一方通行(レベル1)「ちょっ、痛っ!?」同級生「おら、くたばれや!」


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一方通行(レベル1)「マジでやめてくれ!」

同級生A「バカですか~。消しカス反射させんのが精一杯のくせにいきがってんじゃねえよカス!」

一方通行(レベル1)「だってオマエらが授業中に消しカス飛ばしてくるから……」

同級生B「はぁ? そんなの関係ねぇだろ? つかお前話し方キモイ」

一方通行(レベル1)「だってこれは木原クンが……」

同級生A「木原って誰だしwwwwwww。ってかお前の口調と木原って奴関係ねえしwwwwww」

一方通行(レベル1)「木原クンが親代わりに話し方から教えてくれたンだ! バカにするな!!」

同級生B「いや知らねえし」ガスガス

一方通行(レベル1)「痛っ!? やめてくれよ!!」

同級生A「悔しかったら反射しな~」

 

 

 

授業中

ピンピンピン ←消しカスの嵐

一方通行(レベル1) (反射に意識が持って行かれて、授業に集中出来ねェ……)

同級生G(オラ集中しねえと消しカス塗れになるぞ~)

同級生C(俺の能力(ゴム製品に発火能力を加える力)が火を吹くぜwwwwwwwwwwww)

教員「~では今日はここまで、早く帰れよ」

一方通行(レベル1) (助かったか……)

同級生C「オラ喰らえや!!」

ドン

一方通行(レベル1)「ガバォッ!?」

みんな「吹っ飛んだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

一方通行(レベル1)「……くそォ……絶対強くなってやる」

同級生F「コイツ泣いてるぜwwwwww」

一方通行(レベル1)「……」

 

 

一方ハウス

木原クン「……どうした一方通行。また服がめちゃくちゃだな」

一方通行(レベル1)「クラスの連中にやられた。強くなってぜってェ殺す」

木原クン「んな事よりメロンパン食うか?」

一方通行(レベル1)「……うン」

木原クン「強くなったって何も手に入らねえよ。んな事より大切な何かを守れる男になれ」

一方通行(レベル1)「……でも(アイツら木原クンをバカにしやがった)」

木原クン「殺すなんてもっての外だ。お前のその手は奪うために有るんじゃねえ。何かを掴むために有るんだ」

一方通行(レベル1)「木原クンは、オレに強くなって欲しくないのかよ?」

木原クン「本当の強さはレベルじゃない。どんな逆境にも負けない強い心だ。お前にはそんな男になって欲しい」

一方通行(レベル1)「……木原クン、オレ頑張るわ」

木原クン「へっ、だったら飯食ったら糞してとっとと早く寝ろ」

一方通行(レベル1)「……! うン!!」

 

 

次の日

一方通行(レベル1) (オレはもう今までの弱いオレじゃ無ェ! イジメには屈しねェぞ!!)

同級生A「よう、一方通行ちゃ~ん。金貸してくんね?」

一方通行(レベル1)「消えろ。殺すぞ」

同級生A「誰に口聞いてんだよ! ああ!?」ガスガス

一方通行(レベル1)「ゲェボァ!?」

同級生B「ウォイ! 面白そうなことやってんな」

一方通行(レベル1) (また来やがったか……!)

同級生A「コイツひん剥こうぜwwwwwwww。男か女か知りてえし」

同級生B「おkwwwwwwwwwwwwww」

一方通行(レベル1)「やめろオラっ

同級生A「っ! 痛てえなコラ!!」

一方通行(レベル1)「あっ! わりィ……」

同級生B「わりいですむか雑魚が」ガシガシ

一方通行(レベル1)「痛っ! ヤメテくれ!!」

同級生A「裏行ってひん剥くぞwwwww」

一方通行(レベル1)「……糞」








上条さん「やめろよ!!」←イケメンAA略

 

同級生B「ああ? てめえにゃ関係ねえだろうが! 消えろやボケ!!」

上条さん「そうは行くかよ! 目の前で起きてる不条理な暴力を見過ごせるか!!」

一方通行(レベル1) (……え?)

同級生B「熱血くんキメェよ」

上条さん「……いいぜ。お前らが間違った暴力で人を苦しめるってんなら――――」

一方通行(レベル1)「目が木原クン見たいだ……」

上条さん「まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」

同級生A&B「あ痛だ! ごめん、ちょっ! 痛いから! やめて!!」

上条さん「これに懲りたら二度と暴力振るうな!」

同級生A&B「はい~」スタスタスタスタ







上条さん「なあ大丈夫か?」

一方通行(レベル1)「弟子にして下さい」

上条さん「え?」

 

屋上

上条さん「……弟子? なにそれ本気で言ってるのか?」

一方通行(レベル1)「はい、強くなって安心させたい人が居るンです」

上条さん「……聞いてもいいでせうか?」


小一時間木原クンについて力説


上条さん「つまりここまで育ててくれた木原クンを安心させたいと……」

一方通行(レベル1)「はい」

上条さん「でも俺レベル0だぞ?」

一方通行(レベル1)「尚更お願いします。木原クンの言う理想の強さにぴったりです」

上条さん(別に俺強くないんだけどなあ……こいつも大変そうだしちょっと付き合うか)

上条さん「いいぜ。出来る限りは付きあうよ」

一方通行(レベル1)「よろしくお願いします!」

一方通行(レベル1) (これで木原クンを安心させられる)

 

 

病院

木原くん「ゴボゴボ、あークソが後どれくらい持つんだカス」

冥土返し「……ボクも頑張っては居るんだけどね……冬まで持つか」

木原くん「ああ? んじゃあ3ヶ月持つか分かんねえのかよ!?」

冥土返し「……ボクも頑張るから患者だけに負担はさせないよ?」

木原くん「くそが、一方通行はまだ一人にゃして置けねえのによ……」

冥土返し「……」

木原くん「……」



一方その頃

上条さん「レベルの低い奴は節約必須! 気合入れてセールスに挑め!!」

一方通行(レベル1)「はい!」

物陰

同級生A&B「殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺」

 

 

一方ハウス

木原クン「……今帰ったぞ」

一方通行(レベル1)「おう、メシ出来てるぞ」

木原くん「なんだこりゃ? これどうした」

一方通行(レベル1)「ああ……作ったんだよ」

木原くん(こいつ……俺が知らない間に成長してんだな)

一方通行(レベル1)「……なンだよ。食わねェのかよ? ……糞が」

木原くん「……ったく次はもっと多く作れよ」

一方通行(レベル1)「! おう!!」

 

 

7月2日(金) 晴れ
 
今日、一方通行が初めてメシを作りやがった。
あいつ左手を隠してやがったが、おそらく手を切ったのだろう。バカヤロウが

だが、反面嬉しい気持ちでいっぱいだ。
一体どうやってメシを作ったのか疑問だが、あえて触れないでおいた。

今はあいつを拾って正解だって心から言える。

 

 

上条さんの家

上条さん「……喧嘩の仕方を教わりたいんだと思ってたんだが、家事全般だったんだな」

一方通行(レベル1)「木原クンが喧嘩はダメだって」

上条さん「……お前男のクセに木原クン木原クンってそんなんじゃダメだろ」

一方通行(レベル1)「……」

上条さん「え? もしかして女だったの!?」

一方通行(レベル1)「……」

上条さん「ちょっとどっちですか!?」

一方通行(レベル1)「木原クンがオレはキハラの子だって」

上条さん「なんだよその性別!! まじでどっちだよ!」

一方通行(レベル1)「あ、次は洗濯物のたたみ方をよろしくお願いします」

 

 

廊下

上条さん「んじゃ、後でな」

一方通行(レベル1)「はい」

ガラガラ ピシャ

同級生A「よう、一方通行ちゃ~ん」

一方通行(レベル1)「っ!」

同級生A「先週はよくもやってくれたなぁ? おら!」

一方通行(レベル1)「痛っ!? うっ! あ痛てっ!」

同級生みんな「もっと! もっと! もっと! もっと! もっと!」ビシビシビシビシ ←消しカスの連射

みんな「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

一方通行(レベル1) (ぜってェ負けねェぞ……)ピチピチピチ ←消しカスヒット

 一方通行(レベル1)「ただいま帰ったぞ」

木原クン「おう遅かったな。つか服汚ねぇなオイ」

一方通行(レベル1)「ああァ、選択すっから待っててくれ」

木原クン「お……おう」

木原クン「……あいつ、いい目になったな」


ギュボボボオボボボボオボボボボボボ ←洗濯機の音

 

 

7月5日(月) 晴れ

今日も、服を汚して帰ってきた
やはり学校でいじめられているようだ
理由はおそらくあの容姿だろう。
男とも女ともつかない容姿だ、からかわれるのも当たり前なのかもしれない。
正直、連中を殺したい衝動にかられるが、一方通行のために耐えるばかりだ。

だが、その心配も杞憂になったのかもしれない。
今日、帰ってきたとき目が違っていた。
おそらく何か思うことがあり、吹っ切れたのだろう。

嬉しいばかりだ。

 

 

体育館

教員「それじゃー二人組になって~」

一方通行(レベル1)「あっ杉浦クン一緒に……」

杉浦クン「いやブヒ! お前と一緒だと苛められるブヒ!!」

一方通行(レベル1)「ねェ,鴨下クン一緒に――――」

鴨下くん「嫌だバイ! 一方通行と組むと、はぶられるバイ!!」

一方通行(レベル1)「……」

教員「んじゃ一方通行は先生と組むぞ~」

一方通行(レベル1)「……はい」

 

 

放課後・体育館裏

同級生A&B「おらおら、いつまで反射できるかな~」ピシピシ ←消しカス連射

一方通行(レベル1)「くそっ! 負けてたまるかよォ!」ピチピュンピチピュン ←消しカス反射中

同級生C「おい、いいもん持ってきたぜwwww」

同級生B「BB弾wwwwwww」

同級生A「死ねオラwwww」ヒュッヒュッ ←BB弾投擲

一方通行(レベル1)「糞っ、痛てっ!」

同級生みんな「BB弾は反射出来ないみたいだなwwwwwww」

一方通行(レベル1)「……負けるもンか~」

上条さん「おいっ! 一方通行!!」

一方通行(レベル1)「あっ、師匠……」

上条さん「先生から連絡があって、お前の保護者が病院に運ばれたらしいぞ!」

一方通行(レベル1)「! 木原クンが!?」

上条さん「ここは俺が引き継ぐ! お前は病院に行け!!」

一方通行(レベル1)「でもォ!」

上条さん「……大丈夫だ。俺はBB弾にも消しカスにも負けねぇよ!!」

一方通行(レベル1)「……! はい!!」

同級生C「てめえ余裕ぶっこいてんじゃねえぞワレェ!!」ピシピシ ←消しカス&BB弾

上条さん「ま……けられねえんだよ! お前らみたいな卑劣な奴らにはな!!」ピチピチ ←消しカス&BB弾被弾

同級生みんな「な……なんで引かねえんだよ!?」ピシピシ ←消しカス&BB弾

上条さん「当たり前だろうがっ! 一方通行は病院に行かなきゃ行けねえんだよ!!」ピシピシ ←消しカス&BB弾被弾

同級生みんな「こいつ……普通じゃねえ! 一旦引くぞ!!」



うわあああああああああああああああああああああ ←みんな逃げた



上条さん「……時間稼ぎにはなったかな」

 

病院・個室

一方通行(レベル1)「木原クンっ!!」

木原くん「……一方通行か」

一方通行(レベル1)「一体どうしたンだよ!?」

木原くん「何でもねぇよ」

一方通行(レベル1)「なんでも無ェ訳無ェだろっ! 話せよ! 家族だろォが!!」

木原くん「!」

一方通行(レベル1)「……教えてくれ、頼りないかもしれねェがな」

木原くん「……気を落ち着かせて聞いてくれ」

一方通行(レベル1)「……」コクン

木原くん「……」

一方通行(レベル1)「……」

木原くん「……盲腸をこじらせた」

一方通行(レベル1)「ちゃんと検査は定期的に受けろって言ったろォがっ!!」

木原くん「すまん、一方通行」グズッ ←泣いた木原くん

一方通行(レベル1)「木原クンの馬鹿野郎ォ」グズッ ←泣いた一方通行

一方通行(レベル1)「一体どうして治んないンですかっ!?」

冥土返し「済まないね……盲腸は専門外なんだ。それ以外なら直せるんだけどね?」

一方通行(レベル1)「糞がっ!」

木原くん「落ち着け一方通行、てめえはその程度で凹んでんじゃねえ」

一方通行(レベル1)「でも木原クンがァ!!」

木原クン「一方通行!!」

一方通行(レベル1)「!」ビクゥ

木原クン「一方通行! てめえは俺みたいにならねえように盲腸とっとけ!」

一方通行(レベル1)「……木原クン」

木原くん「冥土返し……一方通行を頼む」

冥土返し「盲腸は専門外だ……最高の盲腸医を紹介するよ?」

木原くん「! ……ああ」

 

 

 

7月6日(火) 晴れ

今日、一方通行に盲腸を取るように言った。
あいつだけは俺みてえな目に合わせたくない

余命3ヶ月だって言ったら一方通行が泣きじゃくってやがった
やはりまだガキだ
あいつの子供を見ることができそうに無いのが心残りだが、後3ヶ月間の成長を見られるだけで胸がいっぱいだ

I love you my yuriko

 

 

個室(木原くん&一方通行)

一方通行(レベル1)「何か腹の中が足りねェ感じだ」

木原くん「そうかよ……でも代わりに最近詰まったもんが色々あんじゃねえのか?」

一方通行(レベル1)「ああァ……色々な」

木原くん「色々ってなんだよ」

一方通行(レベル1)「まず師匠が出来たなァ。家事とか色々教わった」

木原くん「ほう。他には?」

一方通行(レベル1)「その人から本当の強さを教わった気がする」

木原くん「どういう?」

一方通行(レベル1)「その人はレベル0何だがよォ、オレみたいな弱虫じゃねェ。絶対折れなかった」

 

 

7月7日(水) 晴れ

今日は、一方通行がいい目になった理由がわかった
どうやら師匠が出来たらしい
色々聞いたら名前は上条当麻という名前だそうだ
そいつはレベル0だが、一方通行をいい方向に導いてくれたようだ
なので、オレも今日から上条当麻のことを師父と呼ぶことにした

一方通行と居られるのは、後どのくらいなのだろうか



木原くん「……最近いい目になったのはそいつのおかげか」

一方通行(レベル1)「……木原クンと師匠には感謝してる」グズッ

木原くん「……泣くんじゃねえ、バカヤロウ」グズッ

冥土返し「一方通行氏はもう退院していいよ?」

木原くん「えらい速いな」

冥土返し「うん、縫合だけはボクがやったからね?」

木原くん「よかったな、一方通行」

一方通行(レベル1)「……嫌だ」

木原くん「一方通行?」

一方通行(レベル1)「嫌だって言ってンだろォか!!」

木原くん「一方通行!」

一方通行(レベル1)「嫌だ、オレはここにいる! オレは木原クンと最期までいるンだ!!」

木原くん「一方通行……何わがまま言ってんだ。俺はそんな風に育てた覚えなねぇぞ?」

一方通行(レベル1)「こればかりは木原クンの言葉だって譲らねェよ……最期までいる」

木原くん「……一方通行」

一方通行(レベル1)「後3ヶ月間、木原クンと思い出を作るって決めたンだ!!」

木原くん「……一方通行よく聴け。俺はお前が笑ってる顔を見んのが一番好きなんだ」

一方通行(レベル1)「木原クン……」

木原くん「だがお前がここにいても笑っていられるのは3ヶ月間だけだ。意味はわかるな?」

一方通行(レベル1)「……だけどなァ」

木原くん「お前がずっと笑っていられる為には、早めにやっておくべきことがあんじゃねぇのか?」

一方通行(レベル1)「……」

木原くん「行って来い一方通行。クラスのゴミクズ共とケリ付けてこい」

一方通行(レベル!)「……ああァ、解った。待っててくれ木原クン!」

タタタタタッ ←一方通行が走っていった音



木原くん「それでこそ俺の一方通行だ」

 

7月8日(木)晴れ

一方通行が退院した
少し寂しいが大事がなくて何よりだ
退院間際、一方通行が駄々をこねたが、どうにか退院した
心は強くなったがまだまだ荒い
このままでは、俺が死んだときあいつはどうなるか火を見るより明らかだ。

明日にでも、師父に相談を仰ぎたいと思う
うう……俺の体を蝕む(盲腸)が暴れている
最近、死が迫ってきているのが判る
科学者なのに、今では天国にいくか地獄に行くか不安だ。
出来れば一方通行と同じところがいいな

 

個室

木原くん「師父……そなたに相談を仰ぎたい」

上条さん「はぁ?」

木原くん「師父、あなたが思うに一方通行はちゃんと前を向いて歩けるだろうか?」

上条さん「冥土返しから聞きました。それってあなたが亡くなってからの事ですよね?」

木原くん「はい」

上条さん「正直言って分かりません。あいつはあなたのの不幸がなにより辛いようですから」

木原くん「……解りますか」

上条さん「ええ……俺はあいつの師匠……いえ神的な存在ですから」

木原くん「あなたに仕えてよかった。私も心残りが薄らぎました」

上条さん「残り3ヶ月間、共にがんばりましょう」

 

 

7月9日(金)相変わらず晴れ

今日、師父と直接お話させていただいた
顔はイケメンで話が分かるいい男だった
もし俺が女だったらきっと今日抱かれていただろう

話は脱線したが、師父は一方通行のことをよく分かっておられた
さすが、我々親子が敬愛して止まないお方だけの事はある

きっと彼なら一方通行は道を誤らないだろう
よかった

 

 

学校・帰りの会

 

一方通行(レベル1)「先生、おはなしがあります!」

教員「何だね、一方通行さん」

同級生みんな(うっぜぇな、とっとと終わらせろよカスが)

一方通行(レベル1)「実はボク、皆にイヂメられてます」

教員「なっ! イジメだって!?」

一方通行(レベル1)「はい、イヂメられてます」

同級生R「何いってんだよ一方通行。嘘ついてんじゃねえよ!」

一方通行(レベル1)「嘘じゃありませン。皆には消しカスだけでは飽きたらず、BB弾まで投擲されました!!」

教員「ほんとうかね?」

同級生みんな「……」

教員「学級会FIGHT!!」

 

 

7月10日(土)まーた晴れだよ

今日、師父から連絡を頂いた
どうやら昨日、一方通行が帰りの会でイジメを受けていることを発表したらしい

かなり恥ずかしかったはずだ。
現に、何時もなら何でも話す一方通行がこの話題を話さなかった程だ

師父には感謝してもし切れない
あのお方がいらっしゃらなけでば、この件に関して知る機会は……先生がいたか
でも、師父の口から聞けただけであんしん感有る

もちろん、これだけで解決出来るほどイジメは甘くはない
だが、一方通行の心はより強く育ったことだろう

俺は心の底から嬉しく思う

 

ミサカ10113「やーい、一方通行のモヤシBody~」

一方通行(レベル1)「オレはモヤシじゃねェ!」

ミサカ10090「しなびたモヤシ~」

一方通行(レベル1)「しなびてねェよ!」

ミサカみんな「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

上条さん「やめろよお前ら!」

ミサカ11290「ちぇ~しらけたしみんな帰ろう~ってミサカは詰まらなげに提案します」

ミサカみんな「モヤシも~ん」

ズダズダズダズダズダズダズダ ←皆が帰る音

上条さん「おい、大丈夫か?」

一方通行(レベル1)「オレ……能力も強くなりたい」

上条さん「……一方通行」

一方通行(レベル1)「師匠、オレに稽古をつけてください。BB弾を反射できるようになりたいンです!!」

上条さん「……解った。そのかわり俺の特訓は厳しいぞ」

一方通行(レベル1)「はいっ!」

 

 

7月11日(日)多分晴れ

今日、一方通行と師父が病室に居らっしゃった
なんでも、一方通行の能力をアップさせるらしい

正直初めは無理だと思った
理由は能力の前例にある
発火能力などは前例が山ほどあり、比較的いじりやすい分野だが、ベクトル変換は今まで聞いたことすらない
正直消しカスを反射させるだけで、俺は白髪が増えイボ痔にもなった程だ

それを幾ら師父とはいえ、高校生二人だけでレベル2(BB弾反射相当)に昇華させるなど切れ痔じゃすまない
だが、二人の目には形容しがたい輝きがあった
これは俺が遠い昔、まだ後ろが処女だった頃に持っていた目に似ていた

彼らなら、きっとBB弾どころか鼻くそだって反射できるだろう

だから俺は期待を込めて修行方法を伝授した
彼らが次のステージに進むことを切に願う

 

 

路地裏

一方通行(レベル1)「あの、本当に学校休んでいいンですか?」

上条さん「ああ……これで俺は留年決定だがお前のレベルアップに比べりゃ、たいした事ないね」

一方通行(レベル1)「ははっ、これでオレは来年先輩っすね」

上条さん「へっ、モヤシが。そういう口はセロリクラスの能力者になってからいえ」

モツ鍋「Hey Hey Hey !!  なに俺のテリトリーに入ってんだぁ?」

一方通行(レベル1)「……本当にモツ鍋を10000通り叩けば、レベル2に成れるンでよォか」

上条さん「たしかに信じがたい……でも俺は木原くんを信じるぜ!」

一方通行(レベル1)「! そうだ……オレが木原クンを信じないでどうすンだ!!」

上条さん「行って来い一方通行! ケツは俺が拭いてやる!」

一方通行(レベル1)「はい!」

 

 

7月12日(月)看護婦さんに聴くの忘れたけどたぶん晴れ

今日、一方通行と師父が学校を休んで修行をしていたらしい
師父曰く、一発も叩けずモツ鍋に負けたらしい
普通なら俺がモツ鍋を殺していたところだが、師父が代わりにフルボッコして頂いたらしいので安心だ

しかし、まだまだ始まったばかりだが一方通行は線が細いので心配だ

ところで今年は早くも巨人が優勝を果たしたらしい
野球には興味は無いがここに報告しておこうと思う

一方通行……頑張れ

 

 

2ヶ月後・裏路地


上条さん「昨日退学が決まってしまった……」

モツ鍋「……俺に構うから」

一方通行(レベル1.8)「よろしくお願いします」

モツ鍋「やめないか? 最近頬の内出血がひどいんだが……」

ミサカ15902「またやってるしwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ミサカ「11111「飽きないなぁwwwwwwww超もやしが進化したがってるwwwwww略してTMRevolutionwwwwwwwwww」

上条さん「……一方通行、気にすんなよ」

一方通行(レベル1.8)「……はい」

上条さん「さあ、始めようぜ」

モツ鍋「……勘弁してくださいよ」

 

 

 

9月10日(木) 天気とか覚えてない

また、修行していたらしい
2ヶ月間良く飽きないものだ

師父いわく、最近シスターズのイジメが活発化してきたらしい
彼女達のブームはモヤシ、スーパーモヤシ・1.8倍入りモヤシらしい
ネーミングセンスは皆無だが、家の一方通行を馬鹿にしていると思うとウイルスを仕込みたくなる

だが師父がそばにいらっしゃるから安心だ
あのお方ならきっと一方通行を守って、後0.2相当上げてくださるはずだ

BB弾を後少しで反射出来ると思うと胸が熱くなる
たぶん、レベル1.8なら他人のフケくらいなら反射できるだろう
喜ばしい限りだ

 

 

一方通行(レベル1.85)「糞がっ! なんで当たらねェ!?」

モツ鍋「てめえだけじじゃねえ。俺だって進化してんだ!!」

上条さん(初めの頃とは比べ物にならない程だな。いい動きになったもんだ)

ピチピチピチピチピチピチピチピチ ←叩き合ってる音

上条さん(ただ一つ、とんでもない過ちを犯してしまった)

ピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチ ←叩き合ってる音

上条さん(それは……一方通行が何回叩いてたのか、数えんの忘れてた事だ)

一方通行(レベル1.85)「っらあっ!!」

モツ鍋「セイラァ!!」

ピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチピチ ←叩き合ってる音

上条さん(……まあいいか。もうちょっと経ったら俺の判断で終りにしようっと)

 

 

9月11日(金)快晴

今日は気分がいい
まるで体が軽くなったみたいだ

久しぶりにアルバムを見た
2冊のアルバムには俺と一方通行……そして最期の数ページには師父とモツ鍋が写っている
だが、なんと今日一方通行の奴がクラス写真を1枚持ってきやがった

隣の名前もしらねえバカ面と楽しそうに肩を組んで笑ってやがった

そしてもう一枚、師父からもクラス写真も頂いた
右上の端に、師父の顔写真が貼ってあったのはどういう事だろうか?
きっと風でおやすみになられたのだろう……心配だ

 

 

教室

同級生A「ちょwwwwwwww一方通行カラオケ行こうぜwwwwwwwwww」

一方通行(レベル1.9)「わりィな。あと少しでレベル2なンだ」

同級生B「おkwwwwwwwwwwとっととレベル上げて君が代歌おうずwwwwwwwwwwwwwwww」

一方通行(レベル1.9)「ああ」

教員「一方通行さん! 至急病院にっ! 保護者の方が急病だそうだ!!」

一方通行(レベル1.9)「! そんな……早過ぎるだろォが」

上条さん「一方通行行くぞ! 最期くらいちゃんと看取ってやろうぜ」

一方通行(レベル1.9)「――――くっそォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

 

 

緊急治療室

木原くん「痛すぎて感覚無ぇなんてもんじゃねぇぞ……」

冥土返し「黙っていなさい! 盲腸は専門外なんだ!!」

木原くん「糞が……こんな分けわかんねえモン体に仕込みやがってアレイスターの野郎」

冥土返し「アレイスターめ……体に盲腸を仕込むなんて非道すぎる」

木原くん「……この事は一方通行と師父し言わないでくれ」

冥土返し「もちろんだよ……せっかく摘出した盲腸がまた移植されるなんて真っ平だからね?」

木原くん「糞……もうちょっと長く行きたかったな……盲腸だけにもうちょっうと」

冥土返し「死の兆候が見えてきたかな? もう兆候が……もうちょう」

二人「……」

一方通行(レベル1.9)「木原クン!!」

木原くん「……ア、一方通行か?」

一方通行(1レベル.9)「木原クン……もしかして目がもう」

木原くん「朦朧としてな……代わりに顔を触らせてくれ」

一方通行(レベル1.9)「……」

木原くん「……なんだか逞しくなったな」








上条さん「……どうも」

木原くん「……逞しくなりましたね」

木原くん「……逞しくなったな」

一方通行(レベル1.9)「ああァ……ずっと鍛えてたからな」

木原くん「これで思い残すことはねえな」

一方通行(レベル1.9)「木原クン!? ふざけんな! まだBB弾反射できねェンだぞ? 鼻くそなんかまだまだだ!!」

木原くん「関係ねえよ……気づいてるか?」

一方通行(レベル1.9)「?」

木原くん「お前はもうBB弾も鼻くそも……そもそも消しカスだって反射する必要は無ぇんだぞ?」

一方通行(レベル1.9)「!」

木原くん「お前はもう跳ね返す能力は必要無ぇ……全て受け入れていいんだ」

木原くん「よかった……お前が反射出来ないおかげで俺はお前を触れ……る……」

一方通行(レベル1.9)「木原クン? オイっ木原クンってば!? おい、起きてくれよ!!」

木原くん「――――」チーン

一方通行(レベル1.9)「木原クーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

墓前

一方通行(レベル1.948)「木原クン……葬式貧相でゴメンな」

上条さん「まさか木原くん、知り合いが一人も居ないと思わなかった……」

一方通行(レベル1.948)「木原クン……幸せだったンだろォか?」

上条さん「幸せに決まってんだろ。だって、お前みたいな奴を誇りに思って、お前に想いを託したんだから」

一方通行(レベル1.948)「……師匠、オレは強くなる。そンで木原クンが夢に描いたその先に行ってやる」

上条さん「ああ、俺も応援してやるし、必要ならモツ鍋をぶっ飛ばしてやる。必要なくてもぶっ飛ばす」

一方通行(レベル1.948)「ああ……オレは必ず木原クンの想像の遥か向こう側……レベル3に成るンだ!!」


-完-

 

 

 

 

インタビューアー「では処女作『余命3ヶ月の木原クン』についてご質問させて下さい」

上条さん「ああどうぞ。まぁ、この本の印税とゴーストライターについては全て伏せさせて貰うがね」

上条さん・インタビューアー・その他「AHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!」

インタビューアー「初めにこの本のモチーフとなった一方通行というのは?」

上条さん「ああ、至って空想上の人物だよ。もし本当にいたら、まずはそのふざけた幻想をぶち[ピーーー]けどね」

上条さん・インタビューアー・その他「AHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!」

インタビューアー「木原くんについては?」

上条さん「特には……全て幻想だよ幻想。まあ、もしいたとしてもぐちゃぐちゃだろうけどね」

インタビューアー「コンセプトは?」

上条さん「ただの貧弱なレベル1と、血のつながりの無い男のハートフルストーリーだよ」

インタビューアー「素晴らしい作品でした。では最期に読者の方々に一言お願いします」

上条さん「あー、別に読まなくてもいい。ただ感じて欲しい。そんな一冊だよ」

インタビューアー「新人作家・上条当麻の『余命3ヶ月の木原クン』でした」

上条さん「Bye!」

一方通行(レベル5)「オマエ、殺されたくなけりゃァ印税払うか発行差し止めしろ」

上条「ほんとごめん! ノリで携帯小説書いてたら当たっちゃって……」

一方通行(レベル5)「な~ンで、オレがオマエの弟子なんだオイ? しかもなんでイジメられてんだァおい?」

上条「いや~、御坂当たりにウケが良くて……ダメ」

一方通行「やっぱ殺すわ」

上条「ゴメっ! やめjファlん;vファおvtbはねちゃおbvyのえっふじこん」




マジで終り

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