御坂妹「ミサカじゃダメですか?」等々


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上条「はぁ~、まさか今年こそは…一人で過ごさないで済むと思ったのにな……」

土御門「かみやんだけ一人リア充になろうなんて神様は許してくれないぜよ」ニヤニヤ

青髪「そうやで、僕ら3人は抜け駆けとかなしって決めたやないのー」

上条「んなもん決めた覚えもないわ!」

そう、今年こそは1224日、つまりクリスマスイブを一人で過ごすことはないと意気込んでいたわけで

それもそのはず、今年は「居候」いや「食客?」…これでもないな……「穀つぶし」これだ!

穀つぶしのインデックスが居るから彼女とはいわなくても寂しい、寂しいクリスマスを過ごさないで済むと思っていたのに…

急に用事が出来たとかでイギリスに帰っちゃうなんて…

青髪「そうはいっても男3人で、こうクリスマス一色に染まった街を歩くのもむなしいもんやなぁ~」

土御門「くふふふ」

上条「ど、どうした、土御門?気持ち悪い笑い方して…」ビクッ

土御門「な~に、ちょっとにゃ、くふふふ」

青髪「ま、まさか…!?」

土御門「そのまさかぜよ」ニヤリッ

上条「土御門!お前裏切るのか!!」
土御門「今年は舞夏がうちにくるんだにゃ~」







上条・青髪「はぁ?」

土御門「うらやましいかにゃ~、ほらうらやましがってもいいんだにゃ!」

上条「はぁ~うらやましがるもなにも…」

青髪「妹やないか、そないなもんより…」

上条・青髪「彼女が欲しい!!!」

土御門「き、急にハモるとびっくりするぜよ…」

上条「まぁ、そこまでは言わないけど…」

青髪「せめて、今日、今夜ずっと一緒にいてくれる女の子の知り合いくらいは欲しい…」

上条「よな…」

上条・青髪「はぁぁ~」

-
「ったく、街中で大声でそんな事いってて恥ずかしくないの?」
上条「ん?」

御坂「男が三人も揃ってて…か、彼女が欲しいとか…は、恥ずかしいったらありゃしないわ…」

青髪「あれ、かみやんの知り合いの常盤台の子?」

御坂妹「ミサカは常盤台に通っていませんがとミサカは間髪いれず突っ込みます」

青髪「あれ?双子…?」

御坂「ああ、この子はね」

御坂妹「ミサカはお姉さまの妹です」

青髪「へぇ~こないに似た姉妹なんているんやなぁ~まるで双子…」

御坂「べ、別に姉妹なんだから似てたっていいとおもうんだけど」アセアセ

青髪「悪いとはいわへんけど、それよりもなにかな?かみやんのお知り合いの御坂姉妹が今夜の寂しいボクタチのお相手してくれるん?」

御坂「ば、バカなこと言わないでよ!な、なんで私がこ、こんなのと!」ビシッ

上条「おい、なぜ俺を指差す」

土御門「くふふふふ」

上条「おい土御門、貴様は何故笑う」

青髪「なんや、やっぱりかみやんに気ぃーでもあるんかいな」
御坂「べ、別にそんなんじゃないわよ!!」バチバチ

上条「おわっ!?」

土御門「くふふふふ」

上条「こいつ…」

土御門「えっと常盤台の超電磁砲の御坂さんだっけ?」

御坂「え?あっ、はい…えっと?」

土御門「いつも舞夏がお世話になってるようで」

御坂「あっ、土御門……って!?」

土御門「いつも舞夏から聞いてるにゃー、……色々と」チラッ

上条「ん、なんだ?」

御坂「その…///

御坂妹「お姉さま顔が赤いですよとミサカは身体的異常がないか問いかけます」

御坂「べ、別になんでもないわよ!」

上条「ところで、ビリビリもしかしてもお前たちも寂しい今日という日をおくっているのか?」

御坂「ビリビリゆーなっていってんでしょ、いつも!!!!」ビリビリ
キュイーン

上条「あぶねぇ~」

御坂「はぁはぁはぁはぁ」

青髪「か、かみやんの友達はこ、こわい子がいるみたいや…ね…」アセアセ

御坂妹「ミサカとお姉さまは買い物で一緒にここを通っただけですと、ミサカは興奮状態のお姉さまに変わって説明します」

上条「買い物?」

御坂「はぁはぁはぁ…はぁ~…すぅぅう、ちょっとね今日、寮でクリスマスイベントをやろうってことになって買出しに」

上条「へぇ?それで」

御坂「それで、プレゼント交換をやるんだけど…その…」

上条「お嬢様学校なのに普通なこともやるんだな」

御坂「…なんというか私のイメージ的に変なもの送れないわけじゃない?」

上条「えっと…」

あぁ、白井のようなね……

御坂「だから、何か服でも買っていこうかなとおもって…」

上条「ふぅ~ん、色々大変みたいだな…」
御坂妹「それにミサカはつき合わされているというわけです」

上条「ん~服買うくらいなら一人でもいいだろうに」

御坂「いや、やっぱり誰かが着てるの見たほうが早いじゃないの?」

上条「そりゃな、だったら白井とかでも連れてくれば喜んだんじゃないの?」

御坂「黒子をつれてきてでもしたら…ぜぇえええええったいあの子私のプレゼント記憶して…」ゾクゾクッ

上条「ん?」

御坂「それこそ、あの子が選んだ得体のしれないなにかと強制的に交換しようとするとおもうのよ…」ゾクゾクッ

御坂妹「まぁそんなこんなでミサカに白羽の矢がたったというわけですと、ミサカは少々呆れ顔で答えます」

上条「まぁ、色々あるんだな…お嬢様学校にも……」

御坂「そう、色々あるのよ」

御坂妹「お姉さま、お時間は大丈夫ですか?とミサカは時計を指差し問いかけます」

御坂「あっ、いけない!もうこんな時間」

スタタタタッ

上条「さてと、俺達も寂しい夜に耐えるためにどこかで飯でもくうか」

土御門「それなんだけどにゃ、ごめん」
青髪「まさか、僕らの友情より妹を選ぶとかいわへんよな?」

土御門「ごめん!その通りだにゃー」

スタタタタタッ

上条・青髪「……裏切り者!!!!」

上条・青髪「はぁはぁはぁはぁ」

青髪「かみやん、こないな時はナンパ!なんぱや!」

上条「な、ナンパだぁ!?」

青髪「そうや、この世には男の数とほぼ同じ数の女がいるんや!ということは…」

青髪「今、僕らみたいに寂しそうにしてる女の人もいるってことや!」

上条「」

青髪「きっとそうにきまってる!」

上条「あ、あのな…」

青髪「あっ!あの子めっちゃかわいかったで!ほなちょっといってくる!」

スタタタタタッ

上条「お、おい!やめろ!傷が広がるだけだぞ!!!」
☆ミ キラーン

上条「無茶しやがって…」

上条「さてと一人になったし帰るか……はぁせめて一緒にいてくれる子が欲しい…」ボソッ

御坂妹「…」ジィー

上条「おわっ!?」

御坂妹「…」ジィー

上条「ど、どうした、御坂と一緒にいかなかったのか?」ドキドキ

まさか、人が隣にいるだなんて思っても居なかったから焦ったぞ

御坂妹「ミサカは常盤台中学の生徒ではありませんので」

上条「そ、そうだったな」

御坂妹「ところで」

上条「ど、どうかしたか?」

御坂妹「誰か一緒にいて欲しいといっていましたがとミサカは問いかけます」

上条「あぁ…」

やっぱり聞かれてたよな…
三人の時はまぁアイツらのせいにすりゃいいにしても

一人のときだと…

は、恥ずかしいものが……

上条「今のは、わすれてくd…

御坂妹「それはミサカでも出来ますか?」

上条「はぃい?」

御坂妹「いつぞやのお礼をミサカはしていませんでしたので、貴方が困っているようでしたらその恩返しにとミサカは答えます」

上条「えっと、つまりどういうこと?」

御坂妹「ミサカが今夜、上条当麻と一緒にすごしましょうか?と聞いているのですがとミサカは少々理解力の悪さにあきれ気味です」

上条「えっ?えっ?」

御坂妹「ミサカでは役不足でしょうが、ほら手ごろな物件ですよおにいさんとミサカのアピールタイム」

上条「え?いいの?」

御坂妹「はい、ミサカは特にこの後、用事もありませんので」

kneg
?マジデスカ?上条さん今日、クリスマスイブを一緒にすごしてくれる子ができちゃいましたよ?

上条「明日死ぬんですか?いやいや今日死ぬんではないでせうか?」ブツブツ
御坂妹「先ほどから何ぶつぶつといっているのでしょうか?とミサカは問いかけます」

上条「え、声にでてた…?」

御坂妹「死ぬとか死なないとかいってましたが、とミサカは少々無視されて不機嫌になっています」

上条「いやいやいや無視してたとかじゃなくて…」

御坂妹「それでミサカはどうすればいいのですか?」

上条「そ、それじゃ……今日一緒にすごしてくれませんか?」

御坂妹「はい、とミサカは快く返事します」

上条「あ、ありがとう…」

これ、死ぬな…俺、一生分の運使い切ったな……

上条「はぁ~不幸だ…」

御坂妹「ミサカと過ごすのがそんなに不幸なのですかとミサカはショックをうけます…」

上条「ち、違います、違います」

だぁあああ、もうネガティブに考えるのはよそう!今日くらいは

リア充になってもいいよな!お前ら!

ミ「あはははははははは、Mogero!

上条「そ、それじゃいこうか」
テクテク

リア充への階段を上り始めたのはいいけど…

御坂妹「…」

あくまで御坂妹はお礼で付き合ってくれてるだけであって、俺に好意があると勘違いしてはダメだよな…

つまり、紳士的な態度で接しないといけないわけで…

御坂妹「どうかしましたか?また黙ってしまってますがとミサカはつまらなそうな顔をします」

上条「あっ、うっ…」

お礼とは言えども、やはり今日の目的を考えると…意識して……しまって

上条「///

御坂妹「とおもったら今度は顔が赤く…具合が悪いのではありませんか?ととミサカは手を胸に当てて」

ムニュッ

な、なんですとぉぉっぉ!?

上条「み、ミサカさん!?」(声裏返り)

御坂妹「大丈夫、ミサカは生体電気の流れから貴方の健康状態を調べますとミサカは説明します」

-
「うわ、みてみて」「ダイタ~ん♪」「街中であれかよ、見せ付けてくれるな畜生!」
上条「ミサカさん、あ、あの…ま、まわりに見られているんですが…///」アセアセ

や、やわらけぇぇえ…

御坂妹「若干心拍数が高いようですが、とくに問題はないようですね」

パッ

上条「…ホッ」

な、ナイスなイベントでしたけど、流石に街中で堂々とは上条さんにはレベルが高すぎますよ

上条「あ、あのな、御坂妹」

御坂妹「別なところに問題でも?」

上条「お、女の子がそ、そのだね…」

御坂妹「はい?」

上条「む、無闇にむ、胸とか…、あっ、胸に限らなくても身体を男にさ、触らせるのはあまりよくないとおもうんですけど…」

御坂妹「ミサカは気にしていませんが?あぁ、そういうえばそのような学習もミサカは現在うけています」

上条「だ、だから…」

御坂妹「えーっとミサカが習ったこういうときの対処方は…」

上条「つ、次から気をつけてくださいね…」ドキドキ
判ってくれればいいんですけどね…

御坂妹「…」スゥゥゥ

上条「ん?」

御坂妹「キャァァァァァァー」

上条「い!?」

「なんだ?なんだ?」「痴漢か?おい誰かジャッジメント呼べよ!」

御坂妹「こんな感じで対処すればよろしいのでしょうか?とミサカは復習をかねて実践してみました」

上条「」

ガシッ

御坂妹「?」

スタタタタタタッ

………

……



上条「はぁはぁはぁはぁはぁ…」
御坂妹「突然走り出した理由をミサカに聞かせていただけませんか?」

上条「あ、あのなぁ…」

御坂妹「ミサカはあの時、腕をつかんで走り出されたときの対処は学んでいません」

上条「そ、そうですか…」

わ、悪気があったわけじゃないんだよな…

しらなかっただけ、そうだよな…こいつら…

チラッ

御坂妹「??」

上条「と、とりあえず…走ってお腹が減ったから、どこかで何か食べようか」

御坂妹「お腹をすかせるために走ったわけですか、なるほどとミサカは納得します」

そういうわけじゃないんだけどな…

もしあの場に残っていてでもしたら…

上条「…」ゾクゾクッ

御坂妹「やはりどこか具合が…」

上条「だ、だいじょうぶだ…は、はっ、はっくしゅん」
御坂妹「やはり、どこか具合でもとミサカは心配そうに覗き込みます」

上条「大丈夫、走ったから急に身体が…汗かいて…って…はっーっくしゅん」

御坂妹「ミサカは先ほど注意されたことに逆らいます」

ぎゅっ

上条「はぃぃ?」

御坂妹「先ほど無闇に身体を触らせるものじゃないといっていましたが、この場合緊急事態ですとミサカは行動の正当性をうったえます」

御坂妹「こうお互いくっついていれば身体が温まりますとミサカは補足説明します」

上条「そ、そりゃ…温かいけどさ…///

こう無邪気なのも、彼女いない暦=年齢の上条さんにはきびしいものが

でも…腕に感触が……

ほにょ~ん

上条「///

御坂妹「それで、どこで何を食べる予定なのでしょうか?とミサカは期待で胸がいっぱいです」

上条「む、胸ェ!?」

御坂妹「はい、ミサカはとても期待しています」
上条「あぁ、そっちの胸ですか」ホッ

御坂妹「ミサカは出来ればジャンクフードではなく温かいものが食べたいのですがとちょっとハードルを高めに設定してみます」

上条「そうだな、せっかくのイブだし…って!」

しまった!土御門にたかるつもりで財布の中、殆どないんだった…

こんな時間じゃATMも時間外手数料かかるし…

どうすれば…

上条「そ、そうだ、うちで俺が手料理をご馳走するってのはどうでせうか?」アセアセ

なにいってるんだよ!俺!流石にこれじゃ御坂妹もドン引きだろうに!!!

御坂妹「手料理ですか?」

上条「は、はい…」

御坂妹「是非お願いします!とミサカは興奮気味に返事をします」

上条「は、はい…やっぱりだめですよn…って、え?いいの?」

御坂妹「そうと決まれば早くいきましょう!ミサカは興奮を抑えることができないようです」フンフンッ

なんだかしらないけど、手料理でいいみたいだな…

上条「そ、それじゃいこうか」
-上条当麻の部屋-

ガチャッ

上条「ただいま」

パチッ

御坂妹「おじゃまします」

上条「流石に部屋の中とはいえ寒いな…」

御坂妹「それではミサカが…」

ピタッ

上条「だ、大丈夫、暖房つけるから///」アセアセ

御坂妹「そうですか…とミサカは少々暖房に仕事を奪われ悲しくなります」ポツリッ

上条「ん?なんかいった?」

御坂妹「別にミサカはなにも」

上条「そっか?ならいいんだけど……そうだ先に謝っておくな」

上条「期待させちゃったようだけど、そんなに手の込んだ料理はつくれないからな」

御坂妹「別にそういうものをミサカは期待しているわけでは…」
上条「それじゃリクエストとかあるか?」

御坂妹「ただ、ちょっとミサカは家庭の味というものが味わいたいと思っただけです」

上条「うーん、家庭の味か…」

御坂妹「抽象的すぎるでしょうか?とミサカは具体的に何が食べたいと言うべきだったと後悔します」

上条「いや、まぁ…うん、日本人の家庭の味だとクリスマスらしくはないけど、やれるだけやってみますか」

そうだよな、こいつ…

上条「ちょっと一人じゃ大変そうだから御坂妹も手伝ってくれると助かるんだけど?」

御坂妹「ミサカがですか?と少々驚きます」

上条「はい、ミサカがですと上条は返します」

御坂妹「」

やべ、はずしたかな…

御坂妹「クスッ」

おっ?よっしゃ!

御坂妹「それじゃミサカは何をお手伝いすればよろしいでしょうか?」

上条「そうだな、それじゃ――――」
上条「そうそう、ジャガイモはそんな風に」

御坂妹「こうですか?とミサカは初めてのことで少々戸惑います」

上条「はじめてなら上出来じゃないかな」

御坂妹「ミサカはハンバーガーの注文の仕方から、お姉さまが横向いてるときにアイスを盗み食いするテクニックまで習得済みです」

上条「…それ今何か役に立ってるのか?」

御坂妹「いえ、別に役に立っていませんとミサカは自己の優秀性をアピールしたいだけです」

上条「ったくお前は」

御坂妹「そういえばミサカは先ほどから気になってはいたのですが、1つ質問してもよろしいですか?」

上条「ん?料理のことか?」

御坂妹「その、昼間も今日は一人きりのようなことをいっていたをミサカは記憶しているのですが」キョロキョロ

上条「あぁ、インデックスなら出かけているよ」

御坂妹「なるほど、つまり今はミサカと二人きりなのですね」

上条「そ、そうなるな…」

ぐあぁあああ!あまり意識しないようにがんばっていたのに!

上条さんはこれでも男の子なのですよ?変に意識させないでください!!
御坂妹「…」

上条「…」

この間なに…?

上条「あっはははは、大丈夫上条さんはこれでも自称紳士ですから何かしたりはしません!」

はぁ~言っててむなしくなる…

だけど今の空気耐えられないし…

上条「はぁ…」

御坂妹「―カじゃダメですか?」ボソッ

上条「えーっと?」

御坂妹「なんでもありませんとミサカはもくもくと作業を続けます」

上条「よし、次は―――」

気のせいだよな?うんきっと気のせいだ

今日はせっかく御坂妹が寂しい俺のために、ここに来てくれているんだし

楽しまないとな

上条「ちょっとそれは切りすぎだな、貸してみて」
上条「まさか、イブのこの日にこういう普通の晩飯になるなんて…」

御坂妹「完成ですとミサカはさも自分ですべて作ったかのように言います」エッヘン

上条「まぁ…」

御坂妹も満足してるみたいだし、これはこれでいいのかな?

それにしても…

チラッ

御坂妹「やはり、味噌汁は具沢山がミサカの好みですね」

くぅー!この俺の部屋で女の子のエプロン姿とか、上条さんはもう感動で涙が止まりません

御坂妹「そんなにミサカの料理に感動しないでもいいですよとミサカは調子にのってこたえます」

上条「あっ、いやその…っていうかほとんど俺がつくったもんだろ!!!」

御坂妹「そのまま突込みがなければ、ミサカの手柄にしようとおもったのですが」

上条「まぁ、電子レンジが調子悪いなかお前がこれを暖めてくれたから早くおわったんだけど…」

御坂妹「そうでしょう?ミサカはとても家庭的でできる女なのですとミサカは踏ん反りかえってみます」

上条「…あっはは………」

御坂妹「そろそろ食べませんか?ミサカは冷める前に食べたいのですが」
御坂妹「…」モグモグ

上条「そういや、冷蔵庫に…」

御坂妹「?」

上条「ケーキを買っておいたの忘れてたわ」

御坂妹「ほほぅ、ケーキですかとミサカは思いがけないすいーつの登場に喜びを隠せません」

上条「ケーキっつってもショートケーキ一人分しかないんだけどなって御坂妹って甘い物好きなのか?」

御坂妹「べ、別に好きというわけではありませんが、とミサカは少々しどろもどろに答えます」

わかりやすいな、こいつ…

まぁ、言動は変わってるけど女の子だし甘いものが好きなのは当然って言えば当然だよな

上条「よかったら喰うか?」

御坂妹「え?いいのでしょうか、一人分しかないと先ほど…とミサカは先ほど聞いたはずですが」

上条「ん~、まぁ俺それほど好きってわけじゃなくて、今日だから一応食べておこうかな程度だから」

御坂妹「でしたら、尚の事食べた方が」

上条「それなら…よし!はんぶんこしようか」

御坂妹「はんぶんこ?あぁ、半分ずつ食べるといことですね、ミサカは聞きなれない言葉も自慢の応用力で理解します」
上条「そ、そーかそれはすごいな…」

御坂妹「別にほめたければほめてもいいのですよ?とミサカは鼻高々に言います」

上条「ったく」

………

……



上条「このくらいか?」

御坂妹「いえ、後5グラムほどミサカの方が少ないと思います」

上条「細かいな…」

御坂妹「半分と言われた以上、その指示を忠実に実行するのがミサカのポリシーです」

上条「それじゃこのくらい?」

御坂妹「右手と左手で重さを計測…完了、確かに均等に分けられました、が」チラッ

上条「ん?あっイチゴか…」

御坂妹「それも包丁を使い均等に…」

上条「よけておいたイチゴは…」ヒョイッ
御坂妹「それではミサカの方が多くなってしまいますとミサカはイチゴも均等に分けるべきだと思います」

上条「んなの気にしないでいいんだよ、こういう時は女の子が取ればいいんだよ」

御坂妹「女の子…」

上条「そうじゃなくてもインデックスだったら迷わず…」

上条(裏声)「とーまぁ?そのイチゴは私にあげてもいいとおもうんだよ?」

上条(裏声)「いつも心も身体も服装も純白な私にこそ、そのショートケーキのてっぺんのイチゴはふさわしいと思うんだけど」

上条「まぁ、こんな感じで無茶苦茶な事を言いながら結局イチゴでは飽き足らず、俺の分のケーキそのものを奪っていくけどな」

御坂妹「女の子はこういう時そういう行動をとるものなのですか、とミサカ少々自分の勉強不足だった事を反省します」

上条「いや、今のは悪い例で…」

御坂妹「ふむふむ、ミサカはもう少し女の子について勉強する必要がありそうです」

上条「あの~ミサカさ~ん聞いていますか~?もしも~し?」

………

……



上条「これ結構いけるな」
御坂妹「このクリームは素材本来の良さを引き出す為に―――」

御坂妹「そう、この甘さは―――を使い――――」

上条「な、なんだなんだ?」

なんかスイッチ入った?え?

中略―

御坂妹「このパティシエに見えないながらもグッジョブですとミサカは惜しみない賞賛を送ります」

上条「…」ポカーン

御坂妹「どうかしましたか?とミサカは不思議そうに上条当麻の顔をのぞき込みます」

上条「…」ポカーン

御坂妹「…?あっ頬にクリームが……この傑作ひとかけらたりとも無駄にすることは悪だとミサカは考えます」

御坂妹「ですので」

ペロッ

上条「!?」

御坂妹「ミサカ、頬についたクリームも美味しく頂く事にします」

上条「な、なにを…!?」
御坂妹「何の事ですか?とミサカはあやふやな質問に質問で返します」

上条「今、ぺろっと…あれ…えええ?///

御坂妹「あぁ、頬の事ですね?それでしたらミサカはもったいないので舐め取らせていただきましたが」

上条「な、舐め!?」

御坂妹「貴方の分なのはわかっていましたが、気がついていない様子でしたので、ミサカはただ御馳走様と簡潔に述べます」

落ち着け、落ち着くんだ上条当麻…

御坂妹は判っていないだけなんだ、そう…今のがどういう行為かを……

ど、どういう行為か………頬を舌が……

き、きききききき…キス…じゃないぞ、ただクリームを食べようとしただけで……

上条「///」ボンッ

御坂妹「また、顔が赤く…」

上条「///

御坂妹「やはりここはもう一度ミサカが…」

上条「だ、だだだだ大丈夫、大丈夫です、はい」

御坂妹「今度は言語が?とミサカは心配そうに貴方を見つめます」
上条「あの…ミサカさ…ん?///」アセアセ

御坂妹「…」ジィー

上条「…」ゴクリッ

携帯「♪~、♪~」

上条「で、電話だな…」アセアセ

た、助かったぁ~

pi

上条「もしもし」

携帯「かみやん、聞いてや!」

上条「ん、なにがだよ、いきなり」

携帯「今も共に寂しい思いしているかみやんなら僕の気持ちわかってくれるとおもってんやけど」

上条「余計なお世話だ」

携帯「僕とかみやんの仲やないのぉ~」

上条「わかったわかった、で用件は何だよ」

携帯「かみやん、なんか冷たいなぁ~、僕しょんぼりやわ」

うぜぇ……
上条「だから、用件はなんだってきいているんだよ!」

携帯「そやったな、さっきほらかみやんと二人でいたとき可愛い子おったやろ?」

上条「あぁ、それで」

携帯「そんで、その子に声かけたんやけど…」

上条「どうせ振られたんだろ?」

携帯「いや、振られてへんけど?」

上条「」ブチッ

御坂妹「?」

携帯「あれ、かみやんなんか切れた音がしたんやけど?」

上条「き、切れてないよ…」プルプル

自慢話されたらそりゃ切れるだろうがぁあああああああ

携帯「そんでな、今からおけきてるんやけど…ほらこういう時って男がださないとあかんとおもうやろ?」

上条「はい、はい、そうですね」

めんどくせぇ……

上条「自慢話はまだ続きますか~?そろそろ終わってくれると上条さんは嬉しいんですけどねぇ~」
携帯「まってや、話はここからだから!」

上条「わたくしにはもう話すことはございませんが」

携帯「だからな、その…か、金をかしてくれんかなぁ~って、な?」

上条「…ほかをあたれ、じゃ~な」

携帯「ちょ、ちょってまって、かm」

プチッ

あの野郎、自分だけいい思いしていて、しかもその対価を俺からかりようだとぉぉぉ?

こっちは一人でさびしいおもいを…って

御坂妹「何か緊急事態ですか?とミサカは電話の内容が気になります」

一人じゃなかった……御坂妹と一緒だった……

っていってもコイツは感謝の気持ちから今日つきあってくれてるだけなんだしなぁ…

上条「はぁ~」

御坂妹「ミサカには話せないことでしょうか?とミサカは少々残念そうにいいます」

上条「あっ…いや、そういんじゃなくて…」

御坂妹「?」
上条「ほら、外で会ったとき…髪の青いヤツいたろ?」

御坂妹「そういえばいたかもしれませんとミサカは興味がないのであまり覚えていません」

上条「そ、そう…」

まぁ、こういうヤツだよな……

御坂妹「その髪の青いヤツという人がどうかしましたか?」

髪の青いヤツというひと……

上条「まぁいいや、それでそいつがさ金が足りないから貸してくれないかとかいってきたから」

御坂妹「金の無心ですか…それは貴方にはどうにも出来そうにありませんねとミサカは財政事情を把握したような口ぶりでいいます」

上条「……」

おいおい、俺が貧乏ってこいつらまで知ってくるらいメジャーなことなのかよ!!

上条「はぁ~」

不幸だ……

御坂妹「ため息をつくほど逼迫した財政事情なのですかとミサカは少々軽々しくいったことを反省します」

次は年下に同情されてしまいましたよ…

上条「そ、そうなんだけど…ってそういうことじゃなくて!」
上条「その金が足りない理由が、ナンパしてかっこつけて金が足りないと来たから流石の上条さんも堪忍袋の緒がブチッとですね」クドクド

御坂妹「ナンパ、暴風雨なので船が座礁すること」

上条「そのナンパじゃなくて…」

御坂妹「異性を声をかけて誘うこと」

上条「それそれ!」

御坂妹「なるほど、ではミサカは今日ナンパされてここにきたということになりますね」シレッ

上条「!?」

御坂妹「そうですね、異性を誘うのに借りたお金というのは少々男性としてはなさけないことだとミサカが学習した記憶にあります」

上条「で、ですよねぇ」

ど、どんな学習してるんだよ!おい学園都市!!!

御坂妹「でも、ミサカお金に釣られたわけでもありませんし、この場合は上条当麻は適切なナンパであるとミサカは判断します」

上条「ど、どぉーも…」ペコペコ

適切なナンパってなんだ?っていうか俺がしたことナンパにあたるのか?

上条「ちょ、ちょっとまて今日は確かに俺が御坂妹に声をかけたけど、そ、そういうつもりではなくてだな…」アセアセ

御坂妹「?」
そんな無垢な顔でこっちをみないでください

嘘です嘘です、少し期待しました!ごめんなさいorz

上条「な、なんていうか…」ヨロッ

ガシャンッ

上条「あっ…」

ベチョッ

御坂妹「あっ」

上条「ご、ごめん!すぐ拭くものとってくるから」

………

……



ゴシゴシッ

御坂妹「…」

ゴシゴシッ

お、落ちないな…
ゴシゴシッ

上条「あ、あれ…」アセアセ

御坂妹「こうなったら洗濯でもしないと落ちないとミサカは告げます」

上条「そ、そうだよな…」

はぁ~これでクリーニング代○○○○円さようなら~

上条「…ちょっとまってな、クリーニング代とってくるか…ら……」

御坂妹「? そこにあるのは洗濯機ではないのでしょうか?とミサカは指を指してます」

上条「せ、洗濯機ですけど?」

御坂妹「でしたらそこで洗えば済むのではとミサカは完結にこたえます」

上条「そ、そりゃそうだけどさ、そんな上等な生地の制服なんて洗濯機で洗ったことがないし…」

御坂妹「それでしたら…」

ピピピッ

御坂妹「あとは液体洗剤と柔軟材……ありますね、あと洗濯ネットがあれば大丈夫です」

上条「洗濯ネットならそこに干してあるけど…」

御坂妹「でしたら、クリーニングに出さずにここで洗えばいいとミサカは思います」
上条「でも、着替えとか…」

御坂妹「着替え?ああ、そうでした外では裸または下着姿になってはいけないのですねと、ミサカは思い出します」

上条「は、裸!?」

御坂妹「それでしたら、そのシャツを貸してはいただけませんか?とシャツを指差します」

上条「俺のシャツ?」

御坂妹「サイズはミサカよりも大きいですし十分だとミサカは判断します」

上条「お、俺のシャツを御坂妹が着る??」

女の子が素肌に俺のワイシャツ…だ……と…

さ、最高だ…で、でも上条さんそんな事されたら理性が…

上条「いやでも、そんな幻想はこの右手でぶち壊せば…」ブツブツ

御坂妹「とりあえず着替えますのでシャツを貸してください、そしてここから出ていただけると幸いですとミサカは伝えます」

上条「え、あ?」

御坂妹「お借りします、では」

バタンッ

上条「」
-晩御飯の後片付け中-

ガチャガチャ

上条「…」

ゴシゴシ

おかしな流れになってないか…?

キュッキュッキュ

はじめから整理してみるぞ、彼女なしx3で暇をもてあまして街にでた

そこでビリビリ達と会う、ここまでは普段どおり?だ

土御門とビリビリが自分の用事で帰る、そして暴走した青髪がナンパに出かける

取り残された俺が呟いた言葉に反応して御坂妹が今日付き合ってくれた、いやくれている

まぁここまでは至って普通のことなんだけど…

なんで、なんで……

御坂妹「ついでにシャワーをお借りしましたミサカはさっぱりした顔でいいます」ホカホカ

何でこんなイベントがおきちゃってるんでしょうかぁ!?

御坂妹「制服はどこに干せばいいでしょうか?とミサカは尋ねます」
上条「しかも…」チラッ

御坂妹「どこに干せばいいのでしょうか?とミサカは再度尋ねます」

な、なんでスカートまで脱いでるんですかい!?

御坂妹「ん?ミサカの足が気になりますか」

上条「べ、べべべべべべべつに、そんなめっそうもない」ブルブル

上条当麻落ち着け、アレは母さんの足、母さんの生足、そうだそう考えれば…

チラッ

御坂妹「そんなに見たいのでしたら、正面からじっと見ればいいのにとミサカは呟きます」

上条「///」ボンッ

御坂妹「それでどこに干せばいいのでしょうか?とミサカは三度目の正直で聞きます」

上条「///

御坂妹「もうミサカの判断で干させていただきますね…」

スタスタスタッ

上条「はぁ~///

調子がが狂う………
御坂妹「勝手に干させてもらいましたとミサカは事後報告をします」

上条「そ、そっか…それにしても制服が乾くまでその格好って寒くないのか///

御坂妹「ミサカはまだシャワーを浴びて間もないので体温はむしろ高いといえます」

上条「そ、そうか…ってそうじゃなくて!!///

御坂妹「それに貴方も顔が赤くなっていますしもしかしたらこの部屋の温度が高いのでは?とミサカは暖房の効きすぎを疑います」

上条「いやぁ~そういえばなんだか暑いな」パタパタッ

御坂妹「ここは家主様もシャワーを浴びてさっぱりしたらどうでしょうか、ミサカは提案します」

上条「そ、そうだな、それじゃお言葉に甘えて…」

テクテクテク

上条「ってコラ…」

御坂妹「どうかしましたか?とミサカは不思議そうな顔をします」キョトン

上条「そうじゃなくて…だから……」

御坂妹「ヘクチッ」

上条「あっ、ホラ寒いんじゃないか?その格好」

御坂妹「そろそろ火照りもおさまってきて寒さを感じるようになってきましたとミサカは鼻をすすります」ズズズ
上条「ったく、着るものなんでもいいか?」

ゴソゴソ

上条「ん?」クルッ

御坂妹「うんしょ…とミサカは声をだし布団にもぐります…」

上条「なにやってんの…」

御坂妹「目の前にベッドがあったのでミサカはそこで暖をとることにしました」

上条「…」

御坂妹「ミサカは布団の温かさに感動を覚えます」

上条「…さいですか」

御坂妹「そのせいかミサカは少々眠気が……」

カクッ

上条「おいおい、そこで寝るなよ…って」

御坂妹「すぅ~すぅ~」

上条「……しゃぁないな」

バサッ
上条「首までしっかり布団被っとけって」

男の家だってのに、無防備な姿しちゃってくれて…

おかげで上条さんの息子が絶賛覚醒中でございますよ……トホホ…

上条「変な気分になる前に、シャワーで頭冷してくるか…」

スタスタスタッ、バタンッ

………

……



上条「ふぅ~、さっぱりした」

さて、御坂妹には悪いけど起きてもらわないとな

上条「おーい、起きてくれないか?おーい」

御坂妹「うーん…」

上条「おーい、御坂妹起きろー」

御坂妹「ん~、あ、おはようございますとミサカは挨拶します」

上条「おはようじゃねーよ、ったく」
御坂妹「そうでした、こんばんはでしたねとミサカは慌てて言い直します」

上条「そうじゃなくて、お前、帰らないと不味いだろ、どうする?服」

御坂妹「帰る?」

上条「ここに泊まっていくわけにもいかないだろ?お前だって帰る必要があるんだし」

上条「とりあえず、俺のズボンとシャツとコートでいいか?」

上条「服は乾いたらあとで御坂にでも渡しておけばいいだろ?」

御坂妹「あの、ちょっと聞きたい事がありますとミサカじゃ尋ねます」

上条「この際、男物で我慢してくれよな」

御坂妹「そうではなくて!とミサカはちょっと強い口調で言い直します」

上条「な、なんだよ…」

御坂妹「ミサカは、『今夜』一緒に過ごしましょうか?と言ったつもりですが…と再度確認をします」

上条「えーっと確かにそんなこといったっけ、ありがとな、今夜は楽しかったよ」

御坂妹「楽しかったのでしたら、ミサカも良かったと思えるのですが」

上条「ってことで」

御坂妹「まだ夜です、ですので『今夜』は終わっていないとミサカは判断します」
上条「…え、えっと……」

御坂妹「ミサカはまだ帰るつもりはなく、いえむしろ今夜帰るつもりはありません」

上条「それ、本気でいってます?」

御坂妹「ミサカは常に本気です」

上条「あの、それどういうことか判ってる?」

判ってないよな、男の家にあがる、いや今日この日に男の家に泊まるということがどういうことかも

御坂妹「どういうことかと言うのが何を指しているのかは判りませんが、ミサカは……」

やっぱり判ってないよな、びっくりさせやがって…

上条「もう俺へのお礼ってヤツは十分だとおもうよ、俺は満足してる」

御坂妹「ですからミサカは…」

上条「わ、判った、服が乾くまではここにいていいから、な?」

御坂妹「やはり、ミサカは……普通の…じゃないから…」

上条「え?」

今、なんて…

御坂妹「…ミサカじゃダメですか?」
御坂妹「ミサカは人から産まれてはいないから…作り物の身体に借り物の心だから…」

上条「おい、お前何をいってるんだ…?」

御坂妹「そんなミサカが人間らしく振舞っても、やはり…」

上条「まだそんなことをおもってるのかよ!」

御坂妹「…」

上条「人から産まれてないだ?作り物?借り物?ふざけるな!」

御坂妹「でも…」

上条「お前はお前、ただ一人なんだよ!こんな当たり前の事二度も言わせるなよ!」

上条「そんなくだらない、あぁ、すげぇくだらない事でうじうじ悩んでるなんてどうかしてるぜ」

上条「俺はお前を俺と同じ人間としかおもっちゃいねぇ」

上条「俺がそんな理由でお前を拒絶して帰れといってるとでも思ってるのか?」

上条「その逆だよ、俺はな……」

上条「お前が……と思ったから……心配になって……」

上条「……」

上条「あぁ、もぉぉぉ!!///
御坂妹「それはつまり……」

上条「だから上条さんも男の子なの!それもとっても健康な」

御坂妹「はい、確かにミサカが調べた限りは異常はありませんでしたが…」

上条「そうじゃなくて……」

こういうことには疎いんだよな、この子は…

上条「だから、男として、雄としてこういう風にこんなときにそんな格好で同じ屋根の下でいられたら…」

インデックスの時だって耐えるのつらかったのに…

上条「上条さんだって暴走ちゃう可能性が…」ボソボソッ

上条「お、男に家に泊まるってのはそういうことなんだよ、判る?」

御坂妹「つまり…貴方はミサカの事を、一人の女性としてちゃんと見てくれているとミサカは判断してもいいのですか?」

上条「そ、それは…///

御坂妹「…」ジィー

上条「そうだよ!そう!そんなに見つめんなよ照れるだろう///

御坂妹「ミサカはその言葉を聴けてとても嬉しいです」

上条「…い、言いたくなかったのに」
上条「判ったら、今日は帰れよ…///

御坂妹「イヤですとミサカは拒否します」

上条「オマエなぁ…」

御坂妹「先ほどの言葉を聞いてしまったら、尚更今日はここに…ミサカは泊まりたいです」

上条「…それって、おい……?」

御坂妹「誘っているんですよ、ミサカは」

上条「…だからさ、もうちょっと自分を大切にしてだな」

御坂妹「ミサカがこんな気持ちになるのは貴方しかいませんから…」ジィー

上条「…うっ」タジタジ

御坂妹「それにお約束どおり、まだ今夜は終わっていませんよ?とミサカはトドメを刺します」

上条「トドメって…」

御坂妹「ミサカの身体では物足りないかもしれませんが…」

上条「生意気いうな」

クシャクシャ

御坂妹「何故ミサカの頭をぐしゃぐしゃに…」
上条「そ、そういうのを気にするのはもうちょっと大人になってからなんだよ…」

くぅ~、素直になれないこの俺の心

まぁこれでいいよな、なし崩しで手なんか出した日には……

御坂妹「はぁ~、やはりミサカは子供扱いですか、とミサカは残念そうにため息を吐きます」

上条「そうそう、まだインデックスと大差のない、お、お子様ってヤツだ」

御坂妹「でも先ほどはミサカを意識してくれているような口ぶりでしたがとミサカは間髪いれず突っ込みをいれます」

上条「…っ」

御坂妹「ミサカが子供だというのでしたら、このまま…」

ぎゅっ

上条「お、おい?」

御坂妹「今夜は一緒にここで寝てくださいそのほうがミサカの身体も温まります…とミサカは少々我侭をいいます」

上条「だ、だからそれは…」アセアセ

御坂妹「ミサカは子供なのでしょう?」ニヤッ

上条「…」

上条「わ、わかりました…」シブシブ
-布団の中で-

上条「俺は取りあえずこっちの端で寝るから」

御坂妹「ではミサカはその隣で…とこっそり」

グイッ

上条「はいはい、そんなにくっつくと上条さん落ちちゃいますのでもう少し向こう行ってくださいね」

く、くっつかれたりでもしたら…上条さんの理性がもちません

女の子と一緒の布団でねるだけでも、こんなにドキドキしてるのに…

御坂妹「わかりましたとミサカはふてくされた声で距離をとります」

………

……



上条「…」

眠れん、そりゃ上条さんがこの状況で眠れるほど経験値も高くないし、度胸もないのはわかっていることでしたが

チラッ

御坂妹「…」
寝たかな?

この状況で眠れる御坂妹はたいした度胸の持ち主だと俺は思う

上条「寝たか?」

御坂妹「…」

返事はない

寝たみたいだな、後は俺が眠るだけだが…

ゴロンッ

久しぶりにベッドで寝るのでなんだか落ち着かない…

いや、甘いいい匂いがするから落ち着かない…

非日常なことが起きてるから落ち着かない…

とにかく落ち着かない…

ダメだ考えてるとますます眠れなくなる

ここは無心で…

ピトッ

上条「うぇ?」
上条「起きてるのか?」

御坂妹「…」

上条「な、なんだ寝返りか…」

驚かせやがって、心臓が飛び出るかと思ったぞ

上条「ふぅ~」

御坂妹「…起きてますとミサカは小声で返事をします」

上条「えっ、あ?起きてるのか…」

上条「もう遅いから、早く寝ろよ」

御坂妹「……」

上条「…」

御坂妹「このままミサカの話を聞いてもらえますか?」

上条「このまま?いいけど…」

御坂妹「……」

上条「……」

あれ?話、しないのかな?また寝ちゃったのか?それとも
御坂妹「ミサカは……まだ好きという感情がどういうものか理解できません」

上条「…あぁ」

御坂妹「だから、今この感覚が好きという気持ちから来るものなのかどうかもミサカには判りかねます」

上条「…」

御坂妹「そのことを前提で聞いていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」

上条「いいよ」

御坂妹「…ありがとうございますとミサカはお礼を言います」

御坂妹「ミサカは、あの実験の夜から貴方のことが頭から離れません」

御坂妹「ミサカは、お姉さまと貴方が楽しそうに話している姿を見るとなんともいえない感覚になります」

御坂妹「ミサカは、―――

………

……



御坂妹「こんな感じなのですがとミサカは一通り話が終わったことを告げます」

上条「え、えーっと…」
マジデスカ?

これって、この子…この上条さんに…

御坂妹「付け加えると、今こうやって背中を抱きしめているだけでミサカはとても温かい感じがします」

上条「ふ、二人でくっついて寝ると、あ、ああ、暖かいしな」

御坂妹「そういう物理的なものではなく、脳内の電気的なものであるとミサカは補足説明します」

上条「そ、そうですか…」

上条さん春きた?こんなに一途に思われてるなんて

いや、まだ知らないだけっていうのも…

刷り込みみたいなもので…

チラッ

御坂妹「あの、こちらを見ないでもらえると…ミサカはありがたいのですが…そうでないと、ミサカは上手く会話ができな・・・///

上条「わ、悪かった」

顔真っ赤…?えーっと……夢だなこりゃ…

御坂妹「これが好きという気持ち、感情なのでしょうか?とミサカは今までの話からの答えを求めます」

上条「俺はそういう学者でもないし…」アセアセ
御坂妹「そういうことではなくて…とミサカは……」

上条「じ、じゃあどういう…」ドキドキ

御坂妹「ミサカは上条当麻を好きということなのでしょうか…ただそれだけを…聞きたいのですが…とミサカは……」

上条「え、えーとき、気持ちに関しては他人のことはわからないのが、ふ、普通だとおもうぞ」

御坂妹「それではこの感覚は…」

上条「あっ、別に否定するわけじゃないぞ、ただ確証がもてないってだけで」

クルッ

御坂妹「…あっ」

上条「あっ…わ、わりぃ、顔は見ないで欲しいんだったな…」

御坂妹「い、いえ…ミサカは…」

上条「そ、それじゃ話も終わったなら俺は…」

御坂妹「…ダメ」

ギュッ

上条「み、ミサカさん!?」

御坂妹「もう少しこのまま…このまま…いてくださいとミサカは希望します…」
この体勢って、布団の中で抱き合ってるような感じに…

御坂妹「…」ぎゅっ

上条「さ、流石にこの体勢はまずいって」

御坂妹「…」ジッ

上条「な、なんでせうか」

ちゅっ

上条「!?」

はいぃぃぃ?

御坂妹「あ、あの…」

今ちゅってした?唇にちゅって!?

御坂妹「ごめんなさい、とミサカは謝ります…そして弁解させてくださいとミサカは懇願します」

上条「えっといま…あれ?」

御坂妹「今、抱きついた後…顔をみたら…その、とても今のようにしたくなって、身体が勝手に操られたようにとミサカは意識していなかったと…」

上条「えっ、あっ、えっ?」

御坂妹「本当にミサカは吸い寄せられるように…」
上条「はぁ~もう、俺の負けだよ」

ぎゅっ

御坂妹「!?」

上条「そう身体が動いたなら俺の事、その…す、好きって思ってくれてる証拠だとおもうぞ」

御坂妹「これ好き」

上条「自分でいうとすごくむず痒いんだが…///

御坂妹「ミサカもぞわぞわとしてきました///

上条「でもさ、あんまりこういうことされると上条さん、もう限界なんですよ…」

御坂妹「ミサカのおなかに何か…あたって…」

上条「上条さんもさっきもいったけど男の子なんで…」

御坂妹「ミサカが貴方を好きで、貴方がミサカのことを女性としてみてくれている…」

上条「恥ずかしながらバリバリそういう意識させてもらってます///

御坂妹「ミサカは知識でしか、その手のことはわかりませんが…」

上条「だ・か・ら!そういうのはナシ!」

御坂妹「ですから先ほど伝えたようにミサカは誘っているのです」
御坂妹「それも先ほどとは違ってあやふやな気持ちではなく」

御坂妹「はっきりミサカの気持ちが好きとう事がわかった後ですので、尚更ミサカは…」

上条「だから、好きにも色々あってそういう風に気持ちが高ぶったときの勢いみたいなものもあるんだから」

御坂妹「でも、この気持ちは確かにミサカに…」

上条「はい、だからストップ!そこまで!」

御坂妹「…」

上条「年上の上条さんからのアドバイスです、よく聞いて下さい」

上条「上条さんもたまにそういう風に思い込んじゃうことがあります」

いや、本当はそんなことないけどさ

上条「でもそれは一晩たつとすーっと抜けて行っちゃうことが多いんです」

こういっとかないと…

上条「まぁ、もしも…もしもだ、明日になって…いや暫くして今の気持ちが変わらなかったらそのときは」

上条「一時の感情の高まりではなく、本当に…勢いじゃないってこと…じゃないかなと上条さんは」

都合のいいように

上条「思うんだけどさ…どうだ?」
御坂妹「ミサカが気持ちが変わらなかったら…?」

上条「本物ってことで…」

御坂妹「もし、もしも…ミサカの気持ちが変わらず上条当麻の事を好きでいたらそのときは…」

上条「今日のことで上条さんも、結構くるものがあったし」

つーか、三回くらい押し倒しちゃおうかなとおもったくらいだよ

上条さんの甲斐性なし…

上条「気持ちが変わらないでいてくれたら、感動して御坂妹に惚れちゃうかもしれないな」

御坂妹「ミサカに惚れる…」

上条「お前の気持ちが変わらないでいてくれたらだけどな」

御坂妹「今の言葉忘れないでくださいね、とミサカは念をおします」

上条「お、おぅ…」

御坂妹「わかりました、ミサカは素直に今日はあきらめます」

上条「そ、そっか」

助かったぁ、このエレクトした上条ジュニアが暴走しないですんだ…ぞ…

御坂妹「でも、せめて今日はこのまま…でミサカは…」
ぎゅっ

上条「あ、あのミサカさん、私の話は聞いてくれていましたか?」アセアセ

御坂妹「ミサカはしっかり聞いています」

上条「だから上条さんの限界が…」

御坂妹「それでも今日はこのまま寝てくださいとミサカは意地悪なお願いをしちゃったりします」ニコッ

ちょwwwwwwまwwwwwwwwむwwwwwwりwwwwwwwwwwだwwwwwwwwよwwwwwwwwww

御坂妹「こう、抱きしめて寝ていると落ち着くとミサカは気持ちよさそうに…」

御坂妹「くぅ~、くぅ~」

な、なんでこの状況で眠れるわけ!?

やめて!上条さんの理性はもうHP0よ!

………

……



チュンチュン

上条「…ね、眠れなかった」ギンギン
しかも…

御坂妹「すぅ~、すぅ~」ズシッ

上条「人の腕で気持ちよさそうに寝てくれちゃって…」

ベッドから抜け出そうにも…

御坂妹「すぅ~、すぅ~」ガシッ

上条「しっかり人のシャツをつかんで離さないし」

朝なのもあって上条さんのあれは…

チラッ

上条「///

気が疲れないように、腰を引いているせいか腰も痛くなってきたぞ…

上条「早くおきてくれないかな…」

上条「でも、まぁ…」

チラッ

これだ可愛い寝顔を間近で見ることができて、幸せ…なのかもしれないな

イカンイカン、そんな邪なことを考えちゃいけないだろ!こいつはまだ…
まだ子供と大差ないんだから…

御坂妹「…ん」ピクッ

上条「ふぅ~やっと枕から解放されるかな…」

御坂妹「・ ・ ・」

上条「おはよう」

御坂妹「…おはようございます、ミサカは今の状態を一生懸命確認しています」

上条「…ん?」

御坂妹「ああ、ミサカは昨日は泊めていただいたのですね」

上条「思い出したか?」

御坂妹「はい、そしてミサカは…」ポッ

上条「な、何で顔を赤らめていますか…?」

御坂妹「おはようございますの…」

ちゅっ

御坂妹「キスです」

上条「」
御坂妹「キスは何度しても、身体が…その……なんですねとミサカは……///

上条「(゚д゚)」ポカーン

御坂妹「あっ…もしかして迷惑でしたかとミサカは自分のしたことを後悔します…」

上条「…はっ!」

やべぇ、逝ってた

寝不足、添い寝、腕枕、朝のエレクト、不意をついたキス

上条さんにはどれも初めてで…

キスは昨夜がはじめてだったけど…

御坂妹「…」ショボーン

上条「いあ、迷惑ってことは…」

御坂妹「でも、なんだか…」

上条「び、びっくりしただけだから」

上条「というか、昨日ちゃんと説明しただろ?い、勢いでこういうことしちゃダメだって」

御坂妹「ごめんなさい…」

こういうの苦手なんだよなぁ…
ぐぅ~

あっ

御坂妹「くすっ」

上条「め、飯にすっか///

御坂妹「そうですね、ミサカもお手伝いします」

上条「それじゃ…お願いしようかな」

上条「あ、あのミサカさん、早く服をきてもらえないでしょうか…」

御坂妹「?」

上条「そ、その言い難いんですが…」

ぱ、パンツが…

上条「見えちゃってるんですけど///

御坂妹「…これはミサカのサービスです」

上条「………ご馳走様でした///

本当にご馳走様でした…

それにしても、自分の腹の虫に感謝する日が来るとは、思ってもいませんでしたよ

インデックスじゃあるまいし…
そういえばインデックスが帰ってくるのって……

ガチャッ

-
「ただいま、とうまー」

上条「」

御坂妹「おかえりなさいとミサカは玄関まで迎えにいきます」トテテテ

上条「ちょっと!!」

ちょwwwwwwっとまってwwwwwwwwwwwwwwミサカさwwwwwwwwwwんwwwwwwwwwwww

そのwwwwwwww格好wwwwwwwwwwでwwwwww行かないでwwwwwwwwwwwwww

-
「あれくーるびゅーてぃの声が聞こえるんだよ?」

上条当麻

今が頭を使わないでいつ使う?

このままではインデックスに殺されてしまうだけ

そうそんな現実をぶっ壊すいいわけってヤツを!!

御坂妹「おかえりなさいとミサカはなれない言葉を使います」

禁書「なんでここに居るのかな?それにこの格好…一人?」
御坂妹「一人ではありませんとミサカは後ろを振り返ります」

禁書「一人じゃないって…とーま?いるんでしょどういうことかな!!」

考えろ、考えるんだ

御坂妹「ベッドに居ると思いますが…」

禁書「ベッド?それって…え?まさか…」

ミサカさん、地雷原を素足で歩かないでください…

トテトテトテ

禁書「とうま?どういうことかな、説明して欲しいかも!!」

………

……



-
反省中-

上条「…」

もちろん言い訳なんか浮かぶはずもなく…

禁書「とうまがそういう人だったなんて見損なったんだよ」ガミガミ
とりあえず御坂妹には余計なことを言わず

話をあわせてくれとはいっておいたのだが…

禁書「しかもなに?くーるびゅーてぃのあの格好は!」

上条「その、昨日ケーキのクリームがついちゃって…」

御坂妹「…」コクコク

禁書「だからって脱がすの?拭いてあげればいいとおもうんだよ!」

上条「そういったんだが…その…」チラッ

御坂妹「…」コクコク

禁書「とうま?なんでくーるびゅーてぃの方いるかなぁ?」

上条「だから、御坂妹が洗濯した方が早いって…」

禁書「そうやって責任を押し付けるんだ?」ジトォー

上条「…」

禁書「まぁそこまでは信じてあげるんだよ…」

上条「…ホッ」

禁書「でも!」

上条「!?」ビクッ
禁書「な、なんで…」プルプル

ビシッ(指差し)

禁書「し、シャツ一枚しかきてないのかな!!!」

上条「それは御坂妹が…ふ、服をかすっていってもきてくれなくて…」

禁書「とーま!!!」

上条「…ごめんなさい」

禁書「ごめんね?とうまに変なことされなかった?大丈夫かな」

御坂妹「あの…」チラッ

上条「!?」ブルブルブル

ダメダメ!いっちゃだめ!!!

禁書「とうまは変な合図送ったりしないで!」ギロッ

上条「はい…」

禁書「変なこととかされちゃったりし立てたら私にいってほしいんだよ?とうまにはあとでしっかりお仕置きしておくから」

上条「ひぃぃぃい!?」

御坂妹「別に変な事はされていませんがとミサカは正直に答えます」
禁書「そうなんだ、ちょっと安心したんだよ」

上条「…ホッ」

禁書「でもね、私は聞き漏らしていないんだよ?」

い、今変なこといったか?おかしなことはいっていないとおもうんだけど…

禁書「今、変なことはの「は」が妙に強調されていたんだよ!」

上条「…え?」

御坂妹「///

禁書「とうま、そのあたり詳しく聞かせてくれると…」

上条「…!!」

禁書「嬉しいかも♪」ギロッ

上条「まて、インデックス…俺は…俺は…無実だぁああああああ」

ガブッ

ギャー、ヤメテ-

ガブッ

ギャー、オチツイテハナシヲ、ギャー
俺は地獄をみた

そう、あれは絶対この世のモノではない苦しみだった…

アレに誰が耐えられるというんだ…

そう例え――だって…

禁書「とうまなんか嫌い!嫌い!」プンプンッ

上条「だ、だからやましい気持ちは、これっぽちもだな!」

禁書「……天にまします我らの神に誓える?」

上条「…うっ」

禁書「…と・う・まぁぁああああ!!」

………

……



上条「…」ピクピクッ

禁書「とうまもとうまなんだよ?ちゃんとはじめから説明してくれれば、私だってここまでするほど鬼じゃないんだし…」

御坂妹「…;」チラッ
上条「…」ピクピク

御坂妹「大丈夫ですか?とミサカは本気で心配そうに声をかけます」ヒソヒソ

上条「だ、大丈夫とはいえないけど…一応生きてるかな……」

御坂妹「ミサカが昨日素直に帰っていれば今頃こんなことには……でも…」

上条「でも?」

御坂妹「でも、昨日の出来事があったおかげでミサカの心のモヤモヤが取れて…今は…」

御坂妹「ミサカは今とても気分が良いです」

上条「そ…そう?」

御坂妹「はい」

上条「…ッ」

可愛い……

ってなに私はこんな状況でみとれちゃってるんですか!!

御坂妹「それに……キスの事はミサカと二人だけの秘密なのでミサカは誰にもいいませんから」

上条「あは、あはははは…///

それ言われてたら…間違いなく殺されていたな…今頃……
禁書「とうまのせいでお腹すいた~」

上条「」

禁書「何かお腹いっぱい食べさせてくれると嬉しいな」ニコッ

上条「生米でもかじってろ」

禁書「お腹すいた、お腹すいた、お腹すいたぁああああああああ!!!」ジタバタ

………

……



-1
ヶ月後-

御坂妹「…」タタタタタッ

御坂妹「ミサカの気持ちは1ヶ月前と変わらなかった…」

御坂妹「いえ、ミサカの気持ちは1ヶ月前よりもっと…」

御坂妹「もっとあの人の事が…好きに……もうこれは――のはずですとミサカは確信します」

御坂妹「ここから先に進むにはミサカはあの人に確認しなくてはいけないことがあります…」

ガチャッ
御坂妹「はぁはぁはぁ、ミサカは貴方に聞きたい事があります」

-
「ん?」

御坂妹「ミサカは………ミサカは他の普通の人のように子供がつくれるのでしょうか!!」

冥土帰し「何だね?藪から棒に」

御坂妹「ミサカは人の細胞から作られたものですが…」

冥土帰し「何をいっているのかね?君は人間だよ」

御坂妹「それじゃ…」

冥土帰し「もちろん作れるに決まってるね」

御坂妹「あ…ありがとうございます」

タタタタタッ

バタンッ

冥土帰し「やれやれ忙しないね」

冥土帰し「ところで……相手は誰なのかね…」

冥土帰し「まぁ、彼女が幸せになってくれれば些細な問題だね」

冥土帰し「さて、仕事仕事…」
ピンポーン

上条「ん?誰だろ…こんな時間に」

禁書「もしかして出前?すし!てんぷら!らーめん!」

上条「頼んでないから…」

ピンポン、ピンポーン

上条「はい、はい、今あけますよ」

ガチャッ

御坂妹「あの、来ちゃいましたとミサカは息を切らしていいます」

上条「ん、インデックスか?ちょっとまってろ」

御坂妹「そうではなくて…」

上条「おーいインデックス、御坂妹がきてるぞ~」

御坂妹「違います!とミサカは強い口調と共に腕をぎゅっとにぎります」ぎゅぅ

上条「いててて、どうしたんだよイキナリ」

トテテテ

禁書「とうま、よんだ?」
御坂妹「できれば、二人きりでお話がしたいのですがとミサカは懇願します」

上条「…うっ」

禁書「とーま?な~に?」

上条「わりぃ、インデックスちょっと俺出かけてくる」

禁書「ちょっととーま!」

上条「それじゃ…えーっと外ちょっと歩こうか」

御坂妹「はい…」

バタンッ

-
「ねーとーま!どういうことかな!説明して欲しいかも!それとご飯まだかなー?」

………

……



上条「それで話って…?」

インデックスが居るまでじゃダメな話ってことはよっぽど大事な話、むしろ聞かれたくない話か?

御坂妹「実は…とミサカは」
御坂妹「…///」モジモジ

ん?まさか…

上条「トイレか?といれならそこをまっすぐ行った辺りにコンビニが…」

御坂妹「違います!とミサカは少々貴方の鈍さにあきれます」

上条「」

だ、だって男だってトイレに行きたくなったらモジモジするもんだし

女だってそういう動きするかなっておもっただけなんだよ…

御坂妹「1ヶ月前のことを覚えていますか?ミサカは覚えています」

上条「一ヶ月前えっと、今日が124日だから…あっ…」

御坂妹「思い出してくれましたか」

上条「俺がインデックスにフルボッコにされた日だな」

御坂妹「そうですけど、そうじゃないですとミサカは何をいってるかわからなくなりました」

上条「冗談だ、冗談!御坂妹がうちに泊まった日だろ?」

御坂妹「はい…///」ポッ

上条「それがどうかしたか?」
御坂妹「本当に貴方は鈍いのですね!とミサカはなきそうな顔でにらみつけます」キッ

上条「な、なんだよ…」タジタジ

御坂妹「ミサカは1ヶ月前の会話を今でも覚えています…」

御坂妹「ミサカは貴方達のように何年もいきていません」

御坂妹「ミサカにとって一日は…とても割合が大きいものなんです」

上条「…そ、そうかわるかった……」

御坂妹「そう、ミサカにとって1ヶ月は……」

ぎゅっ

上条「えっ?」

御坂妹「こんな気持ちのまま1ヶ月なんて、とてもつらかったです…」

上条「…」

御坂妹「…」

上条「あのな…御坂妹……」

御坂妹「ミサカは…!」

上条「…」
御坂妹「ミサカは貴方が好きです」

上条「そうか、ありがとう」

御坂妹「ミサカはもう貴方しか見えません」

上条「それは光栄だな」

御坂妹「…ミサカは貴方の傍に居たい」

上条「それはちょっと難しいだろ」

御坂妹「ミサカは……ミサカは……」

御坂妹「ミサカはそういう答えが聞きたいんじゃありません」

御坂妹「ミサカは一ヶ月間貴方を好きでいました…」

御坂妹「……ミサカは、貴方の返事が聞きたい」

御坂妹「ミサカに一ヶ月前にいってくれたあの言葉をミサカに今…聞かせてください」

上条「……」

御坂妹「…」

俺も意識しなかったわけじゃない…それでも意識しないように努力はしてきた…でも…

俺は……こんなにも俺のことを思ってくれているこの子のことを…
上条「俺は…」

御坂妹「…」ジー

上条「俺も、好きなんだとおもう……」

上条「ごめんなこんな煮え切らない返事しかできなくて…」

上条「でもな、あんなことといっておきながらなんだけど」

上条「ああいうことがあったから好きになってしまったというのは…ちょっと違うと思うんだ」

上条「そりゃお前のことが可愛いと思う、このまま抱きしめたい」

御坂妹「だったら、このまま抱きしめてください……ミサカはそれを望みます」

上条「だから…それじゃ……俺のことをこんなに思ってくれるお前に対して…」

御坂妹「だったら今から好きになってください」

上条「今…から?」

御坂妹「ミサカのことを少しでも気にかけてくれるなら、少しでもミサカに対して好意を向けてくれるなら」

御坂妹「ミサカはいつまでも待ちます……」

御坂妹「ミサカにとってとても長かった1ヶ月が…耐えられたんです、1年でも2年でも…ミサカは…だから!」

御坂妹「ミサカはもう一度上条当麻に告白します…その返事をください……」
御坂妹「ミサカは上条当麻、貴方が好きです…」

御坂妹「貴方の傍に居る女性は…」

御坂妹「ミサカじゃダメですか?」

上条「俺は―――」












-○
ヶ月後-

上条「ほら、インデックスご飯できたぞ!いい加減に起きろ!」

禁書「ん~ごはん?」

上条「そうそうホラ早く顔洗って来い!」

禁書「ふぁ~い」

上条「ったくいい加減にお前も家事手伝ってくれよな…」
御坂妹「でもヘタに電化製品なんか使われてしまったら、修理代の方が高くつくとミサカはアドバイスします」

上条「確かにな……電子レンジさえまともに使えない穀つぶしシスターだし…」

-
禁書「とうま~聞こえてるんだよ?そんなこといったってチンはボンッとか爆発するからとっても来ないんだからね!」

上条「いや、普通爆発しねぇし…」

御坂妹「今日の検査はお昼には終わりますから、帰ってきたら掃除洗濯手伝いますねとミサカは出来る女をアピールします」

上条「おぉ~お前だけが俺の味方だよ~」

御坂妹「その代わりに、ミサカにいつもの……」

上条「はいはい、前払いな」

御坂妹「はい」

上条「目、閉じてくれるか?流石にまだ…///

御坂妹「仕方ないですねとミサカは目を閉じます」

ちゅっ

上条「そ、それじゃこれで…報酬は」

御坂妹「はい、ミサカはこれからも誠心誠意、『ミサカの彼氏』の貴方に尽くすことをお約束します」

                                    おしまい

 

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