ステイル「最大主教ゥゥーーーッ!!!」 >              エピローグ > 01


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一ヶ月後 聖ジョージ大聖堂 大広間


建宮「えーそれではお集まりの皆さん、この不肖建宮斎字が音頭を取らせていただくのよ!」

レッサー「よっ、やれやれ!」

建宮「ロンドンの街を守り切った我々と、新たな三人の仲間、そしてなにより――」

天草式「「「なによりー!?」」」



建宮「我らが麗しきアークビ「『私の』くぁいいインデックスの誕生日に、カンパーイ! なりしよ!!」

   あああああぁぁぁぁ!? なにするのよなー!!」



                    「「「「「「カンパーイ!!!」」」」」」 



建宮「oh……」

五和「げ、元気出してください建宮さん。おしぼりいりますか?」

建宮「おお五和……今の俺の癒しはお前だけなのよ…………」

五和「ほ、ほ、ほ、本当ですか!? 私、建宮さんのお役に立てて……?」

建宮「そのとーり! さあその『隠れてない巨乳』に顔を埋めさせてほs」



シンクノソラー



ステ「どいつもこいつも、主賓そっちのけで騒いでるな……」

イン「みんな楽しそうだから、別にいいんだよ!」

ステ「こう言っちゃなんだが、貴女の誕生日に括られて歓迎会をされるあの三人だって……」

元春「本人たちは一向に気にしてないからいいんだぜい」

火織「……結局のところ、財政難が一番の原因なわけですが」

ステ「…………」

元春「………………」

イン「なななななんで、私の方を見るのかな!?」


元春「その豊かな胸に手を当てて考えるぜよ……誕生日おめでとう」

火織「とりあえず一日五食はやめましょうね……誕生日おめでとう」

ステ「ダイエットの成果はどうなったのかな……誕生日おめでとう」

イン「とってつけたような祝いの言葉はやめて欲しいかも!?」


火織「おや……ステイル?」

イン「どうかしたかい」

ステ「今、インデックスに敬語を使ってませんでしたよね?」


イン(何で……!)

ステ(こんな時だけ鋭いんだ…………!)


元春「ほう、ねーちんにしてはなかなか早かったぜよ」

火織「なんですか……また私だけ気付いてなかったとかですか……」ズーン

元春「いやいや、なかなか尻尾を出さないようにはしてるから、皆そんなには気付いてないにゃー」

ステ「べっ、別に前から敬語が外れる事は珍しくなかっただろう!」アセ

イン「そっ、そうかも! 二人きりの時は普通がいい、なんて頼んだわけじゃ」アセアセ

ステ「ホントに隠す気があるのか貴女はァーーーーッッ!!!」


ステ「くそ、油断したか……」

火織「別に堂々としていれば良いでしょう」

イン「そ、その。私が、恥ずかしいって言ったから……」

元春「上司と部下になる前はタメだったろうが」


ステ「そこらへんの女心ってヤツは僕にもよくわからないがね……
   まあ、最大主教が望むのなら、僕は何だってするよ」


イン「あぅ……」カァ

元春「見事なカミやん病だ……殴りたくなってきた」ウズウズ

火織「でもその割に名前は呼ばないのですね?」


ステ「…………」

イン「…………」

元春「……どうやらそこは地雷原だ、ねーちん」

火織「?」


元春「さて、いつまでもお邪魔するのもなんだし」

火織「そうですね、後は若い二人に……」

ステ「たいした歳の差でもないだろうが二十八歳!」

火織「冗談ですよ。来客に挨拶するのもあなた方の務めでしょう」

元春「(オレは冗談を言った覚えはないですたい)だな、会場を回って見せつけて来い」

ステイン「「何をだ(かな)!?」」

元春&火織( (それをだよ) )




移動開始…………


ガヤガヤ ワイワイ


ステ「……回るのはいいが、ドンチャン騒ぎで皆こっちには見向きもしないね」スタスタ

イン「皆嬉しそうだから別にいいかも。…………あ、あれ!」ヒョコヒョコ

ステ「アレ? ……………………さて、ではアチラに……」




クランス「おおインデックス! この度は誠に目出たいな!」


ステ「なんで居るんだよッ!! おかしいだろロシア成教!!!」




クラ「友人の生誕日を祝いに来て何が悪いんだ?」

ステ「いや、外交上いろいろあるでしょう? 其方のブレーンだって……。
   …………ブレーンからしてアレだったな」

アニェーゼ「アレってのは、あっちでばか騒ぎの中心に居るアレのことですかい?」


イチバンタテミヤ! フリーキックヤルノヨナー!

オナジクイチバンワシリーサ! キックサレルボールヤッリマース!


ステ「…………」

イン「……なんでもありなのかな、あの人」

サーシャ「第一の懇願ですが見ないで聞かないで触らないでください! ロシアの恥ですあれはッ!!」

アニ「……ああ、あれが『カナミンスーツのワシリーサ』ってワケですか」

サー「第一の質問ですがまたかあのバカ上司ィィィーーーーッッ!!!!」


ステ(安定感があるいい人材だ……)

イン(ステイルの目がプレミアリーグの監督みたいになってるんだよ……)


イン「あれ? そう言えばなんでアニェーゼが二人と一緒なの?」

ステ「そういえば……何かつながりがあったのかい君たち?」

アニ「よくわかんねーですけど、あのアロハ野郎にお偉いさんだからって
   案内役を押し付けられちまったんですよ。こちとら初対面だってのに」

サー「…………!! 第一の解答ですがその通りです! 私たちに特に面識などありません!」

クラ「きゅ、急にどうしたんだサーシャ?」

アニ「サーシャ…………?」

サー(うわあああぁぁぁ!)


アニ「ああ、ああ。なぁるほどぉ……」ニヤ

イン(あ、スイッチ入った)

サー「だ、第二の質問ですがその凶悪な顔はなんですか!?」

ステ(待て落ち着け、これは土御門の罠だ)

アニ「そうそう、その口調で気付くべきでしたねぇぇ……
   痴女としか思えない拘束服のサーシャ=クロイツェフさぁん?」ニタニタ

イン「…………拘束服?」

ステ「………………痴女?」

サー「いやあぁぁぁあぁぁ!!!!!
   第二と第三と第四の懇願です、お願いだから黙ってください!!!」


クラ「ん? あれはあれで可愛かったじゃないか、サーシャ」キョトン


サー「え…………」キュン


アニ「……チッ。予想外の展開になりやがりましたね。
   はぁ……どいつもこいつも……」デアイガホシイ

ステ「だいたいにして頬を染める場面とは違うだろう、これは」

イン「ちっちっ、そこが乙女心の難しさなんだよステイル」

ステ「貴女は全世界の乙女に謝るべきだと思うね」


クラ「ああ失礼した。すっかり遅れたが誕生日おめでとう、インデックス」

サー「……ハッ! だ、第一の祝辞ですが、おめでとうございます」

アニ「ああ、私もまだ言ってやせんでしたね。おめでとうございます、最大主教」

イン「ふふふ、ありがとう!」


クラ「……『ありがとう』とは紛れもなくこちらの台詞だ」

サー「第二の解答ですが、私を長年の悩みから救ってくれたのは、貴方です。
   なんと、お礼を言えば良いのか…………」

ステ「…………」

イン「サーシャがお礼を言うべきなのは、クランスのはずなんだよ。
   あんなに頭を下げられたら、断れるはずないもん。
   ほーんと、サーシャは愛されてるかも」ニヤニヤ

アニ「ほほう、愛されてるんですかい」ニタニタ

ステ(シスター・アンジェレネを呼んでおくべきか……)



サー「………………えーっと、その……第三の解答ですが」

ステイン「「?」」

アニ(おや、またしても予想外の反応)



クラ「待てサーシャ、そこから先は私の口から話そう」

サー「クランスさま…………」

ステ(十秒後に何をしてるか予想のつく自分が嫌だ)

イン「どうしたの?」

クラ「実はだな…………」





クラ「私とサーシャは今、結婚を前提にお付き合いを」


ステ「進展が速すぎるだろッッ!! とりあえず僕たちに謝ってくれ>>1!!!」


メンゴメンゴ(笑)


ステ「ちくしょおおおぉぉーーーーっっ!!!!」


イン(ステイルはいったい何と闘ってるんだろう……)


移動中…………



五和「はああぁぁぁ………………何であの人はいつも『ああ』なんでしょう…………」グビグビ

アンジェレネ「だ、大丈夫ですか五和さん……? ……はぁ」ゴクゴク

五和「大丈夫じゃないですぅ……。あなたの方こそ元気がないですよぉ……」プハァ

アン「うう……だってあの二人、割って入る隙がますます無くなってるんです……」ハァァ

オルソラ「まあまあ、二人とも夜更かししては美容にいけないとあれほど……」


ステ「……それは一カ月以上前の話題だった気がするんだが」フー

アン「あ! ふぁ、ふぁ、神父ステイル!」

イン「…………私もいるかも」

五和「あーこれは最大主教! おたんじょうびー、おめれとうございます!」

アン「お、おめでとうございます。……上手く、やってますか?」

イン「…………うん。ごめんは言えないけど、ありがとうねアンジェレネ。いつわも……」



オル「あら、十七歳の誕生日誠におめでとうございます、最大主教様」



イン「……」

ステ「…………」

五和「………………」

アン「……………………え、永遠の十七歳だったんですか? 最大主教」

イン「それはしいなの事なんだよ!」



ステ「なかったことにしよう。うん、絶対その方がいい」

アン「そうですね……」

オル「?」

イン「じゃあ↓から仕切り直しかも!」


ステ「それで貴女は、なにをくだを巻いていたんだ?」

五和「……わかってるんでしょおぉ……教皇代理の事ですぅぅぅ……」

アン「相当出来あがっちゃってますね……」

オル「おしぼりなど如何でございましょう?」

ステ(キャラまでぶれ始めた)


五和「…………オルソラさん! あなたもずるいんですよぉ!!!」

オル「え? え?」

アン「ど、どうしちゃったんですか五和さん?」

イン「いつわはネジが飛ぶと誰よりも怖いって天草式の皆が言ってたんだよ、そういえば」

ステ(別に平常運転でも相当なものだが……)


オル「わ、私何か、五和さんのお気に障ることを…………?」ワタワタ

五和「だって、だってだって!!」


五和「オルソラさん、建宮さんにお姫様だっこされてたじゃないですかぁぁ!!!」


「「「!!??」」」


オル「え? ヴィリアン王女様がなにか……?」


「「「………………」」」




ステ「……ゴッホン! あ、あの男、オルソラ狙いだったのか…………!?」

アン「そ、そんなシーン見たことないですよ!」

イン「…………ううん、私のデータベースに一件だけヒットしたんだよ」

ステ「なん…………だと………………?」


五和「そーですぅ!! 私は忘れてませんよぉ…………



   十年前のあの日、オルソラ教会でのことをぉ!!!!」




「「………………は?」」


イン「詳しく知りたい人はアニメⅡ期のDVD二巻を見てね!!」


ステ「まさかの販促!?」


移動中…………


トチトリ「しかしあれだな、管理人さんとそちらのシスターさんは本当に瓜二つだ」

13857「こんなドジっ子と一緒にされるとは心外です、とミサカは悲しきDNAの悪戯を嘆きます」

17000「いったい誰がドジっ子だと言うのです、とミサカは失礼極まりない発言に憤慨します」

13857「お義兄様の好みの属性を獲得しようと『寮母さん』などにうつつを抜かしているから
    お姉様に先を越されたのだ、とミサカは17000号の本末転倒ぶりを嘲笑います」

17000「アニェーゼさんに感化されて特殊性癖をゲットしてしまった13857号よりは
    遥かにマシです! とミサカは(ry」

13857「どどどどうやってミサカがドSって証拠だよ! とミサカは(ry」

トチ「……仲の良い姉妹だなぁ」


イン「もう、また喧嘩してるの二人とも?」

ステ「彼女らのコレはじゃれ合いだろう。もう見飽きたよ」

トチ「おや、最大主教にステイルさん」

ステ「すまないね。せっかくの歓迎会がこんな節操のないもので」

トチ「ははは、貴方も意外に律義な人だな。こんな会を催してもらえるだけで私達は満足さ」

ステ「フッ……成程。確かに本人がそういうなら仕方がないね」

トチ「その通りだとも。さ、一杯どうだ?」


イン「…………」

妹達( (また始まった…………) )


ステ「お言葉に甘えたいところだが、遠慮するよ。……最大主教の身は素面でないと守れない」

トチ「ほほう、見上げた男ぶりじゃないか。なあ最大主教?」

イン「す、すているのバカ……!」

13857「お義兄様とは一味違う所を見せてくれますね、とミサカは微妙に惜しがります」

17000「なにが惜しいのでしょう、とミサカは修羅場を誘発しかねない
   13857号の腹黒さに戦慄します」

ステ(SPが酒を飲まないのはごく普通のことだと思うんだけどね)



トチ「いやあ済まない。普段からバカップルを見慣れてるものだから、
   私もうっぷんが溜まっていたのかもしれないな」

イン(普段からアレなんだ……)

トチ「とにかくこの場はあなたへの祝いが先だろう。
   誕生日おめでとう、あなたの前途に我らの神の祝福を」

妹達「「お誕生日、おめでとうございます」」

イン「あ、あはは……。ありがとう、みんな」

ステ(他宗教の祝福は……まあ無粋なことか)



13857「ああそうです、最大主教」

イン「え? まだ何かあるの?」

17000「後ほどスペシャルなプレゼントをお渡しするのでご期待ください、
   とミサカはあえて今出さずに勿体ぶります」

ステイン「「?」」


移動中…………


建宮「おらおらアックアさんよぉ! この建宮斎字の酒が飲めないっていうのよなぁ!?」

ウィリアム「す、少し落ち着くのである建宮! おい貴様ら、コイツを止めないか!」

牛深「ええー」

野母崎「やだよ、建宮さん酔うと見境つかなくなるしー」

対馬「そうね……五和に変に誤解されて聖人崩し喰らいたくないし……」

諫早「このまま行けばその対象はウィリアムさんになるのかな」

ウィ「わっ、私はもうとっくに聖人ではない! 
   というか貴様らもしかして、まだ十年前の事を根に持っt」

香焼「きょ、今日のポニーテールは反則的なまでに似合ってるっすよ///」

浦上「///」

ウィ「人の話を聞けーーーっ!!」



ステ「…………行こうか、最大主教」

イン「うーん、ちょっと可哀想だけど。関わるとめんどくさそうかも」


天草式「あ、お誕生日おめでとうございまーす(なのよなー)」フリフリ


イン「ありがとなんだよー」フリフリ

ステ「テキトーだな……」スタスタ



ウィ「待て、助けなくても良いから、せめて祝いぐらいはさせるのである!
   って行くな! ぬうう、誕生日おめでとおおおおおおおおっっ!!!」

イン「ありがとねー」ヒョコヒョコ

ステ「ヒーローェ……」ホロリ


移動中…………


ヴィリアン「あら? 今ウィリアムの声が……?」

リメエア「間違いようのない野太い声ね……まあ大丈夫でしょう」

キャーリサ「そうそう。そんな事よりも腹の子の為に食べるべきなの、ヴィリアン」


ステ「立食パーティだってのに椅子持ち込んでるのもいるし……」

キャ「妊婦が居るんだ、大目に見るし」

イン「ヴィリアン! もう出歩いて平気なの?」

ヴィ「ふふ、心配してくれてありがとう。安定期に入ったから大丈夫ですよ」

リメ「さすがに四度目ともなると肝の据わり方が違うわね。……誰かさんと違って」

キャ「妹の心配をしてなにが悪いとゆーの姉上!?」

ヴィ「もう、姉君ったら……」テレ

リメ「自分が婚期を逃しているという事実をまず心配なさい」



ステ「すっかり姉馬鹿伯母馬鹿だな……どうしてこうなった」

ヴィ「でも、私はとても幸せです。こんなに家族に想ってもらえて。
   ……昔は、夢に過ぎないと思っていた光景ですから……」

キャ「…………」

リメ「…………」

イン「ヴィリアン、良かったね……」



ヴィ「まあいけない、私の事ばかりかまってもらって。
   今日はおめでとうございます、インデックス」

キャ「そう言えばそうだったし。おめでとう」

リメ「おめでとう、最大主教。これからも共に英国を支えて行きましょう」

イン「ありがとうございます。不束者だけど、よろしくお願いするんだよ!」

ステ(今のはわざとなのか……?)



ヴィ「それに私も幸せだけど、今のあなたも幸せそうですよ、インデックス?」

イン「そ、そうかな…………」チラッ

ステ「………………」ポリポリ

キャ「横の甲斐性なしが我慢ならなくなったら私の所に連れて来い。
   カーテナ(欠片)で根性を叩きなおしてやるし」



ステ「……どうぞ御随意に。例え大天使が相手だろうと僕の意志は揺るがない」



ヴィ「あら」

キャ「おお」

イン「」



リメ「だからキャーリサ、貴女は四十路手前の自分を顧みなさい……」ハァ



移動中…………


ステ「…………あれもスルーしたいんだが」

イン「……どうしよっかなーなんだよ」



エリザード「ほーれじゃんじゃん持ってこーい!!」ヤッホーイ!

ローラ「良き飲みっぷりであることよエリザード様! 私も負けてられなし……!」ウズウズ

ワシリーサ「んねぇねぇ聞いてるオジサーン? サーシャちゃんがね、
       私の可愛いサーシャちゃんがお嫁さんに……ウッウウウッ」ガクガク

騎士団長「」シーン



ステ「騎士団長が尊い犠牲に……」アーメン

イン「無事主の御許に辿りつかん事を……」アーメン


ロー「あああ! インデックスーーー!! ってわわっ!?」トタトタガバッ

イン「あわわ! 危ないんだよローラ! 歳を考えなきゃ!」フラフラ

ステ「クソッ、感付いたか女狐が……!」チッ

ロー「…………本人の前でする言い草でなきにつきよ……」シクシク


ロー「と、とにかく! 二十六歳の誕生日おめでとう、インデックス」

イン「えへへー。ありがとう、ローラ」


ステ(年齢にせよ誕生日にせよ、この女の申告だという点が気に入らないんだよな……)



エリ「おや、主役のご登場か。今日はめでたいね、インデックス」

ワシ「あらぁインデックスちゃん、お誕生日おめでとー☆
   …………ああサーシャちゃん、クランスちゃぁん……。
   もう子供じゃないのねぇ…………うっ、ぐすっ」ビシバシ

団長「…………お、おめでとう。最、大主、教……。
   これか、らも……妻、と仲良、く……………………」パタッ


イン「うん、うん! とっても嬉しいかも!!」


ステ(…………まあ、いいか。……?)



ロー「」チョイチョイ

ステ「はあぁ………………なんですか、手短にお願いしますよ」プカー

ロー「どうである、青少年? 新たな一歩は踏み出せし?」

ステ「…………あの聖堂、カメラも監視術式も無いはずなんですが」

ロー「なんとステイル! 神の御前でナニに及んだとヒャアアァァッッ!?」ボボウッ!

ステ「次に言ったらその阿呆な長髪を焼き尽くしますよ……」ユラリ

ロー「今のだけで三十センチは減りたりよ!?」



ロー「それはさておき。壁を一つ、乗り越えた感じでありて?」

ステ「……別に、そのような」

ロー「どのみち、上条刀夜には感謝せねばならなし。
   ……あの子の父親役を出来る者は、ロンドンにはおらぬのだから」

ステ「…………母親役だって、居るわけじゃあない」

ロー「……えぇ、そうね」


ステ「話はそれで終わりですか?」

ロー「手短に済ませいと言ったのはそっちにつきよ。
   まあ、まだまだこれから、と言う事ね?」

ステ「貴女に言われるまでもない事ですね」



イン「むー! またローラとお喋りしてるのすている!?」



ステ「おっと。では僕は行きますよ」

ロー「ええ、頑張りなさい」

ステ「フン……」スタスタ





「ええ、ええ。まだまだ、これからよ? ステイル…………」




移動中…………


イン「あ、レッサーが何か始めるかも」

ステ(イノケンステンバーイ)



レッサー「あっはっはっ!! さーさお集まりの皆さん、見たいですかー?
      私のスカートの中身、今日はなんとノー」

ステ「よさんかァァッッ!!!!」ゴオウッ!

ルチア「おやめなさい、破廉恥なッ!!」ドグシャァッ!

レッ「んぎゃぁぁっっ!!!」



シェリー「あーあ、レッサーが『✝レッサー』になっちまった」

ショチトル「だ、大丈夫なのかコレ!?」

ルチ「気にする必要はありません、こんな喋る15禁」

ステ「すぐに蘇るよ。レッサーだからね」

ショ「そ、それにしてもやり過ぎてるように……これ、ただの肉塊じゃぁ」

シェ「アンタも心配性ねえ。だったらやるか? 蘇生の儀式」

イン「うむ! では準備を始めるんだよ」

ショ「じゅ、十字教にはそんな秘術が!?」

ルチ(純真な子羊ですね…………)



イン「それじゃあいくよ……」

ショ「」ゴクリ



イン「ささやき」

ステ「いのり」

シェ「えいしょう」

ルチ「ねんじろ!」

ショ「……」

レッ「 レッサー は まいそう されます 」





レッ「…………じゃあないでしょうがあああぁぁぁ!!!」ガバァ!

ショ「おお! 本当に蘇るなんて!!」キラキラ

ルチ(心が痛い)

シェ「なるほど、ツッコミはツッコミでも純真無垢なのねこの子……」

イン「ステイルとは大違いなんだよ」

ステ「おい待て」



レッ「ステイルを差し置いてツッコミに回るとは何たる不覚…………。
   それはさておき、本日はおめでとうございます最大主教」

ルチ「おめでとうございます。我らの主に感謝いたしましょう」

シェ「おめでとさん。また一つ三十路に近づいたわね」ククク

ルチ「シェリーさん! 主より命を授かった聖なる日をそのように……!」

イン「る、ルチア。そんなに目くじら立てなくてもいいんだよ?」

ステ「いつもの軽口だろう、全く生真面目にすぎるね」ハッ


         ( ( ( (アンタが言うな) ) ) )


ステ「…………?」



ショ「おめでとう、インデックス。……そして、ありがとう」

イン「こちらこそ。……私の力で、誰かを救えるんだって思えたから。
   だから、私もあなたに救われたんだよ」

ステ(『救い』…………か)

ショ「これからの、あなたに貰った人生を力の限りに生きる。
   それで、あなたも喜んでくれるだろうか?

   ……エツァリは、私と共に生きてくれるのだろうか?」



イン「一個目の解答は、必要ないよね。……そして二個目の答えは、私にはあげられないよ。
   ショチトルが、自分で掴みとらなくちゃ意味ないの。頑張ってね」ニコッ

ショ「わかり、ました…………。ありがとうございます、最大主教」


イン「もう! だからインデックスでいいって言ったかも!」

ショ「あ、いやその、つい! あまりにあなたが、その、眩しかったから……」

イン「く、口説かれてるのかな私!? で、でも、私には他に心に決めた人が……」モジモジ

ショ「ちが、ちがぁーーーう! 私にだってそんな趣味はなーーーいっ!!」



ワーワー ギャーギャー



シェ「……ごく稀にだけど、あの子からはオルソラとはまた別の神々しさを感じるんだよな。
   むかし私、インデックスの命を思いっきり狙ってた筈なんだけど」

ルチ「私とて、かつて最大主教に刃を向けた身ですが…………。
   どこぞのウニ頭同様、ああもサッパリ許されるとそれはそれでむず痒いものがあります」


ステ「…………そんなことはないさ」


ルチ「え?」

ステ「彼女もまた、人並の苦悩に焼かれ、当たり前の感情に左右される人間だ。
   人の上に立つ者として、それを衆民に見せてはいけないのだろうが……」

レッ「……だったら、貴方がその受け皿になる、ぐらいの気概を見せたらどうなんですか?」


ステ「当然やるさ。僕は彼女の心まで守り抜きたい。
   しかし、それは一人で背負い込めばいい、という問題でもない。

   …………僕では受け止められないモノも、あるんだ」


シェ「それで? 私らにどうして欲しい訳?」

ステ「僕が言えた事ではないのはわかってる。だが…………」

レッ「まどろっこしいですね。良いんですよ? 遠慮なく言ってくれて」


ステ「……時々で良いんだ。彼女の中に、踏み込んでやってくれ。
   それで彼女は、少なからず救われるかもしれない」



ルチ「……立場と言うものがありますから、一歩引いていた事は否めません」

シェ「確かになぁ。親しみやすいヤツだけど、
   奥にまでズケズケ入っちまうのは違うかな、とは思ってたよ」

レッ「別に私は仕事上の付き合い、ビジネスライクな関係しか持ってないですしー?」



ステ「…………そ、そうか……」



レッ「――まあでも、素直になれない神父さんが多少なりとも自分を曝け出したんです。
   私たちも負けてられませんね」

ルチ「迷える子羊……いえ、迷える友人の支えになるのは、主ではなく私の意志です」

シェ「私はどう足掻いても長い付き合いになるんだ。それとなく気を掛けてやるわよ」




ステ「……………………ありがとう」




レッ「あーーーーーっ!! やばい、今のでサブイボバリバリですよ!! おおサムイサムイ」

ステ「なんだと貴様ぁっ!?」

ルチ「明らかにキャラに合っていなかった事も否めませんね。嘆かわしいことです」

ステ「キャラ否定!?」

シェ「っていうか赤髪黒尽くめって時点で『キャラ作り頑張ってます』オーラ出てない?」

ステ「貴様が言うなゴスロリィーーーーーッッ!!!!!」



ショ「あ、あっちは賑やかだな……あはは」ビクビク

イン「……まーたレディーに囲まれてイチャコラしてるんだよ…………」ブツブツ

ショ(怖いよぉ…………)



移動中…………


ステ「あらかた、挨拶は済んだかな」スタスタ

イン「あと残ってるのは…………。いた、ね」ヒョコヒョコ



エツァリ「どうも最大主教。この度は誠におめでとうございます」ペコリ

イン「どういたしまして。…………ごめんねステイル、ちょっといいかな?」

エツ「おや?」

ステ「……ああ。では僕は、向こうに行っているよ」



スタスタ



エツ「……一体どうしました?」

イン「私に、話があるんだよね?」

エツ「これはこれは……一月も前の事を、よく記憶して……。いや、愚問でしたねこれは」

イン「私は、『忘れない』よ。
   ……今までの事も、これからあなたが語る言葉の一欠けらも、逃さずに」

エツ「そうですか……」



              「では、お話しましょう。自分の『約束』について」



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