「小萌「魔法名は『smilers100』【生徒達の笑顔のために】ですよー」3


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上条(……俺、は…)

五和「わっわっ、気づかれましたか?」

ここは病院らしい、と言うのは何となく毎回のパターンから分かっていた

しかし毎回のパターン、とは言っても今回はアックアにねじ伏せられただけであり、大した活躍はない

上条「五…和…?」

あれ?さっきまで二人ともアックアにフルボッコにされてなかったっけ?あれは夢か?

そう考えているうちに五和から説明があった

五和「後方のアックアは撃退しました」

上条「」

いやいやいやいや、これは夢だな、うん。五和には悪いが、あの化け物を言うほど簡単に倒せるとは上条は思っていない

五和「と、とは言っても天草式は壊滅的で…そこに女教皇、そして小萌先生の助けが入ったからであって……」

はい。これ夢確定

ははははー。まさかこの面子に小萌先生がでてくるなんてなー。上条さんも面白い夢を見てるもんだー。まぁ最近禁書二期とかで忙しいし、過労ってやつ?うん。そうだよねー…

ねー……………

スイッチが切れたように再びベッドに潜り込む上条

五和「あれ?上条さーん?どこか具合でも…」

上条「リアルな夢だなー。あれこれ走馬灯?いや流石に違うか……??」

小萌「上条ちゃん!!」

その呼びかけにバサッと起きる上条。右を見ると、魔女の格好をした小萌先生がこちらを見つめているのであって…

上条「うふふふー、ふふふー。これは流石の上条さんでも…」

禁書「…とうまッッ!!」ガブッ

あれ、痛い

そう知覚した時に、その幻想(夢)は無くなっていた

上条「だっははー!インデックスさんが噛み付いてきたー!!」

五和「……上条さん…アックアの一撃で脳に深刻なダメージが…」ウルウル

なんか本気で上条の頭がおかしくなった感じの空気なので、上条はもう一度状況を確認した

上条「…第一の質問です。後方のアックアはどうなりましたか?」

五和「へ?いやだから…女教皇と小萌先生のお陰で撃退することができました」

上条「……第二の質問です。何故小萌先生が入ってるのですか?」

小萌「小萌先生は上条ちゃん達を守るために魔術師になったんですよー」

どこぞのロシア成教魔術師のような口調で上条は質問するが、やはり頭は混乱している

上条「………第三の質問です。どのような経緯で小萌先生は魔術師に?」

小萌「ステイルちゃんに頼んだのですよー。そしたらイギリス清教に招待されて、ローラさんやスマートヴェリーさん、アニェーゼちゃんに魔術を習って…」

上条「たんま!……ツッコミたいところは山ほどあるけど…、魔術師ってそんなに簡単になれるものなんでせうか?」

その問いに小萌は無い胸を張って答えた

小萌「私を誰だと思ってるのです!私は小萌先生なのですよ!!」キラーン

答えになっていない答えを受け、代わりに五和が答える

五和「と、とりあえず話によると、小萌先生は見ての通り『不老』ですよね」

上条「あ……。それって……」

五和「そうです。簡単な話吸血鬼に近い魔力を保持しているんです」

上条「…ほぇ~成る程…。そりゃあ魔術師になるのも簡単な訳だ……」

無理矢理のようだが納得した上条はもう一つ疑問を投げつける

上条「……いや待てよ。でもあのアックアをどうやって倒したんだ?…まぁ神裂もいたみたいだから何とかなったのか?」

五和「それはですね…。実は天草式も女教皇もボロボロでして……」

上条「えぇ…!?」

それはつまり…

小萌「後方のアックアは、小萌先生が倒したのです!!」フンス

上条「」

上条「それって……」

ここで待ってましたと言わんばかりに、インデックスが魔術の話題に饒舌を振るう

禁書「こもえはさっきも言った通り無限に近い魔力を保持できる。そしてこもえの行使する魔術は『エーテル』。これは『神の右席』の弱点と言ってもいいかも」

五和「それに小萌先生は魔女です。『空を飛ぶ』という面も強大な魔力のお陰で様々なハードルをクリアしています」

禁書「そして最後は『科学の魔術』。これは正直私も専門外かも」

小萌「」エッヘン

先ほどより無い胸を張る小萌だが、とにかく凄いらしい

少なくとも、後方のアックアと言う化け物を倒すくらいに

上条「……………」(それってほぼ最強じゃね…?)

とにかく複雑な心境の上条だったが、小萌のお陰で命拾いできたのは否めない

小萌も明るい表情を見せているものの、上条以上に複雑な心境のはずだ

酷い戦いを経験し、魔術と科学の争いに最も深く関わることになった月詠小萌

少なくとも、もう後戻りは許されないのだから―――

神裂(どうしましょう。明日にはロンドンへ戻らなくてはいけないのでスケジュール的には今しかないのですが…)

土御門「……ねーちん。そうこうしてる内に日が暮れちまうぜーい?」

ビクッ!と震える神裂の肩

やはり図星だにゃーと土御門は予感を的中させた

土御門「せっかくの激務の中やってきたのに、そろそろお礼をしなければ…」

神裂「わ、分かっています!しかし今はあの子がいますし…」

土御門「ところで神裂、堕天使メイドセットは持ってきたかにゃー?」

神裂「そばぶっ!?な、何でアックアを撃退するのに堕天使メイドセットなど…」

土御門「そう思って持ってきたのが…………じゃーん!堕天使エロメイドだにゃー!」

土御門の手には見るからにいやらしそうな服が…

神裂「……どこがどう変わったと?」

土御門「そりゃあ、この胸の開け具合とスカートの透け具合が…」

??「ちょっと待ったのです!!」

土御門を殴りかけた神裂の耳に、あの可愛いらしい声が響いた

小萌「ちっちっち、土御門ちゃんもまだまだなのですねぇー」

土御門「小萌先生!?」

戸惑いの表情を見せた土御門だが、小萌の右手には…

小萌「堕天使エロメイド?そんなのはもう流行遅れで上条ちゃんの好みではないのですよ!」

土御門「なっ……」

小萌「それは土御門ちゃんの好みであり上条ちゃんの好みではない!どうですか?」

土御門「うっ………」

神裂(あの土御門を言い負かしている……さすが担任)

何とも珍しい光景を神裂は興味深そうに眺めていた

土御門「でも何で小萌先生がこの事を?」

小萌「もちろん、ローラさんから詳しく聞いたのですよー」

あの女…と神裂がムカついてももう遅い

小萌「そこでそこで!先生からの提案は……」

土御門・神裂「え…?」

小萌「これです!『魔女っ子ダークエロメイド』!!」

土御門「なっ!?」

神裂「」

土御門「うおおおおおおおおおおお!さすが小萌てんてーだにゃー!!!」

小萌「」フンス

おいちょっと待てよ、これ私が着るの?

そんな思考を巡らせた時にはもう遅かったのかもしれない…

小萌「ささ、早く着ましょう神裂さーん」

土御門「ほらほらねーちん、恩返しだぜよ」

神裂「…………」

土御門「わざわざ小萌てんてーがイギリスから持ってきてくれて、え何?天草式の女教皇はその程度の女?」

神裂「…!?」

小萌「あらあら?こうしている間にも五和ちゃんが…」

土御門「本当だにゃー!さすが五和は女の器が違うぜよー」

神裂「………」プルプル

土御門「いいんだぜい、天草式女教皇は所詮こんなものでしたということで処理すれば……」

ズズ…

何やら神裂のオーラが変わった…

神裂「小萌先生」

小萌「はい?」

神裂「覚悟が決まりました。例の物を」


およそ10分

小萌の着付け指導を終え、神裂火織は完璧に魔女っ子ダークエロメイドと化した

ゲラゲラと笑う土御門の顔面に拳を叩きこみ、上条当麻のいる病室に、突撃した



結果、上条当麻は


これから、魔女っ子の脅威に怯え続けることになるだろう……


ギャー! プリエステスッ! マジョナンダヨ!

ローマ正教

特に光も闇もない、無機質な空間。その数々の通信傍受霊装の山の中、その男はいた

フィアンマ「アックアが落ち、学園都市とイギリス清教の突出」

フィアンマ「そしてローマ正教とロシア成教の連合も成った」

フィアンマ「いい方向に進んではいるのだが…」

ヒラッ

フィアンマは一枚の報告書式の霊装を眺める

フィアンマ「『エーテルの魔女』全くの不確定な因子だ…」


リリリ…

古式でアンティークな電話機を操作するフィアンマ。恐らくこれも霊装であろう

フィアンマ「こちらフィアンマだ。『エーテルの魔女』が目障りだ、『ノート』を出せ。後はわかるだろ」

『はっ…しかしこれからの状況を鑑みますと…必ずしも戦略的な価値を持つかどうか…』

フィアンマ「俺様の考えはある。貴様は従っていればいい。『ノート』をそのままの意味で使う道理もないしな」

『………はっ…了解しました…』

フィアンマ「…こんなことで時間を食っている場合じゃないが…、これも『ハロウィン』を盛り上げる一つの余興…かな」

面白い回り方だ、それがフィアンマの純粋な感想であった―――
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