青髪「つっちー君それはありえへんわー」ケラケラ
上条「流石の俺でも引くって……」
土御門「なっ……! くそ、シスコン馬鹿にするといつか痛い目に遭うぜよ!」
上条「おいおい……」ハァ
青髪「あはははは!」
彼の名は通称青髪ピアス。学園都市で能力開発を受けている学生の一人である。
彼はLv.0の無能力者、その中でも特に成績不振という事もあり、所謂『落ちこぼれ』扱いを受けている。
そんな彼にも秘密があった。
青髪「ほな、お二人さん!」
上条「おう!じゃーなー」
土御門「またにゃーっ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
青髪「ふぅー……、さて」
青髪「今日は親近相姦モノで…」ガチャ
青髪「いや、獣姦もええな」
……電撃文庫やガンガンコミックスの1頁の半分が埋まる程己の好みを羅列していた青髪だが、その中に「姉」「妹」「母」「娘」この4つは綴られていない。
青髪「本当はマイナー系以外のジャンルにゃ興味ないんやけどねー」ヘラヘラ
…そう、彼の表の姿はオールマイティな性癖を持つ健全な男子高校生、裏の姿は親近相姦死姦獣姦その他諸々、表の性癖とは全く逆のジャンルを好む変態男子高校生だったのである。
テーンテーンテーン テンテーン
青髪「ゴメンなー、土御門君……今やから言えるけど妹最高やでぇ!義妹には興味あらへんけど!」
青髪「……この流れならゾンビっ娘の妹もなかなか…」
カチッ
青髪「あ、そういや俺妹が10月からTVで入るんやったな……」
青髪「周りの皆は完全に地雷やろとかほざいとるけど、まあええんや」
青髪「ワイは期待しとるんやで……聞いた所によりゃ妹ちゃんがエロゲマニアーっちゅん話やからな」
青髪「その時点で素敵やん……!めっちゃ最高やん…」クネクネ
青髪「下手したらつららちゃんを超えざるを得ないかも知らんね」
青髪「……よしゃ決めた、原作ポチるついでに今日は妹モノで…」
……こうして、彼の熱い夜は今日も更けてゆくのであった。
<終>