佐天「きまぐれ」 初春「れぐまき」②


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 ★ 前回までのあらすじ ★

木山春生は名前が変換しにくいことを気にする魔法少女である
その日も世界の平和と調和を祈って日課の掲示板荒らしに精を出していた

 

 

しかし――!

 

木山「こ、これは……! まさか!?」

そこで彼女が見た者とは?
果たして、土御門と青ピに出番はあるのか?
何故黒妻先輩からは二次創作に登場するオリキャラの臭いがするのか?

次回、リリカルストロベリー木山・第三話『登場ゲッタードラゴン!!』

あなたのハートにマジカルチェックイン!

 

 

 

 

 

 

佐天「さてと……じゃあ気を取り直して動物園を見て回りましょうか」

初春「そうですね」

美琴「ところであの檻に入れられてる黒子は放っといていいの?」

初春「いいんじゃないでしょうか。幸せそうだし」

佐天「本人が望む幸せが一番ですよ」

初春「そうです。他の誰かが押し付ける幸せなんて、そんなものは偽者です!」

美琴「う、うう……」ガクッ

佐天「御坂さん……」

美琴「私が……私が間違っていたわ!」

初春「分かってくれれば良いんですよ……御坂さん……」

佐天「そうです! 誰にだって間違いはありますよ!」

美琴「二人とも……!」

上条「いい話だなー」

佐天「わー! 見て見て初春ー! ライオンだよー!」

初春「どうして動物園のライオンっていつも寝てるんでしょう?」

美琴「牙を抜かれた獣だからよ」

佐天「牙を? 歯医者さんが?」

美琴「そうよ。よく見なさい」

初春「ほ、本当だ! ライオンの口から牙がダラダラこぼれてます!!」

佐天「そっか……ライオンは人間の犠牲になったんだね」

美琴「そうよ。人間はいつだって勝手なの……でも――」

黄泉川「そう! 人間は勝手じゃん!!」

初春「!? あなたは警備員の!」

美琴「一体何故警備員がここに!?」

黄泉川「私をただの警備員と侮ったのが運のつきじゃん! 見よ! 『黄泉』川だけにな!」

初春「あ、あれはランクSSの警備員にのみ与えられるというバッジ……!」

 『ランクSSの警備員にのみ与えられるバッジ』!!

美琴「何て中二病な展開なの!? 正直好みだわ!」

黄泉川「これを持つ警備員は学園都市のどこでも警備する権利が与えられるじゃん!!」

初春「そんな! じゃあ学園都市のどこでも警備することができるっていうんですか!?」

佐天「ど、どういうことなの初春!? 何がまずいの!?」

初春「……何がまずいんですか御坂さん!?」

御坂「え? あ、私?」

御坂「何もまずくは無いんじゃないかしら。実は」

佐天「何ですって!?」

黄泉川「く……! 流石はレベル5! 見抜いたか!」

御坂「伊達に超電磁砲なんて名乗ってないわ!」

佐天「でもじゃあ何がしたいんですかこの警備員の人」

黄泉川「久しぶりに昔の熱が戻ってきてしまっただけじゃん……」

 そう――

黄泉川「お前達の気(オーラ)に当てられてな……じゃん!」

芳川「あ、いたいた。なにやってるのよ」

黄泉川「ありゃ。見つかっちゃったじゃん!」

芳川「駄目でしょ一人で勝手に歩き回っちゃ……あなた保護者なんだから」

佐天「お知り合いの方ですか?」

芳川「そうね。知らないといえなくも無いわ」

初春「知らないんですか?」

芳川「そうね。知らないわ」

黄泉川「じゃあお前は一体誰なんじゃん!?」

芳川「私……そう。私は一体誰なんでしょうね……」

御坂「……聞いてください白衣の人」

芳川「何故私が白衣だと……? いえ、一体何だというの?」

御坂「人間は確かに勝手です……でも――」

一方通行「そう――人間って奴は勝手なモンなンだ……!」

御坂「アンタは一方通行!!」

一方通行「おう……超電磁砲か……」

御坂「くっ……今度は一体何を狙っているの!?」

一方通行「名前の表示が苗字になってるぞ」

美琴「あ。本当だありがとう」

一方通行「何を狙っているか……だと? クックックキケカクッコココッ!!!」

美琴「……一方通行。アンタが何を企んでいてとしても……私が止めてみせる! 今度こそ!」

一方通行「ほォォう……! やってみろよ三下がァァァァ!!!」

美琴「……! 一方通行……一つだけ教えてあげるわ……」

美琴「たしかに人間は勝手な生き物よ……でも――」

                            To be continued……

 

 

 

 

 

佐天「っていうことがあったんです」

個法「そう……それは大変だったわね」

初春「そうですねー。あのときばかりは寿命が百年は延びましたよ」

佐天「延びちゃった! 寿命延びちゃった!!」

初春「あははー。佐天さんったらツッコミ下手糞ー」

佐天「言ったなこのー」

 アハハーウフフー

個法(このキラキラした何となく甘いような気がする空気……)

個法(初春さん……佐天さん……あなたたち、今間違いなく青春ど真ん中よ……!)

個法「ところで御坂さんはどうなったの?」

佐天「え? さあ?」

個法「見てたんじゃないの?」

佐天「私は途中で帰っちゃったから……初春は?」

初春「はい? あ、ごめんなさい。今スコーンのこと考えてました」

佐天「スコーンってどんな食べ物だっけ?」

初春「それを考えてました」

佐天「得意のパソコンでチャチャっと調べてよ」

初春「あいにく今パソコンを持ってないんです」

佐天「えー。なんでー?」

初春「そりゃここが刑務所の中だからですよ」

佐天「あ、そういえばそうだったね!」

 

 

 一方その頃

美琴「だから私は言ってやったわけよ」

御坂妹「ほうほう」

美琴「『お前ごときにゲコ太の痛みが分かるものか!』ってね!」

御坂妹「それはそれは」

美琴「でさ? あいつ何て言ったと思う?」

御坂妹「そうですね。おそらく――」

美琴「あんたの意見なんか聞いてないのよ」

御坂妹「」

美琴「とにかく。私の活躍でこの学園都市は今日も平和なわけよ」

御坂妹「素晴らしいですね。とミサカはお姉さまに心の中で罵声を浴びせながら表面上は褒め称えます」パチパチ

美琴「うふふー。そこまで褒められると照れちゃううわねー///」

 

 

 

木山「そこまでだテレスティーナ……いや――」

 暗黒マジカル少女てれすたんッ!!

テレス「くっくっく……待っていたぞリリカルストロベリー木山!」

木山「てれすたん! 子ども達を返すんだ!」

テレス「そんなわけにはいかねぇなぁ……」

絆理「助けて! 木山せんせー!!」

木山「くっ……! 安心しろ! 今助ける!」

テレス「そんなわけには行かねぇんだよぉ!!」バッ!

木山「――!?」

木山「こ、これは……! 黒い蛇が手足に!?」

テレス「くっくっく……! このガキはレベル6を作る礎になってもらう!」

絆理「ひっ!?」

木山「や、やめろぉぉぉぉ!!」

テレス「そこで黙って見てるんだなぁ! リリカル……ああもうめんどくせぇ木山!」

木山(また……か? また私は子ども達を守れないのか?)

 諦めないで……

木山(誰だ……? この声は……)

 諦めないで……リリカル……ああもうめんどくさい木山

木山(別に私が名乗ったわけじゃない……)

 貴女に力を貸すわ……

木山(力……? 君は……)

テレス「覚悟しなぁクソガキ!」

絆理「嫌あああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 ピカァァァァァ――

テレス「な、何だ!?」

???「残念だったわね、てれすたん。彼女はこの程度じゃ倒せないわ!」

テレス「何だ……木山が……!?」

木山「――木山? 今の私をそう呼ぶな……!」

絆理「先生!!」

木山「今の私は……いうなれば龍……!」

テレス「龍……だと?」

???「そう! 今の彼女は龍! 怒りに燃える龍よ!」

木山「私のことはこう呼べ……そう――」

 ゲッタードラゴンはるみん!!

絆理「無いわー」

婚后「一体どういうことですの?」

婚后「この私が登校して来たと言うのに……」

婚后「どうして校門がしまってますの?」

婚后「……」

婚后「あ」

婚后「そういえば昨日時間割を見なかったような……」

婚后「……日曜日?」

泡浮「あら? あの校門の前にいるのって……」

湾内「婚后さん?」

泡浮「どうしたんでしょう……今日は日曜日なのに……」

婚后「……む?」

泡浮「おはようございます婚后さん」

婚后「あら! あらあらあら! おはようお二人とも!」

湾内「あの婚后さん? どうして――」

 

トントン

泡浮「しっ……湾内さん……」

湾内「? ……あ、鞄……」

婚后「どうしましたの?」

泡浮「いえ。どうして学校に入らないんですか?」

湾内「あら? 校門が閉まってますね?」

婚后「……! ふ、うふ、おーほっほっほっほ!」

婚后「何を仰ってますのお二人とも? 今日は学校は日曜でお休みですわ!」

湾内「まあ! そういえばそうでしたわね!」

泡浮「私達いつもどおり来てしまいました!」

婚后「まあ! おっちょこちょいですわねお二人とも!」

湾内「それじゃあ……どうしましょうかこれから?」

泡浮「そうだわ! 映画でも見に行きません?」

婚后「あらいいんじゃなくって?」

湾内「じゃあこれにしましょう。偶然チケットが二枚ありますから」

泡浮「まあすごい偶然」

婚后「ではそれに……行きますわよ湾内さん! 泡浮さん!」

 ホーホッホッホッホ……

泡浮「……湾内さんナイス」

湾内「泡浮さんも」

個法「油断したな婚后光子ぉぉ!!」

 ドガアァァァァァッァァァン!!!

婚后「ぐはっ!?」

泡浮「こ、婚后さん!?」

初春「こ、個法先輩一体何を!?」

個法「何を……? 何をですって?」

左天「きまってるじゃない初春……悪人を退治するのが風紀委員の仕事……」

初春「左天さん!? そんな……悪人って!」

湾内「こ、婚后さんが一体何をしたっていうんですか!?」

個法「うふふ……婚后光子は日曜日だというのに登校したわ……」

泡浮「それは……ちょっと間抜けなだけでそこそこ可愛いだけじゃないですか!」

個法「可愛いですって? とんでもないわ……」

湾内「うっ……!」

泡浮(何!? この俺が殺気だけで後ずさるだと!?)

左天「分かってませんね……日曜日はお休みですよ?」

個法「そう……日曜日は休み……そのルールを破った罪は重い……!」

初春「そ、そうか! 誰かが日曜日に学校で勉強してしまったら、ただ規則どおり休んだだけなのにサボってるっぽく見える!」

湾内「誰かが平均レベルを上げると他のみんなが迷惑する!」

個法「そう! 学園都市全体のモラルハザードへと繋がるその行為!」

左天「許すわけにはいかない!」

初春「そうだったのかー!!!」

                                                      

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