御坂「次の行動どうしよっか・・・」上条「そういう時は安価だッ!」


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

これは『街』や『428~封鎖された渋谷で~』と『とある魔術の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』をぐちゃぐちゃに混ぜた物です。
と言っても、参考にした部分は所謂ザッピングというところだけですが。
分からない人は、『キャラAが行動を起こさないとキャラBが進めない』って風に考えてください。
そしてこの物語は閲覧者の人たちが鍵です。安価ですから。
まずは主人公選択です。

1、上条当麻

2、御坂美琴

では先ずは>>3からお願いします。

 

>>3

なにこれ期待

安価なら2

 

 

御坂美琴



御坂美琴は歩いていた。
特に何するわけでもないのだが、御坂は何となく街中を歩いていた。
そして偶然にもいつも喧嘩を吹っ掛けている少年に会う。……予定だったのだが。
不幸にもその少年は補習であった。

「……不幸ね」

そう呟いた御坂には、周りの人から見ても不幸なオーラが漂っていた。

(やっぱ、皆とお茶してたほうがよかったかな……)

そして頭を垂れる。その約束を強引になくしたのは、御坂だからである。
やはり行っておくべきだった。彼に会える日などごく限られているからである。
今日彼に会える気がしたのは、何となく、そう思ったから。

(やっぱなんとなーくじゃ、駄目よね)

もうこのまま帰ろうかな?と考えていた時だった。
ふと、路地裏に見覚えのあるツンツン髪が見えた。

(……まさか、ね)

今だって補習の時間だ。
こんなところにいるわけが――そう考えたが、彼の性格からすると当然か、と思った。

(あのバカはまた人助けね……バカはやっぱバカね)

そして、今度は路地裏に、顔にスカーフを巻いた大男が入っていった。
御坂は少し考えたあと、走って路地裏に近づく。
御坂が見た光景は、少年の後ろに立つ大男がバットを振りかぶっているところだった。

 

 

上条当麻


上条は、走っていた。
普段から入退院を繰り返し、このままでは高校三年生にならなくても留年決定だから、補習を受けるように担任から言われていた。
が、不幸にもアラームは鳴らず、不幸にも服は乾いておらず、不幸にも食材は居候シスターで全滅。
色々あーだこーだしているうちに、補習の時間十分前になっていた。
上条の寮から高校まで、結構な道のりで、当然走っただけでは間に合うはずもないのだが、上条はとにかく走っていた。

「くそっ、ふこおおおおおおおだあああああああ!!!」

彼はとてつもなく走った。
全身に汗が噴き出る。気持ち悪いがそうも言ってられない。
そして馬鹿な上条は考えた。路地裏を通れば近いのではないのだろうかと。
急がば回れを知らない上条にとって、これとない考えだった。
すぐに路地裏に入る。そして彼は見てはいけないものを見てしまった。
女性が、三人ほどの男に連れていかれるのを、見てしまった。

 

 

行動選択

1、放ってはおけない。女性を助ける。

2、今は厄介ごとに巻き込まれるのはゴメンだ。引き返す。

3、何とか説得できないか。話しかける。

では>>11にお任せします。

 

 

>>11

上条さんだし1

 

(たまたま居合わせたとはいえ、女性は困っているんだ。助けよう)
上条は男たちにぶつかっていった。

「グゥ……!?」

男たちは、呆気無く倒れる。
しかしそれは上条にとってどうでもいいことで、考えるのをやめた。

「大丈夫ですか!?」

上条は女性に近寄る。
女性の顔は恐怖に固まっていた。

(……?この人は何をぶつぶつ言ってんだ……?)

女性はガクガクと震え、何かを言っていた。
そして上条は気づく。女性は、一切上条に関心を向けていないことに。
むしろ、その後ろを見る感じだった。
慌てて振り返って、上条は血の気が引いた。

バットを持った大男が、今まさに上条に向かって振り下ろしていた。

(ヤバい――)

そう思った時には遅く、上条の頭にバットが振り下ろされる――

はずだった。

何時までも痛みが来ないことを感じた上条は、恐る恐る大男を見た。

「グッ……アッ……ガッ……!!」

大男は、激しく痙攣していた。
数秒経ったのち、大男は膝から倒れる。
逆光の中、上条が見たものは

「……御坂?」

上条がよく知る、超能力者である御坂美琴の姿があった。

 

 

御坂美琴


――いやいや、これはマズイって。
御坂は反射的に電撃を放出した。
御坂美琴の能力は電撃使い(エレクトロマスター)。
超能力者である御坂にとって、失神レベルの電撃を出すなど容易いことだった。

数秒遅れて大男が倒れる。
そして彼女の想い人で、ツンツン頭の不幸少年――上条当麻――は素っ頓狂な声をあげた。

「……御坂?」
「アンタねぇ……どんだけ厄介ごとに首を突っ込めば気が済むのよ?」
「いや、路地裏を通りかかったところにこの人が……あれ?」

上条は辺りを確認する。落とし物を探しているかのようだった。

「……アンタとうとうボケ始めた?良い医者がいるから紹介しよっか?」
「いやいや!確かにさっきまで女性が……あれー?」
「んで、アンタはこんなところで油を売ってる暇はあるのかしら?」
「あ!補修!またな御坂!」

上条はダッシュで路地裏を突き進む。

(……あっちって、アイツが通ってる高校と逆方向じゃ無かったかしら……?)

伝えようにも上条の姿は見つからないので、諦めて路地裏を出ようとした。
その後ろに、男が一人立っているのを知らずに――。


Chapter1 終了。

次の主人公選択。

1、上条当麻

2、御坂美琴

3、一方通行

4、浜面仕上

5、その他(ちょっとした小ネタなど)

安価>>15ぐらいで。

 

 

 

>>15

 

 

浜面仕上


「『アイテム』全員で大掃除を始めるわよー」
「……は?」

本日も、アイテムの朝はとんでもない始まり方だった。

「……超起きてそうそう何言ってるんですか麦野さん」
「そうよー。朝イチはちょっと厳しいわよー」

愚痴を漏らすのは絹旗最愛とフレンダ。彼女たちはまだパジャマ姿である。

「でも、このままじゃこの部屋が汚いだけだと思ってるのよ!」

拳を振って演説しているのはアイテムリーダーの麦野沈利。

「……」

そして頭が船を漕いでいるジャージは滝壺理后。このアイテムの重要な役割を担っている。

「……」

一方、黙って新聞を呼んでいる男は浜面仕上。このアイテムの雑用兼運転手。
ちなみに何も発言しないのは、発言しても無視されることが分かっているからだ。

「だから、今日は大掃除をしようと思ってるわけよ!」
「確かに、ここは超汚いですけど、だからって今すぐは超無理じゃないですか?準備とか」
「そう思ってすでに準備は万全よ」
「で、でもでも、私たちまだ朝ごはん――」
「朝飯なんて後々!それよりちゃちゃっと片付けたほうがいいわよ!」
「「……はぁ」」

いつもと何かが違う麦野に対して、二人は溜息をついた。

「ってわけで私がリビング。絹旗とフレンダは玄関や廊下、あと、使ってない部屋を。滝壷と浜面は……っと」

そこで麦野の声が途切れる。

「……もしかして超考えてないんですか?」
「あっはっは、何しろ思いついたのは今日の朝だったしね。んーじゃあ滝壷と浜面はちょっと買出しに行ってもらおうかな」

走り出したら止まらない。麦野の性格を表すならばこれが似合うだろう。
ろくに考えていないことが発覚したが、もう半ば諦めていたので素直に従うことにした。


「じゃあ浜面、よろしくねー」
「はいはい。滝壷、起きろ」
「むっ……ごめん寝てた」

まだ半覚醒の滝壷を引っ張って、車に乗る。

「どこいくの?」
「買出しだ。つっても、買うものはいつもより少ないけどな」

買う商品がメモされた紙をひらひらと見せる。
滝壷はちょっとだけ納得した。

「なるほど。じゃあ私寝てていい?」
「……」

どうすべきか?

1、いざという時に困る。起きておけ。

2、流石に何も起こらないだろう。寝てもいいぞ。

安価>>21

 

 

>>21

2

 

(……流石に何も起こらないだろう)
「寝てもいいぞー」
「分かった。おやすみ」

すぐに眠り始める滝壷。どっかの小学生のようである。
とにかく、浜面は車を走らせて、どこか適当なデパートによろうと思っていた。


「……ん?なんだ、あれ」

ふと歩道を見てみると、小さめのアタッシュケースが落ちていた。
そして、目の前が真っ白になった。
気がついたら車は転倒し、どうやっても脱出はできそうにない。

「たき……つぼ……」

滝壷は無事だろうか。最後の力を振り絞って見回すが見当たらず、結局そのまま気を失った。



BAD END 爆発に巻き込まれる。

車でデパートに向かっていた浜面は、途中で爆発に巻き込まれる。
もし、浜面があの近くを通りかからなかったら、違った結末になったかもしれない。
浜面を無事にデパートに到着させるには、他の人物の行動が鍵となる。

主人公選択

1、上条当麻

2、御坂美琴

3、一方通行

4、浜面仕上(始める場合は選択肢からです)

5、その他(ちょっとした小ネタなど)

安価>>23

 

 

>>23

3で

 

 

一方通行


「……ったァっくよ。なンで俺がお使いなンざ……」

一方通行(アクセラレータ)は、同居人から買出しを頼まれていた。
「これも躾のうちじゃん?」と同居人は言っていたが、一方通行にとっては非情につまらなかった。

「まァ、あのクソガキがいねェ分だけマシかァ」

誰に言うでもなく、独り言を呟いた一方通行は、さっさと終わらせてコーヒーを飲みたい気分だった。

「えェっと、買ってくるものは、っと……」

書いてあるものは人参、白菜などの野菜や、ビール、オレンジジュースと言った飲み物などが書かれてあった。

「……この量はちィっと多すぎるンじゃねェの?」

メモは、二枚に渡って書き綴られていた。
記憶能力は結構自信のある彼にとって、このメモはすでに紙切れと化していた。

「つゥかよ、言ってくれりゃあ全部覚えるっつーの」


杖を突いている彼にとって、スーパーまでの道のりは地獄だった。
能力は、とある事情により常に使えるわけでは無くなった。
能力を常に使っていた彼は、これだけが不便に感じた。

「ハァ、ったくよォアイツの言葉借りるのも癪だが……不幸だァ」

ふと、見覚えのある顔が視界の隅に映った。

「……あァ?」

振り返る。
そこにはゴミ箱があるだけだった。

(……まさかなァ、あの超電磁砲がいるわけがねェ)
(普段から気にしすぎだっての……クソが)

一方通行は、再び行こうとしたのだが――。
急に手を掴まれる。

「うォ!? なンだなンだよなンなンですかァ?!」

手を振りほどいて怒鳴ってやろうと思っていたのだが――そこには見知った顔がいた。
一方通行はなんでここにといった表情で。
もう一人は疲れきった顔で。

「……なンでここにいる?――超電磁砲」


KEEP OUT



主人公選択

1、上条当麻

2、御坂美琴

3、一方通行(始める場合はKEEP OUT直前から)

4、浜面仕上(始める場合は選択肢から)

5、その他(ちょっとした小ネタなど)


安価>>27

 

 

>>27

2だなァ

 

 

御坂美琴


「ハァッ、ハァッ……!」

御坂美琴は何者かに追われていた。
いつもなら電撃で対処できるが……その相手に電撃が効かなかった。
どういうことか分からない。
しかし、相手は御坂を襲ってきている。
相手の手には、刃渡り10cm程のナイフが握られていた。

(一体、何だってのよ!?)

走りながら考える。

(あれに電撃は効かなかった。……というよりも、弾いたって感じだった。あのバカみたいに)
(冗談じゃないわよ……!あんなのが二人もいられたら困るっつーの!)

路地裏を走る。
走る。
走る。
それでも追跡者は御坂についてくる。

路地裏の出口が見えた。
しかしそこも人気がないところ。逃げてもついてくる可能性はあるが……

行動選択

1、路地裏には結構自信がある。出ない。

2、狭いところより広いところ。出て行く。

安価>>29

 

 

>>29

2

 

 

(狭いところよりも、広いところよね……!)

御坂は一気に走る。
追跡者もそれは想定外の事だったようで、若干ながら遅れた。

(いける!)

そして出て行く際に、ゴミ箱を蹴散らしてしまった。
バランスが崩れる。御坂は、白い棒のようなものを咄嗟に掴んだ。

「うォ!? なンだなンだよなンなンですかァ?!」

棒のようなものは人だったようで、手を振りほどきこちらを振り向く。

そこには見慣れた――御坂にとっては忌むべき相手がそこにいた。

「――!?」
「あァ……?」

男か女か分からないような顔立ち。
アルビノのような真っ白い肌。
血のような紅い瞳。
御坂は、固まった。

(――なんで、ここに……!?)
「……なンでここにいる?――超電磁砲」
「なんでここにいるのよ……一方通行……!」

目の前の男――一方通行と呼ばれた男――は口元を不気味に歪ませた。

「俺ァちょっと買い物してるだけだぜェ?オマエこそ、俺に突っ掛ってどうするってンだァ?」
「わ、私は別に好きで突っ掛った訳じゃないわよ!今さっきだってナイフで殺されそうに……」

御坂は言って気がつく。早く逃げなければ。

「……!!!」
「あ、オイ!」

御坂は気がつけば走っていた。早く遠くへ。
追跡者から逃げなければ、殺される。
御坂は恐怖を心に閉じ込め、一心不乱に走った。

(誰か……助けて……!)


TO BE CONTENUED…


主人公選択

1、上条当麻

2、一方通行

3、浜面仕上(始める場合は選択肢から)

4、その他(ちょっとした小ネタなど)


安価>>33

 

 

>>33

1

 

 

上条当麻


「ぐおおおおおおおお!!!」

走る。
走る。
転ぶ。
立ち上がる。
走る。
このテンプレみたいな行動を、上条はすでに何回もしている。
その方向が、高校と別の方向であることは知らずに。

「……あーもうっ!やっぱ出よう!」

しかし、周りは知らない場所。どこをどう行けば出口かなんて分からない。
彼には一刻の猶予もない。とりあえず何ふり構わず走った。

「あーもうどこだよここ!やっぱ安直な考えするんじゃなかったっ!」

そうは言うがすべて後の祭り。とにかく上条は走る。


全力で走った結果、何とか出口までたどり着いた。

「よっしゃ!後はこのまま高校に……!」

もうすでに高校から1km離れていることなど、彼には知るはずもなく、上条は走った。
信号は赤になっている。
しかしもう時間がない。
どうする?

行動選択

1、警備員が怖いし、大人しくしとくか。

2、もう時間がないんだ!早くいかなくては!

安価>>35

 

 

>>35

1

 

 

(警備員が怖いし、大人しくしとくか)

流石にそこまでの度胸は上条にはなく、ただ普通に待っていた。


「ハァハァ……!どこだよここ!」
(不幸だ……)

そこは上条には見慣れぬ場所だった。
もう今から高校へ行ったって間に合わないかもしれない。
下手をすれば、家に帰れないかもしれない。

「こりゃ……マジでやばいな」

頭を抱える。
今日の補習を逃せば、次の休みも返上しなくてはならない。
この日で終わらせたかった上条には、それは死活問題だった。

(……明日は……)
(明日は、特売が山ほどあるっていうのに……!)

もし特売を逃せば、居候に食べられる。それだけは避けたい。

(ならどうする……?考えろ!)
(金はあるが……タクシー?いや、無理だ。そこまで金がない)
(ならバス……!)

「よっしゃあああああ!いくぜええええええ!」


「着いたっ!時間は……あと五分!間に合った!」

ガッツポーズをとる上条。残りは待つだけだ。
だが、不幸体質である上条にこのような幸運があるはずもなく……
この時上条が持っていた時計は十分以上遅れており、とっくにバスは出ていた――。


TO BE CONTENUED…


主人公選択

1、一方通行

2、浜面仕上

3、すでに終わった主人公(名前も添えて)

4、その他(ちょっとした小ネタなど)

安価>>39

 

 

>>39

4

 

 

その他
と言っても今までに潰れたBAD ENDをいくつかご紹介。
>>16で言っていたの上条BAD

(たまたま居合わせたとはいえ、女性は困っているんだ。助けよう)
上条は男たちにぶつかっていった。

「グゥ……!?」

男たちは、呆気無く倒れる。
しかしそれは上条にとってどうでもいいことで、考えるのをやめた。

「大丈夫ですか!?」

上条は女性に近寄る。
女性の顔は恐怖に固まっていた。

(……?この人は何をぶつぶつ言ってんだ……?)

女性はガクガクと震え、何かを言っていた。
そして上条は気づく。女性は、一切上条に関心を向けていないことに。
むしろ、その後ろを見る感じだった。
慌てて振り返って、上条は血の気が引いた。

バットを持った大男が、今まさに上条に向かって振り下ろしていた。

(ヤバい――)

そう思った時には遅く、上条の頭にバットが振り下ろされた。
痛みと言うより熱さが上条の頭を襲う。
その後、何度も滅多打ちにされた。
どこかで聴いたことのある悲鳴が聞こえたが――上条はすでに聞こえていなかった。

まだあります。

 

>>23の行動選択2の場合

(路地裏は結構使ってるし、この辺りは余裕よ!)

御坂は迷わず路地裏を走った。
相変わらず追跡してくる。が、相手にも疲れが溜まってきたようだ。

(いける!?)

そう思ったが――。
御坂の目の前には、壁があった。

(――ッ!?)

追跡者が追いついてきた。
じりじりと後ずさる。
とうとう、背中が壁についた。

気がついたときには倒れていた。
何が起きたのか分からない。ただ、体温が奪われていく感じと――自分は死ぬということだけは分かった。

こんな感じです。

では>>37の1、2、3から選んでください。
安価は>>43

 

 

>>43

3

 

上条当麻


行動選択2の場合

「もう時間がないんだ!いいぜ、赤信号に止まらなきゃ捕まるってんなら、そのふざけた幻想をぶち殺す!」

上条はかけ出した。
車が走る中を、一気に突っ切った。
後ろで車の衝突音が響くが、構わない。
上条はそのまま全力で走った。
そして>>36「ハァハァ……!どこだよここ!」に続く。


主人公選択

1、一方通行

2、浜面仕上

3、すでに終わった主人公(名前も添えて)

安価>>46

 

 

>>46

1

 

 

一方通行



「……なンでここにいる?――超電磁砲」
「なんでここにいるのよ……一方通行……!」

超電磁砲と呼ばれた少女――御坂美琴は一方通行を睨みつける。
彼と彼女には、決して切れない縁があった。

『一方通行絶対能力進化実験』
一方通行は、学園都市最強の超能力者であり、唯一絶対能力(レベル6)に辿りつける存在だった。
絶対能力に辿りつくには、超電磁砲――つまり、御坂美琴を128回殺すことだった。
当然、御坂を128人も用意はできない。
そこで研究員たちは同時に進めていた超能力者量産計画『妹達(シスターズ)』に着目した。
これを用いた場合、一方通行は妹達を20000人殺すことにより、絶対能力に進化する。

そして一方通行は約10000程の妹達を殺した。
この計画は、ある無能力者(レベル0)によって阻止され、そして凍結した。
その後は街中で顔をあわせることがたびたびあり、その時はかなり気まずくなっていた。

「なんでここにいるのよ……一方通行……!」

御坂は睨みながら聞いてくる。
おかしな事を聞くものだ。この辺りは一方通行のマンションから少し歩いたところなので、散歩とか思わないのだろうか。
一方通行は少し笑いながら、質問に答えた。

「俺ァちょっと買い物してるだけだぜェ?オマエこそ、俺に突っ掛ってどうするってンだァ?」

よく見ると、御坂の息は上がっていた。
心なしか疲れた顔をしている。

「わ、私は別に好きで突っ掛った訳じゃないわよ!今さっきだってナイフで殺されそうに……」

そこで御坂はハッとした顔になった。
そして、すぐ後ろを向いて、走り始めた。

「……!!!」
「あ、オイ!」

一方通行の声も聞かず、全力でどこかに行った。

(オイオイ、なンなンですかァ?ありゃワケありみてェだけど……)
(それに、ナイフっつってたな。どういうことだァ?)

これは、追いかけるべきなのか?

行動選択

1、超電磁砲とはいえ心配だ。追いかける。

2、いくらなんでも死にやしないだろう。追いかけない。

安価>>53

 

 

>>53

1

 

 

(超電磁砲っつったって、何でも対処できるわけじゃねェ。心配だし、追いかけるか)

一方通行は、杖を上手く使いながら追いかけた。
一度、後ろのほうをちらっと見たが、あるのは散乱したゴミ箱だけだった。


「……アイツは、どォやらただ闇雲に逃げまわってるだけみてェだな」

御坂は、人混みの中を突き進んだり、かと思えばまったく人気のない道に行ったりと、その行動パターンは決まっていなかった。

「追いかける身にもなってみろっつゥの」

今度は人気のないちょっとした小道だ。よく体力が持つものだと感心する。
すぐ手前の曲がり角を曲がった。
一方通行も追いかけるが――曲がったところで自分はとんでもないことに首を突っ込んだと反省する。


そこには、ナイフを持った男が御坂の前に立ち塞がっていた――。

TO BE CONTENUED…

残り一人なんで、安価は取らずに続けます。

 

 

浜面仕上


「なるほど。じゃあ私寝てていい?」
「……」

どうすべきか?

行動選択

1、いざという時に困る。起きておけ。

2、流石に何も起こらないだろう。寝てもいいぞ。

安価>>57

 

 

>>57

1

 

「……何かあってからじゃ遅いし、一応起きといてくれ」
「了解」

その後は、適当に滝壷と談笑していた。


「……ったく、なんだよ渋滞か?」

つい数分前から、車の進みが一向に悪い。
少し覗いてみるが、車がずらっと並んでいてよく分からない。

「はまづら、ここの小道使おうよ」
「ん、そうだな。このままじゃいつ着くか分かんねーし」

滝壷の助言を参考にして浜面はハンドルを左に切る。
いつも裏道を使っている彼にとって、このような抜け道を何本も知っていた。


「はぁい着きましたよっと」
「ありがと、はまづら」

滝壷側のドアを開ける。

「よし、じゃあデパートにレッツゴー」
「ごー」

滝壷と浜面は肩を並べてデパートの自動ドアをくぐった。

TO BE CONTENUED…


Chapter2終了。
主人公はたびたび変わります。二、三人入れ替えたりします。
ってわけで、主人公選択

1、一方通行

2、浜面仕上

3、黄泉川愛穂

4、土御門元春(短編)

5、芳川桔梗(短編)

6、その他(ちょっとした小ネタなどなど)

安価>>60

 

 

>>60

5

 

 

芳川桔梗


これは少しだけ前に遡る。

「……じゃ、気をつけて行きなさいよ」
「うん!ってミサカはミサカは元気よく返事してみたり!」
「愛穂も、ちゃんと打ち止めのこと見てるのよ?」
「任せるじゃん!ほら、行くじゃん打ち止め」
「はーい!ってミサカはミサカはヨミカワの手を握ってみたり!」

今日は一日平和になりそうだ。少なくとも、芳川はそう考えていた。
一方通行は買出し。そして黄泉川愛穂と打ち止めは一緒に結構離れたデパートまで出かけていた。

(そろそろ仕事を見つけないとね……)

そう思って求人雑誌を読む。
……無理だ。どうも色々引っかかる部分がある。
読み始めてたった数分で投げ出した。

「けふも元気だコーヒー牛乳が美味い、っと……」

コーヒー牛乳を一気に飲む。冷蔵庫にはブラックしかなかったので、たまには甘いものを飲みたくなっていた。

「……あら、メールかしら」

携帯にメッセージが出ていた。すぐに取る。

「……何これ。イタズラメール?にしては質が悪いわね……」

差出人:(無し)
件名:(指定なし)
本文:妹達を使った実験を秘密裏に開始。
   内容は、妹達の学習装置を一時的に入れ替え、放置す
   ることで、特定の条件下で妹達は人を殺し始める。
   効果は今のところ数時間程度。
   本日も、この学園都市の数ヵ所で実験を開始する。


(……実験?学習装置?なによこれ……)
気味が悪くなったので、メールを削除しようとしたのだが――。

(新着)
差出人:(無し)
件名:(指定なし)
内容:これが、前日の実験の記録である。

短いメールと、動画ファイルが添付されていた。

「……」

嫌な予感がしているが、とりあえず開いてみる。

そこには、大きな刃物を持った妹達が、一般人を殺害しているところを撮った映像だった――。


TO BE CONTENUED…


主人公選択


1、一方通行

2、浜面仕上

3、黄泉川愛穂

4、土御門元春(短編)

5、その他(ちょっとした小ネタなどなど)

安価>>64

 

 

>>64

3

 

黄泉川愛穂


「着いたじゃんよー」
「うわー!とてもとても大きいね!ってミサカはミサカははしゃいでみたり!」

今日はとても天候がいい。
日差しは強いが、どことなく心地良い日差しだった。
今日は、打ち止め(ラストオーダー)と一緒に出かける約束をしていた。
無理に警備員(アンチスキル)から休みを取ったので、今日はとにかく打ち止めを喜ばせようとした。

「んじゃ、最初はどこいくじゃんよ?」
「遊びたい!ってミサカはミサカは提案してみる!」
「遊び……じゃあゲームセンターにでも行くじゃん」
「わーい!それじゃあ、レッツゴー!」
「あ!こら打ち止め!そんなに走ったらこけ――」

見事なスライディング。盛大にこけた。
しかも頭からいったので、おそらく打ち止めには表現できない痛みが伴っているだろう。

「――!?――!!!――!!!!」
「まったく、そんなにはしゃぎすぎて怪我でもしたら、楽しみが減るじゃん。心配しなくても、逃げていかないじゃんよ」

頭をさする。それで打ち止めの痛みは少しだけ和らいだ。

「うー、ごめんなさいってミサカはミサカは素直に謝ってみたり……」
「ほらほら、さっさと行くじゃんよ?」

打ち止めと手を握って、ゲームセンターに向かって行った。

「うわー!ここがゲームセンターなんだね!ってミサカはミサカは周りが大音量なのでもっと大声で言ってみたり!!」

ゲームセンターは今日も賑わっている。
レーシングゲームで発狂する者、コインゲームで喜ぶもの、カードゲームで騒ぐものと多種多様で、その様は中々面白いものだった。

「まーここは結構うるさいからな。じゃあ先ずはUFOキャッチャーから行くじゃん?」
「うん!ってミサカはミサカはヨミカワの提案に乗ってみたり!!」


「結構遊んだじゃん。疲れたじゃん」
「えー?遊び足りないよってミサカはミサカは愚痴ってみたり」
「もうそろそろ切り上げるじゃん。おもちゃ売り場に連れて行ってあげるから」
「いいの!?ってミサカはミサカは確認と取ってみる!」

すごい喜びようだ。
それもそのはずである。
打ち止めは、普段一方通行と一緒に行動を共にしているのだが、一方通行が玩具を買うなど、明日空から槍が降ってくるぐらいありえないことなのである。

「いいよいいよ。今日は存分に甘えたらいいじゃん?」
「わーい!ってミサカはミサカはテンションアップ!!!」

飛んだり跳ねたり、忙しい子供である。
そんな様子を見て黄泉川は笑顔を浮かべていた。

「じゃあしゅっぱーつ!ってミサカはミサカはヨミカワの手を引っ張ってみたり!」
「こらこら、そんなに引っ張ったら駄目じゃん。まったく……」

しかし手を振り解こうとしない。

「打ち止め、楽しいか?」
「うん!とっても楽しいよ!ってミサカはミサカは感想を述べてみたり!」

打ち止めは眩しいぐらいの笑顔で言ってくる。
それを聞いた黄泉川は、一安心した。

おもちゃ売り場の近くを通りかかった時だった。
「……あ、アイツは……」


KEEP OUT


主人公選択


1、一方通行

2、浜面仕上

3、土御門元春(短編)

4、その他(ちょっとした小ネタなどなど)


安価>>69

 

>>69

1

 

一方通行



一方通行は息を呑む。
これは何かの企画なのか。
いや、それにしては質が悪い。
もしやこれは本当に御坂を[ピーーー]のか。
様々な思考が頭を巡る。
ナイフを構えている人物は、そこを動こうとしない。
当然、御坂も動けない。

(オイオイ、俺ァどうすればいいんだよ)

行動選択

1、御坂と一緒に逃げる。

2、その場を離れる。

3、相手にタックルをする。

4、身代わりになる。

安価>>78

 

 

>>81

1

 

(ちィ、仕方ねェ――)
「オイ、逃げンぞ!」

御坂の手を引っ張る。
後ろに一方通行が居るとは思わなかった御坂は、一方通行の思うがままにされた。



「ふィ、ここまで逃げれば大丈夫だろォ」

一方通行と御坂は近くの公園に着いた。
辺りを見回すが、追跡者はいない。
ホッと胸を下ろしたのだが――

「あ、アンタ!なんであそこにいたの!」

当然、御坂に事情を説明しなければならない。

「オマエが血相を変えて逃げる様が面白かったンで、付いて行ったンだよ」

ツンデレである一方通行は、『心配だから』とは面と向かっては言えず、適当に嘘をついた。
御坂は口々に言う。

「だ、だからって誰もあそこまでしろって言ってないわよ!」
「アーアーうっせェ。俺だってまさかあンなことになるなンて思わねェよ」
「そもそも、アンタは用事があったんじゃないの!?」
「たった今取り消しましたァ。残念だったなァ」
言い争いは、10分に及んだ。

「ハァ。ンでェ、オマエはこれからどうするンだァ」
「……どうするって言われてもね……」

とりあえず、その場はクレープで収まった。一方通行はもちろんブラックコーヒーである。
そのブラックを一気飲みする。程良い苦味が口全体に広がった。

「アンタって、ホントブラックが好きよね。カフェイン中毒なんじゃないの?」
「あァ?一日30本しか飲んでねェんだから中毒じゃねェだろォ?」
「十分中毒だっての……お、これ美味しいわね」

御坂が頼んだクレープは、一般的な苺と生クリームが入ったクレープである。
それを口一杯に頬張る。とてもお嬢様学校に通っている生徒とは思えない顔だ。

「よくそンな甘ェもん食えるよなァ。女ってのは分かンねェ」
「こっちからしたら男って奴はよく分からないわよ」
「あァ……三下かァ」

御坂は噴出す。
ゴホッゴホッと咽てちょっとヤバい感じである。
そして涙目になりながら一方通行の耳元で叫んだ。

「あ、アイツは関係ないでしょーが!!」
「アーアー分かった分かったうっせェ!!耳元で叫ンでンじゃねェェェェェ!!!」

「ハァ……つっかれたァ。オイ、もうそろそろ行くぞ」
「?」

御坂はキョトンとしている。
一方通行は手を差し伸べながら、

「だから、行くぞっつってンだろォ」

とさも当然のように言った。
御坂は一方通行の行動の理由がようやく分かった。それと同時に少し煽った。

「あらあら、今更ヒーロー気取り?」
「別にそンなンじゃねェよ。ただなァ、オマエが危険な目にあってっと、クソガキが悲しむからなァ」
「ふーん。そう」

御坂はニヤニヤしている。
とても気不味くなった一方通行はチッ、っと舌打ちしながら強引に手を引っ張った。

「とっとと行くぞっつってんだろ耳が腐ってンですかァ?」
「あ、ちょっと!いや自分で歩くから引っ張らないでー!」

突然、携帯の音が響き渡る。

「……すまねェ、ちょっと出るぞ」
「はいはい、行ってらっしゃい」

御坂から離れるが、大体見えるぐらいの場所に行った。
携帯の着信は、芳川桔梗からだった。

「……あァもしもしィ」

どうせ買い物の追加だろう。そう思っていた一方通行だけに、この報告はそれこそ卒倒するぐらい驚いた。

「――打ち止めが、攫われた――?」


TO BE CONTENUED…

主人公選択

1、浜面仕上

2、土御門元春(短編)

3、その他

安価>>88

 

 

>>88

1

 

浜面仕上


デパートに無事着いたが、ちょっとここでとある事情を説明しなければならない。
今日は買出しということで来ているのだが、実は本来の目的はそれではない。
浜面は、今日出かける際にちょっと小声でこんなことを言われていた。

『今日一日滝壷を楽しませること』

最近、滝壷はどこか思いつめているところがあるようで、常にボーッとしていた。
それを見かねた麦野は、買出しという口実で浜面に今日の朝の前日から言っておいた。
しかし、まさか絹旗とフレンダが犠牲になるとは思わなかったが。
絹旗とフレンダにも別の用事でも与えてやればと言えればよかったが、生憎と浜面にそんな度胸は無い。
話は逸れてしまったが、事情を説明するとそういう事なのだ。

「さて、今日は買出しに来たわけだが……実を言うと麦野から夕方まで掃除は終わらないだろうから適当にブラブラしてろと言われたんだ」
「むぎのが?」
「ああ……というわけでだ、今日は半日ゆっくり遊んでようぜ」
「うん。じゃあはまづら、どこに行く?」
「そうだな……」

行動選択

1、小腹が空いたし飲食店でも。

2、遊びといえばやっぱゲーセンだろう。

3、そういえば滝壷はぬいぐるみが欲しいとか言ってたっけ……

4、あ、今ハマってる小説の新刊出たかな?


ちなみにこれはどれを選んでも結果的には同じですので、気楽に選んでください。
安価>>96

 

 

>>96

3

 

 

浜面はつい先日のアイテム内での会話を思い出す。
以下回想

麦野「はい、第三十四回アイテム会議を始めまーす」

絹旗「いえー」

滝壷「いえー」

フレンダ「いえー」

浜面「……いえー」

麦野「今日の議題はズバリ、この部屋に必要な物よ」

絹旗「確かに日常生活で使うには超殺風景ですからね」

麦野「てわけで一人ずつ言ってもらいましょう。じゃあフレンダから」

フレンダ「結局、見ていて落ち着くものがいい訳よ。花とか鯖缶タワーとか」

麦野「待って、花は百歩譲って良いとして鯖缶タワーって何?新たなオブジェでも建設するつもり?」

絹旗「それに鯖缶タワーって、匂いが超ヤバいんじゃないですか?」

滝壷「鯖缶タワー……外宇宙からの通信が――」

浜面「あったら困るっての」

フレンダ「うーん、気にいると思うけどなぁ」

麦野「誰も鯖缶を積み重ねたのなんて見ても面白くないわよ。じゃあ次絹旗」

絹旗「皆が超楽しめるものを希望します。つまり映画のDVDを――」

麦野「……どうせアンタの映画ってB級やC級でしょ。あんなもの皆は楽しめないわよ」

滝壷「私は結構いいと思うけどなぁ」

フレンダ「私も反対な訳よ。マニアックすぎるのよ」

麦野「じゃあこれも無し、っと」

絹旗「うーん、何で皆B級C級映画の魅力が分からないんでしょう……」

浜面「一部の人だけだろそんなもん」

絹旗「誰もバカ面の意見なんか聞いてません」

浜面「やっぱり俺に発言権は無いのかよ……」
フレンダ「だったら麦野の意見も聞いてみたい訳よ」

麦野「あー私は自分で分かってるから言わないでおくわ」

絹旗「……まあ麦野の趣味は超分かりますね」

麦野「そゆこと。じゃー次滝壷」

滝壷「私はぬいぐるみとかがいいと思うの」

麦野「ぬいぐるみかぁ。まあ女の子の部屋には必須だよね」

浜面「女の子……か」

麦野「何か文句があるのかにゃーん?はーまづらぁ」

浜面「何も無いです。だからその手を引っ込めて」

絹旗「バカ面の発言は超見逃せませんけど、確かにぬいぐるみなら超場所を取らないですしね」

フレンダ「でも、ぬいぐるみって子供っぽくない?」

麦野「アンタの鯖缶タワーに比べるとマシってもんよ」

滝壷「ここに置くのもいいけど、自分の部屋にも置きたい」

浜面「自分の部屋にか」

フレンダ「まあ買うときに一緒に買えばいいわけだしね」

絹旗「ですね。まあお金はそこのバカ面に超出してもらうとしましょう」

麦野「ってわけで、会議おしまーい」


(……前に欲しいとか言ってたっけ。ぬいぐるみ)
(まあどの道俺が出すんだから、買ってやるか)
「よし、じゃあぬいぐるみを買おうじゃないか」
「ぬいぐるみ?部屋に飾るやつ?」
「それもだけどな。まあぬいぐるみぐらいおもちゃ売ってるところにあるだろ。行くぞ」
「おー」
今日は休日なので、デパートの中は結構一杯だった。
これでは身長の低い滝壷とはぐれてしまうかもしれない。

「滝壷、はぐれるなよ」
「うん」

一応滝壷に警告は出しておくものの、どうも辿々しい足取りで非常に危なっかしい。

「……大丈夫か?」
「大丈夫だよ」
「本当か?」
「本当だよ。……あ、そうだ」

急に立ち止まって手をポンとする仕草をする滝壷。
はて、と思った浜面はその様子を見守っていた。
すると、急に滝壷は浜面の腕を掴んで自分の胸もっていき、そのまましがみついた。

「た、たたた滝壷さん!?」
「ほら、こうすれば離れないよ?」

浜面の腕に滝壷の福良かな胸が当たる。離れるとか離れないとかの問題ではない。
周りから「おい、あれ……」とか「リア充爆発しろ」とか怨嗟の声が聞こえてくる。
「ほら、早く行こう?」
「え、あ、ああ……」


「おお、ここのおもちゃ屋って結構広いんだね」
「そうだな……」
(どっと疲れた……)

結局玩具店に着くまであの状態だった。
その間にも怨嗟の声は聞こえており、浜面は寿命が数十年縮むのではないかと冷や汗をかいた。
気を撮り直していざ突撃、という時に、浜面にとっては天敵と言える存在が現れた。

「よう、なにしてるんじゃん?」
「げげ、アンタは……」

浜面がスキルアウト時代の時に何度も『お世話』になった警備員の、黄泉川愛穂だった。
傍らには小さい幼女を引き連れている。

「そんな邪険に扱わないでほしいじゃん?今はもうスキルアウト抜けてるんだろ?」
「まあそうだけど……」

流石に暗部に関わってるとは言えない。
適当にお茶を濁しつつ、今度は浜面から話しかけた。

「それより、そのちっさいのは誰だ?」
「ミサカは打ち止めって言うんだよ!ってミサカはミサカの説明をしてみたり!」
「打ち止め……?変わった名前だな」
(顔は、何処と無く常盤台の超電磁砲に似ているけど……)

前に襲ったことのある人物を思い出す。
結局失敗に終わったが、今振り返ればいい思い出だ。

「あーまあこっちも紹介しておく。こいつは滝壺理后って奴だ」
「よろしく」
「うんうん。いい彼女じゃん?隅におけないじゃん」

誰が彼女か。
そう言おうと思ったが、その前に黄泉川は「じゃあ私たちは行くじゃん」と玩具店に入っていった。

「ねえねえはまづら。彼女だって」
「ああ……何か変な誤解されちまったみたいだな」
「そうだね。私たちも入ろうか?」
「うーん……」

1、超気不味いんで近くにあるゲーセンにする。

2、結局、何か食べたほうがいいって訳よ。

3、関係ねえよ!! カァンケイねェェんだよォォォ!!

安価>>103

 

 

>>103

2

 

流石にもう一度会うのは俺の精神が持たない)
「よし、じゃあ何か腹に入れとくか」
「うん。じゃあ……」

もう一回抱きつこうとする滝壷。
またアレをされたら周りの視線が痛いので止める。

「抱きつくの駄目」
「えー」
「えーじゃない、えーじゃ」
「じゃあ手を繋ごうよ。それならいいでしょ?」
「ああいいぞ」

抱きつかれるよりは遥かにマシだったので受け入れる。
浜面は今日はやけに積極的な滝壷に疑問を感じながら、どこか食べれるところを探した。
……しかし、結局は周りから強烈な視線を感じることとなったのだが――浜面は気付かなかった。


TO BE CONTENUED…

主人公選択

1、黄泉川愛穂

2、土御門元春(短編)

安価>>106

 

 

>>106

2

 

 

土御門元春



土御門元春は、義妹を愛していた。
彼の義妹に対する愛情は、普通のそれとはかけ離れており――所謂『変態』と呼ばれる人間だった。
彼は、義妹を愛していた。
――なので、義妹の言う事にはどうしても逆らえなくなって、現在義妹に必要な物を探して走り回っていた。
彼は、義妹を愛しすぎていた。

事は数分前に遡る。

「兄貴ー。ちょっと頼みたいことがあるんだがー」

今日は休日。いつもはメイドの研修を受けて兄の部屋に戻らない義妹も、何故か兄の部屋にいた。
そんな兄はというと、別に何をするわけでもなく、いつも通りちょっと危ない本を片手に義妹特製デザートを食べていた。
前述の通り、彼は義妹なら何でもするので、直ぐ様話に喰いついた。

「どうした改まって。お兄ちゃんにどんと任せなさい」

自分の胸を叩く兄。無駄に爽やかだ。

「いやなーちょっと今度の実習でデザートを作るんだけど、材料が足りなくてなー。それとそろそろ器具も新調したかったところだし」
「ふむふむ。つまりはお使いをしてこいと」
「いいかー?」
「お兄ちゃんに任せなさいと言ってるぜよ」

義妹の顔が明るくなる。
兄はこれを見る為に生きているようなものだった。もっと重要な仕事があるにも関わらず、だ。

「じゃあこれらを買ってきてくれー」

義妹からメモを手渡される。
そこには、清楚な字でずらずらと文字が羅列してあった。
しかし兄にとってはそんなことは苦にならず、ちょっと身支度をしてすぐ出かけていった。


「ええっと、次は――」

そんな訳で土御門は絶賛疾走中である。しかし無駄に爽やかで、気持ち悪い。
彼の手にはすでに買い物袋が五つほどぶら下がっていた。
何度も言うが彼にとってこんなもの苦でもなく――実際その表情は恍惚とした顔だった。

その数十分後には肩から買い物袋、手にも買い物袋とで、その姿は見る人を圧倒した。
というより、避けられていた。
彼は義妹を愛しすぎた故に、世間体を犠牲にしたのだった。

もう数十分にはすべての物を買い揃えていた。
学園都市内を、たった二十分程度で回ったのである。
流石というかなんといか、正直変人でしかないのだが、もう深くは突っ込まないことにする。

場所は大通りである。
人の邪魔になっている土御門だが、そんなことは一切考えず、家に帰ったら義妹にナニをさせようかとあまり義兄妹らしからぬことを考えていた。
人々が行き交う交差点で、事件は起こった。
土御門が周りを見ていれば、あるいはこんなことは起きなかったかもしれない。
彼の対面に分厚いコートを着た人物が現れる。
その人物とすれ違った時には――土御門は倒れていた。
それは悲鳴の元凶と代わり、やがてはこの交差点を閉鎖させる原因となった。


そしてこの事件は、学園都市全体の日常を壊すきっかけとなってしまった――


TO BE CONTENUED…


残り主人公は一人なんで安価は取らずに進みます。
人物は黄泉川愛穂。KEEP OUT直前からいきます。

 

 

黄泉川愛穂


「打ち止め、楽しいか?」
「うん!とっても楽しいよ!ってミサカはミサカは感想を述べてみたり!」

打ち止めは眩しいぐらいの笑顔で言ってくる。
それを聞いた黄泉川は、一安心した。

おもちゃ売り場の近くを通りかかった時だった。
「……あ、アイツは……」

黄泉川の目についた人物は、スキルアウトとして何度も捕まえた、ある意味知り合いである浜面仕上だった。腕には誰か抱きついている。

「ヨミカワどうしたの?ってミサカはミサカは尋ねてみたり」
「いや、ちょっと知り合いにあったじゃん。ちょっとだけ声をかけて行くじゃん」

今はもうスキルアウトから抜けたと聞く。
それなら警備員としてではなく、ただの知り合いとして声をかけれるだろうと黄泉川は考えていた。
もっとも、浜面はアンチスキルよりもっとヤバいところに属しているわけだが、そんなことは黄泉川が知るはずもなく。

「よう、なにしてるんじゃん?」

突然の声に驚いたのか、恐る恐る振り返ってくる。
そして黄泉川を見た瞬間、顔が激しく歪んだ。勿論それは好意的な意味ではない。

「げげ、アンタは……」
「そんな邪険に扱わないでほしいじゃん?今はもうスキルアウト抜けてるんだろ?」
「まあそうだけど……」

口籠もる。何か言えない訳でもあるのだろうか。
黄泉川は疑問に思っていると今度は浜面の方から話を切り出した。

「それより、そのちっさいのは誰だ?」

浜面は、黄泉川と手を繋いでいる打ち止めを指さした。
打ち止めは、あくまで普通に自己紹介をした。

「ミサカは打ち止めって言うんだよ!ってミサカはミサカの説明をしてみたり!」
「打ち止め……?変わった名前だな」

当然と言えば当然の疑問である。
元々名前がない打ち止めは呼ばれていた名前でしか自分を名乗れなかった。
ので、この名前を使用しているのだが、周りからは偽名程度にしか思われなかった。
今度は浜面が傍らにいたジャージを着用した少女を紹介する。

「あーまあこっちも紹介しておく。こいつは滝壺理后って奴だ」
「よろしく」

ペコリとお辞儀をする。
どこか抜けている少女だが、顔は中々良かった。

「うんうん。いい彼女じゃん?隅におけないじゃん」

瞬間、浜面の顔が紅色に染まる。
まずいことをしたと思い、黄泉川は打ち止めの手を引っ張ってすぐに玩具店に入っていった。

「ねーねーどうしたのー?ってミサカはミサカはヨミカワの行動に驚いてみたり」
「あっはっは……何でもないじゃん。まあ打ち止めも大人になれば分かるじゃん?」

適当なことを言っておく。
打ち止めはよく分からなかったが、とりあえず納得はしてくれた。

「よーし、じゃあ適当に何か選んでくるじゃん」
「わーい!じゃあ行ってくるねー!」
「またコケるなよー」

玩具店に来て、打ち止めがまず見るのは『ゲコ太』グッズだった。
ゲコ太と言うのは、カエルを模した人形(ある人曰く紳士)のことだ。
カエルのどこがいいのか、黄泉川含め通常の人には分からないが、あるところの姉妹(中学生ぐらいの)にはとてつもない支持が得られている。
打ち止めもその一人だった。

本日もゲコ太のグッズを見ていたのだが、次の瞬間、視界がブレる。

「ガッ……!」

何が起きたのだ。何をされたのだ。
辺りを確認する暇もなく、黄泉川に二撃目が加えられる。
視界が完全に堕ちようとしたとき、打ち止めの声が聞こえたが――その直後には痛みが体を襲った――


TO BE CONTENUED…


Chapter3終了です。
今回も大幅な主人公入れ替えです。

主人公選択

1、上条当麻

2、一方通行

3、打ち止め

4、御坂妹(10032号)

5、その他(子萌先生の失態や青髪ピアスの話等々)

安価>>119

 

 

 

>>119

3

 

打ち止め



打ち止めは今起こっている状況が把握出来ないでいた。
今日は居候先である黄泉川愛穂と一緒に、デパートまで着ていた。
そして奇妙な二人組(少なくとも打ち止めにはそう見えていた)に出会い、玩具店に入った。
ここまではいいとしよう。問題はその後だ。
突然厚手のコートを纏った人が、突然黄泉川を殴ったのである。
あまりのことに打ち止めは呆然としていた。
黄泉川はこれでも警備員である。危険な気配に気づかないわけがない。
それに黄泉川は体術に長けている。その力は強能力者(レベル3)なら武器を使わずに抑えれる。
にも関わらず、この見るからに怪しい人物は黄泉川にダメージを与えたのである。

打ち止めはじりじりと後ずさる。
彼女の体は軽いので、一気に駆け抜ければ逃げ切れるかもしれない。
しかし、その体の軽さが仇となる時もある。
もし、打ち止めを連れ去ることが目的なら、簡単に運ばれてしまう。
それが厄介だった。

突然、打ち止めと襲撃者の間に人が現れた。
空間転移の能力者なのだろうか。その人物は腕の腕章を示す。

「風紀委員(ジャッチメント)ですの!大人しくしてください!」

風紀委員だ。
風紀委員は警備員とは別の組織で、主に生徒(能力者)で形成される、警察的組織である。
しかし、その活動場所は主に学校内で行われており、このような校外活動では始末書を書かされることになっている。
まあそんなことは抜きにしてだ。
この時の打ち止めにとってはとても助かることであり、その風紀委員の姿は後光が指していた。
その場に静寂が訪れる。
襲撃者はそこから一歩も動こうとはせず、また風紀委員のツインテール少女も相手の出方を伺っていた。
打ち止めは、ただ見守るしかできない。

次の瞬間、襲撃者は一歩動き出した。というよりも風紀委員に掴みかかった。
突然のことで風紀委員は混乱した。
決して油断などしてはいない。相手の動きはほぼノーモーションで繰り出されていた。
だが、風紀委員もただ捕まるだけではない。相手の脇腹に一撃加える。
しかし襲撃者はピクリともせず、ただ風紀委員に捕まっていた。
もう一度殴る。しかし動かない。
もう一度。しかし動かない。

次の瞬間には風紀委員は空を舞っていた。
攻撃を加えることに専念していた彼女は、相手の動きに気がつかなかった。

棚が揺れる。
風紀委員はその場から動けなかった。

一連の動きを見ていた打ち止めはもはや絶望しか感じない。
気がつけば、打ち止めは全力で走っていた。



「ハァ、ハァ、ハァ……」

辺りを見回す。彼女の視点からは分からないが、とにかく逃げ切れたようだ。
息を整える。
打ち止めは黄泉川を心配していた。
あのままにしておいて、本当に大丈夫なのだろうか。
一度戻ったほうがいいのではないだろうか。
しかし、このまま逃げたいという気持ちもある。
でも、何処に?誰に助けを求めればよいのだろうか?
この場に留まるというのも考えた。
もうどうすればいいのか分からない。
打ち止めは――


行動選択

1、逃げる。

2、ここに留まる。

3、戻ってみる。


安価>>129

 

 

>>129

3

 

 

打ち止めは、とりあえず戻ってみることにした。


玩具店は警備員で封鎖されていた。あれだけ派手に騒げばそうなるのも当然だ。
打ち止めは黄泉川を探す。が、入り口で追い払われた。
警備員の話を盗み聞きしたら、どうやら黄泉川と風紀委員は保護されたらしい。
打ち止めは安心した。
おそらく襲撃者は捕まっただろう。
そして、今度は行く宛がないことを思い出した。
安心して気が緩んだのか、彼女はフラフラとさ迷っていた。
そうこうしているうちに、人気のない、どこか倉庫の前まで来てしまった。
そして、後ろから口を抑えられる。

「――ッ!んんー!んー!!」

あの襲撃者は捕まったと思っていた。
その思い込みが彼女の警戒心を緩めてしまった。
そして打ち止めは、気を失った。


――次のニュースです。
――昨日、午後六時ごろ、〇〇デパート裏で一人の児童の死体が見つかりました。
――児童は体中を刃物で刺されており、凶器は刃渡り10cmのナイフということが分かりました。
――犯人は依然逃亡中です。
――児童の名前は、打ち止め――


BAD END 打ち止めの死亡

黄泉川の無事が確認できた打ち止めは行く宛もなくさ迷っていた。
犯人は捕まった。その思い込みが彼女に油断を誘った。
もし、他の行動をしていれば――黄泉川の無事を信じていたら、或いは違った結末だったかもしれない。

 

                                                                                                                                                        つづく

ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。