上条「なんか御坂に話し掛けにくいんだ」1


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

―とある高校―

土御門、青ピ「……で?」

上条「いや、『で?』じゃなくてですね?上条さんが困っているんですよ?」

土御門「いったい何を言い出すかと思えばそんな事かにゃー」

青ピ「まったくや、カミやんが悩んでいるって言うからもっとオモロイ事かと思ったんだけどなー

   いつもの悩みみたいやから、相談乗る気にもならへんわー」

上条「んーま!友達がいのない連中です事!」

土御門「はぁ…、それで?」

上条「相談に乗ってくれるのか!?土御門!」ダキッ

土御門「うぎゃあぁぁぁ!抱きつくな!気持ち悪いにゃー!」

青ピ「カ、カカカカミやん!ついにあっちの方にまで守備範囲を伸ばしたんか!?さぶいぼ出来てまったやないか!」

上条「どこまで失礼なんだキミ達!上条さんが可哀そうだとは思わないのか!?」

土御門、青ピ「思わない」ブンブン

上条「……もうね、上条さんはキミ達を友達と呼んで良いのか疑いたくなってきましたよ…」

土御門「ほんの冗談だにゃー、そんなに落ち込むなよカミやん」

青ピ「せやせや、ボク等はいつでもカミやんの味方やで?」

上条「青髪ぃ、土御門ぉ」ウルウル

土御門、青ピ(女の子の話題以外でだけどな)

青ピ「んで?一体なんで常盤台の子と話しが出来なくなったくらいでカミやんが困るんや?」

土御門「そうだぜい、カミやんの回りには常盤台の子以外にもベランダ系シスターに破廉恥サムライ、空気巫女、1万人近くの妹、眼鏡巨乳、隠れ巨乳、巨乳シスター、ドSシスター、年上王女、更に最近ではミニスカ小悪魔にまでフラグを建てていて話し相手には事欠かない筈だにゃー」

青ピ「ちくしょー!憎しみで人を殺したい!!」

上条「バカ野郎!そんな形相で迫るんじゃねー!お、俺はただ…」



――ロシア回想

レッサー(この状況…………)

美琴「だから!私はアンタの助けに来てやったって、さっきから言ってるじゃない!」

上条「このおバカ!そういうのを余計な世話って言うんだよ!」

レッサー(とても面白い事になりそうです…ッ!)キュピーン

上条「だいたいなぁ!お前ココがどこかわかってるのか!?ロシアだぞ!?戦争してる国だぞ!?」

美琴「わかってるわよ、それくらい!だからこそアンタの助けに来たんじゃない!」

上条「はぁ…それでお前なんで俺がココにいるってわかったんだ?」

美琴「テレビに映ってるの見てよ」

上条「……どうやってココまで?」

美琴「爆撃機をハイジャックして」

上条「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」

美琴「さっきより大きい溜め息つくんじゃないわよ!」

レッサー「この男を追って単身ロシアまでやって来るなんてストーカーもビックリの行動力ですね」ニヤニヤ

上条「ちょ、レ、レッサー!?」ビクゥッ

美琴「なによアンタ…私にケンカ売ってるの?」ビリビリィ

レッサー「いえいえ、そう言う訳ではなくてですね」


トコトコ(美琴の後ろに回り込むレッサー


レッサー「上条当麻に私の誘惑攻撃が効かない理由…それはコレにあると見ました!」グワシィッ

美琴「にゃああああああああ!!?あ、あ、アンタ!どこ触ってんのよ!?」

レッサー「どこってこの貧相な胸ですが?うわー、スカートの下は短パンですかー」クスッ

美琴「貧相って言うな!それと短パンの何が悪いって言うのよ!?動きやすいのよ!」

レッサー「悪いだなんて一言も言ってませんよ?ふーむふむふむ…」ジロジロ
美琴「な、なによ…!今度は何しようって言うのよ!」ビクゥッ

レッサー「…どうやら、上条当麻は貧乳派のようですね。その上、色気ゼロな女性が好みと見ました」キリッ

上条、美琴「………は?」

レッサー「なるほど、コレでは私の誘惑攻撃が効かない筈です。年の割りにこの張った胸!そして色気全開の下着!まさに魅惑のえろぼでぃッ!」

上条、美琴「………」

レッサー「レッサー一生の不覚…!私に興味を持たないわけだ!」

上条「よーし、レッサーこっちこーい。今度はたっぷり1時間は説教してやる」

レッサー「ああ!嘘です冗談です!だからやめて、連れてかないでー!」ズルズル

美琴「はあ…話し戻すけど良い?」

レッサー「胸の話しですか?」

美琴「違うッ!アンタ!ある組織にも狙われてたのよ?」

上条「…へ?おいそれってどこの事だよ」

美琴「いま言ったってアンタ混乱するだけでしょ?だから今回の件が終わったら話すわよ」

上条(なら言わないで欲しかったんですが…)

美琴「まあ、ココに来る途中でぶっ潰しといたんだけどさ」

上条「なにもかもメチャクチャだなお前は…」

美琴「な、何よ!迷惑だったって言うの!?」

上条「俺の命を助けてくれた事には感謝する。けどよ、はっきり言って迷惑だ」

美琴「……………ッ!」

上条「なんで…なんで、俺なんかを追いかけてこんな所にまで来てんだよお前は…!」

美琴「な…私は!」

上条「悪い、言い過ぎた。俺、少し考え事あるからまた後でな」

レッサー(これは………)

美琴「私…迷惑だったんだ…アイツにとって…お荷物だったんだ…グスッ」

レッサー(重たい雰囲気になってしまいました…ッ!!!)ドヨーン


―回想終わり―



―とある高校―

上条(結局、あの後からはほとんど御坂と話ししてないし…

   本当は御坂が俺なんかを助けに来てくれて嬉しかったのに…御坂まで守れる自信がなくてアイツに辛く当たっちまった…

   フィアンマと戦う時も結構引いた位置にいたし、学園都市に帰る時も先に帰っちまうし…

   今にして思うと相当酷い事言っちまったよなぁ)


青ピ「カミやん、どうしたん?大きい方を2時間くらい我慢してます、って顔しとるで?」

土御門「にゃー。ダイの大冒険ってヤツかにゃー?」

青ピ「上手いでつっちー!キミ最高やー!」ギャハハハハハ

土御門「そんなの知ってるぜよー!」ニャハハハハハ

上条「下品な事言うんじゃねーよ!!」

上条(やっぱり御坂に会って…ちゃんと謝った方が良いよな……?)



―常盤台学生寮―

黒子(おかしいですの)

美琴「…………はぁ」

黒子(絶対におかしいですのよ、お姉さまあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!)ギリギリギリ

黒子「お、お姉さま?」

美琴「なーにー?黒子ー…」

黒子「なにやら元気がありませんが…なにかありましたの?」

美琴「帰って来た時も言ったけど、お願い。聞かないで」プイ

黒子「お姉さま……」

黒子(そうは仰られても凄く気になりますのおぉぉぉぉぉぉぉ!!)



―ファミレス―

黒子「――と言う訳ですの」

佐天「うーん、数日間無断外泊して帰って来たら元気がなかった、ですかー」

初春「うわー、白井さんから御坂さん関連でマトモな相談を受けてしまいましたー」ニパァー

黒子「初春!どう言う事ですの!?」

佐天「まーまー、2人共落ちついて下さいよー」

初春「そうですよ白井さん。常盤台の生徒なんですから深窓の令嬢のように振る舞わないとダメですよ?」

黒子「貴女にその様な事を言われたくありませんわあぁぁぁぁ!!!」

佐天「ちょ、ちょっと!?白井さん抑えてー!」アセアセ

黒子「ぜぇぜぇ…」

初春「白井さん、カルシウムちゃんと摂ってます?なんか最近怒りっぽいですよ?」

黒子「てめ、初春ゥア!!その花引き抜いて花壇に植えますわよおぉぉぉぉぉぉ!!」

佐天「し、白井さーん!どうか!どうか怒りを鎮めて下さーい」

黒子「ふしゅー…ふしゅー…」

佐天「そ、それで…御坂さんの事ですよね?」

黒子「こほん。そうですの……お姉さまは何やら思い詰められてるようで…いったいなにがお姉さまを苦しめているのか…」ハンカチチーン

佐天「くんくん…くんくんくん……」

初春「佐天さん?どうしたんですか鼻を利かせて」

佐天「匂う、匂いますよー。くんくん…」

黒子「何がですの?」

佐天「ズバリ!男の匂いです!」ズビシィ

黒子、初春「男の匂い?」

佐天「そう!数日間の無断外泊!帰って来た時には既に元気がない!怪しい…怪しいくらいに男の匂いがしますよー!」

初春「なんか随分と乙女チックな考えですねー」

黒子「バカらしい。お姉さまに限って殿方とのいざこざなdはあ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!」ガターンッ

初春「みぎゃー!?どうしたんですか白井さん!急に奇声を発しながら立たないで下さいよー」

黒子(いましたの…!お姉さまと気軽に話す憎らしい殿方が…!あの凛々しいお姉さまのお顔を、恋する乙女のお顔に変えてしまった忌々しい殿方が…!)ブツブツ

佐天「あのー。し、白井さん?」

黒子(それではお姉さまが数日寮に戻らず学校にも来られなかったのも、帰って来てから元気がなかったのも……!?)ブツブツ

黒子「ふ、ふふふふふ……うふふふふふふふふふ……」ユラリ

初春、佐天「白井さん?」

黒子「あんの類人猿ぐああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁッッ!!!!」

初春、佐天「ひ、ひいぃぃぃぃぃぃ!!」



―とある高校―

上条「なんだろう、急に寒気が」ブルッ

小萌「上条ちゃーん!ちゃんと先生の話しを聞いてるんですかー?せっかくの上条ちゃんだけの特別補習なんですよー?」

上条「うわーい、やったぜチクチョー!なんで上条さんだけ補習なんですかー!?」

小萌「上条ちゃん!そう言うのは真面目な学生が言う台詞です!上条ちゃんは真面目なんですか?」

上条「……半月以上学校サボってた不真面目野郎です」

上条(まさか先生にイギリスでクーデターに巻き込まれたり、ロシアで戦争の元凶をぶん殴って来ましたー☆とか言えないもんなー)

小萌「わかってるじゃないですかー。上条ちゃんはただでさえ欠席が多いのに今回の無断欠席で単位が足りずに進級も危ないんですよー?」

上条「…不幸だ」

小萌「だからこうして放課後に特別補習してるんじゃないですかー。あ、土日祝日も補習ですからねー」

上条「………不幸だ」



―ファミレス―

佐天「つまり、そのカミジョーさんと言う人と御坂さんの2人で一緒に無断外泊をしたって事なんですか?」

初春「そして白井さんの話しを聞く限り、御坂さんはそのカミジョーさんの事を大好きなんですね!」

黒子「所々に不満な点がありますが私、そう睨んでいますの」

初春「けどそれって変じゃないですか?御坂さんは好きな人と一緒にいたのに、なんで落ち込んでいるんでしょう?」

黒子「あの類人猿が…あの類人猿が何かしたに決まってますの!」ギリギリギリ

佐天「うーん、これはカミジョーさんに御坂さんの事を聞いてみるしかありませんね!」

初春「御坂さんには聞かないんですか?」

佐天「甘いなー初春は。あの御坂さんがそう簡単に教えてくれる訳ないじゃん」

黒子「話しを聞くにしてもどの様にして場を設けるかも考えなくてはいけませんの」

佐天「そんなのここで聞いちゃえば良いじゃないですか」

初春「佐天さん、なにか考えがあるんですか?」

佐天「んふっふー、私に良い考えがある!!」

黒子「少し不安ですが…いったいどう言った考えですの?」

佐天「簡単ですよ。白井さんがカミジョーさんをここに連れて来て、御坂さんの事をどう思っているのか聞くんです」

佐天「もちろん、私達が一緒にいたらカミジョーさんも話しにくいと思いますから、私達は隠れて聞いてます!」

黒子「もの凄く大雑把な上に破廉恥な作戦ですのね。けど私、上条さんの通う高校もお住まいの寮の住所も知りませんのよ?」

佐天「そんなもん初春がパーっと調べてくれますよパーっと!」

初春「パーっと調べました!白井さん、ここがカミジョーさんの通う高校みたいですよー?」パソコンミセナガラ

黒子「初春…風紀委員の仕事以上に張り切ってるように見えるのですが気のせいですの?」

初春「気のせいです」キッパリ

黒子「あら、結構遠いんですのね。少々時間が掛かってしまいますわね」

佐天「善は急げですね!さあさあ白井さん、ちゃっちゃと行ってちゃっちゃとカミジョーさんを連れてきて下さいよー」

黒子「ちょ、佐天さん?なにをそんなに焦っていますの?それと何も上条さんをココに連れて来なくても会ったその場で聞いた方が速いのでは…」

佐天「落ちついて、たーっぷりと聞きたいじゃないですかぁ!」キラキラァッ

黒子(目が輝いてますの…きっと凄く気になっているんでしょうね)

黒子「わかりましたの…それでは少し空けますが、何かありましたら私の携帯に電話して下さいな」

佐天、初春「りょーかーい!」

黒子「……では」シュンッ

佐天「……………行ったね」

初春「行っちゃいましたね」

佐天「それじゃあ……御坂さんもここに呼んじゃおっか!」

初春「え、ええええええええ!?」

佐天「カミジョーさんの意見を聞くんだから、やっぱり御坂さんもいた方が良いじゃん!」

初春「それはそうかも知れませんが…御坂さんの目の前でカミジョーさんは本音を言ってくれるんでしょうか?」

佐天「だからこそ、御坂さんを先に呼んでおくんだよ、初春」

初春「御坂さんにどこか白井さんとカミジョーさんの声が届く場所に隠れてもらうんですか?」

佐天「そう!上手く行けばカミジョーさんの本音を聞けて、その上乙女な顔をする御坂さんも見れるかも知れない…まさに一石二鳥!」

初春「でもなんでこの事を白井さんに教えなかったんですか?」

佐天「白井さんに言ったら反対するに決まってるじゃん。カミジョーさんへの反応からしてさ」

初春「確かに想い人を横取りされた女性のような顔でしたね」

佐天「でしょでしょ?だからわざわざ白井さんに無理言ってカミジョーさんのお迎えを頼んだんだよ」

初春「事情はわかりました。私も乙女な顔した御坂さんを見てみたいですし」

佐天「乙女顔の御坂さんかぁ!あ~気になるな~」

初春「カミジョーさんもきっと素敵な方なんでしょうね~」

佐天「良し、それじゃ白井さんが戻ってくる前に御坂さんを呼んじゃおう!」

Prrrrrr…



―いつもの公園―

美琴(…………)


上条『俺の命を助けてくれた事には感謝する。けどよ、はっきり言って迷惑だ』


美琴(バカみたい…アイツの力になりたかったのに、アイツ自信に迷惑なんて言われてさ…)

美琴(アイツの敵も凄く強くて…私1人が増えたって大して変わりなかったのに…)


上条『なんで…なんで、俺なんかを追いかけてこんな所にまで来てんだよお前は…!』


美琴(ホント…バカみたい…)

ゲコゲコゲコゲコ…(携帯の音

美琴(電話……佐天さんから?)

ゲコゲk ピッ

美琴「もしもし?佐天さん?」

佐天『あ!御坂さん?いまどこにいるんですか?』

美琴「いまは公園の自販機の前だけど…どうかしたの?」

佐天『白井さんから聞きましたよ!最近元気ないって』

美琴(黒子……ダメだなぁ、私。後輩にまで心配かけさせちゃって…)

佐天『いま初春とJulianに来てるんですけど御坂さんも来ませんか?何か食べてお腹が膨れれば元気が出るかもしれませんよー?』

美琴「そうね。行こう…かなぁ」

佐天『さっすが御坂さん!話しが早くて助かります!』

美琴「ふふふ…なにそれ」

佐天『あー、いま笑いましたね!?』

美琴「ふふふ…ゴメンね、佐天さん!」

佐天『少し元気が出て来たみたいですね。良かったー』

美琴「佐天さん達にも迷惑かけちゃってたんだね。ホント、ダメな先輩でゴメンね」

佐天『ネガな話しはノーサンキューですよ!それより、Julianで楽しくお話ししましょうよ!』

美琴「そうね。それじゃ今から行くから少し待っててね」

佐天『はーい。なるべく早くお願いしますねー』ガチャッ

美琴(………ありがとね。佐天さん)



―とある高校の帰り道―

上条「うう…やっと終わりましたよぉ…」

黒子「もし、そこの殿方!」

上条「家に帰ってからも補習用のプリントやらなきゃならないなんて…インデックスの夕飯も作らないといけないし…」

黒子「え?あの、ちょ!」

上条「ああ!冷蔵庫の中もカラッポだった!スーパー寄ってかねえとなぁ…」

黒子「そこの殿方!貴方ですのよ!止まりなさいな!」

上条「不幸だ…仕方がないからとは言え不幸だ…」

黒子「待てって言ってるんですのよ、この類・人・猿があぁぁぁ!!」シュンッ

上条「…へ?あぶぅっ!」ゴシャァッ

黒子「ふぅふぅ…やっと止まりましたのね。コホン…御機嫌よう、上条さん」

上条「上条さんはドロップキックされてご機嫌じゃないんですが!?つーか早く退けよ!起き上がれないだろうが!」

黒子「それは私が重いと遠回しに仰ってるんですの?」メキメキメキ

上条「痛てててて!関節極めるな!そんな事、一言も言ってねーだろうが!」

黒子「ふんっ!レディーに対して『起き上がれない』だなんてデリカシーのない発言するからですの」

上条「でぇ?常盤台のお嬢様が上条さんみたいなどこにでもいる高校生になんの御用なんですか?」

黒子「あら、今日はいつになく卑屈ですのね」

上条「上条さんだってね、卑屈になりたい時だってあるんですよ?」

黒子「まあそれはさて置き」

上条「さて置かないで下さい!」

黒子「上条さん。いまから私と一緒にJulianまでご一緒していただけません?」

上条「常盤台の生徒からのデートのお誘いですか?」

黒子「ええ、常盤台の生徒とこんな手軽にデートが出来るんですのよ?良いお話でしょう?」

上条「悪いな、白井。上条さんはこれからスーパーで買い物して一刻も早く帰らなければならないのですよ」

黒子「んな!?なんで断るんですの?お嬢様で美人中学生のお誘いを蹴るだなんて…!」

上条「自分で美人とか言ってて空しくなんねーの!?つーかお前、お嬢様の前に『お転婆』付けるの忘れてるだろ!!」

黒子「ぐぅ…本来なら金属矢をその何も入ってない頭にテレポートして差し上げたい所ですが、お願いする側ですので我慢致しますわ」

上条「だいたい上条さんとファミレスに行ってどうするって言うんですか?」

黒子「それはJulianに着いてからお話ししますの。いまはただ私に付いて来てもらいたいんですの」

上条「白井、本当にごめん。俺、他にも半月近く学校を無断欠席しちまってさ、」

黒子(やはりお姉さまの無断欠席と無断外泊に関係がありそうですわね)

上条「補習のプリントなんかも寮でやらなきゃならないくらい出されてるんだ。いまもこのカバンの中にプリントの束が入っていましてね」

黒子「この鞄ですの?」シュンッ

上条「そうそう、このカ…バ…ン?あ、アレ?カバンは?」

黒子「あらあら…案外簡単な問題を習っていますのね」クスクス

上条「し、白井さん…?そのカバンは…?」

黒子「上条さんの鞄ですのよ?ついて来て下さらないなら仕方ありませんわね。私、Julianに戻ると致しますわ」シュンッ

上条「ちょ、おい!上条さんのカバン置いてけよ!」

黒子(少々強引ですが致しかたありませんのよ)シュンッ シュンッ

上条「白井ー!上条さんのカバン返してー!!」ダダダッ



―ファミレス―

店員「いらっしゃいませー」

美琴「えーと…佐天さん達は…」

佐天「あ、御坂さーん!こっちこっちー!」ブンブン

美琴「待たせてごめんね2人共。結構時間掛かっちゃったでしょ?」

初春「そんな事ないですよー。こちらこそ急にお呼びして迷惑じゃなかったですか?」

美琴「うーうん、誘ってくれてありがとね。丁度なにか甘いもの食べてストレス発散したかったのよ」

初春「このフルーツミルクプリンパフェとかどうですか?凄く美味しそうなんですよ!」

美琴「へぇ~、美味しそうね。それじゃコレにしようかな」

ピンポーン

美琴「追加の注文いいですか?」

店員「はいご注文の方どうぞー」

美琴「フルーツミルクプリンパフェを一つとドリンクバーで」

店員「フルーツミルクプリンパフェがお一つとドリンクバーですね。

   ドリンクバーはあちらになっております。ご自由にお使いくださーい」

美琴「ところで…黒子は来てないの?」

佐天「はい。白井さん今日は用事があるみたいで」

美琴「ふーん、風紀委員の仕事かな……って、それじゃ初春さんもここにいられないか」

初春「ええ。なんでも新しいバカ下着を買いに行ったみたいですよー」ニパァー

佐天(ちょ、初春!?)ブフゥー

美琴「はぁ…黒子のヤツ、またとんでもない下着買って来るんじゃないでしょうね…」

佐天「ハ、ハハハハハ…」アセタラー

店員「お待たせしましたー。こちらフルーツミルクプリンパフェになりますー。

   ご注文は以上でよろしかったでしょうかー?」

美琴「あ、来た来た!」

初春「わぁ…美味しそうですねぇ…」

美琴「初春さんも食べる?」

初春「良いんですか?バンザーイ!」ヒョイパク

佐天「こらこら初春ぅ?あまり御坂さんに迷惑掛けちゃダメだぞ?」

美琴「そんな事ないわよ?ほら、佐天さんもどうぞ?」

佐天「え?良いんですかー?それじゃー、お言葉に甘えてー」ヒョイパク

初春「ああぁぁぁ!それ私が貰おうと思ってイチゴなんですよ!?」

佐天「早い者勝ちなのだよ、初春くん。ワハハハハ!」

初春「うううぅぅぅぅ~」

美琴「ホラホラ、こっちにもあるからケンカしないの」

初春「え、でもそれじゃ御坂さんの分が…」

美琴「2人の楽しそうな顔見てるだけで私はお腹一杯になりそうだから大丈夫!

   さ!2人して食べちゃって?」

佐天「御坂さんゴチになりまーす!」

初春「なりまーす!」



(それから30分)

美琴「……でさぁ、婚后さんがねぇ!…」

佐天「あはは!婚后さんもホント、相変わらずみたいですねー」チラチラ

佐天(おっそーい!白井さーん、カミジョーさん連れて来るのに何十分掛かってるんですかー!?)


オホホホホ! コチラデシテヨー!
カエセー!


美琴「うん?いま黒子の声がしたような…」

初春(あの声は!佐天さん!)アイコンタクトー

佐天(わかってるよ、初春!)アイコンタクトー パート2

初春(戻ったか!)

佐天(戻ったかッ!)

初春、佐天(白井さんッ!)

佐天(カミジョーさん…どんな人なんだろう…やっぱりレベル4くらいの人なのかな)

初春(やっぱり素敵な王子様みたいな人なんでしょうか…)



黒子「おーほほほほほ!ホーラホラ、鞄はここですわよー!」シュンッ シュンッ

上条「グス…返せ!返せよぉ!上条さんのカバン返せよぉ!」ダダダッ


佐天「」

初春「」

美琴(え、え?なんで?なんでアイツと黒子が一緒に…?)

佐天(あの人がカミジョーさん……?)

初春(あの人が素敵な王子様…?)

初春、佐天(凄い普通……)ガクーン


黒子「あら、上条さんがモタモタしてる間にJulianに着いてしまいましたわね」

上条「ぜぇ…ぜぇ…グス、ちくしょー。結局は白井の手の上で踊ってただけかよ…」

黒子「良いではありませんの。ジュースくらいでしたらご馳走しますわよ?」

上条「…それはさすがに情けないので自分で払います」

黒子「意外ですわ。後輩に奢られるのを嫌うタイプでしたのね」

上条「そうじゃねーよ。女の子に奢ってもらうのは上条さん的にアウトなんだよ」

黒子「ますます意外ですわ」

上条「ほっとけ!」

黒子(…っと、初春達は窓側の席に座ってましたわね。それでは…その隣の席にでも座りましょうか)



美琴(こ、こっちに来る!?ってなんで私隠れてるのよ!?)

佐天(さすが御坂さん、カミジョーさんと顔を合わせられないのかあっという間に隠れてしまいました)

初春(しかも凄い顔赤いです)

美琴「ね、ねぇ…?初春さんに佐天さん」ゴニョゴニョ

初春「なんですか御坂さん」ゴニョゴニョ

美琴「なんで2人共隠れてるの?」ゴニョゴニョ

佐天「いやー、御坂さんが隠れたので、私達も隠れないとダメかなーと思いまして」ゴニョゴニョ

初春(佐天さん…恐ろしい子!)



黒子「ここで構わないですわね?」

上条「ああ、それは構わねえけどよ…そろそろ上条さんをここまで連れて来た理由を教えてくれないか?」

黒子「聞きたい事があったのですが……意外とせっかちですのね」

上条「上条さんが忙しいって事、忘れてませんか!?」

黒子「忘れてましたの」

上条「お前、酷いな!」

黒子「まぁ良いでしょう。聞きたい事と言うのは他でもないお姉さまの事についてですの」

美琴(………!?)ビクンッ

佐天(うおー!いきなり本題キター!)ワクワク

初春(こっちまでドキドキしてきましたよー)ドキドキ

上条「御坂の事?」

黒子「最近のお姉さまはまったく元気がないんですの」

上条「…………」

黒子「上条さん、先ほど半月程学校を無断欠席していたと言いましたわね」

上条「……言ったな」

黒子「お姉さまも数日程学校を無断欠席し、寮にも戻らずに無断外泊されていましたの」

上条「……ふーん」

黒子「私思いましたの。お姉さまは上条さんを追ってどこかへ行っていたのではないかと」

上条「凄いな白井。まるで探偵みたいだ」

黒子「茶化さないで下さいまし。…話しを続けますの。そして追って行った上条さんと何かしらの問題を起こして元気を無くされているのではないか。私はそう考えてますの」

上条「………」

黒子「沈黙は肯定と採ってよろしいんですのね?」

上条「………なあ」

黒子「なんですの?」

上条「御坂の奴…元気なかったのか?」

黒子「ええ。それはもう」

上条「そっか…」

黒子「話せる所までで構いませんの。どうか私にお2人の間であった事を話して下さいまし」



美琴(黒子………)

初春(なんか思った以上に重い話しになりそうですね)

佐天(このまま聞いてて良いのかわからなくなってきたよ……聞くけど)



上条「白井、少しランクダウンさせた内容の話しでも良いか?」

黒子「別に構いませんの」

上条「ありがとな。んーとな」

上条「上条さんはちっとばかし不良達のデカイ抗争の真っ只中にいたんだ。」

黒子(不良達の抗争よりも上のランクの争い…?)

上条「その抗争の最中にさ、御坂が来たんだよ。助けに来てやったって言ってさ」

黒子(上条さんとお姉さまは乱雑開放事件と同等かそれ以上の大きな事件に係わっていた…?

   しかし学園都市でそのレベルの事件はここ数週間では起きてませんの…

   という事は上層部によって揉み消された事件か、『外』での事件…?)


上条「他のグループも俺を狙ってるからソイツ等を潰すついでに、俺を助けに来てやったって…

   そこで俺言っちまったんだよ。迷惑だって。なんでこんな所にまで来るんだって、

   それからは…もうそんなに話しをしなくなった。抗争も終わらせて御坂は先に帰っちまった」



黒子「……上条さんは前に私に言いましたわよね?『お姉さまとその周りの世界を守る』と」

上条「……ああ」

美琴(…………///)カァ…

佐天(うおおおおお!まさかの守る発言!?)

初春(ぬっふぇ)

黒子「まずはお礼をさせて頂きますわ。約束通りお姉さまを守っていただきありがとうございますの」

上条「………止せよ」

上条(実際、そんなんじゃねえんだ…)

黒子「けどお姉さまを悲しませた事は許しませんの」

上条「ああ。良くわかってる」

黒子「上条さんが何を思ってお姉さまに酷な発言をされたのかはわかりませんの。

   しかしお姉さまはレベル5の第3位。上条さんのお役に立つと思いますが…?」

上条「そんなの関係ないだろ…」

黒子「はい?」

上条「レベル5の3位だの、最強の電撃姫だの、周りがどんなに持ち上げたってな御坂がまだ14歳の女の子だって事に変わりはないだろ?」

黒子「………」

上条「危険な所だったんだ…簡単に人が死んでいって、向こうも死ぬ気で襲ってくる。

   いつもの路地裏の不良相手じゃないのに…そんな場所にアイツは来たんだ!アイツ自信が死ぬかも知れないのに、俺なんかを追って来たんだ…!

   俺の事なんか放っておけば良かったんだ…その方が余計な心配をしなくて済む分まだ気が楽だった。それなのに…」


美琴「放っておける訳ないでしょうが!」ガタンッ

上条「み…御坂!?」

黒子「お、お姉さま?なぜここに?」

初春「まずいですよぉ!御坂さん!」

佐天「イヤ…もうアウトかも…」



黒子「初春…佐天さん…事情を説明して下さいますの?」

初春「わた、私は悪くありませんよ?佐天さんがですね!」ワタワタ

佐天「う、初春!?裏切ったなー!」

黒子「安心して下さいな。事情はお2人から平等にお聞きしますので」ガシィ

初春、佐天「ごめんなさあぁぁぁぁい!」シュンッ



美琴「さっきから聞いてればアンタは!私の心配ばかりして!」

上条「え、あ、いや、その、御坂さん?」

美琴「私だって…私だってアンタの事が凄く心配したんだから……だからあそこに行ったんだから!

   あんな危険な所でアンタが死ぬんじゃないかって、死ななくても捕まって何かの実験に使われるんじゃないかって、

   そう思ったらいても立ってもいられなくなって…だから、少しでもアンタの力になって助けられたらって思って行ったのに…なのに…グスッ」

上条「……み、さか?」

美琴「迷惑だとか…ヒグゥ……言うなぁっ!…グスッ…」ポロポロ

上条「あ……ぅ…」

上条(バカか俺は…自分の不甲斐なさを棚に上げて……御坂にこんな顔までさせて……)

上条「悪い……」

上条(違う。そうじゃない。御坂に言いたい事は別にあるだろ)

美琴「謝って欲しくて…グスッ…こんな話ししてるんじゃないわよぉ…!」

上条「御坂……正直な話しな。お前がロシアまで追いかけて来た時はさ、嬉しくもあったんだ」

美琴「なによ…グスッ、同情でもしてくれてるの?」

上条「いや、そうじゃなくてだな…」

美琴「私の事を迷惑だとか言っておいて…グスッ、都合の良い時は嬉しかったって言うの…?」

上条「御坂…俺の話しを聞いてくれ」

美琴「ふざけないでよ!そんな同情心から出た上っ面だけの台詞を言われたって全然嬉しくなんかないのよ!」

上条「違う…違うんだ、御坂」

美琴「違う?なにが違うって言うの!?アンタはあの時、私に迷惑だってハッキリ言ったじゃない!それがアンタの本心なんでしょ!?」

美琴「そんなに迷惑だったらもう私なんかに構わなければ良いじゃない!」

上条「………御坂」

美琴「あ…………………~~ッ!!」ダッ

上条「御坂、待ってくれ!」ガシッ

美琴「…ッ!離せ……!」

上条「嫌だ。絶対に離さねえ」

美琴「なんでよ!私の事なんか放っておけば良いじゃない!」

上条「御坂さんが上条さんの事を放っておけなかったみたいにな、上条さんもそんな状態の御坂さんを放ってなんかおけないんですよ」

美琴「……なによそれ」

上条「それにな…お前がちゃんと俺の話しを聞いてくれるまでこの腕は離さないぜ」

美琴「……………」



(―5分後)

上条「ちょっとは落ちついたか?」

美琴「……うん」

上条「それじゃ…俺の話し、聞いてもらえるか?」

美琴「………うん」

上条「初めに言っとくけどな、さっきのセリフ。アレは同情でもなんでもない、俺の本心だからな?」

美琴「……ホント?」

上条(その上目遣いは反則だぞ御坂…!)

上条「ああ、ホントだ。って言ってもこの前に言った事もホントなんだけどな」

美琴「やっぱり…迷惑だった…?」ジワァ

上条「ロシアの時の敵、お前も見ただろ?フィアンマの奴を」

美琴「あのいけ好かない赤いパジャマ着てた奴?」

上条(赤いパジャマ…)

上条「俺さ、御坂と会う前にさフィアンマの奴に手も足も出ないまま負けちまったんだよ

   けどフィアンマを必ず倒して、インデックスを救い出すって決めてたんだけどさ…」


美琴「その後に私がアンタの所に行った…」

上条「ああ、御坂を見た時は嬉しかった。こんなバカな事を学園都市の外に出てまでやってる俺を助けに来てくれたんだからな。

   でも不安に思うようにもなっちまったんだ。自分自身を守る事しか出来なかった俺に御坂を守れるのか、

   もし守れずにお前を死なせちまったらどうすれば良いのか、ってさ」


美琴「生きてアンタの前にこうしているじゃない」

上条「そりゃ結果論だろ。あの時はそうは思えなかったんだよ…お前が死んじまったら美鈴さんや白井、

   さっきの友達だって悲しむ。そう思ってたらお前を一緒に戦わせるのが堪らなく嫌になったんだ」


美琴「それで私に迷惑だって言ったの?」

上条「ああ。俺、大バカだった。本当にお前に言いたかった事は別にあったのにな…」

美琴「………言いたかった事?」

上条「危険をかえりみずに俺を助ける為にあんな所まで来てくれてありがとな」

美琴「…………」

上条「お前が来てくれたからよ、ピリピリしてた上条さんもちょっとはリラックスでき……って、御坂!?」ギョッ

美琴「うぐっ…えっく……うええぇぇぇぇぇぇぇ……」ボロボロ

上条「ど、どうした?上条さんまた余計な事を言っちまったか!?」

美琴「ちがううぅぅぅ……うえぇぇぇぇぇん…」ボロボロ

上条「じゃあいったいどうしたって…」

美琴「なん゛でその゛セリフをあの時゛に゛言ってぐれ゛なかった゛よおぉぉぉぉぉぉ…」ボロボロ ポカポカ

上条「ちょ、御坂さん!叩かないで!結構痛いから叩かないで!」

美琴「バカバカァ……」ボロボロ ポカポカ

上条「いたっ!…痛いってっ!」

美琴「この゛大バカァ…!」ダキィッ

上条「―て、えええええええええええええ!!?みみみみ御坂サン!?///」ドキィッ

美琴「うっざい大バカ……グスッ、しばらくこのま゛までいざぜなさいよ…」

上条(み、御坂って良い匂いなんd…じゃねえぇぇ!ナニ考えてるんですか上条さんは!相手はまだ中学生だぞ中学生ああだけど未発達な胸が当たってちょっとイケナイ事態になってしまいそうですいやダメだ胸がダメダメそんな事したら胸がダメですよ上条さん御坂は上条さんを信頼して胸と身を預けて来てくれてるんですから胸とソレを裏切るなんて胸とか上条さんは許さないけど胸がー!)



(―更に5分後)

上条「もう…よろしいでしょうか…?」ゲッソリ

美琴「うん、急にあんな事してごめんね」スッ

上条「ああ…………その、落ちついたか?」

美琴「うん!あー、泣いたらスッキリした!」

上条「そいつは良かった。やっぱ御坂は笑ってる顔の方が良いぞ?」

美琴「………え?」ドキンッ

上条「うん?」

美琴(急になに言い出すのよコイツ…!こ、これじゃまるで漫画なんかで良くあるトキメキシーンじゃない!)ドキドキ

上条「どうした?顔が真っ赤だぞ?」コツン

美琴「…………………ッ!!!??」ボンッ

美琴(か、かかかかかかか顔近い!顔凄く近いー!!)

上条「うわ、大丈夫か?御坂。さっきよりも顔が赤いぞ?」

美琴「……ね、ねぇ!?」

美琴(声裏返っちゃったーーー!)

上条「うん?どうした?」

美琴「か、彼氏とか出来たら…ずっと笑顔でいられるのかな……?」ドキドキ

上条「…………は?」

美琴「……~~~ッ!!だから、私に彼氏が出来たら!ずっと笑っていられるのかな?って聞いたの!」

上条「あ、ああ、うん。その彼氏が御坂の好きな奴で、そいつと一緒にいて楽しいと思えるんだったらずっと笑顔でいられるんじゃないか…?」

美琴「う、うん…そうだよね。それで、ね…?」

上条「うん?」

美琴「私、ね…一緒にいて、楽しい、と、思える男の、人ってアンタ、しかいない、んだ…///」チラッ

上条(…………!)

上条「そ、それは……光栄で、す」

美琴「…………」ドキドキ

上条「…………」ドキドキ

初春、佐天「…………」ドキドキ

美琴「う、ううううううううううううう初春さんに佐天さん!?」ビクゥ

佐天「あぁん!御坂さんにカミジョーさーん、続けてて下さいよー」

初春「御坂さんのあんな顔、初めて見てました……ぬふぇえぇぇぇぇ~」ボシュゥン

上条「さっき白井に連れてかれた御坂のお友達さん…?」

初春「は、はいぃ!御坂さんのお友達させてもらっています風紀委員の初春飾利です!柵川中学1年です!」

佐天「はいは~い!同じく柵川中学の佐天涙子っで~す!ちなみにレベル0の無能力者で~す!」

上条「こ、これはご丁寧にどうも。俺は上条当麻。ご覧の通り普通の高校1年です」

上条「えーと…それでですね?…いつ戻ってこられたんでせう?」

佐天「えーっとですね、『俺、大バカだった。本当にお前に言いたかった事は別にあったのにな…(低い声で)』って所からです」

上条(随分と前じゃねえか!)

美琴「あ、あぅあ……?あ……?」

初春「声をかけようと思ったんですよ?けど凄いピンク空間を作ってましたので声をかけ辛かったんですよー」

美琴「ピィ、ピピピピピピピピピピピピンキュ、ク空間!?」

初春「はい、それはもう誰にも気付かず、誰も近づけずって感じで」

佐天「と言いますか他のお客さんもいるのに良く恥ずかしくありませんねー」

上条、美琴「――――他の客?」

佐天「はい、周りにいる他のお客さんです。あ!店員さんもですね!」

上条、美琴「――――周り?」

客1「甘酸っぺー…」
客2「おいあの子、常盤台の生徒だよな」
店員「店内で騒ぐのは止めてくださいって言ってるのに…」
客3「やってしまいましたねウニ頭。よくも自分の御坂さんを…」ブツブツ

上条、美琴「――――あ」

上条(ぎゃあぁぁぁぁぁ!!そう言えばここファミレスでしたー!!)

美琴(こ、こんなに大勢の前で泣いたり!アイツに抱きついたり!?)

美琴「ふ、ふ、ふ………」プルプル

上条「あ、あのー、御坂さん?どうかしましたか…?」ヒクヒク

美琴「………ふにゃー」ビリビリビリ

上条「やっぱりかよ、こんちくしょおぉぉぉぉぉぉ!!!」パギンッ
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。