ラテラテ澤井伝


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風が少女の髪をなびかせる。
ロングヘアーで繊細な雰囲気の美少女、桜木華音には悩みがあった。
それは…顔が違法で、保健室登校で性格が歪んでいる、ハヤブチシンヤと言うクラスメートの男にストーカーされている事だった。
華音の性格からして、彼に面と向かって嫌い、苦手だと言える筈がない、そんな事をすれば、素直になれないけど本当は俺が好きなんだ!俺に惚れている!
と勘違いするだろう。
華音は今日もまた、遭遇するかもしれないストーカーに恐怖を感じていた。

 

華音の親友、雨宮菜月は、親友のためにハヤブチシンヤへの対策を考えていた。
ネットで情報は存在しないと思うが、一応パソコンでシンヤの事を検索していた。
すると、ラテールの神と言うキーワードと共に、あるページを見つけた。
(このページは…?)
そのページは、まともな人間なら嫌悪感を感じる内容で、華音とは恋人同士だと歪んだ情報が書き込まれていた。
コメントの内容から察するに、彼がハヤブチシンヤである確率は高かった…
更に、普段カツアゲされているのに、その情報を逆に自分がカツアゲしたかのように語っていて、真実の大半が捻じ曲げられている。
自分がモテモテで、文武両道の万能人間だと、理想の自分をブログで描いていた。
華音が見てしまったら。
『ああ…暑苦しいなー…おーい…出して下さいよ…ここから出して下さいよー!』
と言って発狂しかねない程おぞましい文章。
真実の自分から逃げるように…きっとシンヤにラーの鏡を見せたら、真実に耐え切れず即死するだろう。
菜月はその腐ったページに嫌悪感を覚え、シンヤに対する対策を考えていた。
ブログでは自分がヒーローだと思ってる危ない男…それを放置するわけにはいかない…
(こうなったら…ボクが動くしかないね…どんな手段を使っても…)

 

夜7時、ハヤブチ家…シンヤの部屋。
そこにはイカ臭い嫌な臭いがするティッシュや、彼の書いたロボットのような物体の絵が広がっていた。
「俺は最強なんだよ!どかたねアンチども!今から俺の強さを見せてやる!」
ブログに俺様最強な、嘘八百の武勇伝を描こうとした時、彼の携帯に電話が来た、非通知ではないようだ。
シンヤは警戒もせず電話に出た、この出来事が彼の人生を大きく変える事になるとは知らずに…
「へーい、シンヤだけど」
すると電話から、醜いシンヤの声とは対照的な、透き通るような可愛らしい声が聞こえてきた。
『あ…もしもし…ハヤブチ君…だよね?前から好きだったの!今から告白したいから…K公園に来て…待ってるから…』
女だ!シンヤはそう確信すると、一気にテンションが高まった、まるでゲージを全て破壊するかのように!
それだけ伝え、電話は途切れた。
「うおおおおお!行くぜ行くぜ行くぜ!女は俺のもん!華音とは二股でも許してくれるだろう!待っててくれ!愛しの美少女!」
そう言い、シンヤはセンスのない格好で家から飛び出した!勢いだけは凄いが、スピードはすさまじく遅く、場合によっては100Mを24時間で走りそうな程。
シンヤはあまりにも自分が遅い事に気づき、自転車で飛び出す。

 

夜のK公園の中、眼鏡をかけ、ロングヘアーの可愛らしい雰囲気の少女がそこにいた。
少女は何故かウェイトレス服を着ていた、白を基調とした可愛らしいウェイトレス姿。
右手を後ろに回し、何かを隠してる様子が見える。
少し童顔気味だが愛らしい顔、引き締まったスレンダーな体格は、シンヤにとってごちそうのような物だった。
まるで空腹の猿にとってのバナナのように。
キラキラと光る瞳、それがシンヤのときめきを加速させる。
「シンヤ君…来て…待ってたよ…」
「ゴクッ…」
(あ…案外いいじゃないか…可愛い…俺の今までの行いが良いから…神様がご褒美をくれたんだ…)
少女はシンヤに甘い声をかける、シンヤはリミッターがはち切れ!某3世のダイブのポーズで少女に襲いかかる!
「い!いただきまーす!」
少女は隠していた右手を素早く取り出し、そのままシンヤのみぞおちをしゃもじで殴り、抉る!
シンヤの貧弱な体格ならすぐに気絶するだろうから、気絶しない程度に手加減して。
シンヤの意識は飛びそうになり、口に胃液と血がこみ上げてくるのを感じていた。
ギリギリ気絶しない威力に抑えられている。
少女のロングヘアーが地面に落ち、その下からショートヘアの髪が現れる。
ロングヘアーはカツラだった。
少女は眼鏡を外した。
少女の正体は、雨宮菜月だった、桜木華音の親友の。
「あ!?雨宮!?何故ここに!?何故俺の番号を!?」
菜月は冷たい声で言う。
「君の事好きになる人なんているわけないじゃん♪君を釣るためのウソだよ?ボクに釣られてみる?
電話番号は悪いと思うけど、保健室で寝てる時こっそり確認させてもらったよ」
「あ…雨宮ぁ!」
シンヤがそう叫んだ、憎しみを込めて。
だが、菜月は気にしてない様子で言う。
「だったら自分の行動見つめなおしてみてよ!ボクだってこれぐらいじゃまだ足りないよ!
ストーカーされてる人の気持ちってわかんないかなー…?ボクだって優しくないけど、人騙したら罪悪感感じるよ、でも、罪悪感すらないんだから、君の行動は人間じゃないんだよ…
華音の性格からして、君に近寄らないでなんて言えないだろうから…ボクがかわりに言ってあげる…
ストーカーの君のせいで華音が迷惑してるんだよ!この口先だけのネット弁慶!華音が迷惑かかるに決まってんじゃん!現実見なよ!
ネットで理想の自分ばっかり書いて…現実を見つめない小物が!一生華音に近寄らないで!」
菜月が自分の感情を全てぶつけた。
シンヤの弱い心は、それによって砕けそうになっていた。
「ウソダ…ウソダドンドコドーン!」
シンヤは叫んだ!
シンヤは『嘘だそんな事』と言ったつもりだろうが、精神的ショックで呂律が回っていなかった。
そんなシンヤの頭に渾身の力を込めたしゃもじが炸裂する!その痛みは、華音が今まで受けた痛みと、菜月の怒りが込められているかのようだった。
シンヤの頭が揺さぶられ、シンヤは意識を失う
シンヤは地面に崩れ落ちた。
ポケットから一枚のカードが落ちる、そのカードには『早すぎた埋葬』と書いてあって、一人の男が腕と頭だけを出して、埋められているイラストが描かれていた。
「そっか、カード好きならそれと同じ姿にしてあげるのも優しさだよね、ゴースコッパー!」
菜月はどこからか名前をつけた巨大スコップを取り出し、それで地面を掘り、シンヤを頭と腕だけ出したポーズにして、土に埋める。
一応死なないようにと言う、菜月の優しさだ。
菜月の顔は清々しかった。
「さて…これで邪魔者に対する対処は出来たし、華音とボクのラブラブタイムも近いかな?楽しみだなー」
空の上の星空は、菜月を祝福するかのように輝いていた。

 

 

 


シンヤの意識が覚醒する、菜月に倒され、手と頭だけ出したポーズで埋められているシンヤの前に、一人の男が現れた。
シンヤを見下すポーズで睨みつける。
「に…兄ちゃん…!」
シンヤは意外な人物の登場に驚愕した。
その男は、シンヤの兄、タクヤだった。
タクヤは歪んだ笑みを浮かべながら、こう言う。
「お前、俺の成績表と本名晒した上に、カードゲームで負けて小学生蹴ったんだってな…
罰としてお前のカードは全部没収してやったぞ
シンヤ!俺の名を言ってみろー!」
「タ…タクヤー!」
タクヤはシンヤの頭を踏みつける力を強くする!全力で、空っぽの頭が粉々に割れそうな程。
タクヤは更に冷たい声で言う。
「タクヤだとー!?」
更に力を強くする!砂の味、鉄の味がシンヤの口の中に広がる。
まるで今までの罪を償わせるかのように。
「た…タクヤ様ー!」
シンヤがそう叫ぶと、タクヤは踏みつけた足を放してやる、満足そうに笑って…
シンヤは恐怖で震えていた。
「それで反省したか…一生俺の名を恐れるんだ!」
タクヤが声高々に叫ぶ、今までの恨みを晴らした事で、彼は満足していた。
「あ…ああ…」
シンヤは恐怖で声も出なかった。
「お前はその早すぎた埋葬のイラストと同じように!埋まってるがいい!ははははは!」
シンヤはタクヤの名を、生涯恐れる事になるだろう…
テレビを見て、キムタクの名前が出てきても、それを恐れるぐらい。


こうして、華音とタクヤの平和は守られたのだ。

 

 

 

 

 

 

消されたから再アップしたよ、それと、誤字とか疑問点とか少し改善しといた、新しいネタ入れようと思ったけど…あんま意味ないからやめた。
タイトルは糸屑の誤字から拝借しました。
しっかしw小説消すなんて糸屑はやっぱり屑でしたなw自業自得なのにw
カーレンジャーのボーゾックのごとく小学生からやり直すのをおススメする。
ボーゾックと違って糸屑には愛嬌も人間味もないけどさw

 

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