機動戦士ガンダム 0081ジオンスピリッツ8話

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「その機体の名は・・・」 「ラテールオブゴッドガンダムだ!」 そのままミネルバに帰還 「どうだった?機体の方は」 コクピットから降りるとモリーゾに声をかけられる 「悪くないが、ハンドルが少し軽すぎます」 「わかった、参考にしよう」 モリーゾがカルテのようなものに何かを書いている どうやらミネルバの修理も一段落、もう飛べるようだ 今回の目的はストライクの奪取 当初の目的は達成したので俺達はアフリカの基地へと帰還することとなった 俺が部屋に戻ろうとしたらドアの前にリュミエールが居た 「ありがとう…」 それだけ言い残してどこかへ去った 俺にはその言葉の意味が理解できなかったが おっとそうだ 俺は㈱もやしの事を思い出し、独房へと向かった 「ご苦労」 俺が警備の兵に言うと、独房の前にいる警備の兵は気をつかいその場から離れる 俺は独房の鍵をあけ、中へと入る 「あんたか・・・」 ㈱もやしが元気のない声で言う ㈱もやしはご飯に全く手をつけてなくベットに横たわっていた 「なぁ、聞かせてくれないか?お前が何故生きているのか」 俺が聞くともやしが起き上がり答える 「俺の機体は爆散し俺は機体から投げ出された その時俺は死んだかと思った だが、偶然にも俺は機体の破片の上に飛ばされ破片が排熱版がわりとなり、生き延びた その後はパラシュートで無事地上に」 「なら何で連邦なんかに、連邦なんかに加担したんだ!」 俺がもやしの両肩をつかみ、揺らし質問した 「行く宛もなかった俺を連邦の士官が拾ってくれた、それだけの事」 それを告げ少しのあいだ沈黙した 「すまない・・・」 小声で㈱もやしが言った 多分何の連絡もくれなかった事、俺達の命を狙ったことに対する謝罪だと思う 「でも・・・お前はジオンの軍服を来てたよな?」 「服は大気圏で燃え尽きた、俺はその時シャツ一丁だった」 俺はなるほどと納得する 「この艦は何処に向かうんだ?」 「アフリカの基地へ帰るところさ」 俺が言うと不思議そうな顔をし㈱もやしが聞き返す 「敵である俺にそんな事を言って大丈夫なのか?」 「敵?お前は俺の仲間だよ、生きていてくれて何より感謝している」 ㈱もやしが嬉しそうな顔をし、またベットに横たわる 「変わってないな」 それだけ言って沈黙した 俺はじゃあなと言って独房を後にする すると警備兵に呼び止められる 「艦長が呼んでます、すぐにブリッジまで上がってください」 「わかった、でもわざわざ待たずとも無線で呼んでくれても良かったのに」 俺が言うと警備兵は不思議そうな顔をし 「それが・・・先ほどから無線の調子が悪くて機能しないみたいで・・・」 結構引っかかったが俺の無線が故障したのだろう また見てもらおう 俺がブリッジに上がると艦長がかんかんに怒っていた 「遅い!無線は通じないし何をやっていたんだ!」 「すみません・・・」 「で、呼び止めたのは他でもない、メキシコの南部で戦闘らしき物を発見した」 メキシコで戦闘?この辺り一帯は連邦の勢力圏のはずだ 「何処の部隊が・・・」 「わからん。だが味方の可能性が高い、なら見過ごすわけには行かない」 そして俺達は戦闘中の場所へと向かった 罠の可能性もあるが、仕方ないだろう 現場につくと数機のジムがジムの大部隊に取り囲まれていた 「何だ何だ?仲間割れか?」 オペレーターが口をこぼす 「どう見る?大尉」 艦長が横目でこちらをちらっと見て質問する 「機体はジムでも我軍が奪取したMSの可能性もある、一度呼びかけてみては?」 俺が提案すると艦長がわかったと答え通信する 「ジムのパイロット、状況を説明してもらえるか?」 するとジムのパイロットが応答する 「俺達は腐敗した連邦政府がいやで脱走してきた、状況は見てのとおりだ」 「了解した、我が艦はそちらを援護する」 艦長が答えるとジムのパイロットも助かると言った 「艦長、罠の可能性も考えられます」 俺の発言を無視し艦長が告げる 「機体を発進させろ、モリーゾ中佐 指揮は任せる」 しかしジムのパイロットは次から次へと大部隊のジムをなぎ倒し、かなりの手練だった 敵を殲滅し、一段落した 「援護感謝する、申し遅れた 俺は元連邦のパイロットのアムロ・レイだ」 アムロ・レイ 聞いたことがある連邦の白い悪魔・・・ でもさっきの動きを見た限りじゃとても嘘とは思えなかった 他の兵士も名乗り、ミネルバにジムを収納した 俺はMSデッキに行き、アムロの案内を任された 「ほう、ガンダムか 懐かしい機体だ」 ストライクを見たアムロが呟く 「アムロさんもガンダムに乗られてたんですよね?」 「昔の話さ、しかしジオンがガンダムを作っていたとは驚いたな」 「あの自転車は何だ?」 アムロがラテールバイシクルを指差し少々驚いた口調で質問してくる 「あれは、ラテールバイシクル 俺の機体だ」 「ジオンは自転車までも兵器にしているのか?!切羽詰っているとは聞いていたがここまでとはな」 アムロを艦長室に案内し、艦長はご苦労と言って俺に下がってくれと言った あれが連邦の白い悪魔のアムロレイ・・・想像とは少し違うがあれが加わったら百人力だ つづく

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