上条「俺がレベル6!?」


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とある公園のベンチに座っている、ツンツン頭の高校生の少年 上条当麻は悩んでいた。
少年の持つ幻想殺しが徐々に強くなっていくのが判った。
異能とはまったく関係の無い物まで、一時的ではあるが消してしまうのである。
最初は授業の際、自分の右手で握っていたペンがいきなり消えた。驚いて手を開けた際にまたペンが現れたのだ。
その後も同じ現象何度も起こったのだ。現象が起きるのは決まって頭を使ったり、感情が昂った時なのである。
しかも右手だけじゃなく、試しに左手でもやってみたが結果は同じだった。

「これじゃまともに勉強も出来ないじゃなか・・・
しかも自販機に千円札は呑まれるし・・・不幸だ・・・」

澱んだオーラを滲み出し、自販機の横のベンチでうなだれていた。

「おや、君はあの時の少年ではないか。どうしたのかね?」

少年は声のする方を向いた。
そこには白衣に着た目に隈のある女性がいた。
勿論少年は声の主である彼女を見た憶えがない。なにせ夏休み前の記憶が無いのだ。
しかし少年は自分が記憶喪失をだという事を隠している為適当に話を合わせる。

「え、ああお久しぶりです。ええっと・・・」

「名前をいっていなかったかな?私は木山春生だ」

「木山さんですか。あ、俺上条当麻です」

「上条くんか。で、どうしたんだい?かなり暗いオーラを出していたが・・・」

「えっと、自販機に千円呑まれちゃったんですよ・・・
ああ不幸だ・・・」

「フフフ、それは大変だな」

「笑い事じゃ無いですよ・・・あー!ただでさい生活を切り詰めているというのに!!」

「フフフ、だが、君が一番思い詰めているのはそこじゃないね、違うかい?」

「あー・・・でも・・・」

確かに今は千円よりもこの力だ。
少し気持ちが昂れば、ペンを一時的だが消してしまう。
最近なんか包丁を使っている途中に消え、指の間に現れた。
少し距離が違っていたならば指がぶった斬られてたに違いない。
昨日なんか冷蔵庫を消したりしてしまった。
徐々に強くなっていくこの力に恐怖を感じていたのだ。
何時しか大事な人まで消してしまいそうでならない。

「まぁ人には一つや二つ言いたくない事があるさ。
だが私は君の力になりたいと思っている」

「木山さん・・・」

「なに、私も最近ある事をしてしまってね。せめてもの罪滅ぼしさ。
それに君に助けて貰った事もあったしな。」

「ありがとうございます。木山さんって科学者ですよね?白衣着てますし」

「ああ、専攻はAIM拡散力場だが・・・君の役に立つか分からないがね」


木山「ふむ、つまり君の右手『幻想殺し』は、異能の力を全て消せて、
銃弾や能力で飛ばした物体力学的エネルギーなどの二次的力を消せないという事か」

上条「まぁそんなところですかね。お陰でテレポートもテレパシーも効きませんし」

木山「能力はAIM拡散力場の塊のようなものだ(※独自設定です)
一部の科学者の間では原子核を構成している陽子、中性子に電子は
強力なAIM拡散力場によって結合していると主張している者もいる」

上条「つ、つまりペンが消えたのも包丁がきえたのも全部、
それが原因て事ですか?」

木山「仮説が正しければ、の話だが可能生は高い」

上条「おっそろしぃー。そのうち人も消しちゃいそうで怖いですよ・・・」

木山「フフフ、地球すらも消しましいそうだな」

上条「やめてくださいよーそういうの・・・真剣に悩んでるんですよ?」

木山「まぁ、力を制御出来るようにならなければな。
学業でもプライベートでも支障が出るのは間違いないだろうからね」

上条「制御っつてもどうするんですか?普通の能力じゃないんですから
頭でどうこうできるんですか?」

木山「確かに君の力は原石とも違う、他の能力とは一戦を超えた力だ。
しかし所詮は自分の力、制御出来ない筈がない」

上条「まぁ努力はしますよ。このままじゃどうにもなおですから」

木山「何かあったら連絡してくれ。これは私の番号だ」スッ

上条「分かりました。木山さん、今日はありがとうござます」

木山「何、感謝されるような事はやってないよ。ではな、上条くん」


その後、バーゲンセールに間に合わず、インデックスに頭を囓られるのであった。
上条「はぁ・・・不幸だ」

青ピ「どうしたんやカミやん。何時にもまして元気ないやん?」

上条「ほっとけ!もう不幸だ」

土御門「カミやんが不幸なのや何時もの事なのにゃ」

上条「いや、最近は特に苦労してるんですよ上条さんは・・・」

青ピ「なんやカミやん、悩みがあるんなら相談してみるもんやで?なぁ」

上条「はぁー実はカクカクシカジカ」

土御門「四角いムーブ、なるほどーそれでカミやんは、最近宿題だしてないのかにゃー」

青ピ「そんな阿呆な・・・カミやんがW幻想殺しやと!?
そのうち全身になったりしてなぁ」

青ピ「まぁボクらはレベル0組にはどうしようもないやないか?」

上条「よく言うぜ、レベル5の第6位の癖によ」

土御門「青ピの光学侵攻(ステルスシャウト)は、実質最強だからにゃ。
まったく、羨ましいかぎりぜよ」

青ピ「カミやんにつっちー!それは言わん約束やろー!
ボクはただみんなと馬鹿やって楽しく暮らしたいだけやで」キッー

上条「レベルが高すぎるっつーのも考えものなんだな」

土御門「で、カミやんはどうするんですたい。
いつまでもそのまま放置する訳ではないんだろ?」

上条「そうなんだけどよ・・・今は感情の昂りを抑えたりするだけでも精一杯だしな。
制御のやり方も分かんねーしよ」

青ピ「普通の能力と違うのやろ?ボクにはどうしようも出来へんなー」

土御門「俺らからは頑張れとしか言いようがないのにゃー」

上条「くっ、お前ら冷たすぎるだろ!ああー!もう不幸だッー!」

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上条「インデックスー帰ったぞー」

「・・・・・・・・・」

上条「インデックス?」

「・・・・・・・・・」

上条「なんだいないのかよ、どこいってんのか」トォルルルルルルルル

上条「ん?木山さんからだ、『pi』もしもし、ドッpじゃなくて上条です」

木山『やあ上条くん、私だ。幻想殺しのコントロールは上手くいってるかね?』

上条「まあまあぼちぼちですよ。余程のことがない限り消しちゃう事なんてなくなりましたよ」

木山『ほう、上手く制御できて何よりだ。』

上条「はい、木山さんに言う通り、無理に使わないより使って感じを掴むのが一番ですね」

木山『自転車と同じだよ。怪我を恐れないで練習する事で初めて乗りこなせる。
恐れていては何も始まらないさ。君の力だって同じことだ
しかしその力、AIM拡散力場を消す・・・さしずめアンチAIM拡散力場と言ったところか』

上条「アンチAIM拡散力場?そんなもんが俺の体から出てるっていうことですか?」

木山『多分だかそう考えるのが妥当だろう。
何しろどんな計器でも測定出来ない代物だしな、今はそういうことにしておこうじゃない。
それにその方がかっこイイじゃないか』ワクワク

上条「かっこ良いとか、かっこ悪いとか関係ないような気がするのですが・・・」

 

 

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土御門「カミやぁーん、幻想殺しの調子はどうかにゃー?」

上条「まあまあだな。力の暴発も抑えられてるし」

土御門「とりあいず安心したぜよ。いったら色々大変だからにゃー」

青ピ「なんていってもカミやんの力が強くなっていったら、
ちょーっとちょっかい掛けただけでボクらも消えてまいそうやからなぁ」ヘラヘラ

上条「それはないだろ。それが出来たら毎日消えてるぞ」フッ

青ピ「なんや!ボクがいつも茶化してるみたいやないかー!」キッー

上条「えっ」

青ピ「えっ」

土御門「なにそれこわい」

 

 

※青ピの能力紹介

光学侵攻(ステルスシャウト)
数少ない(?)光量操作系(偏光能力など)の頂点。
周りの可視光線、不可視光線、赤外線などを操る事が出来る。
光を捻じ曲げて体を可視出来なくしたり、赤外線を操り透視する。
レーザー光線から光速移動と規格外の能力。

 

 


帰り 土御門&青ピと別れた後

上条「早くタイムセールス行かねーと!でも今日も犬ドックス......じゃなかった、
インデックスがいねーからなー」

(イントゥーザ・ブルーさんは、ステイルさんがイギリスに連れて行きました)

御坂「ちょっと!アンタ待ちなさい!!」ビリビリーッ

上条「うぉおおおお!っと、何だビリビリかよ......
これから上条さんは急いでタイムセールス、略して『TSs』に
行かなくてはいけないのですよ!!」キッ

御坂「そ、そんなの関係ないわよ!(やだ、かっこいい///)」

上条「上条さんにとっては死活問題なので、関係なくないのですよ!ではっ!!」ダッ

御坂「あ、こらッー!待ちなさーい!」ダッ

 

 

 

数時間後

御坂「ま、待ちな、さい......!」ハァハァ

上条(っく、まだ追ってくるのか!俺の『TSs』が.......仕方ない、『アレ』やるしかねーか......!)

御坂「待ちなさいって、言っているでしょうがーッ!!」バリバリバリーッ

上条「(今だ!あの角を曲がってッ!)っせぇい!!」バッ

御坂「フ、フン!そこは行き止まりよ!って......いない!?」キョロキョロ

御坂「つ、疲れて、見間違え、たのかしら?」ハァハァ

御坂「反対側、にいった、の?もう」ハァハァ

御坂「.......うぅ~、もう!逃げられたぁ!コンチクショー!」パタパタ(去って行く音

『ふぅ......行ったか?』

ジリィ、という音と共にコンクリートの壁が円形に消え失せる。
その中から恐る恐る上条は顔を覗かせる。
御坂が居なくなったのを確認すると、穴から抜け出し、
その穴は一瞬にして元に戻り、何事もなかったかのようなのっぺりとした灰色の壁に戻る。

「はぁ......初めて試したけど上手くいったな」

上条は御坂の雷撃を交わすした際に、コンクリートの壁を瞬時にA・AIM拡散力場により
コンクリートを形成する分子を原子よりさらに小さい、陽子、中性子レベルにまで分解し、
壁の向こうの空間へと逃げ延びていた。
A・AIM拡散力場からの影響を逃れた陽子等は、在るべき状態へと戻っていく。
木山が言うに『物体には元に戻ろうとする力』は備わっているらしく、
『今の』上条では、その力を消す事が出来ないらしい。

「しっかしここまで大質量の物消した事なかったからヒヤヒヤしたぜ」

上条は穴の在った壁を見た後、御坂が放った電撃が当たった壁を見つめた。
真っ黒にすすがすいており若干溶けているようだ。

(ひぃ~!こんな電撃をいっつも俺にぶつけてくるのか!?そんなをいつも右手一本で受けてきたのか......)

「はぁ......不幸だ......」

 

 

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0824
薄暗い路地裏。
頭上の夜空には星達が点々を輝いていた。
そんな場所に二人の高校生ほどの男が立っていた。

「あー今回の依頼は、上条当麻、レベル0の暗殺。統括理事会の一人からの依頼はらしい」

真面目そうな片方の男は、片方のガラの悪い不良高校生を見ながら話した始めた。

「レベル0ォ?なんでまたそんなやつを統括理事のお偉いが狙ってるんだ?」

不良っぽい男は、高校生が持つには不自然な拳銃に、銃弾を込めたマガジンを装填していた。
学園都市製の拳銃なため、強化プラスチックが多用しており、見た目に反して軽いのが特徴だ。
それを真面目そうな男の手渡し、もう二丁目の拳銃を取り出し、
マガジンの中の銃弾を確認し、拳銃に装填する。

「彼の能力は『幻想殺し』。異能の力なら問答無用で消す力らしい」

「ンだよそれ、最強じゃねーか」

「しかし効力は右手のみ、しかも銃は効くから俺達三人だけで十二分なはずだ」

「まぁ一人でも全然へーきそうだけどなぁ」ケラケラ

「確実に仕事を済ませられるようにだからね。さあ、行こうか。んじゃ後で」

真面目そうな少年はそう言うと、自分の能力である『肉体強化」を使い、路地裏から飛び立った。

「はぁ.......じゃ、俺もぼちぼち始めたっかァ」

 

 

「ちょい待ちぃや」

野太いテノール声がした。
声の主は180cmはある青い髪で、耳にピアスをした少年が後ろ2mに立っている。

「っく!?テ、テメェ誰だァ!?」

「レベル、5?第6位?光学侵攻...?」

意識が薄れていく中、青髪の少年の言葉に耳を傾ける。

「半径10m以内の可視光線、不可視光線や紫外線を操れるんやでぇ。
姿が見えなかったのも光を捻じ曲げたからや。他にもこんな事とかできるなぁ」

そう言うと、皆原という少年は手のひらに光が集まっていく。
光はどんどん輝きが増し、エネルギーの凝縮体になる。

「なっ......!」

「じゃあ、さよならや」

少年は強烈な光を浴び、姿を消した。
それを確認すると、皆原はポケットから携帯を取り出し、電話を掛ける。
数回ほど電子音がなり相手が出た。


『青ピか、上手く殺ってくれたかにゃ?』

スピーカーから、軽い猫ボイスの男は出る。

「もちろんや、姿、形、灰すら残さず消してやったで~」

『あー、青ピ?ちゃんと依頼人が誰か聞いてくれたかにゃー?』

電話の相手は、柔らかい口調の中に少々怒気を混じらせた声で聞いた。

「.........忘れてた、やばいな」

『まあいいにゃー。それより関西弁忘れてるぜよ』

「ごめんなあ。ついテンション上がってもうて、大技だしてもうたわ」

『それより、こっちで処理した肉体強化系の奴によると、後もう一人能力者がいるらしいのにゃー。
せいぜい気をつけるにゃー。んじゃ」

ブツッ、と接続が切れ、皆原は再度ポケットに携帯を突っ込む。

「ふぅ......そろそろ出てきてもいいじゃないか?」

「へぇー、バレてたんだ。流石レベル5と言った所だネ」

路地の角から160cmぐらいの茶髪のセミロングの少女が出てくる。

「それだけ殺気を立ててれば誰でも分かるさ。さっき消した奴の仲間かい」

「仲間じゃないわ。あいつ等はただの手下だネ」


少年は、急いで青髪の少年から距離をとる。
さっきまでは誰もいなかった背後に足音一つたてずに......

「あんさんらに名乗る名前はあらへんわ」

そういうと青髪の少年は奇妙な電子音と共に姿を消した。

「っち空間移動かよ!どこいったァ!!」

「空間移動?ハハッ!そんな愉快な能力ちゃうってなぁ!!」

背後から風を斬る音g

ガコッ
「ガァアアアアアアアアア!?」

鈍い打撃と共に少年が倒れる。
頭部が熱い。脈を打つと同時に、真っ赤な鮮血が流れ出る。

「なんやぁ、古典的かと思ったけど鉄パイプって強いんやなぁ」

暢気な声がした方を睨むが、そこには鉄パイプが独りでに風を斬りながら振られていた。

「テ、空間移動じゃ、な、い......?サ、念、動力?」

目の前に広がる不可思議な光景を目の当たりにし、己の能力を行使しようとするが
打撃による苦痛により、まともに演算もできないでいた。

「今のフルスイングで演算もできへんのか?大変やなぁ。ボクの友達に手ぇ出そうするからでぇ?」

青髪の少年は再び姿を表し、右手に持った鉄パイプを放り投げる。

「ぐぅ......テ、テメェ......マジで、なにモンだ......」

少年は言葉を途切らせながら、青髪の少年を睨み続ける。

「いい目やぁ。おっし!冥土の土産に教えたる。ボクの名前は皆原蒼希。
レベル5の第6位『光学侵攻』や」

「なんやぁ、随分な扱いなんやなッ!」

皆原は右手にの拳を強く握り、一瞬にして少女との間合いを詰め、
強烈なアッパーをねじ込む。

「フッ!」
少女は右に体を傾けアッパーを回避し、後ろに転がり込み、両手を合わせる。
周囲の空気が少女は向かって引き込まれていく。
少女は両手を皆原に突き出すと、強烈な光と爆音と共に爆熱が襲う。

「チッ!」
自分に襲い掛かる熱気に向かい右手を突き出し、質量を持たせた光線であちこちに分散させる。
分散させた熱は、路地のコンクリートの壁を、それに這う金属製のパイプと一緒に溶かす。
まるでチーズのように溶けたコンクリートは床に流れていく。

「ふーん。流石レベル5って言った所かしらネ。
あのどうやったか知らないけど、あれだけの熱を散らせちゃうなんて」

(あの空気が吸収されていく感じ、そしてあの閃光と爆発は)

「空気中の窒素を1700度、110万気圧で圧縮することで精製される、
ポリ窒素かいなぁ」

「......へぇ」

「ポリ窒素は、少量でもかなりの威力やからな。それを前方に収縮させたのが今の爆熱やった訳か
なんといっても、原爆並やからなぁ」

「凄いネ。たった一回でそこまで判っちゃうなんてネ」

そう言うと再度、両手を合わせ窒素を集め始める。
高温、高圧縮された窒素は、ポリ窒素へと変わっていく。

(まずいな、さっさとケリ付けな、こっちもいずれは喰らっちまうか)
奇妙な電子音がし、自分に当たる光線を捻じ曲げることにより、皆原は姿を消した。

「無駄だネッ!!」
とっさに両手を開き、強烈な光と爆発はで前方に一面を熱により溶かし尽くす。
辺り一面は見るも無惨に融解し、路地は蒸しかえり、辺りから白い蒸気が上がっていた。

「何が無駄......やて?」
後ろから声がした。
その瞬間、目の前が真っ暗になった。

 

 

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青ピ「ふぅ......これで全員やったな」

少女「......おい」

青ピ「さーってと、はよ帰って寝たいわー」ノビー

少女「無視すんな」イライラ

青ピ「あっ!明日小萌センセーの小テストやん!ばっちり赤点取らへんとなぁ」ヘラヘラ

少女「無視するなってコラッー!!」キェーッ

青ピ「うおっ!な、なんやー!」ビクッ

少女「なんで縛られてる、なんで生かした。ここで犯すのか?」

青ピ「もぉー女の子が、逝かすだの犯すだの、挿入れてとか言っちゃあかんでぇ~」

少女「最初のは意味が違うし、最後のは言ってない!!」ガッー

青ピ「なんや、そんなに殺して欲しかったんかぁ?気が変わったんや。気にせんでなぁ?」

少女「......馬鹿だ「」な、生かしておいて良い事なんかないだろ。逃げるかもしれないし、
また目標を殺そうとするやもしれないだろうにネ」

青ピ「.......」

少女「それにもう生きててもしょうが無いんだよ。
だから頃してほしいんだ。
疲れちゃうんだよネ...てっ」

青ピ「ZZzzzzz」スピースピー

少女「寝んなぁぁあああ!!」ドゲシ

青ピ「スパイラルッ!」ドサッ

少女「こ、この野郎.......」ハァハァ

青ピ「だって、余りにもシリアル...じゃなかった、シリアスでボクには堪えられへんわ~」

少女「だからって寝る必要は無いだろうに......」

青ピ「まあ、これに懲りたらもうカミやんに手を出すのは辞めとき」シュルシュル(縄を解く音)

少女「ほ、本当に良いのか?逃がして?」

青ピ「構へん構へん。けど、もう暗部から手ェ引きぃ。ボクも手伝ったるから。なっ?」

少女「......考えとく」

青ピ「んじゃ、さっさと行きなはれもうすぐつっちーが来ると思うしな」

少女「......じゃあ、さよならッ!」トトト

青ピ「またなぁ」フリフリ


青ピ「ふぅ......ボクも馬鹿やなぁ、ホント。つっちーからの説教は回避できへんなぁ」

???「説教がどうしたかにゃー?」

青ピ「いやー目標をわざと見逃しちまったt......はッ!つっちー!?」

土御門「青髪ぃ~~?」

一方通行「第6位、おめェってやつァーよォ......胸焼けする程甘いやつだなァ」

青ピ「うひゃあ、セロリはんまで!」

一方通行「おい誰だ、セロリつーのわーはよォォオ!!」

青ピ「ハッハッハ!アクセロリーター、略してセロリやないか」ヘラヘラ

一方通行「余程死にてェらしいなァ!こンの青髪ヤローはよォ!」ビキビキ

土御門「まあ落ち着け、アクセロr、ゲフン、一方通行」プルプル

一方通行「おい、このクソアロハ。なに悶えてるンですかァ!!」

土御門「ま、まあ青ピ、あの女の事は頼んだぞ。自分のケツは自分ので拭け」

一方通行「おィ、ちょっと無視ですかァ?」

青ピ「勿論や、あの子はボクがなんとかするわァ。あくま皆原蒼希、一個人としてな」

一方通行「おィ、コラ、返事しろ」

土御門「フッ、流石だにゃー。んじゃ宜しく頼んだにゃー」

一方通行「・・・・・・」グスッ

青ピ「了解やでー」

土御門「ほーら一方通行ー!帰るのにゃー!」ズルズル

一方通行「・・・・・・」グスッズズー

 

 

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翌日

上条「だっはー!今日の小テスト、なんとか合格しましたよ」

土御門「なんと!カミやんは珍しく補修なしなのかにゃー!」

青ピ「と言う事は、ボクと小萌センセーと二人っきりの補修かいな!」バンザーイ

上条「ったく、青ピだけだぜ、喜ぶには...」ヤレヤレ

青ピ「ボクは小萌センセーの補修やからうれしいんやで?他のだったら地獄やで」

土御門「青ピの小萌先生のLOVEっぷりには参ったのにゃー」

上条「じゃあな、青ピ。せいぜい襲うなよ」

青ピ「カミやん、ボクは一応常識は持ってるつもりやで?
カッキーみたいに常識は通用しない訳じゃないんやで?」

土御門「んじゃ帰るとするぜよ」ヨッコラセ

上条「今日TSsがあるな」テクテク

青ピ「あぁん!無視せぇへんといてー!!」

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上条「さぁってと、スーパーによってかないとなーって」タッタッタピタッ

吹寄「ーー!」
不良1「ーー!」
不良2「ーー!ーー。」

上条「あの絡まれてるのって吹寄......だな、やるっきゃねーな!」

吹寄「クッ、貴様等!その手をどけろッ!」

不良1「へへへ、そんな事言わないでさ。一緒に良い事やろうぜぇ」グイグイ

不良2「ケケケ、腰が壊れる程ヒィヒィ言わせてやるぜぇ!」

>>1「ふひひひひw」


上条「おいお前等!クラスメートに何やってんだ?」

吹寄「き、貴様は上条当麻!」

不良1「ああ?なんだこいつ?テメーには関係ねぇーだろうが」

不良2「ケケケw彼氏かぁ?この場でこいつ犯したろかwww」

>>1「俺って意外とええやつやろ」キリッ

不良2「[ピーーー]ぇぃ!」ガッ

上条「ガッァ!」ヨロ

吹寄「上条当麻!」

不良2「ケケケ、たいした事ねぇーy『バキッ』ヘブゥゥ!」ズザー

上条「正当防衛って知ってるか?」

不良1「チッ!オラァ!!」ボゥ

上条「(そげぶ!」パキィン

不良1「ーーなッ!!『ベキッ』がぼッ」ズサー

>>1「ひィィィィ!こ、こんにゃろー」ダッ

上条「やこド!」バキッ

T「破ァ!」ドーン

>>1「寺生まれってすごいッ」ズサー

吹寄(3人をたった二、三分で......なんか変な人居た気がするけど)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

警備員「ほら!とっとと歩くじゃん!」

不良1「畜生......」

不良2「チッ.......反省してまーす」

>>1「(>>1とTさんの登場は)ノリでやった。今は反省している」

 

 

 

上条「一件落着!吹寄、大丈夫かー?」

吹寄「あ、ああ、貴様こそ大丈夫...か?」

上条「ハハハ、上条さんにとってこんなものかすり傷ですよーだ」

吹寄「口から血が出ているぞ。これ使え」スッ(ハンカチ)

上条「おっ、サンキュー。吹寄」フキフキ
とぉるるるるるるるるるるる

吹寄「おい、携帯鳴ってるぞ」

上条「ん、どれどれ......木山さんからだ」pi
「はい、上条です。木山さんどうしたんですか?」

木山『やあ、上条くん。いきなりで悪いが私のいる研究所に来てくれないか?』

上条「なにか分かったんですか?」

吹寄(女の人?)

木山『フフフ、実は君のA-AIM拡散力場を数値化する事が出来るかもしれないんだ』

上条「え、マジっすか」

木山『まだ実験していないがね。理論上出来る筈なのだが......』

上条「それで俺が必要って訳なんですね」

吹寄(どうしてこう上条当麻の周りは女の人が多勢いるのか......)

木山『ああ、文字通り君しか出来ない事だ。頼む』

上条「でもタイムセースを逃すと夕食がn『実験の後で夕食でm』
是非行かせてもらいます。木山センセー!」

木山『フフフ、現金だな』

上条「うぅ、上条さんにとっては死活問題なのですよ......」

木山『自分に正直なのは、良い事さ。今から研究所のGPSデータを送る。
受け取り次第来てくれ。楽しみにしているぞ』pi


上条「はぁ、何か物で釣られる軽い男みたいで、情けないなぁ......」ガックシ

吹寄「上条当麻、夕食にお呼ばれか?相変わらず無差別旗を立てる節操ない男だな貴様は」

上条「はぁ?いっつも思うんだけどその旗って何?上条さんはそんな気更々ありませんよーだ」

吹寄「自覚なしか......まったく不甲斐ない男だな、貴様は」イライラ

 

 

 

吹寄サイド-吹寄部屋

吹寄(上条当麻......なんで私は妬いてる)

吹寄(暇さえあれば入院しているし、何時も補修ばかり)

吹寄(そもそもなぜやつを意識し始めたのか......)

吹寄(やはり大覇星祭だよな......あの時熱中症にやられた時の顔)

吹寄(今日だって、あの不良に絡まれた時も)

吹寄「らしくなな......あんな男を




好きになるなんてな」



上条「ふ、吹寄さん?何そんなにイライラしていらっしゃるのでせうか?まさか妬いてるのでせうか!」

吹寄「ななななな、///何をいい、言っているのだ!貴様はーッ!!」デコクラーッシュ

上条「ギャベッ!何するんだ吹寄ー!そんなに怒る必要なかろーにッ!」ヒリヒリ

吹寄「黙れッ!まったく!もう帰るッ!」ダッシュ

上条「なんだよ吹寄のやつ......あ、いって、デコいてェ、不良のパンチよりいてェ。
あんなに怒る必要なくね?どんな照れ隠しだよ......って、え?
いや、無いよな、あいつ俺の事嫌いっぽいしなぁ......ああ、ないない絶対ないな」ブツブツ

 

 

 

上条サイド-AIM拡散力場研究所

上条「あのーすいません」

研究員「ん、君は上条くんかい?」

上条「はい、えっと木山さんは......」

木山「やあ上条くん。待っていたよ」

上条「どうも、えっと実験てのは......」

木山「ああ、こっちだ。ついて来てくれ」

研究所-AIM拡散力場測定室

上条「えっと......なんですか?この馬鹿でっかい装置とガラスの部屋は......」

研究員「木山先生が空気中の分子の持つAIM拡散力場を測定出来る装置を造ったのですが......」

木山「フフフ、予想以上に巨大になってしまってね。困った物だよ。」

研究員「このガラスの部屋、『ルーム』の中に入れば超微弱のAIM拡散力場を測ることが可能なんだ」

木山「まあそんなところだ。空気中で通常なら0を示す筈のAIM拡散力場も
小数点34まで示す事が可能だ」

研究員「完全に0にまで出来ればA-AIM拡散力場を出している、と言う事をになります」

上条「空気中に分子を量子分解すればいいって訳ですね」

木山「そう言う事だ。ただしこれだけ大きくても原子を構成する中性子、
陽子の繋がりは観測できないがね」

研究員「ではやってみましょう。スタンバイ。準備完了です。
上条くん、ルームに入ってくれ」

上条「分かりました」ガチャ

ガチャン、プッシューゥ、チャキ
上条『のはっ!空気うっすい!』ビクッ

研究員「ルーム、密閉完了。上条くん、聞こえますか?」

上条『あ、は、はい。オーケーです』

木山「ふむ、マイクは良好。計測開始」

Pi Pi Pi Pi Pi
木山「ふむ、やはり彼が入っただけで、全体的に数値が下がるな」

研究員「普通人が入れば数値がなにかしら上がりますものね。
常にA-AIM拡散力場を展開している訳ですね」

木山「彼の右手は無意識にうちに放出しているからね。上条くん、始めてくれ。低めでね」

上条『分かりました。......ッ」

Pi Pi Pi Pi Pi
研究員「凄いですね、一瞬にして数値が限りなく0に近付いています」

木山「上条くん、もう少し出力を上げてみてくれ」

上条『了解です。ーーッ!」

Pi Pi Pi PiPiPiiiiiiiii
研究員「これは......。0値点、突破。-域に突入!数値、-1.58104です!」

木山「上条くん、ストップだ。出てきてくれ」

ガチョン、プシューー、パチ、ガチャ
上条「ぷっはー。息苦しかった......」ハァハァ

木山「お疲れ様。おかげでいいデータを採ることが出来たよ。感謝する」

上条「いえ、木山さんには色々とお世話になってますし。こんな事で恩返し
出来るなら幾らでも協力しますよ」

木山「では夕食に研究所の食堂で何か奢ろう。結構美味しいよ、あそこの食堂は」

上条「有難うございます!木山さん!幾ら感謝してもしきれませんよ上条さんはーッ!」

木山「まったく、君は面白いな」クス
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真っ黒な四角い部屋。
そんな部屋を真っ白な髪の大柄少年が自らの体を淡く発光させ、優しく部屋を照らす。
少年の目の前にはこの部屋と同じ真っ黒な正立方体がある。

『先に、4番目の翼を持つモノの覚醒がはじまろうとしている』
正立方体の黒いモノは、電子的な声と言う名の音を発する。

「あんさんのプランとやらより早くないやろか。あ後5ヶ月ぐらい期間があるで?」
淡く光る少年のは、後頭部を掻き上げ、気怠そうに問う。

『総括理事長が我々の計画に感づいているらしい。邪魔の入らない内に覚醒を早めたい』

「へぇ、まあアレイスターが自分の箱庭で起こっている事に気づかない筈が無い。
それが上条当麻なら......」

『尚更と言う事だ。計画を一つ繰り上げなければならない』

「だが早めたとしても2番目は現在使えない。3番目は未だ安定せず。時間がかかるやないんか?
5番目に至っては、見つかってもいないやなか。こないな状態で何ができるっちゅーねん」

『案ずるな。全ての翼を持つモノは4番目に導かれる。5番目も必然的に現れた』

 

「5番目は誰だ?もう4番目に接触しているのか?」

『フッ......1番目。君ももう接触している』

「はぁ?」
少年は自分でも呆れる程の間抜けな声を出してしまった。

『5番目は4番目に惹かれつつある。また4番目も5番目に惹かれている。
両名の覚醒をもって、約束の刻を迎える』

(まさ、か......)
「吹寄、吹寄制理が......5番目?」

『ご察しの通りだよ。4番目も5番目も一緒に覚醒出来る。一石二鳥だろう?
そう騒ぐ必要はないであろう?」

「(どれだけ俺の周りを巻き込めば気がーー

『今更何を抜かしている。君が望んだ事だろ』

「チッ......聞こえたんかな」
鬱陶しい。

『不幸の元に生まれ、それからの解放を望んだ。
その為に君は4番目に接触した筈だ。今更どうと言う事もあるまい』
五月蝿い。

『君は今まで4番目を不幸の避雷針をして活用した。先も計画も、その延長線上なだけじゃないか。
その為に君は何人、何十人ものヒトを殺してきたじゃないか。
自分の不幸を消す、その為に。』

「......」

『それも後、4人も人間を糧にするだけでそれも終わりだ。
4番目は君のお友達ではない。我らの計画の為の駒に過ぎない。』

「......分かってる」
分かっているさ。

『では......忘れるでないぞ。全ては我らの為に......』
そう言うと、黒い正立方体は青い閃光を放ち、音を発てて崩れる。正立方体だったモノから淡く『何か』が出て行く。
少年はその様子をじっと見つめていた。

「目的......か」
少年は黒い部屋から出ていった。
心に蟠りを抱え込みながら、帰路につく。

4番目。

いや、友人だ。

かけがえも無い。

5番目も同じだ。

初めて会った時は、確かに、ただの駒だったのかもしれない。

自分も目的を果たす為、

仲間を切り捨ててでも、

友を裏切っても、

世界を敵に回しても、

果たさなければいけない。

でも、今はそれを肯定出来ない。出来る訳がなかった。

「優柔不断やな、ボクって」
頭上に広がる星空。その僅かな光に照らされ、真っ白にだった髪に色が入る。
虹色に次々と色が変わり、最終的に青になり、淡く発光する。

「ボクに......選ぶ権利はないんや」

青い光は学園都市の闇に消えた。

表の世界の光から逃げるように。

 

                                                            おわり

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