吹寄「そろそろ下校時刻よ、片付け始めましょう」土御門「おっと、じゃあちょっと先に帰るぜい」青髪「おー、期待してるで」上条「じゃあな」吹寄「期待ってどう言う事よ」上条「ナンデモアリマセンヨ?」ボウヨミ青髪「ソヤネー」ボウヨミ吹寄「怪しいわね……」
上条「じゃあ、また明日なー」<ジャアネーカミヤンマタアシタナー>上条「さて、帰るか……」上条「あー、晩御飯は何に……って五和に相談しなきゃな」Prrrr,Prrrr神裂「はい、こちら上条ですが」上条「神裂か?」神裂「あぁ上条当麻ですか」上条「……、五和に代わってくれないか」神裂「はい、少し待って下さい」<イツワー、カミジョウトウマカラデンワデスハ、ハイ!!>五和「も、もしもし」上条「五和、今日の晩御飯ってどうなってる?」五和「あ、今作ってる所です」上条「あー作ってるか、じゃあ別に必要な材料とか無いな?」五和「は、はい大丈夫です」上条「そうか、ちなみに今日の晩御飯は?」五和「今日はインデックスさんの要望によりカレーです」上条「五和のカレーか、楽しみだな、じゃあ今から帰るから」五和「は、はい! 待ってますね」
ガチャ
五和「ふぅ……」神裂「何ですって?」五和「晩御飯の相談です」神裂「毎日彼が作って来ましたからね」番外個体「それにしても、会話聞いてると夫婦みたいだね」五和「そ、そんな事ないですよ///」番外個体「……」五和「ミサカちゃん、どうしました?」番外個体「な、何でもないよ(五和と火織は料理が出来るし、フロリスは可愛い、シェリーやキャーリサには大人の魅力がある……ミサカはどうすればいいんだろう……)」
上条「んー、帰ると晩御飯が出来てるなんて信じられないなぁ」上条「(帰って手伝……五和達の邪魔になるか? キッチン狭いからなぁ)」上条「(それに今家帰っても心臓に悪いんだよなぁ……)」上条「(あんな事されてたら、いつ理性のタガが外れるか……まぁあのメンバーなら返り討ちだな)」上条「クッション代わりって言ってったし……クッションってそんなに病みつきになる物なのか?」上条「クッション今度買うのも良いかもな、主に俺の身代わりとして」上条「(しかし、柔らかいのも事実、いい匂いがするのも事実……抱きつかれるのもやぶさかでは……)」上条「ん? あの茶髪ジャージと隣の女の子は……」上条「おーい、浜づ……グハッ」浜面「(ん? 今上条の声が……)」チラ滝壺「はまづら、どうしたの?」浜面「ん、いや何でも無い、じゃあファミレスにでも行くか」滝壺「うん」
―――― 路地裏上条「ッ~~~!?」絹旗「全く、超空気読めて無いですね」フレンダ「結局、バレて無いみたいね」上条「お前ら誰だ!?」絹旗「あー説明するの超面倒です、フレンダ後は頼みます」フレンダ「結局、私もメンドイ訳よ」上条「人を路地裏までブッ飛ばしといて、それでメンドイとかお前らアホだろ」絹旗「話しは後です、今は超全力で見つからないように追いかけますよ」
―――― ビルの屋上フレンダ「結局、2人で仲良く話してる訳ね」ジーッ絹旗「超普通ですね」上条「……」フレンダ「結局、キスの一つ位見せつけて欲しい訳」絹旗「全く浜面は超チキン野郎なんですから」上条「……で、お前ら誰だよ」絹旗「あ、まだ自己紹介まだでしたね。私は絹旗最愛、こっちの超金髪はフレンダです」フレンダ「結局、あなたの名前も聞きたい訳よ」上条「俺? 俺は上条当麻」絹旗「上条ですね(超聞いた事のある名前です……確か浜面が……)」
上条「で、何してたんだ?」絹旗「説明しますと、浜面と滝壺を超隠密で尾行してるんですよ」上条「その一行の説明を面倒とか言ってたのかよ……」フレンダ「結局、当麻はあの2人と知り合いな訳?」上条「あぁ、まぁな……で何で尾行してるんだ?」絹旗「それはあの2人がいつまで経っても超煮えきらないからですよ!!」上条「2人……って浜面と滝壺か?」絹旗「そうです! 2人が! 好き合ってる事は! 誰から! どう見ても! 超明らかなのに! 関係が! 進まないんです!!」ズイッ上条「顔近い、離れろ」フレンダ「結局、情報を集めてた訳よ」上条「情報?」フレンダ「結局さ、そう言う状況になるって事は何かしらの原因がある訳。それを私達で突き止めようとしてる訳」上条「で、尾行してる訳ね……お前ら暇なんだな」絹旗「超うるさいです」
上条「で? 原因は分かったのか?絹旗「……」フレンダ「……」上条「おい?」絹旗「……」フレンダ「……」上条「分かんなかったのかよ……」絹旗「超うるさいです、2人とも超恋愛経験が無くて何が原因なのか分かんなかったとか、そういうのじゃ無いですからね!?」上条「なんで疑問形なんだよ……って事は何か? 2人とも恋愛経験が無くて原因が分からないって事か?」フレンダ「け、結局、同じ事2回も言わなくていい訳」上条「へいへい」
絹旗「こうなったら上条の意見も超聞きたいですね」上条「お、俺!?」絹旗「そりゃー、見た所高校生ですし、恋愛経験の超1つや2つあるでしょ?」上条「超1つや2つって何だよ……」フレンダ「結局さ、ある訳?」上条「残念……」絹旗「まぁ高校生にもなって1つや2つ無いなんて言わないでしょうけど」上条「あ、あぁあるとも、それは苦くもあり甘酸っぱくもありそれでいてしょっぱい恋愛経験がね」絹旗「では、あの2人を見て何が原因なのか超教えて欲しいです」上条「そ、それはな」絹旗「ふむふむ」フレンダ「ワクワク」上条「は、浜面の後一歩だ、浜面が滝壺に想いをぶちまければそれでグッドエンド……なんじゃないかな?」絹旗「なるほど! つまりは浜面に後一歩踏み込んで貰えばいいんですね」上条「(大した事言って無いんだが……)まぁそう言う事だ」フレンダ「で、結局、後一歩踏み込ませるにはどうしたら良い訳?」上条「そんなの決まってるだろ」
絹旗「超気になります」上条「浜面が告白すればいいんだろ」キリッ絹旗「……、いやいや超バカですか? 私はどうしたら浜面が滝壺に告白するか聞いたんですが」上条「そ、それは……」フレンダ「結局、役に立たない訳ね」上条「い、いやいや、上条さんの会心の考えが思いつきましたよ、えぇそれはそれは会心のね」絹旗「まぁ超期待してませんけど、聞かない事は無いですから早く言って下さい」上条「それはですね……滝壺を取り戻せ! 立ち上がるんだ浜面!」フレンダ「結局さ、もうちょっと分かりやすく説明して欲しい訳よ」上条「用はあれだよ、滝壺を攫って助け出した所でプロポーズ! 的な感じでどうですか?」絹旗「あぁ超良くある映画のパターンですね、恋人が攫われて助ける為に戦う主人公って事ですか」フレンダ「結局、在り来たりなパターンな訳ね」上条「恋愛経験も無いお子ちゃま達に言われとうございませんよ」
絹旗「まぁそれは良いとして、誰が攫うんですか?」上条「マジでやるの!?」絹旗「超当り前じゃないですか」フレンダ「結局さ、やるとしても私達2人じゃ無理な訳よね」キラキラ絹旗「超期待の目を向けますよ」キラキラ上条「ぬぉッ!? そんな目をしても駄目です!! 嫌! そんな無垢な目で見つめないで! それに攫うとか犯罪だろ!?」絹旗「バレ無ければ超問題無いです」フレンダ「結局さ、証拠隠滅は私に任せる訳、結局すべて灰にすれば良い訳だから」上条「だから聞いてた!? 人を拉致る事は犯罪なんです! 警備員でも風紀委員でも呼ばれてみろ、大変な事になるだろ!」絹旗「そんなのは、超常套句があるじゃないですか」上条「なんだよ、言ってみろ」絹旗「『警察に連絡してみろ、こいつがどうなるか分かってるな』」上条「いやいやそんな事言う奴に限って死んでるからね、死亡フラグ立てちゃってるからね!?」
絹旗「そんな嫌がるなら私達にも超考えがあります」上条「な、何だよ」絹旗「今ここで私達が『キャー』と叫んだらどうなるか……超頭が悪くても分かりますよね?」フレンダ「結局さ、ビルの屋上で、男が女子学生2人を連れ込んでる訳よ」上条「ッ!? お前ら何言ってんだ!? 冗談にも悪い冗談ってのがな」絹旗「さぁどうします?」フレンダ「結局さ、決断の時な訳」
上条「マジで……?」絹旗「……」フレンダ「……」絹旗「……、冗談です。そんな事しませんよ」上条「え?」フレンダ「結局さ、無理強いは出来ない訳」上条「……」絹旗「超早くここから立ち去って下さい、2人の事は私達で何とかします」上条「聞かせてくれないか?」絹旗「……何をですか?」上条「どうして、そこまでしてあの2人を付き合わせたいんだ?」絹旗「そんなの超決まってますよ」上条「……」絹旗「戦争が終わって、全て片付いて、やっと2人が超幸せになる時が来たんです、『イマ』というこの時を得る為に、いままで滝壺が浜面の為にして来た事、浜面が滝壺の為にして来た事を超知ってます」上条「……」フレンダ「……」絹旗「だからこそ、2人の友達として、友人として2人には超幸せになって欲しいんです」
上条「分かった、俺も手伝うよ、男には男にしか分からない事もあるしな」絹旗「え?」上条「それに、俺も浜面のやって来た事は少なからず知ってるしさ」絹旗「それじゃあ……」上条「あぁ、あの2人を幸せにしてやろうぜ」フレンダ「結局さ、絹旗は最初っからそう言えば良かった訳」絹旗「う、うるさいです/// あー今になって恥ずかしくなってきました///」上条「じゃああの2人には幸せになって貰いますか」絹旗「はい」フレンダ「結局、これから作戦会議な訳よ」
上条「で、どうするか」絹旗「まぁまずはどうして浜面が告白しないのか知るのが先ですね、超鈍感だとしてもあんだけの事があったら気付くはずなのに」フレンダ「結局はさ、本人に聞かないと分からない訳よ」上条「そうだな、じゃあ電話してみるか」絹旗「あ、イヤホン付けますんで」Prrrr,Prrrr浜面「あ、ちょっとスマン、上条から電話だ」滝壺「ん、早く戻って来てね、はまづら」浜面「おう」
Pi浜面「何だよ上条」上条「浜面、いきなりで悪いんだが聞きたい事があるんだ」浜面「ん? 何だ? ピッキングの仕方か?」上条「チゲーよ、早速だけどさ、俺好きな子居るんだ」浜面「おぉ、それはそれは、頑張れよ、で? 何聞きたいんだ?」上条「でさ、浜面は何て告白した?」浜面「な、何でそんな事俺に聞くんだよ」上条「え? 浜面って滝壺と付き合ってんじゃないのか?」浜面「……まだ」上条「ん?」浜面「まだ付き合って無いんだ……」上条「あれそうなのか? そりゃまた何で、傍から見てると相思相愛のお似合いカップルだぞ?」浜面「何でって……そりゃ……、そりゃ俺は滝壺の事が好きだし、滝壺が俺に良くしてくれてるのは知ってる、でもな?」上条「あぁ」浜面「もし、もし仮に振られたら……どうだ?」上条「あー……立ち直れないわな……」浜面「まぁ……そう言う事だ」上条「告白する気はあるのか?」浜面「そりゃな、好きだし、これからずっと大切にして行きたいけどな」上条「……、そうか、何か悪かったな」浜面「力になれなくてすまない」上条「いや、そんな事無いよ、俺も何か悪かったな」浜面「気にすんな、お前も頑張れよ」
上条「って事だとよ」絹旗「超ワザとらしかったですが、それは置いといて……超ビビりですね」フレンダ「結局さ、浜面はケツに火がつかなきゃ本気出さない訳よ」上条「女の子がケツって言うなケツって」絹旗「で、これからどうするんですか? 拉致の線が超濃くなってきましたけど」上条「慌てるな、次は滝壺の意思を聞こう、絹旗」絹旗「言われなくても分かってます」
滝壺「何の用だったの?」浜面「あ、あぁ、何でも上条に好きな奴が出来たらしくてな、で、どう告白すればいいかって聞いてきやがった」滝壺「かみじょうに好きな子……ついにかみじょうも心に決めたんだ。で、誰?」浜面「あー、聞き忘れた」滝壺「ふーん、まぁ血の雨が降らなければいいけど……はまづら、私に言う事は?」浜面「ん? あぁ、遅くなってスマン」滝壺「……」ジーッ浜面「え? いや、な、何その目、そんなジト目で見ないで!? ち、違ったか?」滝壺「はぁ……何でも無い、はまづらはいつまで経ってもはまづらなんだね」浜面「何だよ、どう言う意味だよそれ」滝壺「さぁ?」Prrrrr,Prrrrr浜面「お、電話鳴ってるぞ」滝壺「うん、じゃちょっと席外すね」浜面「おう」滝壺「……はまづらのばか」ボソ
Pi滝壺「もしもし」絹旗「あー滝壺?」滝壺「きぬはた、どうしたの?」絹旗「んとね、滝壺に超確認したい事があって」滝壺「なに?」絹旗「……、浜面のこと好き?」滝壺「……え、それって」絹旗「ん?」滝壺「絹旗も……はまづらの事?」絹旗「あーそれは超あり得ないです」滝壺「本当?」絹旗「えぇ、超あり得ないです」滝壺「そう」絹旗「で、どうなんですか?」滝壺「うん……、絹旗だから言うけど……好きだよ、とっても」絹旗「じゃあ、もし浜面に告白されたら?」滝壺「……嬉しすぎて死んじゃうかも」絹旗「分かりました、それじゃあ」滝壺「用はそれだけ?」絹旗「は、はい、急に超確かめたくなったんで」滝壺「そう」絹旗「それじゃあ」滝壺「ばいばい、また遊ぼうね
絹旗「って事です」上条「おうおう結局両想いじゃねぇかコノヤロー!! 羨ましいなぁおい」フレンダ「結局さ、浜面が告白すればそれで終わりな訳ね」絹旗「浜面をどうやって説得するかに超懸ってますね」上条「(ん? そういえば……)なぁ」絹旗「はい?」上条「思ったんだけど、別に浜面が告白しなくてもいいんじゃないか? 滝壺からでも……」絹旗「はぁ……これだから男は……」上条「何だよ、これだから何だよ」フレンダ「結局さ、女は告白されるのを望んでる訳」絹旗「そうです、告白は男からってのは昭和から決まってるんです、映画でも超セオリーなんです!!」上条「あぁ……そう?」絹旗「そうなんです!」上条「そこまで言うなら浜面をどうにかしなきゃなぁ……」絹旗「うーん」フレンダ「んー」上条「……」絹旗「んー」フレンダ「うーん」ぐ~♪
上条「……」フレンダ「……」絹旗「……」上条「俺じゃ無いから」絹旗「……」フレンダ「……」絹旗「……」ニコッフレンダ「結局さ、私じゃ無い訳」絹旗「フレンダぁああああ!? 超口軽いですね! 2人黙ってればどっちか分からなかったのに!! 口軽いからあんな事になるのに!!」フレンダ「結局さ、生きてるから気にしない訳よ」絹旗「ッ~~」上条「何だ? 腹減ってんのか?」絹旗「な訳無いですよ! 超事故です、超」ぐ~♪上条「まぁ何だ、カレー好きか?」
――― 上条宅絹旗「(どうして……)」五和「あ、お皿取って下さい」上条「あいよ」神裂「ミサカちゃん、ドレッシングを向こうに持ってって下さい」フレンダ「(こうなった訳……)」番外個体「はーい」フロリス「絹旗とフレンダはジュース何が良い? オレンジ、アップル、グレープの3種類あるけどさ」絹旗「あ、じゃあアップルで」フレンダ「オレンジで」フロリス「はーい」シェリー「インデックス、まだだ、つまみ食いすんなよ」禁書「手伸ばしてただけなんだよ」キャーリサ「インデックス、手伸ばす暇があったら皿にサラダ分けるの手伝うし」禁書「わかったんだよ」
上条「それにしても、帰ったらテーブルが増えてるなんて……ビックリしたよ」五和「お邪魔だったでしょうか……?」上条「いや、元々あのテーブルを皆で囲むのもきつかったし、五和ナイスだ」五和「はい!///」上条「じゃあ、皆、カレーは行き渡ったか?」絹旗「は、はい」フロリス「問題無いよー」上条「じゃあ、手を合わせて」禁書「いただきますなんだよっ!」
ゴクン上条「そういえば……」神裂「はい? どうしました?」上条「皆に相談があるんだが」五和「何でしょうか?」上条「皆ってやっぱ告白って男から派か?」フロリス「この質問が意味する事は!」五和「上条さんが!」番外個体「誰かに!」シェリー「告白を!」キャーリサ「しよーとしている!」神裂「って事ですか!?」禁書「どうなの当麻!!」上条「お前ら息ピッタリだな……違うぞ?」絹旗「な!? 私達の事超信用して無かったんですね!」上条「まぁ意見は人数多い方がいいだろ?」神裂「ど、どう言う事でしょうか?」上条「実はな? 俺の友達が……」上条「かくかくしかじかって訳でさ」フロリス「なんだ、当麻が告白するんじゃないんだ」上条「んな訳ないだろ」神裂「告白ですか……」シェリー「わ、私はどっちでもいいけどな」フロリス「んー私も」チラッ上条「ん? 顔に何かついてるか?」五和「わ、私もです!」チラッ神裂「そ、そうですね」番外個体「あーミサカはそういうの良く分かんないからなぁ」キャーリサ「勿論、告白は男からだし」フロリス「あーキャーリサ様とかって王女だし、こだわりありそうですよねー」キャーリサ「う、うるさいし///」絹旗「あ、あれ? 今超予想外の単語が聞こえて来やがりましたけど?」上条「あれ? 知らなかったっけ? キャーリサはイギリス王室の第二王女だぞ?」絹旗「……」フレンダ「……」キャーリサ「まぁ身分とか気にする事無いし」
絹旗「な、何で……王女様がここに?」上条「お忍びで日本観光に来たんだが、ホテル代が無いらしくてな、家に泊まってるんだよ」キャーリサ「後、キャーリサでいーし、フロリス達も様何て要らないからな」フロリス「はーい」番外個体「キャーリサって男から~とか言ってるからその年まで結婚出来て無いんだね☆」神裂「あー」五和「女教皇様!?」神裂「はっ!? 無意識に……」フロリス「無意識に肯定するとは……流石女教皇、王女にも屈しないその強さ」神裂「そ、そういう訳では……」シェリー「……」キャーリサ「あーってなんだし! そもそも私は国の事でそれどころじゃ無かったし、そもそもヴィリアンの役目だったし!」上条「お、落ち着けって、それにキャーリサだったら男は誰でも飛び付きますよ、慌てること無いって」キャーリサ「じゃ、じゃー上条もか?///」上条「俺!? 俺になんかには勿体ないですよ! それこそ、騎士団長みたいな長身イケメンとか、俺より良い人なんてそこら辺にゴロゴロしてますって」フレンダ「結局はさ、当麻はキャーリサに告白されたら嬉しい訳?」上条「そりゃそうだろ、こんな美人さんに告白されて嬉しく無い男なんて居ないし、居るならそいつはロリコンかホモの2択だぞ?」キャーリサ「そ、そうか///」
絹旗「で、超話がずれてますけど、どうしたらいいでしょうか?」番外個体「んー海兵隊に体験入隊するとか?」上条「それは銃に名前つけて嫁とか言っちゃってもいいなら良いんじゃないか?」五和「あーあの軍曹映画ですか」上条「あれが反戦映画だって聞いた時は驚きましたよ」番外個体「でもあれ、軍曹が死ぬとは思わなかったなぁ」五和「えぇ、まさかの展開でしたよね」上条「そうか? 俺は死亡フラグが所々見えてた気もしたけどなぁ」
神裂「話しがずれて来ましたね。そういうシチュエーションを作るのはどうですか?」絹旗「シチュエーション?」フロリス「2人っきりで夜景が奇麗なレストランとかね」キャーリサ「それは良い案だし」フレンダ「結局さ、あいつからは誘う事無い訳よ」禁書「なら、映画のチケット余ったから2人で行って来いよ! 作戦が良いと思うんだよ」全員「……」禁書「な、何なのかなこの沈黙は? 間違ったこと言って無いんだよ! 10万8000冊の魔道書だけじゃ無いんだよ覚えてるのは!」上条「ま、まさかインデックスが……色恋沙汰で正論を言うなんて」番外個体「いや、それは当麻に言われたく無いと思うけど」シェリー「でもそれだけじゃ告白するとは限らないだろ」キャーリサ「決定的な1打が欲しーし」番外個体「だったら彼女を拉致って助けに来てハッピーエンド☆ってのは?」フレンダ「結局さ、それは当麻と同じ発想な訳」番外個体「当麻と同じ発想ってこれって運命!」ダキッフロリス「いや、そこ喜ぶ所違うし! てかズルイ!! 私も!」ダキッ神裂「まだ食事中なんですから……」上条「な!? なんで抱きついて来るんでせうか!? や、やめて! ふ、膨らみが当たって」アタフタ禁書「とうまー!!」
上条「ふぅ……助かった……で? 結局は拉致しか方法無いのか?」フレンダ「結局さ、このメンバーで結論が出ないのも問題な訳だけど」番外個体「そうだよねー、アラウンド30が3人も居てねー」神裂「3人って何ですか3人って!! 私はまだ18です!」上条「分かってるから、分かってるからスプーンがちょっと変な風になってるから、神裂さんユリゲラーになってるから!」シェリー「ミサカは私達に喧嘩売ってんのか?」番外個体「そんな事無いよー、でも恋愛経験無いのは事実でしょ?」ニヤニヤ絹旗「え? ミサカって……(似てると思ってたけど……)」番外個体「あぁ、ミサカは超電磁砲の妹的存在だから」絹旗「第3位の……(って事はあの時の……)」番外個体「まぁ適当にミサカとでも呼んでくれたらいいよ」絹旗「は、はい」フレンダ「結局さ、どうする訳よ」
神裂「まだ食事中なんですから落ち着きなさい」フロリス「はーい」番外個体「ちぇっ」
上条「何が?」フレンダ「それは滝壺と浜面の事に決まってる訳よ」シェリー「もうインデックスの案じゃないか?」フロリス「だよねー」禁書「やったー! ねぇとうま?」上条「ん?」禁書「何かご褒美が欲しいんだよ!」上条「インデックスさん、まだ上手く行ったかも分からんのに報酬を期待するのは多少ばかりおかしいかと存じ上げる所存です」禁書「ぶぅー、ケチ!! さいあい! 上手く行ったら連絡欲しいんだよ!!」絹旗「超分かりましたよ」禁書「見ててねとうま、きっと上手く行くんだよ」上条「分かった分かった」フレンダ「結局さ、今日は相談に乗ってくれてありがとうな訳よ」フロリス「気にしないでいいよ、いつでも相談に乗るからねー」神裂「そうですね、私達に出来るならば手伝いますし」シェリー「恋愛はろくなアドバイス出来る人居ないが、それでも良いならな」キャーリサ「それは言うなし」フロリス「あれ? そう言えばフレンダって金髪だけどどこ出身なの?」フレンダ「私は~~~~」
――― 上条宅@食後の雑談上条「へー絹旗ってレベル4なんだな」絹旗「えぇ」上条「フレンダはボマーと」フレンダ「結局はそうなんだけど、他に呼び方無い訳?」番外個体「ボンバーマン、もといボンバーウーマン?」上条「ボンバーマン……番外個体が何故そんな日本のネタに詳しいか知りたい」番外個体「そこは企業秘密で」フロリス「まぁマンには人の意味もあるし、細かい事は気にしないで良いんじゃないかな?」神裂「私はビーダマンとの区別がつかなくて……」上条「あー言われてみると」キャーリサ「ボンバーマン? ビーダマン?」上条「キャーリサは流石に知らないか、日本のゲームやアニメのキャラクターだな」神裂「ボンバーマンが爆弾、ビーダマンはビー玉を使うんです」シェリー「ボンバーとは、またすごいネーミングセンスだな」五和「確かにそうかも知れませんね」上条「まぁ普通に読んだらボンブとか読めるし仕方が無いんですよ!」番外個体「当麻ってクライムをクライムブとか読みそうだよね」上条「流石にそんな事は無い……であって欲しいです」禁書「怪しいんだよ、いつか小萌に聞いてみるんだよ」上条「それは止めて!! 読んだつもりは無いけどもし読んでたら恥ずかしい!!」キャーリサ「まぁ日本語もややこしーと思うし、「は」と「わ」とか」五和「確かに、「こんばんは」を正しく書けない人もいますしね」シェリー「うちのトップの日本語もおかしいしな」神裂「英語は普通に話せるんですけどね」
――― イギリスのとある……ローラ「くしゅん」エリザード「なんだ? 風邪でもひいたのか?」ローラ「誰か私の噂を申しつけなりけるよ」エリリザード「良い噂では無さそうだな」ローラ「改めて人から言われると悲しきけるのよ」エリザード「そんなタマでも無いだろうに……それはそうとキャーリサが帰って来ないのだが、知らないか?」ローラ「ついに鬼に恐れて家出しにけるよ!」エリザード「嬉しそうだな? それに誰が鬼だ誰が」ローラ「まぁ家出は100%有り得無き事よ。それで? 何で私に娘の行方を聞きけり?」エリザード「『必要悪の教会の女子寮に行って来るし』って言って出て行ったらしいのよ」ローラ「ふーん、じゃあステイルを向かわせけるのよ?」エリザード「頼めるか?」ローラ「えぇ、どうせあいつも暇しけるの」
――― って事で女子寮 ステイル「全く……どうして僕が……」カランコロンステイル「誰か居ないのか?」オルソラ「あらあらステイルさん、どうしたのでございますか?」ステイル「あぁ、キャーリサ様を探しているんだが……来なかったか?」オルソラ「あら? 聞いておりませんでございますか?」ステイル「何をだい?」オルソラ「キャーリサ様なら神裂さん達と一緒に日本へ行きましたでございます」ステイル「なん……だと……、僕は神裂から一言も聞いて無いぞ!?」オルソラ「それはそれは」ステイル「他には!?」オルソラ「ミサカちゃんに五和さん、シェリーさんにフロリスちゃんでございます」ステイル「全然共通点が見えないが……何しに行ったんだ?」オルソラ「それは……秘密でございます///」ステイル「顔を赤くする必要がどこにある!」オルソラ「まぁまぁ、そうでございます?///」ステイル「くっ……調子が狂う。まぁいい、僕の用事はこれで済んだ」オルソラ「ローラ様によろしくお伝えくださいでございます。それはそうと、お昼ご飯を食べて行きますでございます?」ステイル「折角のお誘いだが遠慮しておこう、喫煙家にとって女子寮は肩身が狭い」オルソラ「あら、そうでございますか?」ステイル「あぁ、それでは失礼する」カランコロン
アンジェレネ「行きましたね」オリアナ「一応マナーは守るようね」ルチア「えぇ、それにしても今頃何をしているのでしょうか」アニェーゼ「まぁ時差からして夕飯でも食べてますかね」オリアナ「そうかしら? お姉さんは違うと思うなぁ」アンジェレネ「へ? じゃあ何ですか?」オリアナ「それはもう激しく腰を」アニェーゼ「それ以上言わせねえです!」オリアナ「あら、残念」アンジェレネ「え? え? 何ですか!? 教えて下さいよ!」ルチア「まだアンジェレネには早いです」オリアナ「あら、そう言うルチアちゃんも顔赤いわよ?」ニヤニヤルチア「き、気のせいです///」カーッ
――― 天草式の……建宮「そろそろ二日目の夜を迎えるなのよな……」牛深「五和は上手くやってるでしょうか……」諫早「奥手だからなぁ……」建宮「対馬から聞いた時はビックリしたのよな」牛深「まぁ、遂に五和が本格的に動き始めた訳ですし」諫早「我々もサポートしていくのですか?」建宮「勿論なのよな。って事で我々も日本に……」対馬「何バカなこと言ってるんですか、仕事があるでしょう仕事が」牛深「ぬぅ……流石に元教皇代理が行くのは無理があるか……」
建宮「じゃあ対馬が直々に行くのよな、浦上も連れて」対馬「は!?」建宮「服を届けて欲しいのよな。どうせ五和の事だからいつも通りの服を着てるだろうのよな」牛深「ま、まともな事言ってる……」対馬「これをまともって……おかしいんじゃないの?」建宮「足りない服や物資があったら言うのよな、服は俺達が厳選に厳選を重ねた素晴らしい物を支給するのよな」対馬「いや、別に私は着無いですけどね」建宮「五和に着せるのがお前の仕事なのよな」対馬「はぁ……」建宮「そうと決まれば早速服の第一陣を決めるのよな」牛深「やはりメイド系で行きますか? それとも小悪魔系とか」諫早「いやいや。案外着物のような物も良いかもしれん、うなじとかうなじとかうなじとか」建宮「それじゃあ早速厳選作業に取りかかるのよな」
――― 戻ってローラ「御苦労なりけるね」Piローラ「日本に居るらしきけるよ」エリザード「日本……またどうして?」ローラ「そこまでは分からなきけるのよ。聖人も一緒らしいし大丈夫ではありけるけど」エリザード「そうか、日本か」ローラ「日本よ」エリザード「幻想殺しの少年は元気にやっておるかな……」ローラ「幻想殺しの少年……ねぇ……」ボーッエリザード「ふーん」ニヤニヤ
――― 上条宅上条「ってもうこんな時間かよ、お前ら時間大丈夫か?」絹旗「10時ですか……超話し込んでしまいましたね」フレンダ「結局さ、そろそろ帰る訳よ」フロリス「えーこれから面白くなって来るのに~」絹旗「私も超心残りですが、今日はこれで」シェリー「気を付けて帰れよ」上条「じゃあ家の近くまで送ってくか?」絹旗「それはご心配なく、私達超強いですから」上条「そう言われればそうか……」番外個体「じゃあねー、作戦上手く言ったら教えてねー」キャーリサ「気を付けて帰るし」絹旗「それじゃあ」フレンダ「お邪魔した訳よ」バタン
上条「さぁ俺達も寝る準備するか」五和「あ、もう後は湯を張るだけです」上条「……、五和は本当にいい奥さんになるよ」五和「は、はい///」上条「」ファ~ア神裂「眠いのですか?」上条「ああ、考えてみれば寝て無いからなぁ……」フレンダ「そう言えばそうね、私達は午前少し寝てたけど」番外個体「少し横になったら?」上条「そうさせて貰おうかな……」ドッコイショ番外個体「膝使う?」上条「あぁ、じゃあ失礼して……」番外個体「はい」ポンポン上条「」ストン上条「てうわぁあああああああああ、俺は何やってんだ!?」ガバッ神裂「もう睡魔に判断力を削られてますね」フロリス「吸い込まれるような流れだったね」五和「大丈夫ですか?」上条「あーヤバいかも、目を瞑ると意識が無くなる気がする……」
禁書「今日はアドマチックの日なんだよ!」シェリー「アドマチック?」上条「あぁ、確か学園都市のベスト30を放送してくテレビ番組だな」フロリス「へーそんなのがあるんだ」神裂「今週は“学園都市不思議30”のようですね」キャーリサ「外から見たら学園都市なんてそこら辺に不思議が転がってるし」五和「確かにそうですね」ナレ「ではそろそろ言ってみましょう、30位は!?」『第30位、この夏だけで1億もの被害』『30位、謎の落雷』上条「あぁー(あいつか……てか1億て)」シェリー「ん? 学園都市にも停電があるのか? そんなイメージは無いんだが」キャーリサ「確かに、そういうライフラインの問題は無いと思ってたし」五和「それ分かります」フロリス「どうなの? 当麻。さっき『あぁー』とか言ってたけど」上条「まぁ、何て言うか、技術的な問題じゃない」番外個体「って事は自然災害って事?」上条「まぁ自然災害って言えば自然災害だけど、じゃ無いと言えばじゃ無い気がする」禁書「ふーん、まぁ私には被害が無いから分からないんだよ」上条「だな……てかこれ不思議って言うのか?」
――― 常盤台中学女子寮の一室美琴「クシュン」黒子「風邪ですの?」美琴「大丈夫でしょ、それより」黒子「はい?」美琴「今日、アイツと会わなかったわね」黒子「ですわね。と言っても今日は風紀委員の方が忙しくて暇が無かったのですの」美琴「流石に外国人部隊が有利よね~」黒子「やはり同じ屋根の下と言うのは大きなアドバンテージですの。このままだと先を越されてしまいますの」美琴「さ、先って……」黒子「それは言わずもがなでございますの」美琴「はぁ……どうすれば良いのよ……」黒子「やはり寮と言うのがネックですわね」美琴「そうよね~……何か解決策があれば良いんだけど……」
――― 『第27位 最強のレベル0達?』『第27位 レベル5がレベル0に敗北?』五和「お風呂出来ましたよ」禁書「じゃあお先に失礼するんだよ」上条「(あーこの時間かぁ……)じゃあ俺は少し出掛けて来るよ」番外個体「ねー当麻」上条「はい? なんでせうか?」番外個体「別に気にしなくて良いのに」上条「な、何がでしょうか?」番外個体「お風呂の時外出しなくても良いのにって言ってるんだよ」上条「いや、でも、色々マズイと言うか何と言うかマズイんですよ」神裂「マズイ? 何がですか?」上条「うっ……」フロリス「当麻の家なんだから気にしなくて良いんだって、どっしり構えてなよ」上条「でも……」キャーリサ「そもそも、押しかけてるのが私達なのに当麻が遠慮する事無いし」シェリー「いつも通りに居ればいいだろ」上条「分かった……だけど嫌ならいつでも言ってくれよ?」番外個体「多分一生言わないけどね」上条「一生って一生居るつもりかよ」ハハハ番外個体「あれ? 居て良いの?」上条「居れるならいいぜ?」ハハ
佐天「そう相談、まぁある所にリンゴが一つある訳」春上「はい」初春「はい」佐天「そのリンゴは一つしか無くて、皆欲しがってます。でも一人では到底リンゴをゲット出来そうにありません」佐天「だから、なんて言えば良いのかな~……そう! 仲間を作る事にしました」春上「えっと……それだと……」佐天「そう、ゲットした時にまた仲間割れが始まろうとしているのです!」初春「大変ですね~」佐天「初春と春上さんはどうする?」春上「そうですねー……分けます」佐天「あーやっぱり?」初春「そうですね、私もそうします」佐天「そうだよねー」初春「で? それがどうしたんですか?」佐天「ん? 何でも無いよ~ただちょっとね~」春上「あ、次やりますよ」佐天「お、何かな何かな~」
――― 上条宅『第26位 不老不死の研究成果!?』『26位 謎に包まれたロリ教師』番外個体「お風呂空いたよ~」禁書「ねぇとうま、これって」上条「……」禁書「とうま?」上条「Zzz~」フロリス「寝てるね」番外個体「じゃあとうまの隣は貰うねぇ~」ドサッ禁書「あーっ!! ずるいんだよ!! 私だって一緒に寝た事無いのに!!」五和「そ、それに彼はお風呂入ってませんし、起こした方が良いんじゃないですか?」番外個体「正論どうも、でもそれでもいいのかな~」スリスリ神裂「そ、それはどう言う意味でしょうか」番外個体「インデックス、いつも彼は風呂場で寝てるんだよね?」禁書「う、うん。そうなんだよ、いつもベッドにスペース空けてるのにいつまで経っても来ないんだよ!」番外個体「多分これが一緒に寝れる数少ないチャンスだと思わない?」スリスリシェリー「た、確かに……」神裂「残るは後一枠……どうやって決めますか?」五和「そ、そうですね」キャーリサ「早く決めるし」シェリー「一秒一秒が惜しいな」フロリス「……、その前にそこのナイスバディーな4人はお風呂入って来なよ」
――― 風呂@五和ポチャン五和「(一緒に寝るかも……なんて考えてませんでした///)」五和「(ね、寝る時の格好はふ、普通で良いんですよね!? パジャマで良いんですよね!?)」五和「(おしぼりは必要ですかね!? ……おしぼり……ハッ!?)」五和「(おしぼりで体を拭いてあげるのも……///)」五和「(い、いや駄目です!!)」五和「(いや……でも……汗かいてるだろうし……)」五和「///」五和「(駄目です、駄目です!! そんな事したらハシタナイ女だと思われてしまいます!!)」バシャバシャ
――― 風呂@シェリーシェリー「ふぅ(日本の風呂も良い物だな……つい声を上げたくなる)」シェリー「(そう言えば神裂が、『風呂に入る時声を上げるようになるとおっさんと見なされる』って言ってたな……)」シェリー「(……、気を付けるか……)」シェリー「上条当麻……か……」シェリー「(こんな事を考えれる様になるなんて……)」シェリー「平和……か……」シェリー「(柄にもない事を考えたな……)」シェリー「ふふ、さて当麻の隣を貰いに行くか」ザバーッ
――― 風呂@キャーリサキャーリサ「(どどどどーすればいいし!///)」キャーリサ「(いやいやまだ決まった訳じゃないけど決まった訳じゃないけど///)」キャーリサ「(もし仮に仮に隣で寝る事になったら///)」キャーリサ「(いや、当麻は寝てるしそんな事は無いはず///)」キャーリサ「(そう、私はイギリス王国の第2王女! 気をしっかり持つし! 順序は大切だし!)」キャーリサ「……」キャーリサ「///」ブクブクブク
――― 風呂@神裂神裂「(お風呂と言えば御使堕しを思い出します)」神裂「……」神裂「……」神裂「///」神裂「(うわあぁあああ、思い出したら恥ずかしくなってきました///)」神裂「(あの時には、こうなるなんて思いもよりませんでしたし……)」神裂「(天使にも少しは感謝してもいいんでしょうか)」
番外個体「あと1枠頑張ってね☆」上条「Zzz~」番外個体「失礼しまーす」スリスリキャーリサ「あと1枠」番外個体「(これが当麻の匂い///)」クン……フロリス「どうやって決める?」番外個体「///」クンクン禁書「そこ私が使ってるベッドだから私で良いと思うんだよ」番外個体「///」スーハーシェリー「寝て無いのに寝言とは……頭大丈夫か?」フロリス「相変わらず毒舌だね」番外個体「早く決めなよー」ニヤニヤスリスリフロリス「はーい」ノ神裂「はい」フロリス「妥当にジャンケンだよね」五和「ですよね」禁書「ジャンケン……これはクラピカ先生に掛けるんだよ!!」神裂「いや、あれって1対1専門ですよね?」禁書「え!?」シェリー「じゃあさっさと覚悟を決めろ」キャーリサ「最初はグー!」フロリス「ジャンケン!」ポン
五和「では、電気消しますね」フロリス「お休みー」シェリー「お休み」キャーリサ「お休みだし」禁書「おやすみなんだよ」五和「お休みなさい」神裂「いい夢を」番外個体「お休み~」
神裂「で、では、失礼して」番外個体「いらっしゃい」スリスリ神裂「せ、積極的ですね」番外個体「積極的って……別に当麻寝てるし……ねぇ?」神裂「……」番外個体「♪~」フニャ~神裂「幸せそうですね」番外個体「それは好きな人と寝れるんだもん♪」スリスリ神裂「そ、そうですか」番外個体「そうですかって、何? 火織は好きじゃないの?」ダキッ神裂「すす好きでは無いと言うか好きと言うか何と言うか感謝していると言うか」番外個体「素直じゃ無いな~」神裂「ほ、ほっといて下さい!」番外個体「まぁ人間1/3は寝て過ごすんだし、寝る時ぐらい素直になりなよ。そうじゃ無いといつまで経っても素直になれないよ?」神裂「……」番外個体「じゃ、お休み火織」神裂「は、はいお休みなさい」神裂「(素直に……ですか。土御門にも散々言われてきましたね)」神裂「素直に……」ボソッ神裂「///」ギュ
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