上条「愛してる」3


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~とあるホストの頂点踏破~ 
        ナンバーワン 
 

 

 


上条「あー寒い」 
 
土御門「かみやん俺指名入ったから店戻るぜい」 
 
上条「まじかよ!ヘルプついていいか?」 
 
土御門「枝いないからタダのヘルプになっちまうぜい?」 
 
上条「それでもこんな寒空の下でキャッチよりましだっつの!」 
 
土御門「なら戻るかにゃー」 
 
不肖わたくし上条当麻は大学にも進学できず、学園都市の小さな歓楽街にてホスト業に勤しんでおります。 
指名客はさっぱり、比較的女子に人気だった感もあったけども、土御門曰く単にモテ期だったのではないかとの事…  
なんつーか毎日がだりぃ… 

上条「トイレ行ってから席つくわ」 
 
土御門「ほいよ」 
 
俺「上条さんがトイレいってる間に、あまり聞きなれない言葉を簡単に説明する 
  枝:担当のいるお客さんが連れてくる、指名ホストの居ないフリーのお客さん お客さんの前ではフリーというのが礼儀  
  幹:枝をつれてくる担当がすでにいるお客さん。あの子が幹だからといわれて、美紀さんとお客さんを呼ぶ新人が後を絶たない 
  ラブボックス:ホスト同士が使う言葉、ラブラブな雰囲気のテーブルやテーブル配置で死角になる様なテーブルつまり人目につかない 
         本命彼女だったり、ホストがボトル交渉したい日など案内されたりする 
  枕:お客さんとセクロスして店に引っ張る営業方法、表向きは卑下される行為だが、誰もが通る道 
  コール:一気飲みのコール、もしくはボトルをいただいたときに店内で叫ぶ事、マイクパフォーマンス 
  ヘルプ:メインの指名ホストを助ける者、担当ホストがいない間お客さんの相手をしたり、客数の多いテーブルに着いたりする 
      優秀なヘルプは担当がいなくてもボトルの交渉したり、担当のフォローまでこなす。NO.1がその立場にいるのはヘルプが居るからである 
  営業:普通の営業とはちょっと異なる。電話連絡などして店に誘ったりと…キャバに行かれる方はよくご存知だろう 
  先輩後輩などの上下関係は年齢による物では無く、店に入った順で決まる。先輩に口答えなどは許されません。絶対服従が鉄則」
  セリフの後ろの(  )は上条さんの心の声です 
 
上条「ちわー、女Aちゃんご一緒いいですか?」 
 
女A「おお、君はかみやん!どーぞー」(ノリよくて助かる) 
 
土御門「お、かみやんにもビールいいかにゃ?」(土御門GJすぎ) 
 
女A「おっけーです!」 
 
上条「ああ、んじゃ俺行ってくるわ」 
 
女A「かみやんダッシュぜよ!」 
 
土御門「人の真似しないでくれにゃー」  
 
「アハハハハハ」 

浜面「お、上条さん戻ってたんっスか?」 
 
上条「ああ、土御門のヘルプで戻ったわ」 
 
浜面「土御門さん客一人じゃないっスか?」 
 
上条「そーだけど」 
 
浜面「俺、今指名被ってるんでヘルプ欲しいんっスけど」(先輩にヘルプ付けってか) 
 
上条「誰かいねーの?つか俺ビールもらったばっかだし」 
 
浜面「ああ、マジスカ。マネージャーには言ったんすけど」 
 
上条「…後でよければいくわ」(だりぃ) 
 
浜面「早めにお願いします」(相手できねーなら客よぶんじゃねーよ)

上条「15番で生2です」 
 
マネージャー「おい上条」 
 
上条「…はい?」(…なんだよ) 
 
マネ「お前ヒマだろ?浜面が指名被ってんだ。ヘルプ周りしてくれ」 
 
上条「…でも、女Aさんとこで生貰いましたし。浜面には後で行くっていいました」 
 
マネ「また土御門の席で気楽な仕事かよ、だから客増えねーんだ」(黙れクソが!) 
 
マネ「美琴ちゃんも今じゃ月一だろ、まともな仕事は月一回だけじゃねーか」(月一でもデカイんだよこっちのは) 
 
マネ「浜面はお前の後輩なのにヘルプガンガンついて、客も今のお前より多いだろ」 
 
マネ「浜面の7番テーブルで3人のとこ枝が二人だからすぐいけよ?」 
 
上条「はい…」 
 
上条(なんだよ…!売上げは浜面より上なのにうるせーな、数多くても美琴一人に勝てねーじゃねーか)

上条「おまたせ」 
 
土女A「「遅いにゃー」」 
 
土御門「被るなぜよ」 
 
女A「えへへ」 
 
上条「すまん、上条さんなりに急いだんですけどね…」 
 
土御門「んじゃ乾杯するぜよ」 
 
女A「かんぱーい!ぜよ」 
 
上条「いただきます!」 
 
 

チン 
 
 

上条「さっそくだけどちょい浜面のとこに行ってくるわ」 
 
土御門「ん?いきなりだにゃ」 
 
上条「あっちのクセ悪そうなとこに付けってさ。いきたくねー」 
 
土御門「ああ同情するぜよ。まぁ浜面も頑張ってるからにゃー」 
 
女A「生きて帰ってきてねぜよ、かみやん」 
 
上条「がんばってきまーす」 

上条「ちわーッス!ご一緒よろしいでしょうか!」(お、青ピいんのか) 
 
青ピ「おお!かみやんきたでぇ!」 
 
絹旗「どーぞどーぞ」                           
          
青ピ「んじゃモアイちゃんとむぎのんの間に座ってー」  
       フレ 麦上 
こんな感じ  青■■絹  真ん中は姫神じゃありません
  
絹旗「モアイって超言わないでください!」 
 
麦野「バカ面まだ?アタシの酒残していきやがって」 
 
フレンダ「結局浜面はボトル2本目な訳よ」 
 
青ピ「ほなボク飲んでいいやろか~?」 
 
麦野「アンタは強いからおとこわりだなww」 
 
青ピ「おとこわりとか嫌やわ~!でもおことわりも嫌や~!」 
 
「アハハハハh」 
 
上条(あーついてけねー このテンションなんだよ…) 
 
青ピ「おお!?かみやんのグラスがまだないでぇ~?」(ナイス青ピ、飲んでテンション上げるか!) 
 
上条「おおっと!?うっかりしてたわ、いただいていいですか!」 
 
フレ「結局、麦野しだいな訳」 
 
麦野「なんか面白いことやってよ」 
 
上条「ええ!?まじでー?」(一番ウゼータイプだクソ!) 
 
絹旗「なんか超嫌そうなんですけど」 
 
上条「いやいやそんなことないですよ、ハハ」(黙ってろチビ)

 

 

席順ずれてるけど脳内補完頼む フレンダと麦野の間は 浜面がいたとこ 
下のもずれそうだからそっちも脳内で頼む 
 
上条「んじゃ… ミッキーマウス!!」  
   ●  ●←灰皿
 く(・д・)> 
麦野「…つまんねぇ」 
フレ「これはこれで…結局ないわ」 
絹旗「超死んでください」 
 
青ピ「毒舌!モアイちゃんそれはへこむわー」 
 
上条(クッソ、無茶振りすんじゃねーよ) 
 
絹旗「モアイって言わないでください超!」 
 
麦野「絹旗ww超のつけどころがおかしいってww」 
 
「アハハハハh」(かえりてー) 
 
青ピ「ちょっとボクお客さんとこ行ってくるわ」(はぁ!?俺一人かよ!!) 
 
フレ「えー、結局青ピが居なくなったらつまんない訳よ」(はいはい、俺ですみませんね) 
 
青ピ「んじゃフレンダちゃんからのご指名待っとるからね」(俺が指名すっからここに居てくれよ!!)

上条「まぁ…青ピ居なくなったけど盛り上がっていこうー!」(はぁ…) 
 
麦野「浜面まだ帰ってこないの?」(うるせー!盛り上がれっつってんだよ!) 
 
フレ「結局、他に客がきてるみたいね。あっちの角の方のテーブルに行ってた」 
 
絹旗「ここからは超死角ですね」 
 
上条「ああラブボックスかな」 
 
麦野「はぁ!?」(しまった!) 
 
絹旗「なんなんですか?ラブボックスって超気になります!」(気にしないでいいから!) 
 
上条「いや…お客さんがさ?死角にいるテーブルに…?」(やばいやばいやばい!) 
 
絹旗「超目が泳いでるんですけど」(お前は黙ってろ!チビ!) 
 
上条「いや…指名のお客さんがお互い視界に入らないように案内するんだよ」(いけるか!) 
 
麦野「そりゃ分かるけど、なんでラブボックスなんだよ?」(無理か!!) 
 
上条「え…?あー。喉が渇いてちょっと何か飲みたいなー」(逃げ切るぜ!) 
 
麦野「ふざけんな!!」ガチャン! (失敗!!)
 
麦野「飲みてぇなら飲ましてやんよ!!オラ!」ドン 
 
麦野「一気で飲めよ?」 
 
上条「いや…これはちょっと」(ボトル丸々じゃねーか!死ぬわ) 
 
黒服「上条さんお願いします」(いいタイミングだ!) 
 
麦野「今アタシがこいつとしゃべってんだ」(壁としゃべってろクソ女) 
 
上条「いやいや、ちょっとすぐ行ってすぐ帰ってきます!」(脱出!) 
 
麦野「チッ!」(くわばらくわばら) 

上条「はい」(マネージャーかよ) 
 
マネ「お客さん怒ってるけどなんだ?」 
 
上条「いえ…なんでも」(あーだりー) 
 
マネ「おい、浜面呼んできて」(もうあのテーブルに固定しとけよ) 
 
上条「なんか、浜面が遅いって言い出して機嫌悪いみたいなんですよ」 
 
マネ「遅いと感じさせない為にヘルプが盛り上げるんだろうが」(頑張ってるっつーの) 
 
浜面「はい?」 
 
マネ「7番がなんか遅いって怒ってるみたいだから戻ってくれ」 
 
「20番テーブルゥ、ヘネシーXOいただきましたァ!」「「「ありがとうございまーす」」」」 
 
浜面「マジスカ?さっきまで機嫌よかったのに…」(なんでこっち見んだよザコ助) 
 
マネ「上条は25番テーブル行ってくれ」 
 
上条「はい」(また浜面のヘルプか…)

上条「しつれーしまーす」(なんでジャージなんだよ。自分ち感覚か!)  
 
滝壺「こんばんわ、どーぞ」(でもおとなしめでかわいいな)
  
上条「こんばんわー」 
 
上条「上条って言いますよろしく、お名前は?」 
 
滝壺「りこう、かみじょーはいくつ?」 
 
上条「上条さんは25ですよ」(ああなんか癒されるわ)
 
滝壺「はまづらとあんまり変わらないね」 
 
上条「そうそう、一杯貰っていい?」 
 
滝壺「あ、ごめんね どーぞ」 
 
上条「いただきまーす」 
 
「1番テーブルさンからピンドンもらったンですけどー?」「「「うらやましー!!」」」 
 
滝壺「ドンペリだって、すごいね」 
 
上条「ああ、今のNO,1だな」(スゲーの分かってるから毎回コールすんなっつの)

滝壺「ドンペリ、いくら?」 
 
上条「安いので5万で真ん中で15万、16万高いのは50万、今日はもっと高いのは無いです」 
 
滝壺「そうなんだ…高いね」(安いので上条さんの10日分の日給ですよ) 
  
上条「いれてみる?浜面も喜ぶよ」(浜面に恩売っとくか。ジャージだから期待できねーけど) 
 
滝壺「うーん…せっかく初めてのボトルだから50万の方で」(ブーッ!!AA(ry )  
 
上条「50万の方!?いいの?」 
 
滝壺「うん、はまづらが喜んでくれるなら」(うわーおいしい客だなオイ!!ラブボックス納得だ) 
 
上条「りこうちゃんのあっちも初めてなのかな?ww」 
 
滝壺「いや…それは、はまづらが…///」(かわいい顔して店の外じゃすでに浜面のボトル入れてますってか!?) 
 
上条「まぁ持ってくるわ、浜面びっくりさせようぜ!」(そして俺に感謝するがよい) 
 
滝壺「うん…」

上条「マネージャー25番でゴルドンお願いします」 
 
マネージャー「はぁ?25番って浜面のとこだろ?」 
 
上条「NO.1のコールに引っ張られたみたいで、ちょっと押したらおkでました」(称えるがよい) 
 
マネージャー「あー、まぁ俺はかまわねんだけど、浜面呼んで来い」(なんで呼ぶんだよ!) 
 
上条「いえ、浜面をびっくりさせたくて入れるみたいなんで、それにあっちのテーブル大変そうですし」 
 
マネージャー「うんー、とりあえず浜面だ。あけれる様に準備だけしとけ」(浜面浜面うるせーなクソ) 
 
上条「…はい」 

上条「お待たせ、準備してようか」 
 
滝壺「うん、かみじょうはこれ飲むの、初めて?」 
 
上条「いや、月一回は飲んでるかな」 
 
滝壺「すごいね、かみじょうのお客さん?」 
 
上条「うん、月一回しかこなくなったけどね」 
 
滝壺「愛されてるんだね、その人に」 
 
上条「ああ、そうかもね? 浜面遅いな、注いで待ってようか」 
 
滝壺「うん」 
 
 

ポン… 
 
 

滝壺「いい音だね」 
 
上条「そうだね」(ヘルプ席で空けると空しいもんだな) 
 
上条「お、戻ってきたよ」 
 
浜面「ちょっと!!開けてるし!!」
 
滝壺「今開けたばかりだよ、はまづら」(そうだあせるなザコ助) 
 
浜面「いや、入れるなよこんなん、いくらすると思ってんだ!」(何言ってんだ?) 
 
滝壺「50万だけど…。気に入らない?」 
 
浜面「いやいやいやいや、50万あったら何ができるよ?考えようぜ?」 
 
上条「おいおいせっかく入れてくれたのに、そりゃないだろ」(何考えてんだこいつ) 
 
浜面「他人は黙っててくださいよ」 
 
上条「あ?」 
 
浜面「こいつ俺の彼女なんですわ、店くんのも俺の自腹で呼んでるんすよ」(………………え?) 
 
浜面「滝壺ものせられんなよ」(おいおい俺が悪者かよ、ざっけんな!) 
 
滝壺「これの分は私がだすから、はまづらは気にしないで」 
 
滝壺「私がはまづらの、喜ぶ顔みたかったから」(そうだそうだ!その女が入れるっていったんだ) 
 
浜面「っっ!   はぁ~~~」 
 
浜面「んじゃいいわ、上条さんちょっと外してもらえますかね?」(口の利き方なってねーなこいつ) 
 
上条「いいけど?  んじゃまたね」 

マネ「おい」(なんだよ) 
 
上条「はい?」 
 
マネ「お前今日帰っていいぞ。んで明日ちょい早めに来い」 
 
上条「え?」 
 
マネ「7番のとこでお前チョンボしただろ、浜面キレてんぞ」(チクリくんだな、あいつ) 
 
マネ「んで今のゴルドンは浜面の女だろ」 
 
上条「みたいっすね」(しらんかったし) 
 
マネ「ゴルドンは?」 
 
上条「注いだけど…まだ飲んでないみたいっすね」 
 
マネ「俺は準備だけっつっただろ!浜面待てっていったよな!?」(あーだりー) 
 
上条「いや…」 
 
マネ「もういい、帰れ。 明日早くこいよ!」 
 
上条「…はい」

「なンでもないようなことがァ~ しあわせだァったとおもォ~うゥ~ なンでもないよるのォこォとォ~ 二度とはもどれないよォるゥ~」

上条「ただいま」 
 
美琴「あら、おかえり。早いじゃない?」 
 
上条「…美琴」ギュ 
 
美琴「どうしたの?何かあった?」ナデナデ 
 
上条「…別に」チュ (イライラがおさまらねぇ) 
 
美琴「んっ…もうどうしたの? あ…、こら」 
 
上条「しようぜ」モゾモゾ 
 
美琴「もう、甘えんぼさんね」 
 
上条「美琴…」 
 
・ 
・ 
・ 
 

上条「…ふぅ」 
 
美琴「…ハァ …ハァ」 
 
上条「大丈夫か?」 
 
美琴「…ぅん、ちょっと激しかったかも 起きれないょ」 
 
上条「ハハッ、 ありがとな美琴」(なんか落ち着いたな 賢者モードってやつか) 
 
美琴「うん? どういたしまして?」(こいつが一番落ち着くなやっぱ) 
 
上条「今日いろいろあってさ… 明日ちょい早くでるわ」 
 
美琴「同伴?」 
 
上条「いや、ミーティングじゃねーかな?」 
 
美琴「そう…頑張ってねダーリン?」 
 
上条「頑張るよ、もう一回する?」 
 
美琴「いやムリムリ!」 
 
上条「しかし美琴さんの体は正直なのであった」クチュ 
 
美琴「あんっ…ちょっ…もう… んっ…」 
・ 
・ 
・ 
・ 

上条「おはようございます」(腰いてーな) 
 
マネ「おう、おせーぞ上条」(時間聞いてねーし) 
 
浜面「…ザース」(まじこいつ俺を舐めてるな)  
 
土御門「おはようにゃー」(こんだけしかきてねーって事は…ありがてー説教の始まりかよ) 
 
上条「すみません」 
 
マネ「お前の昨日の浜面のテーブルでのチョンボだがな」(あーかえりてー) 
 
マネ「経過は7番の3名は終始お前を呼べといってたが、浜面が納めて帰ってもらった、テーブル壊されたがな」(帰っててよかった…つか出禁にしろよ) 
 
マネ「25番のゴルドンの件、店は関知しない、浜面が払うそうだ」(だからなんだよ) 
 
マネ「新人の頃は鈍キャラで可愛がられてたが。お前、もう25だぞ気持ち切り替えなきゃタダの無神経なバカだ」(ひでーなおい)  
  
マネ「ちょっと気を回すだけで浜面も客に土下座する必要なかった」(痛客に土下座したのかよ、乙) 
 
マネ「ゴルドンも浜面待ちゃ、こいつが負担することもなかった。まぁ個人の意見だがな」(そういう事はあの女に言えよ、ちゃんと女の教育しとけバカ面) 
 
マネ「上条お前からなんかあるか?」(質問抽象的すぎなんだよ) 
 
上条「まぁちょっと不注意だったのはあります、浜面悪かったな」 
 
浜面「……」(なんか言えよボケ) 
 
マネ「幹部会での決定はこの際クビでもしかたないそうだ」 
 
上条「え!?」(なんで俺がクビになんだよ!売上げそれなりにあげてんだぞ!!) 
 
マネ「まぁ聞け、しかしお前がやる気がある、これから性根入れ替えて頑張るってんなら続投だそうだ」(青春ドラマかよ)  
 
上条「やる気もありますし、これからも頑張ります」(しか言えねーわな) 
 
マネ「まーそういうこった、お前らもいいか?」 
 
浜面「納得できませんよ」(あ!?) 
 

浜面「俺、上条さんより後に入って、追い抜く為に必死こいて頑張ってやってんスよ」(何言い出すんだこのバカ) 
  
浜面「この人たぶん分かってないと思います」(…) 
 
浜面「指名本数じゃ自信無くても、売上げじゃ自信あるでしょ」  
 
浜面「俺と勝負してください!」(漫画読みすぎだろこいつ) 
 
上条「いや俺ら常に勝負の世界だろ?、何が言いてーのかわからん」 
 
浜面「今月俺に負けたら辞めてください!」 
 
上条「はぁ!?浜面お前なめてんのか!?」 
 
マネ「はまづらぁ!!お前がスタッフ辞めさせるとかどんな権限でしゃべってんだコラァ!!」 
 
浜面「それくらいの覚悟で言ってます!」 
 
土御門「まぁまぁ ちょっと落ち着くぜよ」

土御門「確かにかみやんの最近の仕事ぶりは甘えがあると思うにゃー」 
 
土御門「でも、俺も幹部会でクビの意見に反対したし、チャンスを与えるべきだと思うぜよ」(さすが我が親友だ) 
 
土御門「俺らはライバル同士だけど、同じ店でやってる仲間ぜよ」 
 
土御門「浜面も今回50万直撃して怒るのもわかるが、その辺責任折半するなりして仲直りしないかにゃー?」(25万か美琴にいえば楽勝だな) 
 
上条「俺はそれで構わないぜ」 
 
浜面「納得できないッス」(!?) 
 
浜面「俺は銭金の問題で言ってるんじゃないっスよ、上条さんがここで働いてる時点で俺の負けだと思ってます」 
 
浜面「俺が負けたら俺は出て行きます。それくらいの覚悟で物言ってるつもりです」(こ…こいつ!!!) 
 
土御門「俺がここまで言っても収まらないのか?」 
 
浜面「はい」 
 
上条「おもしれぇじゃねーか」 
 
マネ「おい上条」 
 
上条「幹部会でクビの話まででてんだ、俺の覚悟も見せてやんよ、浜面」 
 
上条「お前が俺を気にいらねぇのは分かる、俺だって落ち度もあるさ。でもなぁそれでお前が俺に舐めた口きくってんなら話は別だ!! 
   俺に勝つ気でいるならおもしれぇ!!勝って追い出してみろよ!!でもなぁ、そう簡単にできるもんじゃねぇ 
   自分が主人公気取りで何でもできるって思ってんなら、 
   いいぜ俺が そ の 幻 想 を ぶ ち 殺 し て や る !!」 
 
浜面「じゃあそういうことでお願いします」 
 
マネ「まったく…解散だ」 
・ 
・ 
・ 
土御門「かみやんのアレ久しぶりに聞いたぜよ」 
 
上条「ああ、土御門も悪かったな。庇ってくれてさ。俺絶対負けねーから」 
 
土御門「今のかみやん目が輝いてるにゃー。俺も青ピも締め日までフォローするぜよ」 
 
上条「ああ、ありがとうな」 

上条「ただいまー」(美琴は寝てるか) 
 
上条(締め日まで後10日か、美琴は明日休みだから同伴だ、その後も仕事休ませてでも楽勝だな) 
 
上条(俺の売上げが14.000、浜面が6.200.000か。まぁその内50万は俺のおかげだけどな) 
 
上条(寝よう…かな 浜面くんさいなら~) 
 
美琴「う…ん?お帰りぃ」 
 
上条「ただいま」チュ 
 
上条「美琴?」 
 
美琴「うん…?」 
 
上条「アイシテルぜ?」ギュ 
 
美琴「エヘヘ」 

 

 

 

残り10日 
 
上条「ってことで店入る前になってだけど。残り10日、お願いします!」 
 
美琴「うーん、仕事も今、手空いてきたけど 売上げであまり頼らない様に、店の外での時間を二人でもっと大事にって事じゃなかったっけ?」 
 
上条「非常に耳が痛いです!ごめんなさい!」  
   
美琴「まぁしゃーないわね、完全に休むのは無理だけど。仕事時間と睡眠削れば同伴ラストも無理じゃないわ」 
 
上条「ありがとうございます!!」
 
上条(残り10日で6.186.000 楽勝だぜ) 
 

上条「では電撃姫どうぞ」ガチャ 
 
美琴「電撃は余計よバカ」 
 
上条「いらっしゃいませー!!」 
 
「「「いらっしゃいませー」」」 
 
マネ「美琴ちゃんいらっしゃい、今日はガンガンいってね!」(俺に対する扱いの違いはなんだ) 
 
美琴「なんかイロイロあったらしいから、締め日まで毎日くるわよ!」 
 
マネ「美琴ちゃんフィーバーだなそりゃ!毎度あり!!」  
 
土御門「おー嫁さん着たかにゃー ここは俺がご案内するぜよ」 
 
美琴「まだ嫁じゃないわよ」 
 
土御門「まだって事はそろそろかにゃー?」 
 
美琴「うっさいわね、早く案内しなさいよ!」 
 
土御門「おーおー こちらのラブラブシートへご案内するぜよ」 
 
美琴「なんか広いわね、一人なんだけど」 
 
土御門「話聞いたんだろ?かみやん一人じゃ酒飲みきれないにゃー ヘルプがガッツリくるから覚悟しとくぜよ」 
 
美琴「返り討ちにしてあげるわよ!」 
 
土御門「おーこわ。んじゃあとでにゃー」

上条「さて…何から飲むかね」 
 
美琴「とりあえず狼煙あげましょうか ゴルドン5本持ってきて」 
 
上条「ブフッ!マジデスカ美琴サン」 
 
美琴「こうなったらとことんやるわよ、というかまず土御門を潰す!」 
 
上条「んじゃコールで一気にいくわな」 
 
美琴「おっけー」 
・ 
・ 
・  
『よいしょォ~い!野郎ども今日から10日間全員二日酔いらしィからなァ!オリジナr 美琴姫に感謝しやがれェ~!!』 
『ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!今日はァ!姫様から王子にゴルドン!ゴルドン!一気に5本!!』   
『まずはァ!誰に!飲ませたい!?3.2.1. 』 
美琴「とうま!!」 
『でーわでわでわァ!上条くンがでかいグラスで、行くぜェ!快感!絶頂!エクスタシーィィ!!カンパァ~~~イ!』 
「「「かんぱーい!!」」」 
上条「ングングングッ…ン」(炭酸キっつい!) 
 
『ハイハイィ!ンじゃ残りがまだまだあるがァ、トドメは誰だァ!俺ァだめだぞ?』 
美琴「逃げるな、NO.1! んじゃ土御門!!」 
土御門「なんで俺なんだにゃー!?」 
「「「アハハハハハハ」」」 
『土御門ならコールいらねェな』 
土御門「してくれよ!!テンション上げてくれにゃー」 
『うるせェ、おら一気!一気!一気!一気!』 
土御門「古いぜよ」 
・ 
・ 
・ 
美琴「やっぱ楽しいわね~」 
 
上条「あんまりホストにハマっちゃだめですよ」 
 
美琴「お前がいうな!」 
 
黒服「上条さんお願いします」 
 
上条「ん?なんだ?」 
 
美琴「…いってらっしゃい!」

上条「はい」 
 
マネ「9番で指名だ、ダブル指名」 
 
上条「え?はい」(誰だ?) 
・ 
・ 
上条「おお!神裂に五和じゃねーか 久しぶりだなー」 
 
神裂「ご無沙汰しております」 
 
五和「おひさしぶりです!」サッ  
 
上条「いや、おしぼり出すのは上条さんの仕事ですから」 
 
神裂「一緒に来て別々に座るのもおかしいので、二人で指名してみました」 
 
上条「一人すれば上条さんは来ますよ」 
 
神裂「いえ、まぁいいじゃないですか。どーぞこちらへ」 
 
上条「なぜか上条さんが接客されてるような構図ですけど」 
 
五和「いいじゃないですか、久しぶりなんですから。女教皇様ちょっとずってもらえますか?角で座りにくいです」 
 
神裂「それですと私が角になります。そっちにずれると楽なのでは?」 
                                     五上神 
五和「それはずるいです!」                        ■■ 
                                    上神   ※姫神ではない
上条「ああ、じゃあ上条さんが角にいけば解決ですね…」          五■■ 
 
神裂「今日は土御門から連絡があって急ぎ駆けつけました。あなたには借りが大いにありますので」 
 
上条「まじかようれしいぜ」(土御門…ありがとう) 
 
青ピ「じゃじゃーん!キレイなお姉さん達がかみやん囲んどるでぇ~!これはご一緒して僕もあやかろ~」 
 
上条「同じ日に入った青ピだ、高校からの付き合いなんだ」 
 
五和「よろしくお願いしますね」 
 
神裂「今日はお金の事は気になさらずなんでも頼んでください。教会から資金もでてますので」 
 
上条「マジスカ」(激アツ!!) 
・ 
・ 
・ 
・ 

上条「ただいま~」 
 
美琴「あ、お帰り~///」

上条「なんだ?酔ってるのか?」 
 
土御門「ゲームに負けても挑んでくるから仕方なくだにゃー 俺全然飲めないぜよ」 
 
上条「ああ土御門ありがとうな、神裂達呼んでくれて」 
 
土御門「なーに、親友のクビが掛かってるなら安い仕事だにゃー」 
 
上条(美琴とあっちのテーブルで今日は450万くらいだな…) 
 
美琴「あーもう閉店だー///」 
 
土御門「んじゃ俺はテーブルに戻るにゃー」 
 
上条「ありがとな、土御門」 
 
美琴「あいついいやつね色々アンタの心配してたし。青髪だっけ?あの人も」 
 
上条「ああ、ずっと一緒にやってきた仲間だからな…」(浜面は今日30万くらいか、NO.1のテーブルに取り入ろうとしてたなクソが) 

 

 

日は飛んで締め日まで後3日 
 
浜面 8.640.500 
上条 7.801.000
 
上条(あれからちょこちょこ土御門が営業してくれて追い上げたな) 
 
上条(残り3日か、最終日にゴルドンラッシュで逆転もカッコいいな…フフ) 
 
美琴「何考えてるの?」 
 
上条「んー?別に」 
 
美琴「ねぇねぇ、土御門は?」 
 
上条「あいつはどっかテーブル持ってるんじゃないかな、一応NO.4だからな」 
 
「あいたかったァー あいたかったァー あいたかったァー きみにィー イエス!」 
「てめーの面見て歌チョイスしろNO.1!!」 
 
美琴「ふーんそうなんだ」 
 
「うるせェ!リクエストだァ!カラオケのジャマすんじゃねェ!NO.2にゃ常識はねーのかァ!」 
「俺に常識は通用しねーよ!!」 
「ミサカのリクエストなのに!ってミサカはミサカはNO.2に徹底抗議してみる!」 
  
上条「ああ…」(なんか元気ねーな、まぁ俺の勝ちはほぼ確定だ) 
 
「「「いらっしゃいませー!」」」
 
「おらバカ面きてやったぞ」 
 
上条(ん?この声は) 
 
麦野「とっとと案内しろよ」 
 
上条「あいつだ、よりによって後ろのテーブルかよ… こないだ話した痛客だ」 
 
美琴「あれって、元第4位じゃない?」 
 
上条「はぁ?あれもLEVEL5かよ!?」 
 
美琴「うん、原子崩しってやつだった」 
 
上条(…ちょっとやばいか?)

上条「なぁ美琴、またゴルドンいいか?」 
 
美琴「…うん、いいけど」 
 
上条「ん?どうした?」 
 
美琴「ううん…いい」(はっきりしないな、まぁいい) 
 
「お飲み物はいかがいたしますか?」 
麦野「店にあるだけのシャンパン持って来い」(!!!) 
 
上条「おい!!!ちょっと待て!!」 
 
麦野「あん?なによ」 
 
上条「こっちもシャンパンいれるんだそういうのやめろよ」 
 
麦野「はぁ?早いもの勝ちじゃねーの?チンタラしてるのが悪いんじゃない?なぁ?そうだろ?」 
 
黒服「はい」 
 
上条(クソ!!やられた!!!!、明日は日曜…店休日だ。月曜一日で勝負しなきゃならねぇ!!) 
 
『ァーァー テステス なンかシャンパン全部買い占めた姫がいるらしいンですけどォ』 
『それでもまだまだ飲み足りない!!王子浜面ァ!!今日は昇天するまで飲ンじゃってェ!!』 
 
麦野「おい飲むのはバカ面じゃなくて、こいつだ」(??) 
 
上条「え?なんで俺?」 
 
麦野「お前、こないだ酒飲むっつって帰ってこなかっただろ。利息付けて飲ましてやんよ」(!?なんだと!!クソクソクソクソクソ!!) 
 
『アイ!アイ!アイ!アイ!生贄指名の上条くン!テンション上げて、逝っちゃってェー!』(クソクソクソクソ!!誰か代打こいよ!) 
 
麦野 パクパク 
 
上条(ん?…なにか言ってる?) 
 
(ぶ・ち・こ・ろ・し・か・く・て・い・ね) 
・ 
・ 
・ 
・ 
・  

上条(クソ…動けネー) 
 
土御門「かみやんよくやったにゃー、聞えるかにゃ?」 
 
上条「ぁ”ー」(気分わりぃ) 
 
土御門「意識はあるみたいだが、動けないぜよ」 
 
美琴「どうなっちゃうんだろ…」(お前が頼りだ) 
 
土御門「幸運なのか不運なのか明日は店が休みぜよ、この状態なら二日酔いだろうからゆっくり休めるにゃ」 
 
美琴「え?店休みなの明日」(…しまった!!店休の事隠してたのが) 
 
土御門「ん?日曜は店自体休みだにゃー」(やめろ土御門!!しゃべるな!!) 
 
美琴「それっていつから?」(やばい!!休みなのに仕事っていって遊んでたのがバレル!) 
 
上条「あ”ヴァー オェッ」(ちょいお下品だがこれでどうだ!) 
 
美琴「わわ、大丈夫?」(やばいです、いろいろと) 
 
土御門「ちょっと。 かみやん気分悪そうだからトイレ連れてってやってくれにゃー」(お前が連れてけ!!) 
 
黒服「はい」(待て待て!!お前はお呼びでない!!) 
 
上条「んむ”ーオヴぉッ」ビチャ 
 
麦野「ギャハハ、きったねー。グロッキーだなこりゃ!」(クソクソ、黙れヤリマン!!)   
 
「それで店休みってどういうこと?」(やめろおおおおおおおおおおおお!!) 
・ 
・ 
・ 
 

 

 

締め日まで後2日 店休日 
 
上条(気分わりー、結局どうなったんだ… 土御門にメールしよう)ピッピ 
 
上条(たぶん嘘ついてたのバレただろうなー) 
 
上条「おーい美琴ー」(しゃべるのもきつい) 
 
上条(…いないのか) 
 
上条(…起きるか) 
 
・ 
・ 
上条(仕事行ってきます、食事は適当に。帰ったら話があります。 んで5.000置いてるわけか) 
 
上条(今まで飯絶対作ってたのにな…)  
 
上条(メール帰ってきた)ピピ 
 
  昨日はお疲れ 
店休のこと言ってなかったんだな、うっかりしゃべっちまった。 
一応フォローは入れておいたから大丈夫だとは思うが…。ほんとスマン。 
 
売上げは上条 8.601.000 
    浜面 18.460.000 現在NO.4 
 
あの後嫁さんもボトル入れたんだが、ヘルプも後ろのテーブルにとられて空けれなかった。スマン。 
 
上条(一千万も差があるじゃねーか…!) 
 
上条(あの麦野とかいう女…ムカツクな) 
 
上条(開店と同時にいって、ボトルもシャンパンも全部買占めすりゃいけるか…) 
 
上条(つーか浜面もあの女がいたから、あんなこと言ったんだな…嵌められた) 
 
上条(まぁいい最後に泣くのはあいつらだ)

ガチャ 
 
上条(帰ってきたか、今日は全力で機嫌とるか) 
 
上条「美琴か?」 
 
美琴「…うん ただいま」 
 
上条「おかえり、美琴」 
 
美琴「寝てたの?ごはんは?」 
 
上条「さっき起きたんだけど、気分悪くて 飯は食ってないつか食えない」 
 
美琴「……そう」 (昨日のこと気にしてるのか?) 
 
上条「なんか…話あるんだろ?」 
 
美琴「…うん あのさ」 
 
美琴「店休とかはもう土御門から聞いてさ」 
 
美琴「まぁあんたも事情あるんだろうし、あそこの客層考えたら心配させまいとするのは分かるんだけど」 
 
美琴「嘘だけは止めてほしい」 
 
上条「ああ、ごめん」 (しまった土御門はこいつになんて言ったんだ…)
 
上条(客層…心配…。都市上層部絡みか? 全部NO.1.2の派閥の仕事なんだけどな) 
  
上条「まぁ色々あるんだ、仕事柄言いにくいこともあるからな」 
 
上条「まぁ仕事お疲れ様、シャワー浴びてこいよ」 
 
美琴「…うん」
 
上条(なんとかやりすごせたか、土御門にメールしとこ) 
・ 
・ 
・ 
 

上条「おお、温麺か。気が利くねぇ」 
 
美琴「二日酔いでも食べられるでしょ」 
 
上条「うんうん」 
 
美琴「そうそう今日さ「美琴」」  
 
上条「明日最終日なんだけどさ、浜面が昨日一千万くらい上げやがったんだ」 
 
美琴「………」 
 
上条「明日開店と同時に攻めるぜ!」 
 
美琴「…ぅん」 
 
上条「ん?どうした?」 
 
美琴「あのさ…アタシって何なのかな…?っとか最近思っちゃって」 
 
上条「何って?」 
 
美琴「なんだろ…よくわかんないんだけど、ちょっとおかしいのかなアタシ」 
 
上条「どうしたんだよ?言わなきゃわかんねーぞ」 
 
美琴「あの…、なんて言うか。アタシって当麻のなに!?」 
 
上条「何って何?抽象的でわかんねーよ。 彼女だろ?」 
 
美琴「だよね!…彼女だよね…。分かってるんだけどさ…」  
 

上条「何考えてるんだ? 疑問あるなら言えばいいだろ」 
 
美琴「分からないのよ!!なんか最近モヤモヤしたのがあるけど、言葉とかにできないのよ!!」 
 
上条「お前でわからない事、俺にわかるわけないだろ!」 
 
美琴「そんな言い方ないでしょ!!アタシだって不安なんだから!!」ポロポロ 
 
上条「美琴」ギュ 
 
上条「何を不安に思うことがあんだ?お前は綺麗だし、俺の前じゃ可愛い。仕事だって成功している」 
 
上条「しかも稀代の超能力者だ」 
 
上条「そんなお前が不安なんていったら世界中に安心なんてねーぞ。 ちょっと疲れてるんだよ」 
 
上条「泣くなよ、美琴」 
 
上条「愛してる」  
 
美琴「………わからなぃ、当麻がわからないよ…」 
 
美琴「愛してるが軽く聞えるよぉ… うぅっ…」 
 
--------何でも無いような事が幸せだったと思う 何でもない夜の事 二度とは戻れない夜------ 
 
俺はなぜか、以前誰かが歌っていたこの曲のフレーズを思い出した 
 
・ 
・ 
・ 

 

 

 

 

最終日 
 
美琴「仕事行って来るわ…」 
 
上条「おお、9時前には来てくれよ」 
 
美琴「…うん」 
 
美琴「ねぇ…当麻」 
 
上条「うん?」 
 
美琴「アタシの事愛してる?」 
 
上条「ああ、愛してるよ」 
 
美琴「……そう、ありがと」 
 
バタン 
・ 
・ 
ドアが閉まる音になぜか言いようの無い不安に駆られる 
なんなんだクソ!

 

 

 

最終日 20:45 とあるホストクラブ前 
  
上条(ちょっと早く来すぎたか) 
 
上条(浜面も同伴だな、残念だが出勤したら俺が抜いてるわ) 
 
上条(ボトル在庫も十二分だったしな) 
 
上条(そろそろ着てもいいころだが…。 …きたか) 
 
上条(ん?土御門と一緒?偶然かな) 
 
上条「おお、間に合ったな」 
 
土御門「時間にルーズはいかんぜよ」 
 
美琴「………」 
 
上条「どうした?」 
 
土御門「あのなかみやん、今日は俺もこの同伴に絡ませてもらうにゃー」 
 
上条「はぁ!?売上げ折半になるじゃねーか!!」 
 
土御門「あー、なんていうか…そこんとこ中で話すぜよ」

上条「どういうことだ土御門!説明しろよ!!」 
 
土御門「率直にいうぞかみやん、もうお前ここ辞めたほうがいいにゃー」 
 
上条「はぁ!?意味わかんねーし!!俺の味方じゃねーのかよ!!」 
 
土御門「味方だから!親友だから言わせてもらうぜよ!!」 
 
上条「訳わかんねーよ!!」 
 
土御門「落ち着こうか、…かみやん最近売上げの事ばっかり頭にあるんじゃないかにゃー?」 
 
上条「そりゃ当然だ。メンツ掛かってるからな」 
 
土御門「それで自分の女の気持ちにも気づいてやれないんだにゃー」 
 
上条「お前が何かいったのか!?」 
 
美琴「っ!」ビク 
 
上条「何なんだ?昨日からおかしいぞお前」 
 
土御門「昨日からじゃないぜよ?かみやん」 
 
土御門「俺はヘルプについててその子の様子も、かみやんの言動もおかしいと思ってたぜよ」 
 
土御門「店休の話があっただろ?実はあれ嘘なんだにゃ」 
 
上条「何?」 
 
土御門「かみやんにはフォロー入れたと言うから、それっぽく話合わせて聞いてみろってその子に言ったぜよ」 
 
上条「は? 嵌めやがったのか!!」 
 
土御門「聞け!!! かみやん言ったよな?性根入れ替えてやるって、甘えず、覚悟を決めるって」 
 
土御門「あれから今日まで、かみやんはその子以外誰かに営業したのか?」 
 
土御門「その子以外は全部俺の呼んだ客のはずだ!!」 
 
土御門「女の前でする話じゃないが、ホストなら自分の女裏切って枕営業してでも引っ張ってくる」 
 
土御門「土下座してでも機嫌をとる!それが覚悟だ!!」 
 
土御門「何も変わってない、甘えた口だけ野郎のまんまだろ!!」

上条「………んでどういう話になるんだ…」 
 
土御門「その子も思い悩んだんでたんだ、このままじゃいけないって」 
 
土御門「なんでも自分で切り開いてきたかみやんが、自分のせいで牙が抜けたんじゃないかとな」 
  
土御門「んで店休の話で、自分に対する気持ちにすら嘘があるんじゃないかと」 
 
土御門「それで悪いがかみやんを試してみればいいって教えたんだ」 
 
土御門「嘘を言わず、正直に話せば不問とし、ごまかせばその時また考えるとな」
 
土御門「騙したのは悪いと思う、しかしこのままじゃどう考えてもその子が不憫だ」 
 
土御門「わかってくれ…かみやん」 
 
上条「…美琴はどうしたいんだ?」 
 
美琴「…………距離を置いて考えたい」 
 
上条「……そうか」 
 
上条「すまなかった…。いつからかわかんねーけど。なんか毒に侵されてたのかもしれないな俺」 
 
上条「ほんといつからだろうな…。昔はあんなにあぶねー事にも必死になってたのに…」 
 
上条「うん…間違いなく俺が悪いな」 
 
上条「二人ともすまなかった!!」 
 
上条「浜面にも謝るよ」 
 
土御門「それがいいんだにゃー」 
 
上条「美琴、悪かったな。悩ませちまって」 
 
上条「俺がお前に甘えすぎてた。まぁそれだけ幸せだったからな」 
 
美琴「当麻…今でもアタシの事好き?」 
 
上条「ああ…愛してる」 
 
土御門「一件落着だにゃー」 
・ 
・ 
・  
 

 

 

 

その日は宴だった 
売上げとかどうでもいい、安い酒だろうが高い酒だろうが飲めや歌えの大騒ぎだ 
浜面は快く許してくれた 
「毒が抜けましたね」だとよ生意気なやつめ 
だがその通りだなとすんなり受け止めれたのは浜面の言うとおりなんだろう 
あの元第四位とも酒を飲んだ 
ちゃんと話したらいいやつじゃないか 
カラオケでデュエットまでした。若いのに居酒屋って… 
因みに浜面の彼女とは知り合いだったらしい 
マネージャーもいい目になったじゃねーかって仕事放って一緒に飲んだ 
酒は誰か勝手に持ってくればいいと黒服も一緒に飲んで歌った 
NO.2が自分専用の冷蔵庫からツマミを持ってくる 
何でも出てくるんだけど、どうなってんだ? 
今日で引退になるが、見送りの華もない 
でもいいじゃねーか、楽しい酒を笑って飲める 
ああ…俺はこの夜を一生忘れないだろう 
誰かの完全記憶能力なんかなくても絶対忘れない 
初めて皆で笑って、泣いて飲んだ酒だ   
絶対忘れてなるもんか 
いつか流れたカラオケがまた流れる 
----なンでもないよォな夜がァ~ しあわせだァったとおもォうゥ~ ---- 
よく聞いたら悲しい歌じゃねーか!NO.1 
 
まったく縁起でもねぇ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで読んでくれてありがとうございます 
かなり独特の世界観だったと思うので今更ですが解説いれます 
 
【作中の俺設定】  
とあるホストクラブ 
学園都市直轄で経営されている店 
要人接待等が目的で設立されたが、都市の性格上大人の娯楽が少ない為一般の客も多い 
 
時代は適当です大体みんな18以上になってるくらい 
暗部の抗争などは無かった完全パラレルのわがまま設定です 
 
LEVEL5達が元ってなってるのは、余り意味はないです 
それぞれ何かしらの職についてるってことが伝わればと思って 
 
マネージャーと黒服はオリキャラです 
 
美琴の仕事は能力生かして電子機器の発明、調整 新金属の精製など多岐に渡って活動してます 
特許などもあり、金は使い切れない状態です 
 
NO.1.2は作中セリフしかでないですが、第一位と二位です 
争いもなくお互い五体満足で働いてます 
学園都市直轄なのでそのまま使われっぱなしの状態 
要人警護と接待の仕事も兼ねてるので売上げは群を抜いています 
 
アイテムは扱いが難しいので矛盾はあると思います  
難しいというかSSで見てきた分とwiki見ながら書いたもんで、滝壺と滝壷どっちよ?とか…重ねて謝罪 
 

 

 

 

 

 

数ヶ月後 
夜の商売から足を洗った俺は土御門の紹介でビルのリフォーム会社に就職した 
アパートを借りて美琴とは別居中、生活費に悩む日々だが高校時代はもっと苦しかったから全然余裕だ 
完全自活の為に援助も断った、美琴と対等な関係でいたい、あいつを安心させたい一念で頑張れる 
アウトドア作業がメインで不摂生な体には酷だが健康的で気持ちがいい  
体を動かした仕事後の飯が旨い 
こんな小さな事で感動できるなんてしばらく忘れていた俺は、やはりどうかしてたのだろう 
今日は元職場のビルの外壁を塗り替える見積もりにきた 
土御門の依頼で俺指名で仕事を回してくれた 
何から何まで親友に感謝だ  
 
土御門「どうかにゃー?」 
 
上条「おお、依頼ありがとな」 
 
土御門「どの道どこかに頼むんだから、気にする必要ないぜよ」 
  
上条「それでもまだ新人の上条さんに仕事がくるのはありがたいんですよ」 
 
土御門「…そうか」 
 
上条「なんだそのクーラーボックスは」 
 
土御門「肉を新鮮なまま運ぶ為にゃー」 
 
上条「ふーん」

 

ビルの屋上はフェンスも撤去されており、風が強い。 
四つん這いになり屋上から地上まで目測する。   
 
土御門「嫁さんとはどうかにゃー?」(65mか…? 50m以上っと)カキカキ 
 
上条「んー?前よりは会えないけど、仕方ないわな」  
 
上条「だけど今はお互い些細な事でも幸せ感じられるよ」 
 
上条「…なぁ、屋上のフェンスは美琴の作った丈夫で長持ちの金属でいいか?伝手で安くするぜ」 
 
土御門「お任せするぜよ」 
 
上条「りょーかい」(フェンス張替えと外壁の塗装っと)カキカキ 
  
土御門「すでに撤去したフェンスは外に置いてるから、回収もお願いしたいにゃー」 
 
上条「へいへい」(フェンス回収と)
 
土御門「なぁかみやん」 
 
上条「あん?」 
 
土御門「すまんな」

??が頭に浮かび、意図を確認する為に後ろを振り返る 
クーラーボックスを地面に置き、親友が肉包丁を振りかぶる 
 
ザシュ 
 
上条「!!!!!!!!???????」 
 
土御門「先にその右手いただくぜ」 
 
体から離れて地に落ちる右手 
吹き出る血液…理解ができない 
 
上条「は?ああぁぁぁぁああああああああああ!!!???」 
 
上条「なにすんだ!?」 
 
土御門「かみやん、お前が邪魔なんだわ」 
 
上条「な…なに?」 
 
どくっどくっと脈打ち血を垂れ流す右腕を握り締め、問う 
 
上条「なんで…お前、おい…」 
 
土御門「疑問たっぷりで死ぬのは可哀想だ、一応十字教徒だからな。慈悲としてその疑問を取り払ってやろう」 

土御門「原因は超電磁砲の能力によって起こされる経済効果だ」 
 
土御門「本人の性格を鑑みると欲をかかず広く役立ててほしい、学園都市外にも最新の技術を提供しだすだろう」 
 
土御門「粛清案もでたが、超電磁砲の進化の可能性やこれからの学園都市への恩恵を考慮するともったいない」 
 
土御門「そこで都市に繋ぎ止める為に超電磁砲に杭を打ち込むことにした」 
 
土御門「それがお前だ」 
 
土御門「惚れた男がホストになり、慢性的に府抜けていけば放っておけないだろ」  
 
土御門「都市に繋ぎ止め、ビジネスも好調だったが。問題がまた起きた」 
 
土御門「今度はお互いに依存し始めた事だ」 
 
土御門「超電磁砲は個人としての仕事は好調だが、新規開拓の足が止まった」 
 
土御門「まぁ働かないでも一生遊んで暮らせるからな」 
 
土御門「しかし、そこで足を止めてもらったら困る」 
 
土御門「ではどうするか」 
 
土御門「依存対象の杭を抜いてしまえばいい」 
 
土御門「すでに惚れた男との思い出の都市、愛した男が作業中に行方不明になっても、幸せだった思い出に縋って生き」 
 
土御門「新しい男が出来ればまた過去に縛られず歩き出すだろう」

土御門「腑抜けた生活が染み付いて、新しい仕事にも慣れず、仕事中無様に逃げ出した」 
 
土御門「こういうシナリオだ」 
 
土御門「超電磁砲の心のケアも心配しなくていい」 
 
土御門「かみやん居なくなった後、俺の言葉が心に届く様に信頼は築いたからな」 
 
土御門「俺が客を呼んで指名被らせたのも、超電磁砲に疑念を持たせる為だ」 
 
土御門「それから浜面はかみやんの事、最初は尊敬してたんだぞ」 
 
土御門「必死に追いつこうと頑張ったが、なぁなぁで過ごしている所に嫌気がさしてきた」 
 
土御門「そこを俺がもっと見せ付けて、ちょっと煽ったらあの様だ。扱い易くて便利な男だよな」 
 
土御門「さて…ネタバレはこんなもんかな」 
 
土御門「失血死する前に、何か質問はあるか?」 
 
上条「…色々聞きてぇが、一つだけ聞かせろよ」 
 
上条「お前は最初から裏切るつもりで俺に近づいたのか?」 
 
上条「友達とか親友ってのも嘘だったのか!!」

土御門「Fallere825」 
 
土御門「俺の魔法名だ、意味は覚えているか?」 
 
上条「…ハハ、背中刺す刃…だったか」 
 
土御門「そういうことだ」 
 
 
 
上条「…はぁ~。敵は学園都市全部かぁ… 今のこんな俺じゃ勝てないな」 
 
土御門「ああ、諦めてくれ」 
 
上条「美琴はどうなる」 
 
土御門「超電磁砲はなにも変わらない。お前が居なくなり、研究と開発に忙しくなるだけだ」 
 
上条「そうか……寂しいな」 
 
上条「美琴の事頼むぜ」 
 
土御門「任せろ。義妹同様この件も絶対裏切らないと誓う」 
 
上条「そりゃ安心だ」  
 
そろそろいいか?と裏切り者が幻想殺しを回収しクーラーボックスに入れ、蓋を閉める 
ああいいぜと右手を失った男が立ち上がり屋上の縁へ歩く 
 
上条「でも全部が好きにさせねぇよ」 
 
 

トン

 

 

土御門「なにをっ!!!!」 
 
屋上の縁に立ち、土御門を見据えて後ろに飛ぶ 
脱力し浮翌遊感が背中から沸きあがる 
 
 
行方不明だって?そんな都合のいい事させるかよ 
義理の妹級の誓いなら破らないし土御門は美琴をこれから守るだろう  
ああ美琴に会いたいな 
 
 
愛した女の温もりを脳裏で再生し涙が出る 
 
 
死ぬ前に泣くなんてホント情けないな俺   
懺悔でもなんでもするからもう一度美琴に会いたい 
俺も十分都合のいい人間だな、人の事言えねぇわ… 
ああ…でも美琴に会いたい、抱きしめたい、キスがしたい 
   
 
笑っている美琴、怒っている美琴、泣いている美琴、照れている美琴、自分の横で寝ている美琴、寝起きの美琴 
今までの美琴の顔が瞼を埋め尽くす 
 
美琴…美琴…美琴… 
 
上条「愛してる」 

 

 

 

 

上条の喪失から数日後 
 
土御門「かみやん、まだなんも連絡ないのかにゃー?」 
 
美琴「…うん」 
 
土御門「…そうか、なにかあったら連絡真っ先にほしいぜよ」 
 
美琴「うん…ありがと」 
 
ガチャ 
 
土御門「かみやん…どこにいったんだ」 
 
店のソファーに深く体を預けつぶやく 
あれから土御門がすぐに下を確認したところ、上条の遺体どころか何もなかった 
屋上に散った血液は処理したので、自分と上条のやり取りは間違いなくあった 
しかしあの高さでは助からないはず、万一助かっても超電磁砲に連絡が必ずいくはず 
あの傷では病院に行かなければ助からないはず、しかしどこの病院にも該当患者は無し 
超電磁砲の様子から嘘をついてる様には思えない 
 
上条当麻が神隠しにあった、そんな根拠のない非現実的な報告だけが学園都市上層部に報告された 

御坂美琴は冬の曇天の公園に居た 
自分がまだ学生の頃、上条との思い出の場所だ 
上条が失踪した後、仕事の合間を縫って思い出の場所を徘徊する毎日だった 
ここにいるとふっと目の前に上条が現れて 
心配してた自分がバカらしくなるような笑顔で声を掛けてくる様な気がする 
自分はそんな上条に怒って電撃を放ち、上条は右手でかき消して… 
若い頃のやり取りに縋っている自分にふふっと微笑を浮かべる 
この公園で素直になれなかった事が多数だが、二人が結ばれたのもこの公園だった 
あの時の気持ちが蘇り胸が温かくなる反面、喪失感とせめぎ合い涙が溢れる 
 
 
美琴(どこいっちゃったのよ…あのバカ) 
 
何でも無いような日常の幸せを胸の中で反芻し 
御坂美琴は今日も想いの人を待ち続ける… 
 
 
                   END

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