うう…ん…
午前3時、シンヤはあまりの寝苦しさに目を醒ました。
このところ毎日悪夢を見ているような気がする。
しかし目が醒めた時、シンヤは夢の中身を覚えてはいなかった。
思い出せないくらいだ、どうせ大した夢ではないだろう。それにしても今日も蒸し暑い…。
寝苦しいのは暑さのせいに違いないと判断したシンヤはエアコンの電源を入れる。
みるみるうちに部屋が涼しくなっていく。
しかし、設定温度が低すぎたのであろうか、妙に目が冴えてしまった。
ネットでもするか…
シンヤは新シャアにアクセスする。
午前6時、作品叩きを一通り行ったあと、シンヤは再び眠りについた。
うう…
シンヤは再びうなされる。
「こ…ゃ…い…」
どうやら何者かが遠くから何か呼び掛けているようだ。
何者かは徐々に近づいてくる。
どうやら男、女の二人組のようだ。
男は30、女は40程であろうか。
二人がシンヤの目の前で立ち止まる。
「こっちゃこーい…」
「うわーーー」
シンヤは目を醒ました。
何か悪い夢を見たような気がする。
しかし今日も内容を覚えてはいなかった。
最終更新:2010年08月23日 14:07