キーホルダー化案(#2) ../

今度は#1よりも「キーホルダーっぽく」なるバンドを作ろう。
前回の反省点であるドッキングステーションに乗せる際の不具合も解消しよう。

#2「緩い輪のバンド」

<用意するもの>

前回はカシメを使ったが、今回はハトメを使うぞ
上の穴あけ道具の代わりに編集者は回転式穴あけパンチを使った。(890円)
この道具を使うと、ハンマーを使わず、机の上だけの作業で穴をあけられるようになる。
無くても問題ないが、あると便利。
追記:柔らかい素材を選ぶこと。

<作り方>

素材から切り出す
素材から、布切りバサミでバンドに使う分を切り出す。
長さは28.0cm
(本当は印をつけた後切り出したほうがよい)
印をつける
右側は....
| 10mm | 10mm | 5mm | (右端)
(X印は穴をあける位置)

左側も対称に...
(左端) | 5mm | 10mm | 10mm |

全体で見るとこのような感じ
(ちょっと印が見づらい...スマン)
下穴をあける
前回同様、穴あけ道具を使い、できるだけ正確にX点を打ち抜く。
右側左側も。
するとこうなる。
ハトメを打つ
両端とも、チャコで印をつけた側が内側になるように折る。
折るのは | 10mm | 10mm | (10mmと10mmの間の所)
4箇所の下穴を重ねて、ハトメ玉を通す。
通したら、ハトメパンチでしっかり挟み、
グイッっとグリップを握り、固定する。と、こうなる。
(暗くて分かりづらいが、横からみるとM字
これで、バンドは大体出来上がり。
(このバンドは緩い輪になっている)
Ruputerに装着する
で、この単なる輪っかをどうやってRuputerに装着するのかというと....
バネ棒の片側は上下を通す
もう片側は下を通す....これでOK
(離れて見るとこんな感じ)
金具を付ける -> 完成
ハトメのところに好みの金具を通す。
すると...完成。やったね!
ちなみに、壁に吊るすとこんな感じ

<Dステーション利用方法など>

さて、以上でバンドは完成したが、
ドッキングステーション(Dステーション)への装着方法が特殊なので解説する。

このバンドは緩く出来ているので、このような輪を作ることができる。
この輪にDステーションを通す。
言い換えれば「巻く」のだ。これでDステーションを利用できるぞ。

また、適度に緩いので、電池交換も問題ない

<特徴>&<反省>

特徴
  • キーホルダーに見える
前回は少々ゴツ過ぎた
  • シンプルな構造
これ以上シンプルにするのが難しいくらいシンプル
  • やはり一切縫わない
編集者はとことん縫いたくないらしい
  • Dステーションと電池交換に対応
少し変な対応の仕方だったが、非対応よりずっといい.....かも
  • 端を内側に折り返すことで一応処理している
完全ではないが、ほつれ難くなったはず。
まぁ少なくとも、ほつれても、ほつれが見え難くなった。
  • ハトメはカシメよりメジャー
100均にもあるくらいだからね。
反省
  • 脆い
と思う。使いこんでみないとハッキリしたところは分からないが。
強度を犠牲にしてシンプルにしたつもり。(薄手素材オンリーだし)
  • 正方向と逆方向の切り替えが面倒
Ruputerの方向を切り替えるためには一回外さなければならない。
  • また作成までに時間がかかった
またしても作成が遅れてしまった.....スマソ
本来はもっと複雑な構造のバンドを作るはずだったけれど、
紆余曲折あって結局シンプル化。


最終更新:2009年08月27日 23:44