キーホルダー化案(#1) ../

本格的(?)にキーホルダー化バンドを作ってみよう。
所要時間は20分~30分を想定している。

#1「 ハリツケバンド 」


<用意するもの>

  • カシメ関連セット(*今回のメインテーマ)
 パンチ
 ポンチ (3mm)
 カシメ玉 x4組 (最低値。沢山あった方が良い)
  (径9.0mm / 下穴サイズ3.0mm・・・詳しくはパッケージを参照)
 硬い下敷き
(今回は、これらがセットになっているパッケージを買い、使用した)
(近場の適当なホームセンターで入手できると思う)
(なお、カシメ玉については事前にコチラを読んでおくことをオススメする)
(必須。また、適度に大きいほうが使いやすい)
(印を付けられればOK)
(針は掃除用。無くても多分困らないし、別に針である必要もない)
(もしくは切れ味の良いハサミ)
(1個でも2個でも良い。キーホルダー部分に使う)
(厚手は強化用途。薄手はRuputer固定用途)
(その辺りのことは、バンド素材選定レポを参照)

<作り方>

素材からバンドの元を切り出す
布切りバサミを使い、カットする。
(追記:印をつけてから切ったほうがベター。まず、印を先にどうぞ)

厚手の方は200mm
薄手の方は90mm
キッチリとカットしておこう。
チャコペンシルで印を付ける
非常に重要なのでミスらないようにしておこう。

まず厚手・・
幅は左から 10 / 50 / 10 / 60 / 10 / 50 / 10 (mm)
(左側拡大図 ->

次に薄手・・
幅は左から (5) / 10 / 60/ 10 / (5) (mm)
( * 5mmは保険。なくてもよい。省く場合は80mmでカットすることになる)

上下に並べるとこうなっている。

下穴の位置を決める
カシメ玉を打つための下穴を開ける準備をする。
写真の位置に下穴の印であるXを付けていく。(「X」にこだわる必要はない)
それぞれ同じ位置に(後で穴が重なるように)印をつける。
付け方はある程度正確なら何でもよい。

下穴をあける
カシメ玉の打ち方で説明している通り、
ハンマーとポンチと下敷きを使い、X印を正確に打ち抜く。
全部で12箇所・・結構大変だ。打ち抜き終わると下のようになる。

カシメ玉で固定する
さて、これをどうやって固定するのだろうか?
まず、2枚を重ねる・・
次に、厚手の側を、(写真からみて)外側に折り返す。
そして、重なった穴にカシメ玉のオスとメスを通す。
(こうして、3箇所の下穴が重なったワケだ)
2つ通すとこんな感じ
しかる後に・・・ハンマーとパンチで・・叩いて・叩いて・叩いて・・・
下のように固定する。
もう片側も同じ要領で固定すると・・
上のようになる。これでバンドは90%完成だ。
(余談:写真のバンド、どこかで少し薄手が余ったようだ。無問題だが)
ジョイントホルダーで仕上げ
ジョイントホルダーを両端の輪になっている所に取り付けて、出来上がり。
裏から見るとこんな感じ。(ホルダー自体は一個余る)
横から見るとこんな感じ

Ruputerに装着!
それで・・出来たのはイイが、
この単に二重にしただけ(に見える)バンドをどうやってRuputerに取り付けるのか?

少し特殊な付け方なのだが、こうする。
さらに見やすくすると、こんな感じ
バネ棒の位置を確認しづらいので少々難しいが、これを両側行う。
下図のように、Ruputerを磔(はりつけ)にしているような。そんな付け方になる。
(ちなみに、この状態で裏から見るとこうなってる)
というワケで、無事、キーホルダー化(1)は完成だ!

壁に吊るすとこうなる -> 壁吊りRuputer
Ruputerを使う向きが決まっているなら、少し省略できる。 -> ちょっと省略
素材の選び方は人それぞれ・・ -> 自分なりのバンドを作ってみよう。

<特徴> & <反省>

<特徴>
  • *マトモ*に使える(ある意味一番重要)
  • Ruputerの向きの変更が簡単にできる
  • 薄手の素材では足りない強度を、厚手の素材で二重化して補った(=ある程度頑丈)
  • 一切縫わない(裁縫ではなく、工作の要領で作成できる)
  • Ruputerがしっかりと固定される

<反省>
  • 取り付け方法が特殊。少し難度が上がっている

  • 端の処理をやってない。ほどけてくるかも。

  • カシメのセットがちょっと高かった(約1500円)。
(ハトメを使ったらどうなるのだろうか・・ハトメなら100均にある。210円で)

  • ネタ振ってから作成までにかなり時間かかってしまった。スマソ

  • 電池交換の手間が増える(交換の際、バネ棒を最低一本は外さなければならない)
(バネ棒の扱いにある程度慣れていれば、素手で十分付け外しできるとは思う)
(しかし、その際にバネ棒をなくす危険があるのに注意)

追記(07/12/30)
  • ドッキングステーションにどうやって乗せる?(爆)
(本体裏にバンドを通しているから、厚みでDステーションにうまく乗らない)


最終更新:2009年08月27日 23:41