一方通行「エルシィ!エンディングが見えたぞォ!!」⑧


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攻略 初日
常盤台中学前

 

 

エルシィ「ほえー・・・これが常盤台中学・・・」

一方「おーおー。流石はセカイ有数のお嬢様学校ってか?」

並の学校の15倍以上の敷地面積があるとは聞いていたが予想以上にデケェわ
学校ってか最早一つの街だなコリャ

エルシィ「・・・さんもそうですが美琴さんもこの学校に通っているんですよね・・・」

一方「・・・・・・」

一方「・・・まァ、そォだろ。何を当たり前のことをぬかしてやがンだ?」

エルシィ「・・・神様」

一方「あン?」

エルシィ「そんな名高いお嬢様を恋に落とした神様って一体何者なんですか・・・!」

一方「・・・・・・」

エルシィ「も、もしや…やはり貴女が上条…」

一方「いい加減そのネタもしつけェぞ」ポカッ

エルシィ「いったぁい!?」ぐすっ…

一方「・・・・・・」

一方「(オリジナル・・・御坂美琴・・・)」

一方「(思えばヤツの攻略からこのバカげた物語は始まったンだっけな)」

一方「・・・・・・」チャラ・・・

一方「(クソガエル・・・ゲコ太のストラップ・・・)」

一方「(・・・いつまで付けてンだ俺はよ。ペアのストラップに何か期待でもしてる
チェリーボーイかっての)」

一方「(まァ、オリジナルが今も付けてるとは限らねェけどよ)」

一方「(そうさ・・・アイツの記憶は無くなったンだ。こンなもンいつまでも付けて
るもンじゃねェだろォが)」

「・・・攻略した方の記憶は消えてしまうんですか」

一方「・・・!」

心理掌握「それって寂しくありません?神様の記憶は残ったままなのに」

エルシィ「(あっ!心理掌握さん!)」

エルシィ「(ど、どうして攻略後の女性の記憶について知っているの・・・!?)」

心理掌握「・・・・・・」

心理掌握「(悪魔さんは私の能力、まだちゃんと把握出来てないのかな・・・)」

心理掌握「ごきげんよう神様。またお会い出来て光栄です」ペコリ

心理掌握「わざわざ私の学校まで足を運んでくださるなんて嬉しさで胸が熱くな
りますわ」

一方「あァ、どンだけ皮肉を言われようが俺は今はお前しか見えねェからなァ」

心理掌握「あら。情熱的なお言葉ですね。照れてしまいます」

エルシィ「(おおっ!?神様がいきなり猛アタック!しかも反応も良好ですっ!
)」

エルシィ「(これはエンディング間近でしょうか!?)」ドキドキ

一方&心理「・・・・・・」

心理掌握「苦労、しているのですね」

一方「アイツは・・・本物のバカだからな」

エルシィ「?」

心理掌握「しかし神様?少し話を戻させていただきますが・・・」

一方「なンだよ?」

心理掌握「貴方は過去に御坂美琴さんを恋に落とした。これは事実でしょうか?」

一方「・・・・・・」

心理掌握「Yesですか。 へぇ…あの御坂さんをですか・・・」

心理掌握「あながち神様というのも誇大表現では無いのかもしれませんね」

エルシィ「むー!?誇大も何も神様が神様なのは事実ですぅっ!」プンスカ

心理掌握「・・・・・・・」

心理掌握「そして神様・・・」

エルシィ「無視ぶっちぎりです!?」ガーン

心理掌握「・・・心の中を読ませていただいた結果、御坂美琴さんの記憶は攻略と同
時に消去された。という結論が出たのですがそれでよろしいでしょうか?」

一方「・・・・・・」

一方「・・・そンなことをテメェが聞いてどーすンだ」

心理掌握「・・・・・・」

心理掌握「私の能力は精神する関することならなんでも可能です」

一方「!?」

心理掌握「私を恋に落とす?」

心理掌握「私しか見えない?本当でしょうか?」

心理掌握「貴方はペアのストラップを見つめながら攻略の時を思い返していたの
に?」

心理掌握「神様は御坂美琴さんのことをどう思っていらっしゃるのかしら?」

一方「オイ、テメェ!?何を考えて…!?」

心理掌握「・・・あら?イヤですわ。わかっていらっしゃるじゃないですか」

心理掌握「記憶の復元。意志の増幅」

心理掌握「貴方と御坂美琴さんがあの日から恋に落ちた状態のままになったと し
たら」

心理掌握「・・・一体、私の攻略はどうなるのでしょうね?」クスッ…


私は貴方を必要としていません

私のセカイには貴方はいらないんです

 

 

~~~~~~~~

 

 

美琴「・・・・・・・」チャラッ・・・

ゲコ太の限定ストラップ・・・
私はどうしてこれを持っているんだろう?
まぁ、それは映画に行ったからなんだろうけど

けれど、どうもしっくりこない
その時私は誰と映画に行ったの?
ハッキリと思い出せない

美琴「(でも・・・何故か手放せないのよね。このストラップ)」

美琴「(どうしてなんだろう・・・)」

 

 

 

 

心理掌握「ねぇ、神様?どうでしょうか?」

心理掌握「御坂美琴さんの記憶・・・復元したいと思いませんか?」クスッ・・・

エルシィ「えっ!?美琴さんの記憶の復元・・・!?」

一方「・・・さげたこと言ってンじゃねェゾ・・・!!」ギリッ・・・!

心理掌握「あら?そんなことを言われるなんて心外ですね」

心理掌握「私は神様の為を思って・・・」

一方「ハッ!俺の為だァ!?テメェが楽しンでいるだけ・・・」

心理掌握「・・・寂しいでしょう?」

一方「・・・あァ?」

心理掌握「どれだけ多くの思い出を作っても」

心理掌握「どれだけお互いに理解し合えても」

心理掌握「覚えているのは貴方一人」

心理掌握「一人だけなんですよ、神様」

心理掌握「御坂美琴さんは貴方との思い出を何も覚えていないんです」

心理掌握「そう。思い出を作る前の貴方のことしか」

一方「・・・・・・」

一方「・・・言いてェことはそれだけか?」

心理掌握「御坂美琴さんのこと・・・気になってるのでしょう?」

心理掌握「いや、二人目の攻略者さんのこともでしょうか?気が多い方ですね」

心理掌握「その方は・・・涙子さん。素敵なお名前ですね」

心理掌握「けれど涙子さんも貴方をことを忘れてしまっているのでしょう?」

心理掌握「・・・貴方は今、一人ぼっちなんですよ神様」

一方「・・・・・・」

心理掌握「だから私の能力で記憶の復元を行えば・・・」

エルシィ「それは違いますっ!!」

心理掌握「えっ?」

一方「・・・エルシィ?」

エルシィ「神様は一人ぼっちなんかじゃありませんっ!!」

心理掌握「・・・いきなり大声を出したかと思えば・・・」

心理掌握「『神様には私がいますっ!』ですか?ありがちな思考回路ですね」

エルシィ「う、うー・・・」

一方「オイ、エルシィ。コイツの言うことは気にせず黙って・・・」

エルシィ「あ、ありがちで何が悪いんですかっ!?」

心理掌握「・・・!」

一方「って、オイ!?」

エルシィ「神様は今日まで一人で生きていたわけじゃありませんっ!」

エルシィ「様々な人達との思い出があって今もそれを作っているんです!」

エルシィ「中には悪い思い出もあったかもしれません・・・攻略者さんの記憶が無くなって寂しいと思っているかもしれません・・・」

エルシィ「それでも!神様はそれを受け入れて今も生きています!」

エルシィ「そして私はそんな神様をお側で見てきたんです!」

エルシィ「昨日今日出会ったばかり貴女に『記憶を復元した方が良い』とか『一人ぼっち』だとか勝手なこと言ってほしくないですっ!!」

一方「エルシィ・・・」

心理掌握「・・・・・・」

心理掌握「・・・私は心の中が読めるんです」

心理掌握「寂しさや不安、全てを読み取ることが出来ます」

心理掌握「そんな私に対して『勝手なこと言わないで』ですか・・・」ジロッ・・・

エルシィ「う、うー!?」グッ・・・

心理掌握「・・・・・・」

心理掌握「・・・不愉快な気分になりましたので私はこれで失礼させていただきます」

エルシィ「・・・ふぇっ?」

心理掌握「それでは・・・」タッタッ・・・

エルシィ「・・・・・・」

エルシィ「・・・か」

エルシィ「勝ったぁ!!」

一方「勝ったじゃねェ!!」ゴツン!

エルシィ「いったぁい!?」グスッ・・・

エルシィ「い、いきなり何をするんですかぁ!?」エグエグ・・・

一方「勝手にイベント進めンな!勝手に好感度を下げンな!!」

エルシィ「だ、だってぇ~・・・」スンスン・・・

一方「・・・・・・」

一方「・・・帰ンぞ」

エルシィ「・・・えっ?」

一方「『俺ら』の家に帰ンぞ。今日はもう攻略続行不可だからなァ。帰ってこれからの計画を立てる」

エルシィ「・・・!!」

エルシィ「は、はいっ!帰りましょう神様っ!!」

一方「・・・ったく」

一方「役立たずのポンコツのくせにでしゃばりやがってよ・・・」

一方「・・・・・・」

一方「(・・・そうさ。オリジナルや涙子がなンだってンだよ・・・)」

 

 

~~~~~~~~

 

 

心理掌握「(あんな悪魔さん相手に・・・私としたことが・・・)」

心理掌握「(少々、神と悪魔というものを侮っていたかもしれない・・・)」

心理掌握「(けれど・・・)」


美琴「(いつもの自販機でイチゴおでん買って帰ろうかな?)」


心理掌握「(私のセカイには近づかせない)」

心理掌握「(だからお二人とも)」

心理掌握「(思い出に抱かれて・・・死んでください)」

 

 

 

~~~~~~~~

 

 

エルシィ「できたぁ~!!」

エルシィ「ふふ~神様っ!今日のお夕飯は私の自信作です!きっと神様も気に入ってくれると思いますよっ!」

一方「あーそうかい。ごちそうさン」

エルシィ「はい!お粗末様・・・って、まだ一口も食べてないじゃないですかぁ!?」

エルシィ「うー・・・どうしてそんないぢわるするんです・・・?」グスッ・・・

一方「悪ィがカニバリズムは趣味じゃねェ」

エルシィが出してきた夕飯・・・もといオブジェ
人の手らしき物体で野菜と肉をサンドした・・・

エルシィ「今日のは絶対美味しいのに・・・ハンドウィッチ・・・」シュン・・・

一方「せめて爪剥がせよ」

エルシィ「うー・・・結局今日も食べてもらえませんでした・・・」ショボン

一方「もう少し見た目に親しみやすさをアップしてくれりゃァ、いつか気が向いたら食ってやるよ」

エルシィ「こんなに親しみやすい見た目なのに・・・人間の方の好みは難しいなぁ・・・」

一方「(どこがだっての)」

一方「さってと・・・落ち着いたとこで今後の今後の攻略対策でも立てるかァ」

エルシィ「あっ、はいっ!そうですねっ!」

エルシィ「神様っ!私に出来ることがあれば何なりと・・・」

一方「・・・・・・」

エルシィ「・・・神様?」

一方「そォだな。ここは1つ悪魔に魂を売ってみっかァ」

エルシィ「えっ?」

一方「帰宅途中に考えはある程度はまとまっていた」

一方「エルシィ」

一方「今回はお前の力も必要だ」

一方「(やっと舞台の役者になれた感じだな)」

一方「(だか、まだデケェ問題が残っている)」

一方「(それを処理出来るか出来ないかは俺と・・・)

一方「(アイツ次第だ)」

 

~~~~~~~~

 

美琴「(ありゃ?またイチゴおでん売り切れてる・・・)」

美琴「(案外人気なのかしらね・・・まぁ実際美味しいしね)」


心理掌握「・・・・・・」

心理掌握「(イチゴおでん・・・?おでんにイチゴ・・・?)」

心理掌握「(しかも美味しい・・・?)」

心理掌握「(・・・心が読めてもそれを理解出来るとは限らないわね・・・)」

心理掌握「(って、呆然としている場合では無いわ)」

心理掌握「ごきげんよう、御坂美琴さん」

美琴「えっ?」

美琴「・・・げっ!?」

 

心理掌握「今、お帰りですか?」ニコッ

美琴「(メ、心理掌握!?なんでコイツがこんなとこに!?)」

美琴「(いや、別にいても変じゃないけどなんで私に話しかけてくるのよ・・・)」

美琴「(まいったなぁ・・・私コイツ苦手なのよね・・・)」

美琴「(女王様気質な性格がどうもねぇ・・・)」

心理掌握「・・・・・・」

心理掌握「奇遇ですね。私も貴女のことを快く思っていませんので」

美琴「・・・!」

美琴「それでいてその能力なんだから・・・ホントにタチが悪いわ・・・」

心理掌握「ふふっ・・・褒め言葉として受け取っておきしょう」クスッ・・・

美琴「で?一体何の用なのよ?」

美琴「知り合いを見つけたから挨拶をしておこうっ!ってガラでもないでしょ?」

心理掌握「そうですね。用件が無ければ貴女に話しかけたりなんてしませんもの」

美琴「・・・無駄話はキライなの。さっさと本題に入ってくれない?」バチッ・・・!

心理掌握「あら、怖い。けれど私も時間を無駄にしたくありませんので単刀直入に済ませましょう」スッ・・・

美琴「ん?」

心理掌握が私に向かって指を指してきた
一体何のつもり?
洗脳系の能力でもかけようっての?
悪いけど、そんなヤワな脳構造じゃ・・・

心理掌握「貴女のそのカエルのストラップ・・・」

美琴「・・・えっ?」

美琴「(ストラップ・・・?このゲコ太の・・・?)」

美琴「(これが何だって言うの?)」

心理掌握「・・・思い出したくはありませんか?」

心理掌握「そのストラップを手にした時のことを」

美琴「・・・えっ!?」

美琴「(ス、ストラップの・・・思い出・・・!?)」

美琴「え、なっ・・・!?」

美琴「(コイツ・・・このストラップのことについて何かを・・・?)」

美琴「(い、いや深く考えちゃダメ・・・!深い意味なんて無いはず!)」

美琴「あ、アンタもゲコ太の映画を観に行ったの?」

美琴「い、意外ね~!こういう物には興味無いのかと思っていたけど・・・」

心理掌握「私は」

心理掌握「貴女がこのストラップを手に入れた日のこと」

心理掌握「そして・・・」

心理掌握「その日、貴女の隣にいた人物のことも把握しています」

美琴「・・・なっ!?」

心理掌握「御坂美琴さん」

心理掌握「大切な思い出を・・・」

心理掌握「取り戻したいとは思いませんか?」

 

 

 

 

記憶を取り戻す
つまり心理掌握の能力で失った記憶を復元してみないかってことでしょ?
なんでコイツがそんな提案を・・・?
何か裏があるに違いない
復元と称して油断させて精神に細工されるかもだし!

 

 

だけど・・・

 

美琴「・・・ホントに取り戻せるの?」

あの日失った思い出・・・
そして傍にいた誰かのことを・・・
・・・思い出したい

きっと私にとってかけがえのない時間だったはずだから

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