土御門「しょうがないだろうカミやん?」
青髪「せやせや。カミやんゲームに負けたんやし、最初から決めといたやないか~」
上条「……で、ナゼに女装なんでせうか?」
土御門・青髪「「カミやんの関係者全員にばらまいてやる!!」」
上条「イヤダー!!上条さんは大切な何かを失いたくはありません!!」
土御門「さあ我が心の友達よ!!今こそ旗男を社会的に殺す時が来たぜい!!」
男子達「「「「「うォォォおおおおおおおおおおおお!!」」」」」
青髪「やあやあ女の子はん達、カミやんをドレスアップさせとうない?メイクアップ付きで?」
女子達「「「「「やりたい!!」」」」」
上条「ぎゃー!!不幸だー!!」
~数分後~
女子達「「「「「……なんだコレは」」」」」
男子達「「「「「嘘だァァァああああああああああああ!!!!」」」」」
青髪「う、嘘や。ツンツン頭をとかして目をパッチリさせて女子の制服着せただけやのに……」
土御門「……カミやんが、カミやんが。カミやんが……!!」
一同((((((((((めちゃくちゃカワイイ!!))))))))))
上条「……うう、上条さんはもうお嫁いけません。……不幸だぁ」グスッ
男子達「「「「「そんな事ありません!!」」」」」ガバッ!!
上条「うわっ!?」
男子A「あなたのうるうるの瞳に惚れました。結婚を前提にお付き合いをしてください」オハナサッ
男子B「僕が幸せにします。だから一生僕のそばにいてください」オハナサッ
男子C「男とか女とか関係ありません!!もう俺が性転換でもなんでもするから!!一回でもいいからデートしてください!!」オハナサッ
その他大勢 オハナサッサッサッ
上条「なんでせうかこれは!?俺をからかって何が面白い!!土御門!!助けて!!」ウルウルビーム!!
土御門「はう!?」グサッバタッ
青髪「つ、ツッチーまでもかカミやん、もとい上嬢当子の毒牙に!?」
上嬢「うわっ!?名前が変わってる!?上嬢さんは上嬢さんです!!」プンプン アレ?ナンカチガウ
青髪「プンプン萌えー!!」グサッバタッ
上嬢「お前もかー!?」
女子A「……上条くんこっちむいて」
上嬢「ん?なんでせう―――」クルッ
カミジョウノノドニスプレープシュー!!
上嬢「うぎゃ!!いきなり何すんだ!?ん?声が女になってる!?」オンナノコボイス
女子達 フフフフフ……
上嬢「……このままここにいては上嬢さんは大切な何かを失う……このかっこうでなんだが、逃げる!!」ダッシュ!!
一同「「「「「「「「「「待てー!!」」」」」」」」」」
上嬢「うわーん!!不幸だー!!」ダッシュダッシュ!!
上嬢「……はぁ……はぁ……ここまで逃げれば大丈夫か?って言うかこの声はいつまで続くんでせう?」
上嬢(しかもスカートスースーするし……不幸だ)ハァ…
御坂(アイツ……この時間帯にここに来るはずなんだけどなぁ……)トコトコ
上嬢(ゲェッ!!御坂!?ヤバいヤバい。俺が女装してることバレたら笑われるぅ!!)
御坂「ん?」クルッ
上嬢「!?」ビクッ!!
御坂「あのー」トコトコ
上嬢「は、はい?」ビクビク
御坂「生徒手帳落としましたよ?」ハイドウゾ
上嬢「あ、ありがとうございます」ビクビク
上嬢(バレてない!!上嬢さんはそこまで女の子に見えるんでせうか!?)
御坂「あれ?この生徒手帳……上条当麻?」アレ?
上嬢(オワター!!上嬢さんの人生オワター!!)アタマヲカカエテドウシヨウ!?
御坂「あなた、もしかして……」
上嬢(ウギャー!!もー不幸だー!!)
御坂「アイツの知り合いですか?」
上嬢「へっ?」
御坂「ああ、違うなら私知り合いなので届けておきましょうか?」
上嬢「(バレてない!?奇跡だ!!)あ、いいえ!!私上条さんの友達でして、これから上条さんの家にとどけに行く所なんでせうよ!!」
御坂「……へぇー」
御坂(……アイツの家知ってるんだ。もしかして、アイツの彼女!?いやありえない!!アイツ鈍感だし、絶対気づかないッ!!……でもスッゴい美人だしな……そうだ)
御坂「良かったら一緒に着いてきましょうか?」
上嬢「へっ?なんででせうか?」
御坂「最近この辺り物騒でしょう?私こう見えてもレベル高いんで、ボディーガードとしては最適ですよ?」
御坂(これでアイツの住所がわかる!!)
上嬢「それはいけない!!さっきそこであったばっかりなのにそこまでしていただく理由がないでせうよ!?」
上嬢(ヤバい!!まさか御坂感ずいてんのか!?まあただ紙をとかして目をぱっちりとさせられて女子の制服着てるだけだし、でもバレたら困る!!)
御坂「大丈夫ですよ。アイツの知り合いにこんな所で会うなんて何かのえんだと思いますし!!さぁ、早く行きましょう?」
上嬢「あ、じゃお願いします」
御坂(よし、この人の情報もゲットしとこう)
御坂「私御坂美琴って言います。あなたのお名前は何でしょうか?」
上嬢(うっ、これはピンチ!?……ええい!!どうにでもなれ!!)
上嬢「上嬢当子です!!よろしくお願いしますね、御坂さん」
上嬢(……さっき青髪ピアスにつけられた名前をとっさにいってしまった)
御坂「……上嬢さんね、よろしく」
上嬢「あっ、ああこちらこそよろしく」
御坂(……一瞬上条かと思ってひやひやしたわ。そっかそっか、上嬢さんか)
*上嬢さんからのお願い
なぜ漢字の違いがわかるかは、つっこまないでね☆
御坂「あの、上嬢さんてアイツの事どう思ってるんです?」
上嬢「(ビクッ)アイツって、誰の事?」
御坂「あ、アイツはアイツですよ」
上嬢「か、上嬢さん鈍感だから誰の事かわからないなー」ボウヨミ
御坂「アイツっていうのは、と、とととととととと……」プシュー…
上嬢「とだけじゃ上嬢さんわかりません」
御坂「と、当麻の方の上条です!!」イッチャッター!!
上嬢(……この質問は聞きたくなかった。そうだ上条さんのポイントを高めておこう!!)ヨシッ!!
上嬢「えーと、当麻くんは、色々敏感で、優しくて強い男の子だと上嬢さんは思いますよー?」
上嬢(嘘は言ってない)オオウソツキダヨ!!
御坂(えっ!?アイツが敏感!?しかも名前も普通に言ってるし!!)ワタシデサエハズカシスギテシニソウダッタノニ!?
御坂「もしかして……上嬢さんって、男の方の上条さんと付き合ってたりするんですか……?」
上嬢「はぃ?」
上嬢(女の子って普通にこう言う会話をするんでせうか!?……ここで上条さんのポイントをさらに高めておこう!!
そしたら上条さんはステキ男子だと思って御坂もビリビリをやめてくれるはず!!)
上嬢「上嬢さんが当麻くんとでせうか!?そんなまさか、当麻くんなんて私に収まる器じゃないでせうよ?」ハハハッ
御坂(……こんなキレイな人までアイツの事好きになっちゃったんだ……)ハァ…
上嬢「あれ御坂さん?何でため息なんかついて何かあった?(ヤバい、女言葉が板につきそうだ)」
御坂「あ、いえ。何でもありまs
「待ちやがれェ!!このクソガキがァァァああああああああああああああああああああああああ!!!!」
上嬢・御坂「「ん?」」
打ち止め「はっはっは!!ミサカの完全勝利だねってミサカはミサカは百合子ちゃんに話しかけてみる!!」
百合子「テメェ!!ざけてンじゃねェぞォ!!寝てる間に白いワンピースなンざ着せてンじゃねェぞォォォおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
上嬢「あっ、あれって……」
御坂「あ、ああ、あの子私の妹なの。私達寮が違うからあんまり会ってないんだけどね?」ゴマカシー
上嬢「へ、へぇー。じゃああっちの白いワンピースを着て杖をついてるの人は誰だろぉ?」
御坂「さぁ?私にもわからない。あの子の友達かなんかでしょ?ほら、寝てる間にとか言ってたし」ホントニワカンナイ
上嬢(……だよな、あれが一方通行に見えた俺はどうかしてるな。見間違えだ。うん)
上嬢「あ、当麻くんの家に着きましたよ」
御坂「へぇー……(ここがアイツの家か……)」
上嬢「まあポストに生徒手帳を入れとけば―――」
男子B「上嬢さんがいたぞ!!」
上嬢「よし御坂さん。当麻の部屋は509号室だからよろしくね。じゃあまた会えたら会いましょう」ダッシュ!!
上嬢ファンクラブ「「「「「「待ってください!!かみじょーさーん!!」」」」」」
御坂「え?え?え?」ナニガオコッテルカワカラナイ
上嬢「……上嬢さん、もう疲れました」
上嬢ファンクラブ「「「「「上嬢さーん!!待ってくださーい!!」」」」」
上嬢「まだ来るか!?ってうにゃ!!」ドン!!
黒子「あらすいません!!大丈夫で……す……の……?」
上嬢(し、白井!?上嬢さんの人生オワタ!!絶対バレましたよコレ!?)
白井「す、すいませんが、お名前は?」
上嬢「えっとー、(御坂のルームメートだからこれは)上嬢当子です(まあこれが妥当だな)」
黒子「女王様と呼ばせてもらってもよろしいでしょうか!!」
上嬢「はい!?」
上嬢ファンクラブ「かみじょーさーん!!」
黒子「……あら、女王様に集るゲス野郎どもがいましたのね?少々お掃除をしてきますの」シュッ
クサレゲドウガージョウオウサマニフルサセマセンノ!!
ウワー!? ロリダー!! ナンカヤベー!! シヌー!!
黒子「終わらせて来ましたの」シュッ
上嬢「あ、ありがとう」
黒子「ああっ!!」ビクビクッ!!
上嬢「どうかしたか白井!?」
黒子「あ、ハアハア、女王様にハアハアお礼をハアハア言われてンンッ!!少々、アァン!!イってしまっただけですの」キモチイイ!!
上嬢「……お前じゃなかった。白井さんは御坂さんの事が好きなんじゃなかったの?」
黒子「あ、ああああああああー!!」ビクビクッ!!
上嬢「ほんとのほんとにどうしたの白井さん!?」
黒子「あぁ……わたくし、お姉様に浮気をしてますの……浮気がバレたら……アァン!!モォダメェ!!」
上嬢「本当に病院に行ってきたら?いい医者知ってるよ」アッ、キュウキュウデスオネガイシマス
上嬢「……いやー、さっき白井がクラスのやつらを片付けてくれて、上嬢助かりましたよー」
上嬢(家に帰ったら髪整えて、目と声を何とかしないとな……)
上嬢「不幸だ……」
土御門「カーミやんッ!!」バァッ!!
上嬢「うわぁ!?つ、土御門!!これ以上上嬢さんに何するつもりだ!!」ドキドキ
土御門「……カミやん、このまま性転換する気ないかにゃー?」
上嬢「はいぃ!?」
土御門「カミやんの可愛さはそりゃ異常ぜよ。このまま女になって第二の人生歩まない?」
上嬢「……土御門」
土御門「なーに、金の事は心配するな。俺が全額払ってやるぜい」
上嬢「……お前」
土御門「いや、いきなりって事はわかってるんだぜい?でもそっちの方が情を誘えてこれからの戦いにはかなり楽になるぜい?」
上嬢「……お前とうとう頭がイカれたか」
土御門「はい?」
上嬢「……上嬢さんのどこが可愛いんですか?どっからどうみても男だろ?」
土御門「……え?」
上嬢「いい医者知ってるから今度行ってこい。じゃあな」トコトコ
土御門「……………」
土御門(自覚してねぇのかよォォォおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!?????)