中核部分の分解 ../


Ruputerのコアの部分の分解。
今までとはワケが違うので要注意。
難度が高く、分解の経験が浅いならば絶対にやらないほうが良い。

精神統一してから、どうぞ。




( 1 ):黒いガード


一番上の黒いガード部分は特に何に固定されているというわけではなく、
持ち上げると分離できる。

なかなか持ち上がらないときは、
写真の部分に精密マイナスドライバーを軽く差し込み、テコで持ち上げる。

この黒いガードに突き刺さっているバネは、外れてくる。
跳ねてどこかに行ったら最悪だ。注意しておこう。

ボタン電池が見える。何のための電池だろうか?

電池部分だけ拡大(左/右)

( 2-a ):赤外線


次の基板も同様の手順でわりかし簡単に分離できる。

基板

赤外線を発射する箇所が見える。

( 2-b ):黒いガードその2


すでに嫌な予感がしているかもしれないが、

この部分と

これらの金のバネ(?)x4x2 は、
他とつながっていないため、

簡単に外れてくる。
ウッカリなくさないようにしよう。

( 3 ):中枢


今までのようには分離できない。
四方を黒い支え棒で留めてある。
マイナスドライバーを軽く(!)差し込み、
決して一方に偏らないように、四方を均等に、
少しずつ、少しずつ・・テコで持ち上げて外す・・と写真の状態になる。

黒いガードその2の裏側を拡大

基板(全体/立体)


基板詳細(前の写真を基準に、上列:左上・右上 下列:左下・右下 の順番)

( 4 ):さらに進む


基板は( 3 )と同様の要領で、少し簡単に外すことができる。

( 3 )の基板の裏

この分解の際、こんなゴムの部品が外れるかもしれない。
焦る必要はなく、黒い側が基板側だ。4箇所、端に嵌めてあっただけ。

フレキシブル・ケーブルが見える・・・最深部は近い。

少し奥をのぞいてみると。


( 5 ):黒いガードその3


( 3 ) と同じ要領だが、刺さっている柱の位置が今までと違う。
フレキを傷めるとヤバイので慎重に外すと写真のようになる

上から見た写真

何か白い紙のようなものが直立しているのが分かる。
これはゴミではない。

組み立てる際、
上部とのかみ合わせの関係でこの白い物体の位置が重要になる。
かみ合っていないのに、無理して押し込まないこと。
先ほどのこの写真の位置に正確に収める。

( 6 ):液晶・最深部


最後は液晶側から持ち上げて外す。するとここまで分解できる。

液晶

ここまでくれば、ジャンクRuputerから液晶の移植を行うことも可能かもしれない。

( 終 )



今までを逆に辿り、組み立てて終了。お疲れ様。

追記:組み立ての際に

書き忘れていたが、組み立てる際には、
液晶面の指紋と汚れ・外枠の液晶ガードの内側についた指紋と汚れ
を眼鏡拭きなどで拭きとっておかないと、組み立てた後で後悔することになる。
(もっとも、そもそも素手で分解するべきでないのは言うまでもない。錆びるぞ)

最終更新:2009年08月27日 23:51