プロローグ


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プロローグ

俺はラテールの神、そう呼ばれている。T県のK中学の3年生にして、成績優秀、スポーツ万能、そして自分で言うのもおこがましいが人望も厚い、方だと思っている。
まあ、女の子にもモテモテな訳なんだが、俺を妬む奴等が居る。

種アンチ。

奴等とも戦う、俺の日常の生活を見てくれ!

「ラスト1球!」
県大会を前に部員みんなが張り切っている夏、俺にとっても大切な夏。
今日、最後の球を投げ込んだ。
「うわぁ、速え!」
キャッチャーがボールをこぼす。
スピードガンを構えてた部員が呆然としながら口にする。
「150キロ・・・」
「マジで? そりゃ捕れるわけないよ」
よし、今年一番のストレートだ。
でも、スポーツ推薦ではなく、一般入試で商業高校を受けるから、この夏の大会を終えて勉強に励みたいのだ。
「よし、もう日も沈んだしこの辺で切り上げよう」
部員が片付けを始める。
顧問のセンセは全く野球を知らないため、実は俺が監督代行もやっているのだ。
「ラテールの神先輩、ちょっとスイング見てくれませんか?」
後輩が一斉に集まり、色んな事を頼んではくるが、残念ながら全部には応じることができない。
「すまん、今日用事があるんだ、お前見てやってくれ。」
そう言ってグラウンドを後にすると、可愛い後輩達が「ええ!」とか「そんな」といい不満そうな顔になっていた。

こうして、俺の中学最後の夏が始まった。