ステイル「最大主教ゥゥーーーッ!!!」 > 天草式編 > 01

「ステイル「最大主教ゥゥーーーッ!!!」/天草式編/01」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ステイル「最大主教ゥゥーーーッ!!!」/天草式編/01」(2011/06/11 (土) 18:41:59) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

>注意事項強調 >※&color(red){勝手なカップリング多数←CAUTION!} 懐かしい夢を見ていた。 「そ、それ、待ったなんだよ!」 「おいおい、冗談だろう? チェックだ」 「ステイル! 少しぐらい手加減してくれてもいいかも!」 「君の頭脳にかかれば、あっという間に僕より上手くなるよ。これくらいの意地悪は許してほしいね」 「ステイル……それは少し大人げないですよ?」 「僕の方が年下だッ!!」 『あの子』と初めて会った頃の夢。十年前、『あいつ』によって彼女が救われるより、更に前。 「おかわり!」 「おい、神裂! 多めに用意しておけといっただろ!?」 「うっせえんだよ、ド素人が! あの体にあれほど入るとは思わないでしょうが!」 「私の『宇宙胃袋』に――常識は通用しないんだよ!」 「「やかましい!!」」 『あの子』を救えなかった時の夢。――なにもできなかった無力な自分の夢。 「お別れだね。すている、かおり……」 「イン、デックスッ……!」 「…………最後に、これだけは誓うよ。たとえ君は全て忘れてしまうとしても――」 「んんっ…………? ここは……?」 ステイルが目を覚ますと、そこは清潔なベッドの上だった。上体だけでも起こしてあたりを窺おうとすると、 「ツッ! か、肩が……?」 手をつくだけで鈍い痛みが走り、満足に起き上がれない。 仕方なく首だけ回して状況を把握しようとするも、ベッドの周りはカーテンに覆われている。 とにかく、状況を整理すべきだ。 この無機質な天井、規則的な機械音、極めつけに鼻をつく薬品臭。 魔術の総本山に似合わぬ医療機器がいくつも運び込まれた、聖ジョージ大聖堂の医務室である。 どうやら自分は、怪我を負って運び込まれたらしい。 この医務室に運ばれるということはすなわち、聖堂で倒れたということになる。 「――――――ッッ!!」 そこで、気づいた。肩の痛みなど気にもならず、ベッドから這いずり出ようとする。 (あの子は、いまどこにいる!?) 護衛の自分が倒れるような事態が起こったのだ。必然、彼女の身にも何かが、 動きが、止まる。 何かを、忘れている。彼女に関することだ。そうだ、脳裏に焼きつく最後の光景は、焦り顔の彼女が、なにごとか、叫んで 思い出すべきでない記憶が、すぐそこまで顔を出している。  記憶<チーッス 煩悶し、混乱するステイルはカーテンの向こうに現れた気配に気づかない。 (えーっと、確か神裂と一緒に何かを話し合っていたんだ。そこで、あの子が……) 魔術師として致命的なミスだった。闖入者は前触れなくカーテンをめくると、ステイルに向かって―― 「目を覚ましたるかにゃーん、超すている! 大丈夫、こ、この人魚姫アワメイドが看病しちまうのよな!」 鱗を意識したのだろうか赤い網タイツ。大事な部分は泡のような謎の物質で隠された下半身。 『歩く教会』の内側でもなお存在感を強烈に主張していた部位にいたっては、 大きな貝殻が二枚、直に張り付いているようにしか見えない。 全体的にスケスケ素材で歩く18禁ボディをコーティングした人魚姫アワメイドが―― ――惜しげもなく、精神年齢に明らかに合致していない艶姿をふりまいた。 眼福眼福。                                          ステイル爆ぜろ 凍れる時の術式が作動して数秒後、 「……フッ」 完全にチルド状態だったステイルが突如として笑みを浮かべた。 近年稀に見る穏やかな微笑である。スーパー(笑)イノケンティウス(笑)を発動した時以来かもしれない。 「おお! そんなに気に入りてか! さあさ、これからあなたは私の超応援を受けなければいけねー……え? 何?」 勘違いしたインデックスが喜々としてご奉仕を始めようとすると、ステイルが首を振る。 さらにぎこちなく腕を動かし、耳に指を突っ込む。 「……? 耳を? 塞げと言いたいのよな?」 ステイルが笑みを深めて頷いたのを見て、恐る恐るインデックスがそれに倣った次の瞬間、 「最  大  主  教  ッ  ッ  ッ  !  !  !  !  !」 最大級の雷がロンドンの街並を大げさでなく揺らした。炎使いなのに。 大聖堂 医務室 イン←着替えた ステ「ま・た・つ・ち・み・か・ど・か! ……ゲホッ、カホッ」 イン「あまり叫びすぎては喉が潰れちまうにゃーん?」 ステ「誰の、ガフッ……だれ″のぜいだど」 イン「されども今回の超メイド服はもとはるから貰いしものではなく……」 ガラッ! 建宮「そう! 我ら天草式十字凄教の総力を結集して作り上げた至高にして有頂天の逸品なのよな!!」 天草式「オオッ!!!」 イン「さいじ!」 ステ「やばりきざまら″かッ……!!」 野母崎「あああ、最大主教!! なんで着替えてるんですか!?」 牛深「くぅーーー、惜しい!! もう一回見ようとおもって来たのに!」 香焼←脳内映像再生中 諫早「まあまあ。最大主教は慎み深く攻めるということでしょう?」 建宮「だぁーから言ったじゃないのよ最大主教! これを着さえすれば童貞のステイルくんなんてイチ」 火織「あ な た た ち ?」 五和「な に や っ て る ん で す か ?」 馬鹿ども「」 オーモーイーガーシューンーヲーカーケーヌーケーテー ナナセエンッ #asciiart(){ --------------------------------BASARA K.O.-------------------------------------- } 大聖堂 中庭 五和「まったく貴方達ときたら! 私と女教皇様では飽き足らず、最大主教にまで!」 牛深「」シーン 五和「野母崎さん、今回のことは奥さんに言っておきますからね!」 野母崎「そ、それだけはご勘弁を……」グフッ 五和「香焼。浦上には『香焼は巨乳以外はお断り』と伝えておきますね」 香焼「!? なっ、え!? あれ!?」ビクビクッ! 五和「諫早さん……はいませんね。あれ? 最初から?」 (((クソッ、逃げやがった!!))) 五和「……まあいいでしょう。さて…………たーてーみーやーさーん?」 建宮「おうおうどうしたのよ五和? 可愛い顔が台無しなのよな?」ピンピン 五和「そん、なこと言っても誤魔化されません!! いい年していつまでもメイド服メイド服って……!!」 建宮「……勘違いしちゃあならねえのよ五和。俺が愛してるのはあくまでメイド服の中身。    そう、これはお前さんや女教皇様への愛ゆえの行動なのよな!!」 五和「へ? あ、あっ、愛!? わ、私のことを愛し……っ!!??」 建宮「そうよそうなのよそうなのよな三段活用!     だぁーからそんな怖い顔してないでこの! 『帰ってきた超精霊チラメイド2』を」 キュピーン テーレッテー #asciiart(){ ---------------------------------FATAL K.O.--------------------------------------- } #hr(color=#808080)

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。