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 なんか電波受信したのでSS書いてみた
 
 ラテールの糸甲 9月18日事件
 
 2010年9月18日土曜日。
 その日は多くの人にとっては休日であり、一部の人にとっては登校日であり出勤日である。
 尤も信也は毎日が日曜日なので休日も何もないのだが。
 同時に国民的RPGシリーズの新作発売日でもあり、有名ロボットアニメの映画公開日、そして、ゲーム展示会におけるある新作ゲームの発表イベントが開催される日であり、これが信也が今一番注目している事であった。
 「『ザ・ラテドルマスター2』かぁ…」
 『ザ・ラテドルマスター』とは信也がはまっているゲームの一つで、
 モリーゾ、汁婆、ラテ、ガルドス、福田、嫁、の中から好きなキャラクターを
 選んでプロデュースするシミュレーションゲームである。
 ファイル共有ソフトでこのゲームを手に入れた信也は一通りキャラを攻略していたが、これらのキャラクターよりも拡張パック(1本1000ゲイツ)の登場キャラクター、華音に入れ込んでいた。
 「華音ならティッシュ3箱は逝ける(キリッ」
 同級生や担任教師にそう豪語して止まない信也であったが、今回その続編である『ザ・ラテドルマスター2』の発売を聞いた時は狂喜乱舞したのは言うまでも無い。
 大手掲示板での情報集め(最近のゲーム雑誌はカバーがかかっているので立ち読みができない)により、
 彼はまだ正確な情報が入っていないのにも関わらず華音が本編に登場すると確信した。
 「リアルなグラフィックの華音が見れる…本編に登場するから他のキャラとユニットを組めるぞ。最初はモリーゾ、ラテと組ませて…ぐへへ」
 想像しただけで信也は興奮が止まらなくなり、とりあえず一回ジェネシスを発射しようとティッシュ箱に手を伸ばした時、
 床に転がった目覚まし時計が目に入った。
 「そういえば動画投稿サイトでイベントの生放送をやるって言ってたな。
 明日は休みだし(信也は毎日が休日です)ちょっと見てやろう。早く華音に逢いたいしな(^q^)」
 そう思った信也はさっきまで荒らしていた某アニメの主人公&ヒロインスレのウィンドウを消すと新しいウィンドウを開き、
 動画投稿サイトのアドレスをキーボードで一文字ずつ入力すると(ブックマークなどという代物はパソコンを使いこなせない○アンチのためのツールであって、それに頼らない自分はスーパーハッカーに匹敵すると信也は思っている)
 動画投稿サイトのトップページがパソコン画面に現れた。
 イベント生放送のページに入ると、会場はすでに盛り上がりを見せており、舞台の上では開発スタッフの一人、竹Pが満面の笑みを浮かべて観客に向けて話していた。
 「この度は『ザ・ラテドルマスター2』320プロ2010年度決起集会にお集まりいただき真にありがとうございます。
 これからみなさんに向けてサプライズな発表がありますのでどうぞご覧下さい!」
 竹Pがスクリーンを指差すと画面が変わり、一人の男のシルエットが浮かび上がった。
 プレイヤーの所属する320プロのライバル、670プロの社長ムネオ・ロアノークだ。
 「本日は、会場の皆様に是非見ていただきたいVTRがございます。それは、私が手塩にかけて育て上げた史上最高のユニット、
 『Venus』(ヴィーナス)のVTRです!では早速だがメンバーの諸君、会場の皆様に挨拶をしてくれ給え」
 再びスクリーンの映像が切り替わる。
 その瞬間信也は飲んでいたコーラを思いっきりパソコンにぶちまけた。
 なぜならそこには信也にとってはありえない物が映っていたからである。
 「何故だ…何故なんだ…華音がいないのに、何でこいつらがここにいるんだよぉ!」
 ブラウン管の中で男といちゃつくクソアマ、どこがいいのか分からないババア、そして信也にとって
 最凶最悪の天敵(一応おかずリストには入っているのだが)
 彼女たちの澄んだ歌声が会場に響き渡る。そして軽快かつ洗練されたダンス。さらに何よりも
 既存のキャラクターには無い美しさがギャラリーを圧倒する。
 目を血走らせながら画面を凝視する信也の前で歌は終わり、会場はまるで宇宙空間のような静寂に
 包まれていた。
 「どうだったかな?私の女神たちは。ティファ・アディール、マリナ・イスマイール、雨宮菜月、
 3人の女神が造る史上最高のユニット『Venus』は!320プロの諸君、君たちは必ず彼女たちの魅力を知る事になるだろう。これは宣戦布告だ、320プロに入社するか考え直した方がいいぞ。ハーッハッハッハ」
 スクリーンからムネオの姿が消え会場に明かりが戻る。再び竹Pが舞台の中央に立った。
 「いかがでしたでしょうか、強力なライバル出現です!我々320プロも負けてはいません。この度我々は
 強力な新ユニット、『卒塔婆小町』を結成しました!」
 「やったぁ!これで勝つる!」
 パソコンの前で信也は立ち上がりガッツポーズを取った。そうだ、やはり勝機はこちら側にある。奴らは所詮かませにしかならない。そう思っていた信也に悲劇が襲い掛かるのはその直後であった。
 「『卒塔婆小町』のメンバーはモリーゾ、ラテ、汁婆、福田の4人です。こいつらは特別ユニットなので
 今回プロデュースは出来ません!」
 「ウゾダドンドコドーン!」
 言語にならない雄叫びを上げる信也。さらに追い討ちをかける竹Pの一言がついにとどめとなった。
 「だからプロデュース出来るのはこの4人以外ですね。ちなみにこれは『ザ・ラテドルマスター』本編の正統な続編なので外伝や拡張パックのキャラは出ません!」
 最後の言葉が信也の数少ない脳細胞で認識された時、信也の何かが音を立てて壊れた。
 「嘘だ、これは全部夢なんだ。全部○アンチの陰謀だ…」
 信也は以前某巨大掲示板の『失敗スレ』の○アンチを論破した時、「俺には華音がいるからな」
 と書き込んだ際○アンチは「脳内彼女乙」といっていたのを思い出した。
 そうだ、これは華音を脳内彼女に貶めるため○アンチが仕組んだ陰謀だ。そう結論付けた信也は巨大掲示板の『癌細胞スレ』を開くと○アンチへの報復を開始しようとした。しかし。
 「あれ…キーボードが反応しない。何でだあっ」
 よくみるとキーボードはべとつく液体で濡れていた。先ほど信也が噴出したコーラがもろにキーボードに
 かかってその結果故障したのである。
 信也はしばらく生気の無い目でパソコン画面を見つめていた。しばらくすると彼は立ち上がりふらふらと
 窓に近づいていった。そして窓を開けると目をかっと見開き大声で叫んだ。
 「○アンチの馬鹿やろおおおおおおおお!」
 五月蝿い!何時だと思ってるんだ!どこからか聞こえてきた怒声も信也の耳には届いていなかった。
 放心状態となった信也を満月が青白い光で照らしていた。
 
 前の癌スレで出たゲームネタと自分の妄想でSS書いてみた。
 長文スマソ。
 
 
 >勝手に転載させていただきました
 >問題があれば消していただいてかまいません
 - ラテ…お前にはマイクロウェーブ照射せん!  -- D.O.M.E.  (2010-10-11 02:26:58)
 - ラテ、毎日私で抜いてるんだろ?  -- 汁婆  (2010-10-20 12:49:31)
+- >D.O.M.E.さん落ち着いて。むしろリフレクターの無いラテにMW照射して葬ってやるのが優しさと言うもの。  -- 名無しさん  (2011-06-10 11:11:58)
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