打ち止め「一分止めクッキング!」一方通行「……はィ?」


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打ち止め「さぁ始まりました一方通行と打ち止めでお送りします一分止めクッキング~!
     ってミサカはミサカはテレビに出てたあの人宜しく高らかに宣言したり!」

一方通行「お前、何か変なモンでも食ったか? あァ、元からだったか」

打ち止め「なっ。いくら何でも今のは酷いかもってミサカはミサカは抗議してみる!」

一方通行「事実じゃねェか。で、いきなり何言い出すンだクソガキィ?」

打ち止め「何って、一分止めクッキングだよってミサカはミサカは再度宣言してみる」

一方通行「……そォいや最近病院行ってねェな……」

打ち止め「その目やめてくれないかなってミサカはミサカは冷や汗をかいてみる……。
     さっき見た3分クッキングっていうのが凄く楽しそうだったから、ミサカもやってみたいのってミサカはミサカは誤解を解くための説明をしてみたり」

一方通行「はァ? じゃあ、何で一分クッキングなンだよ。それに、ここ炊飯器しかねェし」

打ち止め「一方通行の一方を捻って、後はミサカの名前を使ったのってミサカはミサカはこれまた説明!」

一方通行「ガキらしィ発案ですねェ。ンじゃま、止めねェわ。勝手にやってろ」

打ち止め「あなたも一緒じゃないとダメなの、ってミサカはミサカは駄々っ子になってみる! やだやだー一人はやだー!」

一方通行「……あークソめんどくせェ。今日だけだからな、クソガキ」

打ち止め「やったー! やっぱりあなたは優しいねってミサカは……ううん、何でも無いからおもむろに包丁を取り出すのはやめて? ね?」

一方通行「……ンじゃァ、一分止めクッキング始めンぞ打ち止めァ!」

打ち止め「(案外乗り気?)はぁい先生ってミサカはミサカは綺麗に挙手してみる!」

一方通行「さァてまずは材料の紹介だァ!」

打ち止め「炊飯器だらけだけど、材料はあるんだねってミサカはミサカはこれから作る料理を楽しみにしてる事を伝えたり!」

一方通行「まずはァ!!  ――やァかァンゥ!」

打ち止め「お湯を使うのねってミサカはミサカは目を輝かせたり!」

一方通行「次にィ!!   ――時ォ計ィ!」

打ち止め「時間を計るのは大事だよねってミサカはミサカはボタンを押してみたり」ピッ

一方通行「そォしィてェ!!  ――箸ィ!」

打ち止め「お箸を使って食べる料理ね、ってミサカはミサカはスプーンとフォークをせっせと直してみる!」

一方通行「最後にィィイイ!!   カップヌードル。お湯入れて時計で三分計って箸使って食え。終わり」

打ち止め「えええええっーーー!」

一方通行「あンだよ」

打ち止め「いやいやいや、色々突っ込みたい所があるんだけどってミサカはミサカはまさかの事態に混乱してるの!」

一方通行「はァ」

打ち止め「まず最初に、一分クッキングって言ったよね!? 三分じゃダメなのってミサカはミサカは腕をクロスしてみる!
     それに、カップヌードルだなんて古い! それを3分クッキングに使うなんて凄く古い! ってミサカはミサカは驚愕してみる!」

一方通行「なンだよ、文句あンのか? 一分で食ってもいいけどよォ、硬ェぞ」

打ち止め「そういう問題じゃないのってミサカはミサカは頭を抱えてみる……」

一方通行「はァ……しゃァねェなァ。一分で、そンでインスタントじゃねェモン作りゃいいンだろ?」

打ち止め「分かってるなら最初からつくろうよ! ってミサカはミサカは憤慨してみる! むー!」

一方通行「まずはァ、じゃがいもォ」

打ち止め「お、いいねってミサカはミサカはちょっとぬるぬるしてる事に不快感を覚えてみたり」

一方通行「にンじン」

打ち止め「にんじん大好きーってミサカはミサカはその場で踊ってみる!」ルルルー

一方通行「肉ゥ」

打ち止め「あなたの大好物だね、ってミサカはミサカは出された肉の量が異常に多いことを察して言ってみる」

一方通行「たァまァねェぎィ」

打ち止め「う、たまねぎ切るときは言ってね! 避難するからってミサカはミサカは先に忠告してみる」

一方通行「ンでェ、隠し味にィ。りィンごォ」

打ち止め「……嫌な予感しかしないかもってミサカはミサカは次の発言を予想してみる」

一方通行「まずは、ベクトル操作でこいつらを細切れにィ!!」

打ち止め「!!」

一方通行「その時は能力使用モードにするのは忘れずにィ!!」

打ち止め「ッ――!」

一方通行「そンで綺麗に皮を剥いたらァ!! 鍋に放り込んでェエエエエ!!」

打ち止め「!?!?」

一方通行「ルー入れてェ! 火ィつけて寝かせとけ」

打ち止め「ズコー!」

一方通行「あァ? 何こけてやがンですかァおい」

打ち止め「あ、あなたには理解力って物が備わってないの!? ってミサカはミサカは尋常じゃないあなたのいい加減さに動揺している!」

一方通行「はァ。正直、途中で飽きた」

打ち止め「ええー! しかも、今の説明じゃカレーにならないよってミサカはミサカは色々省きすぎな事を突っ込んでみる!」

一方通行「ガキが生意気に下ネタ言うンじゃねェ」

打ち止め「な、な、ななななな! あ、あなたのそういう所大嫌いなんだからってミサカはミサカはあなたを叩いてみる! えいえい!」ポカポカ

一方通行「そりゃどォでもいいけどよォ、俺はもう考えるのを放棄すンぞ。材料・料理共にお前が考えろ。そォしたら手伝ってやらねェ事もねェかもしれねェ」

打ち止め「むむー……それじゃあ、これなんてどうかなってミサカはミサカは提案してみる!」

一方通行「言ってみろ」

打ち止め「トリュh」

一方通行「却下」

打ち止め「えーってミサカはミサカは不満の声を漏らしてみる。ぶーぶー」ブーブー

一方通行「なンでも高いモン使えばいいってモンじゃねェぞ」

打ち止め「じゃああなたなら何にするのってミサカはミサカは逆切れしてみたり!」

一方通行「(反抗期かァ?)……そォだな、……別に何でもいいンじゃねェの?」

打ち止め「話が進まないからダメってミサカはミサカは再び腕クロスのバッテンマーク!」

一方通行「お前、何のつもりで俺を選ンだか知らねェけどよォ、俺にゃ料理の知識なンざてんでねェぞ」

打ち止め「んなっ、これは予想外ってミサカはミサカは目をパチクリさせてみる」

一方通行「今までどンな目で俺を見てたンだよ……」

打ち止め「うーん……ミサカと出会う前までは一人暮らしだったんだよね? だから、家庭的一方通行とかってミサカはミサカは想像してみる」

一方通行「ねェわ、絶対ねェわ。お前やっぱ病院行った方がいいンじゃねェの? 冥土返しじゃなくて、精神科とかよォ」

打ち止め「なっ! 今日のあなたは辛口だねってミサカはミサカはちょっとしんみりしてみる」

一方通行「『辛口カレーちょっとした大人の味に挑戦!』」

打ち止め「関係ねぇよってミサカはミサカは名言発動してみる!」

一方通行「まァ、あのな、思ったンだけどよォ」

打ち止め「何? ってミサカはミサカはきょとんとしてみる」きょとん

一方通行「……黄泉川とやりゃいいンじゃね?」

打ち止め「……やったよ? やったんだよ? 黄泉川と一緒に料理作った事はあるよ?」

一方通行「それで、どォなったンだよ」

打ち止め「……」

 

 


~~~~~~

 

 


打ち止め「今日はぁ黄泉川とぉお料理~! ってミサカはミサカはおおはしゃぎ!」

黄泉川「まあ料理は出来ても減るもんじゃないしね。よーし、打ち止め期待するじゃんよ! とびっきりの料理を教えてやる」

打ち止め「どきどきわくわくてかてかってミサカはミサカは全身を光沢させてみる!」

黄泉川「材料はあるじゃんか?」

打ち止め「いっぱいそろえましたー! ってミサカはミサカはあの人のカードを見せつけてみたり!」

黄泉川「よぉし、気合いれるじゃんかー!!」

打ち止め「イェエエエイってミサカはミサカは大ジャーンプ!!」

黄泉川「炊飯器に入れて、ポチっとな。後は待つだけじゃん」

打ち止め「」

 

~~~~~~~~

 


一方通行「……まァ、何だ。ご愁傷様ァ」

打ち止め「あの時のテンションは凄かったから、黄泉川の料理方法を考えてなかったのってミサカはミサカは……」ショボーン

一方通行「あいつが真面目に料理してる所見た事ねェし」

打ち止め「やっぱり、一分止めクッキングは廃止なのかな、ってミサカはミサカは肩を降ろしてみる」

一方通行「……」


「ただいま」

一方通行「あ? 万年引きこもりのニートがどこ行ってたンだよ」

芳川「酷い言い様ね。これでも、就職先を探してきたのよ」

打ち止め「明日は隕石かもってミサカはミサカは真剣に考えてみる」

芳川「……まあいいわ。それで、あなた達は何をしてたのかしら?」

一方通行「クソガキの戯れに付き合わされてただけだ」

打ち止め「ちがーう! 一方通行と打ち止めの一分止めクッキングをやろうとしてたのってミサカはミサカは説明してみる」

芳川「一分止めって……無理でしょ」

打ち止め「うー。あなたが一方、だからいけないのよってミサカはミサカはフタタヴィ逆切れ!」

一方通行「はァ? じゃあ何だ、三方通行にでもなれってかァ? 枝分かれとか有り得ねェよ」

打ち止め「『ここから先は枝分かれだァ! 大人しく……あ、左の通路に行くンじゃねェよ!』みたいな? ってミサカはミサカはつまらない発想をしてみる」

一方通行「分かってンなら口に出すな」

打ち止め「それでそれで、もしかして芳川って……普通に料理できる人? ってミサカはミサカは些細な希望を持ってみる」

芳川「私? 私は無理よ。全部出前だったし」

打ち止め「」

打ち止め「あなたと芳川は料理できないし、黄泉川に至っては論外ってミサカはミサカは消去法をしていってみる」

一方通行「消去法って、全員無理じゃねェか」

芳川「ま、頑張りなさい。私は足がマグロだからちょっと寝てくるわ」

打ち止め「……くっ、まだまだってミサカはミサカは指を折っていったり!」

一方通行「無理無理、大人しく奇跡の炊飯器達人が帰ってくンの待っとけ」

打ち止め「こうなったらヤケクソじゃー! ってミサカはミサカはご乱心!」

一方通行「おい、ドコ行くんだよ」

 

~~~~~~

 

一方通行「……ふゥン。で?」

打ち止め「……知り合いを呼ぼうかなーって思ったらたまたま通りすがってたから、ってミサカはミサカは目を逸らしてみる」

一方通行「で?」

打ち止め「この人なら料理も出来そうだし、大丈夫かなーって思ってってミサカはミサカはってってって」

一方通行「ン、で?」

打ち止め「ちょっと料理が出来そうな人を見つけてテンションが上がったから、連れてきちゃったってミサカはミサカは迷子の猫を持ってきたような言い方をしてみる」

一方通行「おォ、ン、 で ェ ?」

打ち止め「ごめんなさい!」





上条「……死んだ。グッバイ俺、グッバイインデックス、グッバイこの世界」

 

 

一方通行「打ち止めァ、許して欲しかったら目ェ閉じとけ」

打ち止め「うん? わかtt」

上条「ストォオオーップ! この後の悲劇読めたから! 絶対死ぬって俺!」

一方通行「喜劇だろ」

上条「俺被害者だからな? いきなり家に連れ込まれて殺されそうになってる可愛そうなKさんですよ? 首元から手を下ろそう、な?」

一方通行「べェっつにィ? お前が死ンでも、誰も悲しまねェよ。少なくとも俺は」ニコッ

上条(怖い! 笑顔が怖い!)

打ち止め「何だか険悪な雰囲気だけど、まま硬い事は後にしてってミサカはミサカはあなたに抱きついて最終手段っ」

一方通行・上条(う、上目遣いだと……!?)

上条「っこ。ここは水に流そうぜ?」

一方通行「……今日だけだ。次俺の前にその面出しやがったら首から上吹き飛ばすからなァ」

上条「ハイワカリマシタ」

打ち止め「やっと仲良しになったね! って事で早速キッチンにレッツゴーってミサカはミサカはあなたの手を取ってみる!」

一方通行「いきなり引っ張ンな」

上条(ロリコン……)

一方通行「……ブ・チ・コ・ロ・ス・ゾ」

上条「すみませんっ!!  ……そ、それで。結局何するために俺は呼ばれたんだ?」

打ち止め「ミサカとこの人とあなたで、うーん。一分止め(不幸)クッキングかな! ってミサカはミサカは提案してみる」

上条「果てしなく嫌な予感しかしねぇ」

 

 

~~~~~~~~

 

 

上条「うわあっ! 水が止まったぁ!?」

一方通行「はァ!?」

打ち止め「わー! この材料腐ってる、ってミサカはミサカは鼻をつまんでみたり」ツーン

上条「ほ、包丁が割れたぁ!」

一方通行「バカかお前!? って、うおっ、……クソがァ……躓いて皿割れたじゃねェか……」

打ち止め「大丈夫!? ってミサカはミサカはあなたに近寄って……きゃっ」

一方通行「ぐえっ」

上条「おいおい大丈夫かっ――ってうぉお!?」

一方通行「うおおおおおおお!?」カチッ

キュイーン

上条「ひでぶ!」

一方通行「あぶねェ、まじで殺しかけたわ。打ち止め、怪我ねェか?」

打ち止め「あなたが下に居たから大丈夫ってミサカはミサカはVサインを出してみる」

上条「いててて……ったく、いきなり反射なんか……」ドンッ

グラグラ……

ガッシャーン!!

上条「ッ――」

一方通行「……食器がゴミのよォだ」

打ち止め「……あー! お鍋のお湯が吹き零れてるってミサカはミサカは慌てて火を止めにかかったり!」

一方通行「おい打ち止めァ!」

上条「破片が散らばりすぎて動けねぇ……」

一方通行「いだァ!? クソ、ガラスの破片如きが俺の足に傷つけてンじゃねェぞコラァアアア!」カチリ

 

~~~~~~~

 

 

一方通行「……帰れ」

打ち止め「……」

上条「……ごめんなさい」

一方通行「謝罪はいらねェ。弁償もしなくてイイ。だから帰れ」

打ち止め「……ごめんねってミサカはミサカは憐憫の目であなたを見てみる……」

上条「……うわああああああん!! ごめんなさいいいいい!!」ドダダダダダ


一方通行「ありゃ動く嵐か? 人災ってレベルじゃねェぞ」

打ち止め「否定はしないかも、ってミサカはミサカは肩を降ろしてみたり」

一方通行「ったく、あの三下のせいで中途半端に能力使うしかねェじゃねェか」カチリ

打ち止め「わー! 見る見る内にお皿が一箇所にってミサカはミサカは実況してみる」

一方通行「……あらかた片付いたな。呼ぶ人間は選べ、っつゥ事だ。教訓だ、覚えておけ」

打ち止め「うん、ってミサカはミサカはあの人が罪悪感で潰れていないか心配だったり」

一方通行「まァ、いきなり呼びつけられて不幸発揮して追い出されたっつゥのは同情してやンよ」

打ち止め「ううーん……こうなったら料理はできない、かな? ってミサカはミサカはもう呆れちゃったり」

一方通行「無理すっとこォなンだよ」

打ち止め「まあ、仕方ないよねってミサカはミサカは諦めt」

「まだまだ終わりませんよ、とミサカは高らかに宣言してみせます」

一方通行・打ち止め「!?」

 

19870号「上位固体が何やら騒いでいらしたのでMNWの過去ログから情報を取得し今ここに参上しました、とミサカは格好よく影から飛び出します」

一方通行「妹達、か? ご苦労なこった、だが残念だったなァおい」

打ち止め「うん、折角来てくれたのに悪いけど、ちょっと一騒動あってってミサカはミサカは視線を端っこに移してみる」

19870号「……ケンカでもしたのですか? とミサカはあの惨状に思わずため息をつきます」

一方通行「歩く災厄が来ただけだ。ま、何だ。帰れ」

打ち止め「む、その言い方はちょっと可愛そうだよってミサカはミサカは19870号を労わってみたり」

19870号「ふ」

一方通行「……イラってした、滅茶苦茶イラッって来た。なンだよその鼻笑い」

19870号「凄いよ19870号ちゃんの異名で通りこの私が、この程度で帰るとお思いですか? とミサカは世間の情報に疎い二人を見下ろします」

打ち止め「……ま、まさか! ってミサカはミサカは良く分からないけど取り敢えず演出してみる」

一方通行「世間どォこォ関係ねェだろ……」

19870号「めだかの暗器使い宜しく、このスレンダーで出る所はちょっと出て細い所はしっかり細いスーパーボディからこの綺麗で新品同様な皿を取り出しますとミサカは息継ぎをします。ぜーはー」

一方通行「……すげェな。その服のどこに隠してたかは知らねェけど、お前色々と凄いな」

19870号「ふ、一方通行もこの私の凄さを認めましたかとミサカは優越感に浸ります」

一方通行「皿が3枚しか取り出されてないし全部割れてるってすげェよお前。すげェバカだ。帰れ」

打ち止め「あー……今MNWで取得した情報によると、19870号はドジみたいだねってミサカはミサカは苦笑いしてみる」

19870号「ななな、これは! 違います。違いますよ上位個体プラスアルファ。とミサカは発言許可を要求します」

一方通行「できンならしてみろよ、言い訳」

19870号「……そこの壁に背中を預けるとき、パリンって音がしたような気もしなくなかったですとミサカは観念します」

打ち止め「まあ、気持ちは受け取るよ。ありがとう、ってミサカはミサカは頭を撫でて……届かない」

19870号「はっ……そうでした、まだミサカには秘策があるのを忘れていました。とミサカはスカートに手を突っ込みます」

一方通行「大胆な事ですねェおい」

19870号「皿が無いなら作ればいい! という事で……あれ? とミサカは首を傾げます」

打ち止め「?」

19870号「……太ももにつけるのは重くて面倒でしたとミサカは忘れてきた事を伝えます」

一方通行「使えねェ。滅茶苦茶使えねェ」

19870号「ま、まだまだまだ! ミサカの特技は料理でしたとミサカは無理やりな設定をつけます!」

一方通行「皿がねェンだから意味ねェわ」

打ち止め「……残念だったね、ってミサカはミサカは19870号に同情2呆れ8で声を掛けてみる」

19870号「……返す言葉もございません、とミサカは落ち込みます」ズーン

一方通行「取り敢えず、クソガキの戯言はこれにてお終い、っつゥ訳だ。俺は寝ンぞ」

打ち止め「むー、仕方ないかな、ってミサカはミサカは今度こそ諦めてみる」

19870号「修行が、修行が足りませんでした……とミサカはぼやきながら玄関を目指します」

 

 

~~~~~~

 

 

 

絹旗「……浜面。今日呼び出したのは他でもありません。あなたなら超理解できますよね」

浜面「わりぃ、全く分からん」

絹旗「理解力の無い人を呼ぶと超疲れますねー」

浜面「じゃあ呼ぶなよ!」

絹旗「まあいいでしょう、超バカ面のためにこの絹旗サマが超分かりやすく説明してあげましょう」

浜面「はぁ」

絹旗「おっとその前に、この私の家に入れたんですから、ほら」

浜面「あ? 手なんか突き出してどうした?」

絹旗「まさか、買って来てないんですか? 私が電話で超頼んだあの新発売ぷりん」

浜面「っと。すまん」

絹旗「そうそう、浜面はこの私の家に入れた事を狂喜乱舞しお土産を買って来るのが超妥当……」

浜面「忘れてたわ」

絹旗「サイアイパーンチ!」

ドゴォッ

浜面「ひでぶ!」

絹旗「この超バカ面! あれは超美味しいって事で超有名なぷりんですよ!? それを超ド忘れでこの家に入ってくるなんて超生意気にもほどがあります!」

浜面「ま、まて! お前のパンチは洒落にならねぇ! 後でいくらでも買ってやるから今は呼び出した理由を教えてくれ!」

絹旗「……ま、仕方ありませんね。期待なんて最初から超微塵もしてませんでしたし。じゃあ説明してあげましょう」

浜面(ようやくか……)

絹旗「……一度しか言いませんからね。聞き逃したら超ボコボコにします」

浜面「お、おうオーケー。つい最近耳掃除したばっかりだから万全だぜ」

絹旗「……料理を教えてください」

浜面「ゑ?」

絹旗「さぁてボコボコにされる覚悟は超ありですねはぁーまづらぁ」

浜面「ままま、待て! 聞こえた! 『……料理を教えてください』だろ!?」

絹旗「ふ、復唱するなんて超変態です! 変態には死を!」

ドゴッ

浜面「ぐっ!」

ドッドッ┣¨┣¨┣¨┣¨

浜面(鳩尾に居れ屈んだ所を左右のフック、意識が遠のいた所を狙い体に連打ッ――)

ドォッーン!

浜面(そして意識を完全に吹き飛ばす強烈なアッパー……絹旗、お前はプロになれるぜ……)※素人の浜面くんが思った事ですのでそんなんじゃダメだよ!とかは浜面君に。

 

~~~~~~~~~~

 

 

浜面「ん……ここは」

絹旗「ようやく起きましたか。もっと、ギャグ漫画みたいに超殴られてもすぐ立ち上がれるようになって下さい」

浜面「無茶言うな。お前の攻撃受けて立ち上がれる奴なんて限られてくるぜ」

絹旗「はぁ……まあいいです、ここまで来れば恥は捨てましょう。浜面、私に料理を教えて下さい」

浜面「料理か……まあいいけどよ、どうしてそんな急に?」

絹旗「それは乙女の超企業秘密です! 聞くのは野暮ってもんですよ」

浜面「野暮、ねぇ」

絹旗「材料は一通り調えています。まずはこう、素人でも超簡単に作れるようなお手軽クッキング的な物を教えて下さい」

浜面「まあ最初のやり取りで殴られたのは癪だけど、了解した。キッチン行くか」

絹旗「この絹旗サマの家をうろつけるんですから、私に土下座して超感謝して下さいよ」

浜面「へいへい」

浜面「そうだな、ミートスパゲティなんでどうだ?」

絹旗「んー、超びmy」

浜面「俺、割と好きなんだよなぁミート」

絹旗「まあ、浜面にしては中々いい選択なんじゃないですか? じゃあ早速超作りましょう」

浜面「オッケー、材料は取り敢えず合い挽き肉な。これが無いと始まらん」

絹旗「超用意していますよ。どうぞ」

浜面「さんきゅ。次はたまねぎ、にんじん、セロr」ゾクゥ

絹旗「!? い、いきなり固まってどうかしましたか? 超不気味ですよ」

浜面「い、いや何でもねぇ。たまねぎにんじん、セr」ブルルルッ

絹旗「ッ!? 顔面蒼白で超ブルるなんて異常ですよ! 風邪ですか!?」

浜面「ち、違う。だが寒気はする……ま、まあたまねぎとにんじん、そんでスウェールゥオリィを用意してくれ」

絹旗「たまねぎとにんじんは超理解しましたが、すうぇーるぅおりぃって何ですか? 超意味不明です」

浜面「早口で言えば分かる。次に、トマトジュース、コンソメ、ケチャップ、ソース、バター、パスタ、水、塩だ」

絹旗「異常に超すらすら材料が出てきますねー? どこを見てるんでしょうかねー」

浜面「そこ、黙れ。まあ量は後で指示するとして、材料用意できたか?」

絹旗「オールオッケイです」

浜面「まずはそうだな、たまねぎとにんじん、そしてスウェールゥオリィをみじん切りにするんだ」

絹旗「……ちょ、超簡単ですねそんな事余裕ったらありゃしませんよ!」

浜面「(……そうだ、ちょっといい事思いついた)まずはにんじんからで」

絹旗「みじん切りって事はとにかく細かくすればいいんですね?」

浜面「そうだ」

絹旗(細かく、細かく……)

スパパパパパパパパパパパパ

浜面「お、おいぃ!? それじゃピーラーじゃねえか! ストップだ、止まれ絹旗!」

絹旗「な、何ですか? 文句でもあるならこの絹旗サマが超相手になってあげましょう!」

浜面「逆切れすんな。みじん切りつっても、そこまで細かくなくていいんだよ」

絹旗「わ、私の家じゃこれが超平凡で普通でした!」

浜面「それ平凡で普通じゃねえからな!? 取り敢えず俺が見本を見せてやるから」スッ

絹旗「! な、生意気にも私の超か弱く細い指にそのゴツい手で触るなんて超万死に値します!」

浜面「割と傷つくぜそれ……ま、見てろ」

トトトトトト……

絹旗(く、悔しいですがやはり上手いですね……)

浜面「ま、こんなモンだ。やってみろ」

絹旗「は、はい」

トトトト……

浜面「にんじんとセr……スウェルォリィは出来たな。次はたまねぎだが……こいつは強敵だ」

絹旗「何がですか? なんだか超丸っこいですけど、ヨユーですよ」

浜面「ま、やってみろ」

絹旗「……これ、皮剥くんですか?」

浜面「全部剥くとかバカな事だけはすんなよ」

絹旗「! わ、分かってましたからね? そんな事わざわざ言わなくても超分かってましたから」ムキムキ

浜面「オッケー、そんでココからが本番だが……たまねぎを切るときは目を閉じちゃいけねえんだ」

絹旗「……? 理由は何ですか?」

浜面「たまねぎってのは中々切るのが難しくて、少し目を離すと指を切っちまう可能性もある。痛いからなー、指切ったら。痛いからなぁ」

絹旗「……わ、ワカリマシタっ……!」

トトトト……

絹旗(? 案外超簡単なものですね。これの何が危ないんでしょうか)

トトトト……

絹旗(ッ……!? な、何ですかこの強烈な刺激!)

浜面「目を逸らすなよ、しっかりたまねぎと包丁、そして自分の指を見るんだ」

絹旗(……浜面が、私に料理を教えてくれているんです! こんなモノなんかに負けません!)

トトトト……

浜面(さーて、絹旗の顔はどうなってるかなーっと……!?)

絹旗「ふっ……グスッ……」

浜面「!?」

絹旗(超痛いです、目と鼻がおかしくなりそうです……。しかし、超ムカつきますが浜面の言うとおりにしなければ、美味しい料理はできません……!)

浜面「お、オッケー上等だ後は俺がやるぜ!」

絹旗「え……? いきなり、どうしたんですか超バカ面。グスッ……いいですよ、私が、ん、やります」

浜面「俺の良心が脛蹴ってくるんだよ! 頼む、後は俺に任せてくれ!」

絹旗「そこまで言うなら、やらせてあげなくもありませんが……ちょっと、洗面所に行ってきます」

浜面(すまん絹旗っ!)

 

~~~~~

 

 

絹旗「……浜面、キモいです」

浜面「皆まで言うな。分かってる、今の俺の顔くらい」

絹旗「タオルを超貸してあげますが、クンカクンカなんてしたらただじゃ置きませんよ」

浜面「しねぇよ!」

絹旗「それで、次は何をしたらいいんですか? 早く指示を超煽いで下さらないと暇です」

浜面「あー。お湯は沸かしておいたから。次はフライパンにひき肉とバターを入れるか」

絹旗「オッケーです。ここでようやく超登場のお肉ですね!」

浜面「色が変わり始めたらさっきのみじん切り全部入れるぞー」

絹旗「(色が変わる……? 何色でしょう?)……了解です」

浜面「んじゃあ俺はちょっと休憩するから、肉の色変わってみじん切り入れて、2分ほどしたら呼んでくれ」

絹旗「休憩ですか? ズルいですね、教える立場だからといってセコい真似は超許しませんよ」

浜面「すまん絹旗。だが懺悔する必要があるからその時間をくれ」

絹旗「懺悔、ですか? ……まあ超意味不明ですがいいでしょう、すぐ戻ってきてください」

絹旗「肉の色が変わる……ん? ちょっとだけ赤色が茶色に変わったような気もしますね」

カミサマホトケサマキヌハタサマゴメンナサイ

絹旗「これが色変わる、という意味でしょうか……? いや、超待ってください。赤色から茶色ってあまり変化が無いように見受けられます」

ドウカコノザイアクカンヲ トッパラウホウホウヲ オシエテクダサイ

絹旗「つまり、ここから色が変わるという事ですね? そうと分かれば超簡単ですね!」

スンマセンシターキヌハタサマー!

絹旗「……後ろが超うるさいですねー」

 

 

~~~~~~

 

 

絹旗「浜面! 肉の色が超変わりましたよ!」キラキラ

浜面「ん? おお、遅れて悪かったな」

絹旗「凄いです、これが変色ですね! 超感動しました!」

浜面(俺は何分懺悔してたんだろ? ……まさか)

絹旗「いやー、赤色から茶色になった時はあまり変化したと思えませんでしたが、赤色から黒色になるなんて超吃驚です」

浜面「絹旗さあああああああああん!?」

絹旗「……」ジュウジュウ

浜面(やり直しにしたけどしゃーねーよな)

絹旗「……いや、ちょっと待ってください。肉を焦がしたのは私の責任、ですか?」

浜面「まあ言い辛いけどそうなるな」

絹旗「いいえ、超違いますね! そもそも、浜面が私の下から離れた超監督不届きが原因です!」

浜面「はっ?」

絹旗「私は料理に関してはぶっちゃけ超素人です! それを放ったらかしにする教師がどこにいますか!」

浜面「えっと、絹旗?」

絹旗「そもそも、肉の色が変わる、だなんて大雑把な言い方が悪いんですよ! 赤色が茶色に、とか、黒色になる前にとか、超色々な語彙があったはずですよ!」

浜面「あ、待て絹旗」

絹旗「そうですよ超そうなんです! さっきまでは超落ち込みましたがそうと分かれば全然大丈夫ですね。ぜーんぶ浜面のせいなんですから!」

浜面「お、オッケー俺のせいでいいからちょっと」

絹旗「で、でもまあ私も茶色になった時に浜面を呼ばなかったのには原因があります! だ、だからですので全部が浜面の責任という訳でもないですから!」

浜面「ちょ」

絹旗「つまり、責任は五分五分です! だから責任を超感じて私に土下座するという事は今回限りしなくてもいいですよ!」

浜面「……」

絹旗「……む。いきなり黙りこくって超不気味ですね。何ですか、まだ私の責任というつもりですか?」

浜面「いや、コゲてる」

絹旗「」

 

 

~~~~

 

 

絹旗「……」ズーン

浜面「い、いや責任を感じる事はねぇよ? 最初は誰でもミスくらいするしよ」

絹旗「いいんです……私のせいですから。私が変な意地を超張ったばっかりに……」

浜面「……いやな、絹旗知ってるか?」

絹旗「慰めの言葉なんて超ごめんですよ」

浜面「違うぜ? いいか、絹旗。料理っつうのは失敗して何ぼなんだよ。失敗から学ぶモンだ。コゲちまった肉は後で俺が食うし、気にすんな」

絹旗「……はぁ。やっぱり超浜面ですね。ま、いいでしょう、浜面がそう言うなら」

浜面「っと、肉はそんなモンかな」

絹旗「オッケーです。次は、野菜ですね?」

浜面「おう、みじん切りにしたのを入れるんだが……割と量も多くなるし、俺がやろうか?」

絹旗「それじゃ上達しません! 失敗したら全部浜面に食わせて、また浜面に全部みじん切りにしてもらいますから超大丈夫ですよ」

浜面「すっげー反論したい」

絹旗「浜面には発言許可すら超与えていません」

浜面「んじゃこれから先は一人で頑張れ」

絹旗「超嘘です」

絹旗「んっ、んっ……」

浜面「そうそう、良い感じだ」

絹旗「浜面は超変態な事を忘れていました。きっと今の私の掛け声を喘ぎ声として」

浜面「お前の方が十分変態だろ! そんな事してると零れちまうぞ」

絹旗「ふ、こんなモノ慣れれば超簡単なんですy」

ボロッ

浜面「あつうううう!? 足、あつ、あつうううう!」

絹旗「零れたのはちょっとでしたね、これなら超問題無し(スーパーノープログレム)です」

浜面「そっちの心配かよ! あつつ……」

絹旗「ほっ、ほっ」

浜面(……しかし、いきなりなんで俺を呼んでまで料理を教わろうと思ったんだ? まあ、うん……フライパンを握る絹旗って年相応に可愛いよなー……いかんいかん、絹旗は中学生だ!)

絹旗「ん? 私を凝視して髪の毛に何か付いていますか? はっ。まさか浜面超浜面の分際で私のスーパーボディに欲情しましたか? ふっ。浜面が私を襲うなんて超年早いですよ。精々裸エプロンをつけている姿でも妄想しておくんですね」

浜面「……ブッ」鼻血ボタッ

絹旗「……超変態ですね、死ねばいいと思います!」


浜面「そろそろだな」

絹旗「腕が痛くなってきました……」

浜面「後ちょっとだ、頑張れ」

絹旗「料理というモノは超疲れますね……」

浜面「次はトマトジュース、コンソメ、トマトケチャップ、ソースをぶち込むぞ」

絹旗「ぶ、ぶち込むだなんて浜面そろそろ超自重をお願いします!」

浜面「お前が自重しろよ!」

絹旗「私の辞書に自重だなんて言葉は存在しません!」

浜面「お前の辞書には全部『超』が付くんだろうな」

絹旗「そんなに超超超超なんて超言いませんから!」

浜面(突っ込まないでおくか)

絹旗「私に突っ込む打なんて百億年はy」

浜面「そろそろいい加減にしような絹旗? な?」

絹旗「私を止められる者などこの世に存在しませ」

浜面「 な ? 」

絹旗「……まあいいでしょう。これ以上浜面にオカズを提供する訳にも行きませんし」

浜面(こいつに学習装置ぶちこみたい)

絹旗「……」グツグツ

浜面「……」ボー

絹旗「……超つまらないです」

浜面「我慢しろ」

絹旗「……」

浜面「……」

絹旗「もう五分経ったんじゃないでしょうか」

浜面「まだ二分しか経ってない。そんなんじゃソースもパスタも食えねえぜ」

絹旗「……」

浜面「……」

絹旗「……浜面に私直々の命令です。肩を揉んで下さい」

浜面「俺もパスタで忙しい」

絹旗「超ダウトですね! パスタなんて見てる限りお湯に入れて放置しているだけじゃないですか!」

浜面「ふ、まだまだ甘いな絹旗。いいか? パスタっつうのは変化の激しい食べ物でな、作り終わった物しか見た事の無いお前には分からないだろうけど、これは見極めがすげー重要なんだぜ」

絹旗「へ、へー。知ってましたよそのくらい。ただ浜面があまりにも下手そうなので超指摘しただけです」

浜面「嘘だけどな」

絹旗「サイアイヘッド!」

ドカッ

浜面「うぼぉ……! し、身長が小さいせいで鳩尾に……」

絹旗「地獄への片道切符超アホな浜面にお渡ししてあげましょうか?」

浜面「すんませんしたー!」

 

 

~~~~~~~

 

浜面「ま、こんなモンだろ」

絹旗「お……おぉ……これが私(とプラスアルファ)の作った料理ですか……超いい出来栄えじゃないですか」

浜面「おう、色々あったが初心者でこれだけ作れれば上等だぜ」

絹旗「ふ、ふふふ! まあこの絹旗サマに掛かればちょちょいのちょいの超ですよ!」

浜面「ま、先に言っておくけどこれはまだまだ完全な手作り料理とまでは行かないからな」

絹旗「な、どういう事ですか?」

浜面「まあ今はこれで十分だぜ。美味そうだしな。今度、もっと手作り料理!! って感じの料理を教えてやるよ」

絹旗「む……ま、まあいいでしょう。ですが、つ、次の約束を放ったからしにしたらただじゃ起きませんからね! 超覚えておく事です」

浜面「おう。まあ何だかんだ言って楽しかったしな」

絹旗「!! わ……私もまあ、浜面相手にしては中々充実しましたけど。悪くは無かったですねっ」

浜面「そうかい、そりゃ何よりだ。んじゃ食おうぜ、結構腹減ったし」

絹旗「……」

浜面「ん? 食わねーの?」

絹旗「先に食べてください」

浜面「あー。了解っと」パク

モグモグ

絹旗「あ、味の方はどうですか?」

浜面「まー……」

絹旗「!!」

浜面「いーうー!」

絹旗「……超古いですね」

浜面「うっせー。美味いよ、上出来だ」

絹旗「……超安心しました」

浜面「お前も食おうぜ。こりゃ自画自賛しても文句は言えねぇわ」

絹旗「……はい!」ニコッ

浜面「うー……」

絹旗「!!」

浜面「んーこー!」

絹旗「……超臭いですね」

って事で休憩がてらちょっとうんちゃん行って来ます。汚くてごめんしゃいでも自重はしない

色々な組み合わせをしたり、またタイトル通りの組み合わせとかに戻したりします。
ただ、料理に関しては割と素人なので、そこら辺でググってます。んじゃあこんなネタ使うなよという声が聞こえそうですが可愛い絹旗を見たかったんだ。
上手く出来たか心配で身が身じゃありませんが、宜しくお願いします。

あ、絹旗が 手 で 掴 ん で フライパンに入れて焦げた肉は俺が貰っていきますね

 

 

方通行(はっはァ……料理っつゥのは調べりゃ調べるほど奥が深ェな)

一方通行(あン? こりゃ……料理教室……かァ。この第一位の脳に詰まった知識を試すにゃ絶好のチャンスじゃねェか。)

一方通行(柄じゃねェが……まァ覚えてて悪くねェスキルだろ。申し込みっと……)

 

~~~~~~~

 


一方通行(はっはァ……料理っつゥのは調べりゃ調べるほど奥が深ェな)

一方通行(あン? こりゃ……料理教室……かァ。この第一位の脳に詰まった知識を試すにゃ絶好のチャンスじゃねェか。)

一方通行(柄じゃねェが……まァ覚えてて悪くねェスキルだろ。申し込みっと……)

 

 

~~~~~~~

 

 

同刻。

?「クソッ、あいつら揃いに揃ってバカにしやがって……こんなにもうめぇのに、形だけで決めんなよ」

?「覚えてやがれ、ほえ面かかせてやる……俺の頭脳にかかりゃこんなモン余裕で覚えられるっつうの」

?「あん? こりゃ……料理教室か。気が乗らねえが、あいつらからバカにされたままじゃ俺の気が治まらねぇ」

?「『美味くなったわね』『凄い!』『さっすがぁ!』……ふ、ははは。考えただけでおもしれぇ。早速申し込むか」カチ

 

~~~~~~~

 

一方通行(まァ、俺が覚えたこの知識使えば敵無しってトコだな。学園都市料理教室第一位、悪くねェ)

 

 

~~~~~~~

 

 

?「料理教室じゃ間違いなく一番上手いし美味い料理を作れるな、俺。あのクソッタレが来るはずもねぇ、俺が学園都市料理教室第一位だ。あ、この響き割と格好いいな。あいつらに飯食わす時はこれ名乗るか」

 

 

そして同時同刻。

「はーい、皆さんこんにちは。私はBと申します。これから皆さんに指導をさせて頂くので、宜しくお願いします」

皆「「「宜しくお願いします」」」

?(っけ……冴えねぇ顔の連中ばかりじゃねえか。こんな中で俺が一番獲っても特に嬉しくねえ)

一方通行(そこら辺にいる学生らは目じゃねェ。問題は主婦だ。料理が作れないンじゃねェ、もっと上手くなりてェって考えてる連中が多いだろォなァ)

?(が、まあ料理教室なんざ開くくらいだ。あの先公は優秀だろう。なら問題はねぇ)

B「はーい皆さん、早速料理に取り掛かりましょう。今回作るのは「カレー」です。まあただのカレーですと面白みがありません。そこで、机の上に置いてある材料の中から皆さんが各々選ぶ隠し味を使ってください」

一方通行・?(か、隠し味だと……!?)

B「尚、今回は皆さんの腕前を見るためですので張り切って行きましょう。次からは本格的に取り組むので、ご安心下さい」

一方通行(畜生、初回無料っつゥのはこォ言う事かよォ! 隠し味なンざ経験がモノ言うじゃねェか……いや待て、思い出せェ! 調べてきた中に存在する隠し味っつゥのを……!)

?(隠し味……りんごか? りんごだな。りんごしかねえだろ。これは余裕で勝ったな)

B「しかし一人一人作るとなると時間も掛かりますので、近くの人と四人一組で班を作ってください」

一方通行「(チッ……まあ、問題ねェか)どォも」

?「(4人の中で一番に輝くのは勿論、料理教室一位(になる予定)の俺だから問題ねぇ)ああ、宜しく」

F「宜しくお願いします」

M「宜しくー」

F「私はフレンダ、こっちは麦野って言うの。そっちは?」

一方通行「(クソ、この女自己紹介なンざしやがって面倒くせェ……フレンドリーうぜェ)……鈴科」

M「ふーん。あんた、面白い髪と目ねぇ」

一方通行「あ?」

F「ちょ、ちょっと麦野! 結局喧嘩の火種は麦野が巻く訳よ! あんまりそういうの触れないで」コソコソ

M「仕方ないわね……悪かったわ鈴科さん」

?「おいおい、置いてけぼりはひでぇな。俺は垣根、垣根帝督だ。まあ宜しく頼む」

一方通行「ンじゃァとっとと作るか」

F(……鈴科の外見。どっかで見たよーな……それに、垣根って聞いた事あるような……まあ結局考えても仕方ないって訳ね)

垣根「ああ、俺材料切ってくから皮剥いといてくれ」

一方通行「はァ? わりィけど、俺が切るからお前皮剥いといてくンね?」

垣根「いやいや、俺が切るから。自慢じゃねぇけど俺包丁使うのに慣れてるし」

一方通行「いやいやいや、俺のが慣れてるっつゥの。だから包丁寄越せよ」

垣根「いやいやいやいや、言っちゃ悪いけどお前もやしじゃん。指切ったら可愛そうだし俺が切る」

一方通行「いやいやいやいやいや、もやし関係ねェし。お前こそチャラいし失敗してもゴメーン☆とか言いそうじゃねェか。俺が切った方がいいに決まってンだろ」

垣根「いやいやいやいやいやいや、チャらくねえし。心は純粋なんだよ、だからそれが浸透して野菜も純粋になる。つまり俺のが向いてる訳だ」

一方通行「いやいやいやいやいやいやいや、それだったら俺の方がイイね。髪の毛見ろよ、白ェだろ。完全な純白なンだよ。だからとっとと包丁寄越せ」

M「はいはい揉めない。ガキかっつうの。ここは間取ってフレンダがやるわよ」

F「え、私?」

垣根「認めねえ。俺以外は絶対認めねえ」

一方通行「そんな金髪女がやったらグチャグチャになンだろ。俺に貸せ」

M「……それじゃあ、フレンダの包丁捌き見てもう一度言いなさいよ。それと白髪、テメェ、フレンダバカにしてんじゃねえよ」

F「ちょ、ちょっとストーップ。私はいいから、ね? 落ち着こう麦野」

垣根「っち……んじゃあその腕前見せて貰おうか」

一方通行(どォせ出任せだろ)

垣根(失敗したら包丁奪って文句言ってやるか)

F「うー、結局凄いプレッシャーって訳よ……」

トトトト、トトトト、トトトトトトト

一方通行(!? こ、こりゃァ……!?)

垣根(な、何だと……!)

トトトー、トトト、トトトトトートトトトートトトート、トト

一方通行(包丁で野菜を刻む音、リズムテンポ音量どれをとっても完璧……いや、一定のリズムじゃねェ!)

垣根(まるで音楽じゃねえか……! 刻むたびに奏でられる音、耳を通り脳へ話しかけてくるような!)

一方通行(つい、安心しちまう! コイツの包丁捌き……本物かァ!?)

垣根(クソ、任せようって気になるだと!?)

M「分かった? 切るのはフレンダがやるから、あんたらは皮でも剥いてな」

一方通行・垣根「……ウス」

一方通行「チッ……」スッ

垣根「ッチ……」スッ

ペシ

一方通行「あン? 退けろよ」

垣根「は? てめぇの方こそ引けよ」

一方通行「俺の方が先にこのピーラー掴ンだからな? お前はそっちのボロッチイので我慢しろ」

垣根「はあ? 俺の方が先にこのピーター掴んでるから。見ろよ、俺の方が微妙にピーラー多く持ってるし」

一方通行「はああ? 俺の方が先に掴ンでますゥ。俺はピーラーする事決まった時に既にこいつを選ンでンだよ」

垣根「はあああ? 俺なんてフレンダが包丁使う前にこのピーラー使う予定だったし」

一方通行「はああああ? お前そりゃ、フレンダに負けるって分かってたンだよな。傑作だこりゃ、クカカカカ!」

垣根「はあああああ? あ、いや。それでいい。別にいいし、負けるって分かってましたけど? まあ、お前よりかは早く目をつけてたんだからこのピーラー俺のな」

一方通行「はああああああ? ごめン嘘付いてたわ、俺班組ンだ時からこのピーラー目を付けてましたからァ。お前じゃ無理なンだよ」

垣根「はあああああああ? つまり何、お前最初からピーラーしたかったの? それを意地張っちまった訳か。ま、最初からお前みたいなのに包丁は無理って分かってたけどな」

一方通行「はああああああああ? 嘘に決まってンだろ。そンな事も分かンねェのか、脳ちゃんと存在してンのか? まァンな事どうでもイイ、こいつは俺が使うからァ」

垣根「はぁあ? 理由になってねえよ、っておいコラ勝手に奪おうとすんな。俺が使うんだよ、お前こそあのぼろぼろの使えよ」

一方通行「はァァあ? お前みてェにボロボロの髪にゃあのボロいピーラーが似合ってンだよ。大人しく諦めろよ、三下」

垣根「はぁぁぁあ? お前みてえに身なり、つーか服のセンスがクソみてえな奴にゃクソみてえな向こうのピーラー使えばいいだろぉが!」

一方通行「はァァァァあ? お前こそあの刃こぼれしまくってるピーラー使えよ!」

垣根「はぁ!? テメェこそあの持つ所が異常に太くて疲れそうなピーラー使えよ!」

一方通行「はァァ!? お前があの刃の角度わりィピーラー使えよ!」

垣根「はぁぁぁ!? お前こそあのみすぼらしい100均っぽいピーラー使えよ!!」

M「落ち着けバカ! 別の班のピーラーと全く同じの交換して貰ったからこっち使いな」

他の班の人(あんだけ罵られてたピーラーとか使いづらくてしょうがねぇ)

垣根「っち、こんな奴が触ってたピーラーなんざ使いたくもねぇ。麦野、それ俺に寄越せ」

一方通行「すげェな、俺も全くもって同意見だ。俺に貸せ麦野」

M「……テメェらまじで面倒くせぇな。はいシャッフルシャッフル」

一方通行・垣根「!?」

M「あんたはこっち、そっちはこれ」

一方通行「……っけ。しゃァねェなァ」

垣根「ったく、どこかのウルトラマンのせいでだりぃわ」

F「結局、野菜はまだ剥けてない訳ね……早くしてくれると助かるんだけど」

一方通行(クソ、だがまァまだイイ。俺の本領は別にあるからなァ)

垣根(俺が足を引っ張ってる? いやいや有り得ないから。俺一位(の予定)だし)

ムキムキムキムキ……

一方通行・垣根「にんじん(じゃがいも)終わりィ!」

一方通行「はン、俺の方が早く終わったなァ」

垣根「ねぇわ。俺の方が三倍早かった」

一方通行「ねェーわ。俺のじゃがいもがお前の五倍早く終わってた」

垣根「ねぇえーわ。俺のにんじんこそお前よりどんな事があっても三倍早く終わってたから」

一方通行「ねェェーわァ。俺のがギィリギリ早く発言してたからァ。俺の声がお前より早く聞こえたからァ」

垣根「ねえええぇーわ。俺の方が早く終わった事告げたから。お前より普通に早いから」

一方通行「ねェェェええわァア。お前何の意地か知ンねェけど、嘘は大概にしろよ。俺の方が絶対早かったつゥの」

垣根「ねえええーーわあああ。嘘はお前だろ。さっき何回嘘付いたんだよ白髪。俺の方が早くにんじん差し出したし」

一方通行「ねェえェェェわァァあああ。差し出すとか関係ねェし、俺のが早く終わったから休憩しただけだし」

垣根「ねええええええーーーーわあああああああああ!! 俺のがぜぇええったい早く終わったし。命掛けてもいいし」

一方通行「ねええええェェェェェえええわああああああァァァあ!! やっすい命だなァオイ! まァ俺は絶対俺の方が早かったって自信あるし命掛けてもいいけどォ?」

M「いい加減にしろ!」ボカッ

M「テメェら料理作る気ねぇなら出てけ。私ら二人で十分だ」

一方通行「はァ? ババア何言ってやがンですかァ? アホですか? 痴呆ですかァ?」

垣根「生言ってんじゃねぇぞ。俺にやる気が無いだと? 全くもってその通りだ。こんな低Lvな奴相手に本気出す必要もねぇ」

一方通行「うっぜェ」

垣根「てめぇがな」

F「……いい加減にしてよ」

一方通行・垣根「あァ!?」

F「いい加減にしてって言ってるのよ! うちと麦野はね、仲間の誕生日の為に真剣にここ来てるのよ! なのに結局あんたらみたいに不真面目な奴らのせいで台無しになる訳よ? やめてよ!」

一方通行「ぐっ……」

垣根(クソ、女の涙には弱ぇ……)

M「……すぅずしなぁ。かぁきねぇ?」

一方通行・垣根「!?」

M「フレンダ泣かしてんじゃねぇぞコラアアアアアア!!」

一方通行「すンませンしたァッ!!!!!」

垣根「悪かった!!!!」

M「……次はねぇぞ」

一方通行(……学園都市最強の称号は引退かァ……?)

垣根(学園都市料理教室第一位は諦めるか……女って怖い。すげー怖い)

F「……結局分かってくれればいい訳よ。野菜、もっと剥いてってね」

一方通行・垣根「……おゥ」

 

 

~~~~~~~~

 


M「何とかここまでは形に出来たわ」

F「あの後の二人、異常なまでに作業が早かったわね」

一方通行(能力OFFと……)

垣根(こっそり手のひらに出した未元物質仕舞うか)

M「……だけど、ここからが問題ね」

F「……隠し味」

一方通行「!! 待ってましたァ!」

垣根「!! いいのがあんぜ!」

M・F「ッッ――!」

一方通行「……お前先言って見ろよ」

垣根「いやいや、お前先に言えば?」

一方通行「遠慮すンな。先に言え」

垣根「お前こそ配慮すんな。どうぞお先に発言して下さい」

一方通行「いーや俺が後で言う。お前から言え」

垣根「は? 俺が後で言うし。先譲ってやんだよ感謝しろ」


M「……んじゃあ私が先に言うわ」

F「……いやいや、ここは私が」

一方通行「! いやァ、ここは俺が行くぜェ?」

垣根「……? ……ん、んじゃあここは俺が」

M・F・一方通行「「「どうぞどうぞ」」」

垣根「は、はああ!?」

一方通行(この前テレビ見てて良かったわァ。まじで良かったわァ)

 

垣根「ハメやがったなテメェらああああぁぁ!?」

一方通行「はァ? 自分から立候補しといてその言い草は無いと思いますゥ」

M「ほら、いいから言いなさいよお勧めの隠し味」

垣根「……リンゴだ」

一方通行・M・F「ゑ?」

リンゴ「リンゴだっつってんだろ! リンゴ以外に隠し味なんかあんのか? ねぇな!」

一方通行「バァカバカバカ超おバカァ。こンな事なら俺が先に言えば良かったわ」

M「リンゴは確かにいいけど、隠し味って言うほどかしら?」

F「ってか、結局リンゴは普通に入れる予定だった訳よ」

垣根「バカ……な……」

M「で、あんたはどうなのよ鈴科」

一方通行「聞いて驚け見て喚け! 俺の隠し味オススメは……

まず俺は作る際に無塩の野菜ジュースを入れスープのベースにします。
それ以外は他の皆さんと至って同じようなもの……
【チョコレート・インスタントコーヒー・缶詰のマンゴー・蜂蜜・ウスターソース・シナモンパウダー……などなど】
もちろン「にんにく・しょうが」ははずせません。
火を止め 仕上げの際にとろけるチーズなンかを裂いて満遍なく入れたりするとコクが増します。
よく言えば男の料理。
悪く言えば大ざっぱ。
でも調理の最中のスープの味と香りを覚えていれば、目分量で作っても大きく味が変わることはないと思います。
で、よく言われますようにやっぱり2~3日間 煮込めばそれっぽい味になります。
さて最後に僕の小さなこだわり。。。として、隠し味に「ラー油」を一番最後に適量いれます。
すると、香ばしい香りと辛さが味わえますよ!」

M「」

F「突っ込みどころ多すぎて突っ込めない」

M(どっかのホームページ丸暗記でもしやがったか?)

F(結局暗記力は誉められるけど2~3日煮込めばってのがダメな訳よ)

一方通行「……どォだ? まァ驚いて声も出ないか」

M「まあいいわ。取り敢えずぶち込みましょう」

F「ね、何だかあんだけ激昂したのにどうでも良くなってきた訳よ」

一方通行「つまンねェ反応だなァおい……」





垣根「ちょっと待てよ」

F・M・一方通行「?」

垣根「お前ら、リンゴ舐めてねぇか?」

一方通行「舐めるも何もよォ、確かにリンゴは王道だとは思うぜェ? だが、王道すぎてそりゃ既に隠し味じゃねェ。『この味は何を入れた?』と聞かれたときに、知られてないモンの名前出すとおおっ、ってなンだろォが」

M「まあ、リンゴは悪くないけれど、それに入れる予定だし。まあよく言えば定番、悪く言えばありきたりかしら」

F「結局、あそこまで引っ張って言うような代物じゃなかったって訳よ」

垣根「そこだあああ! そこが舐めてんだよ! リンゴを侮辱すんじゃねぇぜ? いいか、リンゴっつうのはなぁ!

「カレーの隠し味として入れると美味しいものランキング」の1位が《りんご》でした。カレーの隠し味としてはもはや定番となった《りんご》は、はじめから原料として使われることも多く、味を上品でマイルドにする効果があります。基本となるのはすり下ろしたものをルウに加える食べ方ですが、ローストした《りんご》を具材として入れるという人もいるようです

 何だよ! 分かったか!? 一位だぞ、一位! 普通だのありきたりだの言ってるが、一位って事はそのありきたりが旨いって考える人間が一番多いって事じゃねえか! 意外性も特殊もいらねぇ、一位、即ち一番多く選ばれている食材こそ最高の隠し味なんだよ! だからお前らは当たり前に入れるとかじゃなくてな、もっと敬えよ!!」

一方通行「うぜェエエエエエエエエエエエエエエエエ!」

垣根「俺もテメェと同じ感想抱いてんだよ!」

一方通行「俺の方が三倍うざいって思ってますゥ!」

垣根「俺はお前が思ってる以上にうざいと思ってますぅ!」

一方通行「俺はそれよりお前がうざいって感じてるンですゥ!!」

垣根「あーもういい、分かった! こうなりゃ勝負だ! ぶっ殺してやる!」

M「ごめんフレンダ、自制効かないわ」

F「えっ麦野?」

M「……ブ・チ・コ・ロ・シ・カ・ク・テ・イ・ネ」

一方通行「お前とは一生ソリが合わねェ!!」

垣根「てめぇとかみ合う事は一生ねぇだろうな!!」

麦野「お前ら纏めて掃除してやるよぉおおおおお!!」

F「……絹旗ごめんねー」

 

~~~~~~~~~~

 

ピンポーン

打ち止め「あ、入ってーってミサカはミサカは呼びかけてみる!」

美琴「お邪魔しまーす。あら、割と綺麗な家ね」

打ち止め「お姉さま久しぶりーってミサカはミサカは突撃タックル!」

美琴「ぐふっ!(この攻撃……やはり遺伝ね……)」

打ち止め「そういえば、後輩さん一人連れてくるって聞いたけど、どこにいるのかな? ってミサカはミサカは辺りを探索してみる」キョロキョロ

美琴「あー……本当は連れてきたく無かったんだけどねー」

打ち止め「? どういう事? ってミサカはミサカは」

?「私黒子……今あなたの後ろにいますの……」

打ち止め「キャー!?」

美琴「やめんか!」ビリッ

黒子「あふぅん! 小さいお姉さまの悲鳴、そしてお姉さまの電撃! 黒子は黒子は黒子はこのまま昇天しても構いませんのぉおおおお!!」

打ち止め「……こ、個性的なお友達だねってミサカはミサカは鳥肌を隠してみたり」

美琴「あんた開始早々約束破るってどういうことよ! この子に手を出さないって話でしょ!」

黒子「お姉さま、申し訳ありませんの。ですがわたくし、自制が……自制が効きませんのよぉ!」

美琴「……超電磁砲と、約束守るのどっちがいいかしら」

黒子「小さいお姉さま今日は宜しくお願いします」

打ち止め「宜しくね、ってミサカはミサカは態度の豹変ぶりに若干引いてみたり……」

美琴「はぁ……ったく。じゃあ早速料理にしましょ」

黒子「ええ、賛成ですわ」ニヤァ

打ち止め(何だか嫌な気がするなーってミサカはミサカは後輩さんの笑顔に何かを感じ取ったり……)

美琴「んじゃ早速作りますか」

黒子「そういえば、何を作る予定でしたの? わたくし飛び入り参加ですので、聞いてませんのよ」

打ち止め「今日はね、肉じゃがを作るのってミサカはミサカは説明してみる!」

黒子「肉じゃが、ですか。女性の得意料理としては持って来いですわね」

美琴「そーいうこと。材料はあるよね?」

打ち止め「バッチグーだよってミサカはミサカはブラックカードを突き出してみたり!」

黒子「……一応わたくし、風紀委員ですので。しかし、まあそれをドコで手に入れた何てことお聞きはしませんわ」

美琴「あら、随分潔いわね。ま安心しなさい、ちゃんと打ち止めも許可を貰って借りてるだろうし」

打ち止め「うっ……確かに借り物だけど、許可というと何というかまあ大丈夫なのってミサカはミサカは取り敢えず問題なし(ノープログレム)であります!」

美琴(しっかり動揺してるわねー……)

黒子「お姉さま チビお姉さま お姉さま わたくし、ここが天国かと錯覚しましたわ」

美琴「そのまま天国行っちゃえばいいわ」

黒子「言葉攻めも効きますの」

打ち止め「な、何だかよく分からないけど、取り敢えず作りましょってミサカはミサカは必死に己の存在をアピール!」ぴょんぴょん

黒子「そうですわね」ジュン

美琴「ちょっと今の効果音待て」

黒子「何のことですの?」

美琴「え? あ、いや……何でも無いわ。取り掛かりましょう」

打ち止め「頑張るぞ、おーってミサカはミサカは拳を突き出してみる!」

                   ――ジワー

美琴「取り敢えず私は肉切るから、黒子野菜お願いね」

黒子「了解しましたの」

打ち止め「ミサカは何をすればいいかな? ってミサカはミサカは二人の作業を眺めてみる」

美琴「そうねー、包丁は危ないだろうし……取り敢えずお湯沸かしてくれるかしら?」

打ち止め「アイアイサーってミサカはミサカは敬礼!」ビシッ

美琴「常盤台中学校料理長による秘伝の技斜め45度からの包丁入れ!」

スパパパパパ

黒子「常盤台中学校女生徒による秘伝の技皮だけ空間移動!」

ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン

美琴「それ、ずるいわねー」

黒子「そうでもないですわ。皮だけ剥がすというのは案外神経を使いますのよ」

美琴「何よそれー」

黒子「まあ若干の失敗はご愛嬌ですの」

打ち止め「うんしょ、うんしょ……零れないように、そっと……ってミサカはミサカは慎重に足運びを……」

黒子「あっ……」

ドンッ

打ち止め「きゃっ」

美琴「ちょっと、大丈夫!?」

打ち止め「う、うん。凄い勢いでぶつかられたけど、体には何のショックも感じなかったよってミサカはミサカは自身の安全を伝えてみる。でも、お水が……」

黒子「あわわ、折角小さいお姉さまがお運びなさっていた水が……取り敢えず水はテレポートで片付けるとして、わたくしが新しく入れますわ」

打ち止め「あ、掃除はお願いしたいけど運ぶのは大丈夫だよってミサカはミサカは自分の仕事がとられることを恐れてみたり!」

黒子「これは黒子の責任ですわ。ということで少しお待ち下さいな」

ジャー……キュッ

黒子「あらお姉さま、肩に虫が」

美琴「うそっ!?」バッ

コポコポ……

黒子「錯覚のようでしたわ。申し訳ありません」

カチッ……ボー

打ち止め「うー。ミサカの仕事ーってミサカはミサカは少し不満をたらしてみる」

黒子「ごめんなさいですの。他にも仕事をして頂きますので、お許し下さいな」

美琴「ったく。肉は終わったわよ」

黒子「野菜はまだ切り終えていませんわ。申し訳ありません」

美琴「じゃ、手伝うわ。打ち止め、切った野菜を一つの所にまとめて貰えるかしら?」

打ち止め「サーイエッサーってミサカはミサカは再び敬礼!」ビシッ

トントントントントン

美琴「こんなもん、かな?」

黒子「大丈夫だと思いますわ」

打ち止め「白滝もお湯に入れてからだいぶ時間も経ったし、大丈夫だと思うよってミサカはミサカはお湯の火を止めてみる!」

黒子「では、ある程度切り分けましたら野菜と一緒に入れましょう」

美琴「油、熱するわねー」

打ち止め「どきどきってミサカはミサカは取り敢えずテンションアーップ!」

 

―――――――

黒子「白滝も切りましたわ」

美琴「お疲れさん。じゃあ、入れましょうか」

黒子「了解ですの。小さいお姉さま、お願いできますか?」

打ち止め「ミサカによればこんなものちょちょいのちょいでーす! ってミサカはミサカは野菜と白滝を運んでボー」

美琴「ストオップ!」

打ち止め「きゅ、急にどうしたの? ってミサカはミサカは一歩思いとどまってみたり」

黒子「小さいお姉さま、油は危険ですので、ゆっくりと入れましょう」

美琴「そゆこと。跳ねたりしたら危ないからねー」

打ち止め「ごめんなさい。ゆっくり入れるねーってミサカはミサカは忍者のようにそーっとそーっと……」

黒子「……」ジュルリ

美琴「どうしたのよ?」

黒子「い、いえ。皆さんで作った料理を思うので思わず涎が出ましたの」

美琴「ったく、はしたないわよ」

黒子「申し訳ありませんの」グヘヘヘ

打ち止め「後、何を入れるのかな?」

黒子「お酒とだし汁などですわね」

美琴「お酒はやめたほうがいいかな? 打ち止めもいるし」

打ち止め「あー子ども扱いしないでよお姉さまってミサカはミサカは抗議してみる! お酒くらい飲めるもん!」

黒子「背伸びしたいお年頃ですわねぇ」

美琴「うーん。まあ、こんな日くらいはいいかしら」

黒子「そうですわね。お酒はこちらのをどうぞ」

美琴「ありがとー……って」

打ち止め「どうしたのお姉さま? ってミサカはミサカは固まったお姉さまを見て……ひわ!」

美琴「くううろぉおおこぉおおお?」

黒子「な、何でしょうかお姉さまあははは?」

美琴「何でお酒なんか持ってきてるのよ! それにアンタが持ってきた酒だけは信用できないわ!」

黒子「そんなお姉さま酷いですわよ。流石にお酒に媚薬を盛るだなんて発想しませんの」

美琴「その発想が危ないんだってーの! 打ち止め、コイツ本当に危険だから、新しいお酒あるかしら?」

打ち止め「黄泉川がたまに飲むイイヤツってのがあるよーってミサカはミサカは冷蔵庫から取り出してみたり!」

美琴「これは大丈夫ね。それじゃ開始しましょ」



ヒュンッ

黒子(甘いですわお姉さま……わたくしの能力が何なのかお忘れのようですわね)グヘヘヘヘヘ

美琴「さーて、ちょっと休憩しますか」

打ち止め「こんなマトモにご飯を作ったのってすっごく久しぶりかも、ってミサカはミサカは背伸びしてみる。うーん」

黒子「あら小さいお姉さま、いつもインスタントばかり食べていらしているんですの?」

美琴「もしそうならちょっと文句つけないとねー」

打ち止め「違うよってミサカはミサカは慌てて大否定! 作り方が問題なだけで、毎日栄養のある美味しい料理に囲まれてるのってミサカはミサカはお姉さまのファイティングポーズを抑えてみたり!」

黒子「作り方が問題、ですの? まあ、探索はしませんが……」

美琴「ま、今のうちにお皿とか出しておきましょ」

打ち止め「あ、食器はこっちだよってミサカはミサカは誘導してみる」

黒子「はぁ、はぁ……」

美琴「黒子? ……言っとくけど、あんたのこと信用して呼んでるんだから間違っても変な気は起こさないでよね」

黒子「い、いえ違いますわ。久しぶりに料理を作りましたので、疲れてしまいましたの」

美琴「そう? じゃあ休憩してていいわよ」

黒子(お姉さまのお心遣い感謝しますの……ですが、ですが黒子には絶対果たさなければならない使命がありますの!!)

ヒュンッ……

美琴「そろそろいいかな」

黒子「では、お肉と砂糖を入れますの」

打ち止め「砂糖入れるんだーってミサカはミサカは関心してみる。ほえー」

美琴「さて、灰汁取るわよー」

黒子「こればかりは空間移動できませんわ」

美琴「あんたに油の中手突っ込ませて空間移動なんかさせないってーの」

打ち止め「灰汁取りの間は暇かな? ってミサカはミサカは椅子の上で足を上下させてみる」ぱたぱた

美琴「そうねー、じゃあお茶入れて貰えるかしら?」

黒子「確かに、喉が渇きましたわね」

打ち止め「お安い御用ですたいちょー! ってミサカはミサカはまだ前のネタを引っ張ってみる!」ビシッ

美琴「この灰汁取りって面倒よねー」

黒子「まあ、こういうのをしっかりしていれば美味しく出来上がりますわよ」

美琴「折角だし、打ち止めの喜ぶ姿も見たいしね」

黒子「そうですわね……(良心が、良心がああああああしかし黒子は黒子はあああああ!!!)」

打ち止め「お茶入れてきたよーってミサカはミサカはコップ二つ運んできたり!」

美琴「ありがと。自分の分はいいの?」

打ち止め「ミサカはあまり喉渇いてないから、ってミサカはミサカは元気さをアピール!」

黒子「では有難く頂きますわ……」

美琴・黒子「ッブー!!!」

打ち止め「いえーい成功成功だいせいこー! ってミサカはミサカははしゃいでみる!」

美琴「げほっ、げほっ……あんた何入れたのよ!?」

黒子「喉が、喉があああああ」

打ち止め「えーっと、わさびに唐辛子ハバネロ?」

美琴「……打ち止め?」

黒子「ぬぅどぐわあああああああああああ」

打ち止め「えーっと。ちょっとやってみたかったんです、とミサカはミサカは逃走体制に……」

美琴「コラーッ!!」ダダダダ

打ち止め「きゃー!」



打ち止め(後輩さんの分は分量間違えたけど……大丈夫かな?)

美琴「待ちなさーい!!」





黒子「喉がああああ喉が焼けますの゙ぉおおおおお!! UGYAAAAAAAA!!!」

 

 

~~~~~~

 

 

打ち止め「反省しましたってミサカはミサカは正座中……」

美琴「もう、やっていい事とダメなことの分別はしっかりしなさい」

黒子「ぜはぁ、ぜはぁ……死ぬかと思いましたわ……」

打ち止め「後輩さん、ごめんなさいってミサカはミサカは頭を下げてみる」ぺこ

黒子「ふ、ふふふ……お姉さまから毎日のように電撃を浴びている身、全く大丈夫れ、大丈夫ですのよ」

美琴「そんだけあんたが飛び掛ってくるからでしょ!」

打ち止め「でも、ミサカが言えることじゃないけど、電撃は危険かなーってミサカはミサカはお姉さまに忠告っ」

美琴「ほんと、どの口が言うのよ……まあ、流石に私も電撃くらい抑えてるわよ」

黒子「もうちょっと強くても黒子には問題無いですの」

美琴「じゃあ10億ボルトいってみる?」ニコッ

黒子「ごめんなさいですの!!」

打ち止め「あ、灰汁はどうなったの? ってミサカはミサカはあの場に動ける人間がいなかったことを思い出してみる」

美琴・黒子「あ……」

美琴「あちゃー……ま、今からでも間に合うでしょ」

黒子「多少の失敗はご愛嬌ですわ」

打ち止め「ざ、罪悪感がー……ってミサカはミサカは落ち込んでみる」

美琴「そんな気にすることでもないわ。ちょっと吃驚したけど」

黒子「醤油を入れましたの。後は中火で蓋をして煮るだけですわね」

美琴「オッケー。そんじゃ、また休憩しますかー」

打ち止め「疲れたーってミサカはミサカはソファに寝転んでみる~」

黒子「わたくしも少し横になりますわ」

 

~~~

 

 

美琴「うし、じゃあ再開しますか!」

黒子「ちょっと休みすぎた気もしますが、まあいいですの」

打ち止め「気合いれるよーってミサカはミサカは体をぐーんって伸ばしてみる!」グーン

美琴「と言っても、後は皿に盛って少しレンジ使うだけだけどね」

黒子「そんな些細な事でも油断せずに行きますのよ」

打ち止め「了解しましたー! ってミサカはミサカはお皿を……」

美琴「どうしたの?」

黒子「何やら嫌な予感がしますわ」

打ち止め「全部割れてたんだったって、ミサカはミサカは頭を抱えてみる……!」

美琴「はぁ!?」

黒子「何がございましたの!?」

打ち止め「うーんと、あの人と私と、ある人を呼んで料理しようとしたんだけど、その時に事故があってねってミサカはミサカは取り次いで説明してみる」

美琴「……そんなことしそうなのはアイツくらいじゃないかしら。まさか、ね」

黒子「はぁ……仕方ありませんわ。私が空間移動でパパーっとお皿を買って来ますの。暫くお待ち下さいな」

打ち止め「ごめんね後輩さん、このカード使っていいからってミサカはミサカはブラックカードを差し出してみる」

黒子「お生憎ですが、わたくしにはそんな高価な物使えませんの。それにわたくし、お皿を買うのに悩むほどお金が無いという訳でもないので、気にしく手も大丈夫ですのよ」

美琴「打ち止め? ちょっと、聞きたい事があるんだけど」

打ち止め「ミ、ミサカは黙秘権を行使して……」

美琴「姉権限でその権利を剥奪。もしかしてその人って……上条当麻、じゃないわよね……?」

打ち止め「うっ……流石に鋭いねってミサカはミサカはお姉さまの洞察力に参ったを出してみる」

美琴「はぁ……ま、あいつのことだからどうせ故意じゃないんでしょうね」

打ち止め「うん、まああまり気にしなくてもいいと思うってミサカはミサカは事実を言ってみる。上条さんはあの人に振り回されただけだから……」

美琴「そう。じゃあ、黒子を待ってる間トランプでもしましょ?」

打ち止め「サンセーってミサカはミサカは既にトランプを用意していたり!(本当はミサカが連れてきたんだけど、そう言ったらまたややこしそうだから黙秘権、ってミサカはミサカはこの話は墓まで持っていくことを決意してみる)」

 

~~~

 

黒子「ただいま戻りましたの……て。何をしているんですの?」

美琴「ちょっと黙ってなさい……」

打ち止め「お姉さま。こっちがジョーカーだよってミサカはミサカは純粋無垢な笑顔で真実を告げてみる」ニコニコ

美琴「とか言ってどうせ、反対側がジョーカーでしょ?」

打ち止め「ミサカはあくまで純粋で純白だよ。だから嘘は付かないのってミサカはミサカは自分の潔白をアピールしていたり」

黒子(【二人】で、【バ バ 抜 き】……!?)

美琴「ババなんかいらないわよ、K(キング)寄越しなさい!」

黒子(ババはいらない!? K……上条当麻!?)

打ち止め「やだよ、お姉さまこそ早くババを引いてよってミサカはミサカはあくまでニコニコしてみたり。お姉さまのKを早く欲しいなーってミサカはミサカは催促してみる」

黒子(小さいお姉さままでっ!?)

美琴「ババはあんたの物で十分よ。私はKが欲しいの!」

打ち止め「じゃあ引けばいいと思うよってミサカはミサカはさり気なく右のカードを押し出してみたり」

美琴「とか言って左でしょ? ババだけはゴメンだわ、ここに姉妹もクソもない。あるのは勝負の世界――!」

打ち止め「片方がババを引き、そして片方がKをそろえた者が勝つってミサカはミサカはまだまだ笑顔だよ」ニコニコ

美琴「(読めたっ!!)みg」

打ち止め「そっちはジョーカーだよってミサカはミサカは告げてみる」ニヤニヤ

美琴(お、落ち着くのよ! 相手は惑わすために言ってるだけ。言葉に惑わされないで、確立は1/2……たとえどんな言葉だろうと、その事実には代わりないわ!)

打ち止め「右がジョーカー、左がK。お姉さまはミサカの言葉信じるよね? ってミサカはミサカはお姉さまにプレッシャーを与えてみる」

黒子(お、おっ、お姉ざまぁ……黒子を、黒子を選んで下さいまじぃぃいいい!!)

美琴「っ……左ぃっ!!!!」

 

美琴「かtt」


黒子「お姉さまに捨てられましたの゙おおおおお゙おおおおおお゙おおお!!!」

打ち止め・美琴「!?」

黒子「そうですわ、お姉さまは上条当麻が思い人……ワタクシがどれだけ魅力的になろうと、それは変わらないですわね……うううう……同姓でなければ、同姓でなければ!!! そして、こんなババ声でなければ!! ババ声でなければお二方の中にお混じりすることもできて!!
   ババ声でなければ!! お姉さまにも、小さいお姉さまにも邪魔がられることなく!!! 黒子は、黒子は……黒子はああああああ!!!!」

美琴「ちょ、ちょっと落ち着きなさいよ黒子!」

打ち止め「ちょっと、状況が理解できないかなってミサカはミサカは頬を掻いてみる……」

黒子「やめてくださいましお姉さま!! お姉さまに完膚無きまで捨てられた黒子に存在意義はございません!! 止めないでくださいまし!! わたくしここで切腹をおおお!!」

美琴「落ち着きなさいって!」ビリビリビリビリ

黒子「あbbbbbbbb!! い、今となっては愛の鞭さえもただの痛みですのおおおお!!」

美琴「あんたはババなんかじゃないわよ!!」

黒子「……!? 何を言っておられるのですかお姉さま……周りにババ声とバカにされ、挙句お姉さまにまでカードの中のワタクシをお捨てになられて……!」

美琴「しょうがないでしょ、これはカードゲームなんだから。確立は1/2よ?」

黒子「いいえ、Kを引く確立が例え1/100だとしても! 残り99枚がワタクシだとしても! お姉さまはKを引いていたに違いありませんの!!」

打ち止め「ミ、ミサカはバb……ジョーカーが残って嬉しいかなーってミサカはミサカは大事にカードを握ってみる!」

黒子「はぅ!! し、しかしそんな程度では黒子微動だにも……!」

美琴「逆に考えるのよ黒子。私に言い寄ってくる数ある男たちのを蹴散らして、あいつと対等な位置まで上り詰めたのよあなたは。流石に恋愛対象までは見れないけど、私はあいつと……と、とうまと同じくらいあなたが大事なんだから」

黒子「お、お姉さま……お姉さまぁああああああ!!」

美琴「おーよしよし、泣いていいぞー。この美琴大先輩の胸でいっぱい泣けー」

打ち止め「感動したってミサカはミサカは率直な感想を言いのけてみる!」

黒子「ぐへっへへへ! お姉さまのこの慎ましい胸にダイブできるとはうひひひひ!!」

美琴「!? こ、このバカ黒子ー!」

打ち止め「台無しってミサカはミサカは呆れてみせる。でも、後輩さんらしい、のかな? ってミサカはミサカは笑ってみせたり」にこっ

 

――――――――――

 

 

 黒子「それに、ぐふふふ……小さいお姉さまにもしっかり握り締められましたの!」

美琴「それはカードでしょ。ジョーカーを握り締めただけであってあんたじゃないわ」

黒子「気持ちの問題ですn」

打ち止め「うーんと、ごめんなさい。ミサカが一番大事なトランプは、ジョーカーじゃないかなってミサカはミサカは地雷じゃないかと思うけど大事な事なので否定してみる」

黒子「うっ……し、しかし仕方ありませんわね……」

美琴「へー。打ち止めも、好きな人いるんだ? ねね、どんな人?」

打ち止め「うー、恥ずかしいかもってミサカはミサカはうろたえてみるっ」

黒子「小さいお姉さまの想い人……気になりますわ。小さいお姉さまをお嫁にするにはこの黒子を倒してみなさい!」

美琴「お嫁って……この年からそんなの有り得ないわよ。でも気になるわねー。誰かしら?」

打ち止め「えっと……笑わない?」

美琴「笑わないわよ」

黒子「笑いませんわ」

打ち止め「えっと……怒らない?」

美琴「TPOによるけど、打ち止めが本当に好きなら許容するわよ」

黒子「お姉さまに同じですの」

打ち止め「その、ってミサカはミサカは言葉を詰まらせながら……」

美琴(どんなショタが出るんだろ?)

黒子(小さいお姉さまの想い人……どんな方なのでしょう)





打ち止め「ハ、ハートのAを見せてみたり……」

美琴「ロォオオオオオリィイイイイコオオオオォオォンンンンン!?!?!?!?」

黒子・打ち止め「!?」ビクゥ

一方通行「ぶゥェっくしゅン!」

垣根「おいおい汚ねぇな。大丈夫か? ティッシュいる?」

一方通行「おォわりィな。貰うわ」

 

~~~~~

 

美琴「無理許容範囲外無理無理無理!! あのロリコンぶっ潰す! 何があってもぶっ潰す!! いやもうぶっ殺す!!」

打ち止め「ダメー! ってミサカはミサカはお姉さまの命を案じて止めてみる!」

美琴「たとえ! 刺し違えようと!! やらなきゃいけないって時はあんのよぉ!!」

黒子(お姉さまがここまで怒った姿貴重ですわ……無音カメラで撮っておきますの)

打ち止め「あの人に罪はないの、悪いのは好きになったミサカなのってミサカはミサカはションボリしてみたり……」

美琴「……ふぅー! ……。はぁ……取り敢えず、この話は一旦保留よ。後でじっくり聞かせて貰うから」

打ち止め「うー。怒らないって言ったのに、ってミサカはミサカは抗議してみる」

黒子「まあ、事情はよく分かりませんがそろそろご飯にしませんこと? ワタクシ、恥ずかしながら腹の虫が鳴き始めましたの」

美琴「ま、そうね……お皿もあるし、後はレンジでほんのちょっと暖めてと」

打ち止め「テンション上げてみましょーってミサカはミサカはマジモンのスマイルを発揮してみる!」

黒子「すっかり冷めてしまいましたからねー。本当でしたら、作りたてが一番いいのですけれど……」

美琴「ま、しゃーないでしょ。お、いい出来栄えじゃない!」

打ち止め「み、見えないってミサカはミサカはジャンピングしてみる!」

黒子「これですわ、小さいお姉さま」

ピカー

打ち止め「わー! 凄い凄い、これミサカたちが作ったの!? ってミサカはミサカは予想以上の美しさに目を輝かしてみる!!」キラキラ

美琴「そーゆーことね。ま、味も大丈夫でしょ」

黒子「では、お食べしましょう」

打ち止め「うん!」

黒子・美琴・打ち止め「いただきまーす!」

黒子(ってあれ? 何か大事な事忘れているような……)

打ち止め「一番乗りで食べるのはミサカだー! ってミサカはミサカは……パク!」

美琴「全く、微笑ましいわねー」

黒子「……で、ででですわn、のののですのですわねえねねえね」

美琴「どう? 打ち止め美味しい?」

打ち止め「うん、とっても美味しいよ! この酸味に、何だか口に残る液状の……体が火照って、頭クラクラしてきた……お、おいし……きゅー」ばたっ

美琴「打ち止め!?」

黒子「………………(すっかりいいムードになってましたが、そうでした。過去の私は小さいお姉さまとお姉さまにあんなことやこんなことをしようと、媚薬やその他諸々を混ぜたんでしたの!!!)」

美琴「黒子……」

黒子「も、申し訳ありm」

美琴「聞いて? 黒子」

黒子「……はい」

美琴「あのね……私じゃダメ、なの?」

黒子「……はい?」

美琴「だ、だから。私以外にその、媚薬とか。そういうの盛ってるじゃない。……私じゃ、私だけじゃ満足いかないの? 同じ顔だからって、打ち止めでもいいの……?」

黒子「えはいえはいはいえへほいはいほえですの?」

美琴「何度も言わせないでよ! だから、その。黒子は私以外に手出して、私だけじゃ、ダメ、なの?」ウルウル

黒子「そそそそそそんなことあbbbbbbないですのですのお姉さま一番お姉さま第一お姉さまお姉さま最優先事項お姉さまですのですのよ!?」

美琴「じゃあ、私以外の子に、手、出しちゃヤだよ……?」

黒子「むをちろんどぅえすのおおおおおお!!!」

美琴「じゃあ、早速解毒剤、お願いしていい……?」

黒子「アイアイサーですのおおおおおお!!!」ヒュン


美琴「帰って来て打ち止めが直ったらあいつ三割殺しね」ニコッ

美琴(それに、打ち止めが楽しみにしてた料理を台無しにして……こりゃあ、五分殺しかしら)

打ち止め「お、お姉さま? ってミサカはミサカはぁ、確認してみるの……」

美琴「あー、大丈夫? ちょっと待ってね、すぐ黒子が戻ってくるから」

打ち止め「……お姉さま大好きぃってミサカはミサカは飛び掛ってみるぅ!」

美琴「!?」

ガバッ

打ち止め「お姉さまぁ、ミサカといーことしよー? ってミサカはミサカはお姉さまの顔に急接近」

美琴「ダメダメダメだから!! ちょっと落ち着いて落ち着きなさい落ち着こうぜ!?」

打ち止め「お姉さまああ」


――チュッ


美琴「……お・ち・つ・け」バリリリリ!

打ち止め「きゅう」

黒子「お姉さまあああああああただいま黒子お戻りしましたのおおおおおうっひょおお!!!」

美琴「黒子?」

黒子「さあ小さいお姉さまこれをお飲みなさって! ワタクシはお姉さま以外に手を出さないと誓いましたの! ですから早く蘇生なさって下さいまし!」

美琴「ねぇ黒子ぉ」

黒子「はいお姉さまなんでしょうか!?」キラキラキラキラ

美琴「…………あんた、七分殺しだから」

黒子「ゑ?」





黒子「という夢でしたの」





美琴「現実逃避はイヤよー?」ニコッ

ビリリリリリリリ

黒子「ああああいいいいい、イイィけどいだだだddddddd」

美琴「こんなモンじゃダメよねー」

バチチチチチチ

黒子「ひぎいいいいあちちちちちちっち!!!」

 

―――――――――

 

 

19870号「師匠、師匠は変態でありながら料理の達人と聞きました、とミサカは神妙な顔つきで話しはじめます」

19870号「その巧みな技は全て一方通行を喜ばせるためと言う事も承知です、とミサカは前置きします」


19870号「……お願いします! どうかミサカにあいつらをギャフンと言わせる術を教えてください! とミサカは土下座します!」






20000号「今セロリたんの写真見てるから待ってとミサカは適当に返事します。ああセロリたんああセロリたんはぁはぁ……」

 

―――――――――

 

 

19870号「終わりましたか? とミサカは顔を引きつらせて尋ねます」

20000号「……今終わりました。とミサカはとても冷静に答えます」

19870号「それで、本題なのですがとミサカは切り出します」

20000号「あ、待って今波きた。セロリたあああああんああああんんん!!」

~~~~~~

19870号「……本題に入っても大丈夫ですか? とミサカは苛々しながら尋ねます」

20000号「OKとミサカはサインを出します」

1987号「ほっ……それで本題と言うのは、セロ……一方通行にバカにされたままでは終われないので、あなたに色々教えて頂こうかと、とミサカは説明します」

20000号「ふーん……でもミサカの料理は全部一方通行を喜ばせる物ですよ? とミサカは事前に確認を取ります」

19870号「構いません、寧ろ好都合ですとミサカは頭を下げます」

20000号「好都合……はっ。貴様、ミサカのセロリたんを奪うというのですか! とミサカはこの策士に恐れを抱きます!」

19870号「ちげーから。一方通行の好物であれば、それほど見直されるでしょうとミサカは足して説明します。それに、あなたの物ではありませんよ、とミサカはミサカ1万4千台のミサカや……霧がないですね、とミサカは切り上げます」

20000号「まあ、丁度セロリたん成分補給しようとしてた所だしいいですよとミサカは頭を上げるように促します」

19870号「ありがとうございます、とミサカは一礼します」
20000号「取り敢えず大雑把だけど、セロリたんが好きなのは肉料理です、とミサカは極秘情報を伝えます」

19870号「肉、ですか? とミサカはあのもやしの好物が肉である事を驚愕します」

20000号「腹いっぱいなのに周りからノせられて肉を涙目で頬張るセロリたんって萌えね? とミサカはナイスな提案を出します。ボリューム7割り増しで行きましょう」

19870号「とても不純な動機ですが、彼にも同居者がいますしいい提案かと、とミサカはその提案にノります」

20000号「んじゃ早速料理教えるからこっち着て下さい、とミサカは足取り軽く動きます」

19870号「楽しみにしていますよ、とミサカはあなたに習ってスキップします」

 

~~~~~~~

 

 

20000号「ミサカの優秀な部下が材料は揃えてくれました、とミサカはこの山盛りのセロリたんを見てはぁはぁします」

19870号「この際です、あなたの性癖は無視しましょうとミサカはため息をつきます。それで、何を作る予定なのですか? とミサカは発表を心待ちにしていることを告げます」

20000号「何ってピジョンの赤ワイン煮」

19870号「ほうほう、ピジョンの……え? とミサカはえ?」

20000号「豪華そうなの選びましたとミサカはレシピをMNWからダウンロードします」

19870号「……この変態を見誤ってました、とミサカは膝を着きます」

20000号「『おお20000号! 旨そうじゃねェか! ご褒美に……』なんてあああんセロリたんに早く会いたいよぉとミサカは体をくねらせます」

19870号「色んな意味ですげぇとミサカはもう開き直ります」

20000号「取り敢えずハトを用意します。生きたまま連れて行く? 無理ですpgrとミサカは誰もいない場所に指差します」

19870号「?」

20000号「何でもありません、とミサカは首を振ります。では早速取り掛かりましょう、とミサカは腕捲くりします」

19870号「……よく見たら常盤台中学の制服ではないのですね、とミサカはジャージ姿のあなたに呆れます」

20000号「あれ暑い。まあ優秀な部下のお陰で解凍済みなので、塩と胡椒を降りかけましょうとミサカはプロの如く最適量を振りかけます」
フサアアアァァァアッ

19870号「お、おぉ……とミサカは腕の動きに着いていけないですが何やら凄いことは伝わりました」

20000号「しっかりこすりつけます、とミサカは教えます」

19870号「そ、それで次は何をなさるのでしょうか? とミサカはドキドキします」

20000号「ん? 室温で1時間放置ですよとミサカは残酷な宣告をします」

19870号「何と……その間は暇ですね、とミサカは台所にもたれ掛って……」
ツルン……ガシィ
20000号「UWAAAAAAAA!? あ、危ねええとミサカはガクブルします!」

19870号「ただこけただけで大袈裟ですよ、とミサカはあなたを宥めます。まあ、地面にぶつかると痛いので助けて頂いたことは感謝します、とミサカは立ち上がろうとします」

20000号「お、おおおお前ミサカ19870号床見ろ見ろとミサカは肩で息をします……」

19870号「床? ……ナナナナナナナナイフですとぉおおとミサカはうぎゃあああぶねえええええええ」
20000号「何でこんな所にナイフが落ちているんですか、とミサカはゲッソリします」

19870号「……あ、ミサカの所持品でしたとミサカは頭を小突きます」てへっ

20000号「何のためにですか! とミサカは盛大な溜息をつきます……」

19870号「では1時間の間に何をしましょう? とミサカは切り替えます」

20000号「そうですねー……まあミサカはセロリたんを鑑賞しているのでそこら辺でもぶらついておいて下さいとミサカは露骨にシッシッします」

19870号「連れないですね、とミサカはつまらなそうに唇を突き上げます」

 

~~~

 

「あ、20000号?」

19870号「?」

「ちょっといいかしら」

19870号「(このミサカを20000号と認識しているのでしょうか、とミサカは考察します)はい、大丈夫ですよとミサカはオーケーします」

「良かったわ。つい最近極秘で手に入れた一方通行の唾液なんだけd」

19870号「ミサカは20000号ではありませんでしたとミサカは速攻でダッシュします!!」

~~~~~

1時間後……
19870号「1時間が経過しましたが、何やら艶々していませんか? とミサカは小さく首を傾げます」

20000号「ダイジョーブですとミサカはニヤニヤします。さて、ハトはどうなってるかなーってミサカはミサカは覗き込んで……!?」

19870号「どうしました? とミサカも同様に覗き込みま……」
20000号「これ、砂糖じゃね? とミサカは恐る恐る指に着けて舐め……甘っ!!」

19870号「あ、申し訳ありません。何となく台所にあった調味料の順番に納得いかなくて……とミサカは頭を下げます」

20000号「あんたが気に食わなくてもミサカは気に入ってたのに! とミサカは割と真剣に怒ります! また1時間放置しなければ……」

19870号「申し訳ありません、とミサカはとぼとぼ出て行きまs」
ツルン……ガッ!

20000号「~~~~~~~~~ッッッ!?」

19870号「あいたっ。後頭部が20000号の足の小指に当たりました、とミサカは涙目になります」

20000号「足の……小指が……セロリたんに撫で撫でされたい……とミサカはしゃがみ込んで痛みを我慢……します……ッ」

19870号「既に2匹目に塩と胡椒をかけましたので、とミサカは颯爽と立ち去ります」

20000号「……また砂糖じゃねええかああああとミサカは叫び散らします!!」

~~~~~

1時間後
19870号「おや、心なしかげんなりしていませんか? とミサカはあなたの顔色を伺います」

20000号「誰のせいだろうね、本当誰のせいかな、とミサカはにらみつけます」

19870号「まあ体調管理はしっかりしなきゃダメですよ、とミサカは不良娘を見る目で」

20000号「見るな!」ビシッ

19870「あいた。……では、早速取り掛かりましょう、とミサカは半そでを更に捲ります」

20000号「あ
20000号「あなたが休んでいる間にミサカがセップ(という材料があるらしい)を輪切りにしておきました、とミサカは功労賞を要求します」

19870号「一方通行に頼んでおいて下さいとミサカは一蹴します。でもありがとうございます、とミサカは頭を撫でてあげます」

20000号「まずはハトに着いてる塩と胡椒を洗い流しますとミサカは既に実行しました。フライパンを取って下さい、とミサカは指示を出します」

19870号「了解しました、とミサカはフライパンを取って時間短縮に放り投げます」
ブンッ……パシッ!

20000号「フライパンは投げる物じゃありません、とミサカは微笑みます。次やったら潰しますよ」ニコ

19870号「これは失敬とミサカはションボリします」

20000号「あ、オリーブオイルも取って下さいとミサカは近くにいるあなたにまたしても指示を送ります」

19870号「これですね、とミサカは手に取り前回の教訓を生かして走ります」

20000号「あ、バカ、蓋空いてr」バシャー……ポタポタ

19870号「あわわ、20000号にローション趣味があったとは、とミサカは慌てて顔を隠します」

20000号「……ムカつきました。巻き込んであげます、とミサカは飛び掛ります」

19870号「わっ、ヌルヌルしますとミサカは慌てて離れて……」ツルッ

20000号「ふははは! その体の細部まで油塗れにしてやるから覚悟するのだとミサカは本領を発揮します!」

19870号「ちょ、ドコに手を突っ込んでるんですか! とミサカはあなたの腕を掴みますが油のせいで! ちょ、やめてくだs」
ー若返った。すげー若返ったとミサカは油を拭ったのに体をテカテカさせます」

19870号「……この恨み一生忘れませんから、とミサカは座りながら睨み付けます」

20000号「泣いてちゃ迫力ないよねー、とミサカは呆れ果てます。まあ過ぎた事ですし、料理を再開しましょうとミサカは促します」

19870号「……立てません、とミサカは告げます」

20000号「わぉ、経験無かったんだとミサカは驚きます。まあミサカも本番は」

19870号「自主規制を発動します!!」

20000号「おっと。まあ油入れたフライパンも熱しましたとミサカはニヤニヤします」

19870号「? 何故、その行動でニヤニヤするのですか?」

20000号「それは……次に入れる具材がセップ、 セ ロ リ たん、パセリだからだよ! とミサカはぐへへへへへと笑いますぐへへへへ!」ぐへへへへ!

19870号「……ええ、無視する事にしますからとミサカは何事も無かったかのように立ち上がります」

20000号「生まれたての小鹿みたいですね、とミサカは嘲笑いますpgr」

19870号「う、うるさいですよ! とミサカは……おっと」ガクン
……ゴチン!

20000号「~~~~~~~~~~~~~~~~!?!?!?」

19870号「あいたた……おでこが20000号の足の指にぶつかりました、とミサカは額を撫でます。ごめんなさい、大丈夫でしたか? とミサカは見上げて……」

20000号「……うん、大丈夫。うん、お前覚えとけよ、とミサカは意味深な言葉を残します」
19870号「いい香りがしてきましたね、とミサカは嗅覚を使います」

20000号「そろそろかな、とミサカはピジョンを入れるように促します」

19870号「了解しました、とミサカは放り入れます」

20000号「!?」

ヒュー……バチャンッ!

20000号「あちちちちちtttt」

19870号「大丈夫ですか!? とミサカは駆け寄ります!」

20000号「誰のせいだ誰のー! とミサカは手の甲をふーふーします!」フーフー

19870号「申し訳ありません、とミサカは目を伏せます……」

20000号(こいつ、ミサカを恨んでる奴からの刺客だったりしそうだわーとミサカはちょっとビビります)

19870号「ココはミサカがやりますね、とミサカはスプーンを取り出します。オイルを肉にかければいいだけですから、少し休んでくださいとミサカは罪滅ぼしします」

20000号「はーいとミサカは素直に受け取ります」

 

~~~~

 

 

19870号「……確か、表面が均等にイイ色なるまで焼くんでしたね、とミサカは20000号の言葉を思い出します」

19870号「やや、茶色くなったような。とミサカは考えますが、多分気のせいでしょう」

19870号「最初の頃より黒くなってきましたね……ですが、イイ色というくらいなのだからそれ相応の色に変わる事でしょう」

19870号「MNW通信……《20000号。そろそろいいと思うので着て下さい》」

 

~~~~

 

20000号「……」

19870号(あれが焦げですか……不覚です、とミサカはセップを切ります)

20000号「……」

19870号(20000号には悪い事をしましたね……学園都市に着いたら、小遣いで何か買ってあげましょうとミサカは計画をします)

20000号「……」チラ

19870号(一方通行の標識とかですかねーとミサカはプレゼントに悩みます)

20000号「うをぃっ!! 形最悪です、とミサカは慌ててその手を止めます!」

19870号「あ、これは申し訳ありませんとミサカは包丁の手を止めます」

~~~~~

 

20000号「ようやくさっきまでの所に来ました、とミサカは肩を下ろします……」

19870号「今回は20000号が宜しくお願いします、とミサカは業務を放り投げます」

20000号「そんなに放り投げるのが好きなら窓から放り投げましょうか、とミサカはジト目します」

19870号「そんな恐ろしい事を言わないで下さい、とミサカはガクぶるします」ガクガクブルブル

20000号「はぁ……まあいいです、休憩していて下さいとミサカは手を振ります」

19870号「では遠慮なく……あー疲れた疲れたとミサカはソファに寝転がります」

20000号「ミサカは今からもっと疲れますけどね、とミサカは本当に遠慮の無いあなたを見てあきれ果てます」ハァ

19870号「おやおやぁ? 自分で言っておいて矛盾してますね、とミサカは指摘します」

20000号「じゃあ休憩の言葉を撤回しまs」

19870号「調子こいてすみませんでしたとミサカは頭を下げます」ガバッ

20000号「……まあ、そこを動かないで下さいねとミサカは頼みます。(これ以上動かしたらどうなるか分かったもんじゃねーよとミサカは心中穏やかではありません。あー小指いてー)」

19870号「……(20000号には迷惑掛けっぱなしですし、お茶でもいれましょうかとミサカはこっそり立ち上がります)」

20000号「あらよ、っと。ほらよーっと! とミサカは華麗に調理します! ほっ」

19870号「……(ほっ、無事コップとお茶を取れましたとミサカは安堵します)」

20000号「フライパンの余分な油を取り除いてー……あちち。いっきに調味料を入れるZE! とミサカは豪快且つ繊細な動きでフライパンに投入します!」

ボゥ!
20000号「おぉーっと。赤ワインで炎がでt」


19870号「キャッ!?」

バシャーン!

20000号「……これ、お茶ですよねそうですよねピジョンのお茶煮ですかそうですか? ねえ? 何? わざと? え? え? キレていい? 体の隅々まで犯していいの? ねえ? ねええ?」
19870号「す、すみません……喉が渇いただろうと思ったのですが、それだけは勘弁して下さいとミサカは涙ぐみます」グスン

20000号「……泣き落としが効くのは男限定なんだぜとミサカは手をワキワキさせます」

19870号「ちょ、ちょっと待って下さい! ほ、ほらフライパンを見ていないと……」

20000号「えー? もう調味料入れたし、そう何羽もピジョンを使えないし、練習だしこの際お茶が入っても気にしないのですとミサカはフライパンに蓋をして火を弱めます」

19870号「あ、あんな所にUFOが! とミサカは遠い彼方を指さします!」

20000号「残念だったなぁミサカはセロリたんにしか振り向かないんだよ! とミサカは飛び掛ります!」

19870号「ギャー! 降りてください上に乗らないで下さい触らないで下さい! とミサカは全身全霊で抵抗します!」

20000号「ピジョンに火が通るまで20分ちょっと……その間にしっかりと償いを受けて貰いますよ、とミサカはあなたに頬擦りしますうふふ」

19870号「ひぃ!?」

20000号「おや、中々に綺麗なお肌じゃありませんかとミサカはぺろり」

19870号「!?」ゾクゥ

20000号「では早速ミサカとミサカの料理を開始しましょうか、とミサカは妖しく微笑みます」ニヤァ

19870号「ちょ、ストpp、やめ、う、うわあああああああ!」

20000号「……19870号♪」

19870号「……20000号さまぁ♪」

20000号「チミは実に可愛いね、とミサカはあなたの頬をなぞります」

19870号「そんな、また発情しちゃいます……とミサカは頬を赤らめて……たまるかっー!!!」

20000号「おぅ、突然の豹変」

19870号「危ない、身までならず心まで侵略されかけましたとミサカは素早く距離をとります!」

20000号「おいおい、ホイホイ逃げちまっていいのかい? もれは百合だって行けるんだぜ? とミサカはうろ覚えに某いい男の真似をします」

19870号「あなたの変態度は留まる所知らずですか、とミサカは身震いします」ブルブル

20000号「いやぁ、ミサカにも無理なものはあるけどね? とミサカは無理な物を思い浮かべて…………――(あれ? あったっけ? 無理な物)……思い浮かべます」

19870号「今の間は何ですか!? とミサカは本当に戦慄します!」

20000号「……さて、そろそろですかねーとミサカは蓋を開けてみます」モワァ……

19870号「……なんたる異臭、これは20000号の放つ異臭でしょうかとミサカは勘ぐります」

20000号「あんたのお茶のせいでしょ! うわぁ、最悪だコレ最悪すぎる! 19870号責任持って食えよとミサカは催促します!」

19870号「え!? ミサカが食べるんですか!? あなたが殆どを担当していたのに、この異臭を放つ食べ物をミサカに食えと! なんたる鬼畜、とミサカはあなたのその性格に慄きます!」

20000号「…………おい久しぶりにキレちまったぜちょっともれの部屋来い」

19870号「え? 拒否権は無いんですかちょっと待ってストpp……い、いやあああああああああああああああ!」

 

 

 

 ――某所。そこでは、とあるレベル5の男女が揃っていた。それだけ聞くと何とも恐ろしい場所ではあるが、実際見てみればその感情も薄れていくだろう。
 特に豪華さを帯びていず何の偏屈も無い一軒家のキッチン。そこでは、拳マークの描かれたエプロンを着た男と、桃色の模様が描かれたエプロンを着用している女がいた。

「お前が俺を訪ねてくるとは予想外だった、第四位原始崩し?」

「……その呼び方は好きじゃないわ。麦野とでも呼びなさいよ。それよりこっちの方が意外ね、第七位削板軍覇」

削板「そうか、悪いな。まあ俺くらいになると料理なんか簡単に出来るんだよ」

麦野「その言い方ムカつくけど……今回は下手に出てやる。男の料理店、店長削板くん?」

削板「ふん。まさか暇つぶしで始めた料理店がここまで盛況するたぁ俺も予想外だったぜ」

麦野「今の言葉従業員に聞かせてみなさいよ、目ん玉引っくり返るわよ」

削板「べっつにー。いいじゃねえか、暇潰し。結果として賑わってるんだからな」

麦野「……まあ、いいわ。今回はしっかりと教えてもらうわよ」

削板「それは構わねぇけど、もっと、こう? おとしやかな料理じゃなくていいのか?」

麦野「バーカ。私にそんなの似合わないっつーの」

削板「それもそうk」

麦野「否定しろよ」

削板「否定する要素が無い。さて、ここで材料の確認をするぞ?」

麦野「ええ、お願いするわ」

削板「……ふむふむ。ちゃんと言われた物買ってきてるな。だが……」
削板「今回作る男の料理は、ずばり! オムライスだ!」

麦野「(男っつうよりガキじゃねぇか)……わー」パチパチ

削板「おいおい、やる気が足りねぇなぁ! もっとこうすんだよ!」パンパンパンパンパン!

麦野「手拍子が風船割ってるみたいじゃねーか……はいはい」パチパチパチパチ

削板「今度は根性が足りねーんだよぉー!」

麦野「うぜええええ」バチバチバチバチバチ

削板「やりゃぁ出来んじゃねぇか。そんじゃ早速作っていくぞ」

麦野(……料理店が評判いいから来てみたけどよぉ、人選間違ったよなこれ)

削板「まずはフライパンにオリーブオイルをいれて……にんにくを用意します」

麦野「あん? 先ににんにく切っとかなくて良かったのかよ」

削板「ん? 問題ねぇよ」

グッ……バキャッ!

麦野(手で握りつぶした……だと……)

削板「力加減ミスると汁になるからな。こう、指でパーンと弾くようにするのがポイントだ」

麦野「普通はにんにく握りつぶしたりしないって。しかも上手い具合に木っ端微塵だし」

削板「根性がありゃ出来る」

麦野「……(やっぱうぜぇ)」
削板「にんにくもいい色になってきたし、アンチョビ入れるか」

麦野「……アンチョビ?」

削板「何お前、そんな事も知らないのか?」

麦野「……知ってるけど? 知ってますけどぉ? バカにしないで下さいよーそんなの常識よねー」

削板「肉だぞ」

麦野「そうそう肉よね」

削板「嘘だけどな」

麦野「死ね」

削板「うし、アンチョビも溶けてきたしご飯いれるか」

麦野「あー、私ご飯入れるときよく失敗するのよね。何かポイントとかあるかしら?」

削板「んー、強いて言えば……――ふん!! ……根性だな」




麦野(ぜってー人選ミスったって。あークソ急用とか言って帰ろうかしら)

削板「そう言えば、おとしやかに料理作るのは似合わないって言ってたけど、お前ほど美人なら男料理も似合わないと思うぞ?」

麦野「なっ……し、仕方ないでしょ。こっちの事情ってのもあるんだから!
   (……オホホとか言って料理作ってたらフレンダに頭の心配されるし)」

削板「そうか、まあ今回は俺から男の料理の技術っつうもんを自力で盗んでみな」

麦野「……盗むっつったって根性99%のあんたから何を盗めっていうのよ」

削板「いや、俺はまだまだ未熟だから」

麦野(……? 根性野郎にしちゃ後ろ向きね)

削板「根性は98%しかない」

麦野「変わんねぇよバーカ」

削板「だけど待てよ……俺が目指すのは根性100%。だがもし俺が根性100%になったらどうなるんだ? 残り2%が人間味だとしてもそれが消えたら俺は何になるんだ……?」

麦野「根性100%人間2%になるから大丈夫よ」

削板「そうか! 麦野、お前って頭いいんだな!」

麦野(こいつマジでバカじゃねぇの?)

削板「白ワインちょっと入れるからどいとけよー」ボゥッ

麦野「あら。ケチャップとかは使わないのかしら?」

削板「…………――聞くな」

麦野「あるぇー? もしかして根性98%の削板くんって、トマトが無理なのかしらーん?」

削板「そそそそんな訳アルカイザー! ただケチャップを使うのは男らしくねぇし根性が無いしあんなヘタレ使いたくもねぇだけだし!」

麦野「へー? 削板って案外かわいいのねー」

削板「あ、あそこにUFO!」

麦野「え? どこどこ!?」

削板「パセリ入れて、と」

麦野「……嘘かよ」

削板「……UFO信じるなんて麦野にゃんもかわいーんだなぁ?」ニヤニヤ

麦野「……あ? もしもしフレンダ? 面白い情報あるんだけど、うん。第七位に関して」

削板「ふんぬるぶわぁああああ!!」バキィ!

麦野「携帯の弁償代100万ね」

削板「え?」

麦野「ジョーダンよ。まあ、スペアの携帯だしいーけど。次ふざけた真似したら……あんたこの携帯と同じ目に合わせるからね?」

削板「心しておく」キリッ

麦野「そんで? 次はどうするの?」

削板「火は止めて、調味料バーンだ」

麦野「……まさか根性ー! とか言ってドッサリ入れる気じゃないわよね?」

削板「…………――――根性ー!!!」

麦野「うぉおおおい!?」

削板「これは俺の料理だ!」

麦野「こんな味濃いもん食えるかっつーの!」

削板「あ、大丈夫だ。後で拭うから」

麦野「最初からすんなよバカイタ!」

削板「次はオムレツだな。卵を使うから気を付けねーと」

麦野「? 卵を使うのに何で気を付けるの?」

削板「卵の殻って薄いだろ?」

麦野「……まさか」

削板「力加減が難しい」バキャッ

麦野「おいおいおい!? そんなんでよく店長やってこれt……って何じゃこの卵の量は!?」

削板「レベル5の財産を使って卵をありったけ用意してる」

麦野「キメーこいつキメェ! 同じ階級ってだけで寒気する」

削板「ふん! っち。ふん! ふん! ふん! ふん! ふん! 根性! ふん! クソ。ふん! ふん! ふん! オラ! 根性! オラ! ふん! おら! っちぃ! ふん! ふん! ふうううん!」バキャバキャバキャバキャバキャバキャバキャ(ry

麦野「卵一つも割れないって……」

削板「黄身に殻が混じっちまうだけだぞ」

麦野「それがダメなんじゃねーか。貸してみな、私がやったげるから」

削板「お? そうか、じゃあ頼む」

麦野(台所卵クセーし……)

削板「根性が足らないのが原因だ……もっと根性付けねーとな」

麦野「寧ろ根性減らせよ」

削板「死ぬから無理だな!」

麦野「あらよっと、こんなもんかしらねー」

削板「……スゲェな、見直したぞお前。スゲー根性あるじゃねーか」

麦野「寧ろ根性無いから卵破壊したりしないんだけど」

削板「根性がありゃ何でもできる。だから卵を上手い事割れなかったのは根性が足らなかったからだ!」

麦野「前提からちげーよ」

削板「そんじゃこのボウルに牛乳を……」

麦野「……さっさと入れなよ」

削板「…………――――」ゴクゴクゴクゴクゴキュ

麦野「はぁ!?」

削板「旨かった!」

麦野「ブワァーカ! テメェ牛乳空じゃねぇか!」

削板「いやー。根性成分欲しくてつい」

麦野「牛乳で補えるのは骨と胃だけだっつーの!」

削板「ん? 知らねーのか麦野。牛乳の99%は根性なんだぜ」

麦野「じゃあテメェは牛乳に負けてんのかよ!?」

削板「あっ。じゃあ違う、牛乳は根性97%な」

麦野「後付してんじゃねーよ第七位ィ!」

削板「なんのことかおれわからない」

麦野「……今回は。本当にたまたーま冷蔵庫に牛乳あったから良かったけど次やったらただじゃおかないからね」

削板「牛乳一つでここまで怒られるの俺初めてだ」

麦野「(うぜぇ)……そんじゃ混ぜるわよ」

削板「ああ。確かポイントは、泡立てないようにゆっくり混ぜるらしい」

麦野「らしいって……まあ、参考にするわ」マーゼマーゼ

削板「……うちの従業員の中で根性が無い奴の言葉だからなー。あんまり信用できねぇ」

麦野「その従業員大事にしなさいよ」マーゼマーゼ

マーゼマーゼ……

マーゼマーゼ……

マアアーゼエエーマアアアアアアーーーーゼエエエエエーーー……

麦野「(案外楽しいじゃない、何だかんだ言ってこういうのって新鮮よね。それに、こいつも何か、こう、母子本能擽ってくるし。たまにはいいかなー)……――♪」

マーゼマーz……

削板「おそおおおおおおおおおおい!!!!」

麦野「きゃっ!?」

削板「そんな混ぜ方が男の料理であってたまるかー! 卵ってのはこう混ぜるんだよ!」

ギュイーンガシャガシャガシャドドドドドドドグチャチャグチャボボボーボボボーボボウィーンカシャカシャカシャブワアアア!!!!!!!!

麦野(……数秒前の私ぶっ殺せないかにゃーん?)
削板「次はバターをフライパンに入れるんだが、特別用意したたこのコンロ最大温度は摂氏3000度だからな。フライパンを暖める必要は無い」

麦野(それ何てイノケンティウス?)

削板「流石に俺も最大温度は自重するけどな。まあ割と強めで……バターぼーん!」

バッシュウウウウウウウウ!!!!!

麦野「!? あんた何度にしたのよ!?」

削板「んー……2000度強?」

麦野「バター完全に蒸発してるじゃない……せめて3桁にしろよ……」

削板「そりゃ根性がねぇな……言っとくけど、俺は折れないぞ?」

麦野「んじゃ私が調節するわ」カチッ、ポーイ、ジュッ

削板「何て根性の無ぇ野郎だ……」

麦野「そもそも野郎じゃないからね?」

削板「……――俺とした事が……! 忘れてた!」

麦野「おいちょっとカメラ止めろ」

削板「カメラ何てねぇぞ?」

麦野「……止めないと、ブ・チ・コ・ロ・シ・カ・ク・テ・イ・ヨ?」

削板「誰に言っt」







――※暫くお待ち下さい――

 

 

削板「いやー麦野は相変わらず美人で綺麗で華麗で美麗で根性で可憐でとにかく凄い女性だなぁ」

麦野「途中で何かいらねー物入って無かったかァ? またぶち殺されたいのかなー?」

削板「死んでないけどやめてくれ」

麦野「第三位から七位の強弱は僅差つっても、七位と四位はちげーんだよ」

削板(俺は未知の力だから第七位だけど……機嫌損ねそうだな。うん。俺は学ぶ男だから口にはしねぇ)

麦野「そんじゃ、卵フライパンに入れよっか」

削板「気をつけろよー」

麦野「……一応聞いておいてやる。何に気をつけるってのよ?」

削板「え? そりゃ、ドバーンってやったらバシャーンって跳ね返ってくるし」

麦野「テメェ店長辞めた方がいいんじゃねーの? 割と本気で」

削板「俺は水分の多い料理が苦手なだけだ!」

麦野「卵すらも水分の多い料理になんのかよ……」

削板「まあ、苦手なモンは仕方がねぇ。根性が足らないからな、今の俺は……。だから頼んだぞ麦野、お前なら俺が出来なくても出来る。あい、きゃん、ふらい」

麦野「それだと私のほうが根性たけーみてぇな言い方じゃねぇか。後、I can fly じゃなくてYes you(we) canじゃね?」

削板「あー。何か語呂が似てたからつい。いぇす、あい、きゃん!」

麦野「お前はできねーよ」ジュゥウー……

麦野「卵ってぐちゃぐちゃになりそうで嫌いなのよねー」

削板「とか言いつつ上手いじゃねーか」

麦野「そりゃプロとまでは行かないけど、こんくらいはできるし」

削板「……たまたまだからな! 今回は俺の苦手料理だからこうなっているだけだ!」

麦野「自ら苦手料理選ぶなんてバカじゃない?」

削板「いや、根性でどうにかできるかなーって」

麦野「できねーよ」

削板「今までは従業員が担当してたからなー」

麦野「寧ろあんたが何作ってるのか気になるわねー」

削板「……聞くか? いいぞ、教えてやる! 俺の男の料理がどんなものk」

麦野「ご飯ボーン。あ、ごめんちょっとだけ飛んだわ」

削板「あつぅ!? あ、あつつつぅ! お前、俺が根性無かったら死んでたぞ!」

麦野「そんくらいで死なねーよ」

削板「それもそうか。あ、卵うめぇ」

麦野「顔についたのを舐めるなはしたない」

削板「下ネタだらけの麦野に言われるとはな」

麦野「関係ねぇよ!」

削板「そうか?」

麦野「……。そいじゃ、火も止めたしご飯包むか」

削板「……」ウズウズ

麦野「……何よ?」

削板「ん? 何も」ウズウズ

麦野「……」

削板「……」ウズウズ

麦野「……わぁーったよオメェがやれよ!!」

削板「! ま、まぁ麦野がどうしてもやってくれっていうなら俺が根性でやらない事もないけどな!」

麦野(果てしなくうぜぇ)

削板「……ド・根・性ッッ!!!」

 ――その時。麦野は、確かに見た。明らかに「俺やりてーんだけど」雰囲気を醸し出していた削板にバトンをタッチし、背後から彼を見守っていたのだが、一瞬麦野は己の目を疑う。
 菜箸を使う訳でも無く、ほら、あれ。お好み焼きとかひっくり返す奴を使う訳でも無く、削板が使ったのはそう、己の拳ッ!
 フライパンの手で持つ所を音速に達する拳で迫り、そして引いた。その衝撃波にフライパンは轟音を立て振動し、だがここからが麦野の目を疑わせたのだ。
 当然そんな事をすれば中身は吹き飛び、最悪麦野の顔にべっちゃり行く軌道だったかもしれない。にも関わらず、ご飯を乗せた卵は垂直に飛んで行きその両端を中心部へと持っていくと、一回転した。そう、一回転である。
 まるで聖母マリアのようにご飯を包み込んだ卵は一回転し、フライパンで焼かれた綺麗な背後を見せると、何事も無かったかのようにフライパンへと到着。
 穢れの無いオムライスが今ここに、そう、今まで散々バカにしていた削板の手によって仕上げられた。これこそ彼がやりたがっていた理由なのだろうか。この腕前を見れば削板が料理店長である事を疑えない。正真正銘――本物である。






麦野(で? 今のをどうやって私にやれって? やっぱ人選ミスったろ畜生がクソクソクソ)

削板「どや?」ドヤ顔

麦野「腕は認めるが果てしなくうざい」

削板「はっは、まぁ根性があれば出来ない事も無いぞ。うちの従業員は八人これが出来るから」

麦野「そいつらとは会いたくねーな」

削板「そうそう、新人に入った奴が中々根性ある奴でな」

麦野「そういうのはいいから。もう食いましょ」

削板「む、それもそうか。我ながらいい出来だと思うぞ」

麦野「我ら、ながらにしなさいよ」

削板「モキュ……モキュ……うん、うまい!」

麦野「もぐもぐ……あら、美味しいじゃない」

削板「モキュ……モキュ……」

麦野「あんたその音どうにかならないの?」

削板「モキュ……ムリ……ダキュ……モキュ」

麦野「その音で返事すんじゃねェよォォ!」

削板「ごくん。それは悪かった」

麦野「自分で言う効果音ほど陳腐な物はねーな」

削板「いや、ごくんとかもぐもぐ、とか何か食べてますよーって感じしねぇ?」

麦野「食ってんだからそんな事感じなくていいんだよ」

削板「えー」

麦野「えーじゃねェよ」

削板「そうだ、お前俺から何か技術盗めたか?」

麦野「精々レシピくらいかしらね」

削板「な! ほら、最後のとかどうだった?」

麦野「確かにスゲーけど私には無理無理」

削板「Oh,,, ま、まぁしょうがねーな」

麦野「寧ろあんたのレシピがもともな事に吃驚したわ」

削板「そうか。な、なぁ麦野」

麦野「んー?」

削板「今度でよかったら、いや、気が向いたらでいいんだが……また料理教室に来てくれねーか?」

麦野「んー……ま、割と楽しかったしいいけど。どうしてかにゃーん?」

削板「そ、それはだな。……俺より根性があるからだ!」

麦野「……ブ・チ・コ・ロ・シ・カ・ク・テ・イ・ネ」

削板「うぎゃああああああああああ!!」

チュドーン……

一方通行「…………」

上条「…………」

一方通行「……オイ」

上条「はいっ!?」

一方通行「…………――――なァンでオメェがこンな所にいるのかなァ!?」

上条「ひ、ひぇえぇ!?」

 

~ドキドキ☆一方さんとKJさんのお料理対決!~

 

 

司会「さーて始まりました! お料理対決、審査員の方々を紹介します! まずは、男の料理店で店長を勤めている削板軍覇さんです!」

ワーワー

削板「何か恥ずかしいな、こういうの」

司会「続いては、特にコレと言った資格も何も無いのにいつの間にか審査員になっていた垣根帝督さん!」

キャーキャー

垣根「俺の財力に常識は通用しねぇ」

司会「そして食べる事に関しては右なし! 審査員の審査でぶっちぎりの食べっぷりを見せてくれた銀髪のシスター、インデックス……リ、リブロ……? ……インデックスさんです!」

キャーワー!

インデックス「早く、ご飯を持ってくるんだよ! 量さえ多ければ点を上げるんだよ!」

司会「以上の三名に審査をして頂きます!」

ワーワーキャーキャーイエーイフォーウヒャアアアアア

一方通行「……」

上条「……」

一方通行「オイ」

上条「は、はい!」

一方通行「……負けねェからな?」

上条「……お、おう?」

・・・・・・・・・・

司会「ではお手元にある材料を確認して下さい! オッケーですね? では第一回戦Aブロックの料理は……「肉」系お料理だー!」

垣根「大雑把だな」

インデックス「肉! 肉が来るんだよ!」

削板「腹がもたれそうだ」

司会「審査員をうねらせるようなとびっきり美味しいお肉料理をお手元の材料でおつくり下さい! では、はじめます!」

ワーワーキャーキャー



一方通行(クカカカカ! いきなり当たりを引ィちまったンじゃねェの? 好物である肉なンざいっくらでも作れるっつゥのォ!)

一方通行「オラオラオラァ! 俺にかかりゃ材料を切るなンざ造作もねェンだよォ!」

司会「おおーっと! 一方通行選手凄まじい速度で肉を、いや、野菜も! 全てを均一且つとても素早く切っていくぅ! ……! おおっと、一方通行選手に負けない選手がいるぞー!」

一方通行「あァ!?」

白井(ここに参加するだけで頂けるゲコ太ストラップをお姉さまに献上するためですが、どうせなら優勝を目指したいですの)

司会「彼女は空間移動能力者かぁ!? 持参している包丁を瞬く間にテレポートしどんな硬い肉でも切り裂いているー!」

一方通行(チィ! ババアがうぜェ! だが俺のベクトル操作に敵はいねェ!)

司会「一方通行選手、対抗心に火が点いたか! 腕の速度が倍早くなっているー!」

白井(あの殿方やりますわね……ですが早いだけが料理ではありませんことを、お忘れなきよう!)

司会「おおっと、一方通行選手がボウルに入れたのは……生パン粉と牛乳、微塵切りの玉葱、ナツメグ、卵だぁ! まさかこれはぁ!?」

一方通行「クキャカカケカコカキカカケ!! 俺にかかりゃ混ぜるなンざ一秒だァ!」

司会「ハンバーグかぁ!? 肉と塩を更に混ぜ合わせ……瞬く間に終わった! あの腕の速度で何故中身が飛び散らないのが不思議でなりません!」

一方通行(答えはベクトル変換ですってなァ! あのババァも手こずってるようだし、こりゃAブロック敵無しですかァ!?)

白井(むむ、あの殿方の能力を見誤っておりましたの……これはワタクシも本気を出さざるおえないですの)

司会「おおーっと!? 白井選手の空間移動速度が増しに増して……素晴らしい! 既に一方通行選手に追いついたー!」

一方通行(あァ!? っちィ、油断はできねェか……だが俺のハンバーグに常識は通用しねェ!)

垣根「何かイラってきたぞ」

インデックス「肉はまだなのぐんぱー!」ガブ

削板「いでぇ!? お前、何で俺に攻撃してくるの!?」

一方通行「ベクトル操作を使ったァ! 一人キャッチボールだァ!」

司会「おおっとぉ!? 一方通行選手の広げる両手の間を肉眼で追えぬようなスピードで何かが行き交っている!」

一方通行(あァ懐かしいぜェ。ガキン頃はこうやってよく遊ンでたもンだ)

 

                                                      つづく

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