サーシャがイギリスに来てから数日後灰は灰に、塵は塵に…ステイル「吸血殺しの紅十字!」?「ぎゃああああああああ!!!」ステイル「やれやれ、今日だけで三件か」今日をーいっぱいーあーりーがーとー♪子羊のあく(ピッ)ステイル「……土御門か。ああ、まただ。まったく嫌になる。ハロウィンはまだ先だというのに、化け者の相手ばかりだ。」
「…呑気なものだな。こっちは深刻な人手不足だ。君の手も借りたいくらいだよ。」「ああ、おそらく殲滅白書がまともに機能してないのだろうね。本来、こういったこの世の“在らざるモノ“を始末するのは奴等の仕事なのだけど。」「サーシャ・クロイツェフかい?彼女にも動いてもらってるよ。タダでさえ人が足らないんだ。専門家を腐らせておく程の余裕はないさ。」「それは考え過ぎだろう。たしかに彼女の戦闘力は高い。それに、大天使のテレズマをその体に納める程の潜在能力もあるだろうけど、いくらなんでも彼女一人が欠けたくらいで殲滅白書がこれだけ堕ちるとは思えない。」「まあ確かに無関係ではないのかもね。処理しきれない在らざるモノたちを、わざとこちら側に誘導させている可能性もある。……ああ、大天使を身に納めた人間なんて魅力的な研究対象を手放したくはないのだろうね。」「証拠さえ上がれば、癪だけど彼の力を借りる事になるかもしれないけどね。ああ、だけどそれ以前の問題さ。最大主教は特に対策を打とうともしていない。一体何を考えてるんだか。」
「そうだね。とりあえずは、そっちの方に影響が無いならそれで良いさ。重要なのは彼女の安全だ。ああ、よろしく。」(ピッ)電話を切ると同時に、何者かの足音が聞こえてくるサーシャ「第一の解答ですが、こちら側は全て片付きました。」ステイル「そうか、早かったね。さすがは元殲滅白書のエキスパートってとこか。」サーシャ「第一の質問ですが、最近の異変は、やはり私に原因が」ステイル「君のせいじゃないよ。最大主教だって黙認してるんだから。」サーシャ「そうですか…」
「そうだね。とりあえずは、そっちの方に影響が無いならそれで良いさ。重要なのは彼女の安全だ。ああ、よろしく。」(ピッ)電話を切ると同時に、何者かの足音が聞こえてくるサーシャ「第一の解答ですが、こちら側は全て片付きました。」ステイル「そうか、早かったね。さすがは元殲滅白書のエキスパートってとこか。」サーシャ「第一の質問ですが、最近の異変は、やはり私に原因が」ステイル「君のせいじゃないよ。最大主教だって黙認してるんだから。」サーシャ「そうですか…」【女子寮】サーシャ「第一の解答ですが、ただいま戻りました。」アニェーゼ「お疲れです。また例のあれですか?」サーシャ「第二の解答ですが、その通りです。」ルチア「最近やたら多いですね。そのうち、私達にも出動要請が回ってくるかもしれません。」アンジェレネ「ええっ!!私、オバケとかそういうのはちょっと…」ルチア「シスターアンジェレネ、その様な弱気な態度でどうするのですか。神の敵から人々を守るのも、神に仕える我々シスターの役目なのですよ?」サーシャ「第三の解答ですが、ご安心ください。あなた方を危険な目に遭わせたりはしません。絶対に…」ルチア「シスターサーシャ…無理をしてはいけませんよ?」サーシャ「第四の解答ですが、大丈夫です。心配は無用です。」彼女達の気遣いが、口にする不安が、痛かったサーシャはその場を逃げる様に浴場へと向かったアニェーゼ「……」
ところで西洋というのは、風呂の概念が日本とは異なるあまり風呂というものに拘らない国や、蒸し風呂の国など様々であるのだがこの修道女の寮は少し特殊で、外観は洋風だが、形式は日本の公共浴場に近いその理由としては、学園都市から送られてくる風呂により、風呂そのものにハマった最大主教によるこだわりにより改装された事にあるサーシャとしては、洗い場と湯船が分離しているという日本特有の浴場は、この寮に来るまで経験した事なかったのだが、最近ではわりと気に入っているサーシャ「はぁ……」仕事の後のひとっ風呂は良いものだな。と、やたら広い湯船に一人でつかりながら、この年で日本のサラリーマンみたいなことを思っているわけだが、考えているのはそれだけではない
最近イギリス各地で増えている”在らざるモノ”の事件本来は、もともと彼女の所属する殲滅白書が中心となってそれらの処理を行っていたのだが最近はどうも様子がおかしい。殲滅白書に何かあったのだろうか?あるいは…いずれにせよ自分に関係がないとは思えなかったそして何よりも、そのせいでみんなに迷惑をかける事が嫌だった。彼女達を”在らざるモノ”との戦いに駆り出させて傷付けてしまう様な事など、絶対にあってはならない。絶対にむにゅっサーシャ「むにゅ?」ふと、自分の脇から伸びてくる謎の二本の白く細い腕の存在に気付いた謎の白くて小さい手が自分の胸を後ろから鷲掴みしている
むにゅ♪むにゅ♪
サーシャ「だ、第一の解答ですが……一体何を?」アニェーゼ「アニェーゼ部隊恒例のドキドキ☆身体チェックですよ。」アニェーゼ「ふむふむ、悔しいですが、私やアンジェレネより少し大きいですね。本当にほんのちょっぴりですけどね!」むにゅ♪むにゅ♪サーシャ「あの…ん……そろそろ離して…ください…/////」これがワシリーサなら何のためらいもなく金槌で殴っているだろうアニェーゼ「悔しいのでもう少し揉みしだいてやります(もみもみもみ)」サーシャ「ひっ、ひゃめてくだ、あぅ…/////」アニェーゼ「ここか?ここがええんですかい?(むにゅむにゅっ)」サーシャ「誰か…助け……あぅぅ…」アニェーゼ・サンクティス7巻のオルソラの件と18巻のとあるものを見てもらえばわかるが彼女はかなりのドSである
サーシャ「ハァ…ハァ…/////」アニェーゼ「すいません。正直調子にのり過ぎました。」浴槽の壁にぐったりともたれ掛かるサーシャ真っ白だった肌が、今は蒸気し、真っ赤になっているサーシャ「第一の解答ですが、酷いです、もうお嫁にいけません…」アニェーゼ「迷惑でしたか?」サーシャ「第二の解答ですが、そんな当たり前の事を聞かないでください」アニェーゼ「当たり前ですよね。迷惑をかける事なんて。」サーシャ「第三の解答ですが、そういう意味ではなく」アニェーゼ「当たり前なんですよ。」サーシャ「……はい?」
サーシャ「第四の解答ですが、けしてそんな事は」アニェーゼ「これでも252人の大所帯のリーダーやってんですよ。甘く見ねえでください。」サーシャ「うっ…」アニェーゼ「良いですかいサーシャ?アンタみたいな生真面目な人間は、いつもそうやって自分を追い詰めて勝手に苦しんでるんです。 大変なんですよ。傍から見たら平気そうな顔をしてるから、壊れちまうまで気付かねえこともあるんです。」アニェーゼ「そういう仲間を見る度に、何でもっと早く気付いてやれなかったのか?助けてやれなかったのかって思っちまうんですよ。 分かります?それがどれだけ辛いことか。」サーシャ「第五の解答ですが、あなたの気持ちはわかります。ですが、これは」アニェーセ「これは自分の問題?私らには関係無いし、何もできない?分かっちゃいないんですよ!! サーシャは私らに気を遣ってるのかもしんねーですけど、私らにとっちゃ、 サーシャが勝手に苦しんでるのを見せられる方が余程迷惑なんですよ!!」」興奮し、湯船から立ち上がるアニェーゼ。一糸まとわぬ未成熟な肢体が露わになるサーシャ「アニェーゼ…」
アニェーゼ「私らは、在らざるモノとの戦いに慣れてるわけじゃねえですから、サーシャの力にはなれないかもしれません。根本的なとこで協力できないのは悔しいです。」そして、アニェーゼはガシッとサーシャの華奢な肩を掴み、鬱陶しい程に伸びた前髪の奥に隠れたサーシャの大きな瞳をまっすぐに見つめたアニェーゼ「それでも、迷惑かける事を恐れないでください!!それが仲間ってもんでしょう?それとも、 私らはサーシャにとっては仲間じゃねえんですか?」その質問に対する解答は、1+1よりも簡単だサーシャ「アニェーゼ…第一の解答ですが、私は、仲間だと思っています。みんな、大切な私の仲間です!」アニェーゼ「だったら約束してください。私らの前で、弱みを見せる事を恐れないでください。良いですか?」自分と年端の変らない少女が、なぜか自分よりずっと大きな存在に見えてしまう。きっと、この歳で色んな経験をしてきたのだろう。この世の不条理、無力、絶望、色んなものを見て苦しんできたのだろうだから、彼女の言葉はただの表面だけ着飾った聞こえの良いだけの言葉で終わらずに、心にまっすぐと響いてくる
サーシャ「第二の解答ですが、わt」アニェーゼ「約束できねえってんなら、分かるまでその体にとことん教え込んでやりましょうか」サーシャ「え?」アニェーゼは手をわきわきと動かしながら、不気味な笑顔と共にサーシャにせまるアニェーゼ「たしか、太股が性感帯なんですよね?」サーシャ「だ、第一の質問ですが、なぜそれを!?」ぞくりとした寒気が背中を這うのを感じたアニェーゼ「へっへっへっ」アニェーゼはサーシャの太股をゆっくりと這う様に指を滑らせるサーシャ「ひやっ!だ、だいさんの、ひぐっ!あうっ…」サーシャはなんとか逃げようとするが、アニェーゼが後ろからガッチリとホールドするアニェーゼ「逃がすと思ってやがるんですか?さあ、もっと良い声で鳴いてくださいよ」サーシャ「ふにゃっ、ダメ…れす…そこは…ほんと…に…よわいんれす…はうっ…」アニェーゼ「内側はかなり弱いみたいですねえ。こんなにも敏感なくせに、あんな拘束衣を着てさらけ出してるなんて、 サーシャは相当なドMってやつですかねえ」サーシャ「ちが…あれはワシリ…サが…ひゃんっ!」前言を撤回しようこの少女は変態だ、ただの危ない人だ
このままではイケない、いやいけないと、サーシャは身をよじりながらなんとか逃れようとするそして、身をよじらせながら抵抗してるその最中、サーシャは右手で柔らかい何かを掴んだそれはちょうど、サーシャの手のひらに収まるくらいのサイズの…アニェーゼ「きゃっ!」サーシャ「……」アニェーゼ「……あー、えーとその…」アニェーゼ・サンクティス彼女はドSであるしかし、同時に自分がスカートを捲られたり胸を触られたりするのを激しく嫌うほどの可憐な乙女であるなんて迷惑でタチの悪い性癖なのだろうアニェーゼ「…あ、あはははは」サーシャ「…第四の解答ですが、そういうことですか(二ヤリ)」はよく見えないが、口は三日月の様に両端を釣り上げているどうやらアニェーゼの胸を掴んだ右手は、サーシャに形勢逆転のチャンスをもたらす神の右手だった様だ「ちょっ、どこさわってやがんですか!」「第一の質問ですが、ここですね!」「べ、別にそんなとこ触れてもあうっ!」「第一の解答ですが、しっかり感じてるじゃないですか」「おのれ、反撃です!」「だだ、第二の解答ですが、付け根は反則です!」「反則なんて文字は私の性書にはねえんですよォ!」ルチア「なんですか騒がしい!聖書のどこにそんな盛り上がる場面があると……」アニェーゼ「( ゚д゚)」サーシャ「( ゚д゚)」ルチア「……」アニェーゼ「( ゚д゚ )」サーシャ「 ( ゚д゚ )」ルチア「(^ω^#)」ルチア「で、風呂場で乳繰り合っていたという事ですか。修道女が?」アニェーゼ「いえ、乳繰り合っていたのは認めますが、別にイヤラシイ気持ちがあったわけでは」サーシャ「うそつき」ルチア「しかもシスターサーシャまで」サーシャ「第一の解答ですが、面目ありません。」アニェーゼ「あの、このジャパニーズセイザという奴はかなり足に負担がくるのですが。それと、さすがに風呂上がりで長時間バスタオル一枚というのは体によくねえと思います。」サーシャ「へくちっ!」ルチア「ハァ……」ルチアは額に手を当てながらため息をついたたぶん性格からして、サーシャはとばっちりを受けたのだと思うそしてこのアニェーゼ・サンクティスだが、厳格な上下関係は無いとは言え、一応自分の上司にあたる修道女であるしかしながら、自分は本当にこの修道女と共に命懸けの戦いに臨んで良いものなのかと、本気で心配になった
アニェーゼ「やれやれ、酷い目にあいました。」サーシャ「第一の解答ですが、あなたのせいです。」アニェーゼ「むう」サーシャ「……ですが、先程の事は、素直に嬉しく思います。」アニェーゼ「えっ、そんなによかったんですかい?サーシャも意外とスケベなんですね」サーシャ「第二の解答ですが、大事な話をしようとしてる時にボケないでください。」サーシャ「第三の解答ですが、どうやら私は、口では仲間だと言いながら、心ではあなた方としっかり向き合うという事を恐れていたのかもしれません。」アニェーゼ「サーシャ…」サーシャ「補足説明しますと、私は仲間をもっと信頼すべきだと反省しています。これからは、もっと積極的にあなた方に迷惑をかけようと思います。」アニェーゼ「いや、別に無理してかけるもんでもないと思いますが。まあ、分かってくれたんならそれでいいですよ。」どうやらこの件に関しては無事解決したようだ。たぶん。
【また別の日】サーシャ「んっ……!」カーテンから淡く差し込む光を浴びながら、サーシャは軽く背伸びをする修道女の朝は早いだが、今日はいつもよりも特別早かったなぜなら、本日彼女は食事当番だからであるオルソラ「おはようございます、サーシャさん。」無論、一人で食事の用意をするわけではない。今日はオルソラもその当番の一人だ。
サーシャ「第一の解答ですが、おはようございます。」オルソラ「サーシャさん、はい、あーんしてください」オルソラは塩ゆでしたエビのぶつ切りを一つ、フォークで刺し、サーシャの口元に差し出すサーシャ「(ぱくっ…むぐむぐ)……第二の解答ですが、塩加減、茹で具合ともに申し分ないと思います」オルソラ「そうでございますか。では、次はこちらのパスタを」サーシャ「……第三の解答ですが、こちらも塩加減、茹で具合ともに申し分ないと思います。」オルソラ「ふふ、ありがとうございます。それでは、次はこちらを」モブA「サーシャ、こっちもこっちも!」モブB「ダメよ、次はこっちを味見してもらうんだから!」サーシャ「あの…」モブC「ずるい!サーシャは私のものよ!」モブB「サーシャちゃん、はい、あーんして」モブA「ちょっとB!モブキャラの分際で抜け駆けしてんじゃないわよ!」モブC「アンタもモブキャラでしょ!」オルソラ「あらあら♪」サーシャ「解せぬ」なぜかサーシャは味見係という不動のポジションを獲得していた別の言い方をすれば、餌付けされてるとも言うオルソラ「主よ、わたしたちの日ごとの食物を、わたしたちに必要な糧を今日も与えて下さった事に感謝します……それでは、主への感謝の思いを馳せながら、朝食をいただきましょう。」サーシャ「……」アンジェレネ「あれ、シスターサーシャ、随分と量が少ないですね。」アニェーゼ「ダイエットですか?でもその体はむしろ栄養を必要としてると思いますよ。」ルチア「彼女は暴食という大罪に惑わされていないだけです。アンジェレネも見習いなさい。だいたい何ですか?朝からチョコレートドリンクにアイスって、神様にケンカ売ってるんですかあなたは?」サーシャ「……」言えない、味見しすぎて食べられないなんて口が裂けても言えない
【科学vs魔術】事件は突然起きたアニェーゼ「大変です!洗濯機が!学園都市が誇るAIを搭載した全自動洗濯機が悲鳴を!」アニェーゼは、何やらガタゴトと物騒な音を立てながら警告音を鳴らす洗濯機を指さし、その洗濯機と一緒に悲鳴を上げていたルチア「何ですって!あの布団まる洗いという荒業を成し遂げた洗濯機がですか!?」アンジェレネ「一体何が原因なんですか…?」てんやわんやと騒ぎながら例の洗濯機を見つめる彼女達そして見てしまったグルグルと回り続ける洗濯機の中に、かすかに見えるあの恐ろしい物をサーシャの亡命の原因となったアレを「またお前か!!!」その場に居た誰もがそう叫んだ
ルチア「誰ですか!あんな物騒なものを洗濯機に放り込んだのは!」アンジェレネ「そもそもシスターサーシャは、いつもどうやってアレを洗濯してたんですか?」サーシャ「第一の解答ですが、基本的には、インナー以外はいつも魔術関連の道具を手入れしてる人達にお任せしていました。」つまり、普通の方法では洗濯されていなかったという事だろうサーシャ「第二の解答ですが、あの洗濯機を止めるしかありませんね。」サーシャは修道服の袖からバールと金槌を取り出し構えるするとそこへ?「待ってください!」何者かがサーシャを制止しようとする
神裂「待ってください!そんな物騒なものを取り出して、彼に一体なにをするつもりです!」サーシャ「(彼?)第三の解答ですが、洗濯機を破壊します」神裂「破壊!?いけません!修道女がそんな暴力的な手段に出るなど!」サーシャ「第四の解答ですが、あの焼却炉の悲劇を忘れたのですか?」神裂「しかしっ!」サーシャ「第五の解答ですが、このままではいずれ勝手に洗濯機は壊れるでしょう。彼は壊れるまで苦しみ続けるのですよ!」神裂「うッ……」サーシャ「第一の質問ですが、彼が苦しんでいる姿を前にして、まだ幻想にすがるのですか!?助からないかもしれないけど、とりあえずそのまま苦しみ続けてくれだなんて言えますか!?」神裂「……」確かに、あの焼却炉の末路を考えれば、このまま彼を苦しめ続けるのは残酷な事の様に思える今までの神裂ならここで諦めていただろうしかし、彼女は知っている自分達がずっと諦め、絶望していたにも関わらずけして最期の最期まで諦める事無く闘った少年を一人の少女を救うために闘い続けたあの少年を
サーシャ「第六の解答ですが、今すぐ楽にしてあげます!」神裂「させません!」サーシャ「第二の質問ですが、あなたは」神裂「うっせんだよ!!ド素人がッ!!!」サーシャ「!?」神裂「苦しんでる?だから楽にしてあげる?違うでしょう!彼は…彼は闘ってるんです!あの拘束衣と闘ってるんですよ!誰にも助けを求めずに、今この瞬間も彼は一人で闘ってるんですよ!それを、これ以上苦しまないために?あの悲劇を繰り返さないために?そんな下らない理由で彼の想いを踏みにじるんですか!!勝手に彼を値踏みしないでください!!例え私達がどれだけ無力でも、どんな理由を並べても、それで彼が殺されていい理由にはならないでしょうが!!!それでもまだ彼の闘いに水を刺そうとするのなら、上から目線の勝手な決め付けで彼の想いを否定しようとするのなら!!」神裂「salvere000!!この名にかけて私があなたの幻想をぶち殺します!!」ルチア(神裂さん……なぜそこまで必死に?)アニェーゼ(笑顔で洗濯機をピカピカに磨いてたり、よく一人で洗濯機に話しかけたりしてましたけど、そういう性癖ですか?)アンジェレネ(目が怖い…)サーシャ「……第一の解答ですが神裂、私が間違っていました。」全員(えぇーっ!!!)サーシャ「あなたの洗濯機に対する信頼は、私も見習わなければならないと補足します。」神裂「サーシャさん……共に、科学(洗濯機)と魔術(拘束衣)が交差して始まった物語の結末を見届けましょう!」サーシャ「Да!」結局、この戦いは洗濯機の粘り勝ちで幕を閉じたわけであるが洗濯機「神裂さん、俺やりましたよ…」神裂「よくがんばりました…グスッ…あなたって機械(ひと)は本当に…(ぎゅっ)」サーシャ「第二の解答ですが、これが信頼というものなのですね…」ルチア「いえ、違う…というわけでもないのでしょうか?あれ?」その場で謎の感動に浸っているサーシャと神裂洗濯機が凄い事は認めるが、この二人にはなんて声をかけてあげれば良いのだろうか?天にまします彼女達の父に答えを求めても、けして返ってくる事は無かった
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