上条「なんか御坂に話し掛けにくいんだ」4


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―小萌のアパート―

ピンポ~ン♪


禁書「こもえー。来たんだよー」


ガチャ


結標「ダレ?新聞ならお断りよ?」


バタン


禁書「ちょっとー!閉めないでほしいかも!」ドンドンドンドン


ガチャ


結標「ダレよもう…あら、あなたは?」

結標(シスター…?12学区の生徒かしら?)

禁書「私の名前はねインデックスって言うんだよ?」

結標「そう。それで?インデックスはここに何しに来たの?」

禁書「むぅ…あなたの名前、教えてほしいかも!」

結標「あなたに名前を教えて私になんの得があるって言うの?」

禁書「う~…私は名前教えたのに…」ウルウル

結標「はぁ……結標よ。結標 淡希」

禁書「あわき……?」

結標「ええ、そうよ。よろしくね、インデックス」

禁書「ねえ、あわきー」

結標「なによ」

禁書「こもえはいないの?」

結標「小萌は特別補習の生徒がいるって朝に張りきって出てったわよ。そろそろ帰ってくるんじゃないかしら」

禁書「その生徒ってきっと、とうまなんだよ!」

結標「そう…あなたの知り合いだったの」

禁書「でも困ったんだよ。こもえがいないとご飯食べられないかも…」

結標「あなた、ここへ何しに来たの?」

禁書「あのね。とうまは短髪と買い物に行くから夜遅くなるんだよ。だから今日はこもえのお世話になりに来たの」

結標「…あなた、その『とうま』くんと同棲してるの?」

禁書「うん!一緒に暮らしてるんだよ!」

結標(………なんか色々とありそうね。探るのは止めときましょ)

結標「ま、良いわ。寒くなってきたし上がんなさい」

禁書「いいの?」

結標「構わないわよ。さ…上がっちゃって?」

禁書「わーい!お邪魔しまーす!」

結標「近所迷惑になるからあまり騒がないでね」

禁書「あわき、お腹空いたかも。なにか欲しいんだよ」

結標「……ちょっとは遠慮とかしたらどうなの?」

禁書「なんで?」キョトン

結標「はぁ…確かこの上に裂きイカが…あ、あった」ヒョイ

禁書「ありがとう。そして頂きます」モグモグ


ごっくん


禁書「ごちそうさまでした」

結標「いくらなんでも食べるの早すぎない!?」

禁書「お腹空いてたからなんだよ」


ガチャ


小萌「結標ちゃんただいまー。今日はお客様が来るので豪華に焼肉ですよー」

結標「あ、小萌お帰りなさい」

禁書「おにく!?ねえこもえ、おにくなの!?」

小萌「シスターちゃん来てたんですかー。上条ちゃんから事情は聞いてますです。今日はゆっくりしていって下さいねー」

禁書「わーい♪おにく、おにく!」

結標「つ、疲れるわ…なんか疲れるわ、この子」



上条「悪い御坂、遅れt……ってうぉ!なんだこの焦げた人達は!」

美琴「遅い……いったいどれだけ待たせれば気が済むのよ」バチバチィ

上条「悪い悪い…で、この方々は…?」

美琴「ナ………れた…よ」ボソボソ

上条「……はい?」

美琴「だから!ナンパされたって言ってるの!」

上条「えーと…じゃあこの方々(勇者達)は…」

美琴「ナンパしてきた奴らよ…ほ、ホントに嫌だったんだからね…」

上条「あー…その、本当に悪かった。言い訳はしない。上条さんが遅れたせいです」

美琴「い、いいわよもう。ほら…これ以上時間を無駄にしたくないし早く行くわよ」スタスタ

上条「おう。ところで今日は何を買いに来たんだ?」スタスタ

美琴「…………」ピタ

上条「御坂?どうかしたのか?」

美琴(ど、どうしよう…。勢いで誘っちゃったけど買いたい物なんて特になかった……)

上条「おーい。御坂さーん?」

美琴「えっと…実はね?買いたい物とかまだ決めてないの…」

上条「えーっと…はい?上条さんはてっきり誘ってきた時には買う物決まってたのかと思いましたよ?」

美琴「ご、ごめん…ホントは…こういう風に遊びたかったの…」

上条「こういう風?」

美琴「こうやって…アンタと罰ゲームとかじゃない、ちゃんとしたショッピング…とか…」シュン…

上条「…………」

上条(なんて顔してんだよ、お前…)

美琴「……ごめんね?…嫌、だったよね?その…今日はもう止めよっか…こんなんじゃアンタも楽しくないだろうし…さ」

上条(俺もお前のそんな顔が見たくてここに来た訳じゃないんだけどな……)

上条「あー…嫌って訳じゃねえよ?少しビックリはしたけどな…」

美琴「ホントに…?」

上条「それにさ、買う物決めてないんだったらコレから決めれば良いじゃねえか」

美琴「う、うん……」

上条「ほら行こうぜ。もしかしたら歩いてる内に欲しいモンでも見つかるかもしれないだろ?」

美琴「―――うん!」



上条「へー、服以外にも色々置いてあるんだな」

美琴「ここの店のターゲットは女性層が大半だからn…!」ピタ

上条「なんだよ、急に止まったりして」

美琴「……」ジー…

上条「アクセサリーショップ?ここにするのか?」

美琴「え…う、うん。ちょっと除いてって良い?」

上条「御坂が見たい所を探してるんだ。異論はねえよ」


ガチャ


店員「いらっしゃいませ」

上条「アクセサリーって種類がたくさんあるなぁ」

美琴「…………」キョロキョロ

上条「うん?あそこにいるのは…」



浜面「どうだ?滝壺。サイズは合ってたか?」

滝壺「…うん。ピッタリだよ」

浜面「本当はもっと高価なの買ってやりたかったんだけどよ…それはもう少し待っててくれな」ポリポリ

滝壺「ううぅん…はまづら、ありがと」ギュ…

浜面「あー…なんだ。俺の見立て通り凄く似合ってるぜ///」

滝壺「私、はまづらが選んで買ってくれた指輪、大事にするね」

浜面「指輪を大事にしてくれるのはありがたいけどよ、俺は滝壺の身体の方が心配だぜ」

滝壺「大丈夫。最近は落ち着いてるよ」

浜面「そうか…でも無理は禁物だからな?」

滝壺「うん」コクン

上条「おーい、浜面に滝壺ー。ロシアぶりー」

浜面「ゲ……上条…と、御坂ちゃん?」

美琴「えっと……お2人ともお久しぶりです」ペコ

浜面「2人が一緒にいるって事は…」

滝壺「かみじょうと仲直りできたの?」

美琴「う、うん。おかげさまで…」

滝壺「良かったね、みさか」

美琴「滝壺さん…ありがとう」

上条「なんだ?3人でなんの話ししてんだ?上条さんにも教えてよ」

浜面「鈍感ヤローには教えねえよ」

上条「…?まあいいや。ところで2人はこんな所でなにやってるんだ?」

滝壺「はまづらが指輪買ってくれた」

美琴(滝壺さん、凄く幸せそう……こ、コイツも買ってくれたりとかしないかなぁ…)

上条「へぇ…熱々だな2人とも。いいなぁ…俺も恋人欲しいなぁ」

美琴「――っ!?あ、アンタねぇ!」ビリビリィ

浜面「隣に常盤台のお嬢様がいるのにそんなセリフを吐けるお前はなんなの!?」

滝壺「大丈夫だよみさか。私はそんなみさかを応援してる」

美琴「あー…うん。ありがと」

浜面「滝壺。あまり遅くなると身体に悪いからそろそろ帰ろうぜ」

滝壺「うん。遅くなりすぎるときぬはたにも怒られちゃうもんね」

浜面「主に怒られるの俺なんだけどな。

   それじゃあな上条、御坂ちゃん。俺達はもう行くぜ」


上条「ああ、滝壺の調子が良い時にでも遊ぼうぜ」

滝壺「…楽しみにしてる」


キヌハタニ アイスデモ カッテイッテヤルカ

ワタシ イチゴノ アイスガイイ


美琴(指輪……良いなぁ…)ポォー…

上条「………うん?どうかしたのか?」

美琴「な、なんでもない!ぜんっぜん!なんでもない!///」

上条「そうか…?」

美琴(だいたい!付き合ってもいないのに指輪とか!……ダメなんだから!そんなの絶対!)

上条「お、このヘアピンとか御坂に似合うんじゃないか?」

美琴「え?ど、どのヘアピン…?」キョロキョロ

上条「これだよこれ。この☆と三日月型のヤツ」

美琴「このゴールド(☆)とシルバー(三日月)の…?」

上条「おお。それそれ」

美琴「………ねえ」

上条「なんだ?」

美琴「アンタはこのヘアピンが私に似合うと思って…そ、その、薦めてくれてる…の?」

上条「だからそう言ってるだろ」

美琴「え…あ、うん…」

上条「さっきからどうしたんだよ御坂」

美琴(アイツが…似合うって薦めてくれた…!?ウソじゃないよね?夢じゃないよね!?

   け、けどコレ付けて『やっぱ変だ』なんて言われたらどうしよう…い、いやいくらアイツでもそんなデリカシーのない事…)


スミマセン コレクダサーイ


美琴(言うかもしれないよね…。あー!どうしよう…もう。確かにあのヘアピン可愛かったけど…

   あれ?それじゃこの梅の花のヘアピンは似合わないって言ってるのかな?…………気に入ってたのに……)


1200エンニ ナリマース


美琴(―――って、別にアイツがそんな事言った訳じゃないのに、なにを勝手に落ち込んでるのよ私はー!)

上条「ほら、御坂」ヒョイ

美琴「え?……え?」ポスンッ

上条「御坂センセーには常日ごろからお世話になってるからな。上条さんからの心ばかりの贈り物ですのことよ?」

美琴「中身は……?」

上条「さっきのヘアピン」

美琴「え……あ、ああぅ、えと、その…」

上条「あー…余計な事しちまったか?無理に受け取ってくれなくても構わねえんだけど…」

美琴「そ、そんな事ない!………その、ありがと…///」

上条「良いって良いって、気にすんな。そんなに高くもなかったし」

美琴(なんでそう言うぶち壊しな事を言うんだアンタはー!!)

上条「うん?それ以外のが良かったか?だったら変えてもらってくるぞ」

美琴「こ、コレで良い!コレが良い!」ギュッ

上条「そうか。気に入ってもらえたようで上条さんも良かったです」

美琴(コイツが…私にくれたモノ…)ドキドキ

上条「まだ見てくか?」

美琴「……………」フルフル

上条「それじゃ他の所を見て回るか」

美琴「…………うん///」


ガチャ


店員「ありがとうございましたー」




上条「で、次に目に付いたのがコレですか」

美琴「う…良いでしょ、別に。凄く可愛いじゃない、ゲコ太のパジャマ(冬仕様)」

上条「上条さんには良くわかりませんがね…」

美琴「ゲコ太……可愛いのに」シュン…

上条「…で、それ買うのか?」

美琴「うーん…買っちゃおうかなぁ……うん?」

上条「なんだ?良いの見つかったのか?」

美琴「ね、ねぇ!ちょ、ちょっと……コレ!」グイッ

上条「おい引っ張るなよ……あん?」


当店限定企画
ケロヨン・ぴょん子パジャマセットを男女ペアのお客様にお買い上げいただくと、もれなくケロヨン&ぴょん子の人形をプレゼント致します
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上条「…………えー…まさか、御坂さん……?」

美琴「コレ!買うわ!」

上条「待て御坂!まさか上条さんにもコレを買えと申しますか!?」

美琴「アンタはお金払わなくて良いわ!私がお金払うから!」

上条「いやそれはさすがにお前に悪いだろ…」

美琴「ごちゃごちゃうっさい!行くわよ!」グイグイ

上条「……ふ、不幸だ」



美琴「ふんふふ~ん、ふ~ふんふふ~ん♪」

上条(なんて気の抜けた顔してるんだコイツは…)

美琴「ふふんふ~ん、えへへへ~♪」スリスリ

上条(………まぁ本人が満足してるなら別に良いか)

美琴「あ、そうそう。はいこれ。アンタのね」スッ

上条「あの…御坂さん?この差し出して来たモノはいったい……?」

美琴「ケロヨンのパジャマ」

上条「…どうしろと?」

美琴「着るに決まってるじゃない」

上条「……誰が?」

美琴「アンタが」

上条「………えー」ドヨーン

美琴「なによそのあからさまにイヤな態度!」

上条「だって上条さん高校生ですよ!?キャラモノの寝巻きには少なからず抵抗があるわ!」

美琴「誰かに見せるって訳じゃないんだから別にいいじゃない」

上条「ああ……うん、それも…そ、うなんですが…」

上条(ウチにはインデックスさんがいるんですよ…)

美琴「それともアンタ、そんっなに私とペ、ペペピェペアのパジャマ着るのがイヤだっての!?」

上条「なんでそうなるんですか!?つーかこういうのって恋人同士とかで着るもんじゃねえの?」

美琴「そ、そんなの気にしなくても別に良いじゃない…」

上条「上条さんは気になるんですけど?」

美琴「………………あ、アンタは…」ドキドキ

上条「うん?」

美琴「アンタは…わた、しみたい、なのが…恋、人だと……イヤな、の?///」ドキドキ

上条「………!?」

上条(な、なんだ…?今日の御坂なんか変だぞ!?こいつなんか悪いモン食ったんじゃないだろうな!?)

美琴「……どう、なの?」

上条「あー…っとな……」ポリポリ

美琴「…………」ドキドキ

上条「…………」ポリポリ

打ち止め「……………」ジーッ



上条「ぎゃあああああああああ!!座敷わらしがぁあああああああ!!」ビクゥッ

美琴「ら、打ち止め!?帰ったんじゃなかったの!?」

打ち止め「あ、ミサカの事は気にしなくて良いから続けてー!ってミサカはミサカはドラマの一場面を見ているようだったのに急に現実に戻された事を残念に思ってみる!」

一方「クソガキィ!1人でフラフラと歩き回るンじゃねェよ!」フラフラ

上条「一方通行!?――てなんだソレ。凄い荷物だな」

一方「よォ…三下ァ。最近良く会うなァ?」フラフラ

上条「だな。お前も買い物か?」

一方「まァな。最近あの店行ってなかったからよォ…結構新しいのが増えてたもンでつい買い過ぎちまった…」フラフラ

美琴「いったいどれだけ買ったのよ」

一方「HEROシリーズのニューモデルを10着くらいだ」

上条「……HEROシリーズ?」

一方「『しましま』じゃ大きく分けて二つのシリーズを扱ってンだよ。

   一つはVILLIANシリーズ。こっちは黒地を主体にした服で統一されてンだ。俺が三下に初めて殴られた時に着てたのもこっちだ」

上条(ああ、アレってシリーズ化される程、買う人いたんだ)

一方「もう一つがこのHEROシリーズだァ。こっちは白地主体で統一されてンだ。俺がいま着てるのがそうだ」

美琴(ソレ…ブランドモノだったんだ……)

一方「そン中でも俺はULTORAタイプのヤツを愛用してンだわ。コイツがまたカッコヨクてよォ…」

打ち止め(いつもよりもあなたの顔が活き活きしてるのは気のせいじゃなかったのねってミサカはミサカは心の中で少し引いてみたり)

一方「――へッ、柄にもなく喋りすぎたなァ」

上条、美琴、打ち止め(ほんとだよ)

一方「もうこンな時間かァ…それじゃ俺等ァそろそろ行くとするわ」フラフラ

上条「あ、ああ…気をつけてな」

美琴「打ち止めも気をつけて帰るのよ?」

打ち止め「うん!お姉さまも頑張ってね!ってミサカはミサカはお姉さまを応援してみる!」


ミサカ モ モッテアゲル! ッテ ミサカハ ミサカハ アナタノフクロヲウバッテミタリ!
アブネェダロォガ! イチバン チイサイフクロニ シヤガレ!


美琴「……行っちゃったね」

上条「さて、俺達も他の所をに行くか?」

美琴「ちょっと待ちなさい!」

上条「な…なんでしょうか御坂さん」

美琴「何事もなかったかのように話し進めんな!このケロヨンパジャマ!アンタが持ってなさい!」

上条「御坂さん、しかしでs」

美琴「い・い・わ・ね?」

上条「ラジャラジャ…」

美琴「それと!」

上条「まだなんかあるんかよ?」

美琴「さ…さっきの返事!ちゃんと聞かせなさいよ!」

上条「さっき………?」


―美琴『アンタは…わた、しみたい、なのが…恋、人だと……イヤな、の?///』


上条「あー……」

美琴「ど、どうなのよ!」

上条「さぁ…次はどこに行こうか」

美琴「無視すんじゃないわよ」ガシィ

上条「御坂さん?なんで上条さんの腕を掴んでるんでせう?」

美琴「アンタが無視して勝手に話し進めるからよ」グイーッ

上条「ちょ…お、おい!そんなに腕を引っ張るなよ!」

美琴「だったらちゃんと答えなさいよ!それまで絶対に離さないんだから!」グイーッ

上条「うおおおおおお!御坂さん、なにをそんなに張り切ってるんですかぁぁぁ!?」

美琴「アンタこそ、さっさと言っちゃいなさいよ!減るもんじゃないし良いでしょ!?」グイーーーッ

上条「だあああっ!もう!イヤじゃねえよ!」

美琴「え?」パッ

上条「どわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」ゴロゴロゴロゴロ ゴシャァン

美琴「――って、あああ!」

上条「痛ててて…急に手を離すなよなぁ」

美琴「う…ご、ごめん。ね、ねぇ…それよりもさっきなんて言ったの?」

上条「だーかーらー!別にイヤじゃねえって言ったんですよ!」

美琴「そ、それって…つまり、その……え?………え?」

上条「あー!それにしても上条さんお腹が空いて来たましたよー!」

美琴「サラリと話題を変えるんじゃないわよ!」

上条「お、ここのなんて良心的な価格で懐に優しいな」

美琴「ア・ン・タはぁ~~~~!!!」ビリビリバチィ

上条「み、御坂さん!?ここ、ここ店内ですよ!?」

美琴「無視すんなゴラアァァァァァ!!!」

上条「ぎゃああああああああああああああああ!!?」パギィン



上条「ぜぇぜぇ……も、もう…気は済んだか……?」

美琴「こ、この!……はぁはぁ…な、に……防いでんっ………のよ……はぁはぁ……このぉ!」キュルル~…



上条「」

美琴「」


上条「……………えーっと」

美琴「……………」プルプル

上条「か、可愛い虫さんでしたね」

美琴「他に気の利いたこと言えんのかアンタはあぁぁぁぁ!!」

上条「上条さんにどうしろと!?」

美琴(はぁ……コイツに期待する事、自体が間違ってるのかなぁ…)

上条「それより次はどこ行くんだ?もう6時回ってるぞ?」

美琴「あ、もう6時過ぎてたんだ。それじゃどこかに食べに行く?」

上条「上条さんは構いませんが、どこに行くんだ?言っとくけど高すぎる所はなしだぞ?」

美琴「良いわよ私が奢ったげるから」

上条「それだけは勘弁してください。上条さん、これ以上情けない事できませんよ」

美琴「じゃあアンタが決めてよ」

上条「俺が決めても良いのか?」

美琴「変な所じゃなきゃどこでも良いわよ」

上条「それじゃセブンスミストの近くにあるラーメン屋にでも行くか」

美琴「ラーメンか……懐かしいなぁ」

上条「うん?なんだしばらく食ってなかったのか?」

美琴「常盤台じゃまず出ないもの。外で食べようにも周りの目が気になって食べれなかったのよ」

上条「そうか。それじゃラーメン屋はやめた方が良さそうだな」

美琴「あー良いの良いの。久しぶりに食べたいし」

上条「けど周りが気になるんじゃないか?」

美琴「そりゃ少しはね。けどアンタと一緒にいる間だけは超電磁砲としてじゃなくて御坂美琴って1人の女としていたいのよ…」

上条「そっか……そんじゃ食いに行くか!上条さんの奢りですよ!」

美琴「良い事を聞いたわ。それじゃ煮玉子も付けて貰おうかしら」

上条「………お手柔らかに頼むな」



―ラーメン屋・竜虎乃軒―

上条「意外と空いてるみたいだな。これならすぐに注文も来そうだ」

美琴「ね、ねえ…ラーメンってこんなに安かったっけ?どれも1000円越えないじゃない…」

上条「これが普通です!これが庶民なんです!」

美琴「う……そ、そうなの…」

美琴(ラーメンって醤油と塩くらいしか知らなかったけど他にもたくさん種類あったのねー…)

上条「よし、俺は『ドラゴンラーメンセット』と『タイガー炒飯』にしよう」

美琴「ちょっと…セットメニューにはライス付いてるのに、なんで炒飯まで頼むのよ」

上条「上条さんは良く食うんでな。それにライスと炒飯を混ぜると少し豪華な気分になるんですよ…」ホワァ…

美琴「だったら炒飯を2杯分頼めば良いじゃない」

上条「マリーアントワネットみたいな事を言うんじゃありません!炒飯2杯頼むのとライスじゃ値段が違うんですよ!」

美琴「たかが250円の差でしょ?」

上条「ぐぅ……さすがはお嬢様。全てが破格の値段に見えてるようだな」

美琴「わ、悪かったわね…」

上条「んで?お前はなにを食べるんだ?なに頼んでも良いぞ?」

美琴「んー…それじゃ『重ね当て・塩』にしようかな…」

上条「普通の塩ラーメンだぞ?それで良いのか?」

美琴「これで良いわ!さ、早くオーダー済ませちゃってよ」

上条「はいよ。すみませーん!『ドラゴンラーメンセット』と『タイガー炒飯』、それと『重ね当て・塩』を一つずつお願いしまーす!」

おやじ「あいよ!」

美琴「ちょ…あれでいいの?伝票とか持って来たりしてないけど…」

上条「ああ、大丈夫大丈夫。それより水飲もうぜ水。持ってくるから待ってろ」

美琴「み、水も自分で持ってくるの!?」

上条「おしぼりもな、ホレ」コト

美琴「あ…ありがと…」

上条「そんな緊張しなくても良いと思うけどな」

美琴「え?そ、そんなに緊張してた?」

上条「ああ、すげーピリピリしてた」

美琴「そうなのか、な…」

上条「そんなに肩に力入れんなって…」

美琴「…うん」

上条「そりゃお嬢様としての体面も気になるかもしれないけどな…」

美琴「……うん」

上条「お前も言ったように俺の前じゃ普通の女の子でいれば良いじゃねえか」

美琴「普通で…い、れる…かな?」

上条「さっきの買い物の時も大丈夫だったんだ。自分に自信持てよ?」

美琴「………うん」

上条「なにか悩んでたりしてもさ…俺も相談に乗るし、俺に手伝える事があったら手だって貸すぞ」

美琴「うん…グズッ……あ゛り゛がど……」

上条「ってなんで泣くんですか!?」

美琴「グス……アンタのせいじゃない…」

上条「また!?また上条さんなんかやっちまいましたか!?」

美琴「そうよ…私をこん゛なに泣き虫になったの…グシュ……アンタのせいなんだから……」

上条「あー…その悪い」

美琴「謝んな、バカ……」



おやじ「はいよ。『ドラゴンラーメンセット』と『タイガー炒飯』に『重ね当て・塩』お待ち」ゴトゴト

上条「お、おっと…来た来た。さあ、食おうぜ御坂。泣きながら飯を食ったって美味しくないぞ?」

美琴「グス……うん…」グシグシ

上条「ほら小皿」コト

美琴「…?なんに使うの?」

上条「セットの餃子。一緒に食おうぜ?」

美琴「アンタが頼んだのでしょ?食べて良いの?」

上条「1人で食っても寂しいからな。遠慮すんなって」

美琴「うん…それじゃ…貰うね」

上条「さて、と…それじゃ……」

上条、美琴「いただきます」
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