最終話 最後の力 前編


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ジオンスピリッツ最終章
「最後の力」前編

俺達は連邦のジオンがりの情報を入手した
地球に未だ反攻活動を続けるジオン軍をねたやしにするこの作戦
「ジオン軍、依然進撃を開始中」
このアフリカ基地に物凄い数の連邦軍が進行中であるらしい
ジャブローから太平洋を横断し、こちらに向かっていると
俺達は今メキシコにいる
ここからなら何とか食い止めに行ける
そんな大規模な部隊に攻められたんじゃ地球に居る仲間たちが危ない
「それで、俺達の作戦内容は・・・」
モリーゾが内容を説明を受ける
敵に攻められる前に宇宙に逃げる
しかし衛星軌道上にも幾重もの防衛ラインが形成されている
それを撃破し、無事宇宙の何処かにあるという茨の園に送り届けるのが任務だ
かなり危険だが俺達が生き残るのはもうそれしかない
地球に俺達の逃げ場はないのだ
「しかし、宇宙に行くったってどうやって・・・」
アムロが疑問に思い口にする
確かにそうだ
マスドライバー打ち上げ施設はそうそうない
「そこでだ、オーストラリアのトリトン基地を襲撃することにする」
モリーゾの言葉に皆がなるほど、と感心する
確かにオーストラリアには打ち上げ施設がある
それに、進撃中の大部隊の注意をこちらに引きつけ、時間稼ぎも出来るかもしれない

それからミネルバは最大戦速でオーストラリアへの進路を取りたどり着いた
そして俺達の作戦は始まった
「ラテールの神、ラテールバイシクル出るぞ!」
自転車用のカタパルトがないため自転車をこいでミネルバを出る
自転車は急激な速度で落下するが空中換装でラテールガンダムへと合体した
灰色のラテールガンダムは音を立ててフェイズシフトを起動する
すると色が変わり
青い羽が特徴的で、胴体は濃い青、関節は金、手足は白といういかにもガンダムらしいカラーリングだ
「ガンダムモリオス、発進する!」
次にミネルバから発進されたのはMS並に大きい灰色の戦闘機だった
同じように音をたて、フェイズシフトが起動
くるっと回転しながら変形した
イージスのような赤い機体だった
「その機体・・・」
「ああ、新型は俺にも着てたんだ」
左上にハサミのような武装を装備し、その赤いカラーリングで まさに蟹というに相応しいガンダムだった
そしてアムロから通信が入る
「俺にも出撃の許可をくれないか?」
「基地周辺は山場になっていて地上用のMSは不利だ、宇宙に上がってからの戦闘に備えておけ」
「ストライクは出せないのか?こいつはエールに換装すれば空中戦もこなせるはずだが」
「無茶だ、まだ全て終っていない」
「そうか、しかしこのまま黙って見ているだけとはな」
通信が切れる
「まずは俺が上空からミサイルで攻撃する」
モリーゾがそう言ってMA形態に機体を変形しトリトン基地へと向かった
基地の警報が鳴り響き迎撃ミサイルが発射されるがその抜群の機動性には無力
モリオスがミサイルをかいくぐり、上空までたどり着く
「モリオス目標地点まで到着、攻撃開始」
ミサイルが次々と撃ちこまれ
基地の迎撃システムは壊滅的となった
「タンホイザー、テーっ!」
基地に接近したミネルバが陽電子砲を放ち、基地司令部を壊滅させる
作戦は終了した
「戻るぞ」
モリーゾがMS形態に戻しミネルバへと帰還した
俺も続いて帰還した
「しかし、ここまで警備が手薄とはな」
アムロが口をこぼす
確かにそうだ、戦争に勝ったとは言え残党はまだ活動中
戦略的価値がないとしてもこれはあまりにも不自然だ
ミネルバをマスドライバーに乗せ、発射のあ準備をしていた
「これは・・・敵多数、こちらに向かってます」
オペレーターがデータに目を通し、驚く
「やはり罠だったか俺が行って時間を稼ぐ」
アムロがブリッジを出ようとしたとき艦長が呼び止める
「発射まで後少しだ、今お前が出ると二度と合流できないかもしれない」
「しかし、撃墜されたら元も子も」
アムロが反論するがならぬと艦長が引き止める
「艦長、案外それが得策かもしれませんよ?
こいつは元々連邦の兵士、俺達の敵だ」
モリーゾが言うとアムロも同調する
「彼の言うとおりだ
いざとなれば投降する 行かせてくれ」
硬い表情だった艦長が表情を和らげ顔をたてにふる
ありがとうと言い残しアムロはブリッジを出る
「え・・・?」
オペレーターがモニターを見ながら驚いている
「艦長!ストライクが出ます」
「何だと?パイロットは誰だ」
艦長が驚きを隠せずストライクに通信を入れようとしたが応答しない
そして格納庫から通信がはいり
「大変だ、捕虜が脱走してストライクで」
「何をやってるんだ、ハッチを閉めろ」
間に合わずにストライクは発進した
「㈱もやしだ!やめさせないと」
俺が急いで格納庫まで向かう
その途中俺の無線に通信が入る
「お前はそこで見てろ」
もやしがきつい声でそういった
「駄目だ、㈱もやし!戻れ」
「戻ったところでどうなる?一緒にやられましょうってか?」
「でも俺は・・・」
「安心しろ、俺は生きて戻る 絶対にだ
そういやフォンブラウンにいいケーキ屋があるんだ、この戦いが終わったら一緒に行こうぜ」
「ああ・・・発進まで残り時間はわずかだ それまでに戻ってこい」

「さて・・・ここから先は一歩も通さないゼェ!」
㈱もやしがジムを次から次へと撃破する
ジムの後続には見慣れない機体があった
「こいつ・・・聞いたことがあるぞ、ストライクの量産型
ストライクダガー」
ストライクダガーがビームサーベルを構えて突進する
振り下ろされたビームサーベルと宙返りで回避しポケットに入ったアーマーシュナイダーを取り出し
コクピットに向かってクナイのように投げつける
「うわああああ」
ストライクダガーは爆発
「廉価版がオリジナルに勝てるわけねぇんだよ」
しかし次から次へと現れるストライクダガーに少々苦戦していた

「ストライク、活動限界まで10分切りました・・・」
「アムロ機、現場に到着、㈱もやし機を援護開始」
「ミネルバ、射出まで後3分です」
オペレーターが次から次へと報告する
俺は見てるしかないのか・・・仲間のピンチを

「っく!」
ストライクの右腕はストライクダガーのビームサーベル一閃で切り落とされた
すかさずストライクダガーが両腕で前に向かって突き刺すモーションを構えコクピット目がけて突き刺そうとするが・・・
ビームスプレーガンがストライクダガーのコクピットを貫き撃破
「ぼさっとしているな、次が来るぞ」
ジムはストライクダガーに遥かに劣ってるはずだがそれを全く感じさせなかった
これが連邦最強のニュータイプ・・・
片腕のストライクダガーがビームサーベルを抜き、さらに突出する
「迂闊だ、前に出過ぎだ」
アムロがバックアップに入る
「あれは・・・」
そこには4本足のMAが立っていた
4本足の馬みたいな下半身にMSのような胴体
神話に出てくるケンタウロスのような姿だった
「データで見たことがある、連邦軍のMAゲルズゲーだ」
アムロが冷静に言うがそれを聞かずに㈱もやしが空中で宙返りし突進する
「見たところ近接戦闘用の武装はない、懐に入ればこっちの物!」
「待て!」
アムロが止めるが無視し間合いまではいりビームサーベルを突き刺す
「・・・っ!」
ビームサーベルは何か見えない壁のようなもので受け止められる
「奴は陽電子リフレクタを搭載している、その程度のビーム兵器じゃびくともしないぞ」
滞空しているストライクの左足にビーム砲を撃ち込みストライクが地面に叩きつけられる
「うわああ!」

「ストライク、損害甚大、MA尚も接近」
「発射まで後どのくらいだ?」
「1分です」
「間に合わない・・・」

「これまでか・・・」
ストライクダガーに足止めを食らってるアムロが諦めかけていたがもやしが言う
「おい、ジムのパイロット 聞こえているな?」
「ああ」
「ストライクは片足片腕失ってる状態だが、かろうじて飛べる・・・後は、任せたぞ」
「おい、どうする気だ」

「発射まで45秒、MAの射程距離まであと少し もう無理です艦長!」
「弱音を吐くな!」

「間に合えええええええ」
ストライクが最後のENをフルに使いゲルズゲーを追う

「MA、射程距離に到達…え?・・・」
ゲルズゲーの背後からストライクが片腕でがっちりしがみついた
「何をする気だ?あいつ」

㈱もやしから通信が入る
「ありがとな・・・」
「え?」
「俺を仲間なんて言ってくれたのはあんたくらいだぜ」
㈱もやしはそれだけ言ってストライクを自爆させた
ゲルズゲー撃墜とはいかなかっがパイロットは混乱して、その間にミネルバは無事発進した
「㈱もやしいいいいいい!」

次回は泣いても笑ってもジオンスピリッツ完結!
最後の力 宇宙編をお楽しみください