら誰でも通る道よ。アンタにはその辺の理解が足りないみたいね」

一方通行「わかるわけねェだろ。つゥか晩飯どころか朝メシも拒否して部屋からでてこねェンだぞ? 異常だろ」

美琴「あちゃー、断食か。身体によくないだけなのに」

一方通行「……オイ超電磁砲」

美琴「ん? なによいきなり真剣な顔して」

一方通行「オマエに頼むのはシャクだが他に頼れるヤツもいねェ。頼めそうなヤツはまだ様態が安定してねェしな」

美琴「は? 頼みごと? 私に?」

一方通行「……あのガキを説得してくれねェか」

美琴「え? なんでよ。アンタが話せばいいじゃない」

一方通行「俺が話せばどォしても喧嘩腰になっちまう。 オリジナルのオマエの話ならきちンと聞くだろうよ」

美琴「ええ、でも」

一方通行「俺は所詮実験を行っていた側の人間だからな。あのガキどもにとっちゃあ結局

美琴「別にあの子はアンタのこと嫌ってなんか……」

一方通行「頼む」

美琴「!」

美琴(あの一方通行が……格下相手に頭を下げた?)

一方通行「頼む」

美琴「……仕方ないわね。ちょっとアドバイスするだけよ。最終的に説得するのは、アンタの仕事だからね」



美琴(とは言ったものの)

美琴(どういう切り口ではなそっかな)

美琴(ダイエットしたいって気持ちはまあわからないでもないし)

美琴(無理に否定するのもどうかと思うのよね)

美琴(……ま、当たって砕けてみますか)コンコン

美琴「入るわよー」ガチャ

打ち止め「……お姉様? ってミサカはミサカは布団の隙間から様子を伺ってみる」

美琴「やっほー、元気だった?」

打ち止め「昨日あったばかりなんだけどってミサカはミサカは疑わしげなまなざしをおくってみる」

美琴「男子三日会わざれば刮目して見よ、ってね」

打ち止め「三日もたってないしミサカはそもそも男子でもないんだけどってミサカはミサカは反論してみる」

美琴「細かいことは置いといて。元気、なさそうじゃない」

打ち止め「そんなことないよう」

美琴「嘘ばっかり。それにしてもダイエットしてるんだって? また急にどうしたの」

打ち止め「妹達のあいだで流行ってるの。しかもどうやら痩せた個体がでてきたらしくってあせってるの
     ってミサカはミサカは正直に答えてみる」

美琴「ふうん。でも妹達とアンタの身体年齢って違うじゃない。競っても仕方がないと思うんだけど」

打ち止め「でもでも、上位個体としてのプライドがあるのってミサカはミサカは主張してみたり」

美琴「アンタ成長期なんだから、痩せる痩せない以前に食べないと出るとこ出ないわよ」

打ち止め「正直お姉様と下位個体を見る限りではこれからの成長にはあまり期待ができないって
     ミサカはミサカはお姉様をじろじろと見ながらため息をついてみる」

美琴「な、何いってんのよ! 私だってまだまだ成長期なんだからね!」

美琴「これでも……遺伝を考えれば……私にだって可能性は十分……」ブツブツ

打ち止め「お、お姉様? 何もそんなに気にしなくてもいいよってミサカはミサカは自分の発言を後悔してみる」

美琴「……はっ、そ、そうよね! 私ってば大器晩成型だもんね!」

打ち止め(なんか違うと思うけど黙っておこうってミサカはミサカは決心してみたり)

美琴「えーっと、そうそう、ダイエット、ね。そもそも何のためにダイエットをするのかしら」

打ち止め「魅力的な女性の条件は痩せてることだってミサカはミサカは知ってるもん」

美琴「なによその情報。いったいどこから仕入れてきたの」

打ち止め「え? 違うの? ってミサカはミサカはびっくりしてみる」

美琴「まあ一概には言えないけど、人それぞれってところかしらね」

打ち止め「むー、でもモデルさんとかはみんな細いよってミサカはミサカはファッション雑誌を思い浮かべてみる」

美琴「ま、それはそうだけど。打ち止め、アンタは何のために魅力的な女性になりたいの?」

打ち止め「何のため、って」

美琴「別に太ってるわけじゃないんだし、自己満足の自分磨き? ……それとも、誰かに見て欲しいの?」

打ち止め「え……」

美琴「たとえば、一方通行とか」

打ち止め「う、確かにあの人に子ども扱いをやめてもらうためには有効な手段かなって
     ミサカはミサカは思ってみたり」

美琴「だからってその相手に心配かけてたら本末転倒でしょうが」

打ち止め「心配……? あの人が?」

美琴「そうよ。アンタがご飯食べないことそれはそれは心配してたわよ」

打ち止め「怒ってただけだったよってミサカはミサカは思い出してみる」

美琴「それが心配なんじゃない。アイツ素直じゃないんだからそれくらい読み取りなさい」

打ち止め「素直じゃないとかお姉様に言われるなんて……ってミサカはミサカは絶句してみる」

美琴「どういう意味よ」

打ち止め「そのままの意味だよってミサカはミサカはとある少年のことを思い浮かべてみる」

美琴「! い、い、い、いったい誰のことなのかしらね」

打ち止め「お姉様の頭に浮かんだ人のことだよってミサカはミサカは意地悪に笑ってみる」

美琴「そ、それはいったん脇に置いときなさい。いい? アンタのこと一方通行が心配してるって言うのは事実よ」

打ち止め「……」

美琴「現に、私にアンタのこと頼むって言ってきたのよ」

打ち止め「あの人が?」

美琴「そ。信じられないでしょ」

打ち止め「……ん」

美琴「それだけアンタのこと気にしてるのよ。アイツは。あ、これ言っちゃったこと内緒ね」

打ち止め「そっかあ、あの人が」

美琴「10032号がアイツのことツンデレとか言ってた意味がわかってきたわ」

打ち止め「それもお姉様に言われるのは……ってなんでもないってミサカはミサカは言いかけた言葉を飲み込んでみる」

美琴「さて、そんな余計な心配かけちゃった相手にいったいどうするべきだと思う?」

打ち止め「……」





打ち止め「……おじゃましまーす、ってミサカはミサカは病室の扉を開けてみる」

一方通行「……」

打ち止め「うう、やっぱり怒ってる? ってミサカはミサカはおそるおそるあなたの背中に聞いてみる」

一方通行「……オイクソガキ」

打ち止め「は、はいっ!」

一方通行「超電磁砲はなンか言ってたか」

打ち止め「ダイエットはやめたほうがいいって。それと……」

一方通行「それと?」

打ち止め「ううん、なんでもないってミサカはミサカはでかかった台詞を封印してみる」

一方通行「……」

打ち止め(やっぱ怒ってるオーラが出てるようってミサカはミサカはドキドキしてみる)

打ち止め「や、やっぱりミサカにはダイエットは早いかなってミサカはミサカは思い直してみたり……」

一方通行「……」

打ち止め(うう、心配ってお姉様の気のせいじゃないのかなあ)

一方通行「腹ァ、減ってンだろ」

打ち止め「う、うん……」

一方通行「これでも食っとけ。昼までまだ時間あっからな」ポイポイポイ

打ち止め「え、ポテチに おせんべ キャルメラ チョコ? 買ったら300円になっちゃった? っていうかなにこれ」

一方通行「うるせェ、食うなら黙って食え。いらねェなら捨てるぞ」

打ち止め「え? え? これあなたが買ってきたの?」

一方通行「……」

打ち止め「心配、してくれてたんだ……ってミサカはミサカはお姉さまの言ったとおりだったってポカンとしてみる」

一方通行「あァ!? あの超電磁砲余計なこといいやがったな!?」

打ち止め「ごめんね」

一方通行「あ?」

打ち止め「もう、心配かけるようなことしないからってミサカはミサカは断言してみる!!」

一方通行「……超電磁砲には借りができちまったな」ボソ

打ち止め「ん? なんか言った?」

一方通行「なンでもねェよ」




ギィ……パタン

美琴「ふぅ、よかったよかった。どうなることかと思ったけど」

美琴「アイツももっと素直になればいいのに」

美琴「ま、一方通行の意外な面も見れて面白かったかな」

美琴「じゃ、今日はこの辺で帰るとしますか。じゃあねー」


おしまい
ツールボックス

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